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【東】皆さんこんにちは。本日はアクセンチュア採用説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。本日のセミナーでは、アクセンチュアという会社とエンジニアの仕事について理解を深めていただければと思っております。また、最後に質疑応答の時間を準備しておりますので、チャット欄から質問をご投稿ください。画面上にオレンジ色の出席簿がございますので、そちらのクリックを必ず忘れないようにお願いいたします。
では、私の自己紹介から始めさせていただきます。私はアクセンチュア人事部の東と申しまして、リクルーティングのお仕事を担当させていただいております。専門領域はエンジニアの採用となっております。手前味噌ですが、アクセンチュアの好きなところはチャレンジをする機会がたくさんあり、キャリアの選択肢の幅が広いというところです。ではそんなアクセンチュアについて、本日は私のほうから簡単にご説明をさせていただきます。
アクセンチュアは、テクノロジーの力を活用して未来を実現する総合コンサルティング企業となります。設立から一貫してテクノロジーを活用したコンサルティングを行っており、世界で有名なビジネス雑誌のランキングでは、世界で最も称賛されるITサービス企業第1位に選ばれるなど、ITサービス企業としても非常に高い評価をいただいております。カタカナの会社でございますし、外資系のイメージが強いかと思うんですが、実は日本でも60年以上にわたってお客様を支援しているような企業となっております。
アクセンチュアの目指すところは、「テクノロジーと人間の創意工夫でまだ見ぬ未来を実現する」ということをパーパスとして掲げております。アクセンチュアは世の中の変化を促す存在となることで、お客様や社会のために360度全方位型の価値を創造、提供してまいります。360度全方位型の価値というところを、私達は360度バリューというふうに呼んでおります。企業の財務的なパフォーマンスだけではなく、優れた顧客体験や持続可能性といった多様な価値基準に基づいて、また従業員や地域社会、株主、主要なパートナーなどさまざまなステークホルダーの利益に基づいた多次元的な価値評価をしていくような形で考えております。
ちょっと難しい話をしてしまいましたので、アクセンチュアってどんな会社なんだろうというところも少しかみ砕いてお話をさせていただきます。アクセンチュアは、こちらで記載の通り、年々成長を続けている企業となっております。まずは左のグラフですね、グローバル全体での売り上げがどんどんどんどん高くなっているというところと、日本においても10年連続で2桁成長しているというところを表しております。そしてそれに伴い、日本の社員も非常に増えておりまして、fi 24、フィスカルイヤーと呼ばれるもので会計年度を表しておりますが、5200人だったものが10年行かずに2万2000人までというところで、4倍近くも拡大をしているような状況となります。
では、コンサルティングとはというところで、アクセンチュアの役割をご紹介いたします。提案書を作成してお客様に提出をするということが、コンサルタントの仕事であるというイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、そういったイメージはもう過去のものとなっております。現在のアクセンチュアのコンサルタントの皆様は、従来のアドバイザーとしての役割だけではなく、成果をともに創出するお客様のビジネス・パートナーとしての役割が期待されているというふうにご認識ください。
では、アクセンチュアの事業内容をご紹介させていただきます。アクセンチュアでは、サービス別の専門組織と業界別の専門組織が最適なチームを形成し、お客様のビジネスの変革を支援しております。アクセンチュアには6つのグループがございます。
一つ目、クライアント・グループ。産業・業界のプロフェッショナルとして、主要なお客様の変革を伴走するパートナーです。
二つ目、ビジネスコンサルティング本部。いわゆる戦略コンサルというふうにご認識いただければと思います。経営に近い立場の部分の変革を支援する組織になっております。
三つ目、ソング本部。ちょっと不思議な名前なのでイメージがつかないかと思うんですけれども、顧客体験というところにフォーカスを当てた部門になっております。
四つ目、テクノロジーコンサルティング本部。ITコンサルタントやITエンジニアの方々が在籍をしている組織になります。
五つ目、Operationsコンサルティング本部。お客様の会社の業務を一部切り出して、弊社のほうで代替をするというところをやらせていただいております。
最後、インダストリーX本部。製造業の方々のデジタル変革を支援している組織となっております。このような組織がさまざまに関わり合いながら、お仕事をしているとご認識ください。
また、アクセンチュアでは世界共通のサービス提供体制を敷いておりまして、それによって事例やナレッジを最大限に活用ができるというのも強みとなっております。多種多様なお客様を5つの業界に分けており、上の6つの組織の中に、各専門領域のスペシャリストがコンサルティングからデリバリーをしていくような体制をとらせていただいております。
もう一つアクセンチュアの強みをご紹介させていただきます。戦略から実行までend-to-endで支援ができるような体制となっております。先ほど申し上げました紙書きをしてそれを提案するだけではなくて、それをどのように実現するかというところまでしっかりと見ることができる体制を整えております。さらにもう一つ、アクセンチュアは外資系の企業でもございますので、49カ国200都市以上に広がるグローバルネットワークを持っております。そういったところが強みとなりまして、お客様の課題やプロジェクトのフェーズに応じて、世界中の多様な専門性を持ったメンバーでチームを構成することができるというところをご認識いただければと思います。一部ではございますがこんなことをやっているというところですね、ご紹介できればと思います。もしかしたら本日、東洋大学の方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、下のほうに記載の通り、東洋大学様向けに学生の公式アプリなどを作っているというところもございます。
ではここからは、キャリアについてご紹介をさせていただきます。アクセンチュアでは社員一人ひとりに業務上の上司と呼ばれるスーパーバイザーとは別に、ピープルリードと呼ばれるキャリアを相談できる社員がついております。そういった先輩とともに、社員のキャリアが構築されていくというふうにご認識ください。アクセンチュアには非常に幅広い仕事とキャリアのチャンスがございますので、各社員が自らのキャリアをカスタマイズして構築することがやりやすい制度を整えております。
またアクセンチュアのカルチャーを表す言葉として、「think straight」「talk straight」というものがございます。立場に関わらず、自分の考えを率直に発言することが還元されるアクセンチュアのカルチャーを表す際によく使われる言葉として、皆様もご認識ください。
ここからは、インクルージョン&ダイバーシティについてご説明をさせていただきます。アクセンチュアは、インクルージョン&ダイバーシティを企業戦略・経営戦略として掲げていること、そしてインクルージョンの推進の段階を過ぎ、今ではアクセンチュアで働くすべての人に平等な環境を提供することを目指しております。これはグローバルの社長、ジェリー・スウィートからも言われているものとなっており、全社員が共通をしてコミットをしていくものとして考えております。
この取り組みでは五つの領域を取り組んでおります。特に今回につきましては、障がいをお持ちの方々に対しての支援というところもご説明ができればと思っております。
「PwD Day」というふうに記載がございますが、毎年国連で定められている国際障がい者デーに合わせて、社内でもイベントを実施しております。当事者の方々や、それを使用しているサポートの方々や、ほか、興味のある皆様がアクセンチュアでどういうふうに働いているのかというところや交流を深めております。アクセンチュアでは、非常にさまざまな障がいのある方が働いていらっしゃいます。それをサポートするような支援もたくさん作られております。今回はマイナビ様のほうで字幕のご準備をいただいているので、弊社のほうでは使っていないんですけれども、弊社の中にはですね、聴覚障がいがある方々もいらっしゃいますので、そういった方々に向けた自動翻訳アプリなどの作成も実施しています。それ以外でも手話サークルや、「PwD Network」などさまざまなものがございます。
こちらのスライドでは、雇用実績のある障がいをご紹介させていただいております。弊社では、社員の多様性を促進する取り組みの一つとして、障がい者雇用にも非常に力を入れております。雇用実績といたしましても、身体障がいの方、精神障がいの方、発達障がい、知的障がいとさまざまな障がいのある社員が働き活躍をしていただいております。こちらは、障がいのある社員が安心して働くための支援体制についてのご紹介となっております。
まず、配属先ではスーパーバイザーと呼んでいる業務上の上司がつきますので、日々の業務でわからないことや困ったことがあったときに相談をすることが可能です。また、健康推進室では、産業医や保健師が常駐しておりますので、健康についての相談が可能です。社外カウンセラーはプライベートの悩み事、人間関係、キャリアについてなど、社外の専門機関に無料で相談をいただけるような制度でございます。また、障がいのある社員が安心して働くことができるようにサポートする専門職であるジョブコーチと呼ばれる社員が、弊社には複数名在籍をしております。配属先の管理者に対して、障がいのある社員との関わり方や指導方法の助言をしたり、障がいのある社員本人に対しては、会社生活を行う上での助言や上司、同僚とのコミュニケーションにおいて必要な支援を行ったりしております。
また、障がいのある社員の方々が安心して働くことができるよう、職場環境や配慮の整備も行っております。フレックスタイムや、短日短時間勤務、在宅勤務の制度がございますので、フレキシブルな働き方が可能な会社であるとご認識ください。また、先ほども少しお伝えをさせていただきましたが自動翻訳ツール、弊社ではトランスコミュニケーターというアプリを使っております。こちらは自社開発の製品となりまして、聴覚障がいのある方の社員が情報保障のツールとして社内で利用ができます。こちらはアクセンチュアのYouTubeのチャンネルに紹介動画がアップされておりますので、ぜひお時間がある時に見ていただけると幸いでございます。
ではここからは、アクセンチュアの障がい者採用で行っているエンジニアの採用という点にフォーカスを当ててお話をさせていただきます。エンジニアの仕事内容のご紹介です。エンジニアの役割というところで、エンジニアはテクノロジーコンサルティング本部の各組織をサポートするエンジニアリング集団と記載をさせていただいております。アクセンチュアのテクノロジーコンサルティング本部には大きく3つの組織がございまして、こちらの3つの組織に対して支援を行っているというふうにご認識ください。
もしかすると、エンジニアに対してあまりイメージを持たれてらっしゃらない方もいるかと思いましたので、こちらご紹介ができればと思っております。エンジニアの業務の領域としては、このようなものがございますというところですね、お伝えをさせていただきます。まず一つ目、プロジェクト・マネジメント、いわゆるプロジェクトが正しいスケジュール感で進んでいるかどうかというところを表しているものになり、確認をするような立場のものになります。続いて、エマージングテックセンターオブエクセレンスとありますが、こちらは専門職の方々になり、しっかりとした技術の知識をもとに社員に対してや、お客様に対して技術的な支援を行うような立ち位置のものになります。
エンジニアの方々が主にやっていただいてるのは、下の矢羽で記載がございます。計画から運用保守までとして、皆様ご認識いただければと思っております。どのようにシステムを作っていくか、どのようなスケジュール感でシステムを作っていくのかというところをまず計画の段階で考えてまいります。そして、お客様の業務を分析し、どのようなシステムを作ることによって、お客様がよりよい業務ができるのかというところを考えるのが、業務分析・要件定義というところになってまいります。もしかすると、上流という言葉を聞いたことがあるかもしれないのですが、上流というところで表されているのが、この計画や業務分析・要件定義というところとご認識ください。
そして設計の部分では、どのようにシステムを作っていくかというところを考えてまいります。どのような技術を使って、どんな言語で作っていくかというところを、確認をしてまいります。そして、開発の段階では実際に作っていくというところになります。
設計の部分で作った設計書をもとに、ものを作っていきます。そして作られたものが適切に使えるかどうかというところをテスト段階で確認し、そしてその上で導入展開をしてまいります。お客様先にお渡しをするというのが、この導入と展開の部分です。
ただシステムの場合には導入をすれば終わりではなくて、そこから正しくシステムが動いているかどうかというところを見守る必要があるので、その部分も運用保守というフェーズでしっかりと見守ってまいります。エンジニアの方々のお仕事はすごく広く、このようなお仕事を体験していただくというふうにご認識ください。
今お伝えをしたところで、結構大変なお仕事なんだなとか、やったことがないからよくわからないなというふうに思われた方もいらっしゃるかと思います。大丈夫です、安心してください。アクセンチュアには文系の方々から、エンジニアとしてのキャリアを始められていらっしゃる方々もおります。しっかりとした育成の体制も整えておりますのでご紹介をさせていただきます。
ITの専門性を身につけて市場価値を高めるというふうに記載がございますが、ご入社後から約3カ月程度かけて、皆様の育成トレーニングを実施させていただきます。いわゆるビジネス的なことを学ぶというところで、入社研修を行いまして、タスクの管理やエクセルの基礎などを学んでいただきます。その上でITスキル研修というところで、ITの技術を使ってどのようなことができるのかという点を学んでいただきます。そしてチームワークを持っていただきながらプロジェクトを進めていくというところがございますので、チームで業務を進めるってどういうことなんだろうというところも併せて、ITスキル研修の中で学んでいただきます。そして、一つひとつのプログラミングについても学んでいただきます。汎用的なプログラミングについて学んでいただいた上で、各プロジェクトへの配属となるというふうにご認識ください。
こういったところをしっかりと一つひとつ積み上げるような形で育成を行ってまいりますので、理系であっても文系であっても、アクセンチュアで働いてみたいというふうに思っていただいている方であれば、チャレンジができるような環境となっております。
また、育成や研修の制度というものは、入社時だけではございません。それ以外にもたくさんの場面で育成や研修が行われております。先ほど申し上げましたピープルリードがキャリアカウンセラー制度というところに入っておりますが、キャリアを個別にカスタマイズできるような制度がございます。それ以外にも、パフォーマンスの管理やプロジェクトへの配属、あとは業務の経験、社内のソーシャルラーニングや公式トレーニングなどもたくさん提供されますので、ぜひいろいろなことにチャレンジをしてみたいというふうに思っていらっしゃる方は、こちらのほうからいろいろなエンジニアについて勉強を深めていただければ。職種の案内というところでご説明ができればと思っております。
冒頭からご説明をさせていただいている通り、アクセンチュアではエンジニアの方々の採用を新卒の障がい者採用で行わせていただいております。応募職種としては、システム開発職と呼ばれるようなものとなっております。応募の資格は、2025年の3月までに高等専門学校や大学大学院を卒業修了される予定の方となっております。今回は障がい者採用というところでございますので、障がい者手帳をお持ちの方、もしくは申請中の方が対象となっておりますのでご注意ください。また、国籍問わずで採用活動は行わせていただいておりますが、日本語の筆記・会話能力がビジネスレベル以上の方を求めております。
応募職種のシステム開発職というところで、主な仕事を2つご紹介させていただきます。一つは、社内の業務効率化を目的とした自動化ツールの作成、もう一つがシステム開発に関連した社内で活用する共有資産の開発や整備、こういったところから小さく進めていただきながら、徐々に大きなお仕事に携わっていただくようなキャリアであるというふうにご認識いただければと思っております。
はい、そして選考のご案内でございます。最も近いエントリーシートの提出の期限というところになりますが、3月25日の月曜日午前10時までが締め切りというふうになっております。アクセンチュアの選考では、エントリーシートやWEB適性検査を受けていただき、合格となった方に個人面接が2回セットされております。その後合格となった際には、オファーとなるというふうにご認識いただければと思っております。詳しい選考のスケジュールやテストの内容とかは、プレエントリー後にマイページからご確認をしていただければと思っております。ここまでが、私のほうからご説明をさせていただきたかった内容となっております。
ここからは、学生の皆様からの質問にお答えができればと思っております。皆様の画面上に質問の項目、チャットで投稿できるものが出ているかと思いますので、そちらから投稿いただければと思っております。では、いただいている質問に回答してまいります。
「新卒では、既卒何年目まで応募可能でしょうか?」というご質問です。
はい、大変恐縮ではございますが、今回の障がい者採用につきましては、既卒の方の募集は行っておりません。申し訳ございません。2025年の3月にご卒業していただく方の募集をしているというところで、ご了承いただけると幸いでございます。
そして続いての質問ですね。「障がい者手帳の申請が早くても6月以降しかできないというところで、その場合であっても選考に参加をすることができるのか?」というご質問をいただきました。ありがとうございます。
申請中の方であっても、申請中の申請書のコピーをいただければご応募可能でございますので、そちらのほうの登録を一緒にしていただければと思っております。一方で申請もまだできていないということでございますと、応募資格にかなわないことになってしまいますのでご注意ください。
「障がいによって給与や評価制度に差異があるのか?」というご質問を頂戴しております。ありがとうございます。
アクセンチュアは、障がいを持って何か評価をするだとか、判断をするということは一切行っておりません。障がいがあるから給与がこのぐらいである、もしくは障がいがあるから評価がこうなるということはまったくございません。個人の能力やスキルに応じた給与設定や評価制度を敷いておりますので、その点何か不利になるということはございませんのでご安心ください。
今回ご紹介いただいたのは東京オフィスの勤務でございましたが、ほかのオフィス規模でも同様に働きますかというところをご質問いただいております。ありがとうございます。はい、大変恐縮ではございますが、新卒の障がい者採用という観点では、東京採用の方のみの募集となっております。お仕事をする場所のメインとしては溜池山王駅もしくは勝どき駅、もしくはお客様先になってまいりますので、ご認識ください。
続いて、コンサルティングのイメージですね。コンサルは激務というイメージがあり、障がい者に対しての配慮をしていただけるのは非常にありがたくても、周りに置いていかれるかもという心配があります、どうなんでしょうかというご質問いただいております。ありがとうございます。確かにコンサルティングというところでは激務というイメージ、特に外資系のコンサルティングファームだとすごく忙しいんじゃないかというイメージを持たれてらっしゃる方がたくさんいらっしゃいますが、アクセンチュアは独自の働き方改革を実施しておりまして、社員一人ひとりがプライドを持ってアクセンチュアで働いていることに誇りを持ちながら、お仕事ができるような環境を構築させていただいております。もちろん、波があるかと思いますが、ライフワークバランスを整えながらお仕事ができるような環境となっております。
一方でアクセンチュアの場合、比較的に興味だったりとか、関心に対してのアンテナが高い方が多くいらっしゃいますので、勉強がしたいとか勉強しながらお仕事したいっていうふうに思っていただいている方が結構多くいらっしゃいます。なので、周りに置いていかれるんじゃないかっていうところのご心配もあるかとは思いますが、先ほどお伝えの通り、業務上の上司や、あとはキャリアを相談できるピープルリードもありますので、その者と一緒に自分のペースでどのように活躍をしていくかというところを相談しながら進めることができますのでご安心ください。
また、横並びで評価をするということはあまり行っておりません。ご自身がどのように活躍をしたかというところをもって評価では判断をさせていただきますので、特に周りと比較をしてしまう気持ちはわかるんですけれども、そのような考えではなく、ご自身としてどう活躍をするかというところに焦点を当てながら、アクセンチュアでご就業いただけると嬉しいなと思っております。
あとは、ほかの職種の応募はあるのですかというところでご質問を頂戴しております。新卒の障がい者採用という枠では、アクセンチュアはエンジニアの採用のみとなっております。一方で、障がい者雇用ではなく、一般枠での採用も検討していらっしゃるということであれば、エンジニアをご希望されない方は一般枠で応募いただくと、ほかのポジションにも応募することが可能でございます。このようなお話をすると、一般枠と障がい者雇用枠の併願をすることができるのかというご質問もよくいただくので、先に回答をさせていただきます。回答としてはイエスで、併願ができるというところになりますので、アクセンチュアには興味があるもののどっちで応募しようか迷っているということであれば、両方のマイページのほうにご登録をいただいたほうがよいかなと思いますので、そういったご希望がある方は、ぜひ二つマイページ登録をしていただければと思っております。
今の段階でいただいている質問に関しては、私のほうから回答ができたかなと思っておりますが、何かもしまだご質問ある方がいらっしゃれば、あと残り2分程度ではございますけれども、回答ができればと思っております。一般枠でも働きやすいですかというご質問をいただきました。どんな方であっても、ご自身のペースで働きやすいような環境が整えられるように制度をたくさん準備しておりますので、働きやすいというところは個人の観点にはなってしまうかなと思うんですけれども、しっかりと自分らしく働くことができるような環境は整えさせていただいておりますので、ご安心いただければと思っております。
ではお伝えの通り、エントリーシートの提出やWEB適性検査の期限が3月25日の月曜日午前10時までとなっておりますので、本日の説明会を聞いていただいてご興味を持っていただいた方は、ぜひ、マイページ登録をしていただけると幸いでございます。
皆様土曜日にも関わらず、アクセンチュアの説明会を聞いていただき、誠にありがとうございました。少しでもアクセンチュアについての理解が深まっておれば、非常に嬉しいなと思っております。また、アクセンチュアではYouTubeやフェイスブックなどを通じ、さまざまな情報配信を行っておりますので、もし皆様のほうでお時間が許す限り、そういったところも見ていただけると幸いでございます。
はい、ではこちらで説明会を終了できればと思っております。皆様お時間いただきまして、どうもありがとうございました。
引き続きアクセンチュアのこと、よろしくお願いいたします。
- 朝日新聞社【障がい者コース】
- 新聞
- 3/2配信
【大枝】こんにちは。朝日新聞社の会社説明をご視聴いただきありがとうございます。人事部の大枝と申します。今日は社員の大島さんとお届けします。大島さんよろしくお願いします。
【大島】大島です。よろしくお願いします。
【大枝】本日のプログラムです。会社や仕事の紹介をした後、大島さんから仕事や働き方、どのような就活をしたかについて紹介します。その後、選考フローやイベントご案内した後、皆さんからのご質問にお答えします。話の途中でも気になったことがあれば質問箱に書き込んでください。
まず私の自己紹介です。人事部で障がいのある社員のサポートやキャリア支援を担当しています。
元々は記者として入社しました。朝日新聞デジタルの編成をしたときに、デジタルの面白さを知って、ビジネス部門に異動し、WEBメディアの運営をしました。
まず、朝日新聞社の障がい者採用についてです。障がいのある方専用の仕事があるわけではありません。キャリアパスや給与は基本的に他の社員と同じです。
必要な配慮はもちろん行います。入社前から、人事部や職場とコミュニケーションをとり、働きやすい環境を一緒に考えます。
私達は、ニュースの発信を中心に、30以上のWEBメディアの運営、広告を通じた社会、クライアント企業の課題解決、文化スポーツイベントの企画運営、通販サイトの運営などをしています。グループ企業には、出版社やテレビ局などがあります。
朝日新聞は、政治家たちが政治資金を適切に報告せず、裏金化しているのではないかという疑惑を報じました。特定の誰かの利益のために歪められていないか。そうしたことをきちんと調べ伝えるには時間もお金もかかります。しかし、だからといってその仕事を誰もしなくなったときに、一人ひとりの権利や尊厳が守られるでしょうか。
深く取材した内容をわかりやすく伝えるため、ビジュアルにも力を入れています。タイポグラフィ年鑑2024というデザインアワードで、部門最高賞に選ばれた特集もあります。
こちらは昨年、バスケットボールのワールドカップに合わせて作ったデジタルコンテンツです。スクロールでビジュアルが動き、スマホで楽しめる仕掛けになっています。
将棋の名人戦の主催者でもあります。動画や音声などを組み合わせ、将棋が好きな方にも、そうでない方にも多くの人に届ける挑戦を続けています。
夏の甲子園高校野球も朝日新聞社が主催です。朝日新聞と朝日放送による試合のライブ中継、バーチャル高校野球は、昨年、地方大会を含む全試合を配信しました。
マティス展、キースへリング展など、展覧会も多く開いています。特別展、和食、日本の自然、人々の知恵は、東京で開催した後、各地を回ります。グルメ通販で開催記念のおせちも販売しました。
文章校正AIをエンジニアたちが開発しました。パイポレスは、記者が使っている校閲ルールや新聞記事の修正履歴を学習させたものです。文章を入力すると、誤字脱字や同音異義語、差別の恐れがある表現などを指摘してくれます。
さまざまな事業を展開していますので、いろいろな仕事があります。大きく分けると、「記者」「ビジネス」「技術」の3部門です。
例えばビジネス部門には8つの職域があります。
「朝デジ事業」は朝日新聞デジタルのキャンペーン施策や、法人への営業活動など営業活動などをしています。
「アカウントソリューション」は広告の営業のイメージです。
営業するためのプランを練るのが「プランニング」です。マーケティングやリサーチをして提案資料や企画書を作ります。
「イベント」は、展覧会や美術展イベントをプロデュースします。
「管理」は、人事や法律面から、社員の働きやすい環境を整えます。
「財務」は経理、予算、決算、投資計画、資金計画といった面から会社の基盤を支えます。
「販売」は、新聞を各家庭などに届ける新聞販売店、ASAと呼んでいます。経営コンサルタントや研修などの仕事です。
「ビジネス開発」は、デジタル領域の事業やサービスを運営します。
先ほどもお伝えした通り、給与や待遇は、障がいの有無での区別はありません。
勤務のサポートは、定期的な通院や手帳の更新などに使える有給の特別休暇があります。
月2回まで取ることができます。半日単位でも取れるため、例えば午前に通院して午後から仕事という使い方でしたら、月4回まで使えることになります。
在宅勤務はすべての部門で導入しています。キャリアのサポートとしては、年に2回キャリア申告を行います。これまで手がけた仕事や、今後どういう仕事をしたいかという希望を出します。それをもとに上司と面談をして、希望をお伝えいただけます。
産業医や保健師との面談もあります。東京本社には産業医や保健師が常駐していますので、いつでもご相談いただきます。このほか、人事部とも定期的に面談をして、仕事での困りごとがないかをお聞きしています。
すべての部門で障がいのある社員が仕事をしています。例えばビジネス部門では、いわゆる外勤として、会社の外に出る人や内勤として社内で仕事に当たる人もいます。展覧会やデジタル分野、財務、法務、人事、通販事業でも活躍しています。技術部門では、WEBサイトの開発や社内システムのメンテナンス、記者部門では取材記者や校閲記者、デザイナーとしても力を発揮しています。
それでは、先輩社員からお話を聞いてみましょう。朝デジ事業センターの大島康弘さんです。大島さん、よろしくお願いします。
【大島】はい、改めまして大島康弘と申します。まずは自己紹介をさせていただきます。
朝日新聞社に入社したのは2019年で、現在5年目となります。
現在は朝日新聞のデジタル版を扱っている朝デジ事業センターの法人営業部に所属しています。
私には視覚障がいがあり、小学部から高等部までを盲学校で過ごしました。その後、立教大学に進み、朝日新聞社に入社しました。
入社して最初に配属されたのは、紙の朝日新聞を取り扱う販売局の流通開発部でした。その後、昨年の9月に現在の朝デジ事業センターに移動しました。
先ほどもお伝えしましたように、私には視覚障がいがあります。視力は右が0、左は0.01で、大きなものや、人の輪郭などは何となく見えますが、スクリーンや印刷物の文字を読むことはできません。そのため、会社から貸与されているパソコンやスマホには、スクリーンの情報を読み上げるソフトを入れています。
また、点字も日常的に使用しており、業務に必要なメモなどは、「プレイルセンス」という点字の端末で行っています。
それでは、入社後に最初に配属された販売局流通開発部の業務についてお話ししたいと思います。
新聞というと、やはり毎朝、自宅のポストに配達されているイメージではないでしょうか。
ただ、朝日新聞社は新聞を発行している会社で、実際に読者様のご家庭に新聞を配達しているのは、全国各地の朝日新聞の販売所である朝日新聞サービスアンカー、通称ASAが個別に配達しています。
販売局はそのASAと連携しながら、安定した配達網を維持しています。販売局には各ASAを1店ずつ訪問して、ASAの経営のコンサルティングを行う担当員という外勤部門と、私が所属していた流通開発部のように外勤を支援する部門があります。
私が行っていた業務は、主に5つありました。
一つ目は、販売店の所長や店長向けの労務管理や財務の研修を行っていました。
お店を形成する上で、財務が重要なのはもちろん、そこで働く従業員の給与や労働時間の管理も欠かせません。そのため、税理士や社会保険労務士の先生方と相談しながら、研修の企画を行っていました。
二つ目はそのASAの経営を見ている販売局員も知識を習得する必要があるので、同じく財務や労務の検証を行っていました。
三つ目は、販売店の従業員が着用するユニフォームの生産や流通を、ユニフォームメーカーさんと連携しながら行っていました。全国に従業員がいるので、納品の半年ほど前から在庫が出ないように、生産数量を調整していました。
また、私が入社3年目のときには、ユニフォームのデザインを切り替える時期でした。そのため、ASAの所長さんにも審査員として入っていただきながら、複数回のコンペティションを開催して、新たなユニフォームを生産いただく企業様を選定しました。現在販売店の従業員が着用しているプーマのユニフォームは、その際に選んだものです。ぜひ、街中に見かけましたら、ユニフォームを着目いただけると嬉しいです。
四つ目は、非訪問集金の普及です。
新聞というと、毎月月末頃に各読者様のお宅に訪問して集金をしているイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。近年では、口座振替やクレジットカード払い、コンビニ等でのお支払いにも対応しています。お客様の生活スタイルに合わせてお支払い方法を柔軟に選択いただけるよう、チラシなども作成して、ASA経由でお客様へのご案内も行い、キャッシュレス支払いの普及を行いました。
最後の即売業務というのは、皆さんもコンビニや駅の売店で新聞が売られているのを見たことがあるのではないでしょうか。
新聞は基本的に月決めでご購読いただきますが、即売は日々売上数量が変動します。そのため、納品する物資を日単位でしっかり管理し、請求書などの資料を作成していました。
ここからは、現在所属しているそれ事業センター法人営業部での業務についてお話ししたいと思います。
朝デジ事業センターは、名前の通り、朝日新聞デジタルを扱っている部署です。法人営業部の中にもいくつかのチームがあり、私はASA販売戦略チームというところに所属しています。
主な業務は5つあります。
一つ目のエスカレーション対応について、朝日新聞デジタルに関する操作方法や、各コースの内容などのお問い合わせは、弊社のコンタクトセンターでお受けしています。
コンタクトセンターには専門のオペレーターがいて、日々お客様からの問い合わせに丁寧に対応しています。そのような中で、コース変更やご購読料などに関するイレギュラー対応が発生することもあります。
そのような場合には、エスカレーションといって、コンタクトセンターから当チームへ対応の引き継ぎ依頼があります。お客様お一人ずつに丁寧に対応することで、安心して朝日新聞デジタルのご購読をいただけるよう取り組んでいますので、とてもやりがいのある仕事です。
二つ目については、朝日新聞デジタルに複数のコースがあります。
その中で、Wコースといって、紙の新聞のご購読料プラス1,000円で、朝日新聞デジタルもお楽しみいただけるプランがあります。
また、紙の新聞から朝日新聞デジタルに切り替えるお客様もいらっしゃいます。そのため、ASAで朝日新聞デジタルを営業いただくことも多いです。そのため販売局と連携しながら、キャンペーンや、朝デジの普及にも取り組んでいます。
三つ目の、お客様の情報の管理や集計については、各コースの会員数を集計したり、それをもとに、販売店への請求書明細を作成したりしています。
四つ目は、吹奏楽コンクールをはじめ、全国で開催されるイベントで、支援会社様に朝デジのブース営業をしていただいています。イベントごとの申込用紙の作成や、イベント後のお客様のご購読状況の管理なども行っています。
最後の決済代行会社との調整については、必要に応じてお客様への返金やカード会社からのチャージバックにも対応しています。また、カード情報の洗い替えといって、一部のクレジットカードでは、有効期限が自動で更新されないので、その有効期限更新作業などもこちらで行っています。
ここからは、私が朝日新聞社で配慮いただいている内容についてお話ししたいと思います。
一つ目は、スクリーンリーダーの搭載についてです。個人で対応されているパソコンはもちろん、朝デジ事業センターの共用機にも画面読み上げソフトを搭載していただいています。
また、PDFの中にはテキストが入力されておらず、スキャナーでデータ化したようなものもありますが、そのような場合には読み上げソフトでは対応することができません。そのため、私はAdobe AcrobatのOCR機能を利用して、テキスト部分を抽出して読んでいます。
部署ごとにインストールされるソフトは異なり、現在の部署はAdobe Acrobatのインストール対象部署ではないんですけれども、私のパソコンでは利用できるように権限を付与いただいています。
二つ目は、私が入社したタイミングで、新館のエレベーターに階数を読み上げる機能と、点字のシールを付けていただきました。
東京本社には本館と新館があり、本館のエレベーターにはすでに階数読み上げの機能と点字ラベルが付いていましたが、新館にも機能を追加でいただいたことで、安心して社内を移動できるようになりました。
三つ目は資料の事前共有についてです。
印刷物はもちろん、オンラインミーティングの画面共有も見えないため、事前に配布資料のデータを共有いただいています。
四つ目の請求書の処理について。紙でできた請求書は読めないので、同じチームの方に代わりに伝票を起票いただいています。
ただ、電子帳簿保存法が施行されたおかげで、ほとんどすべての取引先からの請求書は電子データになったため、自分自身でも伝票の起票をしやすくなりました。
このほかにも状況に応じて、適宜、周囲の方に協力いただいたり、お願いしたりしています。
私が就職活動していたときには、三つのことを心がけていました。
まずは障がいのことを考えて、業種や業界を絞らないということです。私は大学で街づくりを学んでいたため、当初は不動産業界を中心に就活を行っていました。
しかし、合同企業説明会に参加していたときに、新聞社のブースに行ったら、新聞の発行だけでなく、不動産の部署があったり、展覧会などの文化事業があったり、いろいろな部署があることを知りました。そこからは、全国紙の新聞社をいろいろ受けました。
私は視覚障がいがあるので、紙の新聞はもちろん直接読むことができません。
そのため当初は、新聞社で働くイメージがありませんでしたが、実際に入社して、紙の新聞を取り扱う販売局に配属されても、私が活躍できる業務があったり、もちろん朝日新聞デジタルなど、私が読める媒体もあったりと、今は朝日新聞社に入社して、本当によかったと思っています。
新聞社に限ったことじゃありませんが、どの会社にも、社外からは想像もできないような多様な業務とそれを行っている社員がいると思うので、まずは広い視野を持って就活してほしいです。
二つ目は、一般向けと障がい者向けのそれぞれの説明会に参加するということです。
どうしても障がい者向けの説明会では、働き方や福利厚生などの話が多くなります。しかし、最終的にはその会社の理念や事業内容、それから商品のコンセプトなどに共感できるかが重要になると思います。
また、障がい者向け説明会では、障がいに理解ある社員が担当しますが、一般向けの説明会では、障がい者とほとんど関わったことのない社員が担当することも当然あります。
そのような一般の説明会にも参加すると、個人を尊重して、多様な価値観を受け入れてくれる会社かどうかも見えてきます。
私自身、朝日新聞社の会社説明会に参加したときに、人事部の社員だけでなく、ほかの部署の社員も障がいがあるからといって、最初からできることを制限したりしないような雰囲気を感じたのが入社の決め手でした。
三つ目の「できること」「できないこと」「時間がかかったらできること」に分けるというのもとても重要です。
一人でできるけど時間がかかることや、ある一部分だけサポートしてもらえればクリアできることなどがあると思います。
「できる」「できない」だけでなく、「時間かかったらできること」を把握することで、業務の忙しさなどに応じて、周囲への協力をお願いすることもできます。
また、スライドにはありませんが、皆さんはエントリーシートのほかにも、自分自身の障がいについて文章にまとめている方がいるのではないでしょうか。
そのような際におすすめしたいのは、説明文を100字バージョン、200 字バージョン、300 字バージョンなど、複数のパターンを用意することです。
エントリーシートに書く内容を複数用意するのと同じで、障がいについての説明もいくつかのパターンがあれば、そのときの記入欄のスペースに応じて使い分けられますし、そのパターンが頭に入っていれば、面接のときにも、時間の余裕を見ながら、どこまで障がいについて説明しようかなというのを判断することができます。
最後に、私が社会人として大切にしていることを二つお話したいと思います。
一つ目は、障がいや個性ではなく、「課題と捉える」です。
私の場合だと、目が見えづらいという課題になります。仕事をしていると、トラブルにも直面したり、今までやったことがないような新しい案件を担当したりすることが当然出てきます。そのようなときに、私の場合は「目が見えないから」と言っていては何もできなくなってしまいます。
これまでのマニュアル通りにできないなら、自分自身がやりやすいように違う方法を提案したり、周囲の人に手伝ってもらったりと、何らかの解決策は必ずあるはずです。
今でも「目が見えづらくてこんなことできるかな」と不安に思うことも多々ありますが、意外とそれらは自分自身の中での障がいに対するバイアスがあるだけのことが多いので、課題と捉えて前向きに解決策を見つけるように心がけています。
二つ目は、「前例は自分自身で作る」です。
皆さんも経験があると思いますが、障がい者は母数が少ないので、障がいがある人としては初めてというケースがしばしばあると思います。
仕事でも、たとえ自分と同じ障がいの先輩が会社にいても、まったく同じ仕事がまかされるとは限りません。
前例がなくて不安に感じることもありますが、自分自身が前例となって働きやすい環境を作るように意識しています。私のお話は以上となります。
【大枝】はい、大島さんありがとうございました。
皆さん、大島さんへの質問を書いていただいてる方、ありがとうございます。
ちょっとまた書き込む時間が必要という方もいらっしゃるかもしれませんので、ちょっとその間に私から大島さんに質問してみたいと思います。
大島さん、朝日新聞社に入社を決めた理由っていうのは何でしたか?
【大島】そうですね。元々実家で朝日新聞を購読していたり、大哺乳類展などの文化事業にも見に行ったりとかしてしていて、親しみのある会社だというのは思っていました。
また紙の新聞だけじゃなくて、デジタル版の普及をしていたりとか、そういうところにも携われるのに魅力を感じました。
あと、また一番の決め手は、先ほどお伝えしたように、やはり障がいの有無に関わらず、いろんな職場で働くことができて、配慮してもらう内容なども最初から決まっているのではなくて、その都度、状況に応じて相談できるというのもとてもいい雰囲気だなと思っていました。
【大枝】ありがとうございます。ちょっともう一つ聞いてみますね。
入社の前と後でギャップを感じたことはありますか? こちら大島さんいかがでしょうか。
【大島】そうですね、やはり障がいがあると多少ほかの社員と違う扱いを受けるのかなと思っていたんですけども、実際に研修のときから障がいに関係なく平等だったのはいい意味でのギャップだったかなと思います。
新入社員研修では、朝刊配達をしたりだとか、あと1日がかりで1件ずつのお宅をピンポンしながら新聞の営業したりもしました。また、配属後も、取引先との調整や交渉なども普通に行うことができています。
同じ視覚障がいの友人の中には、研修のプログラムが一人だけ違ったりとか、取引先がいる会議になかなか参加する機会がなかったりという話を聞いたことがあるんですけれども、そういった意味では朝日新聞は、もちろん必要な配慮はしてもらえるんですけれども、やる気があれば何でもできるという社風が魅力的なのかなと思っています。
【大枝】はい、ありがとうございます。質問もいろいろいただいてありがとうございます。この後の質問タイムでお答えしますね。
では、ちょっとその前に、ちょっと障がい者採用ではエントリーを受け付けていますので、ちょっとそのご紹介です。
まず、エントリーシートをご提出いただきます。ESによる選考が書類選考です。
その後、複数回の面接を経て、内々定となります。
ES締め切りは、ビジネス部門が4月2日火曜日正午です。
記者と技術部門は随時募集を受け付けています。
ESの提出は朝日新聞社マイページからになります。一度提出しても締め切りまで何度でも上書きすることができます。
いろいろ就活進めていると、ちょっと聞きたいなということはあるかと思います。そういうときのためにWEBで30分間の質問会を開いています。3月は13日と26日です。
いずれも12時半から1時までで、途中退室していただいても構いません。ES対策や面接、働き方など、何でもお待ちしています。
そして、いろいろ心配なことなど出てくるかと思いますが、いつでも個別の相談をメールで受け付けています。アドレスはこちらに書いてある通りです。
では、皆さんから質問いただきましてありがとうございます。ちょっと早速お答えしていきたいと思いますね。
まず、「転勤はありますか?」という質問を、複数いただきました。ありがとうございます。
ちょっとこれについては私からお答えしますね。障がいのある方にとっては、やっぱり通院病院ですとか、いろいろなご事情があると思いますので、その方の状況をお聞きしながら、最大限の配慮をしています。
ただし、エリア限定の採用ではありません。
でも、先ほどの定期的な面談をいろいろしてますとご紹介しましたけれども、そういった中でご事情を伝えていただいたりですとかっていう形で、コミュニケーションをとりながら進めていますというところです。
あとは、配属についても質問いただきましたね。「配属はどれぐらい希望が通りますか?」というご質問をいただいています。
ちょっとこちらも私のほうからお答えしたいと思います。
取材記者と映像報道記者は、東京大阪以外の取材拠点になることが多いです。こちらは内定後に、入社までに希望を出していただいています。
ビジネス部門につきましては東京本社が中心です。ESを出すときに関心のある職域にチェックを入れていただいています。ご本人の希望ですとか、適性を踏まえて、配属が決まります。
技術は東京本社が中心です。半年間の研修を経て配属が決まっていきます。
では、配属については、以上です。
「発達障がいの採用率はどれぐらいでしょうか?」
「発達障がいや、精神障がいの採用はありますか?」というところ、ご質問いただいています。
はい、こちら特に数ですとか、率という形では公表していないんですけれども、発達障がいの方ですとか、精神障がいをお持ちの方もいらっしゃいますということをちょっとお伝えしておこうと思います。
「御社の社員として働く上で求めるものを教えていただけますでしょうか?」
そうですね、大島さん求めるもの、「なんかこんな社員が多いな」とか、「こんな人は活躍してるな」とか思うところありますか。
【大島】そうですね。職場によってももちろん違うとは思うんですけれども、基本的に本当にいろいろなところに関心を持って、興味を持っている人が多いかなと思っています。
また、先ほどもお伝えしたんですけれども、新聞社という特性で本当に興味がいろんなとこに関心ある人が多いっていうのは関係するかと思うんですけれども、何かこれって決まってるだけでなくて、本当にみんなでこういう課題があったら乗り越えようとか、そういう意味では風通しがいいし、何か決まりきった型にこだわらないというところもいいので、逆にそういうところへ柔軟に対応できたり、いろんなところに関心を持っている社員が活躍しやすい職場ではないかなと感じています。
【大枝】確かにそうですね。ちょっと好奇心がある人っていうのは多いですね。いろいろな仕事が本当にありますので、いろいろちょっと面白がれる人っていうのはあるかもしれませんね。はい、大島さん、ありがとうございます。
あと大島さんへの質問です。
「一般の会社説明会に参加して何か感じたことはあるのでしょうか?」
「朝日新聞のときも一般の説明会に参加したのでしょうか?」というご質問いただきました。大島さんいかがですか。
【大島】質問ありがとうございます。
そうですね、私も一般の朝日新聞の説明会にももちろん参加していました。
そのような際には、やはりグループワークとか、グループに分かれて質問タイムがあったりとか、ほかの社員の話を聞けたというので、業務についてのイメージがしやすかったりだとか、もちろんまだ就活生という段階でありますけれども、「こういう人たちが興味を持ってこの朝日新聞に来てるんだな」っていうところで、そういう意味ではもう自分の同じ就活イベントに参加して、人と話している中で、こういう人たちの将来もして働くかもしれないけれども、「ここだったら自分も何かほかの人たちともコミュニケーションしながら伸び伸びが働けるかな」と感じたので、社員とか社風の雰囲気だけじゃなくて、同じ興味を持ってる就活生の雰囲気を感じられたのも、両方参加してよかったなと思いました。
【大枝】はい、ありがとうございます。
あとはオフィスについてですね。なんか「どんなオフィスですか?」という質問いただきましてありがとうございます。
東京本社の場合は、地下鉄大江戸線の築地市場駅からほぼ直結になっていますので、そのアクセスがよくて通勤に便利っていうところはありますね。
あとは、横になって休める休憩室があったりですとか、社員食堂ですとか、あと私が好きな場所はカフェがあるんです。焼きたてのパンですとか、淹れたてのコーヒーを楽しめる場所なんですけれども、何か私はそういうところが好きですね。
あとコンビニもあるので、買い物も便利かなと思いますが、大島さん、好きな場所ありますか?
【大島】そうですね、私もカフェにはよく行っていて、毎日コーヒーを買ったり、パンを買ったりしていて、ちょっとリフレッシュできる食堂とかも広くて、自由に使えるので、「ちょっと疲れたな」って思ったときに自由にリフレッシュできる環境があるのはすごいありがたいです。
【大枝】はい、ありがとうございました。大島さんへのちょっと質問がありましたね。
「大学で最も力を入れたことは何ですか?」っていう質問です。
【大島】はい、ありがとうございます。
【大枝】ちょっと時間なので短めにすみません。
【大島】学生時代、とにかくサークル活動とかも積極的にやっていて、課外活動についてもすごい就活のときに積極的アピールしたので、そういったことに課外活動も含めた大学生活を充実させることがとても大事だなと思います。
【大枝】はい、ありがとうございます。いろいろご質問いただいてるんですけれども、すみません、ちょっと時間の関係で質問はここまでとさせていただきます。
もし可能でしたらまたWEB質問会ですとか、ちょっとお答えさせていただければなと思っております。
では最後になりますが、今皆さん就活中大変だと思いますが、大島さんから皆さんにメッセージをお願いしてもよろしいですか。
【大島】はい、就活というと、自分自身を見つめ直す大変な時期でもあり、ある意味で社会人生活の基礎を作る重要な時期だと思います。
ぜひ幅広い視点で就活をしていただき、その中で朝日新聞社にも興味を持っていただければ本当にうれしいです。体調に気をつけて就活を頑張ってください。
【大枝】はい、本当に本日はご視聴いただきましてありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。ありがとうございました。
【大島】ありがとうございました。
- NHK(日本放送協会)
- 放送
- 3/2配信
【鵜飼】皆さんこんにちは。今日はNHK日本放送協会の説明に参加していただいてありがとうございます。まず、「国営でも民放でもない公共放送NHKってどういうところ?」という業務の内容についてお伝えした後、NHKに入社したらどんな仕事をするのか、業務職種についてご説明します。
その後、障がいのある職員はどう活躍しているのか、今働いている人たちのことについてお伝えします。今日は特別に、皆さんより少し上の先輩になる一年生の記者で、聴覚障がいのある喜多さんから実際に入ってみてどうだったのかという皆さんへのメッセージを預かってきているので、それを聞いていただきます。最後に、昨日3月1日に情報公開をしたNHKの25卒のイベントについてご紹介したいと思っています。
話をしているお前「何者なのだ?」っていうことで、自己紹介をさせていただきます。NHKの人事局で採用の統括をしている鵜飼と申します。もうすでにマイページ登録をしていただいている方は、右下の画面にある「ぶっちゃけ、NHKで働くってどんな感じ? 採用担当ウカイのホンネ」というブログ、不定期で掲載しているものをご覧になられたかもしれませんが、そのブログの中の人をやっております。昨日もかなり暑苦しいNHKの軸はみたいな、暑苦しいブログを送らせていただきましたが私が書きました。
実は私自身、NHKでずっと人事をやっていたわけではなく、ディレクターとしてNHK人生をスタートさせました。もう20年以上ディレクターをやっていて、人事に来たのはつい最近です。
ディレクターとしていろいろな番組をつくってきましたが、基本的には「あさイチ」という番組の立ち上げから関わり、デスクで番組の責任者のチーフプロデューサーなどをやってきました。「あさイチ」は、本音で役に立つ情報を届けるというのがモットーなので、今日はそういう形で皆さんに役に立つ情報を少しでもお届けできたらと思っています。
ここからNHKの紹介に入っていきます。NHKの特徴が非常に良く出たのが、今年の1月1日、元日にあった地震でした。皆さんも経験されたかと思いますけれども、1月1日の午後4時ぐらいに地震があり、NHKではサッカーの中継を総合では放送していましたけれども、それを中断して、急遽、地震の速報に切り替えました。その速報の放送中に津波警報が出て、アナウンサーのナレーションが一変しました。その中には「テレビを見ないで、今すぐに逃げてください。東日本大震災を思い出してください」という非常に強い口調、普段のテレビでは考えられないような強い口調で呼びかけました。
テレビ局なのに、テレビを見ないで逃げてください。こういうことをお伝えするのがNHKの特徴かなと思います。NHKで最も大事にしていることは、命を守るということです。それは、災害の瞬間だけではありませんでした。もう今も続いていますけれども、被災した人たちが不安な中で困っているのを解消するために役に立つ情報を届けるということで、いろいろな形で情報をお届けしています。避難所などではテレビが見られないことが多いので、SNSであったりとか、ホームページであったりとか、さまざまな形で情報をお届けしています。いまご覧いただいてる画面の真ん中は、輪島地方合同庁舎で水が汲めますよという情報ですけれども、これはライフライン情報といって本当にその地域の人のためだけに出している情報です。それ以外にも、避難所で犯罪から身を守る方法や、ふくらはぎをマッサージすることによって、災害関連死、ビジネスクラス症候群のようなものを防ぐなどの情報をお届けしました。
今回の地震で特徴的だったのが、デマニュース、フェイクニュースが飛び交ったことです。今までもこの危険性は言われていたことですけれども、ここまで激しいんだということに私達も驚きました。ファクトチェックをして、いろんな情報が錯綜してるけれども、とりあえずNHKの情報を信じておこうと思ってもらえるメディアでなければいけないと、今回の地震で私達は改めて思っています。そのフェイクを見分けるためのテクノロジーの開発や導入もしています。SNSなどに飛び交うたくさんの情報から、これはどうも疑わしいよっていうことを、AIなどの力も借りて探していく。また、世界のほかのメディアともフェイク情報にどう立ち向かっていくかという話し合いも始めています。
ここまで地震に関してなど緊急時のNHKという側面をお伝えしました。ここから、普段のNHKについてお伝えしていきたいと思っています。NHKは命を守るという使命がもちろんあるんですけれども、感動であったり、笑いであったり、驚きであったり、そういうことを伝えるのも重要な使命です。いまご覧いただいているように、いろいろな番組のロゴなどが並んでいますけれども、さまざまなコンテンツをNHKではお届けしています。コンテンツをつくる組織はたくさんありますけれども、NHKがとても大切にしていることは、「すべての人へ」ということです。受信料で運営しているNHKだからこそ、情報から取り残される人がいないように、さまざまな人に向けて情報を発信しています。
例えばこの左上、「8月31日の夜に」というのは、学校に通う10代の人向けの番組です。夏休みが終わって新学期がこれから始まるのがつらい、という人たちに向けて8月31日に放送しています。本当にその人たちにだけ届けばいい、その視聴率が高くなくてもいいという番組づくりができるのがNHKの特徴です。長年取り組んでいる手話ニュース、災害時における障がい者のためのサイトなど、障がいのある人たちに届く形で重要なニュースや情報をお届けすることもやっています。また、右上はNHK防災で投稿した画像ですけれども、日本暮らしで日本語があまり喋れない外国籍の方に向けて、英語を始めとした多言語で情報をお届けしています。
1月1日の地震の時も、画面の真ん中に「つなみにげて」と、ひらがなでの表記があったのをご存知でしょうか。あれは、やさしい日本語であればわかるという人が一定数いるということで、ああいう表記を目立つ場所に置くようにしています。そうしたすべての人へ向けての情報、さまざまな番組づくりというのを、NHKでは全国に54ある放送局、世界に29ある取材拠点、このネットワークを生かして制作しています。今回の能登半島地震のように、東京からアクセスしづらい、行きづらい場所にあるところで起きた災害に対してもいち早く対応できるのは、全国に54の放送局があるからです。
多様なコンテンツということで、何となくテレビ番組が先ほどの画面では多かったですけれども、テレビだけではなく、NHKプラスであったり、Xであったり、インスタグラムであったり、さまざまな形で視聴者の皆さんに情報コンテンツをお届けしています。また、そのための技術もさまざま開発しています。この左上、「全国ハザードマップ」「あなたの町のリスクは」というのは、国が管理している河川の情報と土地の情報を合わせて、今その人が暮らしている場所の災害の危険度をわかりやすく表示する仕組みです。左下、「恐竜超AR」は、現在恐竜をCGで精巧に再現して、まるでロケをしたかのように表現する技術がありますが、それをさらに進めてARを用いることで視聴者の皆さんがスマホで撮影した画面に恐竜がいる、そういう映像がつくれるサービスを提供しています。
右下になぜ大河ドラマの画像があるんだろうと思ったかもしれませんが、これも実はデジタルの技術だということのご紹介です。背景はCGでつくられており、手前の人たちは実際にカメラで撮影した6 K映像です。スタジオに高精細な背景をつくり、その前で演技をしてもらう、これスタジオで撮った映像なんですけれども、こういう形でロケすることによって、朝早くから夜遅くまで気象や天気を待ってロケをすることもなくなりました。働き方も改善しながら迫力のある映像を撮る、そういう技術の開発も進めていたりします。
テクノロジーは、ユニバーサルのところでも使っていて、手話CGは、手話通訳士の人のような動きをCGが再現します。夜中の地震の時などに、手話通訳の方がいつもいらっしゃるわけではないので、24時間365日対応するためにも、こうした手話CGの開発を急いでいます。右はちょっとこの絵だけではわかりづらいですけれども、視覚に障がいのある人に、今テレビでどういう内容を紹介しているのかっていうのをお伝えする仕組み、こちらも開発しています。こういう開発ができるのも、NHKは独自の放送技術研究所という自前の研究所を持っているからです。こういう技術開発をして、すぐに現場で運用するということができるようになっています。
ここまでの話で、NHKに興味を持ってくれた人が一人でもいると嬉しいんですけれども、どういう職種で募集してるのか、3月1日に発表した職種について改めてご紹介します。NHKでは今回、9つの職種で募集します。まず、ニュースの取材をする取材系の仕事として、「記者」「映像取材」「映像制作」の3職種です。映像取材はニュースのカメラマン、映像制作はニュースの編集マンのことです。次に「アナウンサー」ですね。さらに番組制作として「ディレクター」、「映像デザイン」、「音響デザイン」の3職種、「メディア・エンジニア」そして「経営管理・営業」の計9職種です。
これだけ聞いてもわからないと思うので、少し詳しく説明していきます。まず、記者というのは現場に行って取材し、いち早くニュースを伝える人です。求める人物像をよく聞かれますが、それを職種ごとにまとめたのが、これからご紹介する画面の右下のピンク色の四角のところです。「記者」に求められる人物像は、「共感力を持って視聴者に寄り添い、正しい情報や感動を自身の表現を通して届けきる」人です。
映像取材の「ニュースカメラマン」は、現場での発見感を独自の表現に昇華させて、最も効果的に映像で視聴者に伝える人です。今、右横にQRコードが出ていますけれども、このQRコードで読みとっていただくと、潜水カメラマンの仕事を伝えるWeb記事が見ることができます。次に、映像制作の「ニュースの編集マン」は、現場でカメラマンが撮ってきた映像を的確に選択、統合して新たな意味を見出し、視聴者の感情に訴えるコンテンツを生み出す、というのが求める人物像です。続いて、番組制作をするディレクター、映像デザインというのは、CGであったり、番組の背景であったりデザインを映像で伝える人です。
音響デザインは、テーマ音楽であったり効果音であったり、音で世界観をつくる人のことで、それらの職種に共通して求められるのは、視聴者の感情を揺さぶるコンテンツを、鋭い問題意識に基づく取材や斬新な演出で新たに生み出し続ける、ということになります。1回うまくいったからこれでずっといこうじゃなくて、もっと面白いものをつくろうという姿勢が求められます。続いてアナウンサー、NHKのアナウンサーは画面に出て喋るだけではありません。自分も取材して、自分で番組をつくることも非常に多くあります。求められる姿勢としては、共感力を持って視聴者に寄り添い、正しい情報や感動を自身の表現を通して届けきる、そういう姿勢です。
メディア・エンジニアは放送局で働くいわゆる技術さんですが、今の時代テレビをつくるだけではなく、さまざまな業務に携わっています。テクノロジーやインターネットによるサービスの開発・運用であったり、放送システムを支える技術の業務であったりします。
変わったところでいうと、放送局をつくる建築に取り組む職員もいます。どの仕事にも求められるのは、進化する技術に柔軟に対応しながら、新たなコンテンツ・サービスを生み出す。確かな技術力で放送ネットシステムを支え、視聴者へ必要な情報を確実に届ける、そういう姿勢です。
最後が経営管理・営業、これは多様な業務が含まれています。放送をどういうふうに紹介するかという編成やイベント、ほかには受信料について考える営業、多様なNHKの職種がどう活動するかを考えるような、私達人事のようなものもすべて含まれています。それらの仕事に求められるのは、NHKの未来を描き、視聴者とNHKを繋ぐハブとして、多様な力を結集し、公共的価値を最大化するということです。
今ご紹介した9つの職種のうち、自分が希望する3つをエントリーシートには書いていただくという形で、今回の募集要項は定まっています。よく聞かれるんですけれども、基本的には全国各地でキャリアを重ねて、それぞれの職種の専門性を深めてもらいます。
私のプロフィールのところでも、最初私は富山局から始まっていますけれども、ディレクターの場合は、地方局に行ってそこでニュースであったりのど自慢であったり、いろいろな番組に取り組む中で、自分は何に向いているのかなっていうことを見つけて、東京に行ったらその専門の部署で専門性を深めるというような働き方をしています。それは、記者やアナウンサーなども大体同じような動き方をしていて、基本的には地域と東京を行き来して専門性を深めていくというのが、NHKのキャリア形成の特徴です。
その際、次々と突然行きたくないところに行かされるのというのは少し認識が違っていて、本人のキャリアや思考であったり、ワークライフバランス、または結婚であったり介護であったり子育てであったりというタイミングを踏まえて移動を行います。そのため、年1回必ず上司と面接の場が設けられているのが特徴です。さらに、新しく地域を特定する働き方というのもあります。地域を深く理解し、地域に密着したサービスの提供を目指すということで、私は高知県のディレクターになります。宮崎県の記者になりますというように、その職種と場所を特定する働き方もあります。ただ、その場合も専門性を深めるためにやっぱり一つの地域にいるだけだと経験できない業務もあるため、その近隣のブロック、例えば宮崎であれば九州、徳島であれば四国といったように、ブロックでの転勤は、この働き方でもあります。地域を特定する働き方は最近生まれたものです。
ここからは、障がいのある職員がどう活躍しているかということをお話していきます。今、画面でご紹介しているのは本当に一例で、ほぼすべての業務で障がいのある職員が活躍しています。障がいの種類もさまざまで、代表ということで皆さんと歳の近い方を一人選んでみました。
喜多美結さんです。2023年入局で、今度の4月で2年目となります。「首都圏ネットワーク」という関東の方に見ていただいている夕方の6時台のニュースを主に制作し、事件・事故の取材などをしています。彼女自身、聴覚の障がいがあり、デフテニスですね、聴覚障がいの人のテニスの世界チャンピオンでもあります。彼女に就活時代のことを聞いてみました。
彼女はデフテニスのプレーヤーだったので、取材を受ける立場でいて、そこでメディアというものに興味を持ったそうです。伝える立場として、埋もれている声を拾う仕事をしたいと思い、NHKを選んでくれたのは、手話ニュースとかをやっていること、多様性を尊重していると感じたとのことです。どの仕事についても、障がいのことで悩むと思って、それをエネルギーにできる仕事に就きたいと考え、記者を選んだそうです。
ただ、記者になって不安になったのが、聴覚障がいのある喜多さんだからこそ伝えられることがあるよってみんなに励まされるんだけれども、聞こえないのに聞くことを仕事にしていいのかという不安を、入社前は思っていたそうです。入社後も、今もう1回言ってもらっていいですかと、相手に聞くことが怖かったそうですが、先輩たちに聞くと、聞き返すのが当たり前なんだということを言われたらしいです。わからないことをわかるまで聞き返すのが記者なんだということを教えられて、自分の中の壁が消えていったと話してくれました。業務のための配慮として、ロジャーマイクやスマホのアプリを使った文字起こしなどを使えるようにして彼女の業務を支えています。
今日は、喜多さんから学生の皆さんへのメッセージを預かっていますので、読ませていただきます。まず、この就活の時間を自分と向き合う大切な時間だと思ってください。自分ができる仕事ではなく、やりたい仕事を見つけてください。もう一つは、選考の過程あるいは入社後に、自分が必要とする配慮は何かっていうことを相手に伝える力が必要です。会社の主に人事の人たちも、どういう配慮をすればこの人が活躍できるのかを知りたいと思っていますので、それをきちんと伝えてください。そういうことを考える自分と向き合う大切な時間が、就活の準備時間です。喜多さんからのメッセージでした。
最後になりますが、NHKに関してのお話です。最初に1月1日の地震の話とかもして、緊急事態の時にはハードな働き方もありますが、基本はテレビ局だからといってブラックな働き方をしているわけではありません。リモートワークも当たり前になっているし、クリエイティブ休暇という9日間の連続休暇というのも、毎年の義務として取るようになっています。また、子育てに関しても、育児休職を長めに取れるようになっているし、男性の育休取得率もどんどん高くなっています。私が前にいた「あさイチ」という番組では、男性の育休取得率は100%になっていました。多様な性のあり方としてLGBTQについては、NHKでも考え始めたばかりではありますけれども、ハンドブックをつくったり、専門の相談窓口をつくったり勉強会をしたりして、誰もが働きやすい職場はどういう職場なんだろうという議論を重ねています。
はい、ということで私が今日お話したことをさらに詳しく、今年からどう変わったのかというNHKの採用25卒はこんなふうにやります、面接やエントリーシートをどういうふうに我々は見ようとしているのかっていうことをお伝えした上で、皆さんが具体的に何を書けばいいのかをお伝えする説明会を3月6日、水曜日にやろうと思っています。
時間は午後1時半からです。オンラインで行いますので、特に人数の縛りはありません。申し込んでくれた方はみんな参加できるので、ぜひ申し込んでください。
ただ、申し込みの締め切りは前日、3月5日の14時までになっていますので、ぜひ今日、興味を持ってくれた方はQRコードを読み取ってマイページ登録をして、説明会に申し込んでいただけると、職種ごとの説明や、NHKの選考に臨む時に聞いて得する情報をお伝えしたいと思っています。エントリーシートの提出の締め切りは4月5日になっています。締め切りは午後2時で、例年大体ギリギリになりがちなので、お気を付けください。本当に最後の最後でシステムのトラブルなど、そういうことがとても多いです。
QRコードをしばらく開いておきますので、これを出しつつ質問などにお答えします。
資格とか必要ありますか、というご質問いただきましてありがとうございます。これ、よく聞かれます。例えば、アナウンサーだとアナウンススクールに行かなければいけないのかとか、カメラマンになる人はカメラの操作ができなきゃいけないのかっていうことがよく聞かれるんですが、そういうスキルはあってもいいけど、なくてもいいです。むしろ入社してから、そういう具体的なスキルは身につけていただくんですけれども、もっと人間性であったり、成長しようとする姿勢を、選考時には見ようと思っています。
カメラマンを例に取ると、例えば被災地で家が壊れてその前で泣いている人がいた時に、無神経に撮らせてくださいっていうような人はまずい、ということは皆さんもわかると思うんですけれども、そういう時にどう声をかけるのか。場合によっては撮らないっていう選択肢もあると思います。そういうことを考えたりする上で、やっぱりその人間性であったり、人とコミュニケーションをとる能力っていうのが大事で、そのカメラをどうやってスイッチを入れてどうズームインするかというのは、後からいくらでも教えられることなので、そういう具体的なスキルというよりも、人と向き合う姿勢であったり、その人が大事にしている軸が何なのかというところを、選考では見ていきたいと思っています。なので、特に資格を持っているかとか、どういう学校に行ったかっていうようなことは、深くは聞いていません。
次に、これもよく聞かれるんですけれども、一般的にいわゆる障がい者枠ということはなく、NHKは今言ったような仕事を、それぞれの人に応じた合理的な配慮をして、一緒に考えながらやっていただくということで、特にこの業種に偏ってある業種だけに障がいのある職員が多いということはなく、アナウンサーにもいるし、カメラマンにもいるし、私のようなディレクターにもいるしというような形になっています。
入社試験の際に試験時間の延長などがありますか、ということに関して言うと、SPIなどはそもそもオンラインで、それぞれで受けていただきますし、特に一斉に集めて紙で筆記試験をするというようなことはありません。ただ、面接の場合やアナウンサーであればカメラテストとかに関しては、同じ時間でやっていただいています。
あと、時間の限り寄せていただいた質問にお答えしたいと思います。
「精神障がいを持つ方は、どういう仕事に取り組まれていることが多いですか?」という質問をいただきました。
これも、本当に人によってです。視覚障がいだから、精神障がいだから聴覚障がいだからっていう、障がいをひとくくりにするのではなく、あくまでもAさんBさんっていうその人の個性かなと思っていて、その人がどういう仕事をしたいのかにもよると思っています。なのでそこは、面接や選考過程の中でコミュニケーションをとりながら、こういう仕事がいいんじゃないかなというのを、こちらの方からも提案させてもらいます。
だから、3つの希望を書いてもらうんですけれども、ディレクターと書いていた人に対して、君は記者の方が向いてるかも知れないねみたいに、こちらから提案することもあります。一方的に希望していない職種に変えるっていうことは絶対ないんですけれども、面談とかをしながらやりたいことを聞いていく中で、ほかの職種をおすすめすることもありますので、そういうふうに一緒にやりたいことを探していく場だと、NHKの選考を捉えていただければと思います。
「特定の障がいについて何人ぐらいいらっしゃいますか?」という質問もいただきましたが、NHKで障がい者手帳等を提出して登録している人もいるんだけれども、別に義務ではないので、NHKに届けていないで働いている人も一定数いるかなと想像しています。したがって、正確にどの職種にどの障がいの人が何人いるっていうことがちょっとわかっていないので、これよく質問されるんですけれども、ごめんなさい、ちょっとお答えできない感じです。
まもなく時間切れで終わろうとしているんですけれども、ぜひ3月6日の説明会でも、30分以上1時間近くぐらい質問に答える時間も設けているので、今日気になったことや、後から疑問に思ったこととかも、ぜひこの場で聞いていただければお答えできるので、NHKに興味を持っていただいた方は、今この画面に出ている採用説明会にぜひ出ていただければと思います。こちらでお目にかかれるのを楽しみにしております。
あと、今日お話聞いていただいた方は、ぜひ出席票の提出もよろしくお願いします。では、3月6日の採用説明会でお目にかかれるのを楽しみにしております。
ぜひご参加ください。今日はありがとうございました。
- 大塚商会【障がい者コース】
- 情報処理
- 3/2配信
【鮫島】皆さんこんにちは。
今日は大塚商会の配信の時間にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。
多くの方が画面を通して見ていただけていることを非常にうれしく思っております。少しでも、一人でも多くの方に大塚商会の魅力が伝わるように、今日は話をしていきたいと思いますので、ぜひ終了までお付き合いいただけたらうれしいなというふうに思っております。
早速自己紹介をさせていただきます。大塚商会でご障がいをお持ちの方の採用を担当している鮫島といいます。今日は皆さん、よろしくお願いします。
いろんなイベントに私も採用担当として参加をさせていただいていますので、もしかすると、画面越しにお会いした方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、簡単に自己紹介をさせていただきます。
普段、障がいをお持ちの方の採用の中でも、特に新卒採用をメインで担当しております。
中にはインターンシップ、あるいは合同説明会などなどお会いした方もいるかもしれないですけれど、また最後に今日は説明会のご案内もさせていただきますので、一人でも多くの方と、またお会いできたらうれしいなというふうに思っています。
名字も比較的珍しい名字をしていると思いますので、ぜひ今日をきっかけに、顔と名前を覚えて帰ってくれたらうれしいです。
プラスして採用の担当でもあるんですけれど、大塚商会の特徴でもある入社後のサポートといったところも私も担当しておりますので、入社前後で、密に関わっていくと思いますので、ぜひ今日からよろしくお願いいたします。
では、内容を簡単にご説明します。今日、私がお伝えするのは、大きく四つの内容です。
最初に、大塚商会のことをお伝えした後に、職種の話だったりとか、あとは教育の話、それから今後のイベントのご案内という形で皆さんにお話しできればと思っていますので、お付き合いいただければというふうに思います。
では早速、大塚商会のことを皆さんに知っていただければと思います。
皆さん、大塚商会と聞いて最初に思い浮かぶものは何でしょうか。おそらくこのCMを思い浮かべた方が一番多いのかなというふうに思っております。
大塚商会の「たのめーる」というネット通販サービスの、こちらはCMになります。
大塚商会はB to Bなので、企業とか法人のお客様に対して、この「たのめーる」を通していろんなオフィス用品だったりネット通販で提供しているこちらのサービスです。
大塚商会イコール「たのめーる」のイメージをお持ちの方も多いかなとは思うんですけれど、実はあなたのためのDXでありたいというような、こういったCMも実は流しています。皆さん見たことありますかね?
