- トップ
- 就活支援
- インターンシップ・仕事体験の基礎知識
- インターンシップ・仕事体験の選考の流れと準備
インターンシップ・仕事体験の選考の流れと準備
インターンシップ・仕事体験に参加するために、企業に応募して、選考を受ける場合は事前にしっかりと必要な条件を確認しないといけません。
この項目では、インターンシップ・仕事体験の応募期間と締切り、応募書類の用意、企業とのメール連絡、選考の形式と内容、選考におけるポイントといった選考において、やるべき行動を順番に整理していきます。
応募期間と締め切り
通常、各企業ともインターンシップ・仕事体験実施の1カ月ほど前に応募の締め切りを設けています。夏のインターンシップ・仕事体験の場合は、6月第1週ごろを応募締め切りに設定している企業も少なくないので注意しましょう。
秋・冬開催の場合も1カ月前が基本ですが、短期日程が多いこともあり、不定期で実施される可能性も否定できません。マイナビではインターンシップ・仕事体験情報を都度、更新しているので、開催時期や目的に合わせて、ぜひ活用してください。
応募書類を用意する
アルバイトでの応募を除けば、「企業に履歴書などの書類を提出するのはインターンシップ・仕事体験が初めて」という方がほとんどではないでしょうか。
社会人としての経験をさせてもらう以上、失礼のない形式で整えるのが最低限のマナーです。基本的な書式ルールに則って記載するように心がけてください。マイナビではエントリーシートの書き方を学ぶコンテンツも用意しているので、ぜひ参考にしてみましょう。
企業とのメール連絡について
インターンシップ・仕事体験の実施に当たり、企業の担当社員は通常の業務に加えて、学生から送られてくるたくさんのメールに対応します。そのため、企業あてに送るメールは、丁寧かつ簡潔な文面が原則です。本文は過度にへりくだらず、どんな用件かすぐに分かるものが好印象を与えます。最低限のマナーを意識しつつ、できるだけシンプルな内容を心がけましょう。
見落としがちな注意点
- スマホアドレスではなく、できるだけPCアドレスを使用する。
- 件名で用件を明らかにする(「貴社インターンシップにつきまして」など)。
- 企業や部署など組織は「御中」、個人名は「様」をつける。
選考の形式と内容
面接には個人面接と集団面接の2種類がある
面接は、1人の学生に対して1~3人の面接官によって進められる個人面接のほか、複数の学生と一緒に面接を受ける集団面接があります。
面接時の質問は、エントリーシートの内容を確認することが多いので、自分が何を書いたのか、直前にエントリーシートを見直しておきましょう。
また、自己PRを求められることも多いため、事前にしっかりと自己分析を行い、長所と短所を整理しておくことが必要です。さらに、インターンシップ・仕事体験に参加することで「何を得たいのか」ということを、具体的に説明できるようにしましょう。面接のポイントは、やる気と目的意識を伝えることです。
面接での服装
清潔感があり、きちんとして見える点において、スーツ着用が基本です。色は、落ち着いた紺、グレー、黒が一般的です。
靴下は面接官からよく見える部分なので、油断は禁物です。黒か濃紺の無地が基本です。
ストッキングを履く場合は自分の肌の色に近いナチュラルカラーを選びましょう。パンプスもヒールがあまり高くないものを選ぶとよいでしょう。
グループワーク(グループディスカッション)とは
企業によってはインターンシップ・仕事体験の選考としてグループワーク(グループディスカッション)を行う場合があります。 これは、新事業の企画や、クライアントの課題解決、時事に絡めたものなど「端的な正解のないテーマ」を元に、4~8人のグループで討議し、結論を導き出すものです。
グループ内で話し合いを進める過程で、各々がどのような役割を果たし、チームに貢献していたのかを企業がチェックします。制限時間内に、グループとしての結論をまとめなければならないため、まず初めに、何にどのくらいの時間を割くか、時間配分を決めておくとスムーズです。
グループワークの選考では「チーム全員が受かる、あるいは全員が落ちる」という一蓮托生のパターンが少なくありません。面接官に「それぞれが協力して知恵を出し合った」という印象を残すことができれば成功です。
選考におけるポイント
有名企業、大手企業のインターンシップ・仕事体験では、受け入れ人数の関係上、書類選考(エントリーシート)や面接、グループワークなど、何かしらの選考が設けられているケースが多いです。エントリーシート、面接などの選考を通して、人事担当者がチェックするポイントは大きく分けて以下の3つです
- 日常生活や、学校(ゼミや研究室のテーマ)での活動を通して、実習に必要な知識、技能を有しているか?
- 志望動機が明確で、高い目的意識を持って応募しているか?
- 自己分析を通して自分の強みを理解し、その強みを生かしてグループワークに取り組んだ経験があるか、もしくは課題突破力を持っているか?
この3つのポイントを軸に、
企業はエントリーシートの記述内容、
面接で直接接した人物像などを含めて総合的に判断をします。