インターンシップ・仕事体験の選び方と応募方法

インターンシップ・仕事体験参加のためには、アンテナを張って情報をキャッチし、フットワークよく行動することが大切です。
この項目では、インターンシップ・仕事体験が行われる業界や企業の選び方、参加するプログラムを選ぶ時期について、参加するまでのプロセス、学校を通して応募するプログラムの紹介、複数のプログラムに参加する方法などを説明します。

業界や企業を選ぶ

まずは1社、興味のあるプログラムに参加してみる

少しでも興味のある業界があれば、まずは1社でも、インターンシップ・仕事体験に参加してみましょう。そこで興味が増すようであれば、さらに複数社のプログラムに参加します。そこから徐々に志望企業を探っていくのがおすすめです。あまり最初から業界を絞らないようにしましょう。就活前の準備期間に視野を狭くしてしまうと、他の可能性を自ら潰してしまうことになるからです。
志望の職種はあっても、業界のイメージがつかめない場合は、その職種を柱に別の業界のインターンシップ・仕事体験に応募し、幅広い経験を得ることをおすすめします。

志望の業種・職種が決まっていない方は自己分析ツールを使ってみよう!

業界・職種ともに明確な考えがない場合は、適職診断や自己分析を行い、その結果を参考にインターンシップ・仕事体験先を決めましょう。

情報の集め方

大半の学生が、マイナビをはじめとした「就職情報サイト」からインターンシップ・仕事体験情報を集めています。「就職情報サイト」は情報も新しく、掲載数も多いため、自分の志望に合ったプログラムを探しやすいのが利点です。「企業のホームページ」は掲載している情報が限られているため、志望企業が決まっている場合には、シンプルで分かりやすいのが利点です。まずは、マイナビを使って広く業界・企業を検討しながら、気になる企業があれば「検討リスト」の機能を使ってリストアップしていきましょう。また、志望度の高い企業については、企業ごとにホームページをチェックしてみるとよいでしょう。

インターンシップ・仕事体験先を探すときの注意点

夏期休暇や冬期休暇など学生の長期休暇中は多くの企業でインターンシップ・仕事体験が開催されています。 学生の長期休暇中は、1週間以上の日程で組まれたプログラムも多く、実施日が重なっている場合もあります。スケジュールを事前によく確認することが大切です。ただし、人気企業のインターンシップ・仕事体験は選考がある場合も多く 、必ず参加できるとは限りません。そうした点も考慮して、計画的に応募先を選びましょう。

また、インターンシップ・仕事体験のプログラムにはいくつかのパターンがあります。以下が代表的なものです。

  • 社員が行っている実務に近い作業などを行う「実践型」
  • 関連業務をテーマにしたグループワークなどを行う「課題突破型」
  • 職場見学を中心に簡単な作業を体験する「業務体験型」

インターンシップ・仕事体験を探すときは、自分が参加したいのはどのタイプなのか、そのプログラムは時間や体力に見合った内容なのかも考えることが大切です。。

参加するプログラムを探す時期

人気の高いインターンシップ・仕事体験へ参加するためには、早めに対策をスタートする必要があります。実施時期の2~3カ月前までには、マイナビにインターンシップ・仕事体験情報や、企業からの告知が掲載されるため、機会を逃さないように準備しておきましょう。

エントリーの締め切りは、多くの場合、インターンシップ・仕事体験実施の1カ月ほど前になります。夏のインターンシップ・仕事体験は6~7月頃、秋は9~10月頃、冬は12~1月頃が応募のピークとなりますが、早めに締め切りを設定しているケースもあるので、こまめにチェックして取りこぼしのないようにしましょう。

参加までのプロセス

インターンシップ・仕事体験への参加を決意しても、参加までのプロセスがイメージできないと、行動を起こしにくいものです。そこで、ある学生の例(金融業界を志望する学生のメモ)を元に、インターンシップ・仕事体験との出合いから参加までを時系列に沿って確認してみましょう。

参加する3カ月前

マイナビに会員登録。インターンシップ・仕事体験検索で興味のある企業の情報を収集。企業や仕事への興味が広がる。企業からの「お誘いメール」やインターンシップ・仕事体験合同説明会への開催予告DMが届く。

参加する2カ月前

インターンシップ・仕事体験説明会の情報を入手し参加。 業界や企業・仕事への興味や理解を深める。

参加する1カ月前

選考のある企業も複数あり書類やWEB申込を提出。 提出から数日後、合格通知が届く。

金融業界2社のインターンシップ・仕事体験に参加。

実務やグループワーク型の仕事体験を通して自身の価値観や思考を明確化。

学校で応募するインターンシップ・仕事体験との違い

学校で応募できるインターンシップ・仕事体験は、長期の実践型プログラムが多い傾向にあります。そのため、学校によってはインターンシップ・仕事体験参加で単位認定を受けられる場合もあります。

一方、マイナビなどの就職情報サイトは、幅広くインターンシップ・仕事体験プログラムを探すことはできますが、これによって単位認定をされることはごく稀です。そのため学校を通じて応募するプログラムの情報も合わせて、しっかりと入手するようにしましょう。まずは、学校のキャリアセンター(就職課)を訪ね、目的に応じた情報やアドバイスを求めることをおすすめします。

複数のプログラムに参加するには

複数のプログラムに応募しても問題はありません。ただし選考が行われる場合、募集人数の関係上、通常、どの企業でも就活の本選考より応募倍率が高くなる傾向にあります。つまり人気企業のインターンシップ・仕事体験選考は狭き門となるため、基本的には、複数の企業にエントリーする準備を並行して進めましょう。例えば3社くらいのインターンシップ・仕事体験に参加しようと思った場合、10社程度はエントリーしておくことをおすすめします。

学生の段階で社会経験を積むのがインターンシップ・仕事体験の目的と考えれば、重要なのは体験先の企業名ではなく、プログラム内容にほかなりません。マイナビでは実施日数、開催地域、体験分野などさまざまな条件を掛け合わせてインターンシップ・仕事体験の実施企業を検索できるので、自分に合ったプログラムを探してみましょう。

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