今日はぜひ大塚商会、「たのめーる」だけの会社じゃなくて、こういったDXだったり、「IT事業を中心に行っている会社だよ」っていうところを、改めて皆さんに知っていただきたいなというふうに思っております。
実際に売り上げの割合で見ていただいても、「たのめーる」の売り上げは全体の2割ぐらいで、残りの8割近くをIT関連のビジネスで売り上げておりますので、このグラフからも、大塚商会は「たのめーる」だけの会社じゃないというところは、皆さんに理解していただけるかなというふうに思っています。
IT中心にビジネスを行っていますので、大塚商会が大事にしているところ、ミッションは何かというと、「ITでオフィスを元気にする」、このミッションです。
先ほどDXとお伝えしましたけれども、いろんなIT技術を使って、お客様の現状と、それから目指すべき姿、ここのギャップをいろんなITソリューションをお客様に提案・提供することで埋めていくというようなことをやっています。
なので、ITという手段を通して、一社でも多くのお客様、それからオフィスを元気にしていきたいなというふうな思いで大塚商会ビジネスを進めております。
もっと言うと、大塚商会は今、日本国内の法人、それから企業のお客様に軸足を置いたビジネスを展開しています。
皆さんも、大塚商会のミッションとして「ITで日本を元気にする」というワードを見た方がいらっしゃるんじゃないかなと思います。
ここからもわかるように、大塚商会は「IT技術を使って日本を少しでも盛り上げていきたいな」という想いのある会社でもありますので、こういったところも、ぜひ皆さん知っておいていただければというふうに思います。
大塚商会の会社概要、ここも皆さんにお伝えしておきます。これはよくネットとかにも出ているような内容になりますので、少しポイント、皆さんにぜひ知っていただきたいというところを中心に、私から話をしていければなというふうに思います。
まず、創業したのが1961年です。IT業界の企業の中では老舗の会社になります。
それから、上場をしています。日本で一番大きな市場マーケットである、プライム市場というところに上場しておりますので、「大塚商会は上場企業だよ」っていうところは改めてお伝えしておきます。
それから社員数のところ。大塚商会単体、それから連結と表示があると思うんですけれど、大塚商会はグループ企業も持っていますので、大塚商会単体で見ると7,713名、グループ全体で見ると9,421名の会社です。
中には、「この中で障がいをお持ちの方は何人ぐらいいるんですか?」とよく聞かれます。
なので、皆さんにはぜひそこもお伝えしたいなと思うんですけれど、大塚商会で今、障がいをお持ちの方が大体160名前後いらっしゃいます。
皆さんも、会社を決めるときにいろんな軸があると思います。
大塚商会が、あとからもお伝えするんですけれど、障がい者採用の中で大事にしているポイントとしては、障がいのあるなしに関係なく、フラットに活躍できる環境をつくりたいというところになりまして、これを示す一つの数字として、この160名前後の社員のうち、大体70名近くの方が何らかの役職に就いて活躍しておりますので、大塚商会は障がいのあるなしに関わらず、「フラットに活躍できるフィールドだよ」っていうところは皆さんに知っていただきたいポイントです。
それから売上高のところ。単体で8,695億円、大塚商会グループ全体で9,773億円です。ここも、おかげさまで右肩上がりに成長を続けているポイントでございまして、今見ていただいている、今聞いていただいている数字、これは2023年12月時点の決算情報になります。
これのちょうど1年前、どれぐらいの規模感の会社だったかというと、大塚商会グループで大体8,600億円ぐらいの規模感の会社でした。
なので、この1年で9,700億円ぐらいの規模感まで成長を続けている会社になりますので、皆さんが、一つ「成長企業を見ていきたいな」という方もいらっしゃると思いますので、「大塚商会もその中の一つだよ」というところは皆さんにお伝えしておきます。
それから、大塚商会のやっている事業なんですけれど、「ITビジネスって何なの?」っていうところを少しお伝えすると、大塚商会は二つ事業をやっています。一つが、「システムインテグレーション事業」です。皆さん聞いたことありますでしょうか。
意味としては、システムインテグレーションは「統合する」「組み合わせる」といったような意味合いがありますので、ざっくり皆さんにお伝えさせていただくと、大塚商会はいろんなITをお客様が必要な形にいろんな形に組み合わせて、まずは提供していく。これが大塚商会のシステムインテグレーション事業になります。
大塚商会は、ITをお客様に売って終わりにするっていうことはやっていなくて、一社のお客様と長いお付き合いを目指していきたいなという想いがありますので、購入いただいたあとのアフターフォローということで、サービス&サポート事業、この二つを担い、事業として展開している、そんな会社です。
それから、認定というところでいうと、世の中的にも、コロナもあってDXに対する投資意欲っていうのはかなり高まっております。その中でDX認定っていう、経済産業省が推奨しているというか、認定している資格を持って、大塚商会はビジネスを推進できるというところも一つ特徴です。
もう一つ、「えるぼし」っていう認定も受けています。
これは、女性の社員の活躍をもっともっとできる会社になるように推進していこうというような取り組みが評価されての認定も受けておりますので、そういった環境でビジネスを進めているのが大塚商会ということをぜひ皆さん知っていただければなと思っております。
大塚商会、今「システムインテグレーション事業をやっていますよ」とお伝えしてきましたけれど、大塚商会が展開しているビジネスを図にすると、こういったビジネスです。
これは何かというと、大塚商会が売りたいITをお客様企業に対して売るっていうことではなくて、まずはこのスライドの上の部分にあるように、お客様の要望、課題、いわゆるお客さんがなりたい姿とか、お客さんの課題感、ニーズ、ここをヒアリングしてクリアしていく、解決策を提供していくというようなビジネスをやっています。
なので、大塚商会は「ソリューションプロバイダ」と呼ばれる会社になりますので、このソリューションプロバイダっていうワードは、ぜひ企業研究の一環として、皆さん押さえておいてください。
今、ソリューションプロバイダのお話をさせていただいたんですけれど、世の中には同じようなビジネスをやっている会社っていうのは何社もいらっしゃいます。皆さんもご存知だとは思うんですけれど、いろいろ同業他社がいます。
その中で、大塚商会はどんな差別化を図って、今、成長させていただいているのかっていうところを、これから話をしていきます。
この三つの観点、「誰に」「何を」「どのような形で」事業を進めているのか、皆さんに知っていただければなというふうに思います。
まず、誰に対して、誰をお客様にビジネスを進めているのかっていうところなんですけれど、結論から言うと、大塚商会はお客様を選びません。
先ほど、ITで日本を元気にしたいということをお伝えしましたけれど、特に日本国内の企業、法人のお客様であれば、どんな企業規模、それからどんな業界・業種のお客様でもアプローチできます。
なので、大塚商会でいうと、ビジネスチャンスが多いことだったりとか、あとはリスクをある程度分散した経営、いろんなお客様にアプローチできて、いろんなお客様と実際にお取り引きをさせていただいていますので、比較的安定した経営に繋がるというところで、同業と差別化を図って事業を進めているというところが一つ目の特徴です。
お客様を選ばずにビジネスをやっている中で、今、実際どれぐらいの数のお客様とお取り引きしているかというところを皆さんに知っていただきたいなと思いますが、皆さんどうでしょう。
世の中には何社ぐらい、企業法人が日本国内にあるというふうに皆さん聞いたことありますでしょうか?
いろんな説があるんですけれど、大体300万社から400万社ぐらいの間と言われていますので、大塚商会はその中の、今130万社以上のお客様と何らかのお取り引きをした実績があるという状況です。つまり、日本国内の3社に1社とか、4社に1社ぐらいの割合で何らかのお取り引きをした経験があるという規模感の会社と知っていただけると、大塚商会のお客様の幅広さみたいなところが、皆さんも想像していただけるかなというふうに思います。
こういったお客様になぜ選んでいただいているのかっていうところなんですけれど、次の「何を提供しているのか」っていうところに同業と差別があって、強みの二つ目が隠されています。
大塚商会が何を提供しているのかというと、ITに関わるさまざまなメーカーの、あらゆるIT分野の商品、もっと言うと、オフィスに関わるあらゆる分野の商品を取り扱っている会社です。
なので、シンプルにお客さんに合わせた解決策の選択肢がとにかく多い。これが、大塚商会がお客様を選ばずに、そして多くのお客様に選んでいただいている二つ目の理由になります。
大体、提携しているメーカーさんの数が国内外合わせて2,000社以上、それから取り扱える商品、ソリューションの数が今100万点以上となっていますので、もうとにかくこの数の多さ、幅広さ、ここが大塚商会の二つ目の特徴です。
最後、三点目なんですけれども、このお客様を選ばない、それからあらゆるメーカーのあらゆる分野の商品をワンストップにお客様に提供できるということが三つ目の特徴、強みです。
今、画面に出させていただいているのが、IT企業大塚商会と同業の会社のビジネスの流れです。
ざっくり説明させていただきますと、お客様先に訪問して、ニーズを把握して、解決策の提案をしていきます。そのあと、システム系であれば要件定義をして開発して、実際に納品する。納品したあとも教育支援をする、操作方法のレクチャーだったりとか、あとは何かトラブルが起きたときのサポート、それから請求といったような、この一連の流れを大塚商会全部一社で完結することができるということですね。なので、冒頭でもお伝えしたように、お客さんに対して売りっぱなしにせずに、購入いただいたあともしっかりサポートできるというところが特徴です。
同業の会社でいうと、割と分業している会社が多いです。
例えば、売ることはAという会社がやって、システムの開発はBという会社にお願いするというような形をやっている会社多いのですけれど、お客様目線で言うと、何かトラブル起きたときに、「A社B社どちらに問い合わせればいいの?」っていうところで、結構わかりづらい部分もあるのかなと思っています。
こういったところを大塚商会は窓口を一つにできることで、お客様からすると、何かあったら大塚商会でお願いすれば解決できるというような価値を、お客様に届けているというところがこの三つ目の特徴です。
なので、皆さんぜひこの三つの強み、お客様を選ばずに、あらゆるメーカーのあらゆる分野の商品をワンストップに提供できる、この三つが大塚商会の差別化を図っているポイントになりますので、ぜひ知っていただけたらうれしいなというふうに思います。
ここまで大塚商会のことをお伝えしていきましたけれども、ここからはもう少し踏み込んで、大塚商会にどんな職種があるのかっていうところを今日は話をしていきたいなと思います。ぜひ、視聴していただいている皆さんは、「自分のやりたい仕事があるのかな?」っていう視点でここからは話を聞いていただけたらうれしいです。
ちなみに、皆さんもう職種とか決まっていますかね。大塚商会に「皆さんが希望する仕事があるのか?」っていうところも一つポイントかなというふうに思っています。
大塚商会の職種、何があるかというと、大きく三つの職種があります。
一つが営業職です。
次に技術職、いわゆるシステムエンジニアですね。そういった職種もあります。
最後にスタッフ職、いわゆる事務職です。
この三つの職種がそれぞれ役割分担して、大塚商会の事業を進めています。
今日に関しては、この三つの職種がどこら辺の役割を担って、事業を進めているのかっていうところを、話をしていきたいなと思います。
まず営業職なんですけれど、ここは多分皆さんも一番イメージしやすい職種かなと思います。
大塚商会の仕事の流れに置き換えて説明すると、主にお客様を訪問して情報集めて、大塚商会の情報を提供して、お客様の業務を分析して、最適なソリューションを提案する。ここを、大塚商会の営業は中心に担っています。
次にSE職なんですけれど、SE職は営業が売ったあとのところから役割を担っていくっていうことではなくて、お客様との契約前のシステムの企画とか設計だったりっていうところから、SEの方も営業職の方と一緒に入りながら、仕事を進めていきます。
その提案が通ったあとのシステムの構築だったり、開発サポートみたいなところまで、SEの方が担っていくという、そういった役割分担です。
今お伝えしたように、営業とSEがお客様のところに行って、お客様対応することが多いので、事務職、スタッフ職の方は基本的に会社に残って、営業とSEがお客様対応に専念できるように、いろんな事務的な仕事を中心に担当していくというような役割分担をしています。
これが役割なんですけれど、次に障がい者採用っていうところの話をさせていただくと、大塚商会は職種別採用をやっているので、営業、それからSE、事務職、この三つの職種を皆さんご自身に選んでいただいています。
どの職種でも、選考に進んでいただくのは可能です。
ただ、現状の配属の割合、それから実際にどこの職種に一番障がいをお持ちの方が多く入社いただいているかっていうと、一番は事務職です。スタッフ職です。
この理由としては、そもそもスタッフ、それから事務希望で選考に進んでいただく方が非常に多いので、自然と配属の割合もこの事務職が一番多くなっているという状況でございます。
次にSE、その次に営業というような流れですね。
なので、見ていただいている皆さん、自分がやりたい職種のある方はぜひ、まずはこのあとご案内する説明会のほうに来ていただいて、スタッフ職、それからSE営業の具体的な働き方をぜひ知っていただいて、ご自身の軸と合わせて、ぜひ選考を受けるかどうかみたいなところを含めて、検討していただけたらうれしいなというふうに思っております。
それから、今お伝えしたのは「どんな仕事があるか?」「何ができるか?」っていう観点だったんですけれど、次に「自分に合っているかな?」の観点で、ぜひここから聞いてほしいです。大塚商会の社風と制度っていうところで二つお伝えしておきます。
一つが、充実したサポート体制ということを、スライドに載せさせていただいています。
冒頭でも自己紹介のときにお伝えさせていただきましたけれど、大塚商会でいうと、入社前もそうですが、入社後も私もそうですけれど、大塚商会の障がいをお持ちの方の採用担当、これが複数名いますので、入社後も定期的な面談を通して、障がい者採用で入社いただいた皆さんが安心して働いていただけるようにサポートをしていく、そんな環境です。
その上で、二つ目の特徴なんですけれど、フラットな評価制度ということで、障がいのあるなしに関係なく、頑張った分を評価する環境になります。
冒頭でお伝えしたように、今70名前後、役職お持ちの方がいらっしゃいますので、自分が仕事を頑張って、働いた分がしっかり自分に評価として返って昇格・昇給、そういったところに繋がっていくという、そんな環境になります。
ぜひ、皆さんの就職の軸、ここに合わせてぜひ「自分に合うかな?」というところで、この二つの特徴を皆さん知っていただけたらうれしいです。
それから三つ目、研修制度ですね。
今、ITを中心に考えていなくて、「ITと聞くと少し不安だな」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、大塚商会は手前味噌ですけれど、すごくここの教育研修、ここには力を入れさせていただいています。
具体的には入社前の段階から内定者研修、スライドの左側の部分です。ここでまずはITの基礎的な知識から、皆さんに研修を通してレクチャーしていきますので、今「ITがわからなくて不安だな」と思っている方も、全然そこは心配しないでください。文系、理系も問わない環境になっていますので、そこは皆さんご安心ください。
入社前だけのサポートではなくて、入社後も新入社員研修であったり、修了した後も定期的な研修を通して皆さんの成長をサポートしていく、そんな環境です。
ぜひ、大塚商会で成長したいなと思う方も、次の説明会にふるってご参加いただければなと思います。
では、最後にちょっと今後のイベントの話をしていきたいなと思います。
今日、皆さんにご案内するのは会社説明会です。オンラインで大塚商会は予定しています。
日程としては、今公開しているのが3月7日、それから3月23日の土曜日です。
なので平日もやりますし、土日の土曜日もやりますので、ぜひご都合のいいほうに皆さん参加してください。時間帯は午後の2時から3時半までの1時間半です。
今見ていただいている日程に合わない方も、もしかしたらいるかもしれないんですけれど、4月以降も月1~2回のペースで開催していきますので、ぜひマイナビさんのほうからご予約いただければうれしいなと思っています。
内容としては、「会社説明」プラス「職種説明」。もう少し踏み込んだ内容をこの回ではお伝えしていきますので、ぜひ皆さん楽しみにしておいてください。
今日お伝えした以外の内容は、ぜひマイナビさん、もしくは大塚商会の障がい者採用のホームページから検索していただけるといろんな情報が出てきますので、ぜひ企業研究をして、会社説明会のほうに来ていただけたらうれしいなというふうに思っております。
では、時間の許す限り、皆さんからいただいている質問にお答えしていきたいなというふうに思います。
はい、質問をいただいているんですけれど、件名を記載いただいているので、ちょっと私のほうから、今いただいていること以外に関してもちょっと皆さんにお伝えしておきたいなというふうに思います。
大塚商会の今日のセミナーの中でも繰り返しお伝えしているように、障がいのあるなしに関係なく活躍いただける、そんな環境かなと思っています。
大塚商会の特徴として、一つ皆さんにぜひ覚えておいていただきたいワードとしては、大塚商会は「正直者が馬鹿を見ない会社をつくろう」と言ってできた会社になりますので、主にここの部分が先ほどお伝えしたように、障がいのあるなしに関係なく活躍できるという部分に繋がっていきますので、そういった環境で自分の成長をしながら、その頑張りが自分に返ってくるというようなところを中心に見ていただけている方、あるいは今日の説明を聞いて少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ大塚商会の説明会にお越しいただければというふうに思っています。
先ほどお伝えした二つの回の内、間違いなく1回は私が担当すると思いますし、今日画面越しで見ていただいている皆さんと、また次の説明会でお会いできたらうれしいなと思っておりますので、ぜひ皆さん、たくさんのエントリーをお待ちしております。
では、今日は30分という短い時間にはなりましたけれども、今日皆さんご清聴ありがとうございました。また説明会でお会いしましょう。ありがとうございました。
- 鹿島建設
- 建設
- 3/2配信
【宮本】学生の皆さん、こんにちは。鹿島建設でございます。本日はマイナビチャレンジドWEBセッションをご視聴いただきまして、ありがとうございます。
今日は建設業、そして鹿島建設、我々がどういった仕事をしているのかということをご説明したいと思いますので、ぜひ最後までご視聴ください。
それでは早速、まず私の自己紹介からさせていただければと思います。私、当社で採用を担当しております人事部の宮本と申します。今日はどうぞよろしくお願いいたします。
私は2018年に鹿島に入社いたしまして、最初に東北支店の福島県に配属されました。福島県は、実は東日本大震災の復興工事がまだまだ続いておりまして、私もまさにそういった復興関連工事を担当することになりました。
主に東日本大震災の原発事故後に飛び散ってしまった放射性物質、こういったものをどう処理をしていくか、そして人から影響を離していくかという、そういったプロジェクトの事務担当として約3年半ほど仕事をしておりました。現在は人事部で採用を担当しているというようなキャリアでございます。
今日は最後まで説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本日のプログラムですけれども、このような形で説明を進めていきたいと思います。
非常にたくさん並んでいるかなというふうに思いますけれども、少しずつかいつまんで皆さんに知っていただいて、そして最後に当社の選考に関する情報もお伝えしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
それではまず初めに、当社の会社概要でございます。いろいろと文字が並んでおりますけれども、ぜひ注目していただきたいのは、下から三つ目と、そして二つ目。売上高と売上高の構成の部分でございます。
ここが当社の大きな特徴かなと思いますけれども、まず売上高の部分は2兆4,000億近くにも上っているということで、非常に経営規模が大きい、それだけ大きなプロジェクトにも関われるという点は魅力かなと思います。
また、売上高の構成の部分ですね。こちらも当社の特徴でございまして、建設事業のみならず、開発、不動産開発にも取り組んでいて、そのエリアは国内のみならず海外にも広がっているという点は、実はほかの建設会社さん、ゼネコンさんとは一線を画す部分でございます。
このあとまた、海外事業等に関しては説明していきたいと思いますので、そちらも楽しみにしていてください。
皆様は建設業、就職活動をしていく中で見ている人、見ていない人、さまざまかなというふうに思いますけれども、ぜひ今日をきっかけに興味を持っていただけれるとうれしいなと思っております。
建設の領域、実は非常に幅広くございまして、こちらの図を見ていきますと、例えば左側から住宅、商業、オフィス、工場、さらには右側、道路、鉄道、エネルギー、ダムというような公共インフラもございまして、非常に我々幅広くモノづくりを行っております。
中には、例えば住宅だけを扱う企業さんであったりだとか、工場だけを扱う企業さんがあったりするんですけれども、我々鹿島建設というのはこういったものすべてをつくっていくことができる技術力、総合力というものを強みとしております。
先ほどからゼネコンというふうに言ってますけれども、そもそもゼネコンとは何かと言いますと、お客様から発注を受けて、例えば「こういうビルをつくってほしいな」とか、「こういう道路をつくってほしい」なんていう我々発注を受けまして、「こういう工法でつくっていきましょう」「こういう技術を用いていきましょう」であったりだとか、「こういう職人さんを呼んでこよう」、あるいは「こういう資機材を使おう」「こういう計画で進めていこう」なんていうことを計画、そしてマネジメント、実際の管理、現場の管理ということを行っていきます。
ちょっと古い言い方になりますけれども、プロジェクトの仕切り屋、これをゼネコンというふうに言えるのかなと思っております。
そんな我々建設業でございますけれども、実は、皆さんの生活にすごく根付いておりまして、そして経済にも大きな影響を与えているというふうに言えるかなと思っております。
皆さんぜひ、ご自身の生活を振り返ってみていただきたいと思いますが、例えばこの動画を視聴している家であったりだとか、もしかしたらカフェとかで聴いている人もいるかもしれませんし、学校で聴いている人もいるかもしれませんが、そういった建物であったりだとか、あるいは皆さんが日々利用している鉄道であったり、あるいは毎日歩いている道路であったりだとか、そういったもの、実はすべて建設というモノづくりの上に成り立っているんですね。
非常に我々の身近であり、そして社会基盤とも言えるかなと思います。こういった我々のモノづくりっていうのは、もちろん一つひとつを見れば、ビルとか道路とかっていうふうに言えるかなと思うんですけれども、それが複合的に見ていきますと、街全体をつくっているというふうにも言えるかなと思っております。
我々の仕事はモノづくりでもあり、さらに街づくりなんていうふうにも言われているところでございます。そんな建設業、最大の醍醐味は何かと言いますと、すべての仕事が一生に一度の大仕事だということだと思っております。
我々、高層ビルをつくったりだとか、山を切り開いてって高速道路、ダムをつくるというような仕事をしていますけれども、いずれも共通しているのは、そのモノがその場所に残り続けて、そして人々の生活を豊かにしていく、あるいは支えていくという様子が目に見えるということだと思います。この社会貢献の実感っていうのは、やはりこの建設業にしかない特徴かなと、やりがいかなというふうに思っております。
それでは、ここからは特に鹿島建設についてご説明していきたいと思います。
まず、初めに鹿島の使命でございます。建設業、いろいろと皆さんの生活に根付いているということをわかっていただけたかなと思いますが、我々鹿島建設はどんな想いでこれに取り組んでいるかと言いますと、建設というモノづくりを通して、安心安全で快適な社会を実現するということでございます。
皆さんの生活に当たり前のようにあるものを、しっかりと守っていくという、そういう想いが込められております。これを、もう少し分解して皆さんにご説明したいと思いますので、三つの問いに対して答えるという形で、さらに深ぼっていきたいと思います。
まず、一つ目の問いが、「人が生きていくために必要なものとは?」ということです。
皆さんもぜひ、自分の心に聞いてみていただきたいと思いますけれども、我々は、このためにどんなことをしているのかと言いますと、例えば、橋とかトンネルであったりだとか、空港や鉄道といった、皆さんの生活を支える交通インフラ、こういったものをつくっていくということを行っております。
コンクリートを使って、巨大な構造物をつくっていくと、すごくダイナミックでかっこいいですけれども、実は皆さんのこの社会基盤を支えているというふうに知っていただけるとうれしいなと思います。さらには、例えば電力ガス水道といった皆さんのライフラインも、建設業に支えられております。
我々、当たり前のように電気であったりだとか、ガス、水道を使っているそんな社会、恵まれた社会に生きていますけれども、実はこういったもの、発電所をつくったりだとか、ガスであればコンビナートをつくったりだとかいうことをしているのは建設会社でございます。
皆さんが目に触れるのは、どちらかというと、例えばガス会社さんとか電力会社さんのほうが身近かもしれませんけれども、その裏には建設業の姿もあるということほ知っていただけるとうれしいです。
続いての問い、二つ目は、「人々が豊かに暮らすためには?」ということでございます。
こちらも皆さん考えていただきたいと思いますが、我々はどんなことをしているのかと言いますと、さまざまな空間をつくることによって、皆さんの生活を豊かにしていきたいと思っています。例えば住宅施設、皆さんの住む空間であったりだとか、ビジネスオフィス、我々社会人が働く空間、こういったものを実は建設を通してつくっておりますし、あとは医療。特に我々が手がけるのは総合病院のような規模の大きいものですけれども、いろんな目的に応じて病院をつくったり、あるいは教育もそうでございます。
皆さんが通っている大学であったりだとか、通っていた高校とか、そういったものも、いろんな想いが教育には込められておりますので、それを形にするという仕事もございます。そして皆さんの中でも、スポーツであったりだとか、ショッピング、お買い物が好きな方もいるかなというふうに思いますけれども、そういうところも、実は建設業、例えばスタジアムをつくったりだとか、野球場をつくったりだとか、商業施設をつくったりだとか、という形で支えております。非常に皆さんの身近かなというふうに思いますので、ぜひ知っていただけると幸いです。
そして三つ目の問い、これは「自然災害から人々の生活を守るには?」という問いでございます。なかなか普段意識しないことかもしれませんけれども、我々、実はさまざまな取り組みを行っております。
防災であったりだとか、災害復旧、災害復興、これも実は我々建設業の社会的な使命ですね。ダムをつくって、皆さんの都市を水害から守ったりだとか、あるいは大地震が発生してしまったとき、記憶に新しいのは1月の北陸の地震であったりだとか、熊本の地震、あるいはもっと遡れば、私も関わっていた東日本大震災とか、そういうものがありますけれども、そういったときに、実は真っ先に現地に駆け付けて、そして街をつくり直していく、インフラをつくり直していくということをやっているのも建設業なんですね。
ぜひ、なかなか日の目を浴びない部分かなというふうに思いますけれども、当社のこういった側面を知っていただけるとうれしいなと思います。
以上三つの質問、投げかけながらそれぞれ答えていきましたけれども、皆様いかがだったでしょうか?
実は、皆さんの生活を非常に支えているというのが建設業かなと感じていただいていただけたらなと思いますけれども、とにかく我々の仕事で大事なことは、社会に貢献できることを強く実感できるというところかなと思っております。ぜひ、当社で働く大きな魅力というふうに感じていただければ幸いです。
では、続いて鹿島の歴史についても少し触れていきたいと思います。
建設業、そして我々どんな仕事を今しているのかという話をしましたけれども、今の鹿島の地位を築くまでに、どんな道のりがあったのか、歴史を紐解きながら見ていきましょう。
鹿島は1840年、江戸時代に創業いたしました。元々は、大名様のお屋敷をつくる集団だったというふうに言われているんですけれども、そこから横浜に進出をしていきます。横浜開港の時代に、洋館建築というものを手がけまして、いわゆる洋風の建物ですけれども、押し寄せていた外国人に大きな評価を得ていたというところでございます。
そこからさらに、鉄道の敷設というものを手がけて、「鉄道の鹿島」とも呼ばれるようになったり、あるいは日本で初めてとなるダム建設を手がけて「ダムの鹿島」というふうに呼ばれて行くようになりました。
さらに言うと、鹿島は日本で初めてとなる超高層ビル、これも建設に成功いたします。我々は一般的に100mを超える建物を超高層なんていうふうに呼んでいるんですけれども、まさにその第1号をつくったというのも鹿島建設なんですね。
土木、建築、両方の分野において、非常にパイオニア的な存在であったのが鹿島建設でございます。
そして実はもう一つ、建設業で初めてというものがありまして、海外事業に進出をしたというのも、実は日本で初めてなのが鹿島建設でございます。
こちら、先ほども、日本の、失礼しました。鹿島の大きな強み、海外事業だという話をしましたけれども、それは長い歴史があるからというふうに言えるかなと思います。
続いて、そんな歴史を歩んできた鹿島建設、これまでどんな街づくりを行ってきたかというところも、少し例を挙げながらご説明していきたいと思います。
皆様、ちょっと東京にいる方しか、もしかしたら訪れたことはないかもしれませんけれども、「GINZA SIX」という建物、ご存知でしょうか?
まさに東京の一等地にある、商業施設なんですけれども、こちらの建設、実は鹿島建設が担っておりました。
今も、非常に多くのお客さんが来ておりまして、一つ、もはや観光地にもなっているなんていうふうに言えるかなと思いますけれども、実は「GINZA SIX」を誕生させるまでにさまざまな工夫があったというふうに言われております。
元々、「GINZA SIX」が今ある場所というのは、元々松坂屋さんの跡地を含む複数の街区が隣接していたものだったんですね。ここの間に道路があったりだとか、本当はもっと細かく分かれていたものだったんですけれども、ここをすべて一式まとめて、不動産の開発をしたということで、「GINZA SIX」という建物は生まれました。
我々の仕事、本当に街の景観も変えてしまう、地図の形も変えてしまうというような仕事でございまして、非常にダイナミックさというのを知っていただけるとうれしいなと思います。
もう一つ事例を取り上げたいと思います。きっと誰もが一度は訪れたことがあるんじゃないかなと思いますが、東京駅ですね。東京駅は丸の内側と、あと反対側の八重洲口側という、二つの代表的な出口・入口があるんですけれども、こちらもその両方に鹿島建設は携わっております。
まず、歴史的な建物が非常に印象的な丸の内側でございますけれども、この駅舎、そしてこの前の広場は、鹿島建設がその建設を担いました。実は、非常にこの建造物をつくるというのは難しい工事だったというふうに言われておりまして、やはり、その創建当時の技術を活用したりだとか、あるいはこれを、また未来にも残していくために、免震化技術というものを活用したいということで、当社の建築、そして土木の技術の結晶として、保存・復元工事が成功したというふうに言われております。
そして、反対の八重洲口のほうにも目を向けていきますと、こちら、先ほどの丸の内側と打って変わって、より近代的な見た目になっているかなというふうに思いますが、改めて見てみますと、「グラントウキョウサウスタワー」と「グラントウキョウノースタワー」という二つの高層ビルの間に、「グランルーフ」というものが挟まれて東京駅の八重洲口というものはありますけれども、当社はこの建設事業のみならず、その不動産開発事業にも実は携わっております。
我々このサウスタワーというものを所持しておりまして、例えばテナントさんが入ってその賃料で収益を得たりだとか、そういう形でビジネスもしておりまして、建設のみならず不動産開発の両輪でビジネスを展開しているところでございます。非常に、実は鹿島建設、今言ったような不動産開発、そして建設、この両輪を大事にしておりまして、我々は、実は業界からはゼネコンデベロッパーなんていうふうに言われており、自他ともに認めているところでございます。
自分たちで不動産開発もしながら、そして建設も行っていく、運用管理をしていくということができるのはなぜかといいますと、我々は総合力なんていうふうに言っております。
例えば、もちろん設計・施工を行っていくんですけれども、そのほかにも、社内には例えばエンジニアリングを専門にする部署であったりだとか、建物が出来上がる前のより上流の部分、お客さんに対して、例えば「こういう形での土地活用はどうですか?」ということをするようなグループ会社であったりだとか、あるいは建物が出来上がったあとに、それで終わりということではなくて、「運用管理も担っていきますよ」というようなグループ会社を持っていたり、鹿島グループとしてさまざまなところ、価値を提供できるという体制をとっております。
これは、非常に鹿島ならではの特徴かなと思っております。
では続いて、鹿島の海外事業についても触れていきたいと思います。こちら、鹿島の不動産開発事業、先ほどご説明した街づくりとも、本当に双璧をなすと言ってもいいかなと思うぐらい、当社の大きな特徴でございます。
鹿島は、100年以上前から海外のインフラ開発や街づくりに貢献してきました。先ほどの会社概要の部分でも鹿島の30%は海外の売り上げで、実は強みですよというお話をしましたけれども、その大元をたどっていくと、こちら最早19世紀の話になりますけれども、台湾で鉄道の工事なんていうのを行っておりました。
さらに、鹿島はその後アメリカのリトルトーキョーでも不動産開発を行うなど、これは先ほども説明した通りですけれども、日本の企業が海外でさらに羽ばたくためのインフラつくりなんていうのを行ってきました。
こちらを見ていただきたいと思いますが、当社、ここ数年、大体2兆円前後で売り上げが推移している中で、その30%、海外の売り上げを誇っております。この金額、そして比率ともにゼネコンの中ではトップということで、当社の大きな特徴なんですけれども、その長い歴史に加えて、どういった強みがあってこれを達成することができているのかと言いますと、世界各国にさまざまな拠点を持っているということが言えるかなと思っております。
例えばアメリカオ、セアニア、アジア、ヨーロッパという、さまざまな地域に我々現地法人というものを持って、その現地法人がそれぞれの地域においてプロジェクトを進めて、そして海外売り上げに貢献をしているところでございます。
それ以外にも、主に土木の分野でございますけれども、この赤い点のあるところにおいては、例えば現地の政府から発注を受けて、高速道路をつくったりだとか、ダムをつくったりというインフラ工事なんていうことも展開しております。
土木事業のほかにも、今ちょっと高速道路とかダムなんていう話をしましたけれども、例えばドバイのほうでは「ドバイメトロ」、皆さんも聞いたことあるかどうかわかりませんけれども、これを手がけていたりだとか、あるいはパラオのほうでは、「日本・パラオ友好の橋」なんていう名前がつくぐらい、この後の二国間の友好関係、結び付くぐらいの橋の建設なんていうことも行っております。
土木だけではなくて、先ほどご説明した拠点の中でも建築事業、実は行っておりまして、例えばハワイでは、「アラモアナ・ショッピングセンター」であったりだとか、シンガポールでは「マリーナベイファイナンシャルセンター」なんていうものもつくっております。
「マリーナベイ」っていう名前も、皆さんプールとかが有名かなと思いますけれども、そういったところ、「実は鹿島やってるんだ!」なんていうふうに知っていただけるとうれしいなと思います。
それでは会社説明の最後に、会社の社風についてもお伝えしていきたいと思います。
今までいろいろ鹿島建設、そして建設業界について説明させていただきましたけれども、鹿島は非常に長い歴史の中で、日本の、そして世界のさまざまな先駆的なプロジェクトを手がけてきたというのは、これまで説明してきた通りでございます。我々の仕事は、さまざまな産業や経済に貢献しているというふうに言えるかなと思いますけれども、脈々と、実は我々の中で流れているというふうにいい、考えているのがこの進取の精神というキーワードでございます。
進んで何かに挑戦していこうとか、積極的に取り入れていこうという、そういった思いのことでございますけれども、この進取の精神、これからの鹿島ではどのように発揮されていくのかということを、最後に少しお伝えしていきたいと思います。
これからの鹿島ですけれども、どんどんデジタル化であったりだとか、自動化ということが我々の課題になっております。建設業、何となく手づくりでやっていると、ちょっと古めかしいイメージがあるかもしれませんけれども、それを打破しようと、我々は鹿島スマート生産ビジョンというものをほかのゼネコンさんに先駆けて打ち出していきまして、作業の半分はロボットと、管理の半分は遠隔で、すべてのプロセスをデジタルに、なんていう三つのコンセプトを打ち出していきました。
今、どんどん建設現場っていうのはデジタル化されていて、例えば遠隔で映像を通して現場を確認することができたりだとか、自動で工事を進める、溶接をするようなロボットが動いていたりと、結構皆さんの想像を超えてくるんじゃないかなというふうに思っています。
あとは土木の分野で、実は世界で初めてという技術開発いたしまして、こちら「クワッドアクセル」というものなんですけれども、建設機械が自動的・自律的に運転施工するというものを開発、そして今まさに運用しております。
秋田県の、このクワッドアクセルを使っている現場では、運転席に誰も乗っていないダンプトラックであったりだとか、ブルドーザーが10台も15台も動いて、そしてダムを自動的に建設しております。非常に土木業界から注目されている技術でございまして、今後この技術を活用して、「宇宙でも仕事ができるんじゃないか」ということで期待されているところでございます。JAXAさんと共同研究もしていて、私自身非常に楽しみにしているというところです。
ほかにも、例えばスマートシティっていうものを手がけていて、「羽田イノベーションシティ」なんていうものを開発していたりだとか、あるいは我々のこういった取り組みが評価されて、デジタルトランスフォーメーション銘柄なんていうものに非常に早い段階で選定されたりと、鹿島のこの非常に未来志向的な取り組みっていうのも世の中に評価されているかなと思いますので、ぜひ皆さん知っていただけたらなというふうに思います。
ということで「鹿島の、今後こういうことをやっていく」という話をいたしまして、当社の会社説明、以上とさせていただきたいと思います。
ぜひ、皆さん興味を持っていただけたらうれしいなと思いますが、もし興味を持っていただいた方がいれば、この後の選考情報についても知っていただきたいと思います。
鹿島は障害者採用ということも行っております。採用の職種は正社員、もしくは契約社員ということでございますけれども、詳細はマイナビチャレンジドのほうからご確認いただければというふうに思います。
業務内容は主に事務職を想定しておりますけれども、経理や総務などの業務が挙げられますが、基本的には皆さんとの面接面談の中で決めていきたいと思っております。勤務場所については、本社もしくは全国の支店という形になっておりますが、具体的にどういったところかといいますと、本社は東京都港区赤坂にある当社本社、もしくは支店であれば全国、北は北海道、南は福岡にわたってございますので、詳細はこちらのページを見ていただければというふうに思います。
拠点ごとに採用を行っておりますので、全国から見てくれている皆様、もし「こういう場所で働いてみたいな」と、「鹿島に興味を持ったな」という方がいれば、マイナビチャレンジドからぜひプレエントリーいただければというふうに思っております。
具体的な選考フローでございますけれども、こちらをご覧ください。マイナビチャレンジドからプレエントリーしていただきましたら、鹿島建設のマイページに登録していただくことになります。
こちら登録していただきまして、マイページのほうからWEBでエントリーシートを提出することができますので、期日までにエントリーシートをご提出ください。エントリーシートを提出していただきまして書類選考合格となりましたら、適性検査、そして複数回の面接を実施して内々定という形になっております。
繰り返しになりますけれども、採用選考は本社・各支店ごとに行っておりますので、例えば東京までわざわざ来なければいけないとか、そういったことはございませんので、ご安心ください。
いずれにしましても、マイナビチャレンジドからプレエントリーしていただいて、鹿島建設のマイページに発行いたしましたら、トップ画面に詳細は記載しておりますので、そちらをご確認いただければというふうに思っております。
それでは当社の会社説明、以上にしたいと思いますけれども、当社は「100年をつくる会社」ということをスローガンに掲げて、皆さんのより安心・安全な生活を守るために日々頑張っております。ぜひ、皆さんの活躍する場所も必ずあるというふうに思いますので、興味を持っていただきましたら、ご応募いただけますとうれしいなと思います。
それでは本日は以上となります。ご視聴いただきましてありがとうございました。
- クラシエ
- 薬品
- 3/2配信
【松田】皆さん、こんにちは。
【中島】こんにちは。
【松田】本日は、数ある会社の中からクラシエ株式会社のWEBセミナーにご参加いただき、ありがとうございます。本日の進行は、クラシエ株式会社人事労務部の松田と、
【中島】同じく人事労務部の中島でお送りいたします。
【松田】よろしくお願いいたします
【中島】よろしくお願いします。
【松田】それでは早速会社説明に移ります。こちらが本日お話しする内容です。
25分程度会社の説明をしたあとに、質疑応答の時間を設けております。
説明の途中でも気になったことがあれば、チャットまたは質問欄のほうにご質問を寄せていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
説明パートでは「クラシエについて」ということで、歴史や企業理念をお話ししたあとに、クラシエの3事業について、特徴を踏まえてご紹介いたします。
そして、最後に皆さんが入社後に「働く環境について」ということで、就業上の配慮事項や勤務地、研修制度などをお伝えいたします。ぜひ最後までご参加ください。
それでは早速、「クラシエについて」です。まずは、会社の歴史から見ていきたいと思います。
当社は1887年に東京綿商社という紡績会社として誕生いたしました。
その後、皆さんももしかしたら耳にしたことがあるかと思いますが、鐘紡株式会社という会社名になりまして、2007年に現在のクラシエという社名に変更となりました。
このように、100年以上続く長い歴史の中で、昨年2023年にクラシエにとって大きな改革である経営機構改革が行われました。
次のスライドでは、経営機構改革について具体的にご説明いたします。
左側の図は、2023年9月末までの会社組織、組織図の抜粋版となっております。
医・食・美、それぞれ3つの事業会社と管理部門が中心のクラシエホールディングスで構成されていました。こちらが経営機構改革を経て、2023年10月にクラシエ株式会社という一つの会社になりました。
この経営機構改革には、これからのビジネス環境の激変を乗り越え、人材や情報インフラ等のリソースを共有、再配分し、これからも組織が成長し続けることを目的に行われました。そして3つの事業は、カンパニーとして運営をし、研究、生産技術、品質保証に関して統括する部門が新設されました。
このように会社が一つになることで、事業を超えた新たなイノベーションが生まれていくと考えております。
新たなイノベーションの例として「おくすりパクッとねるねる」という商品をご紹介いたします。
2023年10月に販売を開始した「おくすりパクッとねるねる」は、「ねるねるねるね」にお薬を混ぜ合わせることで、楽しく服用いただける服薬補助食品です。お薬が苦手なお子様も、「お薬タイムを楽しく前向きになれるように」という思いが込められております。
こちらの商品は薬品カンパニーと繋がりがあった医療現場の方の声をきっかけに、フーズカンパニーの担当者と、国立成育医療研究センターの方を繋いで生まれた商品となっています。
総合化の前から検討・研究は進んでいましたが、事業カンパニーの壁を越えて連携して行われたクラシエならではの商品となっております。このように事業をかけ合わせた商品研究開発を今後も強化していく方針です。
そのほか、経営機構改革に関する詳細な内容は、公式ホームページに記載がございますのでそちらをご覧ください。以上で経営機構改革に関する説明を終了いたします。
続いて、こういった大きな変革がある中で、クラシエが大切にしている企業理念についてお話しいたします。
こちらがクラシエの企業理念で、「しるし」という名前がついております。
「しるし」はグループの企業活動を、一貫性を持って継続していくために、私達にとって欠かすことのできない拠りどころとなっています。
「しるし」は3つから構成されておりまして、根幹にあたるのは、真ん中にあるクラシエの志、「人を想いつづける」です。
ここにある「人」というのは、クラシエの商品を使ってくださるお客様はもちろん、商品を販売してくださるお店のスタッフさん、商品を運んでくださる物流関係の方、さらには、私達クラシエの従業員のことも指しております。
我々に関わるすべての人に対して、「人を想いつづける」という志を持って仕事に臨んでいこうという思いが、こちらの「人を想いつづける」には込められております。
続いて右側、「心を晴れにする」というのは、一般的に行動規範と呼ばれるものです。
小さくて少し見えづらいかもしれませんが、7つの項目に分かれておりまして、仕事をする上で、従業員がお客様や自分自身に対して約束をするといったものになります。
これらの約束を実行することで、「人を想いつづける」や、次に説明する「CRAZY KRACIE」を実現することができると考えております。
最後に左側、私たちの明日「CRAZY KRACIE」というのは、我々が掲げているビジョンです。
クレイジーというと、人によってさまざまなイメージをお持ちになるかと思いますが、クラシエでは、クレイジーというのを「夢中になる」とか、「熱中をする」、また人を称賛するときにクレイジーと使われるように、ポジティブな意味で使っております。
昨今、技術の進歩などで社会の変化が激しい中、チャレンジを恐れていては成長することができません。そこで、固定観念を捨て去り、失敗を恐れず変化を起こすことでビジョンに掲げました。
新しいことにクレイジーにチャレンジできるような人を応援するという当社の社風も、こちらから感じていただけるのではないでしょうか。以上が企業理念「しるし」でした。
続いて、事業についてご紹介いたします。
事業の説明の前に、いきなりですが、皆さんにチャットで反応をいただきたいと思っております。
「クラシエと聞いてどんな商品を思い浮かべますか?」ということで、皆さんが今まで使ったことがある商品であるとか、見かけたことがある商品をぜひチャットの方に書いていただきたいと思います。皆さんいかがでしょうか。
【松田】ありがとうございます。
【中島】「ひまわり」というのが出てまいりました。「いち髪」「メイク落とし」とかも印象にあるようですね。「ねるねるねるね」
漢方薬も入ってきましたね。テレビCMの効果でしょうか。漢方、あと「ひまわりシャンプー」などがかなり多くを占めてますね。
【松田】はい、皆さんチャットのご協力ありがとうございます。
こちらのスライドのほうに当社の商品をいくつかご紹介しております。
下にイラストがある通り、例えば小さい頃は「ねるねるねるね」を作って食べていましたとか、もう少し大きくなって学生になると自分でシャンプーを選んで、「いち髪」を使用していましたとか、さらに大きくなって大人になったり、お年寄りになったときには、体の不調に合わせて漢方薬を服用していました。
クラシエの商品というのは老若男女問わず、それぞれの方の暮らしに寄り添う商品というものを展開しております。こちらを踏まえて、次のスライドから各事業についてご説明いたします。
まずは「ホームプロダクツカンパニー」です。ホームプロダクツカンパニーは、トイレタリー・コスメティックス部門を使い、ヘアケア、基礎化粧品、スキンケア、プロフェッショナル商品という4つの領域で商品を展開しております。
ホームプロダクツの商品の特徴を2つ挙げます。
開発力の高さと高品質であることが特徴となっております。
髪のゆがみを整え、扱いやすい素直な髪へと導くヘアケアシリーズ、ディアボーテひまわりや、洗う成分100%植物性のボディーソープ、ナイーブなどユニークな発想と、独自の研究開発などによって生み出された製品というのは、市場で大きな存在を獲得しております。
また、こういったホームプロダクツカンパニーの商品というのは、お客様の肌に直接触れるものですので、商品の企画段階から最終製品まで厳格な品質管理を行っております。
続いて薬品カンパニーです。薬品カンパニーは、人間のトータルバランスを重視した医療として注目を浴びている、漢方薬に特化したカンパニーとなっております。それぞれ医薬事業とヘルスケア事業の大きく2つに分類されます。それぞれの事業ごとに特徴を踏まえてご紹介いたします。
まず、左側の医薬事業では、処方箋が必要な医療用医薬品を扱っております。患者様がこぼしにくく、口に運びやすくするために、スティック包装を採用したり、1日2回タイプなどをご用意したりなど、患者様目線をもとに作った商品というのが特徴となっております。
続いて右側のヘルスケア事業では、医療用医薬品のほうが、処方箋が必要なお薬だったのに対し、処方箋がなくとも、ドラッグストア等で購入可可能な一般用医薬品を扱っている事業となっております。
こちらも代表商品としては、「漢方セラピー」「コッコアポ」「葛根湯」を代表とするクラシエの漢方「かぜシリーズ」といった商品がございます。
この中でも特徴的なのが、中央にずらっと並んでおります。漢方セラピーという商品です。
こちらは漢方薬というと漢字が羅列していて、少し難しかったりとか、とっつきにくかったりするイメージがあるかと思いますが、こちら症状を全面的にパッケージに出すことによってお客様が手に取りやすいように工夫をした商品となっております。
このような工夫があってか、クラシエでは漢方市場で多くのシェアを持っておりまして、医療用医薬品市場で話題に、OTC医薬品市場では第1位という成績で多くの方にご愛用いただいております。
最後にフーズカンパニーです。
フーズカンパニーは大きく分けて、「ねるねるねるね」などの知育菓子や、ソフトキャンディなどを含む菓子領域、「ヨーロピアンシュガーコーン」や、「Soy」などのアイスを扱う冷菓、「フリスク」「メントス」「チュッパチャプス」、そして粉末飲料の「スカイウォター」などを扱う食品という4つの領域で商品を展開しております。
フーズカンパニーに関しても特徴を2つご紹介いたします。
ユニークな商品とロングセラー商品が多いことが特徴となっております。
まず、ユニークな商品に関しては、クラシエが登録商標を取得して販売している「たのしいおすしやさん」などの知育菓子や、大豆を使用したアイス「Soy」など、独創的なアイディアで生み出された商品が多数ございまして、新しい市場を開拓しております。
また、「ねるねるねるね」や「フリスク」など、30年以上前から販売されてる商品もございまして、長く愛され続ける商品が多いことも特徴となっております。
以上3つの事業についてご説明いたしました。
続いて、こちらのスライドでは「クラシエのバリューチェーン」についてご紹介いたします。
バリューチェーンというのは、商品がお客様の手元に届くまでの流れを表したものとなっております。クラシエはメーカーですので、自社で商品を企画し、製造、営業を行っております。そしてコーポレートスタッフ、我々のような人事であるとか、経理といったコーポレートスタッフが、会社全体を支えているという流れとなっております。以上授業についてご紹介いたしました。
最後は働く環境についてです。まずは、「働く上での配慮事項」に関してです。
まず、職場環境については、一般職の方の場合、転勤はございません。また、配属先については、ご本人と相談の上決定いたします。また、通院の配慮であるとか、健康管理室というものもご用意しております。
続いて機器等についてです。
大型モニターということで、お一人一つずつ、パソコンの隣に大型モニターも設置しておりますし、会議室にもモニターを設置しております。
また、筆談での対応も可能となっております。
そのほか、機器・ソフトウェアの導入に関しては、ご本人と相談の上、できる限り導入をしていきたいと考えております。
過去には、例えば重いものを持つことが難しい方に関しては、そういった運搬をする仕事というのを外していただいたりですとか、あと聴覚障害の方に関して文字起こしをするアプリなどを導入するなど、ご本人と相談の上、できる限りの機器等はご用意していこうと考えております。そのほか、必要な配慮についてはご相談ください。
続いて、こちらは営業拠点となっております。先ほど申し上げた通り、配属先については相談の上決定いたしますが、現在、クラシエとしては全国各地に営業拠点を持っております。
スライド変わりまして、こちらは「研究・生産拠点」となっております。
青い枠で囲まれているのが「フーズカンパニー」、赤い枠で囲まれているのが「薬品カンパニー」、緑の枠で囲まれているのが「ホームプロダクツカンパニー」の、それぞれ工場・研究所となっております。
続いて、こちらは「挑戦を後押しする制度」についてです。まずは教育環境についてです。
クラシエでは、「クラシエダイガク」という教育体系を導入しております。
例えば、自ら考えて企画し応募する研修「クラシエジャンプ」や「自己啓発研修」、また「DX推進の研修」なども用意しております。
こちらに関しては、皆さんの自ら学ぶ姿勢というものを応援しておりまして、成長を実感できる学びの機会というものを提供しております。
続いて、左下の「新規事業開発プログラム」というのは、2021年から本格始動してるもので、クラシエの社員から新規ビジネスを公募して、選考を突破すると予算や人材が与えられ、実際に事業化されるという制度です。
入社年数に関係なく応募することが可能となっておりますので、皆さんがクラシエでこんな事業を始めてみたいという思いがあれば、社内にいながら新規事業を立ち上げることが可能となっております。
最後に右下、「自己申告制度」についてです。こちらは年に1回、ご自身が志望するキャリアを申告できる制度となっております。
ただし、希望を伝えるだけではなく、2年から5年後、5年後以降といったように、どの部署で、どの役割で、どんな成果を出したいのかという具体的な内容、また目標を達成するための行動計画などご申告していただくことで、ご自身のキャリア設計を会社に伝えることが可能となっております。このような制度を利用して、さまざまなことにチャレンジしていただきたいと考えております。
続いてこちらは「入社後の待遇等」となっております。初任給に関しては、一般職の方の2023年の実績となっております。
そのほか各種手当、また、休日休暇に関してもスライドの通りとなっております。また、福利厚生に関しても各種保険、また借り上げ社宅、借り上げ独身寮というものもご用意しております。
そのほかの制度ということで、時差通勤制度という、出勤と退勤時間を変更できる制度がございます。また、在宅勤務制度もございまして、原則週2日まで在宅勤務をすることが可能となっております。こちらに関しても、ご本人と相談の上、働き方に関しても柔軟に対応していきたいと考えております。
以上で、こちらからの会社説明は終了とさせていただきます。
エントリー方法について、こちらのスライドのほうにマイページを登録するQRコードを表示しておりますので、まずはこちらに登録をしていただいて、お問い合わせフォームより選考に講師希望しますという旨を、お問い合わせフォームよりご連絡いただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
では、ここからは質疑応答の時間とさせていただきます。スライドに関しては、先ほどのこちらのQRコードを映しながら質問に皆さんからの質問にお答えしていきたいと思っております。
【中島】今、質問のほう、届いているものもありますが。皆さん随時ご入力いただければと思います。
そうですね、早速答えていきたいなというところなんですが、松田さん、26卒の方から「マイページの登録が可能か?」というようなお問い合わせが来ていますが。
【松田】こちら、今表示しているのは2025年卒の方の向けのマイページ登録ですので、また、2026年卒の方に関しては、今後マイページのほうも随時作成していきたいと思っておりますので、クラシエの採用ホームページをご確認いただければと思います。
【中島】はい、ありがとうございます。
続いていきたいと思いますが、手帳をお持ちでない方が「企画のほうだったりとかっていうところで、商品開発を行いたい」というような希望のご相談がありますが。
【松田】そうですね、本当に配属する職種に関してもご本人とご相談の上、決定していきたいと思っておりますので、まずはご本人がどういった仕事に興味があるのかというものをお伝えいただきまして、そこからいろいろとご面談などを通して決定していきたいと思っております。
【中島】ありがとうございます。
続いてですけど、「味覚過敏、嗅覚過敏 などがあっても働けますか?」ということですけれども、こちらは程度にもよるかと思いますけれども、基本的には受け入れる形で良いかなと思いますが、いかがでしょうか?
【松田】そうですね、ただ働く上で、もしこういうことが気になるとか、これからもご本人が職場に来てから感じることって結構あるかなと思うので、そういった場合は一度会社のほうに来ていただいて、どういった配慮が必要かなというのを丁寧に確認しながらご相談できればと思っております。
【中島】はい、そうですね。ありがとうございます。
また別の質問ですけれども、「一般職での募集なのでしょうか?」というところで、ちょっとどうでしょう。
【松田】そうですね、こちらに関しては、一般職の方となると転勤がなかったりですとか、初任給もちょっと変わってきたりはするので、ご自身が必ず障害者手帳をお持ちの方が絶対一般職でなければならないということはございませんので、転勤もあっても働けそうなのかとか、そういうのをいろいろ考えていただいて、総合職で応募するのか、一般職として応募するのかっていうのも、ご本人とご相談しながら決定していければなと思っておりますので、まずは興味をお持ちいただきましたら、お問い合わせフォームのほうにそういった旨も記載の上、ご連絡いただければと思います。
【中島】ありがとうございます。
先ほどの質問に重なるところもあるかと思うんですが、一般職の「具体的にはどのような仕事内容ですか?」というような質問が届いていますが。
【松田】はい、ありがとうございます。
こちらも具体的な仕事に関しては、本当に柔軟にご相談しながら決定していければなと思っているんですけれども、具体例を挙げますと、現在、昨年新卒で障がい者採用として一般職で入られた方に関しては、例えば総務系のお仕事で、そちらに届く請求書の処理をしていただいたりですとか、あとは中島さんも経験あるかと思うんですが、社員カードというか社員証みたいなのがないと入室できないんですけれど、そういったものを手配していただいたりとか、本当にさまざまな仕事をやっていただいてるかなと思います。
あとは、例えば我々人事のほうにも関わってくることですが、給与計算であるとか、各種保険の手続き等も、今新卒の障がい者採用の方が携わっていただいております。
【中島】ありがとうございます。
そうですね、そういった意味では、活躍の場は特にそれほど限定しているというわけではないということですよね。
【松田】本当にご相談しながら「こういうことをやっていこうか」っていうものを個別にお話ししながらの決定になるかなと思います。
【中島】はい、ありがとうございます。
続いて、ここでは皆さん気になるところかなと思いますが、「エントリーの締め切りはいつまでですか?」というようなご質問が入っていますね。
【松田】現在に関しては「いつまでです」って締め切りは設けていない状態なので、まずはマイページに登録をしていただいて、そちらに今後の採用について、随時情報を公開していきたいと思っておりますので、まずはマイページ登録のほうをよろしくお願いいたします。
【中島】ありがとうございます。
あと、違いというところで気になさってる方がいらっしゃるようなんですが、「一般採用と昇給などで違いはあるのでしょうか?」というような質問が届いてますが。
【松田】そうですね、こちらに関しても待遇等については総合職の方と一般職の方で大きな違いというものはございませんので、そうした面は心配していただく必要はないかなと思います。補足ありますか。
【中島】そうですね。本当にご本人の働ける環境といいますか、どういったことができるのかっていうことを話し合った上で活躍していただいていますので、そういった面ではそれほど、我々の中での線引きというのはあまりないのかなというところを感じていますが。はい、ありがとうございます。
では、最後の質問。ちょっとお時間のほうも迫ってきていますので、そろそろ最後ぐらいにしているかなと思いますが、こちらいきましょうか。
「精神発達障害の方の採用の実績はありますでしょうか」と。また、「そういった方のなさってる業務について」というところで質問が来ていますが。
【松田】はい、ありがとうございます。
こちらに関しては、精神的にも障害がある方に関しては、今はそうですね、そういったまた給与計算とか、そういった事務的なお仕事をしていただいていることがあるのかなというのと、またこちらに関してもそれぞれの方によって、いろいろな症状があると思いますので、そういったところに配慮して、例えば症状が出てしまったときに少し休憩できるスペースを導入させていただいたりとか、こちらもご相談しながら一緒に考えていきたいと思っております。
【中島】はい、ありがとうございます。
【松田】補足ありますか、中島さん。
【中島】そうですね。精神障害といってもいろんな方がいらっしゃると思うので、その方に合わせて対応しなければいけないかなという認識を持っていますので、通り一辺倒ではなく、それぞれの方にあった対応していければなとは思っています。
ではちょっとお時間も迫ってきたというところで、質問のほうは以上とさせていただきたいと思います。
ちょっとお答えできてない質問もあるかと思いますけれども、ご了承いただければと思います。質問のほう、ありがとうございましたございました。
【松田】では、最後に一言ずつ皆さんメッセージを伝えさせていただいて終了とさせていただきたいと思っています。まず私から。
本日は本当にご視聴いただきありがとうございました。就職活動を進まれていく中で、いろいろと難しいこととか、いろいろ悩むこともあるかと思いますが、まずはご自身のペースで、マイペースに就職活動のほうを進めていただければいいのかなと思っております。
また、その中でクラシエに興味をもし持っていただきましたら、まずはマイページのほうに登録をしていただいて、お問い合わせフォームのほうから、こういった一般職採用で募集があるということで「応募してみたいです」とか、「一般職、総合職どちらかで迷ってます」など気軽にご相談いただければと思いますので、ぜひご連絡のほうをお待ちしております。
【中島】ありがとうございます。では、私中島からもご挨拶をさせていただければと思います。
私、クラシエの人間として、クラシエを宣伝しなきゃいけないんですけれども、こういった配信ですとか、セミナーですとか、いろいろと今、皆さんが会社と対等に向き合える場というのがいろんなところにあると思います。ぜひ時間、その場を活用していただいて、いろいろと比較検討していただいていいと思っています。
その中で、皆さん一人ひとりが働く上での価値観といいますか、何を大事にしながら働いていくかっていうところを自問自答していただいて、自らの価値観っていうものを持っていただきたいなと。
そうすることによって、就職でのミスマッチとかがなくなってくるのかなと思いますので、その辺で時間、結構しんどいこともあるかと思うんですね。自分と向き合うというのはなかなか大変なことかと思うんですけれども、ぜひそこを乗り越えて、楽しんでいただいて、就職活動を乗り切っていただきたいなと思います。そういった上では、クラシエがもし候補に挙がっていただいたら、ぜひエントリーをいただきたいなと思っております。そういった意味では、もしクラシエでお会いできれば光栄です。皆さんの就職が成功できるように応援していますので、ぜひ頑張ってください。私からは以上とさせていただきます。
【松田】はい、それでは本日のセミナーをこちらで終了とさせていただきます。最後は手を振ってお別れをしたいと思います。皆さん、最後までご視聴いただきありがとうございました。
【中島】ありがとうございました。
- KDDI
- 通信・インフラ
- 3/2配信
【山手】皆さん、こんにちは。本日は、KDDI株式会社の会社説明をご視聴いただき、ありがとうございます。早速、会社説明の方に入らせていただきたいと思います。また本日は、最後に質疑応答の時間も設ける予定ですので、ぜひ質問箱にご質問、送っていただければと思います。ではまず初めに、私達の自己紹介からさせていただきます。
【山手】私は、人財開発部新卒採用グループに所属している山手と申します。大学時代は社会学のゼミでフィールドワークの活動や学童保育のアルバイトを行い、小学生から大学生まで幅広い年代の学生と関わる日々を過ごしておりました。また、ちょうど就活はコロナ禍とかぶってしまいましたので、オンラインでの選考も経験しております。
KDDIには社員の人柄に惹かれたといったところでしたり、あとは通信で人々の身近な生活に貢献したいといった思いで入社させていただきました。新入社員の研修後、新卒採用グループに配属となり、新卒採用のイベントや内定者の皆さんに関わるお仕事を担当しております。また、現在は部内の副業でグループ会社を支援するプロジェクトにも参加させていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。続いて、森野さんお願いいたします。
【森野】皆さんこんにちは。KDDIの森野修平と申します。私は山手さんとは隣の部署になる人事本部人事企画部というところに所属しております。今、入社8年目で学生時代は山手さんほどこれといったところはやってきてないんですけども、通信の可能性は無限大であるところに魅力を感じて、KDDIに入社することを決意しました。
2016年に入社して、私は最初auショップ向けのコンサル営業というところで、約6年間営業の方を担当しておりました。2023年の冬に今の人事企画部の方へ異動し、DE&Iの企画と推進を運営しております。誰もが思いを実現できる環境風土に尽力するとともに、人事戦略策定に関わる業務にも従事し、人事としての知見を広げているところでございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
【山手】ありがとうございます。それではまず初めに、皆さんKDDIと聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか。auでしたり、UQ、povoといったブランドを知ってくださっている方もいらっしゃるかもしれませんし、通信キャリアの中の一つといったところの認識や、そもそもまだイメージがあまりわかないといった方もいるのではないかと思います。
KDDIにおいて、まず通信は非常に重要となる事業です。通信を24時間365日守ること、こちらはもちろんなんですけれども、その他にも先進的なわくわくすることにもチャレンジしております。事例をこちらのスライドにも書かせていただいておりますが、通信の他にもDXやLX、金融、地域共創、エネルギーなど、様々なことにチャレンジしております。本日は、ぜひKDDIの意外な一面についても、皆さんに持ち帰ってもらえたらなと思います。
こちらのスライドは、本日お伝えしたいことのサマリーになっております。真ん中の段にはKDDIの会社の規模を書かせていただいております。売上高は5兆6718億円となり、営業利益も1兆774億円と、2023年度の東証プライム市場で第5位にランクインさせていただいております。また、従業員数も約5万人といったところで、そのうち約10%の社員は海外でのフィールドで働いております。拠点数も世界60都市100拠点以上ありまして、こういった企業事業規模の大きさ、収益基盤の安定性、成長性といったところからも、社会的な影響力でしたり、社会貢献度の高さを読み取っていただけるかと思います。また会社の特徴も、下に3点書かせていただいておりますが、こちらはこの後順次説明させていただきます。
そしてこちらが、我々KDDIの事業の一例です。KDDIと聞くと、まずは左下の日本の携帯電話の事業がイメージしやすいかと思いますが、KDDIは国内外問わず、生活をより豊かにする事業を展開しています。携帯電話や衛星通信といった通信技術サービスの提供を中心に、日本国内ではメタバース、アパレルDX、ドローンなど新たな価値体験サービスを提供しております。また、海を越えて海外でも効率的安全に実施できるよう、テレワークの環境を整えたり、自動運転といったサービスを提供したりしています。
そんな私達が目指す2030年ビジョン、それは「つなぐチカラを進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる」です。今既にある自分たちの強み、「つなぐチカラ」をさらに進化させて、命暮らし、心を繋いで、誰もが思いを実現できる社会にKDDIがしようというのが私達の2030年ビジョンです。次のスライドから、その実現のための具体的な取り組みをご紹介します。
現在KDDIの事業戦略として掲げているのが、サテライトグロース戦略です。こちらは5 G通信をコアとして共創と、それから長年培ってきた運用ノウハウにより、注力領域を中心に拡大していくことです。注力領域はD X、 L X、金融、エネルギー、地域共創の領域です。
ではまず初めに、KDDIの基盤となる通信についてご紹介します。皆さんもKDDIと言われて真っ先に通信を思い描くかと思いますが、KDDIはこの通信サービスにおいて非常に力を入れております。KDDIでは、au、UQ、povoなど様々なブランドを展開して、皆様の生活にあって当たり前の通信を提供しております。その中で決済でしたり、金融、エネルギーなどの非通信事業も強化しておりまして、KDDIがワンストップでのサービスの提供を実現しております。また国内だけではなく、国際的にも通信サービスを提供、ミャンマーやモンゴルなどの途上国に通信を届けてきました。KDDIでは5 Gの通信事業をしっかりと整えてきましたので、その通信の軸を生かして様々なサービスで価値提供を行っています。
その一つがメタバースやWeb 3です。メタバースのサービスは国内外で非常に熱い領域ではございますが、皆さん「バーチャル渋谷」は聞いたことありますでしょうか。国内では先駆的なメタバースサービスである「バーチャル渋谷」は、KDDIとベンチャー企業の共創によりサービスを実現させました。メタバースは単なるエンタメというだけではなく、ジェンダーや年齢、障害に関わりなく、誰もが自分を表現できる機会、場の提供という役割がございます。KDDIではその解決を目指して先進的な技術を持つスタートアップや、様々な企業とコラボレーションして、メタバース事業を展開しています。
そしてKDDIは、このメタバース上でバーチャルショッピングや3 Dライブを体験できるWeb 3の新サービス「αU」を開始しました。
このようにKDDIは新たなサービスを生み出して、そして体験する場ではなく発信し生活の一部として身近なものになるように価値提供を行っております。ぜひ皆さんも覗いてみていただければと思います。さらにKDDIでご紹介したい事例として、スマートドローンの事例がございます。モバイル通信を使って遠隔操作するスマートドローンは、様々な場面で活躍が期待されています。その事例の一つが、高所作業、高所作業の自動点検です。通常、左の写真のような風力発電の点検には高いところに作業員が実際に上って点検する非常な危険な作業を行っておりました。これをKDDIの通信とドローンのオートフライト機能を用いて、高所に上らなくても点検できるサービスを提供しております。さらに、このドローンによる物資の配送も行っております。
では続いて、KDDIの人事の領域の部分についてもお話させていただきます。KDDIでは、人財ファースト企業への変革のために新人事制度の浸透、KDDI版ジョブ型人事制度によるプロ人財の育成、それから社員のエンゲージメント向上という三つのことを進めております。KDDI版ジョブ型人事制度は、2020年度からKDDI独自の人事制度として、欧米と日本の人事制度を融合したものとなっております。実際に、KDDI版ジョブ型人事制度を導入することによるメリットの一例を、入社時、それから入社後に分けてご説明します。
まず、入社前は配属領域を確約といったところで、KDDIでは最初の初期配属領域を確約しない「openコース」、そして初期配属領域を確約する「willコース」の二つのコースで募集を行っております。willコースで入社された方は、対象の業務領域での配属が確約されるといったところになります。ただし入社後も、ご自身のキャリアに応じて同じ領域をどんどん深めていくことも、また他の領域に挑戦することも可能といったコースになっております。
続いて、一律初任給の撤廃ですが、こちらは入社時点で特に優秀な学生の方に対して、プラスアルファで金額を上乗せさせていただく制度です。初任給のベースは27万円となっておりますが、スキルによっては28万円から30万円と段階的に初任給が決定していきます。あくまでマイナスになることはなく、優秀な人財の方にプラスになるような制度となっております。
続いて、入社後ですが、成果と挑戦を軸とした評価制度でございます。こちらは成果プロセスや、チャレンジ行動に加えて360度評価を加えることによって、社員の人間力を評価に加えるKDDI独自の評価制度となっています。また、社内副業を活用したスキルアップですが、こちらは就業時間の最大20%を活用してグループ会社を含む本業以外の業務への挑戦が可能といった制度で、総じて個を生かすことのできるメリットが人事制度にはございます。
KDDIの給与の特徴としては、先ほどもお伝えした通り一律初任給の撤廃がされています。そして年功序列ではなくて、ご自身の成果調整によって昇給率が決まります。若手でも活躍すると市場感より高い昇給をしていくといった、そんな制度になっております。
KDDI版のジョブ型人事制度によって、成果や調整に基づいて評価を給与に反映しますので、新入社員となる皆さんの活躍も後押しできるような制度となっております。また、DE&I推進のために組織風土やライフイベントの支援を積極的に行っております。
この後、森野さんからもまたお話いただきますが、例えば女性活躍支援のため、「30%Club Japan」への加盟を行い、女性のキャリア支援、経営基幹職の支援も推進しております。そして育児の支援として、男女関係なく育休の取りやすい風土醸成に努めております。また、LGBTQ+の支援として、写真のようにRainbowパレードへの参加や、トーセイファミリーシップ制度もいち早く導入しました。これによって、ワークエスプライドのゴールドを受賞するなど、取り組みも高く評価いただいております。
次に、新しい働き方を後押しできるように、オフィスも新しく整えております。出社時は通常の執務室エリアだけではなく、集中ブース、クリエイティブエリア、サテライトスペースと様々な業務シーンに合わせてオフィスを活用しております。2025年には本社移転を予定しており、更なる環境改善にも取り組んでおります。続いて、こちらはKDDIの職種紹介となります。いま映っているのは、技術系の業務領域一覧で、全部で八つの領域がございます。次に、こちらは業務系の業務領域で、こちらも八つございます。本日はお時間の関係で、一つ一つの業務領域についてご説明することはできないんですけれども、KDDIの新卒採用ホームページに各業務領域の詳しい説明や、実際にその領域で働く社員のインタビューも載っておりますので、ご興味持っていただけた方はぜひご確認いただければと思います。それではここから、森野さんにバトンタッチさせていただきます。
【森野】それでは障害者雇用について、森野の方から説明させていただきます。障害者雇用を取り組む上で、KDDIは「ダイバーシティが基本」というフィロソフィのもと、DE&Iの推進で誰もが思いを実現できる環境・風土構築を進めております。もともと2005年からD&Iの取り組み自体はしていたんですけども、今年度から、このD&I に「EQUITY(イクイティ)を追加して、DE&Iにフェーズアップしております。
DE&Iの取り組みに関しましては、先ほど山手さんからも説明がありました通り、障害者雇用だけでなく、女性活躍、育児支援、LGBTQ+などがあります。言葉の意味としましては、Dがダイバーシティで多様性、Eがイクイティで公平性、Iがインクルージョンで生かす、ということになっております。DE&Iを推進していく意義や効果というところになりますけども、左の図で表している通り、DE&Iを推進することで社員一人ひとりが生き生きと働くことができ、新しい価値の創出や多種多様なお客様のニーズに応えることができるとKDDIは考えております。また、これを実現することで、社会の持続的成長や企業価値の向上に繋がると考えております。
こちら右の図は風刺画になるんですけども、先ほどお伝えした通り、イクイティのものを入れさせていただいております。多種多様な人財が働いておりますので、そちらの特性に合わせて、一人ひとりに合わせた高さの台を公平に用意することで、手を伸ばせば誰もが果実に手を届くということを表した風刺画です。KDDIでは誰もが思いを実現できるように、こちらの公平性のような形で支援をすることで、社員一人ひとりが最大限の力を発揮できるようにサポートしております。
続きまして、DE& Iのキャッチコピーについて簡単にお話させていただきます。こちら2030年の真のDE&Iの実現に向けてというところで、社外公表しているものです。目指したい未来につきましては、「なりたい私がKDDIにいる」。浸透させたい価値観につきましては、下に書いている通り「私に先入観はない、という先入観を捨てよう」というキャッチコピーを打ち出しております。この下の価値観につきましては、私もDE&Iの企画をする上で常に頭に置いて仕事を進めている状況です。
次に、障害者雇用の考え方についてお話させていただきます。KDDIでは、障害のある社員も勤務上・生活上の配慮のもと、障害のない社員の皆さんと同じフィールドで活躍していただきます。具体的には総合職での採用で、当然勤務上・生活上の合理的配慮は実施しております。そして成果・挑戦・能力に応じて、昇給昇格の方も対応させていただいております。抽象的なこちら説明になっておりますので、お時間が限られている本会の場合、ご不明な点、ご相談につきましては、採用ホームページにプレエントリーしていただいて、マイページよりお問い合わせいただければなと思っております。
続きまして、どれぐらいの社員がKDDIで働いているかをグラフに表したものになります。KDDIでは、約178名の社員が、障害のない社員と一緒に働いている状況になります。多種多様な職種で他の社員と同じままで活躍しておりますので、ぜひ皆さんの応募をお待ちしております。具体的な障がいの種別につきましては、右のグラフの方で表しております。
続きまして、障害のある社員へのサポートについて簡単にご説明させていただきます。
障害のある社員の方が働きやすいように、KDDIでは日々様々なサポートの対応をしており、今回三つほどご紹介させていただきます。左の図で表している一つ目がアンケートとカウンセラーで、障がいに関するお困り事など、障がい者手帳申告をされている社員の皆さんに、毎年実施しております。次にカウンセラーですが、半期に1回、年2回、こちら全社員向けに対象になりますけども、カウンセラーを実施して面談をすることで、皆様のお悩みなどを常に吸い上げて、フィードバックするような形の対応をとっております。
続きましてガイドブックですが、こちらは上長を対象にした障がいのある社員との接し方を記載したガイドブックを、上長向けに配布しております。最後に情報保障ですが、
こちらは、手話通訳や要約筆記の派遣などを、KDDI社員が活躍できるようにフォローさせていただいております。音声リアルタイムで文字を翻訳する「UDトーク」の端末も、希望する社員の方には配布しております。駆け足になりましたけども、障がい者雇用に関する説明は、以上とさせていただきます。
【山手】森野さん、ご説明ありがとうございました。それではKDDIの会社説明は以上となりますので、残りのお時間は質疑応答の時間とさせていただきます。ぜひ、質問箱の方にご質問のある方は送っていただければと思います。少し文字を打つ時間などもあるかなと思いますので、実際にKDDIで障がいを持って働かれている方が、どのような活躍をしているかなど少しお聞きしてもよろしいですか。
【森野】そうですね、先ほどお伝えした通り、障がいを持っていない社員の方と一緒に活躍してるところがありますので、営業の方もいればコーポレートで人事の仕事をしてる方もいらっしゃいますし、会計の仕事をされてる方もいらっしゃるので障がいがあるからといってとらわれることなく、それを一つの特性として皆さん活躍していただいております。
【山手】ありがとうございます。そうしましたら、早速ご質問いただいておりますので、読み上げさせていただきます。
「病院の関係で地元での就活を考えていますが、障がい者を含む新卒の方が多く働かれている事業所について伺いたいです」とのことです。
こちらについては私から回答させていただきますが、新卒のほとんどの方は、まず初めは東京の事業所に配属されることが多いです。一部、大阪や名古屋に配属になる方もいらっしゃるんですけれども。基本的には、初期配属は東京に来られる方が一番多くなっております。ただ、全国に事業所はございますのでそういったところで、その後働くことはございますので、適宜会社とも相談をさせていただきながらという形になるかなと思っております。
では、次の質問ですね。
「障がい者の方と働く風土はどれくらい浸透していますか?」というご質問ですが、森野さんこちらいかがでしょうか。
【森野】そうですね、先ほどお伝えした通り、社員の皆さんとそれぞれ働いておりますので、個人的には浸透してるかなと思っております。とはいえ、まだまだ障がいがある方等の理解が進んでない部分もあったりしますので、人事企画部としては毎年、そういった方向けにセミナーだったりとか、ガイドブックを発信したりして浸透を図っているというような状況でございます。
【山手】ありがとうございます。続いて、「発達障害があり、経理で働いていらっしゃる社員はおられるでしょうか? もしいらっしゃったら、どのような配慮を受けて働かれているのかも含めて教えていただきたいです」とのことですが、こちらいかがでしょうか。
【森野】そうですね、ちょっと具体的にはわかってない部分もあるんですけども、経理で働いてる方も実際にいらっしゃいますので、そこはご心配なさらずに当然そういった配慮もした上で、配置だったりとか、業務の方を斡旋させていただければと思っております。ですので、気軽に応募いただければなと思っております。
【山手】そうですね。応募いただく前に、例えばお問い合わせフォームなどでご連絡をいただきますと、人事の社員との面談の期間を設けさせていただいて、もう少しご心配なことでしたりとかそういったところをヒアリングさせていただく時間をとっていたりもしますので、まずはもし何か気になることがございましたらプレエントリーいただいた後に、お問い合わせフォームの方からご連絡をいただければと思っております。
続いて「英語を生かす仕事はございますか?」とのことですが、こちらはございます。私自身も今現在、新卒採用のお仕事のほかに部内副業でグループ会社の支援を行っているんですけれども、こちらがまさに海外にあるグループ会社の支援です。主にアジアパシフィックの領域にあるグループ会社の人事支援制度を、新しく構築していくといったプロジェクトに参加させていただいております。
マニュアル作成を英語で行う必要があったり、あとはその事業所で働いている社員の方と英語でのヒアリングをさせていただいたりなど、私自身も人事の中で英語を使う機会があったりします。それ以外にも、KDDIはグローバルの領域に非常に力を入れている部分もございますので、いろいろな場面で英語力が活かせられるのではないかと思います。
続いて「社風はどういう感じですか?」とのことですが、森野さんいかがですか。
【森野】社風はずいぶん働きやすいかなと思っております。本当皆さん優しくて、もともと営業にいたときにも代理店さんや、営業の上長の方含めて協力し合う文化が本当にKDDIには多いなと思っておりますので、非常に働きやすい環境が整っているように感じています。
【山手】はい、ありがとうございます。次の質問に移らせていただきますが、「私の手帳の更新で半年に1回通院しなければならないのですが、通院の配慮はありますか?」とございます。こちらいかがでしょうか。
【森野】はい、こちらも、手帳申告で更新があるってことはKDDIでも人事としても認識しておりまして、社員の皆さん有給だったりとか時短勤務だったりとか、そういったところで配慮してる部分もありますし、KDDIはフレックス制度も導入しておりますので、午前中に病院へ行かれて後の時間帯で勤務するというような形など、臨機応変に対応できているのかなと思っております。
【山手】はい、ありがとうございます。続いての質問ですが、「配慮は障がいが改善されてきた場合、途中からなくすことは可能ですか?」とのご質問です。こちらはいかがでしょうか。
【森野】こちらも、もちろん可能でございます。当然、上長の方に相談の上にはなりますけども、そういった形で一人ひとりに合わせた配慮や対応をしておりますので、途中からなくすことも可能でございます。
【山手】ありがとうございます。あとは「一般採用枠と障がい者採用枠の違いを教えてください」ときておりますが、こちらは一般も障がい者採用といったところも関係なく、一括で採用は行わせていただいておりますので、特に枠を分けているということはございません。後は評価基準にも公平性が設けられているのでしょうかとのご質問ですが、こちらいかがでしょうか。
【森野】はい、こちらも先ほどお伝えした通り、障害のない方と一緒に働いている状況になりますので、皆さんの能力に応じて昇給昇格というものは設定させていただいております。
【山手】はい、ありがとうございます。あとは「SEを志望していますが転勤などはありますでしょうか?」といったご質問が来ています。
そうですね、お仕事によっては転勤の可能性もあるといったところで、一概に全員が転勤ありますというふうには言えないんですけれども、お仕事をされている中で、転勤となる可能性はありますってところです。一通りいただいてるご質問には回答できたかなと思うのですが、まだ少し時間もありますので、もしございましたら送っていただければと思います。
そうしましたら、そろそろお時間も少なくなってきましたので、最後に森野さん、皆さんにメッセージいただいてもよろしいでしょうか。
【森野】KDDIでは、DE&Iのほか、先ほどお伝えした通り、誰もが思いを実現できるっていうことを念頭に置いて、業務を進めております。皆さんの障がいの特徴も特性として捉えて、応募していただければと思っておりますので、ぜひ応募の方お待ちしております。よろしくお願いいたします。
【山手】ありがとうございます。そうしましたら、本日のKDDIの会社説明は以上とさせていただきます。皆さんとどこかでお会いできることを楽しみにしておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。それでは、本日はどうもありがとうございました。
【森野】ありがとうございました。
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- 3/2配信
【森】皆さんこんにちは。ソニーグループの森と申します。よろしくお願いします。
マイナビチャレンジ2025ということで始まりましたけれども、皆さん画面上の左下にオレンジの参加票のボタンがあると思います。そちらをぜひクリックをしてください。それから右側のほうに質問の欄があると思いますが、質問はそちらのほうにいただきたいと思います。
途中で拾って質問への回答や、まとめて最後もしかしたら時間ないかもしれないんですけど、頑張って対応していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
では早速、資料を使って説明していきたいと思いますけれども、今日は3点ご説明をさせていただきます。ソニーグループと障がい者インクルージョンについて、先輩社員の紹介について、採用情報について、この三つをお話ししていきたいと思っています。特に先輩社員の紹介のところ、一人今日先輩連れてくればよかったんですけど、連れてくると一人になっちゃいますので3人ぐらい紹介したいと思い、私が口頭で説明をするというチャレンジをしてみようかなと思っておりますのでよろしくお願いします。
はい、それでは早速「ソニーグループと障がい者インクルージョン」の話をさせていただきます。ソニーグループはここに創業者の井深と森田の写真がありますけれども、この横に設立趣意書という本があります。ソニーは技術力を用いて人々の生活を豊かにしたいという、この創業者2人の夢から生まれた会社であるということが書かれています。創業者の一人の井深は、企業もお城と同じもので、強い石垣はいろんな形の石をうまく組み合わせることによってできているんだと。これは人材も一緒で、多様な人たちの個性や価値観を掛け合わせることによって強くなっていくという話をしています。
それからもう一つ、常識と非常識がぶつかったときにイノベーションが生まれるというふうに書いてありますけれども、常識と非常識つまりは違った価値観がぶつかったときに、ぽっと生まれてくる新しいアイディアや発想、こういったものがソニーをつくっていくんだということを言っています。この新しい発想というか、いろんな顔、新しいものとか、テクノロジーを使ったものに変えていくということを考えていったときに、いま受け継いでいるソニーの存在価値というのがここにあります。クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たすと、この世界を感動で満たすということをしていくために、ソニーはいろんな事業で活動しているということになります。
こちらがソニーの大きな事業のくくりということになりますけれども、「ゲーム&ネットワークサービス」「音楽」「エンタテイメント・テクノロジー&サービス」「イメージング&センシング・ソリューション」「金融」という6つの事業体があり、皆さんおなじみなのはおそらくゲームのところであったり、ソニーミュージックと言われる音楽、それからテレビだったりカメラだったりをやっているエンタテイメント・テクノロジー&サービス、いわゆるエレクトロニクスの製品ですね、このあたりかなと思います。
今回ソニーグループとして、今日でているのは4社合同というところで、このエンタテイメント・テクノロジー&サービスの部分と、イメージング&センシング・ソリューション、いわゆる半導体と言われるところでニュースでもいろいろ話題になってると思いますが、この半導体の部分、それからゲーム&ネットワークサービスということでプレイステーションのところです。そして下にグループ本社機能というふうに書いてありますけれども、ソニーグループ株式会社、ソニー株式会社、ソニーセミコンダクターソリューションズ、ソニーインタラクティブエンタテイメント、この4社が合同で今募集をかけているということになります。
先ほどから井深の言葉や創業の話をさせていただきましたけれども、今ご紹介したように、この縁に書いてある青いほう、「Diverse Sony」ということで多様な場、いろんな事業がありますよという話をしましたけれども、この多様な場の中で、左側のオレンジのところ「Special You」、一人ひとりの個というもの。個の多様性と場の多様性が組み合わさってソニーは新しい価値を組んでいきますので、これをソニーの人材の基本的な戦略ということにいます。したがって、この個、新しい個一人ひとりを求めていきます。
それから、入社していただいた個の方、一人ひとりの方にそれを伸ばしていただき、そしてその個を生かしていただくような環境づくりをしていきたい、こういったことがソニーの人材戦略ということになります。個の多様な場のあるソニーの中で、自分の成長をしっかりとしていただいて、個の成長が会社の成長だったり、世の中の変革だったり、ひいては、ソニーの存在意義である感動であったり、こういったところに繋がっていくと
いうふうに考えています。
ここから少し障がいの話をしていきますけれども、障がい者の雇用に関する基本的な理念というものを今表示させております。「障がい者だからという特権なしの厳しさで、健常者の仕事よりも優れたものを、という信念を持って」働いていきましょうということです。これも創業者の一人の井深が言った言葉になります。今聞くとすごく厳しい言葉のように聞こえたり、当たり前だよねみたいな感じで聞こえるかもしれませんけど、1978年にこの言葉を井深は伝えています。この言葉が当時何を意味していたかということを考えたときに、当時まだ障がいのある方々が世の中で働くことや、一人前にやっていくんだみたいな空気・風土、そういうのが日本国内にあまりなかったんです。そんな中でも、井深はソニーに入った社員として活躍していただきたい。一人の社員として、一人の個として活躍していただきたい。そういう思いがあってこの言葉を発しています。当時障がいのある方々は、この言葉を聞いて初めて、人としての尊厳を与えられたんだ、俺たちも頑張ろう、私達も頑張ろう、そういう気持ちになったと聞いております。
この井深の考え方をどうやったらしっかり浸透させていけるのかということを、当時社員の皆さん考えた中で二つ大事なポイントをあげています。一つ目は障がいがゆえに本人が努力してもできない部分、これは会社としてしっかりと配慮していきます。ただし、本人が甘えることなく、自分でできることは自分でやる努力をすること、これを忘れちゃいけないということが二つ目です。この二つをソニーグループの中では徹底的にやっていこうということで、障がいがあるから何かをしてあげなきゃっていう考え方ではなくて、一緒にどういう配慮が必要なのか、一緒にどうやってやったらうまくいけるのかっていうことを考えるコミュニケーションをしていきたいと思っています。
また、自分のキャリアは自分で築くという考え方は、障害のある人ない人に関わらずソニーグループの考え方ですので、自分のキャリアをつくっていくには自分でしっかり努力をしなければいけないですし、周りも何かをしてあげなきゃっていう考え方ではなくって、一緒にどうやってやったらいいかを考えていく。まさにこれって、今で言うところの合理的配慮の考え方そのものですよね。これをもう40年以上前から実践しているのがソニーグループということになります。それからソニーグループの中には「シンフォニー・プラン」という両立支援制度があり、例えば妊娠出産、育児、それから介護、がんとかの治療、こういったものも含め入社してから何年か経っていくといろいろなライフイベントが発生すると思います。このライフイベントをうまくカバーしていくための制度をしっかりと用意しており、こういった制度と障がいのある方々に対する配慮というのは一緒だというふうに思っています。
障がいのある方に対するアクセシブルな環境や成長できる場づくりをするために、ユニバーサルオフィスのデザインや社員一人ひとりの意識、それから本人の意識っていうところもあるかもしれませんけれども、こういったところをしっかりと考えていっていただくための研修体験会を実施しています。学生の皆さんに対しては、いろいろなコンテンツを用意してキャリアスタートダッシュセミナー、もしかしたら出たことある方いらっしゃるかもしれませんけど、こういったイベントで就活までの意識を高めていっていただいて、就職した後もしっかりキャリアをスタートする取り組みなんかももちろん、会社に入った後の合理的配慮、この配慮の窓口も設置して障がいのある方一人ひとりが活躍しやすい環境というのを個別に考えていくということをやっています。
はい、ここまではソニーグループと障がい者インクルージョンの話で、ここから先輩社員の紹介を行っていきます。ちょっと字が多いので皆さんも読むのが大変かと思いますけれども、紹介をがっつりと読んでいただきたいというわけではなくて、会社の雰囲気や障がいに対する配慮といったところをキャッチしていただければと思います。今日は3人ですね、今1年目の社員のスライドが写っていますけど、1年目の社員、それから中堅社員、もうちょっとベテランの社員、この3人の社員の紹介をしていきます。
まず入社1年目の社員の方、この内部障がい、目に見えない障がいということになりますけれども、この社員は大学で法律の勉強をしてソニーに入社後、今は採用部というところに所属をしています。採用部の中で採用のブランディングをやっていますので、まさにマイナビさんとのやり取りとかいろんなことをやっている社員なんですけど、「障がいがあってもダイバーシティに関して障がい者枠を満たすための人材ではなく、自分自身をしっかりと見てくれたのでソニーを選びました」ということを書いてくれています。
ソニーは障がいの有無というところではなくて、一人ひとりの個を見ていると感じてくれて入社したということですね。「会社に入ってからどんな配慮を受けていますか?」という質問には、「長時間の運動など足腰に負担がかかることに関しては、障がい上難しいというところがあるので、こういったところは状況を見ながら配慮していただいてます」とのことでした。いろいろ声をかけてくれるというところがあるみたいで、「こういう病院があるよ」っていう紹介をしてくれたりとか、「何かあったら車で送るよ」とか、特に障がいがあるから何とかっていうわけではないんですけど、周りの社員もしっかりと見てくれているという状況がここからわかるのではと思います。
2人目が4年目、入社してちょっと経った社員の紹介ですが、こちらは聴覚障がいの方です。学生時代は工学研究科に所属をしていて、いわゆるエンジニアの勉強をしていました。新聞部の活動や、ろうの学生団体で活発に学生時代を過ごしていたんですけど、入社後はイメージング&センシングエッジコア技術部門と、なかなか難しい名前の部署ですけれども、ここに入ってエンジニアリングの仕事をしているということになります。
ここでもソニーを選んだ理由のところに、「選考方法が同じで障がい面以外の自分をしっかり評価してくれた」とあります。入社4年ということなんで、4年か5年前だと思いますけど、そのときも同じように障がいの有無に関わらず、一人ひとりの個を見ていたということがここからもわかるのかなと思います。
聴覚障がいですので、今も皆さんの画面上に音声認識の画面が出てると思いますけれども、こういった形で会議とかは音声認識による情報保障というものがあったり、必要に応じて手書きで伝えるっていうこともあったり、こういったことは普通にやっています。「自分からしっかりと困ってることを伝えておけば、周りがしっかり助けてくれるし、大丈夫だろうと楽観視しています」と書いてありますけど、やっぱりこの障がいの開示っていうのはすごく大事なことで、障がいを隠していたら周りにはわかりません。できるだけ関係する人には伝えていって、こういう障がいだからこういうふうに工夫したら自分でできますとか、こういうところは自分で頑張ってもできないので、配慮してほしいということをぜひ伝えていただきたいと思います。
続いて3人目、入社13年目のベテランの社員です。大学時代は工学部でエンジニアリングの勉強をした下肢障がいの方です。現在は長く難しい名前なので所属名は言いませんけど、エンジニアの仕事をしています。ソニーを選んだ理由というところに目を移すと、「就活の際は障がいの有無に関わらず、自分の技能を高めて生かしていける職場を望んでいました。障がいの内容に関してありのまま伝え、設備の面ではエレベーターや身障者用のトイレがあればおそらく問題ないと話しました。ソニーは、それらの条件にマッチして入社を決めました」とのことです。さっき1年目と4年目の社員の話をしましたけど、2人とも障がいのところではなくて、個人を見ていただけたというようなことを書いてあったと思いますけど。13年前ですね、この方が入社した13年前とか14年前それぐらいのときも、やはりソニーは同じく一人ひとりの個を見て、活躍できる環境と場を用意していたということがこの先輩の言葉からもお分かりいただけるかなと思います。
職場に配属されてからの配慮というものも、基本的にはソニーの建物、賃貸のところは一部ないところもあるかもしれませんけど、「ソニーとしてつくっている建物に関してはほぼ全て多目的トイレが配置されていますので、特に支障なく働いています」とのことです。
多目的トイレがないところでは、トイレの一角をカーテンで区切ってもらうなど配慮の工夫をしながら、一人ひとりに合わせた形で配慮を考えています。13年前じゃなくてもっと前のベテランの先輩に聞けば、いろいろこんなことやってもらってましたよ、という話が出てくるんじゃないかと思います。
ここまで3人のお話をさせていただきましたけれども、皆さん共通して言っているのはやっぱりソニーというのは一人ひとりの個を見て、それに対して配慮していくということをやっていますし、自分の持っている力、こういったものをしっかり発揮できるような環境の中で働いていただくということができているんじゃないかなと思います。次に採用情報の話に入っていきます。
採用情報に関してはエントリー期間が3月1日昨日ですね、昨日からスタートして3月1日の10時から3月7日の10時までということで、この期間に第1次のジョブマッチングのエントリーが回収をされており、エントリーは一人1回までということになります。一気にご応募いただいた方は、実はこれ2期というのが4月15日からあるんですけど、2期の方には応募ができないということになります。しかし1期の方がエントリーできる職種の数がすごく多いです。この数がもし充足してしまうと、2期にはその職種がなくなってしまうということがありますので、できるだけ1期の方でエントリーをしていただけるとありがたいと思います。あまり時間がないですが、毎年3月7日の締め切りの日の10時と書いてあるので、10時ギリギリでエントリー停止のボタンを押す方いらっしゃるんですけど、システムがワーッと集中して押せなかった、というような声が出てきますので、できれば3月6日の夜までにエントリーシートを書き上げて、エントリーしていただけるとありがたいかなと思っています。
コースは採用サイトにコースを公開中と書いてありますけれども、100種類以上のコースが用意されています。これはなぜかというと先ほどの先輩の声にもありましたけれども、自分の力を試してみたい、やってみたいという方が学生の皆さんの中にはたくさんいらっしゃると思いますので、コースを分けて自分がやりたいチャレンジしたい、そういうコースにエントリーしていただきたいという思いで、100以上のコースを設けています。そうは言っても事務系で言えば15種類ぐらいの種類になりますし、それ以外はエンジニアのコースの中でも会社によって違ったり、そういったコースの設定の仕方がなされています。そういったコースを自分で選んでエントリーできるというのも、一人ひとりの個を大切にしているという話を冒頭にしましたけれども、個を大切にしているから自分のやりたいところにエントリーできるという考え方に繋がってると思います。
皆さん気になるところは障がい者枠というところかと思いますが、ソニーは障がい者枠というのはありません。障がい者枠ではなく、皆さんがチャレンジしたい仕事、職種にチャレンジしてほしいと思っています。だからといって障がいの配慮をしないかっていうと先ほど先輩の声にもあった通り、配慮というのはしっかり個別に考えながらやっていますので、そのあたりは心配なく自分のやりたいことをやりたいんだ、挑戦したいんだという方は、ソニーの採用方法はすごく向いてると思います。
会社エントリーするときに、エントリーシートの中に障がいに対する配慮を記載する欄がありますのでここに記載いただいて、その中で例えばこういう配慮が必要ですって書いてあれば、その配慮を考えるということになります。これは選考とは一切関係ありません。私達が見ているのは、エントリーシートに書いてある職種と皆さんが勉強してきた経験してきたことがあってるかどうかです。こういったところが大切になってくる障がいがあるから採用するという形ではないので、いわゆる障がい者枠というものはありませんけれども、障がいに対する配慮というものはしっかりやってというのが、ソニーのエントリーの仕方になりますので、障がいのある方もない方も全て新卒のサイトからエントリーをしていただければと思います。
質問が来ていますので読ませていただきます。「障がいにより大学院を中退して就職を希望しておりますが大学は既卒何年まで応募可能でしょうか?」という質問です。
大学を卒業して働いていなければ、新卒という形で対応させていただきます。もし働いていれば経験者ということになりますけれども、働いていなければ新卒ということで対応いたします。
それから「評価制度に違いはありますか?」という質問も来ております。
先ほどお話ししているように、障がいの有無に関わらず職種を選んでいただけますし、入社後も特に評価制度に違いはありません。ただし必要な配慮というものはしますので、この配慮というものをやった上でどれぐらいの成果を上げているかでいう形で評価をするということになります。配慮とか何もしないで同じ評価制度ではちょっとおかしな話だと思いますので、きちんと配慮した上で評価制度は同じということになります。
それから、「在宅勤務を併用して働くことは可能でしょうか?」というご質問です。
これはコロナの終わった後も、引き続き継続して在宅勤務というものを対応してやっているところがあります。フルに在宅というのは、職種によってできない場合がありますし、もしくは職種によっては在宅が向かないような職種もあるかもしれないので、その場合は会社に来ていただくことになります。基本的に在宅勤務制度という制度がありますので、これはうまく職場の上長と相談をしながら進めていただくという形がいいのかなと思います。
それから、「将来的に視覚保障アクセシビリティの研究を大学院で研究しつつ働きたいと考えているのですが、ソニーさんではそのような働き方はできますか?」との質問があります。
研究をしながら働くというのは基本的にはあまりないんですけど、これからの時代の働き方としていろんな働き方が考えられるかもしれません。ただ、おそらくアクセシビリティに関しては、ソニーという会社の中でいろんなことを今チャレンジしてます。インクルーシブデザインであったりとか、視覚障がい者の方と一緒に街を歩いて研究開発を行ったりしています。もちろん学術的な研究もすごく大事だと思いますけれども、実践的な研究開発は会社の中の方ができるということもありますので、そのあたりをご自身のキャリアプランに合わせて対応いただければ思います。
はい、ということでもう少し質問があるんですけど時間の関係もありますので、最後のスライドを説明したいと思います。最後がメッセージということになりますけれども、こちらはソニーグループの障がいの方のイベントなど、いろんなところでお話をしているものです。なので、何度も聞いてますよという方いらっしゃるかもしれませんけれども、お伝えをしていきたいというふうに思います。
一番上に「思いに障がいは関係がない」ということを書かせていただいています。やっぱり障がいがあると、これができないんじゃないかあれができないんじゃないか、心配になることたくさんあると思います。
ただ、「これがやりたい」とか、「こうしたい、こんなふうに実現してみたい」、こういう気持ちっていうのは、おそらく皆さん一人ひとり、誰もが持っていると思います。なので、この思いを大切にしていただきたい。そういうふうにソニーは思っています。
思ってるだけでもできないじゃないか、ということがあるかもしれませんけど、それはその思いに対して、どういうふうに行動するか、そしてどういうふうに工夫改善をしていくか。周りを巻き込んでいくか。それを考えていけば、思いは達成できる可能性があります。思いを持って、自分の意思と行動、これをこう変えていくようなこと。これをしていただけるといいんじゃないかなと思います。
皆さんの行動、そういう一人ひとりの行動が、次の世代や新しい価値を生んでいきます。先ほどからご紹介しているように、文字認識ソフト今も画面に出てますが、これも昔はなかったです。だけど、こういう情報保障があったらいいなという思いから、開発した人がいます。だから今使われてるこういった形で、障害のある方一人ひとりが自分の障がいをマイナス面に見るのではなくて、もしかしたらそこがプラス面になる可能性たくさん今の世の中出てきています。想いに障がいは関係ないです。一人ひとり、皆さんの行動で、世の中を変えていけるような会社になっていきたいですし、皆さんと一緒にそういう社会をつくっていきたいと思っています。
ということで、30分ずっと喋ってしまいましたけれども、皆さんこれから就活、本当にスタートダッシュだと思います。頑張っていただければと思いますので、今日の配信は終了したいと思います。ありがとうございました。
- ソフトバンク
- 通信・インフラ
- 3/2配信
【小野】皆さんこんにちは。ソフトバンク株式会社です。
本日司会を務めさせていただきます小野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は、チャレンジドWEBセッションということで障がい採用についてお話をさせていただきつつ、ソフトバンクとはどんな会社なのかというお話をさせていただきます。
では早速始めさせていただきます。
皆さん、今日知りたい情報がたくさんあるかなと思いますが、こういった情報などを多分知りたいのかなと思います。
実は私たちの会社だと、経営理念からビジョン、成長戦略、その後こういったさまざまな一つひとつが決められるようになっています。皆さんが働く1分1秒がそのまましっかり事業貢献に結びつく、みたいな人事設計になっております。
その中でも一番重要となっているのが、「情報革命で人々を幸せに」ということです。
これは創業から変わらない、弊社の経営理念でございます。
皆さんはソフトバンクと聞くと、おそらく通信会社のイメージを持たれるかなと思うんですが、実はソフトバンクというのはちょっと歴史を遡ってみると、いろんな事業をしてきているというところをひとつお伝えできればなと思っています。
まず、通信事業に挑戦してきたのは2013年までですね。1981年に創業しました。
このときには、パソコンが世の中に出始めたようなタイミングでしたね。
すごく大きなパソコンが出てきてこれが家庭に1台くらい普及するだろうというところですね。
当時、うちの孫はそれを見越して、じゃあそのパソコンより便利に使っていただくためのソフトウェアが国内にほぼなかったものですから、海外からソフトウェアを流通させる卸売事業を始めて、ソフトウェア銀行、ソフトバンクというふうになりました。
その後、インターネット回線であるとか、固定通信。
2006年~2013年、こちらでは携帯事業を主に扱うようになりまして、ソフトバンクといったら通信事業みたいな屋台骨ができたかなと思います。
2018年~現在にかけては皆さん記憶に新しいところですね。
おそらく、PayPayなど皆さん、使っていらっしゃいますし、ヤフーも見られて、LINEも使われているんじゃないでしょうか。こういった非携帯事業の方に注力するようになりました。
そんなソフトバンクなんですけども、代表取締役は宮川 潤一さんですね。
売上高が今はもう5兆9000億円ということで、とてつもない数字になってきました。
営業利益も1兆円を超えました。
ここの規模からもそうなんですけど、本当に私たちの会社は、自社の売り上げとか利益だけではなく、世の中をよりよくする。みたいなところの立ち位置にあるかなと思いますので、そういったところも事業の根本として持っております。
ソフトバンクと聞くと、皆さん、通信のほかにおそらく聞くのは、孫さんであるとか、投資とかというお話かなと思いますが、実は私が今話してるソフトバンク株式会社ではそういった投資とかではなくて、ソフトバンク株式会社では、基本的に事業を運営しています。
通信事業であるとか、LINE、ヤフー事業とか、金融事業とか、あと自動運転事業など、さまざまな事業運営をしている事業運営会社です。
ソフトバンクグループ株式会社というのは、皆さんが多分記憶されているところの投資などをされている企業さんですね。一緒のグループ会社であるんですけど別会社ではありますので、私が話しているソフトバンク株式会社の事業を運営していく。
ですので皆さんもご縁があって入社していただいたら、事業に携わっていただくような働き方になるかなと思います。
ソフトバンクのほかに、ほかの通信会社さんもありますけど、「ソフトバンクの強みって何なんですか?」ということをお聞きするんですけど、その中ではやっぱりユーザータッチポイントの多さというのが非常に武器かなと思っております。
例えば、まずこの4つの代表的なもの、これをすべて合計すると2億5,000万以上の弊社のサービスを利用しているユーザーが国内におります。
そこから、皆さんがどんなものを求めていらっしゃるのか、今どんな利用環境であるのか。
これらを基に、どういう次世代社会のインフラを構築していくと、皆さんがより便利な社会になるのか?というのを、個人情報を伏せた上でデータを収集して事業展開をしております。
なのでここの圧倒的なユーザーのタッチポイント数というのは、非常に私たちとしての強みになるかなと思います。
そんなオープニングを終えてこれからソフトが目指す姿をお話ししていければなと思います。
まずソフトバンクが目指す姿。
ちょっと大きな話になってしまいますが、これが私たちの会社が本気で目指している姿です。
まずはデジタル社会の発展に不可欠な次世代社会のインフラを提供する企業へということを目指しております。
これについてはどういうことかというと、ソフトバンクというのは通信会社で通信を提供する会社でももちろんあるんですけれども、それだけでは次世代社会のインフラというのを提供しきってないと考えています。
簡単に説明させていただきます。
まずは現在皆さん、電話であるとか通信とか、こういうコミュニケーションインフラ、私は今、私たちの会社が今はインフラを構築して提供しておりますが、これから2030年に対して、次世代社会はこんなものを提供していきますよ。というのをお伝えしていきます。
ちょっと歴史を遡るんですが、イギリスの方で第1次産業革命が起きましたね。
その後、電気が生まれて第3次これが1180年ぐらいですかね、インターネットが生まれて、現在この第4次、AIの第4次産業革命というところが、今の現在地です。
第4次産業革命というのはどんなことしているかというと、自律化、最適化みたいなものが求められるような時代です。
皆さんもこれまで、多分触れてこられなかった。ただ突然出てきて、すごく便利で使っていますというのがChatGPTを始めとした生成AIあとはIoTで繋がってるロボットであるとか、あとは工場のスマートファクトリーみたいなところ、従業員の方が働いているのでなくてもロボットがすべて作っちゃってますよという工場とか、これまで想像はしてきたけど世の中にまだ出てきてなかったみたいなものが今たくさん出てきているタイミングです。
この第4次産業革命がもたらす社会というのは皆さんがまだまだ想像し得ない、素晴らしいことが今後起きてくるかなと思っています。
そんな世の中の変化に対して、ソフトバンクをどうしていくのかというのをお伝えしていきます。
まずはソフトバンクとしてアプローチ①ですね。
私たち、実は国産の生成AIというのを開発しています。
ソフトバンク株式会社で作るというよりもソフトバンクのグループ一同の中から精鋭のエンジニアのSB Intentionsという会社を作ってそこに人を集めて今、国産の大規模言語モデルというのを本格的に開始しております。
皆さんみたいな一般消費者向けのサービスというよりも、いわゆる対企業様、toB向けの国産生成AIをこちら開発しておりまして、結果的に皆さんが何か観光である医療とか行政を利用するときに裏で動いてるみたいなシステムになります。
これはまだ詳しく話せないので、一旦ここが今のところできる一つですね。
もう一つ、皆さんの生成AIとか、いろんなAIを使うことによって裏側では実はAIにデータをインプットする、出力する、こういったところでデータの分析みたいなところが、非常に裏側ではかかってるんですね。
なので、各企業様とか日本国内のデータセンターが、キャパに対して、逼迫してしまうんじゃないかなとふうに言われております。
そんなところはソフトバンクは見越しておりまして、今のところ全国に11拠点か、データ処理とか、電力処理を行うようなデータセンターを設けております。
データセンターが増えれば増えるほど、皆さんが生成AIを使ってインプットしたものがアウトプットされるまでの時間が短縮されたり、あとデータセンターが稼働するということは電力も非常に多く使うのですが、複数のデータセンターが、分散処理をすることによって、電力も最適化されて、結果的に持続可能性のあるような社会が実現されてきます。
ですのでソフトバンクでデータセンターも大きなものを作ります。
そのほかソフトバンクにおいてはデジタルツインから医療データ流通基盤まで、さまざまなものを今、研究開発しております。
中には次世代電池や量子コンピュータ、また半導体とか、自動運転システム、通信がほぼ関係ないような領域に関しても、最先端テクノロジーを使って私たちは研究をしております。
ですので通信は一つの手段でしかなく、これからは皆様の求めるもの、世の中の潮流を読んで先々に事業展開していく。これがソフトバンクが変わらず事業を運営しているといえないかなと思います。
まずは見えるところ、こういったものがあるかなと思いますので、そんなソフトバンクでのお仕事に興味ある方、ぜひぜひ、ほかのイベントなどもありますのでお話を聞いていただけると嬉しいかなと思います。
そんな事業も、もう少しかみ砕いてお話をしていきます。
ソフトバンクの主な事業でいうと、コンシューマー事業、法人事業、そのほか事業、この3つがあります。
コンシューマー事業というのが皆さん、一番多分、パッとイメージしやすいですね。
ソフトバンクショップとか、ああいったところでの営業さんであるとか、あとは皆さん携帯を使っていただく上でカスタマーセンターへの問い合わせだとか、そういったところをすべて私たちのコンシューマー事業は担っています。
ほかの携帯会社さんのショップに行かれてもひとつ気づかれるところがあるかなと思うんですけど、まずソフトバンクの、うちだと電気ですね、あとは光とか、PayPayとか、ヤフーショッピングとか、こういう、携帯事業ではないライフスタイルすべてを私たちの方でコンサルタントさせていただきますよ、という事業展開をしております。
ただ裏側ではうちの社員がそういった店舗様の担当を持って、その店舗様で人、モノ、金この観点で、よりその店舗が利益を出せるように裏でコンサルタントさせていただいたり、携帯電話にプリインストールされてるアプリであるとか、あとソフトバンクだと、歩いたらその分ポイントがもらえる仕組みであるとか、そういった、裏でソフトバンクの携帯および、美味しく使っていただくための企画マーケティングであるとか、新規のお客様がソフトウェアを選んでいただくためのマーケティング戦略というのを企画マーケティングチームも行っていたりします。ここでも障がいのある方もたくさん働いております。
あとは法人事業、なかなかイメージがつかないところでございますが、基本的には私たちの対企業様B to Bと言われるところに対してDXを加速させるような提案、コンサルタントをさせていただいています。
主に3,000を超える多様なソリューションを持っています。
主にこの4つが今のところ注力項目でデジタルコミュニケーション、モバイル携帯電話とか、iPadとかいったもの、あとデジタルオートメーションというところで、クラウドAIとか、5Gとか、IoT、あとデジタルマーケティング。広告代理店様がされてるようなこともやっていたりします。
それら3つはやはりセキュリティがしっかりしないとなかなか挑戦ができないものですから、セキュリティのところも、非常に頼りにさせていただいております。
4つの領域でお客様に対してソリューションを展開しています。
ここではお客様に課題をヒアリングさせてもらって提案をいただくソリューションエンジニア、ソリューション営業というものもいらっしゃったりとか、ソリューション営業と二人三脚でお客様に対して技術的な提案や、お客様への構築導入をするようなソリューションエンジニアという者がいますね。この2職種が、タッグを組んでお客様に対してアプローチをしていきます。
そのほか事業というところで、本当いろんなことやっているんですけれど一つ、私たちの強みというか、「HAPS」というものですが、これは空飛ぶ基地局です。
皆さん携帯電話をお使いになられるときというのは、おそらく携帯電話を外で使って直接インターネットに繋がってるので、インターネットに直結してるんじゃないかなというふうに感じる方もいらっしゃるかなと思うんですが、実は皆さんが外で携帯電話を使ってその操作したデータが一旦近くのビルの上とかマンションの上とか、鉄塔の上とかに、各通信会社さんの基地局というものがあるので、そこに一旦データが飛んで、それがさらに都道府県単位でまとめられて、それがさらに日本全国でまとめられて世界と繋がる、というのを一瞬でやってるので、一緒に繋がってると感じるんですけど、結果的に基地局がないと携帯電話って繋がらないんですね。
今回の石川県の震災においても、基地局という重要性はかなり印象付かれたかなと思うんですが、その後何に展開するかというと、こういった災害時、停電時の通信対策であるとか、あとは圏外エリアへの通信提供、例えば山の上とか森の中というのは、基本的に電波が繋がらないんですね。
ただこれが繋がるようになれば、動物の観測であったり、山の観測であるとか、それこそ土砂崩れの観測であるとか、定点カメラを置いてセンサーを置いて、などの通信も可能になったりします。
あとはこういったIoT向けの広い工場の中とか、こことここが繋がればこんなデータが収集できてこういう事業展開ができるのにな、と考えてる企業様へのデータ提供だとか、最も世界に対して、世界のインターネット普及率は大体60%~70%というふうにいわれてます。
残りの30~40%は基地局がないのでインターネットが使えていません。
ですので、そういった世界に向けて、情報格差のない社会を実現するためにこういったHAPSというのを私たちが世界中の企業の先頭に立ってリードして、事業展開をしているものになります。
そういった事業も含めて私たちのグループはもう300社を超えます。
こういった事業でそれぞれが連携しあってソフトバンクグループだからこそできる事業展開をしていって、より皆様に必要とされる企業になっていきたいなと思っております。
はい。では今、事業展開のお話をさせていただきました。
これから人事施策は、働く皆さんに対してどんなメリットがあるのかといったところをお話をさせていただきます。
ワークスタイルとスキル開発の観点でお話をしていきます。
まずはソフトバンクの働き方、これに関しては基本的な出社と在宅のベストミックスということで、部署にもよるんですが、在宅が大体週3日~4日で、出社が週1?2日という感じです。
在宅しなさいよ、というわけではなくて、在宅でもこういったNewワークでWe Workでコワーキングスペース、おしゃれな環境で働いてもらってもいいし、会社に来てもらってもいいんですけど、というふうにお伝えしてるんですけど、皆さん、大体の社員は、在宅を選ばれてるので、今みたいな比率になっています。
2021年に本社を移転しまして、先進的なオフィスの働き方改革をさらに加速しております。
40フロアあるんですけど、この中全部We Workという会社のデザインを用いています。
例えば偶発的なコミュニケーションを生むラウンジということで、コンセプトを置いています。
こういったオープンスペースとか、ドリンクスペースもあり、フリードリンクでコーヒーとか、カフェラテとか、全部飲み放題ですね。
あと面白いのが、通路幅が1,8いくつかに設定されていて、人と人がすれ違うとコミュニケーションが生まれやすいみたいなところも統計学に出された数値を用いて、出社したらよりイノベーションの環境で働いていただきたいなという設計にしています。
またこのビル全体、要注意人物が来ましたら、警備員と警備ロボットに連絡が行って、警備体制を整えたりとかですね。
あとは、私が出社するとき、入館ゲートを通ると、私の出社記録が勝手に付いたりとか、私の働いてるのが32階のオフィスなんですが、そこまで自動でエレベーターが操作されて、勝手に扉が開いて勝手に乗って勝手に降りるみたいなこともできちゃいます。
あと掃除ロボットであるとか、社内にコンビニエンスストアが入っているので自分の席まで配達ロボットが動いてくれたりとか、このIoTとか5 Gの力を使って、いろんなロボットが連携して走り回っています。
あとは、在宅、出社にかかわらず、働き方ですが、スーパーフレックスタイム制度というのがあります。
これについては何かというと、定められた労働時間を月間あたり、働いていただければ、何曜日に何時間働こうか、皆さんの自由ですよという会社です。
私たち社員はもう本当にいろんなライフスタイルをとっていますね。
お子さんがいらっしゃる方、独身の方、あとは介護をしなければいけない方と一緒に住まれていたりとか、そういったさまざまな環境があるかと思います。そんな皆さんが、それぞれの環境でベストパフォーマンスをしていただくために、私たちは、働く時間を皆さんが決めていいという文化にしています。
ですので月曜日、朝が辛いから11時に仕事をスタートして15時で仕事を終える。その分働けなかった時間はほかの曜日に分散する、みたいな働き方ですね。
あと在宅勤務もできますし、産休、育休、あと社内外の副業も、還元しております。
出産祝い金であるとか、産休復帰率100%というのはもちろんですね。
また、お子様の関係のことであれば、有給休暇を使わずとも年間10日間お休みできたりとか。男性育休ですね。
国からはおそらく16%ぐらいは男性でも育休取るように制度を整えていきましょうみたいなところ、号令がかかってるかなと思うんですが、うちだと既にもう60%ぐらいは男性育休を取っていたりとか、私の身の回りも非常に多くの男性の方が男性育休を取っていますね。私もそういう機会があれば取っていきたいなと思っています。
さまざまなこういう働きかけというか、仕組みを整えてうちの社員は、楽しくかつ、有意義に働いていただいていただいたりするんですけども、去年、このスマートワーク大賞ということで、日本の企業で一番働きやすい環境を整備していますよね、というところで一番よい賞、大賞をいただきました。
今年は人材活用力部門で受賞させていただいたりもして、また4年連続で対外的なところが最高級の評価をいただいておりますので、自慢できるところかなと思います。
スキル開発ですね。まずは皆さん内定者時代、あとは新入社員4月以降の時期、あとは新入社員研修も終えて配属される、それ以降の研修が大体この3段階で研修を整えております。
内定者向けに反したIT 、AI、統計、これは文系の方を皆さん学んでいて損はないかなと思いますのでぜひぜひこういったことを学んでいただいて、入社してから、データ分析とか、そういったものに強い人材になっていただければなと思っています。
これはエンジニア向けになりますけれども、大体ビジネス職の方も似たようなものです。
全体研修を終えて、今回は技術研修と書いてますけど、ビジネスの方、さらに営業向け研修であるとか、企画研修を行って、さらに皆さんが配属される部門の具体的な研修を行って、大体これは全部合わせると2カ月、3カ月ぐらいの期間になるかなと。
部署に配属後も、こういったUniversityであるとか、Udemyだとか、資格取得とか、エンジニア、ビジネス問わず、皆さんのスキルアップ、今の業務に直結する技術とかスキルを身に付けるのも、もちろん大丈夫ですけれども、将来こういうことやってみたいとか、例えば、将来グローバルに活躍してみたいから、今のうちに英語を学んでおきたいみたいな方も全然大歓迎です。
そんなソフトバンクですが、別にうちの社内があえて掲げてるわけではないんですけれども、自ら手を挙げた人に機会を提供しますよという文化です。
これは自然とできた文化ですね。 ですので、今後もずっと根付いていく文化かなと思っています。
まずは皆さんが入社していただいてから、そのポジションでずっとうちの社内でキャリアを終えるかというと、まったくそんなことはないです。それもありですが、例えば営業で入社していただいてから、エンジニアに行くのもありですし、企画マーケからご入社いただいて、人事に行くみたいなところも自由です。
皆さんが、入社してから多分、価値観がいろいろ変わってくるかなと思いますので、その価値観に応じて皆さんが活躍したいなと思うキャリアは皆さん自身で勝ち取っていただきます。このフリーエージェント制度とジョブポスティング制度は一緒なんですけれども、皆さんが興味あるポジションにエントリーシートを出して、面談をして、皆さんの方で異動を勝ち取っていただく。現在所属されてる部署の上長はその異動に対して反対ができないという仕組みなので、異動が叶いやすいです。
あとは社外副業と社内副業ですね。
社外副業は、皆さんイメージが湧くかなと思うんです。社内副業というのは、皆さんが企画マーケ職で働きながら、その傍らエンジニアとしてデータサイエンティストをやったりとか、一つの会社にいながら2つの職種を経験できる。
ただ業務量がすごく多くなって大変なんじゃないですか?というと、そういうわけじゃなくて、業務量は2つ合わせて100%というふうにさせていただくので、これはもううちの文化なので、過剰な業務量にはならないんでご安心ください。あとは社内起業制度とか、孫正義さんの後継者育成プログラムなんていうのもあるので、こういうのを積極的に活用していただくと、皆さん、より経営視点に近い人材になれるかなと思います。
直近にもう既に4回開催されてますね。?
社内向けの、優勝賞金1,000万のChatGPTとかを始めた生成AIを活用した新たなビジネス創出に向けたアイディアの大会ですね。
ですので社員が社員同士コンペをするみたいな感じですね。
これまで4,000万、1,000万が4回も出ていて、あと2、3、4も出ていますね。去年、私もやったんですけど、私がやったときは初回だったんですが、5万6,000円ぐらいの案件が出て、後で私のアイディアが350になって、PayPayで4,000円のボーナスをいただいた。ちょっとお小遣い程度なんですがね、そういったものもいただいたりもしてます。
皆さんに聞いていただいたとおり、ソフトバンクというのは、こういった挑戦と安定のベストミックスの会社かなと思っています。
ベンチャーマインドを自ら考え、行動する文化と、社会インフラ。これを、通信から新領域まで幅広く、強い事業基盤を持ってる。
これはちょうどいい感じに混ざってのソフトバンクだと思っていてください。では最後に障がいのある方の働き方についてお話をしていきます。
ソフトバンクでは障がいの有無に関係なく、人事・評価制度・働く環境は皆一緒です。
ですのですべての社員が活躍しています。
総合職、アソシエイト職というのが、これはもう障がいの有無に関係なく、うちが働いてる職種ですね。総合職というのは、皆さんイメージされるものと一緒なんですが、アソシエイト職に関しては、こういった業務改善、提案型サポート、社内調整ということで総合職のサポートをしていただきます。
いきなり総合職というのはちょっと頑張れるか、不安だったりとかサポートするのが好き、企画に携わってみたい、ただ転勤を控えたいなという方は、アソシエイト職には向いていらっしゃるかなと思うので、ぜひこれも検討していただきつつ、ただアソシエイト総合職を決めた上で先行エントリーしないといけないかというと、そういうわけではないですね。
面接の中でしっかり、○○さんは総合職合ってるんじゃないですか、とか、そういったお話をさせていただくので、そういった願望は、面接中に常にお伝えいただけると嬉しいなと思います。
障がいのある社員の在籍状況ですと、現在466名います。
人材配置についても、私たちは障がいがあるからといって、どこかの部署にまとめたりすることは一切しなくて、エンジニアの方で頑張っていただいてる方もいるし、マーケティングも営業もCSR、コーポレートとか、皆さんがやってみたい業務を軸に、ポジション、皆さんのために作った配属をさせていただいております。
配慮例として、こういったバリアフリーな、まず通路幅が広いので車椅子に乗っている方とか、あと杖を持ってる方でも問題なく働いています。
あとは通勤時間。これ一般の社員ももちろん使っているものなんですけども、朝のラッシュに通勤するのは結構しんどいと思います。特に東京ですと。なので、出社時間を11時にずらしたり12時にずらしたりしています。これ私も使っていますね。
全社員が使っているような制度なので、皆さんも当たり前に使えます。
あと私たちは40フロアあるんですけど、ワンフロアに一つは、多目的トイレと救出準備してますのでぜひお使いいただければなと思います。
あとは、タイピング速度、握力などへの理解というところもしっかり、うちの上長全員で把握しておりますので、納期が短いものであるとかは一切なくて、なるべく納期とか期限を余裕を持ってお仕事を依頼させていただくのでご安心いただければなと思います。
あとは聴覚障がいの方向けにまず、UDトークという情報保障アプリをうちの社員は議事録代わりに使っていたりとか、あとZoomの文字起こしを使ったり、Googleドキュメントの文字起こしを使ったりもしています。
聴覚障がいの方は、うちは多いんですけれども、全然皆さん問題なく働いてますし、在宅がメインなので、こういったツールを活用していただくことも対応になるかなと思うので、ご安心いただければなと思います。そんなところでのすべての者が快適に取り組めるオフィス環境を整えておりますので、ご安心いただければなと思います。
皆さんの障がいの内容であるとか、ご希望であるとか、転勤は難しいけど、総合職で東京で働いてみたいなとか、そういったところで面接を個別にお伺いさせていただきます。
ただ面接といってもどちらかというと面談に近い形なので、皆さんここはポジティブに、ぜひ臨んでいただいて、お話をさせていただければなと思います。
はい。では最後、今後のご案内をさせていただきたいなと思います。今お話した内容はまだ少なかったかなと思います。
次は先輩社員からリアルの話も聞いてみたいなとふうに考えていらっしゃる方も多いかなと思いますので、今後のイベントはマイナビからエントリーいただければ、3月以降のイベントをご案内させていただきます。
Webのものと私たちの本社で実施するもの、それぞれありますので、ぜひご興味があればご参加いただきたいなと思います。
ご参加いただければ、その後の面接、面接確約、書類選考、適性検査なしで、面接○○で選考進めますので、ぜひご活用いただければなと思います。
では、情報革命で人々を幸せにということで、本日はご清聴いただき、ありがとうございました。
お時間がまだ少々余ってるかなと思いますので、ご質問いただければなと思いますが、ご質問いただいていますね。ありがとうございます。
回答させていただきます。
発達障がいで聞き取りにくい場合でも、ノートテイクなどの配慮をいただけますか? これはもちろんでございますね。
またノートテイクというよりも皆さんの方で文字起こし機能とか使っていただいて、Zoomの情報を文字起こししていただくという使い方が結構多いかなと思います。
ご質問もあればチャットの方に入れていただいても大丈夫ですし、ちょっと今、入力されてる方もいらっしゃると思うんで、よくある質問として答えていきたいなと思います。
そうですね、転勤ありますか?というところと、皆さんかかりつけのお医者様などございます。それを配慮したものにしています。例えば東京にしかかかりつけ医がいらっしゃらないので、そこから今後変えたくないということであれば、基本的に東京勤務想定の総合職というのをご案内させていただいていますが、転勤の可能性はほぼゼロなんですけど、転勤ないですよ、とは完全に言い切れないところはご了承いただければなと思います。
配属される気持ちを自分で選べますか?というところは、選べますね。ご希望をぜひ面談でおっしゃっていただければなと思います。
まもなくお時間になります。ソフトバンクグループ株式会社様とは別の選考となりますかね。これうち経由でこちらの配属もあったりするので、一旦はソフトバンク株式会社に応募いただければなと思います。
では最後駆け足になってしまいましたが、本日はご清聴いただきましてありがとうございました。エントリーお待ちしております。
- 千葉県教育委員会
- 官公庁・警察
- 3/2配信
【田原】千葉県教育委員会です。
千葉県教育庁教育振興部、教職員課任用班の田原大輝と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
主に採用選考等の仕事をしております。
はい、それでは、今日はまず教員という職業について、千葉で働く魅力について、千葉県千葉市が求める教員像、そして採用選考についてお話をしていきます。
千葉県と千葉市は自治体が違うのですが、採用選考は一緒に行います。
合格した後に、勤務希望地をお聞きして、配置するようにしております。
始める前にウォーミングアップです。
問題です。何色の矢印が一番多いでしょうか。
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、わかりましたか?
緑だと思う方、青だと思う方、黒っぽく見えますね。黒だと思う。赤だと思う方。
黄色はい、それ以外の方。
実は正解は、ぱっと見て緑だと思うんですけれども、緑ではありません。
わかりますか。実は、よーく見ると、はい、答えは。白です。
反対向きの矢印ですね。わかりました。
では、次行って見ます。はい、ウォーミングアップ、お付き合いください。
ここに、口という漢字があります。2画を足してできる感じを探してみてください。
わかった方、チャットいけますか。いくつ出るかな。
口に2画、中に書いてもいいですし、外に書いてもいいですし、わかるかと思います。
例えば、田んぼの田とか、それでは、もし、今お答えにならなくても大丈夫です。
ぜひ、お友達やご家族身近な方に問題出してみてくださいね。
調べてみると、結構いっぱいあります。
右下の方の漢字は常用漢字ではない感じですけれども、それだともっといっぱいありました。
はい、ウォーミングアップありがとうございます。
基本、教員は授業で勝負です。
まず授業の最初にボンとお題を出して、子どもたちが、「何だろう」「やってみたい」「解いてみたい」「チャレンジしたい」とか、「なぜだろう」「何で?」って思うことがすごく大事かなと思います。
そして、まず自分で考える、調べをやってみる、チャレンジしてみる。
それから友達と考えを伝えたり、比べたりする。
全体でまとめて、今度確かめる。それを発展的な問題に持っていくといった授業の流れもありますので、ちょっと今ウォーミングアップでしたけれども、参考にしてみてください。
教員という職業についてです。教員の仕事、たくさんあります。
まずは授業、それから、例えば学級担任の方は担任の仕事、自分のクラスの仕事ですね。
それから専科。家庭科専科とか、音楽専科、いろいろ最近では体育専科とか、いろいろありますね。
校務分掌といって、これは先生たちの係活動です。
例えば、研究主任、安全主任、生徒指導主任、地区担当、生徒会担当とか、いろいろありますね。
それから学校行事、部活動、課外活動、生徒指導、教育相談保護者対応などなどありますが、でも先生って最高です。私はそう思うな。元々教員です。
はい、こちらは現役の教員からのメッセージです。
修学旅行。確かにね、何回も行きましたね。
続いて、こちらアンケート結果なんですが、教員を対象にしたアンケートです。
教員になりたいと思った理由、皆さんもし教員になりたいと思った理由、きっかけはありますか。
私は学校の楽しさを子どもたちに伝えたいと思って教員になりました。
楽しさといっても、ただふざけるのではなくて、勉強にしても、運動にしても、掃除にしても、「何でも全力でやると楽しいよ」「仲間と一緒にやるとさらに楽しいよ」っていうのを伝えたくて教員になりました。
校内で好きな場所、皆さんはどこですかね。私は体育館ですかね。
最も楽しみにしている行事、何でしょうか。修学旅行?文化祭?いろいろありますね。
合唱祭なんかもいいですね。私も第1は卒業式です。
これ語ると30分じゃ終わらないので、次行きます。
先生らしさって何だろう。大切なのはあなたらしさです。
これは採用選考でもものすごく大事なことです。後でお伝えします。
こちらも現役の先生たちから出たメッセージです。
今、千葉県教育委員会では千の葉の先生になるという特設サイトをつくりまして、そこからいろいろ情報を発信していきます。
最後にもご案内しますが、PR動画もつくりましたので、ぜひご覧ください。
いろいろな方が活躍しております。例えば以前、社会人としてお仕事されていた方。販売員だった方。
今、小学校の教頭先生なんですが、千葉ジェッツふなばし。バスケットボールのプロチームですね、現在出向しています。研修中です。
そこで1年間研修して学んだことを学校に持ち帰って還元するという研修も行っております。
千葉で働く魅力についてです。こちらは合格した後に希望地を選ぶっていうのもあるのでちょっと参考にしてください。
千葉県は、三方を海で囲まれていて、自然豊かで、工業、水産業、農業、畜産業、いろいろな産業で全国トップクラスを誇っています。
成田空港ですとか、東京湾アクアラインとか、交通の面でも有名な施設が多いですね。
合格した際には、千葉市、それ以外の5つの地区、これは教育事務所別というふうに言っているんですが、葛南地区、船橋、浦安、市川、八千代、習志野とかですね。
③東葛飾地区。左上の方ですね、柏、松戸、野田、流山、そっちのほうですね。
④北総地区。佐倉、成田、八街、酒々井、 印西とかも、銚子の方まで入ります。
⑤東上総地区。こちらは右東側の九十九里平野の地域ですね。
⑥南房総地区。館山、南房総、南の方から市原とかね、木更津とか、そこも入ります。
それぞれ魅力的なエリア、魅力的なものがたくさんあります。ぜひ、いろんなところで遊びにショッピングに楽しんでほしいなと思います。
魅力としては、リフレッシュできる場所がすごくたくさんあると感じております。
私も仕事で全国いろいろ回るんですけれども、千葉県はこの観光とか、遊びとか、要はリフレッシュできるところがいっぱいあるなって本当に感じました。
続いて、お給料についてです。千葉県の初任給。
それぞれご自分が該当するところをご覧ください。
例えば、大学卒業、小中学校だったら24万6,430円。特別支援学校の教員ですと、少し手当が付くので高くなっております。
実は、次のスライド、給料上がったのをお見せします。ドン。
令和5年12月に、ちょっと上がりました。こちらが上がる前で、上がっております。
右下、手当書いてあるんですけれど、こちらは年2回のボーナスです。
こちらは全産業の平均ですね、参考にしてください。
次です。福利厚生も充実しています。福利厚生は給与、お金以外のものですね。
産前産後、休暇とか、いろいろな休暇とか、あと短時間勤務、それから手当、いっぱいあります。割引とかのチケットとかもありますので充実しております。
働き方改革も進めております。
学校の業務改善および意識改革、すごく大事です。
積極的に取り組んでいます。
例えば学校閉庁日、これは学校というのは夏休みとかも日直さんがいるんですけれども、2人いて、見回りをしたり、日誌をつけたり、電話番をしたりとかいるんですが、
その日直さんもいない非管理職もいない日を5日間以上はつくりましょう。
何かがあった場合には、教育委員会に連絡してくださいねっていう日を設定しております。
それから、スクールサポートスタッフSSS。こちらは免許がない方。
働いてくださっている方なんですけれども、先生のお手伝い、何でもしていただく、そういった業務です。はい、力を入れています。
部活動指導員ですとか、業務のデジタル化、デジタル化は進んでおります。
それぞれいろいろ目標を立てて取り組んでいるところです。
働き方推進プランというものをホームページに上げておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
千葉県千葉市が求める教員像についてです。5つあります。
1~5まで、一つずつ簡単に見ていきます。
1. 人間性豊かで、教育相と使命感に満ちた教員です。
5つあるうちの、これが一番大事です。ものすごく大事です。
人との関わりを理解し、教員として情熱とやる気がある方を求めております。
2. 高い倫理感を持ち、心身ともに健康で、明朗快活な教員です。
高い倫理感。これは、やってはいけないことはやってはいけませんということです。
不祥事についてです。千葉県も未だに不祥事続いております。
これは本当に一瞬でいろんな人を悲しませるし、ものすごく迷惑をかけるし、何より子どもたちを悲しませることになりますので、絶対に駄目ですね。
そして、心身ともに健康で、明朗快活な教員です。
やはり教員が健康でリフレッシュして、教員が元気であれば、子どもたちにもそれは映るのではないでしょうか。教員が疲れた顔で教壇に立っても、子どもたちは心配してしまいますね。明朗快活、健康な方を求めております。
3. 幅広い教養と専門性を身につけた教員です。
こちらは、正直な話、合格してから高めていく。
そのために研修体制を充実させていますので、最低限子どもたちに教える以上、最低限ですね、採用選考では、教養と専門性を身につけた教員を求めております。
続いて、
4. 幼児児童生徒の成長と発達を理解し、悩みや思いを受けとめ、支援できる教員です。
温かい方、子どもの気持ちをよく考えられる、子どもの目線に立って物事を考えられる、子どものことを思った発言、そういう方を求めております。
5. 組織の一員としての責任感と協調性を持ち、互いに高め合う教員です。
学校は組織です。校長をトップとした組織です。決して自分勝手は駄目ですね。
それぞれがお互いに認め合って、高め合って、学校を良くしていく、そういう方を求めております。ここでは責任感ともう一つ、協調性というのがすごく大切になってきます。
千葉県が目指す教育の計画があります。併せて千葉市の計画もあります。
こちらは、教員採用選考の一次選考で教職供与を受ける方、こちらの計画も出題範囲となっております。出題範囲はホームページにも掲載します。
続いて研修です。初任者研修1年目、これ不安ですよね。
私も、初任者研修担当の先生がついてくださるんですけれども、いろいろ授業の流し方ですとか、保護者対応ですとか、宿題とか、保護者対応、地域の方対応、校務分掌、係の仕事の仕方とか、丁寧に教えていただきました。
学校内での研修や、外に出ての研修もたくさんあります。
仲間もたくさんできますので、安心してください。
真ん中は中堅教諭等資質向上研修といって、10年経験した方を対象にした研修です。
その他にも2年目、フォローアップ研修3年目、ステップアップ研修といったものがあります。
そして、長期研修制度。先ほど千葉ジェッツに行った方もそうですけれど、いろんな企業に研修しに行くという制度もあります。
ほかにも、長研っていうんですけれども、大学、大学院に行って、自分の専門教科ですとか、学校マネジメントとかを学ぶ機会がある研修制度もあります。
千葉県の先生の紹介です。
菊池尚平先生、千葉県立浦安高等学校、社会科の先生です。
脳性麻痺による上下肢体不自由障害がある中、他の県で勤務していたんですけれども、先生になりたいっていう思いを諦めきれず、夢を諦めきれず、千葉県の障がい者特別枠というものがあるんですけれど、それで採用選考にチャレンジしました。
見事合格して、今、大活躍中でございます。
今黒板に写している授業があるんですけれども、チョークで書くだけじゃなくて、このICTの導入ですね、電子黒板とかもいろいろ使ってやることもできますので、授業づくりもね、結構楽しいですね。菊地先生はすごいですね。
はい、千葉の先生を選んだのはなぜ?当時住んでいた宮城県の方ですね。
では、社会科の中でも歴史・地理・公民このように書かれております。
今まで千葉県にはゆかりがありませんでしたが、都会と田舎のバランスがよく、家族が好きなテーマパークのある浦安もあそこですね。
気に入っています。近いんですよ。
教員採用選考についてです。
これは終わってしまったんですけれど、今年度行った選考の募集人数です。
次の選考7月7日(日)に行うんですけれども、もうすぐ3月の中旬に新しい実施要綱が出ますので、ホームページでお知らせをしますし、変更点もいろいろあるので、説明会を開きます。
ホームページやX ツイッターですとか、千葉県の後で紹介するサイトから、お知らせします。
一次選考は7月に、2次選考は8月に行っていきます。一次選考の採点基準はこちらです。これもホームページにアップします。
教職教養、専門教科、これはマークシートの筆記の問題ですね。集団面接も行います。
実際に出た問題です。学校教育法の問題です。
第37条、小学校には校長、教頭、教諭、aおよびbを置かなければならない。
第60条、高等学校には校長、教頭、教諭、aおよびbを置かなければならない。
誰かわかりますか。答えは、2番です。
こういった問題も出ます。
集団面接についてです。
集団面接は、面接官がいて、受験者がいて、こちらから質問をします。
それについて答えてもらうんですけれども、見ているのはこちら、今スライドに出ているものです。
人間性、資質、情熱があり、特に意識しているのは一番上の人間性の部分です。
一次選考に合格すると、二次選考、個別面接、模擬授業、それから実技。実技はある教科とない教科があります。
個別面接、一人当たり30分間です。
人間性、資質、情熱。さっきの集団面接と同じです。そこに指導力というのが入っておりますが、やはり指導力というのは、合格してから身に付けていけばいいという考え方もありますので、一番下の項目になっております。大事なのは、一番上、人間性の部分ですね。
模擬授業というものがあります。
これも人間性、資質、情熱、指導力。一番上の人間性の部分です。
今、模擬授業の内容とか、細かくお伝えすることはできないのですが、また採用選考の説明会のときにいろいろお伝えしたいと思っております。
障がい者特別枠というものがあります。
これ、枠というのは、まず枠の中で選考をして、そこで合格したら、もう採用候補者になります。枠の中で選考漏れてしまっても、本来自分が志願した教科等でもう一度選考を行うというものです。こちらも新しい要綱で、3月中旬に出る要綱でご確認ください。
ほかに小学校英語教育推進枠、複数教科枠などあります。
新卒洗顔枠というものもあります。もしかして新しい枠も増えるかもしれません。
こちらは今年度の合格者の内訳です。
ご自分が該当するところ見ていただきたいと思います。
志願者数4,949人に対して、全部の教科合わせて合格者は2,076人となっております。
もし、残念な結果になってしまっても、講師として働くことができます。
私も4年間、講師をやりました。すごくいい勉強になりました。
ぜひ千葉の先生になって、あなたらしい葉を開こうということで、私からの話は以上ですが、もうすぐ採用選考の要綱が出るんですけれども、一次選考7月7日(日)行います。
今までは各県立学校で選考を行っていたんですけれども、何とすごい場所で行う予定でございます。
幕張にある大きい建物で実施する予定でございますので、幕張メッセなんですけれどもね、私も見学に行って、すごくテンションが上がりました。
幕張メッセを目当てにとかではないんですけれども、ぜひ採用選考志願していただけたらと思います。
あと選考につきましては、さっき何とか枠の話をしたんですけれども、何とか特例選考とか、何とか特別選考とか、いろいろあるんですね。また、大学3年生等から志願できる千葉夢チャレンジ特別選考っていうのもありますので、該当する方は、ぜひこちらをお願いします。
それから後輩とかにも、伝えていただけると嬉しいです。
千葉県の教員、温かい人すごくいっぱいおります。県外からもたくさん志願してくれております。みんなの力で、みんなで協力して、子どもたちの成長に携わっていけたらいいかなって思います。
質問とか大丈夫ですか。
もし何か質問等ありましたら、いつでも千葉県の教育委員会に連絡してください。
ここでホームルームというものがあります。
千の葉の先生になるっていうサイトから、このホームルームに登録していただけると、そこからいろいろなイベント情報、採用選考の情報を随時発信していきますので、
ぜひぜひご登録をお願いします。PR動画も見ることができます。
言い残したことはないか。個別面接とかで大事なのは自分らしさです。
自分の言葉で自分らしくあなたの魅力を伝えていただけたらと思います。
それが評価につながりますのでね。頑張ってほしいと思います。
はい、それでは私からの話は以上です。
ぜひ千葉県で一緒に働けたらなと思います。
今日はどうもありがとうございました。
- TDK
- 半導体・電子・電気機器
- 3/2配信
【加賀谷】皆さんこんにちは。TDK株式会社採用担当の加賀谷と申します。
本日はTDK株式会社の会社説明を視聴いただき、誠にありがとうございます。
本日、30分程度になりますが、TDKの属する電子部品業界の魅力や、TDKの会社についてぜひ知っていただけたらうれしいなと思います。後半、質問のお時間も設けますので、何かありましたら質問のほうを送っていただければと思います。よろしくお願いいたします。
ではこの冒頭の画像の資料、資料の画像なんですけれど、こちらはTDKがNHKの『改造の夜』という番組に参加したときのコラボの画像になっております。
こちらの番組は、一つのテーマに対して各会社の技術者が一定の期間、テーマを達成するためにいろいろと試行錯誤して、そのテーマについて競うという番組になっております。
このような形でTDKは事業だけではなく、そういった番組に参加したりとか、社会貢献活動だったり、いろんな取り組みを行っております。
それでは、最初に私の自己紹介から失礼いたします。
私、加賀谷という社員で、新卒でTDKに入社して現在7年目、もうすぐ8年目という社員になっております。
私自体は、学生時代はまったく電子部品に対して関わっていたわけではなくて、福祉学部におりまして、「精神保健福祉士」という資格を取って働こうというふうに考えておりました。
ただ、一般企業に行って働く人がどういうことで悩んでいるのかとか、そういったことも知りたいなと思ったり、ちょっと家の事情もあって大学院に行けなくなったりといろいろありまして、本当にTDKを見つけたのは、たまたまコンサートに行った帰りにTDKの拠点を見つけて、「この会社なんだろう?」って思ったのがきっかけだったので、本当に「就職活動っていうのはすごく縁だな」というふうに感じております。
TDKを選んだ理由としては、ほかの企業の面接に行くときに、結構福祉学部を卒業しているというと、「福祉業界で働いたほうがいいんじゃないか」と言われることが多く、すごく悲しい気持ちになっていたんですけれど、TDKの場合は「その知識をどうやって会社で生かしていきたいか?」と、前向きなコメントをもらったので、そこで「この会社は個性を大事にしてくれそうだな」と思って入社を決意いたしました。
人事職はローテーションがある仕事でして、私はこの7年の間に3つの部署を経験していて、工場でも勤務をしていた経験がありますので、何かあればあとでご質問ください。
右上の画像が、TDKの創業が秋田県という東北の県なので、その名物の「なまはげ」という神様の画像を載せております。
ちなみに私も両親が秋田出身なので、ルーツが秋田にあるという形になります。左下のほうは、人事メンバーで息抜きにBBQに出かけたときの写真で、こういったリフレッシュするようなイベントなんかもたまにやっています。
では早速、私達TDKの属する電子部品業界の魅力についてお話をしてまいります。
皆さん今、おそらくご自宅からリモートで参加されている方がほとんどかなと思うんですけれど、ぜひご自宅の周りを見渡していただければと思います。そして、「どこに電子部品が入っているのか?」というのを想像してみてください。
私は今のスタジオから配信しているんですけれども、例えば配信しているパソコンであったりとか、あとはいろんな設備がありますが、そういった機械の中にもTDKの電子部品は入っております。
ご自宅にいる方は、例えばエアコンやテレビといった家電、車、そういったところにも電子部品は使われているので、非常に身近な存在と知っていただけたらうれしいなと思います。
そのほかにも、最近ではTDKの工場もそうなんですけれど、どんどん自動化が進んでいて、手作業でやっていた検査や検品というのが自動機で行われるようになっています。
そういった自動の機械の中にもたくさんの電子部品は使われているので、今後どんどん自動化に伴い、電子部品のマーケットは広くなることが予想されております。
一つ知っていただきたいところがありまして、日系企業は、電子部品というところは非常に強みを持っております。ほかの関連する業界と比べても、電子部品メーカーは世界のシェア三分の一が日本の企業というところで、非常に技術力に強みのある業界ということができます。なので、国内をマーケットにしている業界になると、今後少子高齢化等で、どうしてもマーケットの縮小が懸念されますが、こういった海外をビジネスやっている業界というところは、安定性といった意味では今後出てくるのではないかなと考えております。
安定性という言葉をお伝えしたのですけれども、B to Bのメーカーだからこその安定さというものもあります。
私達のつくる電子部品は、一つの業界やメーカーさんに依存しているわけではなくて、いろんなメーカーさんとのお付き合いがあるので、一つの業界が不調であっても、ほかの業界から補填をさせていただけるというような安定性があります。
そして、もし技術者の方や営業の方であれば、直接自分がつくった、ないしは売った製品が世界中の人に使われるチャンスがあったり、もしくは私達のような人事職とか、経理職といったスタッフ職に関しましても、間接的に「人々の生活に貢献できているんだ」というところにやりがいを見出すことができます。
では、そんな電子部品メーカーの中のTDKについてご説明をしてまいります。
TDKは、今年で89周年を迎える、人間にたとえると非常に長生きな会社になっております。
そして、一つお伝えすると、非常にグローバルに展開をしているというところで、従業員の約9割が外国人の方々、そして海外売上高比率が91%という、海外にかなりマーケットが広がっております。
そういったところでも、すごくダイバーシティというのは進んでいて、本当に国籍とか、障がいとか、性別とか、そういったところに関わらず、ご活躍いただけるチャンスがある会社になっております。
世界にもいろんな拠点がありまして、私達の採用チームも、韓国やベトナム、シンガポールに出張に行くようなケースもありまして、文系も事務系も技術系も、ともに出張するチャンスっていうのは、働いていく中で結構生まれてくるのではないかなと思っています。
それ以外にも、入社3、4年目ぐらいで海外赴任するケースもあるので、状況に応じてはそういった赴任をするチャンスも出てくるかなと思います。
ただ、いきなり知識も経験もないまま海外に行くということではなくて、まずは国内の、こちらにあるようないずれかの事業所に配属を想定しております。
私は総合職といわれる、転勤とかも発生するような、ある種責任裁量の大きい仕事の担当をしているんですけれども、その総合職の場合は、こういった拠点間の転勤とかの可能性もございます。
ただ一方で、「ちょっと転勤はしたくない」っていう方に向けては、エリア職という転勤がないような採用のコースもあるので、もしずっと、例えば本社で働きたいとか、自分の地元で働きたいっていう方については、そのエリア採用のコースのほうを受けていただければと考えております。
こちらが「社訓」と「社是」になるんですけれど、一つだけお伝えすると、普通夢とはドリームと訳すと思いますが、TDKでは「ビジョン」と訳しています。そこに我々が夢を夢のままで終わらせるのではなくて、「絶対実現してやるぞ」というような意気込みが込められております。
こちらがTDKのつくっている製品のポートフォリオになっています。TDKの特徴としては、製品のラインナップが非常に多いというところが一つの特徴になっています。
この受動部品、皆さんの使っているスマートフォンやパソコンと、車などにも入っている製品で、ノイズを取り除くような効果があるものや、通信の高速化を促すようなもの、いろんな機能を持つ電子部品があります。
今日はお時間が限られているので、一つひとつ細かくのご説明は割愛しますが、もし興味のある方はTDKのWEBサイトのほうも見ていただければと思います。
あとは、事業用製品は、例えば車が電気自動車になったときに、ガソリンではなくモーターになるので、そのモーター部に使われるような強力なマグネットなどもTDKでは製造開発しております。
あとは、エナジーデバイスというところで、スマートフォンをパカッと開けていただくと、中に大きい電池が入っていると思うんですけど、こういった電池の製造販売なども行っております。
では、製品ポートフォリオの変遷ということなんですけれど、皆さん、磁気テープ、カセットテープとはご存知でしょうか。
今の20代の方々ですと、ちょっと知らないという方も多いかなと思うんですけれど、実はTDKは元々、この音楽用のカセットテープで発展してきた会社になります。なので、当初はB to Cの一般消費者向けのメーカーでした。
ただ、今はB to Bのメーカー、企業向けのビジネスを行っております。そういったところに、数十年後の未来を見越して、「カセットテープっていうのはそのうちなくなるよね」っていうところを感じてB to Bのほうに入れ替えてきたというところから、大胆に事業変換してきたという、ベンチャー気質な社風も読み取っていただけたらうれしいなと思います。
こちらが、私達のモノづくりを支える5つのコアテクノロジーになっていて、我々は材料開発から生産技術まで、一貫したモノづくり体制を敷いている会社です。
なので、技術系の方で、「電子部品メーカーというと電気電子系しか活躍できないんじゃないか?」と思っている方もいますが、材料系であったり、機械系、もしくはソフトウェア開発といったところで情報系など、多種多様な専攻の方にご活躍いただくチャンスがあります。
モノづくりの話をしてきましたが、忘れてはいけないのが、こちらの「コトづくり」になっています。私達BtoBのメーカーでは、「コトづくり」というのが非常に重要になってきます。
我々のつくる製品は、例えばテレビとかのように、お客様がご自身で触ってすぐに使えるという製品ではありません。
なので、電子部品をただそのまま差し出されても、お客様も困ってしまうという状況になりますので、お客様の悩みに寄り添って、どのようにTDKが提案をできるのかと、一歩踏み込んだ営業や、開発といったところを行っていく必要があります。
この「コトづくり」は決し一人で行うのではなくて、いろんなエンジニアやスタッフ、営業との連携によってなされているものになります。
あとはモノづくりや「コトづくり」のお話をしてまいりましたが、とはいえお金がないと何にもできないというところで、こちら、研究開発費について、TDKは国内の電子部品メーカーの中でも、この研究開発費の売上高比率は比較的高い水準を誇っているというところがあります。
ぜひ皆さん、今いろいろと就職活動をしていると思うんですけれど、ただ企業の担当者が言っていることを鵜呑みにするのではなく、決算資料とか、ホームページの数字情報なども参考にしていただいて、その企業がどこに力を入れているのかという部分をご自身の目で確かめていただけたらいいのかなと思います。
例えば、「すごく挑戦する社風がある」と言っているのに、研究開発費が少なかったり、設備投資費が少ないと、本当に挑戦できる環境があるのかなっていうところもあると思うので、そういった皆さんの大事な就職活動の場面なので、数字データなども参考にしていただけたらいいのかなと思います。
TDKの数字データに関してはホームページの決算資料に載ってますので、ぜひ参考にしてください。
では続いて、エンジニアや事務系の具体的なお仕事についてご紹介します。
先ほど申し上げた通り、私がメインで担当しているのは、総合職といわれる採用コースになっておりますが、こちらについては技術系と事務系の二つのコースがあります。
技術系総合職は、いわゆる理系の方であれば応募が可能なコースです。
事務系に関しては、文理関係なくすべての学部学科の方に応募がいただけるコースになります。
具体的にはこのような職種の申し込みをしていただくことが可能になります。事務系だとこのような形ですね。
ちょっと一つだけ補足すると、よくソフトウェア開発と、IT(社内SE)の違いを聞かれることがあります。こちらについては、技術系の知識を生かして、アプリ開発などお客様向けの何か開発や提案をしていきたいという方は、こちらのエンジニアのほうのソフトウェア開発職、逆にIT(社内SE)職に関しては、文理関係なく、本当にプログラミングとかもあまり知識がない方でもITを学びたいというような前向きな気持ちがある方は応募いただけますので、そういう未経験の方でも、社内のインフラの整備だったりとか、社内向けのエンジニアっていうところをやりたい方は、こちらのIT職に応募いただければと思います。
続いて、福利厚生や教育制度についてお話していきます。
弊社は比較的大きい企業なので、一般的な制度は完備されているかなと思うんですけれど、例えば最近は、やはり男性で育休とかを取る方も私が入社した当初よりはどんどん増えてきていて、そういった性別とかにも関係なく、育児や介護と両立できるような環境が整ってきているなと感じております。
2020年にダイバーシティ推進本部という部署も発足して、TDKは非常にいろんな文化や言語を持った方も活躍している企業になるので、そういった活動をいろいろやっています。
例えば、障がいを持つ方が働きやすいような環境をつくるような取り組みであったりとか、LGBTQの方の当事者の方の講演勉強会に参加するだとか、あとは女性の管理職を増やすためのワークショップを行うなど、そういったいろんな取り組みをTDKでは行っております。
続いて教育制度についてになります。
いきなり、現場に放り出されるというわけではなくて、しっかり教育制度がありますのでご安心ください。
ここ数年の例ですと、1週間は静岡県の温泉施設みたいなところに行って、集合で研修を受けていただいて、そのあと3週間リモートでご自宅から研修を受けていただくというような研修をしておりまして、こちらはマナー研修とか、TDKの歴史や製品を学んでいただくようなものになっています。
ここ数年の同期の方々は180名ぐらいいたので、そのぐらいの多い人数が一堂に会して、懇親を深めながらいろいろ学んでいただく研修になります。
そのあとは、部門ごとに実施の有無や期間は変わるんですけれど、製造の現場、モノづくりを知っていただくための製造実習というものも想定していまして、こちらは実際に私も行ったことがあるんですけれど、現場に入ってモノづくりを学んでいただく実習になります。
あとは、一つお伝えすると英語教育も盛んに行っていて、やはり国内にいながらも海外の方とメールですとか、WEBで英語を使って会議をすることも増えてきているので、そういうような英語を勉強するような機会っていうものは充実してきております。
それでは、私の話をまとめてまいります。TDKはB to Bのメーカーだからこそ幅広い事業領域を持っています。
そして、素材開発から一貫したモノづくり体制を敷いている会社です。
海外売上高比率約9割のグローバル企業といえます。
そして、カセットテープ磁性体から発展してきた会社ですので、磁性技術に強みがございます。
あとは、私の話だけを聞いてもわからないと思うんですけれど、非常に先ほども言った通り、いろんな言語や文化を持つような方が働いているので、そういう意味では日本の企業ですけれども、すごく風通しがいいような風土はあるかなと思っています。
最後に、採用情報についてなんですけれど、一応TDKの中には総合職っていうコースと一般職っていうコースがあるっていう話をしていましたが、それとは別に障がいをお持ちの方の採用コースというのもございます。
こちらの技術系総合職に応募いただく場合は、3月1日から3月8日にかけて、エントリーシートやWEBテスト、履修履歴などの提出を受け付けております。
事務系に関しては、3月24日まで書類の受付をしております。
こちらは、特に障がいをお持ちの方のコースではなくて、そういった配慮は必要ないというところでご参加いただくコースになるんですけれども、これとは別に先ほど申し上げた通り、障がいをお持ちの方向けの採用コースもありまして、そちらは障がい者手帳をお持ちの方を対象にさせていただいております。
そちらに関しても3月1日から受け付けておりますが、こういった決まったスケジュールがあるわけではなくて、随時面談等させていただきながら、弊社で何かご活躍いただける仕事があるのかどうかというところを検討させていただいておりますので、そちらのフォームがマイページのほうにございますので、もしご希望の方はマイページのフォームにご応募いただければと思います。
最後になりますが、こちらのキャンペーンを知っている方いらっしゃいますかね?
「尖った大胆さ、くれよ。」ということで、TDKはB to Bのメーカーなので、なかなか知名度が低いというところで、頭文字をもじったキャンペーンになっております。
こちらはホームページにもあるので、ぜひどうかご視聴いただければと思うんですけれど、就職活動を題材にした動画をアップしてます。
こちらのキャンペーンアップ者の2021年のコロナ禍のときなんですけれども、リモートに面接とかもなって、企業側と学生側のお互いの本音がわからないっていうところで、「お互いの本音を教えてよ」っていうのを踊りながら演じるコミカルな動画があるんですけれど、TDKではそういった肩書きとか、スーツを着たり同じ髪型にしたりとか、そういうところではなくて、皆さんの個性を大事にしたいと思っています。
本当にやりたいことだったりとか、「何でTDKがいいんだ?」っていう、そういう気持ちの部分をぜひ選考でも教えていただきたいと思っているので、TDKの面接はオンラインで私服でもOKとしていますが、そういうところでぜひ「皆さんの想い」というものをぶつけていただければと思います。
それではお時間が、あともう5、6分ぐらいになってきているかと思うので、ちょっとご質問の方に答えさせていただきます。
はい、ありがとうございます。
「経理職志望なのですが、英語力はどの程度求められるのでしょうか?」
はい、そうですね。経理は結構グローバルな職種になっていて、実は海外赴任をしている人も、営業と経理がもうダントツで比率が多いぐらいの形なんですね。なので、英語が得意な人は逆に生かしていただける仕事かなと思うんですけれども、ただみんながみんな英語ができるっていうわけでもないので、点数で言うと、TOEIC 600点ぐらいの点数があればいいのかなというところはあるんですけれど、もしそこがなくても、「入社してから英語を頑張ろう」っていうような気持ちがある方でしたら、ぜひ応募いただけたらうれしいなと思います。経理は本当に英語を学びたいっていう、英語を使いたいっていう方にとってはいい仕事だと思い、
続いて、「4年制の専門学校を卒業するともらえる称号である高度専門士は、学士と同等と国で認められてみたいなのです。なので大卒と同じ待遇ですか?」
そうですね、弊社のほうで総合職の方では専門学校卒の方の応募というのは現状受け付けていなくて、高等専門学校、高専の方であれば受け付けているんですけれども。ごめんなさい。今すぐにお答えできないんです。
高度専門士っていうところだと、もしかすると総合職のほうでは難しい可能性はあるんですけれど、短大とか一部エリア採用のほうとかでは受け付けをしているところもあるので、そちらはもし興味のある採用のコースがありましたら、そこの担当者のほうに改めてお問い合わせいただけると助かります。
すみません。明確な回答ができず申し訳ないですがよろしくお願いします。
「エリア採用は職種問わずありますか?」
そうですね。エリア採用に関しては、例えば本社とか、スタッフ系の事務補助、事務系の職種もありますし、あとは工場であれば製造オペレーターであったり、あとは技術補助っていうような仕事もあるので、そちらは今年どの職種が採用されるかっていうところはTDKの新卒ホームページで検索いただいて、採用情報のところにエリア職の採用の職種もおそらく3月中か4月ぐらいにはアップしてくると思うので、ちょっとそちらをぜひ見ていただければと思います。
はい、ありがとうございます。
「確認となりますが、御社の評価制度に関して障がい者と一般の方と評価は基本変わらないということでよろしいでしょうか?」
はい、そうですね。特に障がいをお持ちの方だからといって何か評価が変わるということはなく、その方と上長のほうでできることっていうところで、まずテーマを決めさせていただくので、何か障がいをお持ちだからといって評価制度が違うとかそういうことはないです。
「発達障がいの方の採用実績ありますか? もしあるのであれば、どのような職種で活躍されていますか?」
そうですね、ございます。こちらも本当に幅広いです。技術系として研究職みたいなもので、ご自身の知識を生かされている方もいますし、事務系のスタッフ職での事務的なことをご自身のペースでやっていただいているところもあります。
ご自身の状況と、会社側のニーズに合わせて活躍できるところを検討しているので、もし興味があれば、一旦面談とかに申し込んでいただけたらと思います。
「障がい者向けのコースで応募した場合でも、総合職やエリア採用と入社後の評価や福利厚生は同じですか?」
こちらも特に変化はございません。障がいをお持ちの方のコースというのは、何か就業にあたって、例えば通院のためのお休みが必要ですとか、こういう仕事は避けてくださいとか、そういう配慮が必要な方のためのコースになるので、だからといって何か評価や福利厚生が違ってくるということはないのでご安心ください。
「プロセス開発職は基本的には本社外の配属になるのでしょうか?」
そうですね。本社は基本的にはスタッフ職、営業や経理、人事といったスタッフ職の部署になってしまうので、プロセス開発という仕事だと工場、もしくは千葉県市川市にあるテクニカルセンターの配属の想定になるかなと思います。
あとは、ご質問は大丈夫そうですかね。
それではもうそろそろお時間になってまいりますので、ちょっとまとめに入らせていただきますが、TDKの採用情報等につきましては、新卒ホームページのほうからエントリーいただくと、マイページに登録することができます。
そのマイページ上に、先ほど言った総合職の中の技術職の応募方法、事務職の応募の方法、障がいをお持ちの方の採用コースの応募方法なども載っておりますので、そちらをぜひ見ていただければと思います。
今言ったように、エリア職に関しても、新卒採用のホームページのほうの求人情報に、エリア地区の採用や、秋田のほうでは子会社の採用なんかも載っているので、そちらに興味のある方は、新卒ホームページの求人情報をチェックいただけたらいいかなと思っております。
いろいろとご質問いただいて、誠にありがとうございます。本日質問をちょっとしづらいこととか、何か相談したいことがあれば、そういったマイページのほうに問い合わせ先なんかも載っていますので、各採用コースの担当者のほうに個別に相談することも可能なので、ご相談いただければと思います。
では、30分程度になりますが、本日はTDK株式会社の説明をご視聴いただき、誠にありがとうございました。またどこかでお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございます。
- ドコモ CS/ドコモビジネスソリューションズ(dBS)関東甲信越エリア
- 商社(通信)
- 3/2配信
【比嘉】皆さんこんにちは。
【金子】こんにちは。
【比嘉】本日はお忙しい中、ご視聴ありがとうございます。
私、ドコモ CS総務部採用育成担当にて採用の人事を行っております比嘉と申します。
今日はどうぞよろしくお願いします。
【金子】同じくドコモ CS総務部採用育成担当におります金子と申します。
よろしくお願いします。
【比嘉】お願いします。今日はドコモ CSの会社概要について皆さんにお伝えできればと思います。ぜひ出席票の登録をお願いします。
では、早速なんですが、ドコモ CSの会社概要を説明させていただく前に、そもそもドコモグループ、ドコモ CSが属しているIT通信業界について少しだけ触れさせてください。
まず、IT通信業界なんですが、5つの業界に分かれると言われています。
日頃皆さんがご利用いただいているようなインターネット、WEB業界であったり、あとはどちらかというと企業であったりとか、自治体の方向けにシステムとか、サービスコンテンツを提供する情報処理サービス業界。あとは実際にお買い求めいただいてご利用いただいてるものたくさんあるかなと思います。
ソフトウェア業界やハードウェア業界ございまして、こういったITのすべてのサービスの基盤となるのが、通信インフラ業界でして、私達ドコモ CSもこの通信インフラ業界に属しています。
提供しているのは、移動通信、無線通信と呼ばれるものになるんですが、30年間で大幅に進化をしています。
1980年代、大きなショルダー型の携帯電話から始まったんですが、2020年は5Gが新たに運用開始されまして、さらにその先、2030年は6Gが始まると言われていて、この進化、ますます加速していくと言われています。
では、これからの主流となる5Gと6Gなんですが、どんな未来が待っているのか。例えば、5 Gでは3つの特徴があると言われていました。
超高速大容量と、低遅延と、多数接続の3つの特徴が挙げられていたんですが、6Gでは、さらに3つ特徴が増えると言われています。
例えば、まだ携帯電話とかが使いづらかった、エリアができていなかった海とか山とかも、エリアを拡張していく、超カバレッジ拡張であったりとか、今ある電力、より消費電力を抑えていく、コストも抑えていくっていった考え方。そのほかは、皆さんの大切な情報を通信で運んでおりますので、「信頼性、安心をより増していきましょう」といった考え方がございます。
こういった6つの特徴が6Gでは挙げられていまして、こういった、通信の未来を実現させていくのが私達ドコモ CSの使命だったりします。
では、ここで一つキーワードをご紹介したいなと思います。
Society 5.0というキーワードなんですが、実はこちらは、私達NTTグループやドコモグループがお話ししているキーワードではなくて、政府が出しているキーワードだったりします。
こちら、政府の内閣府が出している資料から抜粋しているんですけれども、皆さんが学校の授業で習った狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会。社会の姿、あったかなと思います。これらに続く5番目の新しい社会の姿を、Society 5.0というふうに定義づけられています。
ではどんな社会なのか、なんですが、実はSociety 5.0の社会では、IoTであったりとか、ビッグデータ、革新技術を用いて今までできなかったこと、困難なことを克服できるようになると言われています。
例えば、「ドローンを用いて地域格差をなくす」だったり、「ロボットや自動走行、新しい技術を用いて人の可能性を、産業を広げていく」だったり、AIによって必要な情報が必要なときに提供される、こういったことが挙げられています。
IoTで人と物を繋げていく必要がございますので、通信でさまざまなものを繋げていく。
なのでSociety 5.0の社会では、通信インフラが社会の基盤になるというふうに言われています。こういったところからも、重要性というのがわかるんじゃないかと思います。
では、その中で「ドコモグループはどんなことをしているのか?」なんですが、ドコモグループはNTTドコモが母体となっていて、ドコモグループ全体の企業戦略であったり、全国規模の施策、各種施策の企画を行っています。
その中で、NTTコミュニケーション、NTTコムや新規事業型の会社、そのほか機能分担子会社がございまして、私達ドコモ CSは、ドコモのサービスといったさまざまなコンテンツを皆様に効率的に提供していくために役割分担を行っています。
こちらに記載しているのが、NTTドコモグループで、主にサービスを推進しているような会社になるんですが、私達ドコモ CSは、ドコモが考えた企画を、スマートライフの事業やネットワーク、アフターサポート、代理店、コンサルティングなどを担当しておりまして、そのほか、ドコモサポートはドコモテクノロジー、法人事業だとNTTコミュニケーション、ドコモビジネスソリューションズなどがございます。
今簡単にお伝えしたんですが、ドコモ CS、ドコモが考えたこと、各種施策を実行しているとお伝えしたんですが、なかなかドコモとかドコモグループは知っている方はたくさんいらっしゃるかなと思うんですけど、ドコモ CSってなると知らない人の方が多いんじゃないかなと思います。私達は、現場力とやり抜く力でお客様と未来を繋いでいく会社です。
3つのCSを大事にしているんですが、一つは「お客様に心からご満足いただくCustomer Satisfaction」、二つ目が「安心と信頼の通信サービスCommunication Service」、三つ目は「心のこもったお客様サービスCustomer Service」。こういった3つのCSを大事にしながら、お客様と未来を繋いでいくような会社です。
通信業界の中でも人気をいただいてすごくありがたいんですけれども、こちらはマイナビさんと日経新聞さんが連動特集している内容で、通信業種別人気ランキングでも9位にランクインすることができておりますので、このランクインの秘訣も一緒に今日はお伝えできればと思います。
では、「ドコモ CSとは?」なんですが、先ほどお伝えした通り、ドコモが考えて、ドコモ CSが遂行するといった役割分担をしています。
なので、ドコモ CSだからできることってのがいくつかあるんですが、ドコモが考えたドコモグループ全国規模であったり、全体の各種企画を私達ドコモ CSがドコモの想いを形にして、実際にお客様にお届けする各種施策の遂行を担っています。
お客様との接点、一元的になっておりまして、お客様からいただいた声はドコモに届けて、ドコモはそのお客様の声を元に、「今あるサービスよりよくするためにはどうすればいいのか」であったりとか、新しいサービスを考える元にして、私達はまたそのドコモの想いを形にして、お客様にお届けする、よくなるようにぐるぐるとサイクルを回すような関係性になります。
ですので、ドコモ CSはお客様に一番近いドコモの顔になるんですが、実はこんなことをやっていたりします。スマートライフを広げるっていうところで「d払いとかdポイントを使えるお店を増やしていく」であったりとか、あとはドコモショップや家電量販店のドコモの販売コーナー、こちらで店舗の運営支援をしていたりします。
そのほか、さまざまな困りごとを遠隔でもお答えしていたり、あとはネットワークがいつでもどこでも繋がるように、建設・保守や災害時の復旧対応なども行っています。
特に災害対策に関しては、全社的に取り組みを行っておりまして、移動基地局車、移動電源車と呼ばれる特殊な設備で、1分1秒でも早くエリアを復旧していたり、あとはキャリア関係なく無料充電サービスはWi-Fiのご提供を行っていたりします。
そして公共機関として、災害発生時にもさまざまな取り組みを行っています。
私達ドコモ CSは、全国9つのエリアに分担して事業を推進しておりまして、ドコモ CS北海道からドコモ CS九州までございます。
私達ドコモ CSは関東甲信越エリアが担当になっておりまして、ほかの地域CSと比べて大きく違うのは2点あるかなと思っていて、一つは一部全国を対象とする事業も推進していることと、もう一つは事業規模がほかの地域CSと比べて、やはり都心部、首都圏をまかせていただいているので、何倍、何十倍と規模が大きくなっているというものがございます。今お伝えした通り、一部全国を対象とする事業を推進しながら、東京の赤坂に本社がございまして、こちらを拠点に各地域に根ざした事業を行っています。
では、ここからはドコモCSの仕事内容について具体例をお伝えできればと思います。金子さんからお願いします。
【金子】それではドコモ CSのお仕事についてご紹介をさせていただきます。ドコモ CSでは大きく2つの事業を推進しております。
まず一つが、通信/スマートライフ事業。もう一つが法人事業です。
このあと詳細をご説明させていただきますが、通信/スマートライフ事業では、セールスの通信、スマートライフのお仕事であったり、ネットワークデザインのお仕事、あとはビジネスデザインの通信/スマートライフのお仕事がございます。
また、法人事業については、セールスの法人とソリューションエンジニアのお仕事がございます。ここで一点、大事なことをお伝えさせていただきますと、採用自体はドコモ CSで行っているのですが、例えば法人事業を選択した場合ですと、2022年の7月に法人事業を専門で行っているドコモビジネスソリューションズという会社が設立されましたので、ドコモ CSに入社したあとは、在籍出向という形でドコモビジネスソリューションズでの配属となりますので、この点だけご注意いただければと思います。
それでは詳細についてお話をさせていただきます。
先ほどお話しさせていただいたセールスとビジネスデザインの中のスマートライフのお仕事についてです。ドコモの「キャッシュレス決済」「ポイント」を、リアルとネットの領域で事業を推進しております。
主にセールスのお仕事ですと、こちらの左の枠に書いてある、加盟店開拓のお仕事がメインとなってきて、またビジネスデザインのスマートライフを選択した場合は、こちらの左下に書いてある開発であったり、開通・運用、技術的な支援を行う業務をしていただくことになります。また、サービス開始後はフロント支援業務であったり、データの分析集計業務もございます。
続いて、セールスの通信のお仕事についてです。
こちらはドコモショップのお仕事や人を支えて、個人のお客様により豊かな生活を提供する代理店コンサルティング等のお仕事がございます。
こちらは、皆様がイメージされるドコモショップ、そちらで実際に働いてるドコモの社員っていう方は実際少なく、実際代理店様という外部の会社様に委託をさせていただいております。
そういった外部のお客様に、代理店様に対してコンサルティングを行って、最終的な個人のお客様にさまざまな提案をしていくお仕事がセールスの通信のお仕事と思っていただければと思います。
続いて、ネットワークデザインのお仕事についてです。
携帯電話は生活していく中では必要不可欠なものになってきております。
皆様が安心して携帯電話を繋いでご利用いただけるように、ライフラインを「つくる・まもる・みがく」お仕事をメインで行っております。
24時間365日、NTTドコモのネットワークを監視する業務であったり、携帯電話を繋ぐためのネットワークをつくるお仕事であったり、あとはもう品質を守るような仕事をネットワークデザイン業務で行っているというふうに思っていただければと思います。
続いて、ビジネスデザインの通信。こちらでは、アフターサポートを一例として紹介をさせていただきます。
主にアフターサポートの仕事では3つのサポートをさせていただいております。
まず、お客様をサポートすることですが、さまざまなドコモショップの窓口だけでなく、オンラインからもさまざまなツールを用意して、お客様のお困りごとを解決するようにサポートさせていただいております。
二つ目がドコモショップをサポートすること。こちらがお客様とご対応いただくスタッフ様向けに技術的な支援であったり、研修等のサポートをさせていただいております。
三つ目が、ドコモの商品・アプリをサポートすることです。
まだ世の中に出ていないスマートフォンであったりサービス、こちらを事前にチェックさせていただくことで、事前に不具合とかがあった際、ドコモさんだったりとか、あとは各種メーカー様とやり取りをさせていただいて、そういった品質を改善するような、世の中に出すためにさまざま準備を行っているようなサポートを行っております。
そして最後に、法人事業でのセール/スソリューションエンジニアのお仕事についてです。
もう、ドコモグループではさまざまな企業、自治体様と取引をさせていただいております。
まず、セールスのお仕事についてですが、そういったお客様と信頼関係の構築を図ったり、あとはお客様のありたい姿であったり、課題とかを引き出してソリューションエンジニアの方に業務を引き継ぎさせていただきます。ソリューションエンジニアのお仕事では、そういったお客様の課題解決とかをできるように、お客様に必要な形にして実現化していくようなお仕事、それがソリューションエンジニアのお仕事と思っていただければと思います。
ここからが、働く環境と人材育成についてご説明をさせていただきます。
まず、福利厚生のところでご質問が多いところをまとめております。
まず、ドコモ CSの入社後3年間の離職率、こちらは我々も自信を持っていて、0%でございます。
一般企業の中では3割と言われている中、やっぱり働きやすい環境と制度が整っているので、ここはしっかり0%いうとこで自信を持っております。
あと、有給休暇の取得率についても、一般企業だと約6割と言われている中、ドコモ CSでは90%と、すごく休みに対して理解がある会社なので、しっかりと休みを取ることができる会社でございます。
こちら、有給休暇の執行率でいくと0%というところなので、しっかり休みが取れる会社とご認識いただければと思います。
あとは住んでる場所が都内なのか、あとは地方だとか、金額とか変わってくるんですけれども、住宅補助費といった制度もございます。
続いてワークインライフについてです。
ドコモ CSでもフレックスタイム制やテレワークを推進しております。
まず、フレックスタイム制についても、一般企業約6割と言われている中、ドコモ CSでは9割と導入している部署がございます。テレワークについても約7割と、実施率として推進をしております。
やっぱりコロナが明けた中でも、今までと同じような働き方に戻そうということではなくて、しっかりと今までと同じようにテレワークでできることは、効率化してお仕事をしていこうというような働き方ができますので、自分に合った働き方ができるのではないかなというふうに思います。
最後に、出産育児休業率についてですが、こちらもしっかり100%取ることができます。繰り返しとなりますが、すごく休みに対して理解がある会社なので、もう制度があるだけではなくてそれを活用できる風土がございます。
なので、「しっかりと長く働き続けられる会社なんだな」というふうにもイメージいただければと思います。
続いて人材育成のところについてですが、我々ドコモ CSは、社員一人ひとりの成長を手厚くサポートしております。
まず、仕事を通したトレーニング・経験、オンジョブトレーニング、これを中心に自らの自分だけのスキルを磨くことができる自己啓発だったり、キャリアステップに合わせてビジネス力や専門力を高めることができる能力開発、またさまざまな部署で経験を積んで、自分の可能性を広げることができるジョブローテーションなどがございます。
こういった取り組みから、社員一人ひとりが社会人になっても勉強して成長し続けられる文化も整っているというふうに思っていただければと思います。
今、お話させていただいた自己啓発のところですが、例えば通信教育1,400コースもご用意していたり、あとは資格取得に向けた支援というところも行っているので、会社に入ってからも本当に勉強を続けることができる会社だと思っていただければと思います。
では、ここから障がい者採用について、また比嘉さんの方にバトンタッチをさせていただきます。
【比嘉】ではここからは、障がい者採用に特化して少しだけお話をさせてください。
そもそもなんですが、障がい者採用とは、障がいのある方を対象とした採用になります。
ポジティブなイメージ、ネガティブな意味、それぞれお持ちの方もいるんじゃないかなと思います。ポジティブなイメージとしては、「障がい者採用の取り組みについて情報を得られる」であったりとか、自分に合う環境が探しやすいんじゃないか。
ただ、ネガティブなところとしては、「入社後どうなるのかな」って不安であったりとか、「障がい者採用って枠で入ってるとしたら、なんか昇進に響いてしまうんじゃないか、評価が変わっちゃうんじゃないか」って、何かネガティブな不安もあるんじゃないかなと思います。
なので、しっかり障がい者作用そのものを理解していただいて、悔いのない就職活動をしていただけたらなと思っています。
では、就職活動が動いていくにあたって、ポイントとなってくるのがいくつかあるんですが、ぜひぜひここを押さえてほしいなと思うのが、自分の求める働き方を伝えられるかどうか。なので、自分の中でしっかり整理をしていただいて、どんなふうに働きたいか、昇進、キャリアステップ、ライフプランもそうなんですが、それだけじゃなくても物理的に「テレワークが主流の方がちょっといいな」だったりとか、「デスクワークメインのお仕事がいいな」とかいろいろあると思います。
こういったところを考えていただいて、それをお伝えしていくのが大事になってきます。今回は自分に合った働き方っていうのを、ドコモ CSの環境を例に考えていただけたらと思ってます。
例えばですが、弊社ドコモ CSだと、配属先であったりとか、先輩社員、今活躍してくれている社員の働き方の事例を示しています。
採用や配属先に関しては、オープンポジションとなっていて、ご自分の希望であったりとか、障がい状況、適性に応じて配属だけを決定しています。なので、「どこどこの部署が空いてるからここに入ってください」「こういった障がい者さんの場合はもう経理しか駄目なんです」とか、「総務しか駄目なんです」ってことではなくって、ご自分の適正、希望を聞きながら配属先が決まっています。
自分の興味であったりとか、「こういうことがやってみたい」「こういうことをしていきたい」、自分のキャリアプランを考えていく上で一つのところを実行して、しっかりして持って進めていくのも素敵ですし、「いや、いろんなところを経験しながら、さまざまな人間力をつけていきたい」ってこともたくさんあるかなと思います。
こういった内容も整理していただけたらと思っていて、弊社だと障がいのある先輩社員が事務系職、営業のアシスタントであったりとか、ドコモショップの手話サポートやっていたり、技術系職では先ほどお伝えしていたお客様の声をすごく大事にしてます。
これを分析するような担当であったり、システム構築をしているような方もいます。
そのほか共通系、コーポレート系では、お伝えした経理だったりとか、私達採用の事務などに関わっていた方もいらっしゃり、さまざまな働き方があるかなと思います。
入社後、実際に障がい者採用で入ったら何か不備があるのか、懸念事項があるのか不安になる方たくさんいらっしゃるかなと思います。
実際にそういったことは、何か評価が変わってしまうであったりとか、キャリアステップが変わってくるってことはないのでご安心いただきたくて、ご自分の希望と適性に応じて配属先も決まっていきますし、先ほど金子さんが言ってくれた通り、弊社はジョブローテーションの制度が整っているので、絶対希望が通るというわけは、全社員そうなんですけれど、そうではないのはちょっと申し訳ないんですが、適性を見ながらさまざまな経験を積むこともできますのでご安心ください。
実際にどんなフォローをしているのか。ここは一例を出しているんですけれども、例えば障がい者理解研修に関しては、相互理解を深めていくために、どういった障がいが世の中にはあります、「こういった障がいの場合はこういう配慮をしてほしいんです」だったりとか、「こういう伝え方をしてもらえるとわかりやすくて助かります」っていうのが、相互理解を求めていく。特に働きやすい職場をみんなでつくっていこうというところで検証をやっていたりします。
そのほかは、若手障がい者に対して社員面談を行っていて「業務状況どうですか?」何か精神面だったりとか、業務的なスキルな面も含めて、フォローアップをしていたり、あとは障がい者同士で交流を深めていってもらうことによって、「どういったところに困ったことありますか?」とか、自分じゃなかなか気づけない、モヤモヤしていたけれど何か困っているところをほかの人と話して解決していくっていうことも挙げられてます。
そのほか、合理的配慮もさまざまな取り組みを行っています。
例えば、聴覚障がいの方にはUDトークの導入として法人契約を結んでいたりとか、あとは電話対応が難しい部分は「ほかの社員とフォローし合いましょう」というところを話していたり、あとは身体障がい者の方については机とか物理的なところを配置を広くするであったりとか、作業しやすい動きやすい動線の確保なども行っています。
こういった内容、障がいによってさまざまな方がいらっしゃるかなと思います。お一人おひとり、「どんなふうに環境を整えれば働きやすいですか」とヒアリングをさせていただいて、できる限り環境を整えていくっていうことを会社としても取り組んでおります。
最後にお伝えしたかったのが、先ほど冒頭でもお伝えはしているんですけれども、多くの障がい者採用の社員が今活躍をしております。内容としては働きやすい環境を、さっきお伝えさせていただいた在宅勤務やフレックスや休みに理解があるって、年休の取得状況はもちろんなんですけれども、フォロー体制であったりとか、合理的配慮、精神面でも物理的な面でもさまざまなフォローを行っています。
特に本人の適性と希望で、配慮してほかの職務ができるオープンポジションもございますので、ぜひいろいろと考えていただけたらと思います。
こういった取り組みから、国や国際機関からいくつも認定をいただいて実績がございますので、こちらも安心していただけたらと思います。
最後にちょっとバーッと私がお伝えしてしまったんですが、何か気になることとか、より詳しい仕事内容、採用のホームページ上にさまざまな先輩者のインタビューとかも載せておりますので、ぜひぜひご覧ください。
このあと、リアルタイムでせっかく参加していただいているので、ぜひ聞いてみたいことであったりとか、気になることはチャットであったりとか、質問に投げていただけたらなと思います。実際にもうすでにご質問ありがとうございます。
26新卒の方もきっと今日視聴いただいてるのかなと思います。ありがとうございます。
今はマイページ上、ちょうどこの投影させてもらっている弊社の採用サイトから飛べるマイページの登録なんですが、入力はまだ公開をしておりませんので、少しお時間をいただけたらなと思います。
来年度の4月5月ぐらいになりましたら26新卒向けのマイページの公開の準備が整うかなと思いますので、この時期にまたご登録いただけますと幸いです。
また質問ありがとうございます。多目的トイレなどの環境面についてかなと思います。多目的トイレなんですが、拠点によって結構、形状が変わってくるんですが、ほぼほぼ弊社の拠点なんですが、東京はいくつか、本社の赤坂以外にも飯田橋というかさまざまな拠点がございまして、そのほかは各県に一つずつ支店がございます。
基本的にすべての拠点において多目的トイレ、常備というか環境が整っているんですけれども、一部の職場であったりとか状況によっては多目的トイレがない可能性もありますので、必ずあるっていうのがちょっと今お約束ができないかなと思います。
チャットとかありがとうございます。今のところほかに質問がないかなと思いますので、ちょっとせっかくなのでよくいただく質問というのがございまして、そこからいくつかお伝えできればなと思います。
よく聞かれるのが、最近だといえばテレワークが多いかなと思うんですけど、金子さん実際テレワークってどれくらいの頻度でやってたりしますか。
【金子】はい、ありがとうございます。私は、テレワークだとお仕事の状況にもよってくるのですが、大体週に3回からは2回から3回はさせていただいております。
【比嘉】そうなんですね。私も実際にテレワークが週に2、3回、多いときは週5日間すべてテレワークをしてるときもあるんですが、弊社、テレワークができる業務とできない業務がございます。
例えば、物理的にネットワークデザインの技術的な設備に何か制御をかけるようなものになりますと出社が必要になるんですけれども、あとはお客様情報を扱うような部署だったりすると、ものすごくセキュリティを厳しくしておりますので、出社してセキュリティが厳しい部屋で、特殊な端末を用いて扱うってことはあるんですが、基本的にはそのほかの業務も含めてテレワーク推進をしております。皆さんが働き方を考えていく上で、通院があったりとか、実際に通勤経路で大変な思いをされることがあるんじゃないかなと思います。
そういったところも踏まえて、どういった福利厚生とか環境があるかも一緒に考えていただくといいんじゃないかなと思います。
弊社だと大体その二つの業務が、出社が必要になるんですが、もうほぼほぼテレワークは進んできているのかなと思います。
よくあるのが、よく転勤の話もされる方が多くて、先ほどお伝えした通り関東甲信越エリアが対象になっていて、例えば東京を拠点に考えると、遠くて新潟、長野支店の配属もありえます。これに関しては「実際、希望通りますか?」って聞かれるんですけれど、実際どんなイメージですか。
【金子】そうですね、ご自身がやりたい仕事だったり行きたい場所っていうところは上長と面談する機会が設けられておりますので、その中で「こういう仕事やりたいんだ」と、「こういう場所に行ってみたいんです」っていうところは積極的に上長にもご相談いただければなというふうには考えておりますが、やっぱり先ほど比嘉さんからもお話があったように、「絶対通るよ」「いけるよ」っていうことではないので、そこは上長といろいろお話ししたり、会社の状況とかを見ながら決まってくるのではないかなというふうに考えております。
【比嘉】そうですね、必ず希望が通るわけではないんですが、ぜひぜひご自分のご事情であったりとか、「配慮していただけると助かります」という事項はなるべく積極的にお伝えいただいたほうが会社もわかりやすくて助かるというのもあるんですけれども、それぞれの社員が、自分に合った働き方を実現していくのが大事と思って福利厚生の制度を整えておりますので、ぜひそういったところはお伝えいただきまして、あとは自分の希望もお伝えいただいて、転勤であったりとか配属先が決まっていくっていったものになります。
実際に今まで希望て通ってますか?
【金子】私は、今の「採用の担当に行きたいです」っていう話をしたときには、希望をさせていただきましたので、よかったです。
【比嘉】実際に発信していくことが一番大事だったりするので、ご自分の5年後10年後、さらにその先のキャリアステップ考えたときに、どういう経験を積んでいきたいかというのも大事になってきます。
ただ、自分一人で考えるのではなくて、上長と面談等をして上長からもアドバイスをいただけるので、そういった点では本当に自分のキャリア形成とかもいろいろと経験を積むこともできる制度が整ってるのかなと、自信を持ってお伝えできると思います。
あと、よく聞かれるのがここですかね。社風について聞かれることも多いかなと思うんですけど、実際どんな社風だなと思います。
【金子】結構優しい方も多かったりするので、なんですかね、アットホームというか温かい方が多いかなっていう印象を私は持っています。というのも、わからないこととかあったらすぐに先輩だったり上司だったりに聞いて「教えてください」って言ったら、すごく優しく教えてくれる方がドコモ CSには多いんではないかなというふうに考えます。比嘉さんはどんな印象がありますか。
【比嘉】そうですね、私も結構同じで、教え合うっていうフォローがすごくしやすい会社なんですけれど、私「これ何でかな?」って考えたときに、「多分、ジョブローテーションのおかげかな?」って思ってたりします。いろんな社員が、全社員がほぼ3年周期ぐらいで異動していくので、初めての経験を3年ごとにしていくようなイメージになるんですね。なので、「わからないです、教えてください」が、「みんなそうだよね」っていう理解が根付いているので、相互理解、相互フォローしながら働けるとか、風通しがいいであったりとか、今金子さんが言ってもらったような優しいとか教え合う、お世話好きの方が多くなるのかなと思います。
そのほかにも何か質問とかございましたら、採用サイトの問い合わせページからお問い合わせいただくと私達に届くようになっておりますので、何か気になることがあればぜひお聞きください。
では、お時間になりましたので、今日はお忙しい中ご視聴いただきまして誠にありがとうございました。寒い日も続いておりますので、ぜひ体だけ気をつけていただいて、就職活動頑張ってください。
【比嘉】今日はどうもありがとうございました。
【金子】ありがとうございました。
- 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京【NEXCO中日本グループ】
- 建設コンサルタント
- 3/2配信
【吉永】【林】皆さん、こんにちは。
私は中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京で採用担当しております吉永と申します。もう1名が、同じく中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京で採用担当をしています林と申します。本日はよろしくお願いいたします。
【林】よろしくお願いいたします。
【吉永】では早速ですが、本日お伝えしたいことということで、大きく4つに分けてご説明させていただきたいと思います。
まず弊社は、高速道路業界というところで普段業務を行っている会社になりますが、日本全国に張り巡らされている高速道路はどういった役割があるの?というところになっておりますが、日本の貨物輸送、物流経済を支えている、ですとか、地域経済の活性化、今年1月1日に災害がありましたけれども、ああいった災害が起きたときには緊急車両の交通ネットワークとして確保してくださいというような役割を担っております。
皆さん自身が利用されたときに、使うものではなくて間接的に使われているものという形になります。
高速道路は日本の経済です。皆さんの暮らしを支えていくための水道ですとか、ガスとか電気とか、同じような欠かせないインフラとして機能しているものとなっています。
弊社が所属しているのはNEXCO中日本グループ、中日本高速道路株式会社のグループ会社の1社でございます。
その中には、約30社グループ会社はあるんですけれども、そのうち弊社は、この高速道路を守るということで、今現在、皆さんに使っていただくことができる高速道路の維持管理というところの部分を担当させていただいてる会社となります。
特に弊社の場合は、技術力で担っている会社となります。
こちらは会社概要となりますが、社名は先ほど自己紹介させていただいた通り、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社と非常に社名が長いので皆さんには、ぜひエンジ東京という形の略称で覚えていただければと思います。
私たちも普段は、この略称であるエンジ東京を常に使っているという形になります。
創立が1972年9月ということで、50年以上、高速道路事業に特化してきた会社となります。
その中で、社員数も年々増えておりまして、1200名ほど在籍しております。
そのうち土木系、施設系、事務系と、系統を3つに分けておりますが、そのうちの、土木系、施設系については理系の学部学科を卒業して入社している社員、技術系社員となっておりまして、事務系の社員という形で構成されております。
弊社の本社なんですけれども、新宿駅の西口を出ていただいて、徒歩8分程度のところ、東京都庁とかが近くにあります。
弊社が担当しているエリアといいますと、こちらの通りとなっておりますが、ちょっとポインターを使わせていただきたいと思うんですけれども、先ほど紹介させていただいた新宿の本社がこちらを起点として、東京、神奈川、静岡、山梨、長野の1都4県を弊社が担当させていただいております。
主要な路線としましては、東名高速道路、新東名高速道路、中央自動車道といった日本の大動脈と呼ばれているところとなります。
新宿の本社から全部を管理するのはなかなか難しいですので、各拠点ごとにこの事務所というものを構えさせていただいておりまして、先ほど紹介させていただいた土木系社員、施設系社員、事務系社員が各拠点ごとに点在して活躍されているという形になります。
この私たちの事業についてというところからは弊社に特化してお話をさせていただきますが、先ほどあった土木系、施設系については、さらに細かく分けると、6つの職種+事務職という形で、弊社は全部で7つ、職種がございます。
まず土木職についてなんですけれども、橋梁、橋とかトンネルを担当している土木職です造園職です。
次からは施設系になるんですけども、施設系にはトンネル内の各非常用設備などを担当している機械職があったりとか、皆さんの家庭と同じように、高速道路も多く電気を利用しております。トンネル内に照明とかないと真っ暗になってしまいますので、そういった照明設備ですとか、渋滞情報を提供してる情報板といわれてるような設備、あと各機器に電源の供給を行っている中配電設備というものを担当してる電気職、ETCなどを担当している通信職という形と、最後がサービスエリアやパーキングエリアの建物を担当している建築職という形になります。
今紹介させていただいた構造物ですとか建物設備に関しては代表例という形になりますけれども、紹介させていただいたこの6つの技術職で、皆さんが高速道路を利用される際に、実際に目にしているほぼすべてのものを、弊社のエリアであれば、弊社が担当させていただいてるという形となります。
何気なく目にしていたものは、例えば東名高速を使っていて、遮音壁という壁の部分、あれも私たちの方で点検などを担当しております。
7職種目として事務職という形になります。
営業職の方は、現場で高速を守る社員のために、事務職の方たちは人事労務管理ですとか社屋の管理、車両の管理などを担当していただいております。
こちら右側のオレンジ文字になっているところが弊社の事務系社員の配属分布となっているんですが、事務系社員のみが配属されるところは、この総務部ですとか、人事部の中の給与厚生課。あと総務工務課といわれてるところが主に事務系社員のみが配属されるところにあります。
その他の経営企画部、安全品質管理部、人事部の人材企画とか人材開発、あと営業部に関しては、技術系社員と一緒になって業務を進めております。
私も、今この人事部の人材企画課というところで採用担当させていただいておりますが、技術系社員で入社をしまして、現場を経験して、その結果を自分で得てきた経験を皆さんに伝えられるようにということで、私は今、技術職として、採用担当をさせていただいてるという形になります。隣にいる林は事務職として採用担当を現在しているという形となります。
ですので幅広くいろんな職種の社員たちと関わることができるというのも、弊社の面白いところかなというふうに思います。
そういった技術系社員が普段、どういったことをやっているのか、どういった形で皆さんに高速道路を安全、安心、快適に使っていただけるように努力してるのかという紹介になりますが、まずどの職種も必ず点検から行っております。
点検をすることによって、皆さんに使っていただいてる道路が、設備が、今現状どういった状況なのかということを把握しつつ、次に何か起こるんじゃないかということをしっかりと予測したり、古くなってきているのでしたら予防ですとか、そういったものをしっかりと予測をしながら点検を行っております。
点検の中だけでは集められなかったデータなどについては測定、調査、検証ということで、こういった特殊な車両、こちらは弊社で開発しているロードタイガーという車なんですけども、そういったものも用いながら、基準高度な技術を提供するというところもしっかりと意識をしながら、こういった業務も行っております。
集めたデータはそれで終わりではなくて、しっかりと点検結果と比較をしながら分析をして評価をしていきます。
この評価については簡単に言えば、いいか悪いかという形ではあるんですけれども、さまざまな基準値とか規格というものがありますので、それぞれに沿った判定を行っております。
しかも今回行った点検結果だけで評価をするわけではなく、しっかりと過去の点検結果と比較しながら先ほど言った予測というところで劣化が進んでいるのか、それともそんなに進んでいないのかというところの判断というものもしっかりと行っております。
点検結果が悪かったものは当然ですが、5年、10年という長いスパンを見据えながら補修計画、直していくためのことを考えていくという立案作業を行っております。
正式決定については親会社の方が行うんですけれども、その元となる素材ですとか、資料というのを、現場で自分たちが見てきた情報をしっかりと的確に情報共有をして立案していくということに力を入れております。
直す場合には施工管理業務ということも行っていて、現場の管理、監督などを行っております。
特に施設系に関しては機械とか電気、通信、建築については自分たちの手で、交通事故などによって設備などを壊されるという言い方をするとちょっとあれなんですけれども、設備まで影響が出てしまうケースもございます。
そのときには次に使うお客様に影響が出ないようにということで、自分たちの手で直接直すこともございます。
ですので、基本的に壊れてから直すよというわけではなくて、壊れる前に早く見つけて早く補修ですとか、予防保全ですとか、改修ということを進めていきましょうというところをすごく強化をしております。
そういった現場で働く社員だけではなくて弊社、全社員が心がけていることといいますと、私たちが関わっている路線、そこはただの高速道路ではございません。
皆さんの暮らし、日本の経済を支えるためには最重要と言われております。
ですので、弊社が管理している路線がいつも安全で安心、快適な高速道路であり続けることというのが私たちの日々のゴールでもありますし、最低限実施していかなければならない課題かなというふうに感じております。
私たちの仕事は、どちらかというとお客様の直接目に入ってお客様から褒められるというような仕事ではなかなかございません。
縁の下の力持ちとして仕事をしていくことによって、社会貢献に繋がる仕事だと私は思っておりますので、その当たり前である高速道路を日々ご利用いただけるようにということを社員たちも私たちも心がけて、日々業務に取り組ませていただいております。
では続いて福利厚生の紹介は林の方からさせていただくんですけれども、気になったことがあれば、チャットですとか、質問ボックスの方に投稿していただければと思います。
【林】ではここからは、福利厚生の方のご紹介をさせていただきたいと思います。
当社、休日休暇に関しまして、土曜、日曜が完全週休2日制となっております。
皆さんインフラの会社なので24時間365日働かせるんじゃないかなっていう思いもあるかとは思うのですが、会社としては、土曜、日曜は完全にお休みとなっております。
また祝日に関しましても、お休みという形になっていまして、年末年始に関しましては、毎年29日~3日までは会社としてお休みという形になっております。
また、創立記念休暇というものが設定されておりまして、こちら当社12月25日に設定されているんですが、ここでも1日お休みが付与されます。こちらに関しては前後1ヶ月で、どこかで1日お休み取ってくださいという、そういった休暇の取り方になります。
夏休み、夏季休暇、こちらに関しましては、7日間付与がされるという形になっております。ただ会社として7日間、一斉にお休みするということはできませんので、当社の夏季休暇に関しましては、6月~10月の間で7日間、どこかでお休みしてください、とそういったお休みの取り方になります。
お休みの取り方に関しましては、それぞれ個人で考えていただいて、1日ずつ7回取っていただいてもいいですし、3日、4日という形で分けていただいても問題ございません。
7日一気に取っていただくこともまったく問題ございません。
こちらは個人の裁量に任されておりますので、取り方は自由という形になっております。
またそれとは別にリフレッシュ休暇というものも設定をさせていただいております。
こちらは4月~3月の1年間の間で、5日間、休暇の方を取ってくださいというものになりまして、こちらも取り方は個人の裁量に任されております。
どういう取り方をするかは、人それぞれという形になっておりますので、休みたいときに休みを取っていただく、という形になっております。
年次有給休暇に関しましては、初年度から20日間付与という形になっております。
参考ではございますが、今年度2023年度の年間休日に関しましては、当社136日を予定しております。こちら日本のいろんな企業の中でもかなり年間休日としては多い部類に入ってくるのかなというところになっております。
この136日には、有給休暇というものは含まれておりませんので、これプラス有給休暇が20日間付与されていると、そういったご認識を持っていただければというふうに思います。
その他福利厚生のところになってくるんですが、当社、技術力向上を目指す会社になっていますので、資格の取得支援ですとか、自己啓発、資格の勉強とか、こういったところにもかなり力を入れております。福利厚生として会社として支援をしているというところがございます。
ちょっと色を変えております借り上げ社宅制度、こちらについて少し詳しくご説明をさせていただきます。借り上げ社宅制度というのは、通常社宅と呼ばれるものとは違いまして、ご自分が住まわれるマンションですとかアパートに関しましては不動産屋さんに行っていただいて、ご自分で住む場所を探していただきます。
住みたい場所が決まりましたら、契約の方は会社の方で行います。
その借りたお部屋に、その社員の方が住んでいただくという形のものが借り上げ社宅制度になります。当社の場合、家賃の23%が自己負担、77%は会社負担という形で行っております。一番下に例が載っておりますが、8万円の部屋を借りた場合、23%が自己負担という形になりますので、1万8400円が毎月の家賃という形で会社の方から引かれていくという形で1万8400円で8万円の部屋に住めるというところになっております。
この勤務地区分指定地区、その他、8万、7万というのが載ってるかと思うんですが、こちら一応、上限家賃というものだけ設定をさせていただいております。独身単身のところでお話をさせていただきますが、指定地区に関しては、東京、神奈川などの地価の高いところに関しては8万円の設定がされております。
その他の地域、静岡ですとか山梨ですとか、そういったところに関しては7万円が上限家賃という形で設定させていただいております。
この中で部屋を探していただくというような流れになっております。
ただ、例えば9万円のお部屋が実は気に入ってしまいましたといった場合は、それはそれでそちらの部屋に住んでいただいても問題ありません。
上限家賃から超えた分だけ自己負担が増えるという形になるだけですので、どういったお部屋に住んでいただいても問題ございません。お部屋の広さですとか、住む場所、こういったものに制限は一切ございませんので、2 LDK 、3 LDKのお部屋が見つかればそういった場所に住んでいただいてもまったく問題ありません。そういった制度になっております。
最後に女性活躍というところで現在、国の方でもいろいろ推進をしておりますが、当社でも女性活躍についてかなり推進をしております。毎年、数回、年に数回、女性社員の方が集まっていただいて、こういう制度があったらもっと会社で働きやすくなるよねとか、そういった案をどんどんどんどん出していただいて、いろいろな制度が会社の中でできてきております。
そんな中で、右下にあります育児支援金、こういったものもその中でできた制度になっております。お子様が一人生まれるごとに会社から10万円の育児支援金というものが支給されるとかいうものが制度としてでき上がってきております。
また育児休暇に関しましては、当社すべての社員が取得できるようにということで進んでおりまして、現在、取得率も100%で推移している。そういった現状になっております。
これは女性の方だけではないです。男性の社員に関しましても、お子様が生まれましたら育児休暇を取得していきましょうという会社の流れになっておりますので、男性社員も皆様、育児休暇という形でお休みを取っている、そういった現状になっております。
ここからが採用情報という形でお伝えをさせていただきたいと思います。
こちら選考の流れになります。エントリーに関しましては、随時受付をさせていただいております。
まず、履歴書および障がいの内容がわかる、そういったものを郵送していただきまして、そこから書類選考の方をさせていただきます。
面接に関しましては2回になります。一次面接と最終面接という形で、どちらも個人面接という形になっております。最終面接が終わりましたら、内々定という流れになっておりまして、スケジュール感に特に滞りなどがなければ、1ヶ月ちょっとあればすべて終わるかなというようなスケジュールで進んでいく形になっておりますので、ぜひ皆様のエントリーお待ちしております。よろしくお願いいたします。
はい。本日のご案内はこちらで以上とさせていただきたいと思います。ご質問ございましたらここからお答えをさせていただきたいと思いますので、ぜひ何でも大丈夫ですのでご質問いただければと思います。
【吉永】なかなかこの短時間の説明から、質問するのは難しいところかなと思いますけども、皆さんが就活をしていく中で、気になってるところとか軸にしていきたいところはぜひ質問していただければなというふうに思います。本当に些細なことでも、これ聞いても大丈夫かなと思うものでも、とりあえず聞いていただければ私たちも基本的には答えられるように内容は確認させていただくので、遠慮せずに送っていただければと思いますし、皆さんがどういうことを一番気にされてるのかなということも知ることができますので、ぜひよろしくお願いいたします。
質問を受け付けている間に、学生の皆さんからよくある質問というところで、ちょっと何個か開けていただいているので、ご説明させていただくと、求めている人物を教えてください。ということがあるんですけれども、弊社では求めている人物は大きく3つございます。
やはり自分自身が成長するために、自ら進んで行動できる、考えて行動できる方、というところが一つあります。
これはやはり自分の現状だけで満足するのではなくて、そこから自分で考えて物事を良くしていこう、より安全にしていこうということを考えるためにも、そういったものを求めております。
2つ目に掲げているのが、チームを重んじる方ということで、弊社の業務というのを単独で行う作業というのは、ほぼほぼございません。
そのため私と、普段、林も2人で、結構行動が一緒だったりはしているんですけれども、その中でコミュニケーションを取りながら、黙々と1人で作業するっていうことではなくて、しっかりと、一緒に一丸となって進めていくということをやっております。
3つ目が、楽しく率先して考えていただける方、というところで考えております。
【林】ここでご質問をいただきましてありがとうございます。難聴でも活躍している方はいますか?というご質問をいただきましてありがとうございます。
【吉永】現在、本社の方にも2名ほど聴覚障がいを持たれてる方がおりまして、現場ではさすがにちょっと難しいんですけども、本社内とか事務所内で、活躍されてる方はいらっしゃいます。
周りの方も少しずつ手話を覚えてみたりとか、筆談で会話をしてみたりだとか、メールが主体だったりとかという形で、さまざまなフォローをさせていただきながら、働きやすいようにということで、活躍はされていますのでご安心いただければなと思います。
【林】私もこの採用担当になる前に、営業部という部署にいたのですが、ちょうど聴覚障がいの方もその部署にいまして一緒に仕事の方をしておりました。
特に健常者の方と何か差別化をして仕事をしてるっていうことは一切なくて、いろいろな展示会の出展とか行ってるんですが、そういったところにも出ていただいて、いろいろ活躍をしているということで健常者と何か違いを出してたいなそういったことはなく、もう本当に普通に仕事をしていただいて会議などもいろいろ音声を聞き取ってくれるものがあったりするので、一緒になって働いていたというところもございました。
【吉永】対面での会議のときであれば、そういったアプリケーションを使ったりとか、WEB会議も文字起こしができるアプリケーションがあるので、そういったものを活用して、みんな同じ難聴者だからというので、ちょっと会議出られないよとかというのもまったくないので、一緒になってみんなで仕事しているという形になります。
やはりエリアのところでいくと、よくあるのが、転勤はありますか?というようなことになるんですけれども、弊社では、転勤という言い方ではないんですが、異動という形でございます。その異動に関してなのですが、例えば先ほど言ったように本社の営業の方にいたときに、今の人事部に行きますよといったところが、それも同じ本社の組織内で課が変わる、部が変わるのも1異動という形で大体3年~5年に一度という形になります。
ただ障がいをお持ちの方に関しては会社の方でもかなり最大限、配慮をさせていただきながら、配属先というのを検討させていただくというところになっておりますのでご安心いただければなというふうに思います。
応募する際に条件などありますか?というのもたまに聞くのですが、ほとんどというか、基本的に条件はございません。
今でいくと、2025年と、5年の3月に卒業される方、卒業予定の方と、もし既卒で既に卒業済みとか、今年の2024年3月に卒業しますよという方で、よく既卒と言われてる方ですね。そちらについては、2022年3月~2024年の3月に卒業された方が、一応今回、弊社では新卒採用の枠という形で応募条件としてはありますけども、学歴とかに関しては制限等はございませんのでご安心いただければなというふうに思います。
障がい者の方っていうところは本当にいろんな部署に配属されて、その等級だったりとか、どこまでの仕事ならできそうかというのもしっかりと、面接の中だったりとかでヒアリングをさせていただきながら、定期的にまた年1回、身上報告っていう、身の上って書くんですけれども、その報告書のときというのは、その報告書を書くだけじゃなくて、その中で今後やってみたい業務ですとか、行ってみたい事務所とかいうものを書き出していただくことって、もう全社員行っているんですけれども、その中で現状の状況だったりとか、やりがいなども聞きながら、本社でこういうことをやってみたいですということであれば、例えばそういうときに今の障がいの内容からでも、こういうこともできるんじゃない、だったりとか、なるべくやりたいことが実践できるように会社の方も考えていければなというふうにやっておりますので、ぜひ、いろんなことに挑戦してもらいたいなと思っておりますし、現在、社員たちもいろんなことに挑戦しておりますので、ぜひ検討いただければなというふうに思います。
はいごめんなさい、最初にお伝えできればよかったんですが、出席表明ということで、オレンジのバナーの出席票の登録をぜひお願いできればなというふうに思います。
多分マイナビさんの方から出てたりもするかなと思うんですけれども。
また改めて私の方からもこういった形でやっていきますよというところも、今日お手元に資料が残らない状態となっていくので、ご案内等もメール等でお送りさせていただきたいなというふうに思っております。
【林】何かで個別にご質問とかあれば、いつでも弊社にご連絡いただければ、基本的にはどんなことでも回答はさせていただきますので、個別に後から、いや実はちょっと聞きたいことあったんだ、みたいなことがあれば、ぜひいただければ、ご回答はさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
【吉永】はい、ではまもなく終了時間となるということなので、本日は皆さんの貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。
今度は、私たちがまだ皆さんのお顔を見られてないというのもありますので、今度は皆さんとお会いできて選考に参加していただけることを楽しみにしておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
本日はご視聴いただきましてありがとうございました。
【林】ありがとうございました。
- ニッセイ情報テクノロジー(障がい者募集窓口)
- 情報処理
- 3/2配信
【溝口】皆さんこんにちは。
本日は当社ニッセイ情報テクノロジーに興味を持っていただきまして、どうもありがとうございます。私は、ヒューマンリソース部採用担当の溝口と申します。
こちら、同じく山野さんです。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
当社はニッセイ情報テクノロジーということで、日本生命のIT戦略会社ということになります。ただ日本生命様のお仕事だけではなくて、一般市場も多くビジネスの領域にしておりますので、その辺も含めて本日はご説明させていただきます。
本日の流れですが、大きくは2点あります。
1点目は、NITのビジネスのご紹介ということで、皆様、SEについてシステムエンジニアというのはどういうお仕事をするかというのは初めてという方もいらっしゃると思いますので、その点のご説明をします。
2点目が、障害者の方々の働き方のご紹介ということで、当社で実際に働いている方々のご紹介をさせていただきます。
では、早速入らせていただきます。
最初に、IT業界の全体像ということで、こちらの図のように大きくは5つのカテゴリー、ハードウェア、ソフトウェア、通信、インターネット、WEB関係のイメージは描かれると思うんですが、もう一つ、システムインテグレーターというものがございまして、当社は、このシステムインテグレーターというカテゴリーに入ります。
そもそも「システムインテグレーターって何?」と思われる方も多いと思うのですが、これは、お客様のビジネス課題を、ITで解決していく仕事という領域になってきます。
システムインテグレーターについて少しご説明させていただきますと、大きく分けると2つ。
親会社を持つSIerや、親会社を持たないSIer。初めてSIerという言葉が出てきましたけど、このIT業界では、このシステムインテグレーターというのをSIerという言い方もしますので、皆さん、ちょっと頭の片隅に置いていただければと思います。
まずは左側の、親会社を持つSIerというところからご説明させていただきますと、大きくはメーカー系といわれる、先ほどありましたハードウェアに関係のあるメーカーさんであったり、右隣のユーザー系といわれる企業のIT部門が独立してできた会社というようなことで、当社ニッセイ情報テクノロジーは、このユーザー系、かつその中でも金融系というカテゴリーに入ってまいります。
そのほか、右側の親会社を持たないSIerというのが独立系ということで、コンサルとか外資系の会社が含まれます。
次に「システムエンジニアの仕事って何?」ということなんですけど、皆さんいかがですかね。
学生さんとお話する機会は私も多いんのですが、よく、プログラミングというものを
中心に捉えておられる方が多くいらっしゃいます。
実際、システムエンジニアの仕事というのは、ここの図にございますように、非常に広範囲に渡っておりまして、例えば大工さんによく例えられますが、何か家を建てるときに、いきなり何か柱を持って釘を持っていきなり何か家をつくり始めるっていうことはなくて、お客様と、どういう家にしようかというような、やはりいろいろなライフプランを考えながら設計図をつくって、その後に家をつくって、その後のアフターフォローというものがあると思うのですが、まさにシステムエンジニアも同じで、上流工程といわれるところで、お客様から業務課題とか、今後どういうビジネスを展開したいのかというようなヒアリングをさせていただいて、どんなシステムがお客様に一番ふさわしいかというようなところをつくり上げる、ビジネスの戦略立案、要件分析、提案ソリューションの立案というような部分が非常に重要になってきます。
それらで設計図みたいなものができ上がったあと、実際のシステムづくり、その中の一部がプログラミングということになります。
また実際に出来上がってからもう終わりかということではなく、保守運用というのがあとにございますが、正直、日本生命様の仕事は金融保険ということで、お客様の皆さんは保険などに入られてる方がいらっしゃると思うのですが、20年30年のお付き合いということになりますのでシステムも同じです。
実際システムを導入してから、保守メンテナンス、もしくはバージョンアップというものについても我々はカバーリングの範囲に入っています。
ここで一つ、当社の特徴としては、今後も言葉として出てくるのですが、こういう上流工程から下流工程まで、すべて我々の会社が担当できると。
IT用語ではプライムベンダーという言葉。プライムベンダーという、一括請負ができる会社というのが当社の特徴になります。
今後皆さんが就職活動される中で、仲には上流工程のコンサルティングだけやります、とか、プログラミングといわれる開発のところだけを特化してる会社さんもあると思うんですね。
もちろんそれはそれでいいと思うんですが、あくまでニッセイ情報テクノロジーはこの入口から最後の保守メンテナンスまで一気通貫で行うプライムベンダーというところが一つ、特徴になってまいります。
ここから会社の内容について入っていきますが、ニッセイ情報テクノロジーは、設立が1999年ということで、今年、めでたく25周年を迎えることになります。
従業員は2500名弱。
事業所は東京と大阪、事業領域は、保険・共済、年金、ヘルスケア。これをご覧になってわかるように、非常に社会貢献性の高い事業領域に取り組んでおりまして、皆さんも保険とか年金とか、健康保険ですか。病院関係、非常に身近に感じられると思うんですけど、そういう社会貢献性の高い事業領域に特化したIT会社であるというところが特徴でございます。
以上、ソリューションビジネスをトータルにサポートしているというのが特徴でございます。
皆さんの中にも、人々の生活を支える仕事がしたいです、とか社会貢献性の高いシステムをつくりたいんだと、よく学生さんはおっしゃるんですけれども、そういう意味では、弊社の価値観を理解いただければありがたいです。
次のページですけれども、このページは非常に重要なページになりますので、ちょっと時間をかけて説明したいのですが、NITってどんな会社かということなんですけど、そもそも何を目指している会社ですか?というところなんですけれども、繰り返しになりますが、保険、共済、年金、ヘルスケアといわれる、まさに社会保障の領域に非常に強い。まさに命を支える産業をITで貢献するということが使命と考えておりますし、社会や生活の基盤となるサービス、そういう重要なプラットフォーマーというのを目指している会社ということになります。
大切にしていること。人と向き合うITです。
ただ、この人と向き合うITというのが、ただ向き合うだけのシステムをつくるだけということではなくて、その先にいるお客様、人々の思いというものに向き合うということで、皆さんや社会の方々に共通する大切な思いだと思います。
以上、いろいろ語ってきましたけど、最終的に当社を知る上で3つは押さえていただきたいんですけれども、一つは日本生命唯一のIT戦略会社ということ、日本生命がバックボーンになりますので非常に安定安心できる会社ということ。
2点目は、システム開発をトータルでサポートしているプライムベンダーです。
コンサルだけ開発だけではなくて、本当に入口から最後の保守メンテナンスまですべて当社が請け負うことができるプライムベンダーである。
3点目。これは後ほど述べますが、実は日本生命さんの仕事というのは4割ぐらいで、全体の一般市場へかけるビジネスはかなりの割合を占めています。
ですので、一般市場で挑戦したいという方も、そのような領域がございます。
簡単に触れますが、日本生命のグループへのビジネスということで、細かくは言いませんが一言で言うと、日本生命のビジネスを支えるIT戦略を一手に担っているのが当社であります。
トータルにサポートしてるということですね。個人保険の世界、企業保険の世界で、人事であったり、総務、会計であったり、すべてのシステムを当社が担っているということでございます。
続きまして、一般マーケットへの広がりですが、総売り上げの40%は実は一般マーケットが占めておりまして、日本生命の開発で培ったノウハウっていうのを一般マーケットの開拓に生かしているというような構造になります。
非常に日本生命以外で利益を上げている会社というふうに理解いただければと思います。
年々伸びていますね。
続きまして一般市場という意味では非常に多様なお客様にソリューション展開しているのですが、生命保険会社、日本生命以外の会社さんでも40社、銀行さん、証券さん50社、公共団体、地方自治体、健康保険組合、先ほどヘルスケアという領域を言いましたが、北海道から沖縄まで、大規模な病院さんが中心になるのですが、約1000の病院様にシステムソリューションの提案、実現を行っております。
これら一般市場のビジネスでございます。
ここから毛色が変わりまして、当社の事業、教育体系で実際どういう働き方を障害者の方々がされているかというようなところに入っていきます。
このページも非常に重要なページになりますので、しっかりとお聞きいただきたいのですが、当社の教育体系になります。
まず、これ1年間4月~3月までということになりますが、まずご入社いただいて、4、5、6のこの3ヶ月というのは、新人の研修期間として集合研修という形で3ヶ月、ITのご経験のない方、プログラミングの経験のない方というのが、実は7割ぐらい実際いらっしゃるんですね。そういう方々を含めて、このITの研修、プログラミング研修ということで、しっかりとITの基礎を身に付けていただきます。
その後、集合研修が終わったら現場の配属になるのですが、そのときもトレーナーという形で1対1で教育係というので任命、職務として担当いただきまして、皆さんとともに教育をしていくというような形になります。
その後、フォローアップというような研修とか業務知識、保険とか医療というようなところも含めての研修というのもございます。
ですので、プログラミングのご経験がなくても問題ないということと、多くの文系出身の方も一緒に活躍いただいています。
ITを目指す方で、基本情報処理試験というのを聞かれた方がいらっしゃるかもしれませんが、当社毎年100人以上の新人の方に入っていただくのですが、1年間、遅くても2年以内に、ほとんどの方が、文系出身者を含めてこの国家試験に合格されます。
それぐらい教育体系というのはしっかりしているというふうにご理解いただければと思います。
ここから働きやすい環境というようなお話になっていきますが、当社は働き方推進室という室をつくりまして、ここ数年間、働き方改革ということに取り組んでまいりました。
ご覧いただければいろいろ書いてあるのですが、左側の〇からいくと、まず休暇関係。
有給休暇が20日ありますということに加えて、マイライフ休暇、昔は家族休暇といっていたのですが、プライベートの時間を大切にする休暇ということで、実はこれ7日ほどございまして、トータルでいくとこれだけで27日、年間もあるよということになるんですけど、そういう中で、いや結構残業とかあって、育休が取れないんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは昨年度の実績数字ですが、大体18日、皆さん社員、お取りになっているという実績があります。
最近、世間でいろいろ出てるようなパパママ関係の休暇、育児関係の休暇ももちろん充実しておりますし、右側でいきますと、早帰り運動であったり、テレワーク在宅勤務ですね。
この辺についての制度もございます。
右下に行きますと、服装のドレスコード、資格報奨金、先ほど国家資格の話を言いましたが、自分自身で頑張れば頑張るほど、例えば国家資格を1個取ると実は10万円とか、20万円というような報奨金がもらえるので、それもモチベーションアップに繋がるのではないかなと思います。
今日は障害者の方々が多くご覧いただいているということで、特徴的なものとしては一番下の、この障害者支援金制度というのがございまして、皆様の自立、もしくは社会参加というのを支援しようということでこういう支援制度があり、年2回支給ということで、これは毎年継続してそういった支給制度がございますので、障がい者の方々は非常にこの辺を有効活用されているということになります。
続きまして障害のある方も、今の雇用状況ということで、これは昨年の12月の状況になりますが、雇用実績としては46名になります。
これに加えてまた来年4月から障害者の方が入ってこられますので、もうちょっと上に行くとは思うのですが、全体で46名。
区分としてはそれぞれあるのですが、一番いいのは身体障害の方が28名ということで全体の6割。
就業の業務の部分では開発、システム運用、システム構築というようなIT関係のところが全体の6割を大体占めているというところ。就業場所としては、大阪と東京に基本的には限られております。
こういう雇用状況の中、当社としては、特別に障害者枠として何人採用するよ、ということにはなっておらず、このあと述べますが、健常者と同じような昇給昇格の評価制度で運用しているのですが、合理的配慮ということでは、お一人お一人、寄り添って対応しております。
具体的にありますが、勤務地の希望、もしくは転勤はないよというような点、あと就業時間、通院の可否ですね。またバリアフリー、車いす障害者、あと生活相談員のようなコミュニケーションをとれる相談員を配置しております。
この辺は、お一人お一人に寄り添いながら、当社として対応できるところを考えていければと思っております。
続きまして、働き方改革の推進ということで、これも非常に多くあるのですが、この中から、私も採用担当する中で学生の方々から、これいいねと喜んでいただいている部分、青の印が付いているところだけ紹介させていただきますと、一つは、左の上、キャリアアップというところですけれども、健常者も障害者の方々も同じ昇格運営、給与水準。この辺のところは非常に特徴的なところかなというふうに思っています。
左の下にいきますと、働きやすい職場環境ということで非常に職場での上司、部下のコミュニケーションに加えて、私自身を含め、人事の人間と皆様と一対一で必ず年に1回、お話させていただくような機会を設けております。
その中で出てきているのが、そこにあるようなテレワークの機器装備であったり、チャットのツールであったり、研修でのプロジェクターの文字表示であったり、レイアウトであったり、皆様個々に寄り添う中で合理的配慮を人事としても取り入れていっているという部分でございます。
右側は在宅のテレワークの制度。あと最後、ダイバーシティというような取り組み、特にダイバーシティというところになりますと、全社で取り組んでいるということで全社員、役員を対象に、人権研修というような形で年に1回、必ず人権の研修、合理的配慮への考え方の研修を全社員に対応していると。かなり働きやすい職場運動については力を入れている会社でございます。
ここからはちょっと私ばかり喋ってきましたけれども、実際に障がい者の方の仕事内容をもうちょっと理解していただこうと思いますので、山野さんに参加いただきながら紹介していきたいと思います。山野さんよろしくお願いします。
山野さんは入社6年目で、システム開発とかシステム運用とか、最近でいうと、AWSの機器設定、環境設定なども担当していただいています。
実際仕事をしていてのやりがいというのはどんな点に感じていますか?
【山野】症状がよい1回で薬事カードが利用できると言ってくれて。
【溝口】そうですね。ありがとうございます。そうなんですよね。当社は先ほど言いましたように、健常者とまったく採用のルートも変わりませんので、一緒のフィールドで一緒に働くというところが特徴なんじゃないかなというふうに思います。
【山野】公開はいえども、ITて出てないって書いてない体そうですね。
JTAわかりいただいたそうです。
【溝口】これは東京から配信してるんですけど、山野さんは大阪から来てもらっています。ぜひ参加したいということで来ていただいて、自分の思いとか自分らしさを表現ができるという、そういう会社だというように思っています。
続きまして、会社も、いろいろな制度があります。
有給休暇であったり、フレックス、テレワーク、機器の装備や服装、相談体制、支援金というのがいろいろあると思うんですけど、山野さんがいろいろある制度の中で実際に使っていて、特にこれいいよね。みたいな制度はありますか?
【山野】やっぱりテレワークとか、あるとありがたいです。
【溝口】なるほどね。ちなみに週に何回ぐらい使ってるんですか?
【山野】一回くらい使って。
【溝口】なるほど。なるほど。
【山野】*********ありがたいです。
【溝口】そうですね。障がい者に関わらず、私も含めて当社服装は基本的には自由ということになってるので、結構フランクにお仕事できるかなと思います。
あと、私のほうで喋ってしまいますが、山野さんも休暇を20日以上、多分取られてると思いますし、コミュニケーション面でも上司、部下含めていろいろと取られているということと、確かに障がい者の支援金も使っていましたよね。どうもありがとうございます。
次が山野さんから聞いてちょっと書いてみた1日のスケジュールということで、出社時とテレワーク時ということで左、右と書いてるんですけど、これを見ると結構打ち合わせっていうのが多いんですね。
【山野】*********
【溝口】なるほど。結構会社で環境を整えているということで、Zoomですとか、チャットですとか、そういうものがありますので困っていることはないですかね。
【山野】はい、****大丈夫です。
【溝口】健常者を含めて当社ではパソコンはもちろんですけども、Zoomの機材および携帯についても全社員にお配りしているというような環境を整備しております。
テレワーク時には16時半で業務終了していますね。これ何かありますか?
【山野】病院に行ったり、僕の場合は役割だ言いたいようだ事理解で買っては****
【溝口】なるほど。わかりました。いろいろな活用の仕方ができるということですね。ありがとうございました。
残り時間も少なくなってきました。最後のパーツになりますが、今回皆さんもIT業界にも興味を示していただいてるということで、IT業界のやりがいっていうのは、どんなとこにあるのかということですけれども、正直、十人十色といいますか、いろいろあります。
ITを活用してこの世の中変えたいのだとか、とにかくコンピュータが好きとか、モノづくりが大好きみたいな方もいらっしゃるんですけど、よく学生さんと話する中では多くの仲間と一緒に仕事をしたい、喜びを共有したいというような方がいらっしゃいます。
当社も大きいプロジェクトになると、700人とか800人規模のお仕事を仲間と一緒にするということがございますので、そういうときの完成の喜びですとか、苦労を分かち合うということは、モノづくりという意味では、IT業界も同じだと考えております。
ですので、多くの仲間と、喜びを共にするということはこのニッセイ情報テクノロジーでも十分に達成できると思いますので、よろしくお願いいたします。
最後に、今後についてということで、今日皆さん、参加していただいているので忘れずに左下のオレンジのバナーを、まだされてない方はポチっとしていただければありがたいんですけれども大丈夫でしょうか。
今日こういう形でマイナビさんのお話を聞いていただいて、ポチっと押していただければ、その後、当社のほうから専用メールが皆様のところに行きますので、その中でアンケートというのがございますので、それに答えていただくというのがステップ3、一番下になります。
その後、そこでアンケートを答えていただくというのは非常に重要で、会社説明会のときの合理的配慮にも繋がりますので、正直に答えていただければ、プロジェクターですとか、文字表示の対応ですとか、会社説明会で対応できますので、アンケートにはそのまま答えていただければと思います。
その後、実際の面談という形で流れていくのですが、面談というのも当社、特徴がございまして、基本、一対一の面談のみです。
これは、学生さんのことを十分知りたい、もしくは我々のことを十分理解いただきたいということもありまして、面談を2回から3回やらせていただきますが、すべて1対1の面談になります。
この辺は、それだけ人材を大切にしている会社というようなことの一つの表れではないかなというふうに思っております。
以上で説明は終わるのですが、最後に宣伝になりますが、ニッセイ情報テクノロジーは、会社説明会も並行して行っておりますので、こういうような場をぜひ利用いただきたいと思いますので、興味のあった方は、このQRコードを覗いていただくと、会社へのエントリーもできますので、よろしくお願いいたします。
最後あと、30秒ぐらいですけれども、質問をいろいろいただいてますが、結構この中で、文系でも大丈夫?というようなご質問をよくいただくんですが、繰り返しになりますけど、文系の方も6割を超えているということと、教育体系をいろいろなメディアで見ていただくと、かなり上位に当社の教育体系というのは来ていると思いますので、教育については自信を持ってご提供できると思いますので、よろしくお願いいたします。
本日はどうもありがとうございました。ぜひニッセイ情報テクノロジーをよろしくお願いいたします。以上です。ありがとうございました。
- パナソニックグループ
- 総合電機
- 3/2配信
【高尾】皆さんこんにちは。本日はパナソニックグループのセミナーにご参加いただきまして誠にありがとうございます。
30分と短い時間ではございますが、ぜひ最後までご参加ください。
そして皆さんの画面の左下の方に出席表提出はこちらというオレンジのバナーが出ていると思います。こちらも忘れずにご提出をお願いいたします。
早速ですが、本日のプレゼンターをご紹介いたします。金子さん、お願いします。
【金子】はい、ありがとうございます。皆さん、こんにちは。
私はパナソニックグループで採用業務を担当しております金子と申します。
今日はどうぞよろしくお願いします。
【高尾】ありがとうございます。
同じくパナソニックグループの採用を担当しております髙尾と申します。
よろしくお願いいたします。
ということで本日の内容はこのようになっております。
まずはパナソニックグループの事業や働き方についてお伝えしまして、実際に活躍している先輩社員についてもご紹介いたします。
最後は選考についてもご案内をさせていただきますので、ぜひ最後までお付き合いください。それではまずパナソニックグループについて金子さんからお願いします。
【金子】はい、ありがとうございます。そうですね。今日もし質問があったら、時間が許す範囲で最後にお答えしたいと思いますので、質問の方もぜひお寄せいただければと思います。
パナソニックグループの説明ですけれども、最初にこの質問をいつもさせていただいてるのですが、「あなたにとって働くって何ですか?」ということで。
もう3月に入りまして、皆さん、就職活動とか企業選びも本格的に考えていらっしゃる時期かなと思いますけれども、それぞれの会社の具体的な業務内容ですとか、職場の環境とか、また労働条件とか職務水準を考えないといけない要素というのがたくさんあって、皆さん大変だと思います。
悩んでいる方も多くいらっしゃるかなと思うんですけれども、そんなときにちょっと一歩引いてみて、この質問、自分にとって働くことの意味、こういったことを考えてみると少し焦点が定まってくるということもあるかなと思います。
これからパナソニックの会社説明をさせていただきますが、その中で一つの事例として、皆さんにとって働くことについて、考えを深めていただく機会になればいいなと思っております。そうしましたらパナソニックグループで働くとはどういうことかということをこれから説明させていただきます。
私たちは、この3点だというふうに思っています。
1つ目が、『幸せの、力に。』なれる。
2つ目が、「多様な挑戦の機会がある」。
そして3つ目が、「人づくりの風土がある」
ということで、順番に説明させていただきます。
最初に、『幸せの、力に。』なれる。
こちらですが、こちらの年表を、ちょっと古い時代から、遡りますけれども、パナソニックは、松下電器として創業してから100年以上の歴史がある会社です。
100年の間にいろんな歩みがあったんですけれども、一貫して志してきたこと。こちらが、その時代、時代の社会や暮らしの課題に向き合って、それを解決する商品やサービスを提供する。そのことを通じて人々の暮らしをより便利で豊かなものにする。
こういったことを目指して事業を営んでまいりました。
左下の二股ソケットという古い商品を載せているんですけれども、これは当社の最初のヒット商品の一つで、当時の一般的な家庭には、やっぱり電源の口というのはひとつしかなくてですね、夜暗くなって明かりを灯すと、ほかの電気製品をせっかく持っていても使えないということだったそうなんですが、この商品で明かりを灯しながら、例えばアイロンをかけたりできるようになった、という、そういう商品でございます。
戦後、まだ家事のほとんどが手作業だった時代、洗濯とか炊事とか本当に大変な労働だったけれども、そういったところに、さまざまな家庭電化製品を提供していく。そういったことで家事の負担の軽減、こちらの方にも貢献してまいりました。
週休二日制というのも日本企業の中では他社に先駆けてスタートをしていまして、従業員の働き方。こちらの改善にも積極的に取り組んできた会社でございます。
近年では、サステナブルな社会を目指して街づくり、こういったことにも取り組んでございます。
私たちは変化する世界の中で、一貫して人々の幸せを生み出す力でありたいというふうに考えて事業を行ってまいりました。
それを表す言葉として、一昨年からこちらにあります「幸せの、力になる」。
幸せの力に、をブランドスローガンということで、理想の社会の実現に向けたお役立ち、これを目指して今も事業に取り組んでいるところでございます。
続きまして2つ目、「多様な挑戦の機会がある」
こちらについて、説明をいただきます。
こちらも、皆さんに質問させていただいていますが、パナソニックと聞いたら、皆さんどんなイメージを持っていらっしゃいますでしょうか。
私たちはたくさんの学生さんにこの質問をいつも聞いてるんですけれども、やはりご家庭で利用していただいてる家庭電化製品、家電製品のイメージがありますとお答えいただくことが圧倒的に多いんですね。
こちらが、現在のパナソニックの売上高の比率になります。
右上の方の赤い部分が、いわゆる家電製品ということになるんですが、もちろん家電製品の事業は、当社にとって大事な事業として力を入れて取り組んでおりますが、そのほかにも、さまざまな事業分野に取り組んでいる会社ということですね。
ということで、家庭電化製品から始まって、家全体、街全体というふうに広がってきまして、今では、世界中のさまざまな分野が私たちの事業領域ということで仕事をさせていただいております。
事業領域がたくさんあるということで、それを支える幅広く多岐にわたる職種というものが社内にございます。
研究開発とか、生産技術、また営業や知的財産、品質管理といったさまざまな職種で挑戦の機会があります。
事業と職種を掛け合わせると、皆さんいろんな専門分野を勉強してこられたり、経験されていると思いますけれども、皆さんにとって、何か活躍できる興味のある仕事が見つかるのではないかなというふうにパナソニックでは考えております。
最後に人づくりの風土があるというところについてお話いただきます。
こちらのパナソニックの創業者の松下幸之助なんですけれども、この人が、ある時こういう話をしたということで、若い社員に向かって「お客様から松下電器は何をつくってる会社かと聞かれたら、松下電器は人をつくるところでございますと、そう答えなさい」といった逸話が残っております。
私たちは、「ものをつくる前に人をつくる」というこの言葉を今でも大切に社内で語り継いで、人づくりこそが、事業活動の原点という考えで経営に取り組んでおります。
最近取り組んでいることの一つの事例ですけれども、事業領域と職種の確約型採用ということに取り組んでおります。
大切な社会人のキャリアのスタートを、学生時代、志して目指してきた仕事から始められるということで、自立したキャリア形成の後押しをしたいと、そういう考えでこちらの制度にも取り組んでおります。
入社した後、人によっては本当に長い会社人生になりますけれども、入社後も自らキャリアをつくっていくための、さまざまなキャリアの支援制度、成長支援があります。人づくりの文化がいろんな職場に根付いているパナソニックでは、このような制度を積極的に活用できる制度があるだけではなくて使える風土があると思っています。
例えば、自ら手を挙げて、事業や職種を超えた仕事にチャレンジできる社内公募制度とか、あるいは社内副業制度、こういったものがございますので、入社後も皆様一人一人が自らのキャリアをつくっていくことができるということでございます。
以上の3点が、私たちの考えるパナソニックグループで働くということでございます。
パナソニックグループには、先ほどお伝えした3点の元にこの写真にあるように、誰かの幸せのために、真面目に真摯に志を持って挑戦している社員がたくさんいます。
このように働くことを私たちは、「誰かの幸せのためにまっすぐ働く」というメッセージに込めて発信をさせていただいています。
この言葉に、少しでも興味、共感を持っていただける方は、ぜひパナソニックという会社に興味を持っていろいろ調べていただければと思っております。
はい、ありがとうございます。ここから具体的な事業の内容を高尾さんから説明していただきます。
【高尾】はい。先ほど金子さんから「幸せの力に」という新しいブランドスローガンについてご紹介させていただきましたが、このブランドスローガンの立ち上げと同時に、この事業会社制というものをスタートいたしました。
元々は、パナソニック株式会社という一つの会社だったんですけれども、これを事業領域ごとに9つに分けて、それぞれを法人として独立させました。
こうすることで今まで1人だった社長が9人になることで、より意思決定が早くなったり、同業他社に負けないような技術力、そして提案力を磨いていくというところを目的に、こういった体制をとっております。
ということでここからは、各この9社についてご紹介をさせていただきます。
まずはパナソニック株式会社です。
皆さんに身近な家庭用の家電だけではなく、例えばスタジアムや駅など、公共空間の照明や空調設備など、BtoB向けの商品も取り扱っております。
人を起点にしたさまざまな商品を世に送り出している会社です。
続いてご紹介するのがパナソニックオートモーティブシステムズ株式会社です。
こちらの写真の通り、車に関連するもの、例えばカーナビやETC車載器、安全システムなどの製品を取り扱っております。
「CASE」と表される自動車業界の未来に向けてグローバルに挑戦を続けている会社です。
続いてご紹介するのがパナソニックエンターテイメント&コミュニケーション株式会社です。
テレビやカメラ、イヤホンなど、黒物家電と呼ばれる商品を中心に取り扱っております。
ただ商品をご提供するというところだけが事業の目的ではなく、お客様に感動や安らぎを届けるというところをミッションとしております。
続いて4社目。パナソニックハウジングソリューションズ株式会社です。
住宅設備、建材製品など、名前の通り住宅に関連するものを取り扱っております。
人だけではなく、環境にも優しいSDGsに繋がるような、持続的な社会づくりに貢献するというところを目標としております。
続いてご紹介するのがパナソニック コネクト株式会社です。
サプライチェーン、公共サービス、生活インフラなど、幅広い領域のビジネスの現場にICTソリューションを提供しております。
例えば、空港の顔認証システムだったり、皆さんがカードで決済をする端末など。
パナソニックグループにおけるBtoB事業の中心を担っているような会社になります。
続いてご紹介するのがパナソニック インダストリー株式会社です。
ここまでさまざまな商品をご紹介してまいりましたが、そのすべての商品を支えるような電子部品やメカトロ制御デバイスなどを取り扱っております。
家電のように目に見えるわかりやすい商品を取り扱っているわけではないんですけれども、実はグローバルシェアナンバーワンの商品も多数持っているところが特徴です。
続いてご紹介するのがパナソニック エナジー株式会社です。
オール電化や電気自動車など、身の回りのものが電気化している現代におきまして、この電池の活躍できるフィールドは飛躍的に広がっております。
この会社、特にベンチャー精神あふれる企業文化が特徴でして、環境問題解決に向けてグループを牽引している会社です。
ということでここまで7社をご紹介させていただいたんですけれども、この7社を含め、グループ全体を支える本社機能を担っているのが、ここからご紹介する2社になります。
まずはパナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社です。
実は私と金子さんもこの会社に所属をしているんですけれども、すべての事業法人を支える本社機能として、経理や人事、法務、知的財産など、バックオフィス系の管理部門を中心に専門集団としてパナソニックグループ全社を支えております。
そしてもう1社がパナソニック ホールディングス株式会社です。
グループ全体の戦略企画だったり、最先端技術の研究開発部門が置かれている会社です。
企業価値向上のために、将来を見据えた新しい技術や事業を推進している会社になります。
ということで、最後にご紹介した2つの会社が幹となりまして、各事業会社がそれぞれの領域で成長をしていくことで、日本だけではなく世界中の人々の幸せの力になるというところを目指しております。
ではここから働く環境について金子さんお願いします。
【金子】はい。少し働く環境ということで、簡単にですがご紹介をさせていただきます。
最初に入社後の住宅ということで、独身寮制度、こちらがございます。
最初に、住居に困らないようにということで、この写真はほんの一例ですけれども、こういった寮の制度がございます。
こちらは、メリハリをつけて働ける環境ということで、データのご紹介です。
左上、年次有給休暇が毎年25日ぐらい付与されるんですけれども、実際にこれぐらいの日数の消化をしているとでございます。下の方、左から、時短勤務ですとか、フレックス勤務、そしてリモートワーク制度、こういった制度もありまして、これも実際に多くの社員が活用をしているということでございます。
それからワークライフマネジメントを支える制度ということで、これも、一例のご紹介になります。左の方から、特に育児関係、育児、それから、下の方は、キャリアのいろんな
キャリアストレッチを考えていく、あるいは、キャリアに挑戦するための休暇制度、こういったことも制度として整えて社員が利用しています。
右の方、育児休業取得ですね。女性は当然なんですけれども、男性も国を挙げて推進しているところもございますので、私たちも基本的に男性の方も不安が生まれたら、育休を取っていただくということで推進をしているところでございます。
続きまして、働き方については髙尾さんから説明いただきます。
【高尾】昨年の6月時点でグループ全体で871名の障害のある社員が活躍をしております。
こちら種別で見ていただきますと、身体障害の方の割合が多くなっているんですけれども、精神発達障害の方も年々増加傾向にあります。
学生の皆さんからよくこの障害だとどの職種に就けますか?というご質問をいただくんですけれども、パナソニックグループの場合は、障害の有無によって配属先や職種を区別しておりません。ですのでこちらは一事例としてご覧いただければと思います。
皆さんが得意なことだったり、ご希望の職種、挑戦したいことなどをお伺いした上でマッチする職場に配属をしております。
ですので、もちろんここに今記載していない職種にもチャレンジをしていただけることになっております。
パナソニックグループでは、障害のある社員へのサポートとして、何か特別な制度を設けているわけではございません。
すべての社員が気持ちよく働けるよう、さまざまな制度や取り組みを行っております。
ということでこのようにパナソニックグループにおいて障害者採用枠という特別な雇用制度はございません。
障害の有無に関わらず、仕事内容や職場、制度など、すべてほかの社員と同じになります。
もちろん必要なサポートについては、個別に丁寧にお伺いをした上で対応しておりますので、まずは皆さんご自身の思いや考え、挑戦したいことをしっかりと発信してください。
では、先輩社員のご紹介を金子さんからお願いします。
【金子】はい。ありがとうございます。今日先輩社員に一緒に来てもらえればよかったんですけれども、ちょっとそれは叶いませんでしたので、4名の先輩社員が実際に働いてる様子を紹介させていただきます。まずこちらの上田さんですけれども、上田さんは知的財産の仕事に就いていただいています。ちょっと心臓だったと思うんですけど、内臓の方に障害がある社員になります。
上田さんは、学生時代は白衣を着て、ビーカーを振って、本当に化学の実験とか勉強の方、研究活動に取り組まれていたということなんですけれども、将棋部での活動をされていました。
右上の方に、就活のときの会社選びの基準ということで、1つ目が業務内容、2つ目が事業分野としてワークライフバランスということで会社選びをされたいうことで、この左下、パナソニックを選んだ理由は、この3つの基準に合致したということと、障害者雇用の実績で知的財産として仕事、これパナソニックはすごい力を入れておりますので、そちらに魅力を感じて入社されたということになります。
続きまして、パナソニックで総務の業務を担当いただいてるさKSさん。ちょっと本名とお顔は非公開希望ということで、こういうふうにさせていただいてます。Kさんは、発達障害があるということで、仕事をしていただいておりますけれども、学生時代は、パナソニックの事務系ではすごく珍しく理学療法を専攻されてたんですけれども、今はパナソニックで仕事をしていただいています。
右の方、会社選びの基準ということで、まず経営理念、それから障害があっても、誰もが働きやすい会社かどうか、そして従業員の人から雰囲気ということで考えていらっしゃいました。左下ですね、パナソニックを選んだ理由ということで、幅広い方にお役立ちできる会社というふうに感じていただいて、入社をいただきました。
仕事をする上で大事にしてる言葉なんですね。すごく若い方なんですけれども、こういった言葉を大事に仕事をしているとのことです。
3人目は私たちと同じ人事の仕事をしていただいている小川さんになります。
小川さんも発達障害があるということなんですけれども、学生時代は語学の勉強、英語、中国語、そのほかも取り組まれていたということです。
右の方、就活のときの基準は、社会に貢献できることと、多様性に力を入れている企業ということで考えていらっしゃったということで、パナソニックを選んでいただいたのは、人が魅力的だったためということで、大事にしている言葉も人事ならではということでおっしゃっていましたけれども、これ創業者の言葉なんですけれども、「人間はダイヤモンドの原石」という言葉を大切に仕事に取り組まれています。
はい、4人目になりますけれども、松村さんですね。
エナジーで営業を担当していただいています。
松村さんは学生時代、留学も経験をされていまして、英語とスペイン語に取り組まれていたということと、サッカーをずっとやっていらっしゃったということです。上肢の方に障害がある方になります。
会社選びの基準は、海外事業に取り組んでる会社、それから雰囲気、そして社会貢献性ということで、パナソニックを選んだ理由として、社員に魅力を感じていただいたというところと、海外の駐在のチャンスも多い会社ということで選択されたそうです。
以上、4人の若手の社員の皆さんを紹介させていただきましたけれども、こういった形でいろんな職種で活躍してる先輩社員がたくさんいる会社ということでご承知いただければと思います。
【高尾】はい、ありがとうございました。
今回4名ご紹介させていただいたんですけれども、これ以外にもたくさんの先輩社員の記事がホームページには載っておりますので、ぜひパナソニックの人で検索をしてみてください。
最後に選考についてのご案内になります。
パナソニックグループには技術系、事務系、クリエイティブ系と3つの系統がございます。
エントリーシートをご提出いただくタイミングで、どの系統での選考を希望するかというのを選択いただきます。
またプレエントリーは、今日ご紹介した9つの事業会社を一括で受け付けているんですけれども、こちらも同じくエントリーシートをご提出いただくタイミングで選考を希望する事業会社を選択していただきます。
そして本日たくさんの事業会社だったり、働き方などについてご紹介させていただいたんですけれども、今日お伝えできるのはほんの一部になりますので、まだまだたくさんの仕事などがあります。
そういった際に、迷われる方はぜひ、選考コースinformationというサイトページがございますので、ぜひこちらから検索をしてみてください。
パナソニックグループにおける障害者採用の選考プロセスについてお伝えをいたします。
エントリーシートを作成いただく際に、先行系統の希望と合わせて障害のある方向けの選考プロセスを希望するかどうかについてお伺いをいたします。
希望する、を選択した場合、面接において、入社後に必要なサポート等についてお伺いをしております。
その上で業務内容とのマッチングを図っております。
通常の選考プロセスを選んだ場合と、特に評価基準など何も違いはございませんので、安心してこちらを選択してください。
なおエントリーシートの締め切りは4月5日(金)、SPIの締め切りは4月10日(水)となっておりますので、ぜひそれまでにご応募をお願いいたします。
ということで改めましてパナソニックグループは9社一括でエントリーを受付しております。
ということでこちらからぜひマイページにご登録いただければと思うんですけれども、皆さんからいただいているご質問に、最後少しだけお答えさせていただきたいなと思っておりまして、ちょっとたくさんいただいているので、すべてはお答えできないかもしれないんですが、金子さんよろしいですか。
障害についてのサポートはどういった形でお伝えされていますか?ということでご質問いただいております。
【金子】ありがとうございます。
そうですね。入社してからは配属されて、上司と一緒に仕事に取り組むことがほとんどになってくると思います。上司と定期的に、1 on 1ミーティングということで、これは仕事のことはもちろんなんですが、プライベートのことも、もしあればそういったことも含めて気軽に相談できる機会というのを制度として持っておりますので、そういった形で、伝えていただくことが基本になるかなと。
もしそこで言いにくいとか、そういった場合があるときは、健康管理室とか、人事も職場ごとに担当がおりますし、あるいはどうしてもというところでは、相談室、ホットラインみたいなところも設けておりますので、いろんな方法で困ったことがあったときはサポートできると思います。
似ているご質問なんですけれども、障害のあることをほかの社員にどれぐらい伝えていますか?というご質問です。
【金子】ありがとうございます。
これも本当に人それぞれで、やっぱり見たらわかる障害の方もいらっしゃれば、見た目では全くわからない障害の方もいらっしゃって、ご本人のご希望として、いろんな方に伝えて差し支えないという方もいらっしゃれば、やっぱりもう必要最小限にしたいという方もいらっしゃいますので、その事情にご本人の希望に応じた形で、プライバシー守秘義務も会社としてはありますので、ちゃんと情報を管理しながら適切な人にだけお伝えするということはできるようになっております。
【高尾】はい、ありがとうございます。
あとは勤務地についてもご質問をいただいておりますがいかがですかね。
【金子】勤務地は気になるところだと思いますけれども、やっぱり事業会社ごとに、拠点というのは決まっていて、まず、どこの会社のどんな事業に携わりたいかとか、そういったところで、例えば技術だと、このモノづくりをしてるのは、こちらの県のこの工場とかいうところで、必然的に勤務地が決まる場合もありますし、営業とか、私たち人事とか経理みたいな、いろんな拠点に仕事場がある職種だと、希望も聞きながら、プライベートの事情も考慮しながら、配置先ということをやっています。
【高尾】あと最後のご質問ですかね。
リモートワークはどの程度使っていますか?
【金子】そうですね。
先ほど、リモートワーク制度というのは会社としてかなり普及しております。どうしてもリモートができない製造現場、それから現場作業の方もいらっしゃるので、そういった方は使えない方もいらっしゃいますけれども、技術とかスタッフ部門は、多くの方がリモートワークができる環境になっています。使う頻度とか、それぞれ仕事の特性だとか、職場の状況に応じて、会社の中ではまちまちですけれども、使えないということはないと思いますので、必要があれば職場の皆さんと調整して皆さん使っていただいている。皆さんそういう状況でございます。
はい、ありがとうございます。
ではそろそろ終了のお時間となりますので、改めて障害のある方向けのイベントとしまして、3月28日(木)にセミナーを予定しておりますので、ぜひこちらからマイページにご登録いただいた後にご予約をお待ちしております。
ということで皆さん、最後までご参加いただきまして誠にありがとうございました。
皆様とお会いできることを楽しみにしております。
【金子】皆さん、就職活動、頑張ってください。
どうもありがとうございました。
【髙尾】ありがとうございました。
- マイナビパートナーズ
- 各種ビジネスサービス・BPO
- 3/2配信
【井沢】【鈴木】皆さんこんにちは。
株式会社マイナビパートナーズ採用担当の井沢です。
同じく採用担当の鈴木です。
【井沢】本日は、マイナビチャレンジドWEBセッション、株式会社マイナビパートナーズの会にご参加をいただき、ありがとうございます。
この時間では、会社の紹介や会社説明会のご案内をさせていただきます。
最初に、本日お話しする内容はこちらの通りです。
1つ目、マイナビパートナーズとは。
会社概要として、マイナビパートナーズが大切にしていることや目指していること。それらを実現させるために、どのように歩んできたのか。
現在はどのような業務を担当しているのかについてお話をさせていただきます。
また、社員に聞いてみたインタビューということで、現在働いている際に、入社の決め手やマイナビパートナーズのおすすめポイントも聞いてみましたので、その結果も一部ご紹介をいたします。
そして2点目。採用情報、新卒採用の募集要項等をお伝えしまして、
3点目、今月からスタートした会社説明会についてもご案内をさせていただきます。
そして最後に質疑応答のお時間を予定をしております。
本日は最後までよろしくお願いいたします。
それでは早速1つ目のコンテンツ、「マイナビパートナーズとは」を進めてまいります。
そもそもマイナビパートナーズとは、マイナビのグループ会社のうちの一つです。
そこで、まずは親会社である株式会社マイナビについても、簡単にご紹介をいたします。
株式会社マイナビは、今回ご利用いただいておりますマイナビチャレンジドやマイナビ2025といった就職に関するサービスを始め、マイナビバイトやマイナビ転職などの情報サイトの企画運営や、マイナビエージェントなどの人材紹介事業のように、ユーザーのあらゆる人生の転機を支えるためのさまざまなサービスを展開しております。
現在、マイナビグループが展開をしているサービスは50を超えておりまして、こちらのスライドでは、その一部のサービスのロゴを抜粋してみました。
もしかすると、皆さんが目にしたことがあったり、ご利用いただいたことのあるサービスもあるのではないでしょうか。
このようなさまざまなサービスを展開している株式会社マイナビの事業部から日々、事務業務を受託しているのが、私たちマイナビパートナーズです。
続いて、マイナビグループ全体の存在意義と考えておりますPurposeについてご紹介をします。
「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界を作る」
これがマイナビグループ全体としてのPurposeです。
それではここから私たちマイナビパートナーズについて詳しくご紹介をさせていただきます。
マイナビパートナーズは、2016年6月に設立をされた株式会社マイナビの特例子会社です。
この特例子会社という言葉を、初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらはご障害のある方の雇用を促進、また安定した就業目的に雇用に当たって、特別な配慮をしている子会社のことです。
一般の事業会社と比較をしますと、ご障害のある方の雇用実績が多く、ノウハウがあることですとか、サポートも比較的柔軟に対応できるという点が特徴です。
弊社は2014年に株式会社マイナビの中に事務業務を行うオフィスセンターという部署が立ち上げられたことが前身でして、2016年6月に特例子会社として分社化をいたしました。
現在では東京に3拠点、それから名古屋、大阪に1拠点ずつ、合計5つのオフィスを構えておりまして、従業員数は約230名。
そのうちの8割に当たります方が、障害者手帳を取得しておりまして、今、障害者手帳を取得して勤務している社員が181名おります。
続いて、マイナビパートナーズのMission、Valuesのご紹介です。
まず、会社として目指していく目標を達成すべき使命であると考えているMissionは、
「誰もが活躍するための道を開き、未来への道しるべとなる」です。
そして、こちらのミッションを達成するために大切にしているValuesが、こちらの5
つです。
順に読み上げます。
1つ目、先駆者意識。
先駆者として、私たちが先頭を走ることで、未来が見える世界をつくる。
失敗をむしろ歓迎し、常識や固定概念にとらわれない新しいスタンダードを生み出そう。
2つ目、結果にこだわる。
配慮はするが、遠慮はしない。
これはすべての社員に成果を求めるということ。
自らが提供できる価値を最大化するために、現状に満足することなく、常に向上していこう。
3つ目、自ら考え、行動する。
すべてを他人事ではなく自分事として捉える。
指示待ちではなく、自ら考え、発信し、周囲を巻き込むことで最適解を出し続けよう。
4つ目、アンコンシャスバイアスの自覚。
無意識の思い込みや偏見がないか、常に振り返る。
違いを否定せず受け入れ、理解し、プラスの言葉で発信することで多様性を強みに変えよう。
ちなみにこちらのアンコンシャスバイアスという言葉、少し難しいんですが、これは例えば、障害者ってこうだよねとか、男性はこう、女性はこう、などというふうに私たちが無意識のうちに決め付けたり思い込んだりしてしまうことを指します。
それからValuesの5つ目、感謝と敬意。
人は一人では成長できない。
ともに働く仲間に感謝を。
多様な価値観を受容し、関わるすべての人に敬意を払おう。
以上の5つが大切にしている価値観となります。
それでは、今ご紹介をしましたMissionとValuesを少しわかりやすくまとめたものをご説明をいたします。
障害者雇用ですと、単純作業とかルーティン業務を任せたほうが障害者自身のためになるだろうというような考え方が、まだまだ残っていることも多いのですが、マイナビパートナーズでは、障害の有無に関わらず、成長したい人がしっかり成長していける環境を整えて、能力を十分に生かして活躍できる場所を提供することで、社員全員に戦力として活躍をしていただく。
そうすることで、障害のある方も戦力となることを、私たちが証明をする。
そして、それが障害者雇用の当たり前になるように、私たちが実績を作って、先駆者として世の中に発信をしていくこと。
誰もが活躍できるような障害者雇用の未来を変える道しるべとなること。
これが私たちマイナビパートナーズの使命であると考えております。
次に、会社として大切にしている方針、考え方についてもご紹介をします。
それは「配慮はするが遠慮はしない」ということです。
先ほどお伝えをしましたValuesの中の、結果にこだわるという項目でも少し触れた内容なんですが、「配慮をするが遠慮はしない」という方針のもと、障害への配慮があることと、スキルアップ、ステップアップができる環境を両立することで、働くことを通じて社会に貢献することの実現を目指しております。
例年、この方針や考え方に共感をいただいた方からのエントリーも多いような印象です。
ではここからはマイナビパートナーズの歴史についてもお伝えをいたします。
先ほども軽くご説明したんですが、マイナビパートナーズの前身でありますオフィスセンターというものが、2014年に株式会社マイナビ内の1部署として誕生しております。
当時は郵便物の仕分け業務やファイリングなどの軽作業が主な業務となっておりました。
そして、特例子会社として分社化をしたのが2016年ですので、現在設立8年弱とまだまだ若い会社です。
分社化をした際にパソコンでのデータ入力やデータ集計といった業務を専門に行うチームが発足し、パソコンを使用した業務というのが徐々に増えていきました。
そして翌年、2017年には、新宿オフィス、大阪支社、名古屋支社もできました。
続いて2019年には、Webデザインや制作、印刷業務を専門的に行うクリエイティブの部署や、プログラミングによって事務業務の自動化を行うシステム開発の部署もできました。
さらに2021年には、マイナビの求人や情報メディアの原稿制作を行うライティングチームができたほか、事務業務でも集計したデータの分析や業務の効率化など、さらに高度な技術を要するパソコン業務が増えてきました。
また、2022年には、初めて総合職でキャリアアップをした社員も生まれました。
総合職になると、組織をマネジメントするような役割を担っていただくことになります。
そして1年後、昨年の2023年の4月には新たに5名が総合職への転換を果たしまして、こちらのスライドに記載はないんですけれども、今年2024年の4月にも、総合職転換を予定している社員がおります。
このように、まだ若く、歴史の浅い会社ではございますが目指していることの実現に向けて、少しずつ着実に歩みを進めております。
【鈴木】はい、簡単に歴史を紹介したところで、次は詳しい業務内容についてもご説明をいたします。
お時間の都合上、本日はオフィスセンターの事務業務に絞ってお話をさせていただきます。
事務業務をざっくりとジャンル分けしますと、表示をしております黒丸3つの業務に分類ができます。
まずは、PC業務です。
アンケートの入力、各種資料の元データの作成、求人サイトのチェック、記事タイトルの作成、自動化プログラミングなどです。
データ入力といって思い浮かぶデータの転記など、単純入力の業務は、マイナビパートナーズでは実は少なくて、代わりにエクセルの関数を使用したデータ集計ですとか、資料作成といった業務が多いです。
業務幅が広く、多くのスキルを身に付けることができます。
スキルアップをしてマクロやVBAを組んで業務効率化に貢献する社員もおります。
続いて2つ目の軽作業です。ファイリング、封入、発送作業など、ファイリングのほかにも、具体的な業務例としましては、新入社員の入社に合わせて、研修資料ですとか、ノートPCやiPhoneなどをひとまとめにしたセットを作成するといった業務があります。
特に4月には多くの新入社員の方が入社しますので、どうすれば効率よく進められるのか。
チームで協力をし合いながら業務を行っております。
最後に、郵便作業です。
マイナビ宛に到着をした郵便や宅配便の受け取り、各事業部ごとに仕分け、配達、集荷の対応です。日によっても量は異なるんですけれども、数多くの事業部がございますので、膨大な数を仕分けをする必要があります。
また補足になるんですけれども、事務業務をメインに行う部署でも、PCでWebメディアに掲載する簡単な画像加工ですとか、バナーの作成、また原稿のライティングなどの業務を行うこともございます。
皆さんの特性やスキルを考慮して、幅広い業務をお任せしています。
はい、簡単ではありますが、ここまでのご説明で、幅広く業務が展開をされていることは伝わったかなと思います。
続いてこれらの業務をどのように担当してマイナビパートナーズの社員がどんな一日を過ごしているのかといったところ、ある部署の実際の一日の業務スケジュール表をご紹介したいと思います。
各部署ですね。このように、一日ごとのスケジュール表を立てて、業務をこなしています。
左から右に向かって、朝から夕方のスケジュールになっているんですけれども、特徴としましては業務が重なる時間がなくてマルチタスクになっていないこと。
業務の見える化がされていることなどが挙げられます。
マイナビパートナーズに在籍する社員の中には、仕事の優先順位付けが苦手だったり、複数のことを同時並行で行うマルチタスクが苦手といった障害特性のある社員が就業しておりますので、シングルタスクで、そしてこの時間はこの業務をする。と、あらかじめ決めた上で業務を行っています。
ちなみに、こちらは色ごとに、業務が分けられているんですけれども、一日ずっと同じ業務をするだけではなくて、一日の中でも、多種多様な業務に携わることができるいうこともわかるかなと思います。
はい、では続いては、社員に聞いてみた。というコンテンツになります。
実際に現在マイナビパートナーズで働いている社員に聞いたアンケートの回答の一部をご紹介したいと思います。
まず1問目。マイナビパートナーズへの入社の決め手は何ですか?といった質問です。
たくさん意見が挙がったのですが、特に多く挙がった意見を抜粋してみました。
まずは、弊社ならではの回答だと感じたのが、青い吹き出しですね。
精神発達障害の割合が非常に高い。というものです。
これは、後ほどご紹介をさせていただきますが、弊社は手帳取得者の約8割が精神手帳を保持している社員ですので、精神手帳を有している方の雇用実績が高く、そしてサポートもノウハウがある点が特徴です。
そういった環境に安心感を持って、入社を決断した社員が多くおりました。
そしてもう一つ、黄色い吹き出しですね。
働きやすく、スキルアップ、ステップアップの機会があるといった回答ですとか、ここに掲載はしておりませんが、ほかにも、未経験でも新しい分野に挑戦ができる環境、風土がある、といった回答がありました。どちらも挑戦ですとか、スキルアップについての回答ですね。
先ほどもご説明しましたが、「配慮はするが遠慮はしない」の通り、さまざまなことに挑戦できる機会が多い環境に魅力を感じて入社を決めていただいた方が多くいたようです。
続いて2問目です。マイナビパートナーズのここがいい、ということで、弊社のおすすめポイントについても聞いてみました。
はい、まず上のピンクの吹き出しですね。
いろいろなことに挑戦ができる。改善提案と、自ら発信すれば「やってみようか!」と挑戦の場を設けてくれるといったご意見でした。
先ほどの入社の決め手と似ていて、挑戦を後押ししてもらえる環境がいいという声が聞かれました。
入社前もいいと思っていたけれど、実際に入社しても変わらず良かった。というようですね。
またもう一つ、オレンジ色の服ですが、社員同士、管理者と距離が近いこと。
そして優しい人が多いといった意見でした。
こちらは、私も同感です。
障害の有無に関わらず、しっかりここと向き合ってくれる社員が多いなと感じています。
そういった社員が多いので、何かあったときに相談しやすいといった声が聞かれています。
続いて3つ目の質問は、現在の目標を教えてくださいといったとこですね。
はい、こちらはまず1人で案件をこなせるようになる、という新入社員の意見から、リーダーや総合職を目指したい、という声、ライティング業務を極めたい、といったスキル面での目標も見受けられました。
アンケートには本当に多くの目標が上がってまいりまして、このように何かしらの目標を持って前向きに業務に取り組んでいる社員が多いことは、私たちの自慢でもあります。
はい。以上で、アンケートの紹介は以上を終わります。社員の生の声聞いてみて、いかがでしたでしょうか。少しでもマイナビパートナーズの魅力が伝わっていたら嬉しいです。
ここからは、採用情報についてご案内をいたします。
まずマイナビパートナーズの新卒採用は正社員雇用となります。
勤務地は東京の3拠点、竹橋、神保町、新宿、そして名古屋、大阪となっております。
なお、通院への配慮としまして、居住エリアでの配属となっております。
募集コースは事務職となっておりまして、選考の中で、皆さんのご希望ですとか、適性を鑑みて、配属を決定してまいります。
そして選考フロー表示をしております通りです。エントリーシートを提出いただきまして、その後、面接を全部で3回予定しております。基本的にオンラインでの実施を予定しております。
また選考の過程で、実際に会社にお越しいただいて業務を体験いただく職務実習を行う可能性もございます。
続いて、会社説明会のご案内です。
マイナビパートナーズでは、今月から新卒の皆さんに向けて、会社説明会を実施しております。
会社説明会では、業務の内容の詳細や社員の活躍事例など、今日よりもさらに詳しくお伝えをしていきます。
先ほどご紹介をした社員の声も、実はまだご紹介しきれていない項目もありますので楽しみにしていてください。
そして、3日後に開催を予定しております3月5日(火)の日程ですね、こちらの会には、24卒の内定者も動画にて登壇する予定となっております。
はい、内定者の登壇は、5日限定となっております。
この開催は締め切りが間近となっておりますので、ご興味がある方はぜひご予約をいただければと思います。
スライドには、直近の日程を表示しておりますが、今後も随時、日程が追加されますので、詳しくはマイナビ2025からご確認をいただいて、ご予約をいただければと思います。
そのほかにも、個別面談のご予約も受け付けておりますので、併せてマイナビ2025をご確認ください。
はい。では、この後、質疑応答のお時間に移りたいと思いますが、その前に学生の皆さんによく聞かれる質問をご紹介したいと思います。
まず一つ目、同じ障害のある人はどのくらいいますか?というところですね。
先ほどとちょっと重複しますけれども障害者手帳を取得している、取得して勤務をしている社員の障害種別ですね、表示をしているグラフの割合となっておりますが、発達障害が最も多く、60%程度。次いで精神障害のある方が24%、身体障害のある方が15%、それから知的障害のある社員も一緒に働いています。
そしてさらに、身体手帳、精神手帳を取得している社員の具体的なご障害種別の内訳としましては、こちらのグラフをご覧いただきたいと思います。
まず、左側ですね。
身体手帳を取得している社員の約4割の方が、内部障害、心臓や内臓系に障害のある方となっております。次いで視覚障害のある方が3割弱おります。
聴覚障害のある方や、上肢下肢手足に障害のある方もおります。
そして右側、オレンジ色のグラフですね。
精神手帳を取得している社員につきましては、ASDとADHD、発達障害の方ですね、33%ずつ、そして多いところから申しますと、気分系のご障害、うつの方が13%、消極性障害の方が11%となっておりまして、そのほか、1~3%の割合となりますが、吃音症ですとか統合失調症といったご障害という内訳になっております。
それから、私と同じ障害のある人は、どのように活躍をしていますか?といった質問です。
要するに、ご障害によって業務内容が限定されたり、分けられたりしているのかといったご質問ですね。
合理的配慮のもと、マイナビパートナーズでは、障害の種別や等級によって、配属や業務を決めるといったことはしておりません。
障害のあるなしに関わらず、皆さん、さまざまな業務で活躍をしております。
続いて、活躍している社員の特徴はありますか?。こちらもよくいただくご質問です。
そうですね。
どんなアドバイスもまず素直に受け止めて吸収ができる方、そして目標を持って自発的に行動ができる方。
自己理解を深めることで、体調管理がうまくできている方が長期的に活躍している印象がございます。
では、よくあるご質問を紹介させていただきました。
ここからは、質疑応答のお時間とさせていただきます。
お時間の都合上、すべてをご紹介しきれないかもしれないのですが、もしご質問がある方いらっしゃいましたら、ぜひ質問箱からご質問をいただければと思います。
はい。早速ご質問いただきましてありがとうございます。
どのようなキャリア形成を望めますか?といったご質問ですね。
はい、ありがとうございます。弊社では先ほど目標のお話もさせていただきましたけれども、自分自身がどんな活躍をしたいのか、目標をすり合わせしながら自分自身のキャリアを築いていくことができます。
今は、まずは案件や業務に慣れていただいて、ゆくゆくはその案件の担当、窓口となって業務の依頼者とやり取りをしたり、業務調整をしたりといったところをお任せして、そのあとにリーダーや上級リーダーといったポジションでチームをまとめたりだとか、メンバーの進捗を確認したりだとか、そういったポジションがございます。
最終的には、先ほどご説明をさせていただいた、総合職への転換といったところで、課のマネジメントに携わるといったキャリアパスがございます。
自分がどういったキャリアを歩みたいかというところが、選択ができるようになっております。
ご質問いただきありがとうございます。
何かギャップを感じることはありますか?といったご質問ですね。
ありがとうございます。
これも入社後の環境ですとか、気になる方は多いと思うんですけれども、自分のご障害について配慮してもらう環境ではあるんですが、同じように配慮、障害者雇用で入社をしているメンバーが多くおりますので、そのメンバーに対しても配慮をするといった必要がありますので、そういったところに他者の障害を理解することだとか、同じく配慮をすることに難しさを感じたというギャップはよく聞かれたりします。
ただ、お互いの自己紹介会というのがありまして、自分のご障害のこととか、必要な配慮事項を共有しあう場というのが、入社をして、チームですとか、課で行われますので、そこでしっかり理解を深めることができますし、もしわからなくなったらいつでもご相談できる環境もありますので、どのように配慮したらいいかとか、そういったところを上長ですとか、ご相談していただいて、皆さん、理解を深めて一緒に働いているといった状況があります。
なので、最初は戸惑うこともあるかもしれないですが、しっかりフォローする体制がありますので、安心をいただければと思います。
ご質問ありがとうございます。
入社前に準備をしておいた方がいいことはありますか?といったご質問ですね。
はい、ありがとうございます。
そうですね。まずは事務職になりますので、パソコンスキルですね。
入社後に身に付けていただいて問題ないんですが、少しでも今のうちから多くのエクセルの関数でしたり、ショートカットキーなどですね。できる準備をしていただけると、最初からお任せできる業務の幅が広がるんじゃないかなと思っております。
あとは、スキルといいますか、ご自分のご障害の理解を深めておいていただきたいなと思っております。
実際に入社後、想定外の壁にぶつかることっていうのはあるかと思いますので、今のうちから学生生活中で自分の理解を深めてできる対処とかを増やしておいていただけると入社後もスムーズに対応ができるのかなと思っています。
これは入社前に限らず、入社後もどんどんブラッシュアップしていただいて、障害理解、対処を深めていただければと思います。
ありがとうございます。
はい、ではすみません。たくさんご質問をいただいたのですが、お時間となりましたので、ここまでとさせていただきます。
ご質問いただいた皆様、ありがとうございました。
では、以上をもちまして、マイナビパートナーズのコンテンツを終了とさせていただきます。ぜひ、出席票を提出ください。出席票をご提出いただいた方に、会社説明会や個別面談についてのご案内をお送りさせていただきます。
では以上で、マイナビパートナーズの会社紹介と会社説明会のご案内を終了とさせていただきます。
本日はどうもありがとうございました。
- みずほフィナンシャルグループ
- 金融総合グループ
- 3/2配信
【薄田】皆さん、こんにちは。みずほフィナンシャルグループのセミナーにお立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。
皆さんが就職活動でいろいろな業界や企業を見られているところだと思いますが、本日は〈みずほ〉ならではの特徴を中心にお話しできたらと思います。
私は、みずほフィナンシャルグループダイバーシティインクルージョン推進室の薄田と申します。そして隣におりますのが、安本と申します。
本日は2人でお話しさせていただければと思います。
私達は現在、みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券で、障がいのある方の採用、活躍推進企画など、障がいのある方に関わるすべての業務を担当しております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
では早速ですが、安本さんお願いします。
【安本】はい、安本でございます。今日はよろしくお願いいたします。
本日は、こちらの3本構成で説明いたします。
まずは、金融業界や〈みずほ〉という会社について知っていただきたいと思います。
その後、〈みずほ〉の業務領域、それからキャリアというものがどういうふうになっているんだろうかということについて説明したいと思います。
最後に、〈みずほ〉におけるDEI、Diversity, Equity & Inclusion、こちらの取り組みについて説明をしたいと思います。まずは金融業界や〈みずほ〉という会社について知っていただきたいというふうに思います。
早速ですが、皆さんにお聞きしたいと思います。金融業界に対して、皆さんどういうイメージをお持ちでしょうか。
多くの方の持っている金融のイメージってどうでしょうかね。ここにあるような、例えば「融資をやっている」「定型業務だけやってるんじゃないの」「何となくお仕事としてはつまらなそう」「本当に斜陽産業って言われてるけど儲かってんの?」
何か全般的に「面白くなさそうな」といった、そういうネガティブなイメージが多いかもしれません。
でも、〈みずほ〉の仕事はまったく違います。もっと奥深く、わくわくするものなんです。これが実は、本日最もお話ししたい、お伝えしたいところでございます。
また、斜陽産業と言われている銀行、〈みずほ〉は儲かっているのかということもよく聞かれますが、実は〈みずほ〉はしっかり儲かっております。ちなみに、過去5年間で25%以上の成長をしています。
皆さん、ここまで成長しているって結構意外に思われたんじゃないかなというふうに思うんですけれども、そこについてもこのあと説明していきたいというふうに思います。
これからの〈みずほ〉についてお話しをしていきますが、お話しをする上でのポイントは、この2つかなと思っております。「企業文化」、それから「取り組み」ですね。
まずは、〈みずほ〉の企業文化があり、その上にいろいろな取り組みをしているということなんですけれども、まずその企業文化のところですね。こちらから説明をしたいというふうに思います。
〈みずほ〉が創業以来変わらず持ち続けている価値観、それがこちらです。クライアント・オリエンテッド。お客様第一の徹底ということです。
これは〈みずほ〉の創業以来変わらない、非常に大切にしているものです。
これはどういうところから来ているのかということなんですけれども、次のスライド。
突然渋沢栄一が出てきましたけれども、2年前の大河でも取り上げられましたけれども、今年からは、7月から新一万円札の顔にもなる渋沢さんなんですが、渋沢さんが〈みずほ〉の源流である第一国立銀行、これは日本初の銀行なんですけれども、その創設者です。
〈みずほ〉のその根っこのところには、この渋沢栄一のDNAが強く残っているということです。
渋沢はいろいろなところで言っております。「我々の仕事は自分たちの利益のためにやっていることではない」と。
「社会、産業、日本経済の発展のために我々は存在しているのだ」と、「そのために仕事をしているんだ」ということを、いろんなところで言っております。
渋沢の指導としては、利益は二の次。
「世の中のために何ができるかというところが大事なんだ」と言っていたわけですね。その精神が、今の〈みずほ〉の中にも強く受け継がれているということです。
渋沢が設立した第一国立銀行なんですけれども、その後合併を繰り返して、第一勧業銀行というふうになりました。〈みずほ〉は、その第一勧業銀行と、そのほかに2つの銀行が合わさって、前は三行が合併して出来上がりました。
それがこちらにあります日本興業銀行、富士銀行、第一勧業銀行。この非財閥系の三行が合併することによって〈みずほ〉が誕生したということです。
それぞれの銀行は、この赤字で書いてあるような使命感を持った銀行でございました。それぞれの銀行に共通しているのは、私益ではなく、「日本社会・経済のため」にという強い想いということです。
そして、それが今の〈みずほ〉を形づくったということは、ぜひ覚えていただければなというふうに思います。この三行が2000年に社会の合併、3つの銀行が合併してメガバンク〈みずほ〉が誕生したということです。
ここまでのまとめです。
昨年、ちょうど第一国立銀行が設立されてから150周年を迎えました。銀行という業態ができて、そのあと日本の高度成長を支え、バブル崩壊を経て〈みずほ〉が誕生したということなんですけれども、今回この150年という節目を迎えるにあたり、パーパス、パーパスっていうのは企業としての志、企業の社会的な存在意義のことなんですけれども、これをこのスライドの一番下にあります「ともに挑む。ともに実る」に定めました。
日本社会、日本経済のために、今後もお客様とともに困難にも果敢に立ち向かい、自らも変革しながら、豊かに実る未来をつくっていく。その決意を、新たにこの言葉に託したということでございます。
では、そのような日本社会経済のためにという思いのもとで、〈みずほ〉はどのような取り組みをしているかというところについてお話ししたいというふうに思います。
その前に、まずそもそも金融機関の役割って何でしょうか?
皆さんがイメージしやすいところで言いますと、銀行に預金を預けたり、送金したり、あるいは証券会社で株式や社債を買ったりといったことが思い浮かぶかと思います。
金融とは、お金を融通すること。つまり、お金が余っている人から、お金を必要としている人に融通していくこと。その仲介をすることが金融機関の役割ということです。銀行預金の口座を皆さんももしかしたらお持ちかと思いますが、実はそこで預けていただいたお金というのは、お金が必要な法人であったり、個人であったり、そういったお客様に融資という形で届いているということでございます。これが元々の金融のお仕事です。
特に高度経済成長期では、銀行の資金が必要な企業にお金を融通することで、非常に高い成長を実現できた時代でした。お金を調達して、設備投資をして、どんどん物をつくって、つくればつくるほど売れた時代。結果的に経済はどんどん成長していきました。社会のニーズとしても、お金を預けたい人がいて、お金を借りたい人がいて、ということで、ある意味非常にシンプルなビジネスモデルだったわけです。
だからこそ、資金を融通する金融が求められていて、金融機関は資金仲介機能を企業に提供してやってきました。
でも、ちょっと考えていただければわかりますけれども、今はこんな単純な構造ではなくなっています。どうなってきているのかと。
世の中が多様化、高度化、複雑化している。皆さんご存知の通りです。お客様のニーズ自体が単純なものではなくなってきてしまったということですね。
ざっと世界を見渡すと、これだけ多種多様な課題があります。
また、日本について考えてみても、今、無尽蔵にモノをつくって売れる時代なんでしょうか。ちょっと違っていそうですよね。不況不況、失われた30年なんて言われている時代でございます。
また、少子高齢化であったり、食糧不足、サスティナ。
特に最近の話でいうと、コロナなんかもそうですね。
お金を融通するその伝統的な金融業務だけではなく、ともに社会課題を解決していくこと。これが実は求められるようになっているので、こんな状況もあって、〈みずほ〉は新しい取り組みでもってお客様の成長を支援していくということに取り組んでいるんです。
〈みずほ〉のDNAは、常に日本社会経済の発展のために挑み続けるということでしたが、だからこそ、〈みずほ〉は金融の枠にとらわれずに、新たな挑戦をしています。その一例が、ここに挙がっております次世代金融への転換です。
これは変わりゆく世の中、AIやデータの利活用などで、社会課題の解決やお客様のサポートをしていく。そのために、時代に合わせたビジネスを展開していく取り組みです。
具体的には、近年の金融では、実は異業種と一緒にお互いの強みを生かしながら新しいサービスをつくっていくプレーヤーとしての役割を果たしております。
例えば、このクエスチョンのところを見ていただきたいんですけれども、ソフトバンクさん、Googleさん、LINEさんなどのIT企業と協業、一緒に働くことで新しい金融の形を模索している状況です。
皆さんの金融業務への他業種の参入なんていうことも聞いたことあるかと思います。フィンテックの台頭で、金融機関の既得権が奪われ、金融機関の立場が危うくなるというイメージをお持ちだったかもしれません。
実際は、我々が持っているノウハウと、その道に強い企業とが提携をして、お互いの強みを生かしながら、社会課題の解決に資する新しいビジネスをつくり出しているのです。
持続可能な社会未来への取り組みというものがこちらにありますけれども、上段にあります環境やCO2といった中・長期的な日本社会、経済の発展のための取り組み、これに対しても積極的に行っております。
国内SDGsファイナンス、これは3年連続トップという確かな実績があり、サスティナの〈みずほ〉なんていうふうに言われております。
また、今後の日本経済の発展のキーになり得るイノベーション企業、スタートアップ企業、こういった企業に対する支援。このサポートをメガバンクとして初めて本格的に行い、拡大し、リードしているところです。具体的には、〈みずほ〉は日本のスタートアップ企業の約7割から8割の企業さんと取引をしているということがございます。
このように、お客様第一の徹底をベースに、〈みずほ〉は金融ソリューションの提供にとどまらず、非金融も掛け合わせたあらゆる社会的課題解決に挑んでいるということがおわかりいただけたんじゃないでしょうか。その結果が、こちらにあります圧倒的な顧客基盤です。上場企業の約8割の企業さんとお取引があるということです。
実は海外も、結構意外かもしれませんけれども、然りというところです。日本社会の発展という点では、海外企業との取引も重要になってきます。
『Forbes』って聞いたことがあるかもしれませんが、『Forbes』が「世界企業のトップ2000」というのを発表しているんですけれども、その内、金融機関を除いたトップ200の8割の企業さんと〈みずほ〉は関係をしているのです。
このように日本、そして世界中のお客様との繋がりの中で支持されているからこそ、冒頭に説明させていただいた通り、過去5年間で25%以上成長しているんですね。
ちなみにですが、2023年の3月の決算では、利益のほうも経常利益で約8,000億円ぐらい上がっているというところです。
次に、〈みずほ〉の業務領域とキャリアについて簡単にお話ししたいと思います。
まずは業務領域です。これが〈みずほ〉の業務領域です。
銀行というと、この一番上のフロント業務、要は法人・個人の営業のイメージが強いかもしれません。ただ、今までお話しした通り、ここに挙げているだけでも9つの業務がありますけれども、非常に幅広く業務を展開しております。必然的に業務フィールドはどんどん広がっているというところでございます。
この業務の一つひとつを説明することはちょっと時間の関係上できませんけれども、さまざまな業務に取り組んでいる人たちについて、こちらの〈みずほ〉の採用ホームページにいろいろ出ております。
さまざまな業務、それから分野、そこで働く社員たち、その人たちがどんなことを考えながら働いているのかということがかなり出ておりますので、ぜひご確認いただければなというふうに思います。
次に、〈みずほ〉でのキャリアについて簡単にお話しをいたします。
〈みずほ〉の人事制度を語る上でのキーワードなんですけれども、間違いなくキーワードは「自分らしい自分らしさ」というものになります。
この自分らしい成長を支援する新しい人事制度がこの赤字で書いてあります『かなで』というものです。この新しい人事制度は2024年度、来年度からスタートいたします。
『かなで』の説明としてのキーワードは、こちらの3つでございます。
「① 挑戦できる」
「② 働きやすさを感じる」
「③ 公正に認められる」
この3つそれぞれについて説明したいと思います。
まず「①挑戦できる」というところなんですけれども、今までお話しした通り、〈みずほ〉には幅広いフィールドがありますけれども、その幅広いフィールドを生かし、キャリアや専門領域を深めていく。どこの専門性を深めていくのかということを、自分自身で考えていくということです。
仮に何か特定の分野で入社したとしても、ずっとその分野でやっていくということもできますし、そこから広げていくということも可能です。自分が〈みずほ〉に入って、何を成し遂げたいのか、その中でどのようなキャリアが必要になってくるのかということを自分自身で考えてもらう。そういった制度です。
こちらは〈みずほ〉が挑戦できるという環境を象徴するものかなというふうに思っております。
左上の「グループ間異動」ってありますけれども、〈みずほ〉では年間約5,000人の人事異動が発生しているんですけれども、そのうち1,000人がグループの間を異動しているということです。
グループの間を異動するってどういうことかっていうと、みずほ銀行で働いていた人がみずほ証券に異動する、あるいはみずほフィナンシャルグループで働いていた人が、みずほ信託銀行に異動するといった、会社を超えての異動ですね。これが1,000人規模で1年間に行われているということです。
また右上のほう、ジョブ公募制度。直近でいうと、年間1,200人くらいの応募がありまして、そのほとんどが20代の若手社員です。
つまり、若手は自分自身のキャリアについて手を挙げて選択していくということができるということです。その中で約400名の方が、その手を挙げたところに異動されているということです。
それ以外の詳しい説明をちょっと避けますけれども、左下に社内兼業であったり、副業、これもメガバンクの中では唯一の取り組みかなというふうに思う。
二つ目、「②働きやすさ」についてです。
働きやすさの制度っていうのは、こちらにあるような形になっておりますけれども、人によって注目するところは違うかなというふうに思います。
すべては紹介できませんが、キャリアアップ、ワークライフバランス、さまざまな面で自分らしく働けるというのを覚えておいていただければと思います。
銀行というと、どうしても男性採用が多いというイメージがあるかもしれません。ただ、女性活躍に向けた取り組みもかなり広がっております。また、女性管理職もこちらにある通り大幅に増えてきております。
最後に、「③公正に認められる」仕組みについて説明いたします。
今までの銀行というと、伝統的な年功序列というイメージがあったかと思います。〈みずほ〉の、先ほど申し上げた『かなで』という新しい人事制度の中では、年功序列をやめましょうと。そこから脱却して、男女に関わらず、役割に応じた公正な運営に大きく変化する、役割給というような形で変わってきております。
役割に応じた公正な運営に大きく〈みずほ〉が踏み切っているということ。そこはぜひ覚えておいていただければなというふうに思います。
次に〈みずほ〉のDEIに向けた取り組みについて、薄田の方から説明をさせていただきます。
【薄田】はい。DEIですけれども、DEIとは、Diversity, Equity & Inclusionのことでして、〈みずほ〉のDEIの目指す姿を、〈みずほ〉DEI コミットメントとして日本における重点施策と併せて発信しています。
それで、〈みずほ〉のDEIコミットメントではこちらにありますように、「1.多様性を力に」「2.自分らしく働き人生を豊かに」、そして「3.認め合い高め合うカルチャー」という、この3つの約束をしております。そして、多様な人材の成長と活躍を推進しております。
そしてこちらが、DEIコミットメントを実現していく上での日本における重点施策です。
本日はこの6項目の中から、4つ目の障がいのある社員の活躍推進について説明させていただきます。
具体的な取り組みとしては、障がいのある社員が疎外感や働きにくさなどを感じることなく安心して働き続けるために、社内制度やツール仕組みを整え、適切に配慮すると同時に、ともに働く社員同士が相互に理解を深める取り組みを推進しております。
そして、こうした取り組みを通じて、障がいの有無に関わらず、社員一人ひとりがそれぞれの能力や個性をいかんなく発揮しながら持続的に活躍する機会を創出するとともに、社員同士が相互理解を深める中で、多様な視点、相手に共感する力、および困りごとを解決する力を培い、お客様の課題解決やサービス向上に生かしていくということを取り組んでいます。
そして、こちらなんですけれども、現在みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、みずほ信託銀行に在籍している障がいのある社員の在籍状況です。全国で377人が持ち場持ち場で活躍しています。
そのほか、みずほ証券、それからみずほリサーチ&テクノロジーズ、さらにはみずほグループの特例子会社であるみずほビジネスチャレンジドを加えると、1,000人近い障がいのある社員が在籍しております。
こちらですけれども、その1,000人近い障がいのある社員の中から2名の先輩社員のメッセージを紹介します。
上の写真の社員なんですけれども、「チャレンジへの扉はみんなに開かれているから」ということで、〈みずほ〉には「安心してチャレンジができる環境が整っている」というメッセージを送ってくれました。
それから、下の方の写真の社員なんですけれども、「周囲の配慮に支えられて」ということで、「周囲のメンバーは自分、周囲のメンバーは障がいのためにできないことを自然に受け止めてくれていて、自分らしく働けている」というメッセージを寄せてくれました。
それから、〈みずほ〉は障がいのある社員のチャレンジを支える仕組みも整えています。例えばフォローアップ面談、キャリア面談、または日々のコミュニケーションの中で必要な配慮の確認ですとか、相談できる体制づくりを整えております。
それから、相互理解を深める全社員向け研修も定期的に行っております。その都度アンケートも取っておりますので、一部紹介させていただきたいと思います。
「障がいのある仲間と働くことで、その人の立場に立って物事を考えられるようになった」
「できないことではなく、できること、強みに注目することが本人にとってもチームにとっても大事」
または、「障がいのある同僚から教えてもらった配慮が、お客様対応にも生かせた」など、前向きな回答が寄せられています。
それから、〈みずほ〉には障がいをテーマとしたERG社員リソースグループというのがあるんですけれども、社員リソースグループっていうのは特定のテーマのもとに〈みずほ〉のグループ横断で社員が集まって活動をするというものなんですが、障がいをテーマとしたERGも発足しています。
こんなふうに、制度の整備にとどまらず、社員一人ひとりにおける障がいに対する理解の輪っていうものが広がっています。
引き続き、相互理解、相互尊重が広がるように、すべての社員とともに取り組んでいきたいと思っております。
ではここからは、募集コースのご説明をしたいと思います。
皆さんがあらゆる思考や適性に合ったキャリアの入口を探し、見つけてもらうため、〈みずほ〉では5社合同の1〈みずほ〉採用を行っております。
大きく3つの入口に分かれておりまして、その3つというのが、キャリア特定型、オーダーメイド型、それからオープン型の中から、ご自身のキャリア志向に最も合う一つを選んでいただくことからコース選択が始まります。
では、その3つについて、それぞれ中身をお伝えしたいと思います。
まず、一つ目のキャリア特定型ですが、特定の仕事、特定のビジネスに強い興味や希望をお持ちの方向けの入口です。
入社後、一定の期間において特定のビジネスに携わり、その分野のスペシャリストを目指したいという方は、こちらを選択してください。
ご覧の9つのコースが対象になりますので、一つ選択していただけます。各コース選考を受けることのできる会社を丸印で示しておりますが、同じコースの中であれば、会社の併願が可能です。
続きまして二つ目の入口、オーダーメイド型です。
皆さんの中には、就職活動において企業にエントリーする際、「キャリアのスタートはこの会社のこの部署で働きたい。だけど、それなのに自分に合った応募募集コースがない」っていうような、こんな思いを持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オーダーメイド型は、名前の通り、皆さんが自由にオーダーメイドで入社当初に働きたい会社と携わりたいビジネス業務を指定できます。
〈みずほ〉がコースを設定するのではなくて、皆さんが働きたい会社、業務を逆指名できる仕組みです。
先ほどもお伝えしました通り、〈みずほ〉の人事制度は「自分らしく」がキーワードです。
ぜひ皆さんも、自分らしさを発揮できる会社、業務内容が何かを考えていただいて、強いご希望がある場合には、このオーダーメイド型でご自由にご応募ください。
最後に三つ目の入口、オープン型の説明です。
こちらは、自身の適性をじっくり見極めるためにも、「入社後のキャリアの選択肢を幅広く持ちたい」と、そういう方に適した入口です。
また、例えばエントリー時点では将来のキャリアに迷っていて、「選考を受けながら考えていきたい」という方や、信託銀行、証券、特定の会社や業界業界単位で興味関心のある方にも適しています。
選考会社は銀行、信託、証券、リサーチ&テクノロジーズから選んでいただきますが、1社だけエントリーすることもできますし、4社を併願することも可能です。
入社後のキャリア形成など、会社ごとに特色がありますので、気になる会社のオープンコースについては、それぞれの動画で詳細をご確認ください。なお、4社とも勤務地は全国グローバル型と、エリア型の2つから選択が可能です。
以上、今年度の募集コースについて説明させていただきました。
エントリーにつきましては、みずほフィナンシャルグループのマイページから登録し、コース選択、エントリーシート提出、適性検査の受検をしてください。
また、マイページ内に銀行、信託銀行、証券、リサーチ&テクノロジーズの各社のマイページがありますので、希望する会社のマイページへと移って、WEBテストを受験してください。ここまで完了して正式なエントリーとなりますので、ぜひご注意ください。
それから、本日ご覧くださった皆様、出席票のご提出もお願いいたします。
では、本日の説明は以上とさせていただきます。
〈みずほ〉は昨年、パーパスを実現するための価値観、行動軸として新しいバリュー「変化の穂先であれ」と打ち出しております。
こちらは、〈みずほ〉は最先端を走り続けて新しいルールをつくっていく。それがベースとなって、日本の金融、ひいては日本経済が発展していくという想いを持っております。
もし、皆様が〈みずほ〉の中で「こういうことをやりたい」「こういう社会人になりたい」という想いがありましたら、〈みずほ〉で実現できると思います。ぜひご応募ください。
では、本日はこちらで以上とさせていただきます。またどこかでお会いできることを楽しみにしております。
【薄田】どうもありがとうございました。
【安本】ありがとうございました。
- 三井物産ビジネスパートナーズ
- 各種ビジネスサービス・BPO
- 3/2配信
【加藤】皆さんこんにちは。
三井物産ビジネスパートナーズ株式会社、略してMBPのWEB会社説明会をご覧いただきありがとうございます。
本日担当させていただきます加藤と申します。
私は2009年に入社して以来、三井物産の人事系業務に長く携わらせていただきましたが、昨年2月に採用の担当をしております。本日はよろしくお願いします。
【権田】同じく採用担当の権田と申します。
私は入社以来、採用活動に携わらせていただいておりますが、採用担当として、また障がいを有する当事者としてお話できればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
【加藤】本日の説明になりますが、まず三井物産ビジネスパートナーズがどのような会社なのかを簡単にご説明したあと、経営理念、1本目の柱、2本目の柱、中期経営計画についてお話したあと、最後に、当社の選考やイベントについてもご紹介させていただきます。
またご質問のある方は、チャットあるいは質問スペースへ書き込んでいただきましたら、説明終了後に時間の許す限り回答させていただきますので、お気軽にご入力ください。
では早速始めたいと思います。三井物産ビジネスパートナーズという社名を聞いたことがあるという方、いらっしゃいますでしょうか?
当社を一言で表すと、親会社、三井物産の人事総務業務を長年担ってきたプロフェッショナル集団です。
親会社の三井物産については聞いたことがある方もいるのではないかと思いますが、改めて親会社についても説明いたします。
三井物産は、日本初の総合商社で、日本国内はもちろんのこと、海外にも多くの拠点を構えております。
例えば、鉄鋼、金属、エネルギー、化学品などさまざまな分野の事業がございますが、三井物産は世界の人を、情報を、アイディアを、技術を、国、地域を繋ぎ合わせて新たなビジネスを創造していく会社です。
そんな三井物産を陰ながら支えているのが三井物産ビジネスパートナーズになります。
次に、当社の経営理念やミッション、ビジョン、バリューについてお話します。
当社では、経営理念を「私たちの信条」と呼んでおります。
また、ミッション、ビジョン、バリューを、それぞれ私たちが存在する意義、私たちが目指す姿、私たちが大切にしているもの、としております。
私たちの存在する意義について、文章で記載しておりますが、こちらをわかりやすく表すと、三井物産のベストパートナーと特例子会社のリーディングカンパニーの2つの軸になります。
この2つの軸について少しお話させていただきます。
まず1本目の柱、三井物産のベストパートナーについてです。
会社の業務というのは、三井物産に限らず、直接的な利益を作り出すコア業務と利益を生むわけではないですが、会社を運営する上で必要不可欠なノンコア業務に分けることができます。
ノンコア業務についてわかりやすい例で言うと、社員の給与支払いや経費精算などは、会社の利益に結びつくものではないですが、なくてはならない業務ですよね。
そういったなくてはならない業務の一部を、我々が業務受託することで、三井物産社員の皆さんに、コア業務に集中してもらうことができます。
しかしながら、当社は三井物産から指示された作業を淡々と行っているわけではございません。
長年の業務知識や経験を生かし、業務プロセスごと受託することで、我々で考えながら業務改善や、時には三井物産に対して提案することも可能です。
ちなみに、業務をプロセスごと受託することをビジネスプロセスアウトソーシングという経営手法で、BPOと呼ばれております。
それでは次に、三井物産のベストパートナーとなることを目指し、日々業務遂行している各事業部について説明いたします。
当社は、本店6営業部コーポレート1部署、支店が、名古屋、大阪、福岡と3支店ございます。
それでは、各事業部について簡単に説明してまいります。
まず、三井物産の人事系業務を受託しているのが、海外人事サポート事業部と国内人事サポート事業部になります。
この2つの部署は元々同じ部署でしたが、業務拡大に伴い部署を海外と国内に分けておりますが、主に国内、海外勤務者の給与や賞与、社会保険、福利厚生など、人事系のさまざまな業務を行っております。
続いて、アウトソーシングサポート事業部についてです。
こちらは総務庶務系業務を担っている部署で、本店ビル管理に関連する業務や取引先に配るPR用品の手配など、幅広い業務を担っております。
続いて、総合物流事業部です。
こちらは、本店ビル管内の物流の役割を担っております。
ビル管内の郵便物を各部署にお届けしたり、ウォーターサーバーや、コピー用紙、文房具といったオフィス用品の管理も行っております。
オフィスサポート事業部については、名刺や社員証の発行、マッサージを受けることができるリラクゼーションルームの運営などを行っております。
続いて、情報マネジメント事業部です。
こちらは、取引財務データのシステム処理や、固定資産計上処理、固定資産納付業務、さらには、三井物産ホームページのメンテナンスなど、データ処理に特化した部署になっております。
業務部については、これまでお話した事業部とは異なり、当社社員の給与、福利厚生や経営企画、採用や研修など、さまざまな業務を行っております。
最後にスライドには映せておりませんが、各社、各支社店についても簡単に説明いたします。
親会社の三井物産には、関西支社、中部支社、九州支社がございますが、当社の大阪支店、名古屋支店、福岡支店は、三井物産の各社の中で、本店と同じような業務を行っております。
また、現在、1支店化構想というものを実施しており、先ほどの三井物産の3支社以外にも、国内支社の事務所管理業務も行っております。
ここまで説明してまいりましたが、現在、三井物産におけるグループグローバル経営や、抜本的生産性の向上といった施策を背景に、受託業務が拡大傾向にあります。
これも長年三井物産業務を担ってきて、信頼を得ているからこそではないかなと思っております。
最後のスライドはおまけになりますが、業務以外の部分での三井物産との関わりとして、以前行われた三井物産副社長との座談会や三井物産のダイバーシティ経営企画室からの依頼を受けて、障がい当事者から見るインクルージョンの講演があったりもしました。
ちなみにそのときに講演したのが、本日同席しております権田になります。
それではここから、その権田にバトンをタッチしたいと思います。
よろしくお願いします。
【権田】はい。ではバトンを受け取りまして、ここから、経営理念の2本目の柱である特例子会社のリーディングカンパニーという面から話をさせていただきます。
まず大前提として、特例子会社というのは、障がい者の雇用の促進、安定を図るために設立された子会社で、特例子会社で雇用されている労働者は、親会社に雇用されているものとみなすことができるので、両者の間で障がい者雇用率を通算することが可能です。
人によってはもしかすると特例子会社に対して、例えば軽作業ばかりなのではないかですとか、お給料が低いのではないかといった心配をされる方もいらっしゃるかもしれません。
ここまでの説明で感じていただけていると嬉しいのですが、当社においては、前述したような不安は、本日の紹介等々を通して払拭していただけるかと思っています。
こちらは、当社と三井物産の合算雇用率の推移になります。
三井物産の高い障がい者雇用率には当社が大きく貢献しているというところです。
ただし、当社の目指す障がい者雇用の促進は、雇用率という数字だけを追うことではありません。
ということで、こちらはMBP社員の割合になります。
社員の約半数が何らかの障がいを有していますが、すべての業務領域で活躍しています。
また半数が障がい者と申し上げましたが、別の言い方をすると半数は健常者です。
障がい者と健常者が同じ業務領域でともに働いていて、障がいの有無関係なく、経営層としても活躍しているというところも、当社の特徴かと思います。
障がい者雇用に対する当社の考え方をもう少し詳しくお話するために、当社が掲げる「What’s 障がい?」というコンセプトをご紹介します。
訳すまでもないのですが、障がいとは一体何なのか、問い直しています。
皆さん、障がいと聞いて最初に何をイメージされるでしょうか。
私自身は、視覚に障がいがあって、まったく見えていない状態です。
障がい者手帳も取得しています。
ただ当社では障がいは国から手帳を交付されているか否かにとどまるものではないと考えて障がいを定義し直しました。
障がいというのは、何らかの配慮がなければ当社社員として働き続けることが困難になるようなさまざまな事情や事象としています。
例えば、育児や介護によって仕事を継続することが困難になってしまうとすれば、これも働く上で生じる困難で理解、配慮されるべき対象だと考えています。
このように私たちは障がいを広義に捉えた上で、人の可能性は障がいのあまり関係ないという考え方を大切にしています。
続きまして、当社のバリアフリーの施設についてもご紹介します。
多機能トイレは当社製用に増設されました。
また社員の利用するデスクはすべて自動昇降型となっていて、自由に高さを調整することが可能です。
さらに車椅子でも通行しやすいように、通路の間隔を広く確保していたり、視覚障がい者が移動しやすいように点字鋲を設置したりと、多様な社員に配慮して環境を整えています。
施設に続きまして、特徴的な制度もいくつかご紹介します。
第1に定期通院制度ですが、障がいに起因する定期通院については、受診に要した時間を出社扱いとすることができます。
第2に、時差出勤制度では、午前10時45分~午後4時をコアタイムとして始業時刻を変更することが可能です。
そして長期傷病介護支援休暇、こちらは累積限度日数などの条件はありますが、本人の傷病障がい等に起因する一時的な入院、要介護状態にある家族の介護などで休業が必要な場合に取得が可能です。
ほかにも紹介しきれませんが、育児関連の制度など充実しています。
さらに、当社の特徴的な研修として、社内手話講習会をご紹介します。
各年の新入社員が簡単な手話表現を和気あいあいと学んでいて、講師は当社の聴覚障がい社員が務めています。
私自身も入社当時は同期のサポートなどを受けながら受講しましたが、今は運営側となってどうすれば多様な社員が問題なく受講できるのかなど、答えのない問いに頭をひねりながらも、楽しんで企画をしています。
この講習会は手話という言語を学ぶことだけでなく、お互いに相手への関心を持ってより良いコミュニケーションについて再考する機会にできればとも考えています。
ベストパートナーとリーディングカンパニー。わかりやすいように2本の柱としてお伝えしてきました。
ただ実際のところ、この2本の柱ははっきり切り離せるものではないとも考えています。
例えばベストパートナーであるための業務として紹介してきたBPO事業ですが、より多様な領域の業務をカバーするようになったり、工事の判断業務を担ったりするようになれば、それはリーディングカンパニーであることにも関わってきます。
あるいは障がい者雇用が注目されるようになってきた社会の中で、当社が特例子会社のリーディングカンパニーであることは、三井物産のベストパートナーとしての要素の一つにもなり得ます。
このように、ベストパートナーとリーディングカンパニーという2本の柱が絡み合いながら、MBPという会社が構成されています。
では、更なる成長に向けてということで、中期経営計画にも触れさせていただきます。
中期経営計画とは、企業が中期的に目指すあり方と現状とのギャップを埋めるための計画です。
現在当社では、2021年度~2023年度の中期経営計画として、変革と挑戦と掲げています。
この目標達成のために多方面にわたって検討してきました。
今年度がこの中経の最終年度となりますが、取り組み成果として、人事制度改定と働き方環境整備検討について簡単にご紹介します。
まず人事制度は抜本的に改訂しました。
最初は部店長で、制度改定案を策定後、各部店から選出された検討委員が部店長からの説明を受けて質問をぶつけるなどしてブラッシュアップしてきました。
新制度では、給与がベースアップしています。
ほかにも、目標管理制度の導入や、最短キャリアパスが早まるなど、意欲高く調整し続けることを支える制度になっています。
次に、よりよい働き方、環境についてですが、今後の増員に適用して生産性を高めるために新たなオフィスファシリティを導入してきました。
例えば、周りの音声を少し遮って集中して作業できるようなブースの導入のほか、オンライン会議のスピーカーフォンの追加導入ですとか、ビル利用マニュアルの改定など実施してきました。
こういった検討を実際に社員が行っているということをご理解いただければと思います。
スライドに載せている写真はあくまでイメージ画像です。実際にどのようなブースが完成したのかについては、ぜひイベント等でご来社の上、皆さん自身で確かめに来ていただければと思っています。
では、最後に再び加藤にバトンタッチしたいと思います。
【加藤】はい。ここからは再度私がバトンを受け取りまして、先行イベント等についてご案内いたします。
職種、勤務地についてですが、職種は総合職となりまして、勤務地は東京、名古屋、大阪、福岡のいずれかになります。
転勤の可能性もありとしておりますが、業務が頻繁に転勤がある会社ではございません。
また障がいの配慮もいたしますので、そのあたりはご安心していただければと思います。
そのほか、詳細につきましては、当社ホームページをご覧いただければと思っております。
選考フローについては、こちらに表示されている通りとなりますが、第1弾のエントリーは既に開始しておりまして、締め切りが3月24日(日)となっております。
エントリー後、一次面接、二次面接と進んでいきますが、二次面接の前に適性検査を受けていただくことになります。
ただ、適性検査は、あくまで参考として適性を把握するものになりますので、適性検査の結果で合否が変わることはございません。
エントリー前には当社マイページのご登録をお願いいたします。
また第2タームに申し込みをされる方は、エントリーが4月8日(月)からとなります。
また当社主催のイベントについてもご案内いたします。
選考前に当社をよく知っておきたいという方向けに、オンライン型とオフライン型、2パターンのイベントを用意しております。
オフライン型は、3月8日(金)に大手町の本店オフィスで開催するMBPトークセッションとなります。
学生同士のグループワークもあります。
先輩社員座談会は少人数形式で、ざっくばらんにお話しやすい雰囲気です。
オフィスツアーも予定しておりますので、中期経営計画のパートでご紹介したファシリティのあれこれもご覧いただけるかと思います。
オンライン型は、MBPウェビナーのタイトルで、3月13日(水)、4月12日(金)に開催します。
本日の会社紹介と重複するプログラムもありますが、先輩社員の業務について知ることができたり、経営陣の1人からのメッセージを直接聞くことができたりと、盛りだくさんの内容となっております。
当社新卒採用マイページよりお申し込みいただけますので、ぜひご確認ください。
なお、先ほどお伝えしました通り、選考時期は、第1タームと第2タームを設けております。
第1タームの選考を受けるには、3月24日(日)までにエントリーいただく必要がございますので、第1タームへのエントリーを予定されている方で、イベント参加をご希望される方は、3月8日(金)、あるいは3月13日(水)のイベントへお申し込みください。
第2 タームへのエントリーを予定されている方は、3月、4月、いずれのイベントでも構いませんので、ぜひお申し込みください。
また、これらのイベントとは別に、支店見学などもご希望いただければ対応いたしますので、ご遠慮なく当社採用担当までご連絡ください。
最後に、本日ご参加くださった皆様におかれましては、ぜひ、オレンジのバナーより出席票をご提出ください。
出席表明になるとともに、今後の当社選考等に関するご案内を配信させていただきます。
会社紹介は以上となりますが、ここからは時間の許す限り、皆様からいただいたご質問に回答させていただきたいと思います。
特に質問等が来ていないようなので、当社の社風とか、どんな雰囲気なのかについてお話いたしますと、当社、1981年と、長くからある会社で、先ほどもお話しましたが、障がい者と健常者、約半数ずつ働いており、助け合うのが当たり前という社風があるので、みんな優しい雰囲気のある社員が多いかなと思います。
そこら辺、権田さん、いかがですか?
【権田】そうですね。私も視覚に障がいがあるので、あの白杖をついて通勤しているんですが、よく声をかけてくれる社員が多くて、いつもいろんな方と出社をしているんですけど、そういうところで躊躇せずに声をかけてくれる人たちが多いかなと思っています。
【加藤】そうですよね。いろいろと皆さんからよく声かけられていますよね。
質問が来ました。「志望理由は何ですか?」という質問がありました。
どうしましょう、権田さんから話しますか?
【権田】当時の記憶を掘り起こすのですが、最初に私がこの会社に興味を引かれたのは、特例子会社のリーディングカンパニーになるとか、特例子会社の既成概念を壊したいといった、当時掲げられていたキャッチコピーが興味を持ったきっかけでした。
それから会社合同説明会などで話を聞いたりして選考に進むことになって、皆さん意外に思われるかもしれないですが、実際の面接の場での話の中でも決め手になった部分はありまして、面接はすごく緊張していたんですが、いつもの自分でいいよって面接官の方々に言っていただいて、ちょっとリラックスし始めてから、私自身の障がいというものに対する考え方だったり、あるいは経営者の方々が考えている障がいとか特例子会社に対する考え方というのを、意見交換じゃないですけど、することができて、特例子会社は私の中では最初選択肢の中になかったのですが、特例子会社の中にもこんなに面白い会社があるんだなと感じて、面接内の中での経営陣との話も決め手の一つになりました。
【加藤】はい、ありがとうございます。
それでは、ほかにも質問が来ておりますので回答させていただきたいと思います。
「2024年卒でも受けることが可能ですか?」という質問と、既卒で就職活動していますということなので、ご回答させていただきますと、既卒3年まではですね、新卒扱いとしてエントリーしていただくことが可能となっております。
あとは、「英語を活かして働きたいと思っています。そのような業務はございますか?」というご質問なんでが、例えば先ほどご紹介した、資料に戻って移らせていただきますと、例えば、海外人事サポート事業部等は英語を話したりする機会はそこまで多くないんですが、英語を使ったメールのやり取り等を行っていたり、情報マネジメント事業部で取引先財務データのシステム処理の中には海外の企業などもありますので、そこで英語を使う機会等はございます。
実は、私は以前、海外人事サポート事業部にいたんですが、その際にも英語を使っていました。
新たに質問が来ましたので回答させていただきたいと思います。
「入社してよかったと思われることを教えてください」ということです。
私からちょっと話しましょうか。時間が限られてるので、私からの回答とさせていただきますが、例えば割と、節目節目でいろいろと新たなことにチャレンジさせていただく機会が多くて、三井物産の人事制度のところで主体的に関わらせていただいたり、システム構築のところで関わらせていただいたり、私は実は以前、アフリカ出張に行かせていただいたことがありましたが、これはレアなんですが、いろいろな場面で割と挑戦する機会があるので、淡々と事務作業やってるという感じではないなと思っております。そのあたりが私は良かったかなと思います。
権田さんにも聞きたいところなんですが、もう一つ質問が来ているので、そちらを回答させていただきたいと思います。
「特例子会社から三井物産親会社に出向する機会があったりするのですか?」というご質問です。
【権田】そうですね、三井物産の方に出向する機会があるかないかで言いますと、あります。
ただそんなに多くはありません。現在ですと、3名かな。
人事総務部とか秘書室の方に出向している社員がおります。
【加藤】あともう少しだけ時間があるので権田さんの方からちょっと入社してよかったと思うことってありますか?
【権田】加藤さんの回答と重複するというか、重なる部分があって挑戦できるっていうところですね。
また私はやっぱり日々の業務の中で、例えばPDFちょっと音声で読みづらいなとか、ツールが使いづらいものがたまにあったりもしますが、挑戦の機会が奪われるわけではない。ですよね。
なので、例えば、先ほどの説明の中で少し触れたダイバーシティ経営企画室とのコラボレーションのところでプレゼンテーションさせていただいたのですが、元は大学での講義の一コマをいただいて登壇をさせていただいた機会があり、そこでの話が親会社の方の目に留まり、この「ダイバーシティ経営企画室とのコラボレーションをやりませんか?」というふうに声をかけていただいたんですね。
そういう形で自分の仕事を評価していただいて、次の展開に繋げていただいたりとか、本日の会社説明も見えないから難しいと思われる方もたくさんいらっしゃるかもしれないですが、実際にやってみたらできるかもしれない挑戦をしてみなよって言ってくれる皆さんがいるというところが入社してよかったと思うところかなと思います。
【加藤】はい、ありがとうございます。
最後に一つだけご質問に回答させていただきますと、「月1回通院するんですが」というご質問いただいております。
一応当社には、定期通院制度というものがありまして、医師の診断書が必要となるんですが、手帳をお持ちの方で医師の診断書を取得していただいて、定期通院することが可能、有給休暇とは別で通院することが可能となっております。
あとは「聴覚障がいの方はどんな雰囲気で働かれていますか?」といったところなんですけれども、皆さん手話を使ったりだとか、チャットを使ったりだとか、そういった形でいろいろと働いているといった感じになります。ちょっと雰囲気ということとは別なんですが、そのような働き方をしております。
それではお時間になりましたので、本日の三井物産ビジネスパートナーズの説明を終わらせていただきます。皆さんありがとうございました。
【権田】ありがとうございました。
- 三井不動産レジデンシャルリース
- 不動産(管理)
- 3/2配信
【平山】皆さん、こんにちは。三井不動産レジデンシャルリースの平山です。
本日は、当社のビジネス、そして当社での働き方について、30分ほどお時間をいただいて、ご説明してまいります。
本イベントには、チャットや質問機能がございますが、まずはご説明をしていただきまして、いただいたご質問には、最後に時間が許す限りお答えしていきたいと思っていますので、何か途中で気になることありましたら、ぜひ質問ボックスに投稿してください。
有意義な時間にしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは早速始めていきたいと思います。
当社は、三井不動産レジデンシャルリースといいます。
社名からも、不動産業界の会社なんだな、というのはおわかりいただけるかなと思います。
まずはその不動産業界全体の話を少し挟ませていただきます。
不動産と一言で言っても、いろんな種類に分かれています。
住宅と呼ばれるものだけでも、一軒家や戸建、アパートや集合住宅、マンション、こういったものですとか、それからオフィス街にあるオフィスビル、駅ビルやアウトレットモールなどの商業施設、そして、ホテルや駐車場、こういったものも不動産に含まれます。
そして、これらの不動産が活用方法によって2種類に分かれます。
どのような活用の違いかというと、その不動産が売るための不動産なのか、貸すための不動産なのか。こうして細かく分かれていくんですね。
そしてさらに、その不動産の役割によって、この不動産業界は3つに分けることができます。
これらの不動産を生み出していく、作り出していく役割として「開発」。
2つ目は、生み出された不動産と人を結びつけていく「仲介」。
そして最後に、不動産は何十年と長持ちしますので、その間、さまざまな変化等に対応していく「管理」。
この3つの役割に分かれています。
なので、この不動産業界は不動産の種類と、どう活用していくのか。そしてその会社がどの役割を担うのかによって実は細かく会社が細分化されている。そんな業界なんだということをまず頭に置いていただければと思います。
その中で、私たち三井不動産レジデンシャルリースはどういった立ち位置の会社なのか。
そんな私たちの中身のお話に入っていきたいと思います。
私たちは、このようなたくさんある不動産の種類の中で、マンションを取り扱っています。
そして、活用方法は賃貸。貸すためのマンションである賃貸マンションに特化したビジネスを行っている会社です。
先ほどお伝えしました3つの役割のうち、私たちは何を担っているかといいますと、細分化しているよとお伝えした矢先に、大変恐縮なんですが、私たちは賃貸マンションというビジネスフィールドにおいて、開発から管理まで3つの役割に一貫して関わっている会社なのです。
このあたりが、なかなか当社のビジネスが難しいと思われがちなところなのですが、具体的にどのようなことなのか見ていきましょう。
皆さん、賃貸マンションビジネスと聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか。
お部屋を貸すということを想像する方がほとんどなんじゃないかなと思います。
そして登場人物として、貸す人と借りる人を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ビジネスという視点においては、当社は貸す側だということはおわかりになると思います。
もっとわかりやすく言えば、こちらの画像の一番下に書いてある大家さんをイメージした方がわかりやすいかもしれません。
では大家さんが行うべき賃貸マンション経営の流れを見ていきましょう。
皆さんも、大家さんになったつもりでイメージしていってください。
まず、大家さんが土地をお持ちになっていて、この土地を何かに生かせないかな。
賃貸マンションを建てて家賃収入を得ようかなというところから始まることがほとんどです。
なので、最初のステップとしては、商品であるマンションを建てる。開発からスタートします。
そして、無事にマンションが建ったら、大事な収入源になる家賃を払ってくれる入居者に住んでもらわなくてはいけません。
さまざまな広報活動や、入居者とのマッチングを行っていくフェーズが真ん中の仲介。
さらに、不動産は長持ちしますので、管理が発生いたします。
賃貸というのは、大体2年ごとの契約に基づいて、入居者が住んでいますので、入居者が入れ替わることがあり、その都度、新たな入居者と契約を結び直したり、お部屋の工事、クリーニングをしたり、時間が経つ中では、建物自体、修繕が必要になるタイミングもあります。
つまり、大家さんが行う賃貸マンションビジネスというのは、マンションを建てるところから始まって、建て続けている間、ずっと長く付き合い続けていく、長期的なものなんだというふうに、ここではイメージを持ってもらえればと思います。
そして、今の賃貸マンションビジネスの流れで順番にお伝えしたこの3つのステップが、まさに一つ前のページでご説明をした不動産の3つの役割となるわけですね。
賃貸マンションを建てるところが開発。入居者を見つけるというところが仲介。そして、建てたマンションを長期的に維持していく、これが建物管理。
賃貸マンションビジネスは、こういった流れで進めていくため、3つの役割がセットになっているものなんです。
ただ、この業界、先ほどお伝えしました通り、役割によって会社が細分化されています。
大家さんは、開発のフェーズでは、ディベロッパーやゼネコンといった建物を建てる会社。
仲介のフェーズでは、お部屋探しをしている人との接点、つまり街の不動産屋を初めとした仲介会社。管理のフェーズでは、清掃やメンテナンスをしてくれる管理会社。
これらさまざまな会社に経営者としてお願いをしていかなくてはならないのですが、これは結構大変なことかなと想像がつくんじゃないかと思います。
そこで登場するのが、私たち三井不動産レジデンシャルリースです。
私たちが大家さんの代わりの立場として、いろいろな会社と連携を取りながら、マンション経営を進めていく。こんなイメージを持ってください。
ですから、私たちは大家さんに代わって、マンションを建てるところでは、土地周辺のマーケットはどのような分析結果なのか。
そこからどんなマンションを建てたらいいのか。
どうやったらマンションと入居者をスムーズに結び付けられるのか。
そして建物のどこに、どのような手入れをしていけば長期的に住み続けたいと思ってもらえる価値がもっと上がっていくのか。
つまり、より収益性の高い賃貸マンション経営となるように、コンサルティングをしていくというのが私たちのビジネスなんです。
そして、賃貸マンションビジネス自体が不動産の3つの役割がセットになっているとお伝えしましたが、そのビジネス全体のコンサルティングを担う私たちは、結果として、一つの会社でありながら、開発から幹事まで一貫して担っているということになるんですね。
ではこのビジネス、私たちの会社において、皆さんがどのようなお仕事に関わっていくのか、具体的なお仕事内容に入っていきたいと思います。
まず、今お伝えしました通り、当社は賃貸マンションビジネスに一貫して関わっています。
ただ、実際のお仕事の現場においては、1人の社員が一貫して開発から管理、ここを担っているわけではなく、この一連の流れを大きく2つのセクションに分けて、それぞれで関わっていくという体制をとっています。
まず、マンションのオーナー様となる大家さんと出会って、マンションを完成させるところまでを受注というセクションが担います。
そして建ったマンションの一部屋一部屋を、一体いくらで貸しに出すのか、お家賃を決めたあとに仲介や管理のフェーズで、どんな政策を打ったらビジネスとして価値が上がるのか。
まさに、オーナー様からお預かりをしている資産をビジネスとして動かしていく。
ここを運営というセクションで担っています。
当社では、この賃貸マンションビジネスを動かしていくにあたり、受注というセクション、そして運営というセクション、この2つが存在していると思ってください。
ただ、私たちは会社という組織ですので、どこの会社にもある、いわゆるコーポレート部門、管理部門というふうに呼ばれるような会社運営に関わるセクションも存在しています。
つまり、会社組織としては、こちらのページにあるように、会社の継続。発展を司り、会社運営を担う管理部門、オーナー様とマンションを作っていく受注部門、そして建ったマンションを長期的に動かしていく運営部門。大きく分けてこの3つで成り立っています。
この3つの部門。今お話ししただけでもやっていることが結構違いそうだなというふうに想像される方も多いのかなと思います。
その違いの一つとして、各部門を相手にする取引先や関係者が異なり、かなり多岐にわたっているという点をご紹介します。
まず、管理部門ですが、皆さん、総務というのはお聞きになられたことありますでしょうか。
総務では、社員の働く環境作りや広報活動などを担っている部門です。
その中では、皆さんももしかしたらご覧になられたことがあるかもしれませんが、三井のすずちゃんのCM、ご記憶にありますでしょうか。
実は、あのCMは三井不動産グループの中で住宅を取り扱っている会社が合同で出しているもので、グループ内での広報の会議があったり、三井不動産グループ各社の担当者とのやり取りも多く発生するような部門となります。
また、法務やコンプライアンスといった部署では、顧問弁護士の方とのやり取り、会社全体のお金の管理を担う経理では会計士の方や銀行の方との取引が発生します。
そして、私も所属する人事では、人材に関するいろいろな会社さん、社員の労務管理に関わる会社、具体的には、派遣会社や人材関連会社、研修会社や社労士の方など、多岐に渡る方々と日頃やり取りをしております。
次に受注部門ですが、マンションを建てるフェーズですので、実際に建物を建てていただくディベロッパーやゼネコン会社、設定をしていただく設計会社。そして銀行ともやり取りが発生します。
運営部門になりますと、実際にマンションを長期的に管理運営していくことになり、まずは入居者を見つけるという仲介の段階では、町の不動産屋といった仲介会社、賃貸の場合は、入居者の入れ替えがありますので、部屋のリニューアル工事が必要なタイミングでは、内装業者、そして当社がお預かりしているマンションの中には、フロントにコンシェルジュと呼ばれるような方が常駐している、まるでホテルのようなマンションもありまして、そういったマンションの場合は、現地のコンシェルジュの方々ともやり取りが発生いたします。
当社では、いろいろな方とやり取りや協力をしながら、この賃貸マンションビジネスを進めていますが、部門によって関わる相手が異なる。そしてそれぞれかなり多岐にわたってくる。この違い、イメージを持っていただけましたでしょうか。
そして、仕事をする環境、社内においても、いろいろな人たちと関わって仕事をしていきます。
当社では、社内にいろいろな職種の方がいらして、一つのチームを組んでお客様への価値提供、会社としての世の中への価値提供を進めています。
この職種は担う役割や働き方という点で異なっており、総合職は、当社のビジネス自体の根幹を担う役割。アソシエイト職は、一般的な企業さんでいう営業職と一般事務職を組み合わせたような役割。専門職は、一級建築士やインテリアコーディネーターなどの資格を有していらして、専門的なスキルを生かしてお仕事をいただく役割。
契約社員として、営業職や一般事務職の役割を担っていただいている方もおります。
それぞれの役割の方が相互にコミュニケーションをとり、リレーションを図りながら、チームとしてミッションに向き合い、そして成果を出していく。
当社ではこのような働き方になると思ってください。
繰り返しになりますが、当社では、社外でも社内でも、いろいろな方たちと関わり、リレーションを図りながら協力し合って、チームのミッション、仕事を進めていく。こういった働き方をしていますし、大切にしています。
その中で、私たちが仕事と向き合う上で、大切にしている考え方。それがこちらです。
Relation is Solutionという言葉です。
これは、関わるいろいろな人たちとの信頼関係。これを生かすことで、最適な最高の問題解決に繋げていこう。こういった考えが込められています。
当社の場合、一人だけで何かを進めていく。成し遂げたいなという方よりも、社内、社外、いろいろな人たちと関わって、助け合って、協力し合いながら物事を進めていきたいとお考えの方の方が、よりやりがいを感じやすい環境かなというふうに思っています。
ここまでお話ししてきました通り、三井不動産レジデンシャルリースでは本当に多岐にわたるいろいろなお仕事があり、いろいろな方が働いている。
そんな職場です。
なので、皆さんのご障害の特性でしたり、個性、考え方。そういったお一人おひとりに、できるだけ対応する。選択肢が広がっている。と考えています。
まとめになりますが、私たちは、不動産業界の一社でありながら、開発、仲介管理といった各フェーズに一貫して携わり、いろいろなことを担っていく会社です。
マンションを所有される大家さんの賃貸マンションビジネスを大家さんに代わって、いろいろな会社と連携をとりながらマンション経営を進めていく。
大家さんの代わりということは、賃貸マンションビジネスの経営全部を行っていくことなので、本来であれば、3つの会社を経験しなくてはできない流れを一つの会社にいながら、不動産業界すべての役割に携わることができ、とても珍しいビジネスであり、ここが、当社最大の特徴だと感じています。
そのためにも、広いアンテナと柔軟性が求められていて、いろいろな価値観、多様性を生かせるお仕事をしている会社だとご認識いただければと思います。
私たちは、不動産業界、すべての役割に携わるという幅広いビジネスを行っているからこそ、さまざまな部署や業務が存在し、いろいろな職種があり、皆さんお一人おひとりに合わせた働き方が選べるような環境です。
総合職、アソシエイト職は正社員という雇用形態で、3年~5年くらいで、人事異動という形でジョブローテーションが行われます。
異動を経験することにより、当社の幅広い業務に横断的に関わり、ご自身の知識をより深めて、幅広いスキルを構築していく。
まさにステップアップを感じながら働いていくのが正社員の特徴になります。
一方で、契約社員という働き方は、どちらかといえば、提携的なお仕事を通じて安定的に能力発揮をしていきたいという思考での働き方となり、基本的に、部署の異動はありません。
これは、ご自身ができることをしっかりと着実に進めていくことによって、会社に貢献できるといった考え方にも繋がっていくと思います。
幅広くいろいろなことに取り組んでいきたい。
ご自身でそれが可能だと思える方は、総合職やアソシエイト職といった広がりを感じられるような働き方がベストになると思いますし、自分はこれができる。こういった点を生かして働いていきたいという志向の方にとっては、契約社員として同じ部署で安定的にお仕事をしていただけるような働き方が向いているかもしれません。
このように、働き方の選択肢を設けることで、皆さんそれぞれの特性でしたり、個性、考え方に応じたお一人おひとりに、できるだけ対応できる、そんな環境を私たちは用意しています。
繰り返しになりますが、私たち三井不動産レジデンシャルリースには、いろいろな業務、お仕事があり、そしていろいろな働き方も用意しています。
そのため、私たちは皆さん一人ひとりの個性、お人柄としっかりと向き合いながら採用活動を進めています。
今の段階で、自分は総合職かな、契約社員がいいかな、などと決めていただく必要はありません。
私たちは相互理解という採用方針を大切にしていまして、これから皆さんとお会いする中で、お一人おひとりとしっかりとコミュニケーションを取りながら、その方にとってのベストな働き方を一緒に考えていきたい。そのように考えています。
本日のご説明は、私たちのお仕事のほんの触りでしかありませんが、少しでもご興味が湧いた方、ご自身の価値観や、やりたいことと、共通項が何かあったなと感じていただけた方がいらっしゃいましたら、マイナビチャレンジドよりエントリーをお待ちしております。
エントリーいただいたあと、改めて今後の選考等についてご案内をお送りさせていただきます。
それでは、ご説明は以上となりますが、残りまだお時間が少しありますので、今ご質問ボックスでいただいているところからいくつかお答えしていきたいなと思います。
皆さん、ご質問いただいてありがとうございます。
では、まず一つ目ですけれども、「ご障害をお持ちの方は、今、何名ぐらい働いていますか?」というご質問、こちらにお答えしていきたいと思います。
現在、当社では全体で20名ちょっとの方がお仕事をしていただいております。
当社ではD&I推進というのを経営課題として掲げておりまして、ご障害の有無のみならず、多様な方々が働いていらっしゃいますし、今後働きやすい環境を進めていきたい。そこを推進しております。
ありがとうございます。
次のご質問ですね。
「お仕事の説明はいただきましたが、実際どのような仕事をしている方が多いですか?」というご質問ありがとうございます。
先ほどお伝えしました通り、お一人おひとりの特性でしたり、ご希望に合わせてお仕事については決めていくというスタイルを取らせていただいております。
ですので、本当にいろいろな部署で活躍いただいているんですが、例えば、システム部門に配属された方については、備品の発注でしたり、パソコンの管理だったりを担っていらっしゃる方もおりますし、あとは別の部門で郵便の管理でしたり、そういったところを担っていただいてる方もいらっしゃいます。
ありがとうございました。
次、最後のご質問とさせていただければと思います。
「どのようなご障害をお持ちの方が多いですか?」というご質問ですね。
ありがとうございます。
当社では上肢障害をはじめとした身体障害の方もいらっしゃいますし、精神障害の方、あとは知的障害の方、本当に多岐にわたって幅広い方にお仕事していただいております。
障害の種別はもちろん問いませんし、その方に合わせたお仕事を一緒に考えていきたいというふうに思っておりますので雇用形態も選択肢があるというふうにお伝えしましたから、ぜひご興味ある方、一度お会いできたらなというふうに思っております。
ご質問いただきましてありがとうございました。
では残念ながら、そろそろ終わりの時間になってまいりました。
すべていただいたお仕事に、お答えできずに申し訳ありません。
私たちの仕事や働き方をもっと詳しく知りたかった、とか、こういった質問にも答えてほしかったという方、ぜひ直接お会いしてお答えできたらと思っております。
なので、まずはマイナビチャレンジドからのエントリーお待ちしております。
本日は一緒の時間をご共有いただきましてありがとうございました。
- 三菱重工業
- 機械
- 3/2配信
【大滝】皆さんこんにちは。私、三菱重工で障がい者採用担当をしております大滝と申します。今日は当社のWEBセッションにお越しいただき、どうもありがとうございます。
30分という短い時間ではありますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。
皆さんからの質問については質問箱にお寄せいただけたらと思います。
それではまず三菱重工グループの概要についてご紹介したいと思います。
皆さんは三菱重工グループの製品をご覧になったことはあるでしょうか。
実はですね、皆さんの住む街にも存在しております。
例えば、交通システムやスポーツ、レジャー施設、ビルオフィス等の空調設備、旅行するときに利用する航空機やフェリー、さらにはゴミ焼却設備など、社会のさまざまなところで三菱重工グループの製品が使われています。
おそらくあまりご存知のない方もいると思いますけれども、その理由は、当社グループが直接一般消費者と関わるケースが少ないからです。
例えば、電気、ガスといったエネルギー、飛行機、電車、船舶などの公共交通機関や輸送機関、それぞれを一般消費者に提供するのは、企業や事業者です。
三菱重工グループは、それらの企業、事業者、業界団体、国に対して製品や技術、ソリューションを提供するポジションにいます。
一般家庭に電力を供給する電気事業者には、発電所や天然ガスを海外から輸入する際のLNG運搬線を収めています。また、公共交通機関には、ゆりかもめのようなゴムタイヤ式車両の交通システムを提供しています。
このように、当社グループでは見えないところで、皆さんの暮らしを支えています。
次はビジネススケールを見てみましょう。
海外グループ会社と、国内グループ会社で働く社員を合わせると、全世界で8万人弱の社員が活躍しています。海外売上収益率については、売上の約半数を占めています。
多様な価値観と豊富な技術を背景に、グループ全体で約4兆円の売上収益を生み出しています。
では、当社グループのグローバルネットワークをご覧ください。世界各地に工場や事務所などの拠点が設けられています。今後ますますグローバルなネットワーク展開を加速し、世界とともに発展、成長していくことを目指しています。
さて、こちらは国内の拠点を示したものです。
当社グループは、モノづくり企業ですので、多くの社員が事業所、すなわち工場で勤務をしています。
工場は関東より西側に集中しておりますので、勤務地が西日本の配属となる可能性が高いと考えていただければと思います。
では、ここからは当社グループの製品や事業についてご紹介いたします。
三菱重工グループには、エネルギー、環境関連、基盤産業、航空機、防衛、宇宙事業の3つの事業領域があります。
また、横断的な組織として、総合研究所、デジタルイノベーション本部、知的財産部といった部門があり、それぞれの事業を支えています。
それでは、各事業について詳しく紹介していきます。
まず、エナジードメインです。
エナジードメインは、まさに地球を動かす心臓部ともいえるパワフルな部門です。
当社グループがつくり出すエネルギーが、あらゆる産業を支え、人類の暮らしを豊かにするために貢献しています。
具体的に高い発電効率を誇る火力発電はCO2排出量を削減し、環境負荷の低減に寄与しています。
また、原子力発電はカーボンフリーなベースロード電源として低炭素化社会の実現に貢献しております。
このほか、大型船舶向けのターボチャージャーや各種搭載機で高いシェアを誇っている舶用機械であったり、燃費や騒音を抑えた最新型の航空機エンジンなどを製造しております。
次はプラントインフラドメインです。
このドメインでは、安心して暮らせる豊かな社会を創造する使命を担っております。
皆さんに馴染み深い製品として、東京のゆりかもめや神戸のポートライナーなど、無人運転静音設計のゴムタイヤを使った新交通システムが挙げられます。
この交通システムは国内だけではなく、アメリカやアジア等の国際空港でも人々の快適な移動を支えています。
プラント建設においては、肥料やメタノール、石油化学プラントを中心に、世界中の産業インフラを支えているとともに環境への取り組みにも力を入れています。
例えば、燃焼排ガスからCO 2を回収する技術を関西電力と共同で開発しており、そのプロセスを用いたCO 2回収プラントは世界ナンバーワンの実績を誇っています。
続いて物流冷熱・ドライブシステムドメイン/機械システムセグメントです。
このドメインは、皆さんの身近なところで活躍する製品が多いです。
例えば、新聞を印刷する巨大輪転機。ペットボトルのジュースの中身を充填する機械等も我々の製品です。
このように、私たちの日常の当たり前を支える機械や技術を提供しているのがこのドメイン、セグメントだとお考えください。
サーバーのシステムでは、家庭からビル、工場、地域冷暖房まで、地域社会に環境配慮したエネルギー効率の高い空調設備で快適な空間をつくり出しています。
また機械システムでは、東京ドームアトラクションズのビッグオーのようなセンターレス観覧車であったり、巨大煙突など、多彩な製品によって社会インフラを支えています。
次に、防衛宇宙セグメント、民間機セグメントです。
国家プロジェクトレベルで社会に影響を与えることができる仕事はそう多くはないかなと思います。ほかでは味わえない感動や達成感が得られる事業です。
三菱重工では、日本の宇宙開発の初期からロケット製造の中心的役割を担っています。
民間機事業では、皆さんご存知のボーイング社、ボンバルディア社、エアバス社など、世界の航空機メーカーに対して、航空機の要となる胴体や主翼、扉などを供給しています。
部品製造から構造組み立てまで一貫して製造に携わり、世界中の人々に快適な空の旅を届けています。
防衛事業についても、国の要請に基づいて戦闘機、ヘリコプター、ミサイル、艦艇、戦車など、数多くの防衛装備品の開発や生産、運用支援に携わっています。
最後に、シェアのテクノロジー部門を紹介します。
突然ですが皆さん、当社グループの製品は全部でいくつあると思いますか?
実は500種類以上の商品があります。これらの製品すべてをターゲットとして、横断的に活動するのがシェアのテクノロジー部門です。
まず1つ目は、知的財産部。一般に市場に出る製品は、特許権はもちろんのこと、デザインが関わる意匠権であったり、ワーク、ブランドなどの商標権などで守られています。
ここでは、知的財産権を駆使して、当社グループの事業や製品を守る役割を担っています。
さらに、事業や研究開発戦略と一体になったグローバルな、知財戦略の立案などにも力を注いでいます。
2つ目は、総合研究所です。
ここでは、従来の技術を新しく進化させ、製品精度の向上であったり、バリューチェーン強化に向けた研究開発を推進しています。
世界中の大学や企業、研究拠点などと連携して、常に最先端の知識を取り込む環境が強みです。
3つ目はデジタルイノベーション本部です。
当社グループは使う製品にICT技術を取り入れることで、製品をもっと賢くするというのが、デジタルイノベーション本部の役割です。
AIやIoTを駆使して、個々の製品の技術、開発手法を統合、共通化して、新たな付加価値を目指して競争力強化を図っています。
さて、ここまでは三菱重工グループの過去、現在について紹介してきました。
これからは、三菱重工グループの未来についてお話しします。
三菱重工が未来に向けて挑戦していること。それは2040年カーボンニュートラルを実現するMISSION NET ZEROです。
NET ZEROカーボンニュートラルとは、大気中に排出される温室効果ガスと、大気中から除去される温室効果ガスが同じ量でバランスが取れていることをいいます。
NET ZEROカーボンニュートラルの実現は、当社のみならず、全世界のテーマとなっています。
実際、125カ国1地域が2050年までにカーボンニュートラルを実現することを表明しています。日本もその一員です。
ここで注目していただきたいのは、世界、そして日本が2050年の達成を掲げているのに対して、当社グループは2040年の達成を目指しているというところです。
世界の政府機関の目標よりも10年早い目標としているのはなぜか?
それは、世界中で2050年までにカーボンニュートラルを実現するためには、当社のカーボンニュートラルの技術を社会に実装するリードタイムが必要になってきます。
そのためには、2040年に技術を確立しておかなければならないのです。
世界のインフラを支えているからこそ、いち早く技術を進歩させ、確かな実績を生み出す。
それこそが、当社グループには求められています。
三菱重工グループでは、カーボンニュートラルの実現に向けて、エネルギーの供給側と使用側の両面からアプローチをします。
まずエネルギーの供給側は、発電所をはじめとしたエネルギーをつくる設備が対象となります。
ここに新たな技術を提案し、エナジートランディションを起こしていきます。
一方、エネルギー使用側は、各種交通インフラや企業、一般家庭に対して省エネ、法効率、低炭素な技術を提供していきます。これを社会インフラのスマート化と呼んでいます。
カーボンニュートラルの実現に向けた過程を通して、より豊かな社会生活の実現に貢献します。
最後に三菱重工グループの仕事や職場環境を少しでもイメージしていただくために、求める人材像、職種、教育、福利厚生等についてご紹介いたします。
まずは求める人材像です。
ここに示しているA、B、Cですが、それぞれActive、Balanced、Creativeを意味します。
三菱重工グループは、幅広い産業で事業を展開していますので、社員の活躍の場も多岐にわたります。
ただ与えられた目の前の課題を解決するだけでなく、課題を自ら探し出せる人。
そこに面白さを見出せる人材が必要です。
さまざまな価値観やバックグラウンドを持った仲間と一緒に未来を目指して挑戦し続ける方を求めています。
次に、職種の紹介の前に少しこちらをご覧ください。
この写真のように、最終的に目に見える製品としては大型の機械や装置になりますが、それらを動かすシステムであったり、サービスのスキームなど、目に見えないものもつくり上げています。
そのため、機械や電気の知識はもちろんのこと、ご覧の通り、理系全般の知識が活かせます。
また三菱重工グループではビッグプロジェクトを行うことが多いのですが、いずれのプロジェクトにおいてもさまざまな職種の技術系社員と事務系社員がタッグを組んで仕事に取り組んでおります。
また、各事業所において、事業の業務センターが文理問わず、多様なバックボーンを持った人材が結束して、専門知識を生かして社会課題に挑んでいます。
以上を踏まえて、まず技術系職種を紹介します。
研究開発、設計、生産技術・管理、現地建設、品質保証、システム開発、知的財産、サービスエンジニア、これらの多岐にわたる役割が求められています。
当社は機械系のイメージが強いかもしれませんけれども、多岐にわたる当社ビジネスを支えるのは総合力であり、先ほど紹介した通り、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が幅広く活躍しています。
次に、事務系社員の職種です。
営業や資材調達、経理、財務、法務、人事労務、総務などの職種があります。
当社は理系の会社と思われがちですけれども、文系の社員が活躍する場も数多くあることがおわかりいただけるかなと思います。
なお、障がいをお持ちの方についても、これらの技術系職種、事務系職種の選考を受け、入社後は障がいに対して必要な配慮を受けつつ、職場で活躍いただくケースももちろんあります。
ただ我々としては、ダイバーシティ、インクルージョンの観点から、例えば障がい者雇用の領域では、それぞれの個性に合わせて柔軟に活躍できる環境づくりを進めたいと考えています。
そのため、次のページでは、障がい者雇用として取り組んでいるものを紹介いたします。
まず、職場配属を前提とする技術系、事務系社員の職場配属を前提とする点では、技術系と事務系という点から職種と変わりはありません。
一方で、業務内容については、配属部問題で一般事務業務、具体的にはパソコンでのデータ入力、社内外で必要な書類作成、処理、整理、もしくは郵便物の仕分け、発送、電話応対、来客対応などの仕事をしていただくイメージです。
具体的に業務の範囲を定めているわけではありませんが、活躍の状況や本人の希望等によっては、技術系、事務系職種のように、さらに専門性や業務範囲を広げて活躍するということも可能です。
そもそも障がいの有無に関わらず、人には必要とする配慮があると私は考えておりますし、事情もさまざまだと思います。
確かに会社から配慮できること、できないことのフィードバックはあるかもしれませんけれども、大切なのが、自分自身を理解して、コミュニケーションを通じて相互理解を深めることが何よりも大事だと思っています。
次に、業務センターについて紹介します。
こちらは先ほどの各職場への配属とは異なり、各拠点、工場にある業務センターという組織に配属し、センターにいる指導員から業務指導を受けながら仕事を進めていくというものです。
まず業務センターとはどのようなものか、少しご紹介させてください。
当社では、先ほどお話の通り、それぞれの個性に合わせて柔軟に活躍できる環境づくりを進めたいと考えておりますので、一部の拠点を除いて、2018年以降、各拠点に業務センターを立ち上げております。
なお未設置拠点についても、2025年度に向けて設置対応をしているところです。
業務内容について、現状では各拠点のニーズを踏まえて、長崎では事務サポート業務、ほかの拠点では構内美化業務を中心に実施しています。
また、今年の1月からは本社地区でも、事務サポート業務をする組織が立ち上がっております。
立ち上がってまもない組織ですので、今後のメンバーの頑張りによって活躍の場が広がっていく可能性が十分にあると考えます。
指導員を介して、具体的に作業レベルに落とし込み、指示を受けることができる。
そういった点で安心して仕事ができる環境が整っているということが特徴かなと思っています。
なお、まだ実績はありませんけれども、先ほどと同様、活躍の状況や本人の希望等によっては、一般部門へ移動して、さらに専門性や業務範囲を広げて活躍することも可能と考えています。
こちらは、事務サポート業務を行う社員の1日の流れを示したものです。
こちらについては各工場において、清掃業務等を中心に行っている一日の流れを書いたものです。
当社では、社員が豊かな人生を歩む、楽しむことが組織を強くすると考えています。
そのため、あらゆるところに人を思う伝統が息づいているのが特徴かと考えています。
例えば、ライフイベントからの早期復帰であるなど、キャリアを中断させない支援策として、育児休業や育児勤務はもちろんのこと、在宅勤務制度、フレックスタイム制度のコアタイムの廃止、配偶者の海外赴任に伴う給食制度などを充実させています。
また、豊かな人生の実現に向けて、寮社宅や住宅補助といった住居制度、財形貯蓄やクラブ活動といった福利厚生も充実しています。
こうした法定を上回る各種制度や独自制度の拡充に努めてきた結果、当社は、女性活躍推進企業を評価する「えるぼし」「くるみん」といった認定を取得しています。
三菱重工グループでは、社員が豊かな人生を楽しむことが組織を強くすると考えております。
この考えは、今始まったことではなくて、ずっと以前から続く企業風土です。
こちらは多様な働き方の尊重という観点で、仕事と出産、育児、介護などの二者択一を迫られることなく働き続けて、キャリアを形成できる環境整備を整えていますが、そういった流れを表示したスライドになっております。
なお、ちなみに現在、育児休業取得後の復帰率は98%となっております。
こちらは働く環境を示したものです。
当社ではコロナ以前からも在宅勤務制度がありましたが、コロナ期間中は特に出社と在宅勤務のハイブリッドスタイルが定着しておりました。
去年の5月に新型コロナの感染症法上の位置づけが見直しとなりましたが、そのことを踏まえて、原則としては出社を原則とした働き方をしましょうということになりました。
しかしながら、在宅勤務制度が廃止となったわけではございませんので、今後もそれぞれの業務内容、ライフスタイルに応じて、フレックスタイム、在宅勤務なども織り交ぜながら、柔軟な勤務が可能です。
当社は、長期休暇を存分に楽しむということが大事だなと考えております。
当社ではメーカーですので、ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始といった長期連休については比較的長期間の休みが取れることになっています。
こちらにリフレッシュ休暇という言葉がありますが、当社では勤続10年目から5年おきに、通常の有給休暇に加えて5日間、リフレッシュ休暇が付与されます。
こちらの方の場合は、10年目のリフレッシュ休暇を休日にくっつけることで、長期バケーションに出かけたそうです。
日頃頑張っている自分へのご褒美でしょうかね。
当社グループは、障がい者スポーツへの取り組み支援についても積極的に行っております。
業務をしながら、障がい者スポーツの全国大会やパラリンピック出場を目指している社員が社内におります。社としてもですね、そういった方について積極的にサポートしております。以上で、会社概要の説明を終わります。
皆さん、出席票の提出がまだの方は左下のところから、提出をお願いいたします。
では、質問がある方は質問箱のほうに質問をよろしくお願いいたします。
では一つずつ紹介していきます。
「2022年、もう既に卒業されている方については対象でしょうか?」というご質問です。
あくまで今回はですね、2025年度卒業の方の紹介をさせていただいておりますけれども、その方々と同じ選考ステップを踏んでいただくということを理解いただければ、お申し込みいただくことは可能だと考えてます。
また障がい内容についてはですね、「精神発達障がいなど、身体障がい以外の方の採用実績はありますか?」というご質問です。ご活躍もちろんいただいております。
職種については人それぞれというところではありますけれども、一般部門での障がいへの必要な配慮を受けながら、ご活躍をいただいているケースが多いかなと考えております。
あと、英語力についてのご質問をいただいております。
英語力については具体的な、例えばTOECが何点であるとか、TOEFLスコアが何点であるとか、当社としては求めておりませんが、あるに越したことはないと思っておりますので、皆さん、今学生でいらっしゃると思いますが、ぜひ英語もそうですし、ほかの勉学についてもしっかりと知識を身に付けていただけたらと思っております。
そういった知識というのは、入社されてからもきっと役に立つだろうなというふうに思います。
社風について。「社の文化について教えてください」というご質問いただいております。
なかなか難しいですけど、私が一言でお答えするとなると非常に責任感を持った人間が多いかなというふうに思っています。
先ほどのABC人材のところでも紹介いたしましたけれども、やはり課題を自分事として捉えて、挑戦するという人間が多いかなというふうに思っております。
決して他責的にこの仕事は私の負うものではありませんという方はある種、割合少ないような気がします。
やはり非常に社会的責任が大きい事業をやっていますので、言い方を変えれば、みんなが、プライドを持って仕事に打ち込んでいるという言い方もできるかなというふうに思います。
あと障がいのある方の雇用状況ですね、「雇用率はどれぐらいでしょうか?」というご質問いただいております。
率で申し上げますと、今2.5%超というところですが、人数で表すと500名を超える人数の障がい者の方が活躍しております。
どうしても当社、現場の方や設計事務所部門の方を含めていろいろな方が活躍しておりますので、そういったところから非常に多い事業に活躍いただいてます。
その中で、障がい者の方は500名超というところで任務をいただいているという状況です。
ほかにはご質問いかがでしょうか。
あと技術系の採用でご入社いただいた場合は、「希望したら異動はしやすいでしょうか?」というところですが、まずこの異動については我々、私も含めてなのですが、ご入社いただいた後に、1年に1回、皆さんと上司でキャリアについて話し合う場があります。
そこで、ご自身のキャリアのイメージ、そこは異動希望を含みますが、それを上司のほうと話し合って共有して、その異動希望を伝えることで異動調整がされるケースもあります。
もちろんですが、異動というのは本人の希望のみでできるものばかりではないので、会社の状況であるとか、ご本人のスキルアップに繋がるかどうかといったところを踏まえて、連携をし、調整をするというところですね。
ですので、やりやすいかどうかという意味では、希望を伝えて、その内容を考えてくれる環境はずっと整っているのではないかなというふうに思っています。
転勤についてですが、これはあり得るかなと思っています。
どういう人があり得るかと言われるとなかなか難しいのですが、基本的に一つの勤務地で、一つの職場でずっと定年まで勤め上げるというケースのほうがレアな気がします。
ただ勤務地、場所で言いますと、障がいの往診であれば、障がいをお持ちの方であれば、その障がい内容に寄り添った対応というのは十分可能というふうに考えています。
では時間になりましたので、本日のWEBセッション、これで以上とさせてもらいたいなと思います。
今日は皆さん、短い時間ではありましたけれども、ご清聴くださいまして、どうもありがとうございました。
- 森永製菓
- 食品
- 3/2配信
【岩崎】はい、皆さんこんにちは。本日は、森永製菓の企業説明会ということで、お時間をとっていただいてお集まりいただき、ありがとうございます。
本日は限られた時間にはなりますが、少しでも皆さんに森永製菓のことについて知っていただく時間にしたいと思いますので、よろしくお願いします。
私の説明のあとに、できる限りいただいた質問にお答えする時間も取りたいと思いますので質問ある方は、どしどし質問のボタンからよろしくお願いします。
では早速入っていきたいと思います。
初めに出席票についてお願いになります。出席の表明となりますので、オレンジのバナーが出ているかと思いますが、そちらより出席票の提出をよろしくお願いします。
まず自己紹介ということで、私は森永製菓の人事部の岩崎と申します。
よろしくお願いします。
いろいろ年齢、趣味、卒業学部、それから家族構成なんか上に書いてますが、ここは一旦割愛しまして、入社後の経歴について簡単に触れておきますと、私は2013年に入社をしています。入社のときは、研究開発系の総合職、いわゆる研究員として入社をしまして、そこでいろんな商品の研究とか開発とかをやっていたのですが、この2023年4月から、もうすぐ来て1年になりますが、人事部に異動になりまして採用業務等々をさせていただいているという、そういう経歴です。ちょっと珍しめの経歴にはなりますが、ご参考までに紹介しておきます。
本日の内容についてですが、本日は森永製菓の事業内容について、どんな商売をしているのか、それから企業理念についても触れたあと、お仕事の内容の説明をもうちょっと具体的にしたあと、最後に、環境制度なんかにも触れたいと思います。こんな構成でいきたいと思います。
では早速、会社概要から説明したいと思います。上にいろいろ書いているのですが、創業は1899年ということで結構、歴史のある会社となりまして、今創業120年を超えて124年目というぐらいの歴史になります。
下に載ってるグラフは、赤の折れ線グラフが売り上げの推移でして、青の棒グラフが営業利益の推移を表しております。おかげさまで赤の折れ線グラフ、売上高については順調に過去最高売上を更新中だったり、営業利益についても、昨今の円安などの影響でなかなか原材料が高騰したりとか、食品メーカーにとっては向かい風というか、なかなか厳しい環境の中ではあるのですが、業界トップクラスの高利益率をキープしているということで、皆さん、もし縁があってご入社いただいたときには安心して働いていただける環境が整っているかなと思います。
続いて事業内容の詳しいところです。森永製菓という名前がついているように、お菓子の会社のイメージが強いかと思うのですが、お菓子以外にもいろいろやっていますというご紹介です。
例えば、これが今一番イメージしやすいところではあると思うのですが、菓子食品部門、チョコレートやら、ハイチュウなんかに代表されるキャンディとか、あとビスケットとか、キャラメルとかもいろいろありますし、ココアとか甘酒とか、そういう食品部門もやっていますので、ここがイメージしやすいかなと思います。そこに加えて、冷菓部門、アイスもいろいろ持っていまして、「チョコモナカジャンボ」なんかは結構皆様に親しんでいただいてるのかなと思いますし、それ以外にもいっぱいアイスの商品を持っております。
それに加えて、健康部門ということで、「inゼリー」とか、inバーとか写真が出ていますが、こういうゼリー飲料を中心にinブランドを展開する健康部門がありまして、健康部門の中にはちょっと「inゼリー」とかの下に書いてる美味しいコラーゲンドリンク、ちっちゃいドリンクが3種類ぐらいあります。皆さんあんまり馴染みがないかもしれないですけど、通販限定で、こういう健康飲料もやっていますので、意外と幅広く事業を展開しているということになります。
いろいろ持っていると、何がいいのか?と言いますと、例えばアイスしか持っていない会社のことを想像していただくと、今年の夏は結構気温が例年より低くてアイスの売り上げがあまり伸びませんでしたといったときに、会社の業績がもろに打撃を受けてしまうんですが、いろいろ持っていると、そんな状況の中でも今年の夏はチョコレートが例年より売れましたとか、いろんなカテゴリーがあるので、それをカバーし合える。ちょっと調子が悪いところもあれば、その分調子がいいところもあるということで、安定した業績に繋がりやすいかなというのが利点の一つかなと思います。
続いて歴史について簡単に触れていきますが、先ほど言ったように1899年に創業していまして、創業者の、日本の子どもたちに栄養価のある美味しいお菓子を届けたいという熱い思いとともに創業しています。
日本にこれまでなかった西洋菓子を普及させるということで、ここに左下にある森永太一郎という人が創業者なんですけれども、パイオニアスピリット、先駆者的なスピリットで、創業しまして、今もそのスピリットは引き継がれています。
続いて企業理念について触れていきたいと思います。私たちの企業理念は、使命としてこういうものを掲げております。
読み上げますが、「森永製菓グループは、世代を超えて愛されるすこやかな食を創造し続け、世界の人々の笑顔を未来につなぎます」という、こういう使命を社員一同大事にしております。
次のページに森永製菓の企業理念全体像を書いているのですが、このピラミッドの一番上が先ほど私が言った大事な使命になります。その使命をもうちょっとブレークダウンしてわかりやすく5つぐらいの要素に分けていったというのが下のほうに続いているのですが、
下の私たちが大切にする思い、バリューと書いてあるところ、これも5つぐらいの要素から構成されているんですが、そこに共通する要素として、利他の精神というのがあるかと思っています。
創業者の、日本の子どもたちに美味しくて栄養価のあるお菓子を届けたいというのも、そういう利他の精神に基づいていますし、社員一同、今でもこの利他の精神を大事に仕事をしていますので、この利他の精神とか、企業理念全体像は、ホームページにも載っていますので興味が出てきた方はぜひ調べていただいたら嬉しいなと思うんですが、こういう利他の精神とか企業理念に書いてある言葉について、共感いただける方は森永製菓と相性がいい方なのかなと思っております。
ちょっと駆け足ですが、次は今後の事業展開、全社戦略について紹介しておきます。
『森永製菓グループは、2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わります。』という宣言を今しておりまして、ウェルネスカンパニーというと、皆さん何となくイメージしやすいのは、体に何か栄養価などがいっぱい詰まった商品をどんどん増やしていくんですねというイメージあるかと思います。もちろんそういう体の健康についてもそうなんですが、我々が森永製菓グループが、ウェルネスについてどう考えているかといいますと、心、体、環境の健康3つひっくるめてウェルネスというふうに捉えております。
ですので、体にいいものをつくるだけではなく、心に対していいものですとか、昨今、環境についてはもちろん大事にしていかなければならないというところで、心・体・環境の健康を大事にしていく。それをお客様や社会に届けるというのはもちろんなのですが、森永製菓で働く我々従業員も、この心と体の健康が満たされた状態というのが、ウェルネスカンパニーの条件だと思っていますので、外に対しても、中で働く従業員に対しても、こういったいろんな健康を届けていくというのが2030年のありたい姿だと考えております。
心の健康というと何かイメージしづらいというか、体の健康よりとっつきづらいところがあるかと思いますので、いろいろ今、取り組みを進めているところなんですが、一つ紹介しておくとジャンボスマイルプロジェクトというプロジェクトを今、進めております。
このジャンボは「チョコモナカジャンボ」のジャンボなんですが、このアイス製品ですね。
お陰様で、単品売上日本でナンバーワンのアイスなんですが、この最中のパリパリ食感を食べていただいたことがある方はわかっていただけるかもしれないですが、最中のパリパリ食感がお客様に受け入れられて、売り上げナンバーワンになっていると考えています。
そういったパリパリ食感は、何となくパリパリしてたら美味しくて、なんか嬉しいよねっというのはわかるかと思うんですが、それが本当に真の意味で心の健康に繋がってるのかというところを突き詰めて研究してるという内容で、これは右下に絵があると思うんですが、少しわかりづらいんですが、頭にいろんなセンサーなんかをくっつけた状態で、チョコモナカジャンボをパリッと食べていただく。そのときに脳波なんかをいろいろ計測していますので、この脳波の組み合わせが出ているということは、心が無意識に喜んでるよね、パリパリを食べて喜んでるよね、というのを証明できるという、そういう取り組みを行っています。
なかなかここまで踏み込んだパリパリの研究なんかは珍しいんじゃないかなと思うんですが、そういった面から心の健康についてもアプローチしているところです。
わかりやすい例として紹介させていただきました。
それでは2030年にウェルネスカンパニーに生まれ変わるために、いろいろ大事にしてる事業、特に4つほどあるんですが、今日はその中から2つ紹介しておきます。
一つは先ほども触れた「inゼリー」に代表されるin事業ですね。
「inゼリー」の成長加速というのを考えていたり、あとinバーもどんどん拡大していこうというところとか、新たな食の創造ということで、ゼリーとかバーだけではなく、まだ皆さんあんまり見たことがないかもしれませんが、右下にあるような新しい缶の飲料ですとか、右下の左は、パンに塗るジャムみたいなのが入ったinスプレッドみたいな、あまり聞いたことのない商品なんですけれども、こういう商品もテスト的に発売をしてどんどんinの事業を拡大していこうとしております。
米国事業にも力を入れていこうとしていまして、皆さんご存知の方おられるかもしれないですけど、森永製菓の「ハイチュウ」がアメリカですごい人気になってどんどん売り上げが上がっているという状態です。この売上増加、利益の増加というのをどんどん今後も続けていくというのももちろんですが、このハイチュウに続く第2の柱として、この左のほうにあんまり見覚えのない「inゼリー」みたいなやつがあるかと思うんですけど、これ「Chargel」というね。「inゼリー」のアメリカバージョンを今度はアメリカで広げていこうという作戦も考えております。
アメリカは、今こういう「inゼリー」のようなゼリー飲料の商品ってほとんどないというふうに言われていまして、そういう市場のチャンスがあるので、日本で普及してる「inゼリー」なんかもアメリカでもっともっと普及させて、第2の柱にしていこうという、そういう米国事業の計画があるので紹介させていただきました。
続いて2030年に向けて森永製菓、これもすごく大事で経営戦略の根幹に据えている方針があるんですが、ダイバーシティの推進というところですね。ダイバーシティのポリシーとして、「一人ひとりの個を活かす」というポリシーを策定して、今取り組んでいまして、要は同じような個性の人ばかりではなく、いろんな個性の人が一つの組織に存在するほうが、その人たちの違った視点、違った意見というのを組み合わせることで、どんどん新しい価値、イノベーションを創出し続けられるということにつながるのではないかという考え方をすごく大事にしてまして、いろんな研修を実施したり、そういったところを強化していこうというところなので大事な要素としてお伝えさせていただきます。
続いて森永製菓の仕事内容、具体的なところを触れていきたいと思いますが、これは森永製菓、食品のメーカーなので、そこでよくある仕事の流れとしては左上のマーケティング企画部門から仕事がスタートしまして、こういう商品をつくりたいというアイディアが出たら次は研究開発部門の私もいたところですが、研究所がそのアイディアを実際、形にするために、まずは試作品をつくるという作業があります。
いい試作品ができたら、今度は生産部門がそれをスケールアップして、全国で量産できるような体制を整えます。
その後、全国に届けられるような商品が出来上がったら、その商品を営業部門がお店に商談をして導入をしていくということになります。そこで初めて店頭でお客様に商品を手に取ってもらって、そこでいろんな反応が返ってくるわけですね。
売上高とか、あとはSNSのいろんな声なんかを、また企画部門が収集して分析して次の開発に生かしていくということで、この一連のサイクルがぐるぐる回っていくというのが、森永製菓のよくある仕事のパターンかなと思っております。
ここで、今回募集している職種についてご案内させていただきます。
障がい者手帳をお持ちの方向けについての説明をさせていただきますが、障がい者手帳をお持ちの方に対しては、ここに書いてある4つのコースを今募集しております。
事務系総合職の中で3コースあります。
セールススペシャリストコースというのが、主に営業で自分のキャリアをどんどん積み重ねていくというコースですね。
それから、事務系総合職の2番目、マルチタレントコースについては、最初の配属は営業になることが多いんですが、その後、営業でそのままキャリアを積んでいくもよし、私がいる人事部もそうですが、他にもいろんな部署あると思います。広報の部署とかマーケティングの部署とか、海外関連の部署とか、いろんな部署があるのでそういった部署でマルチに活躍していただくというのがマルチタレントコースになります。
あと事務系総合職の3つ目として経理・ITコースというのもあります。
これは経理とかITの勉強を専門的にされている方が入社後、その専門性を生かして関連部門で活躍いただくというコースです。
それから、私もこちらの出身ですが研究開発系総合職ということでアイディアを形にする試作品をどんどんつくって、それを全国でつくれるようにしていくという研究開発系総合職も募集しております。
これらの4コースを、先ほどの仕事の流れに当てはめるとこのような形になりますね。
マルチタレントについては企画部門をはじめ、いろんな部門で活躍いただいたり、営業部門で活躍いただいたり、それからセールススペシャリストについては営業部門で主に活躍いただく。
それから研究開発系総合職については企画部門と一緒にアイディアを形にするところを担っていただくという、そういった位置関係になるかなと思います。
経理ITコースは、この流れに直接関わっているわけではないのですが、ここの流れをどんどん効率化したりとか、会社にとって欠かせない経理部門の仕事を担っていただくというイメージですね。
キャリアステップの例としては、一つずついきますと、セールススペシャリストコースはいろんな視点とか、場合によっては本社の営業部なんかも経験して、営業でステップアップしていただくというコースです。
マルチタレントコースについては、最初の配属が営業になることが多いですが、営業の部門、それから本社の人事部とかマーケティング部とかいろいろ書いていますが、いろんな部門でマルチに活躍いただくというイメージです。
経理ITコースは、入社のときから、経理、経理系の部門、それからIT系の部門など、複数ありますので、グループ会社も含めてそういった部門で自分の専門性を高めて活躍いただくというイメージです。
研究開発系総合職については、原則、研究所での配属になりまして、その中で研究所にもいろんな部門があるので、そこで異動をしていただいたりとか、場合によっては研究所での経験を活かして、この下の例ですが、品質保証部なんかの関連性の高い他の部署に異動して活躍いただくというケースもあります。
これは全国の事業所ですが、主に営業の支店が全国にありまして、北は北海道から南は九州まで存在しますということで、簡単に紹介させていただきました。
最後、環境制度について触れていきます。
いくつか紹介しますが、一つは地域限定社員という制度があります。原則として転居を伴う転勤は行わず、今いるエリアで専門性を活かして業務を遂行するという従業員の区分がございます。
適用には条件がありますが、ご本人の病気や障がいもこれに適用条件に入りますし、ご家族の病気や介護であったり、子どもの育児というところが必要な事由があると転勤が伴わない地域限定社員を選ぶということも可能です。一点注意点として給与の減額が、その人のステータスに応じてあるんですが、そういった制度も選んでいただけるということをお伝えしておきます。
テレワークとフレックスの制度も導入しておりまして、テレワークは在宅で勤務する。フレックスは9時~5時半みたいな決まった時間以外にも柔軟に働いて、時間に対して柔軟に働いていただけるという制度ですが、それらの組み合わせもできますので、例えば下の例で言いますと、この日は朝から在宅で勤務をします。それから例えばお子さんの保育園の送り迎えですとか、その他だとご本人の病院に行く用事があるとか、そういったところで用事のため業務中断をするということもできます。
その後、用事が終わったので引き続き自宅で勤務を続けますという、そういう組み合わせもできますので、柔軟に働いていただける環境が整っているかなと思います。
あと、フリーアドレス制度というのもありまして、出社した場合、社員が個々に固定席を持たないようなオフィススタイルでして、実際、写真は森永製菓の社内の写真を貼ってるんですけど、こういうオフィススタイルもどんどん取り入れております。
ちょっと駆け足になってしまいましたが、最後、出席票についても、再度ご案内させていただきます。
出席表明となりますので、今出ている画面上のオレンジのバナーから出席票の提出をぜひともよろしくお願いします。
というわけで、かなり駆け足で私のほうで喋ってしまったのですが、これから残った時間は、いただいた質問がいくつかありますし、今から質問をどしどし送っていただけると嬉しいのですが、私のほうで、質問にも答えていきたいと思います。
いくつかいただいてるうちの一つが、英語力を活かせる仕事および部署はありますでしょうか?というご質問いただきました。ありがとうございます。
はい。英語力を活かしていただける仕事はいっぱいあるかなと思います。
一番わかりやすいのが、先ほど、アメリカでの事業についても説明しましたが、森永製菓はアメリカをはじめ、数カ国、複数の国で、事業を展開していまして、特にアメリカなんかは力を入れているところなんですが、そちらでわかりやすいのは駐在という海外事業部がありまして、そこに所属しながら現地に駐在して現地の現地法人で働くということもありますし、それだけではなくて、日本にいながら、海外事業部に所属をして、その事業部からたまに出張に行ったりとか、出張に全員が行くわけではないんですが、海外事業についての業務を行うということで、ここで海外とのやり取りが頻繁に発生するので、お持ちの英語力もいかんなく発揮していただけるかなと思います。
それから研究。私も研究所出身ですが、研究所なんかも、海外の取引先なんかもありますので、そういったところとやり取りをするとき、その技術的なディスカッションをするときなんかは、英語力があったほうがよりスムーズに意図を汲み取りやすいというところもあるので、いろんな職種、海外事業部だけにとどまらず、いろんな職種で英語力生かしていただけるかなと思います。
ありがとうございます。
あと経理ITコースは大学でそれを専門に学んでいない人でも応募可能ですか?というご質問ですね。
これについては応募資格というところに経理、ITの専門的に学んでる学部に所属しているみたいな縛りはありませんので、仮に所属してない方でも、独学でちょっと勉強中です。みたいなところも含めて応募可能となっておりますので、何より大事なのはそこに対する学ぶ意欲なのかなと考えていますので、選考の中でそういった意欲を存分に伝えていただけるといいのかなと思います。
他にもいくつかきてますね。
26年度卒の方が森永さんのマイページはもう登録して問題ないでしょうか?というご質問をいただいていますが、申し訳ございません。今は、マイページを開設しているのは、25年度卒の方向けに開設していますので、26年度卒の方については、まだ開設はしてないんですが、開設され次第、登録いただけますので、今のところはマイページ登録まではしていただけないのですが、開設をお待ちいただければと思います。
時期については、今、まだ未定になりますので、明確にお伝えできず、恐縮ですがよろしくお願いします。
はい。必要であったり持っておいたほうがいい資格はありますか?という質問もいただいています。
いろんな職種があるのですが、すべての職種において、この資格が必須であるとか、この資格はあったほうがいいという決まった資格は特にありません。
ですので、それがあったから特別有利になるなんかもあんまりないんですが、どちらかというと、ご参加いただいている皆さんは学生の方ですので、その学生生活の中で何を学んだかとか、どういう姿勢を大事にしているかとか、そういったところが選考の中でも重視されるポイントかなと思いますので、もちろん、経理系、IT系に代表されるように、資格を持ってると、専門性を持ってることがわかりやすく伝わるのでそういう点でプラスになることはもちろんあるのですが、具体的にどの資格ですとかそういったものは、特段ありませんので、何か資格を持たれてる方は、エントリーの時に、それから今後の選考で、伝えていただければいいかなと思います。
追加の質問ですね。
マルチタレントコースで、いきなり入社直後に人事総務広報などの仕事に就くことはできますか?という質問をいただいています。
こちらは、先ほどの説明の中で、最初は営業になることが多いというふうにお伝えしたんですが、それは原則そうというご説明にはなってしまうのですが、特に障がいをお持ちの方々については、車の運転が難しいので、ちょっと営業職は難しいみたいな事情、それぞれにあるかと思います。
そういった方に関しては、絶対営業しか最初は就けないということはありませんので、その方の状況に応じて、配慮ができますので、人事、総務、広報なんかを書いていただいていますが、そういった職種に就いていただく可能性もゼロではありません。
その人の状況に応じて、そういう可能性も検討していくということになりますので、絶対営業だとか、絶対営業以外に就けるということは特に決まっている状態ではないんですけど、その方のお持ちの障がいの状況に応じて適宜判断していくということになります。
ですので絶対営業しないといけないという断言まではしていないので、その点はご安心いただけるかなと思います。
状況に応じて判断していきたいということですね。
チャットのほうにもいくつか質問をいただいていますね。
障がいをお持ちの社員の方の周りの雰囲気はどのようになっているのでしょうか?ということですね。
これは皆さん気になるところ多いかなと思うんですけれど、森永製菓を特に障がいをお持ちの社員に対して、もちろん必要な配慮はしますというのは当然あるんですが、過度にその方に対して、仕事を限定するということはしていませんので、必要な配慮をした上で、それ以外の業務については、他の社員の方々と同等に活躍いただいて業務も同等に振っていくという、そういうイメージになるかなと思います。
なので、過度に配慮し過ぎるみたいなことはなく、周りの方と同じように仕事を持っていただいて、同じように活躍いただくというふうになっていますので、その配慮の空気がすごい過剰にあるみたいなことはないので、どんどん他の人と同じように活躍していただきたいという方が多いかなと思いますし、周りもそういう目で見ているかなと思います。
あと、障がい者の方のエントリー方法は、一般の人と同じでしょうか?という質問ですね。気になられている方も多いかなと思うんですが、こちらは障がい者手帳をお持ちの方向けのコースというのが、選んでいただける状態になっております。
ですので、そういったところから入っていただいてエントリーをしていただくということになります。
詳細は、マイページ等々でご登録いただいたあとに説明があるので、そちらを参照いただければと思います。
時間がかなり限られてきていますが、私が仕事を行う上で特にこだわりを持っている点について、こちらは当たり前のことではあるんですが、当たり前のことを当たり前にやるというのが簡単なようで結構難しい要素かなと思っています。
締め切りを守るとかそういう当たり前のことも含めてなんですが、そういった積み重ね、当たり前のことが当たり前にできるという積み重ねが、周りに信頼される、信頼していただくという大事な要素になってくるかなと思いますので、そういったところは基本的なところですが、そこを外さないように日々取り組んでいるというのが、仕事上の大事にしているこだわりかなと思います。
それではいっぱい質問いただいていましたが、答えきれなかった方、申し訳ありませんが時間いっぱいになりましたので、森永製菓の企業説明会はここまでとさせていただきます。
本日は、貴重なお時間使ってご参加いただきありがとうございました。
では失礼します。
ありがとうございました。
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 証券
- 3/2配信
【若林】皆さんこんにちは。それではお時間になりましたので、三菱UFJモルガン・スタンレー証券会社説明会を始めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
本日30分という限られた時間でございますので、我々が属している証券業界について、そして当社について、皆さんにお伝えできることをしっかりお伝えできればと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず私の自己紹介になります。三菱UFJモルガン・スタンレー証券人事部採用育成課、若林と申します。よろしくお願いします。
経歴ですが、こちらに記載の通りでございます。2016年に入社しておりまして、現在8年目となっております。当初、名古屋支店営業第三部という部署に配属となりまして、証券営業従事しておりました。そして2020年、4年経ったところで同じ名古屋支店内で異動しておりまして、こちらがフィナンシャルアドバイザリー第2部という部署に異動しております。
こちらの部署ですが、主に銀行のお客様に対して証券コンサルティングを提供するという、銀行と証券の共同の専門部署に置いておりまして、そちらで営業活動に従事しておりました。
そして2023年記載ありますけれども、昨年10月にこちら人事部のほうに異動してきたという経緯がございますので、もし私について何かご質問等ございましたら、後ほど質問のご回答のお時間を設けたいと思いますので、質問ボックスのほうにいただければと思います。よろしくお願いいたします。
そして、今日ライブ配信というところで、こういったプログラムで進めていこうと思っているんですけれども、チャット機能もございます。というところで、もしよろしければ「初めてだよ」という方もいらっしゃるかと思うので、チャットのほうに、例えばご自宅たりどちらからご視聴されてるかというところを書き込んでいただけると、ちょっと私の励みにもなりますので、テストを兼ねて試してみていただければと思います。
こちらの説明のときに何か疑問に思われたり、感想を思われたことを書き込んでいただいてもいいですし、ご質問としては、質問のボックスのほうにいただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
では、本日のプログラムとありますけれども、証券会社の社会的意義、そして証券業界について、3番として当社について、最後採用情報というこういったプログラムでお話を進めていきたいと思います。
では、まず一つ目証券会社の社会的意義として、役割部分についてお伝えしていきたいと思いますが、まず金融機関の役割というところでこちらのスライドをご覧なっていただければと思います。
証券会社、金融会社でございます。金融というのはお金を融通することとなっておりますけれども、こちら図にある通り、左側に企業さん、資金調達とありますけれども、いろんな活動において当然ながら資金が必要になってくるわけですけれども、そういったときに金融の会社にご相談をいただきますと。
右側に個人・法人の記載がございますけれども、資金運用とありますが、皆さん、ご預金だったり、ご余裕資金がある方々とつなぎ合わせるのが我々の仕事というところです。
当グループ三菱UFJフィナンシャル・グループを例にとって、こちら記載しておりますけれども、まず上側、赤枠であります間接金融。こちらについて簡単にお伝えしますが、例えば弊グループであれば、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行が該当いたしますが、まず企業さんが資金を欲すると、必要としている場合、ご相談いただくと融資という形で、要は「お金をお貸しできますよ」と。
当然ながら借金に企業さん側からするとなりますので、「利息がつきます」というところで、こういったやり取りがなされます。この元手となる部分は右側、皆様のご預金。実際預金口座をお持ちでいらっしゃるかと思いますが、その預金がどういった企業さんにどういう用途でというところは、皆さんは実際目にすることはないかと思うんですけれども、こういった銀行さんだったり信託銀行さんとしては、ここが元手になってくる。
で、銀行さん信託銀行さんから実際お預けいただいたご預金に対して利息をお支払いすると。こういう関係値がそれぞれ成り立っておりますが、間接的に皆さんと企業の方々を繋ぐというのが間接金融の役割でございます。
一方、我々証券会社、直接金融と青枠でございますけれども、今度企業さんは資金を調達する際に自分たちの会社の価値を証券化した有価証券を用いますというところです。
株式だったり社債とありますけれども、こういった発行のお手伝いを我々がいたします。そうして発行された証券を、今度は個人・法人の方々、今度は投資家になるわけですが、こういった方々にご案内することで投資が無事実行されますと、その資金が我々に入るということではなく、投資金が直接企業さんに流れていきます。そうして企業活動で出てきた分、例えば利益等から配当金・利金というものを還元していくと。この関係値をつくりますのが我々の役割となっております。
今の流れをもう少しわかりやすい図で表したものになりますけれども、まず企業さんが証券会社にご相談いただきまして、我々が投資家の方々にご案内すると。そして投資が実行されますと、設備投資、キャッシュアウトとありますが、例えば工場増設だったりとか、研究開発費に充てたりですとか、そこから販売とありますけれど、要は売り上げが生まれるキャッシュINというところで、そちらを元手に配当金利金というところが投資家の方に還元されてまいります。
チャットの書き込み、ありがとうございます。ご自宅からというところですが、引き続きもし何かあればこちら書き込んでいただくと、私も励みになりますので、よろしくお願いいたします。
説明を続けさせていただきますが、証券会社の役割というところでどういった部門がどういった対応をしているかという図になっておりますが、こちらでのご説明より次の各部門の細分化された図がありますので、そちらでお話しできればと思うので、今は割愛させていただきます。
ということで、各部門の役割、皆様にお伝えできればと思いますが、こちらが細分化した図になっております。
左側が企業さん、右側が投資家の方々という、この関係図が同じですけれども、まずいろいろなご相談を承るのが我々でいきますとこの青い部分、プライベートと書いてありますが、投資銀行部門、IBとよく言いますが、ここがまず窓口になっております。
経営財務戦略のアドバイスだったり、企業さんの買収に関わる案件のお手伝い、M&Aですね。そして、実際証券を使った資金調達を承るキャピタルマーケットだったり、不動産だったりという各部門がございます。
そうしてここの発行市場と呼ばれるんですね。このプライベート、発行市場というんですけれども、そこで発行されたものを今度、赤枠が投資家の方々にご案内する部門でございましてパブリックとあります。これ、流通市場と表現しますけれども、市場商品部門、そして営業部門とございますが、市場商品部門がこの機関投資家の方々、例えば信託銀行の方であったり、保険会社さんであったりという、プロの投資家の方々にソリューション提供を行っております。
そして、私も属しておりましたこの営業部門が一般投資家の方々。これはご法人様、個人様いらっしゃいますけれども、ソリューションの提供を行っていたというところです。
そして下側、リサーチ部門とありますが、マーケットは日々動いておりますというところで情報がとても大事になってくるので、これは企業さんだったり、投資家の方に随時ご提供しているという部門がございます。併せてちょっとこちらに記載はないんですけれども、当然ながら弊社のほうでいろいろ使ってるシステムの企画立案・運営のところをシステム部門という部署が担っていると、こういった各部門ございます。
続いて、証券業界についてというところで、各テーマお話しできればと思いますが、まず金融を取り巻く課題というところで7つテーマを挙げさせていただいております。
もちろん金融に限ったお話ではなく、日々のニュースでもご覧なっていただくところかなと思いますが、例えば超高齢社会というところで、直近団塊の世代の方々が続々とこの高齢のいわゆるエイジになられているというところで、より一層加速が進んでいるところですとか、直近物価上昇ですね。外食だったり、各食品もろもろいろいろ値段が上がって、加えて日本は円安でございますので、より一層拍車がかかっているというところでございます。
こういったところに対して、例えば預金の金利では当然カバーできることもなく、お給料もそう簡単に一気に増えるということでもないので、運用ニーズが高まっているというような状況でございます。
直近、株の上昇もあって、この失われた30年なんかもまたテーマとして上がってきておりますけれども、これから日本、この真ん中の貯蓄から資産形成というところが非常に重要なテーマになっておりますので、後ほど詳細をお伝えできればと思います。
続いて証券市場の魅力を皆様にお話しできればと思いますが、まずご参考情報として、こちらからお話しさせていただきます。こちらが何のランキングかといいますと、時価総額といいまして、時価総額というものは、企業さんが発行している株式の数と、株式の実際の価格、それを掛け合わせたものになっております。
要は企業さんの大きさと捉えていただいても構わないんですが、左側、1996年末、こういったランキングでございました。
馴染みある会社さんでいきますと、コカコーラさんが2位につけていたり、日本の会社さんですと4位にNTT、 5位にトヨタモータースさんありまして、6番、半導体パソコンにも入ってますけれどもインテルさん。7位にマイクロソフトさんなんていうところがトップランカーとしてございまして、昨年12月時点、2023年12月時点でどうだったかといいますと、ランキングが様変わりしております。
トップテンで唯一残っているのがマイクロソフトさんだけというところで、今、日本で最も時価総額が大きい会社さんはトヨタモータースさんになりますけれども、大体27位ほどというところでございます。こちらのこのマーケットバリュー、これビリオンダラーですけれども、なので10億ドル単位でございますが、この間、トヨタモータースさん非常に堅調に推移しておりまして、約3倍になっております。というところですが、マイクロソフトさん見ていただくと987億ドルが2兆7,595億ドルになっております。約27~28倍になっているわけなんですけれども、こちらの理由、ちょっと後ほど、日本とアメリカの違いからご説明できればと思いますが、一つ株式市場での各会社さんの、例えばブランディング資金調達、こういったところの成功事例のところがこうしたスピード感持っての時価総額の成長につながったんじゃないかというところで、証券市場の魅力とお伝えになります。
この間、例えば1位のAppleさんも当初ベンチャー企業でございまして、この96年末から昨年12月時点まででいきますと株価が、1,500倍以上になっているというところで、とてつもないスピード感かなというところでございます。
では、こちらが先ほども貯蓄から資産形成へというお話でもお伝えいたしましたけれども、今日最も皆さんにお伝えしたい部分かなというところです。
日米の個人金融資産の構成とありますが、その比率でございます。
ぱっと見でもおわかりいただけるんじゃないでしょうか。
日本ですと2,043兆円、うち54%が現預金でございますが、かたやアメリカ114.3兆ドルとあります。これ、為替次第なんですけれども、1京5,000兆から6,000兆くらい、為替次第ではもっとというところでございまして、7倍、8倍くらい差があるというところですが、現預金12%となっております。
過半数を超える部分が株式、債券、投資信託で構成されておりまして、日本の構成比率と逆になっておりますね。
これは例えば年金のお話だったり、医療保険制度のお話だったり、いろいろ異なっておりますので、アメリカの方々は比較的自分たちの資産は自分たちで形成していくものだというところですね。こういった文化、法が整っておりますので、こういった形になっておりますが、日本とアメリカの人口の差って3倍程度でございますので、ここまで金融資産比が異なっているというところは、こういった背景が大きな要因の一つと言えるんじゃないでしょうかというところです。
日本もこの現預金から、どんどん資産形成のために有価証券市場にお金がどんどん流れてくると、これは当然我々証券業界にとってのビジネスチャンスが増えるということになりますので、魅力としてお伝えさせていただきました。
そして、この流れに国がしっかり、日本が力を入れましょうというところで、新しいNISA制度が始まっております。
法に関わってくるところなので、少し文言を多めに記載しておりますけれども、要は今までNISAといって非課税で運用できますよと。証券の、例えば100万円儲かりましたと、増えましたというところに対していきますと、税金が20.315%、約2割課税されますというのが一般的なところでありますけれども、NISAでお持ちいただくと、そこの税金がかかりませんよというところで、非課税の運用として元々認知されていたところあるんですが、左側の図にある通り、今までは積立のNISA、もしくは一般NISA、こちらを、どちらかを選択するというところでございました。
投資上限額だったり、非課税保有期間見ていただければと思いますが、額も限られて、期限もあってというところがこれまでですと。
ところが今年からこの一体化・恒久化というふうに進みまして、積立、成長投資両方できますよと。加えてここ大きいですね。この期限が無期限になりました。というところで、非常に注目度高くなっております。
保有限度額も相当数ございますので、皆さんが今年からきっかけにどんどん合意をいただくということが国の力を入れている業界なので、進んでいくんじゃないでしょうかというところで少しホットな話題でございますけれども、ご紹介でございました。
続きまして、当社についてご紹介していきたいと思います。
まず当社についてですが、こちら図にある通り、我々三菱UFJフィナンシャル・グループの中核総合証券会社となっております。
三菱フィナンシャル・グループの中でホールディングスがありまして、我々三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱MUFGとモルガン・スタンレーのジョイントベンチャーとして、2010年5月に立ち上がったというところでございます。
そして、我々の強みの部分のご紹介になりますが、今もお伝えした通り、この三菱UFJフィナンシャル・グループ、そしてモルガン・スタンレーのこの掛け合わせというところになっております。「国内基盤がまずMUFGには備わっておりますよ」として、モルガン・スタンレー、グローバルリーチ、41カ国以上拠点がございますので、そこからの情報力、そして海外商品の提供力、こういったところは双方のネットワーク、ノウハウを我々が活用できるというところで、当社の最大の特徴、そして強みですというご紹介になります。
では、当社の紹介の中でこのグループ共通のビジョンというところをお話しさせていただきますが、我々グループ一体に進んでおりますので、MUFGに各社で共通のビジョン、価値観、行動規範というものを共有しております。
MFJパーパスとして、世界が進む力になるというものを掲げまして、我々当社としては何ができるかというと、やっぱり業界ナンバーワンのクオリティを有してお客様満足度ナンバーワンの証券会社を目指そうというところで、グループ一体に貢献しているというところでございます。
続きまして、ESGといえばMUMSS、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の略称ですけれども、こちらの実現に向けて日々活動しております。
ステークホルダーとして、お客様、次世代、そして社会、社員と4つ設定しておりまして、エンゲージメント活動を推進しております。
加えて金融会社として何ができるのか、資本市場の発展にどう貢献できるのかというところに日々取り組んでおりまして、当社の大切な使命と認知して社員が活動しているというところでございます。
こちらに関しては、もしお時間ある際、ぜひ弊社のホームページ、サスティナビリティという項目がありますので、さまざまな事例だったり、取り組み記載ありますので、ご覧なっていただければと思います。
続いて、働きがいのある職場づくりというところでございますけれども、多様な人材が活躍できる環境整備というものが整っております。
風土醸成としては、全社員に多様性の理解尊重のところ、アンコンシャスバイアス、こういったところで各研修と進んでおります。そして管理職の方々、マネジメントの方々にいたっては、より一層、理解促進を進めるためのダイバーシティマネジメント、こちらの研修等でしっかり理解促進が進んでいるというところです。
そして環境づくりが整ってきておりまして、例えば記載がありますけれども、女性社員、LGBTQの方、障がいのある方々というところに対していろいろなギャップを解消すべく、職場環境が整ってきているというところでございます。
そして、最終的には仕事と生活を両立していきましょうというところですね。
育児だったり、介護不妊治療とありますけれども、私も今まだ小さい子どもがおりますけれども、まず生まれた際に、「育児休業を会社から取ったらいいんじゃないの」と言っていただきまして、「取ったらいいんじゃないの」といいますか、「報告したらいつ取るの?」という意味合いで言っていただきましたけれども、こういったところは非常に進んでいるなと、中で働いていて実感するところでございます。
そして、ライフ・ワーク・バランスの取り組みというところを記載させていただいております。通常はワーク・ライフ・バランスという言葉で認知されていると思いますが、ライフあってのワークというところで、我々敢えてこの順番で表記しておりますけれども、左側が時間外の平均労働時間というところでございます。
大体金融の会社、多くはそうなんですが、我々も土日祝日はお休みとなっておりますので、平日月あたり大体20営業日というところで、1時間ちょっとというところが残業時間になってくるかなというところです。
定時が8時40分~17時10分というところで、もちろん時短、フレックス等もございますけれども、私は大体、前部署にいたとき、8時20分から25分くらいに出社して、18時ぐらいに退社というようなスケジュールが多かったかなと思っております。
そして右側、休暇でございますけれども、取得推進進んでおりまして、リフレッシュ休暇5日間連続休ですね。5営業日と表記させていただきますけれども、例えば月曜から金曜お休み取得された場合は、土曜から始まりますので、土日から月金と来まして、土日と9連休が一般的に取られる方かなというところです。
併せて10日間、「この日、お休みしたいです」というスポット休暇も設けておりまして、年度で15日以上の、これ取得の目標でございますが、実際平均値として15.5と上回っているというところで、ライフ・ワーク・バランスの取り組みは進んでいるんじゃないかと思っております。
そして、女性活躍の推進、ジェンダーギャップの解消というところをお話しさせていただきましたけれども、管理職の女性の比率、そして部室店長の女性の比率が年々上がってきております。これは男女比のところ、今、当社でいうと約6対4というところになっております。女性社員もどんどん増えてきておりまして、当然ながら評価で男女の差っていうのもございませんので、公正に評価されて順調に増えてきていると。こういったデータがございます。
そしてキャリア支援制度とありますけれども、一人ひとりの成長を支援する教育制度、整っております。すべてお話しするとちょっとお時間かかってしまうので割愛させていただきますが、役職問わず、研修ございますし、選抜型の外部研修、グループ研修なんかもございます。自己啓発支援としては、通信教育は400以上の案件がございましたり、OJT支援も整っておりますというところですね。
そしてこの人事施策について、少し次のスライドでお話しさせていただきますが、自立的なキャリア形成を支援していきましょうというところで、左上のジョブチャレンジ制度。これ社員から非常に好評いただいておりますけれども、年に1回、グループ各社も備えまして、当社の部署だったり、グループ間もありますけれども100件以上うちの部署に来ませんかと公募がございますので、チャレンジしたい場合は手を挙げるという制度がございます。
併せて下が「ミルシル」とありますけれども、これ今年度から始まりましたが、まず手を挙げる前にどんな部署がどんなことをやっているのか、知る機会として理解促進の機会として説明会、業務見学、座談会と社内インターンのような形で実施する制度がありまして、こちらも今非常に好調でございます。
そして右が留学制度とありますが、主に経営学修士、国内外へいろいろな思いを持って行かれる方多いので、いろんな部署の方が行かれまして、戻ってこられてもいろんな部署に行かれます。
その下、海外派遣制度はこれ決まっているんですけれども、モルガン・スタンレーで富裕層ビジネスでウイルスマネジメントを学んできていただくというものがございます。
そして新入社員の1年間というところで、これは国内拠点の配属の営業される方々のイメージというところで、我々2019年からこういったモデルでまずは基礎を固めて、現場で先輩社員のアシスタントとして帯同訪問と行っていただき、併せて資格も取っていただくなんていうイメージがございます。
そして、採用情報のお伝えになりますけれども、募集コースすべてで6つございます。というところで、これ3月1日昨日から当社ホームページ募集要項にて開示されておりますので、よろしければご確認いただきたいところです。
簡単にお話しいたしますと、まず総合職。オープンコースの全域型地域型というところで異動のところ、配属先のところが異なっております。というところですとか、あとは併願可能な3つのコースがございまして、IB先ほどもありました投資銀行部門のところですとか、システム、リサーチ各部門についてございます。
最後、地域職、本支店サポート業務として、こちらも当初の配属先エリア、限定されておりますけれども、こういったコースがございます。
専攻ステップとしては、まずエントリーを、例えば当社ホームページだったり、ナビサイト等でお願いできればと思っております。6つのコースからご選択いただくと。
そして昨日以降、現在エントリー始まっておりますけれども、ES・WEB適性試験を対応いただきまして、6月1日より面接(複数回)、内々定といったフローでございます。
今、一通りお伝えさせていただきまして、ここからちょっと告知といいますか、ご紹介なんですけれども、各セミナー情報だったり、いろいろ各情報を当社のホームページとなっておりますので、ぜひご覧なっていただければというところでございます。順次こちらは更新されておりますので、よろしければご覧になってください。
あと弊社のYouTube公式チャンネルもございます。まだまだ動画コンテンツはこれからというところでありますけれども、少しでも当社の雰囲気等が伝わればなと思っておりますので、もしよろしければご視聴いただければと思います。
というところで、私からのご説明は以上となりますので、残ったお時間についてはいただいたご質問からご回答ができればと思っておりますけれども、今ちょっと何件かご質問をいただいておりますので、ありがとうございます。
ご質問といいますか、感想をいただきましたかね。「通信教育制度に非常に興味あります」というところで、「ぜひ受けたいです」というお言葉をいただきましてありがとうございます。
こちらは毎年冊子が配られまして、例えば英語関係だったり、パソコンスキルだったりと、さまざまなところがありますので、そちら、皆さんご選択されて各々カリキュラム組まれてやってらっしゃるなというところでございますね。ありがとうございます。
あとはいただいたご質問でいきますと、「社風としての特徴」をいただきましたね。
ありがとうございます。社風、一言で言い現わすのは非常に難しいところであれですけれども、先ほども環境づくりのところをお話しさせていただきましたが、本当にさまざまな方がいらっしゃいまして、よくほかのご質問でも、「どういった人物が求められますか?」ですとか、「どういった人多いですか?」というご質問も併せていただくことが多いんですが、本当に多種多様の方々がいらっしゃいます。これは中で実際働いていると、いろいろな考え方、いろんな意見が飛び交って、ようやくいろいろなソリューションが提供できるんだなというところを本当に感じます。
ここはさまざまな方がいらっしゃいまして、かつ意見を述べやすい、風通しがよいというところは、ちょっとほかのふさわしい言葉がなく、抽象的な表現で恐縮なんですけれども、ここはとても感じるところでございます。
なので、非常に働きがいもありますし、働きやすさもありますし、というところで非常に魅力に感じているところかなというところです。
ご質問ありがとうございます。あとは、難しさ、やりがいのところはちょっとご質問でいただいておりますので、ちょっとこちらご回答させていただきますが、証券業界、証券業とてもハードな仕事にはなっております。言葉を選ばず表現をさせていただきますけれども、決して楽ではございませんというところですね。
例えばマーケットでいきますと、24時間いろいろな国で何かしら起こり続けて、それの何がどう影響するのかと見極めも難しくいうところなので、日々の情報収集は非常に、大変でございますが、その分やはりお客様から、「よく調べてくれたね」ですとか、「こういったアイデアをくれてありがとう」ですとか、そういった言葉をいただける機会が多くございます。やっぱりご自身の資産について非常に重要なものになってまいりますので、そちらについて、我々ここアドバイスできる、そしてお礼をいただけるというところはとてもやりがいかな、というふうに感じております。ありがとうございます。
あとはいただいたご質問、多くいただいてありがとうございます。
「転勤はありますか?」というところをちょっといただいておりますけれども、先ほどもございました各コースごとでそういった事情異なってきますので、当然ながら転勤ございますし、部門によってはございません、という回答になってまいります。
ということで、ちょっと残り1分切りましたので、ご質問たくさんいただいてありがとうございました。回答は以上とさせていただきます。
最後、私からメッセージとして就職活動どんどん本格化されてると思いますけれども、悔いなくお過ごしいただければと思います。ご自身が何をされたいのか、しっかりクリアにしていただいて、そこからどの会社に入りたいということではなく、どういった仕事が自分に合っているのかをしっかり見極めた上で選んでいただければと思います。その上で、当社がそこに該当すれば何より光栄でございます。
というところで、最後メッセージとさせていただきます。本日はご視聴いただきましてありがとうございました。
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- 3/2配信
【寺内】皆さんこんにちは。
本日は雪印メグミルクの会社説明をご視聴いただきまして、どうもありがとうございます。
本日皆さんにご視聴いただいておりますので、たっぷりと当社の魅力っていうところ、伝えさせていただければなというふうに思っておりますので、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。
早速なんですけれども、私のほうから、まず自己紹介をさせていただければと思います。
私は、雪印メグミルクに新卒で入社をしまして、人事部の寺内と申します。私は、2018年に入社をしました。今年、入社6年目となりました。
経歴ですけれど、2018年の4月に雪印メグミルクに入社をしまして、後ほどご説明をさせていただきますが、事務営業系という窓口で私は入社をしました。
最初の2カ月間、福岡にあります工場で実習のほうをしてきました。
同じ年の6月に近畿支店市乳課、こちら大阪にあるんですけれども、そちらのほうでスーパーマーケットやドラッグストアなどに対して、牛乳とかヨーグルト、デザートの商品を販売するような営業のお仕事をしてきました。
それで、2022年の10月に人事部の人事労務グループというところに異動になりまして、こうして皆さんのほうに、会社の説明だったりをさせていただくお仕事をしております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
本日の流れというところ、簡単にご説明させていただきます。初めに、会社の概要だったりとか、企業理念のほうをお伝えさせていただいて、事業の紹介とか、あと「雪印メグミルクってどんな仕事があるのかな」っていうところだったりとか、あと働き方なんかをご説明していきたいなというふうに思っております。
皆さんのほうに、質問ボックスがあるかなと思います。私の説明で、「ちょっとここ、わかりにくかったな」とか、あとは「何かちょっとここ聞きたいな」というところがありましたら、何でも質問ボックスのほうに入れていただければなというふうに思いますので、残りの時間で最後にちょっと答えられればなと思いますので、よろしくお願いいたします。
では早速、会社概要、企業理念のご説明をしたいと思います。
会社概要です。こちら、ホームページに載っているような内容になっておりますので、頑張ってメモを取っていただく必要はございません。
こちら、1年間の売上高っていうところで、ちょっと売上高のご説明をさせていただければなと思いますけれども、5,843億円という数字、こちらの数字を聞いてもなかなかイメージつかないんじゃないかなというふうに思いますが、売上規模でいいますと、日本の食品メーカーの売り上げ中に、上から並べたときに大体トップテンぐらいに入ってくるかなっていう規模感になっています。
日本には乳業メーカーが数多くありますけれども、大体乳業メーカーで並べると、大体トップ3くらいに入ってくるかなっていう規模感になります。
この5,843億円という数字なんですけれども、当社の商品を一つひとつ売って、それを積み重ねてこういった数字となっております。
当社の商品って、想像していただけると、100円から200円、高くても500円ぐらいの商品がほとんどなんですよね。こういったところを考えていただくと、どれだけ多くの消費者の方々に支えていただいて成り立っているのかっていうところが、想像していただけるんじゃないかなというふうに思います。
では、続きまして、企業理念のご説明をさせていただきます。
当社のコーポレートスローガンは、「未来はミルクの中にある」というコーポレートスローガンを掲げております。
このミルク、牛さんのお乳ですけれども、昔から研究が続けられておりますが、まだまだ新しい機能とか、価値とかが見つかっているようなものです。可能性で、未来に満ちた素材っていうところです。
このミルクの中にある価値とか可能性、未来っていうところを、商品を通じてもっと皆様にお届けしていきたい。こういった思いがこのコーポレートスローガンには込められております。
また、この三つの使命というところも掲げておりまして、[消費者重視経営の実践」[酪農生産への貢献][ミルクにこだわる]、この三つの使命っていうところも当社は掲げております。で、この[酪農生産への貢献]っていうところが一つ、当社の特徴的なところなんじゃないかなというふうに思います。日本に数多く乳業メーカー存在しておりますけれども、私達ほど強くこの酪農との関わりを謳っている会社ってなかなかないかなってところで、一つ補足をさせていただきます。
この[酪農生産への貢献]っていうところは、私達の成り立ちに関わっております。私達は、元々「北海道製酪販売組合」という組合からスタートをしております。これ、どんな組合かっていいますと、北海道の酪農家さんが集まってできた組合になります。
酪農家さんが、自分たちで育てた牛から搾った生乳で、バターを作りました。こんな美味しくて、栄養価の高いバターをもっと全国の皆さんに召し上がっていただきたい。そうしてできた団体が、この「北海道製酪販売組合」になります。なので、私達のルーツは酪農家さんです。
これまでも、酪農家さんと一緒に歩んできたっていうふうに考えておりますし、これからも酪農家さんは単なる生産者さんではなく、一緒に歩んでいくパートナーとして考えております。こういった思いが、この[酪農生産への貢献]というところに込められておりますので、こういった考え方にぜひ共感してくださる方がいたら嬉しいなというふうに思っております。
では、続きまして事業紹介に移りたいと思います。
当社、雪印メグミルクのグループでいいますと、四つの事業を行っています。順番にご説明をさせていただきます。
一つ目が[乳製品事業分野]っていいまして、バターとかチーズ、こういったものを扱っている事業がございません。
二つ目が[市乳事業分野]。こちらは牛乳とか乳飲料、ヨーグルトとかデザート、そういったものを販売、扱っているのがこの市乳事業分野。
三つ目が[ニュートリション事業分野]といいまして、これはちょっと馴染みないんじゃないかなと思いますけれども、赤ちゃんの粉ミルクとか機能性食品とか、そういったものを扱っております。
四つ目が[飼料・種苗事業]といいまして、こちら、牛の餌とか牧草の種とか、そういったものを取り扱っている事業でございます。
雪印メグミルクグループでいうと四つの事業を行っているんですけれども、雪印メグミルク単体のお話をしますと、一つ目の[乳製品事業分野]と二つ目の[市乳事業分野]、この二つで、大きな柱として成り立っております。なので、大きな柱の一つ目の[乳製品事業分野]の市場シェアって「どんな感じなの?」っていうところなんですけれども、バター、マーガリン類、チーズ、それぞれ非常にありがたいことに市場シェア第1位をいただいております。
こういった「高いシェアをいただけている要因ってどういったところかな?」「どういった面でもらえてるのかな?」というところを考えたときに、皆さんのお父さん、お母さんとか、もしかしたらおじいちゃん、おばあちゃんの世代から愛していただいてるようなロングセラーの商品が多い。こういったところが一つ、要因なんじゃないかなというふうに思っておりますし、当社の強みでもあるかなというふうに考えております。
続きまして、大きな柱の二つ目の[市乳事業分野]の市場シェアなります。
デザートが1位、乳飲料が第2位、牛乳・ヨーグルトが第3位の市場シェアをいただいております。
雪印メグミルクってデザートのイメージ、なくないですか?
なんか、私も入社するまでデザートをやっているんだっていう、知らなかったんですけれども、ぜひ興味がある方いらっしゃいましたら、当社のホームページとかに商品載っておりますので、チェックしていただければなというふうに思います。
こちらも、[市乳事業分野]も高いシェアいただけているんですけれども、まだまだ高いシェアを持っている会社さんが多くいらっしゃいますので、他社さんに負けないようにっていうところで商品のPRとか、既存品のPRだったりとか、新商品の投入ってところで力を入れております。
ここまで大丈夫そうですか。では、続きまして会社紹介に移りたいと思います。
私の自己紹介のときに、ちょっとお伝えをさせていただきましたけれども、当社は窓口が二つございまして、技術系という窓口と、事務営業系の窓口、この二つがございます。
まず「技術系ってどんなお仕事があるのかな?」っていうところをお伝えしたいんですけれども、技術系は特に理系の方が活躍しているようなお仕事内容になっております。
技術系の中でも二つ、大きく二つに分かれておりまして、研究のお仕事と生産のお仕事がございます。
「研究の仕事って、どういったお仕事なのかな?」ってところなんですけれども、理系の方は、研究室に入っている方がいらっしゃれば、大体そういったところの生活といいますか、そういった研究室、生活なら変わりないかなというふうに思いますけれども、企業として研究を行っておりますので、主な業務内容としましては、ミルクの価値と可能性を徹底的に追求するっていうところを、大きな目的として研究を行っております。
どういった研究をやっているのかなっていうところなんですけれども、[食品機能研究分野]といいまして、ミルクとか乳酸菌が持っている健康機能などを研究するものだったりとか、あとは[食品加工研究分野]っていいまして、ミルクの成分とか美味しさとか風味、そういったものを研究する。
あとは、[技術開発研究分野]っていいまして、プロセス設計とか、あとは容器の包装資材とか、そういったところの設計とかも行っている技術開発に取り組み、そういったところも執り行っております。
続きまして、生産のお仕事です。
生産の仕事、主な業務内容ってところなんですけれども、何よりも大切になるのが『安全で安心な商品を作る』っていうところで、そこを徹底した上で、『安定化・効率化などへの取り組み』っていうところを行っております。
「当たり前のことなんじゃないかな?」っていうふうに思うと思うんですけども、もちろん「食品メーカーとして果たすべき責任だな」というふうに考えておりますし。私達は、「私はここをないがしろにできない」という思いを込めて、何よりもこの『安全で安心な商品を作る』っていうところを大切にしております。
生産のお仕事なんですけれども、このモノ作りの中心になっている工場でのお仕事になります。その中でも、「製造課」っていうお仕事と「品質管理課」っていうお仕事、あとは「工務課」ってお仕事がございまして、ちょっと順番に簡単にご説明をさせていただきます。
まず「製造課」です。
「どういったことをやっているの?」ってところなんですけれども、一つ目が製造機器の運転管理と品質確認、いわゆるオペレーターのお仕事になります。
あと、改善活動への取り組みっていうところも行っておりまして、効率的に生産するとか、あとはコストの削減なんかをどうしたらできるかな、みたいなところ。非常に、日々のこのライン業務の中で、課題っていうところはたくさん眠っておりますので、そういったところを改善するような取り組みっていうところも行っておりますし、そういったところを解決していく力っていうところも求められております。
続きまして「品質管理課」っていうお仕事になります。
どういったことをやっているかって言いますと、商品の出荷前検査を行っております。
理化学的・微生物的検査を行いまして、商品が本当に皆さん、お客様のもとに、安全にお届けできるかなっていうところを判断しております。
あとは、工場全体の衛生管理っていうところを行っておりまして、その製造している環境の、衛生性の維持とか、あと向上をさせて商品の品質を保つ、品質のプロフェッショナルのお仕事となっております。
三つ目が「工務課」のお仕事になります。
こちらユーティリティ設備、工場で使っているインフラの管理の業務だったりとか、あとは工場で実施する工事の対応とかを行っております。
あとは環境活動、環境負荷低減への取り組みっていうところも工場のリーダーとなって進めている。こういった業務を担っているのがこの「工務課」のお仕事になります。
皆さん何となくイメージつきましたか。ありがとうございます。
では、続きまして事務営業系のお仕事のご説明にちょっと移りたいなというふうに思います。事務営業系なんですけれども、こちらも三つに分かれておりまして、「営業」のお仕事、あと「管理」のお仕事、「ロジスティクス」のお仕事、この三つに分かれております。
順番にご説明をさせていただきますね。
まず、「営業」のお仕事です。こちら、なかなかイメージしやすいんじゃないかなというふうには思いますけれども、量販店とか、コンビニエンスストアなどで販売されている家庭用商品の営業だったりとか、あとは食品メーカーとか外食産業。当社が卸している業務用の商品なんかもあるんですけれども、そういったところの営業。あとは宅配商品なんかも扱っておりますが、宅配商品を扱う販売店への営業。こういった営業にも種類がございます。
続きまして「ロジスティクス」のお仕事です。ここで、なかなかなじみないんじゃないかなというふうに思いますけれども、このロジスティクスのお仕事、取引先の注文に応じて商品を確実に、効率的に、そしてタイムリーにお届けするっていうところ、行っております。
で、「トラックの運転をしてモノを運ぶんですか?」とか結構ご質問いただくんですけれども、そういったところはほかの会社さんのほうに委託をさせていただいているんですが、「どういったことやってるのかな?」って言いますと、在庫とかを倉庫に保管しているんですけれども、商品の在庫数の管理をしたりだとか、営業と販売量と、あとは生産の製造量なんかを日々調整したりなんかの業務を行っております。
最適な配送ルートってところを検討し直すっていうところも行っており、食品メーカーとして商品を取引先の元へ確実にお届けするってところは、こうしたロジスティクスの仕事はなくてはならないお仕事になっております。
では、続きまして「管理」のお仕事です。
この管理のお仕事なんですけれども、結構幅広いかなっていうところで、工場で働く社員の勤怠とか、あとは労務管理を行う工場の総務課っていうお仕事があったりします。
当社はモノ作りのメーカーですので、全国に工場があるんですけれども、そういった工場で業務を行う工場の総務課っていうお仕事があったりだとか、あとはお金まわりの管理を行っている財務だったりとか、企業広告とか、あとマスメディアへの情報発信なんかを行っている広報IR部っていうお仕事もあったりとか、結構本当に幅広いかな。私のような人事部も、この管理の仕事に含まれております。
最初の結構初期配属って、工場の総務課、管理の中で工場の総務課の仕事とか、結構多かったりするんですけれども、このキャリアステップの例っていうところ、どういったこと、流れでキャリア踏んできるのかなっていうところをちょっとご紹介させていただきます。
工場の総務課って本当にお仕事内容が幅広いんです。労務の管理だったりとか、支払いの業務、財務系のお仕事だったりとか、あとはIT機器の管理をしたりとか。
あとはお客様が工場に見学しに来てくれたりするんですけれども、その対応とか、本当に幅広いです。そういったところの業務を行うんですけれども、そういったところを突き詰めるといいますか、そのキャリアステップの一例としては、本社のほうで財務部があったりとかするので、そういったところのお金まわりのスペシャリストになって、財務部にキャリアステップしますとかね。
あとは、人事関係の仕事でいいますと、人事部だったりとか。
あとはIT機器の管理業務なんかも行っている部署がございますので、そういったキャリアステップというところがございます。
では、雪印メグミルクでの働き方って「どんな働き方があるのかな?」っていうところ、最後にご説明できればなというふうに思います。
まず募集要項になります。こちら、当社の採用ホームページとかも見ていただければ載っている内容になるんですけれども、2025年度の初任給を載せております。
ちょっとここも、昨年からベースアップしてるところになりますので、ぜひ後ほど確認いただければなというふうに思います。
では、ちょっとご紹介したいなってところなんですけれども、ジョブローテーションの考え方ってところをちょっとお話したいなと思います。
当社では、「原則入社から10年以内に2場所2職種を経験」していただくっていう考えのもと、ローテーションを行っております。
2場所っていうのは、場所なんですけども、つまりエリアが変わるっていう意味になりますね。例えば技術系で言いますと、「最初に北海道にある大樹工場の製造課のお仕事になりましたよ」っていうところから次の異動、阿見工場になりました。これも、北海道から茨城の阿見工場に異動になっておりますので、この場所が変わる、2場所を経験するといったところになります。
職種なんですけれども、例えばこの技術系でいいますと、大樹工場、製造課から初期配属になりました。数年経て、阿見工場の品質管理課に異動になりました。製造課から、品質管理課へお仕事内容が変わっております。職種を、これに2職種を経験しているといった形になります。
このように、最初の10年で幅広い経験をしていただいて、その後のキャリアに繋げていってほしいなというふうに考えて、このような考え方のもと、ローテーションを行っております。こちらは事務営業系も技術系も、どちらも行っているような内容になっております。
「会社から言われたままで移動しなきゃいけないの?」とか、ちょっと不安に思ってる方いらっしゃるんじゃないかなと思いますけれども、当社は年に1回上司と面談する機会がございます。
「どういったお話をするのかな?」ってところなんですけども、「現在のお仕事ってどうですか?」っていうようなところだったりとか、「今後のキャリアってどういうところを考えている?」みたいな話を、結構ざっくばらんに話したりする機会があります。
そういったところで、ご自身の今後のキャリアだったりとか、「こういった生活をしたいです」みたいなところをお話ししていただいて、ご希望のほうをいただければなというふうに思います。
必ず叶うってわけではないんですけれども、そういったところで言い続けていただくことが大切になるかなというふうに思います。
続きまして、「人材育成の取り組み」っていうところをご説明させていただければなというふうに思います。
ちょっと特徴的かなと思いますのが職場内での教育っていうところで、トレーナー制度っていうところを設けております。入社後、同じ職場内の先輩がいて、トレーナーとして1年間マンツーマンでフォローをしてくれる制度になっております。
社会人で、その時々のスタートだと思いますけれども、生活もそうですし、もう仕事も両方とも相談できるようなサポート体制が整っておりますので、ぜひこういったところも心に留めておいていただければなっていうふうに思います。
あとは、職場外教育としましては、酪農研修という部分がございます。
これもなかなか特徴的かな。当社の[酪農生産への貢献]っていうところ、「想い」っていうところを先ほどお伝えしましたけれども、酪農家さんの生活っていうところ、朝早く起きて掃除をして、餌をあげてみたいなところ、酪農家さんのお仕事ってところを体験していただくような研修もございます。
こういった研修を通じて、酪農家さんの皆様からいただく生乳の大切だとか、当社のモノ作りに携わることの責任の重さみたいなところを、身をもって学んでいただきたいなというふうに思っておりまして、こういったところの研修をしております。
福利厚生です。
こちら、ホームページとかにも載っているような内容になりますけれども、補足をさせていただきます。
社宅制度は結構手厚いかなというふうに、個人的にはとてもありがたい制度だなっていうふうに思っております。
当社では、もしご自宅から通えない場所へ配属となった場合は、寮とか借り上げ社宅を会社が用意して、費用の半分以上は会社が負担をしてくれるよっていう制度になります。出産休暇については、社員本人による出産の場合、最大産前7週間、産後8週間の取得が可能になってます。
また、配偶者が出産する場合は、産後パートナー休暇という休暇があるんですけれども、出産日から一定期間内、最大4週間の休暇を取得することができます。実際に、まわりに取っている先輩とかもいます。
障がい者手帳をお持ちの方は、通院休暇っていうところも設けておりまして、年に6日間ってところになるんですけれども、そういったところもご利用いただけるかなと思いますので、ぜひ柔軟な働き方っていうところを制度を使いながら、していただければなというふうに思っております。
実際に、当社で活躍している先輩、どういった障がいをお持ちかなというところをちょっと気になるかなというふうに思いますが、上肢・下肢・体幹・聴覚・視覚など、本当に幅広い方々がご活躍いただいております。
当社の特徴としては、障がい者手帳をお持ちの方でも、もちろん必要な配慮はさせていただいているんですけれども、いち社員として業務を行っていただく、キャリアを積んでいただきたいというふうに我々は考えております。
最後に、求める人物像というところなんですけれども、①チャレンジ、②主体性、③チームワーク。こちらを我々は、働いている社員も言われているところなんですけれども、①チャレンジ、なりたい自分の未来のためにチャレンジを楽しめる方。②主体性、自分が実現したい未来のために自ら動き出せる方。働くって、一人で働くわけではないので、まわりの方と、周囲と協力して、力を重ねていける方。こういった方が求められております。
ここまでが当社からのお伝えしたかったことになります。
こちら、皆さん気になるところとか、あったかなと思いますので、ぜひここからちょっと質問を受けたいなというふうに思います。
はい、すみません失礼しました。当社に興味を持っていただけた方は、ぜひ出席票のご提出もお願いできればなというふうに思います。
はい、よろしくお願いいたします。ご視聴ありがとうございます。
それでは、ちょっとご質問のほうに、あれば残りの時間で受けていきたいなというふうに思います。
はい、ありがとうございます。ご質問いただきました。
「働いてやりがいを感じたこと、また特徴的な社風は何ですか?」っていうご質問をいただきました。ありがとうございます。
やりがいっていうところで言いますと、私は人事部に来る前、営業のお仕事をしていたんですけれども、やはり食品メーカーっていうところで、B to Cのお仕事ですので、実際に当社の商品をお客様が購入してる瞬間とかを見ると、とっても自分が実際に営業して、たまに入った商品を購入いただけているってところに、とっても最終的なところを見たときにやりがいを感じる。そういったところが、働いていてやりがいを感じる瞬間かなというふうに思います。
特徴的な社風ってところなんですけれども、当社の社風を言いますと、温かい人間が多いかなっていうところです。ちょっと手前味噌ではあるんですけれども、お伝えできればなというふうに思います。
後は、結構面倒見がいい人が多いかなっていうところですね。
私、2場所を経験しておりますけれども、最初に新入社員のときに入った職場でも、とっても面倒見がいい先輩が多かったりとか、温かい方がすごい多いなっていう印象で、それは今の職場に来ても変わらないというところなので、一つに当社の特徴的な社風なのかなというふうに思っております。はい、ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。ご質問いただきました。
「さまざまな業務に挑戦したいと考えておりますが、初期配属かな、初任地の希望は出せますか?」というご質問いただきました。ありがとうございます。
面接のときとかにお伝えいただくことは可能です。ぜひ、面接官に「こういったことをやりたいんです」「当社に入ったらこういったことをやっていきたいんです」みたいなところは、お伝えいただけるんですけれども、そこが必ずしも叶うっていうところは、ちょっと今ここでお伝えすることができませんので、希望は面接官のほうにお伝えいただければなというふうに思います。ありがとうございます。
ありがとうございます。
「募集職種にIT系とありましたが、どんなお仕事をするのでしょうか?」っていうご質問いただきました。ありがとうございます。
当社のIT機器の管理とか運用とか、そういったところを執り行う部署になります。
すみません、ちょっとほかにもたくさんご質問いただいていたんですけれども、ちょっとお時間がきてしまいましたので、こちらで以上とさせていただきます。
本日は当社の会社説明のほう、ご視聴いただきましてありがとうございます。
ぜひ、ご興味持っていただいた方、いらっしゃいましたら当社のほう、エントリーのほういただければなというふうに思っておりますので、またお会いできることを楽しみにしております。本日はありがとうございました。
就活準備講座
- 障がいのある学生のための就活準備講座!~面接対策編~
- 2/14配信
村山:
皆さん、こんにちは。マイナビTV編集部チャンネルをご視聴いただき、ありがとうございます。司会の村山千代です。障がいのある学生のための就活準備講座、今日は面接対策編です。皆さん、ぜひ面接で感じている不安や疑問をチャットや質問スペースにお寄せください。
使い方のご紹介です。オレンジ色のバナーが出ていますでしょうか。バナーから出席票の提出をお願いいたします。そして、チャットへの書き込み、ありがとうございます。この後も気になることがあれば、ぜひチャットへの書き込みをお願いします。そして、質問は質問スペースにお願いします。
さらに、マイナビTVではプレゼントキャンペーンを実施していまして、就活準備に役立つ特典をプレゼントしています。過去のプレゼント例としては、選べるeギフトやマイナビオフィシャル就活ブックなどがありました。現在なのですけれども、こちらです。選べるeギフト500円分を差し上げています。マイナビTVの企業セミナーに3件予約していただきまして、さらにアンケートを回答してもらうと、プレゼントしています。キャンペーンへのエントリーが必要ですので、こちらも忘れずにお願いします。
さあ、今日の講座ですけれども、お話しいただくのは寺塚さんと守屋さんです。よろしくお願いします。
寺塚:
よろしくお願いします。
守屋:
よろしくお願いします。
村山:
では、まず自己紹介を寺塚さんからお願いします。
寺塚:
ただ今ご紹介にあずかりましたマイナビのキャリアサポーター、寺塚と申します。本日は、私は一般的な面接のお話ということで、ここを気を付けておこうねというところをお話ししていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
村山:
お願いします。そして、守屋さん、お願いします。
守屋:
学生の皆さん、こんにちは。マイナビパートナーズからまいりました守屋と申します。私は、こちらの自己紹介にも書いてあるように、15年前にマイナビに入社をして、ずっと営業してまいりました。ですから、今日は企業の目線から面接対策について皆さんにアドバイスやコメントができればいいなと思ってまいりましたので、よろしくお願いします。
村山:よろしくお願いします。本日の流れですけれども、ご覧のとおりとなります。就活スケジュールと面接選考の基礎知識、障がいのある学生の面接対策、お知らせ、さらに質問コーナーと続きます。
では、最初のパートです。寺塚さんから面接選考の基礎知識を教えていただきます。お願いします。
寺塚:
よろしくお願いします。というわけで、ここからは基礎的なことということで、もしかしたら皆さんの中には、どのような枠で、障がい者枠か一般枠かどちらかで受けようかなと迷っていらっしゃる方もいたり、どちらとも受けようと思っている方もいらっしゃるかなと思いますが、こちらは、どちらの枠でも気を付けるべき基礎的なことについてお話をさせていただきます。質問は最後にもお答えするので、ぜひチャットなどに気になったことなどを書いていってください。
というわけで、早速お話しさせていただきます。まず、面接というより3月1日、就職活動の解禁といわれる時期まで、あと本当に2週間ほどになってきました。もしかしたら、もう面接を受けていたり、いろいろとお話を聞いてもらっていたり、エントリーシートを書き始めていたりしているという方も多いのかなと思います。改めて皆さんが今までやってきたことの振り返りと、これからどのように就職活動が進んでいくかということの振り返りをしていきましょう。
先ほどお伝えしたとおり、3月1日から企業の採用情報であったり、エントリー、企業説明会というのが一斉に開始になってきます。それと同時に、エントリーシートを提出したり、筆記試験を受けたり、その後、続くように面接を受けるという流れになるのが一般的かなと思います。多くの企業では、エントリーして、エントリーシート提出、もしかしたら、筆記試験を同時にやるという企業などもあります。そこから面接です。こちらも回数は企業によって結構まちまちで、もしかしたら1回のところもあれば、3回、4回と行うところもあります。
でも、その中でもぜひエントリーシートにまず力を入れていただければと思います。基本的に、今日お話しする面接、これはエントリーシートを基にお話しすることも多いです。ここからまた後ほど言いますが、深掘りしていくのも、まずエントリーシートを見て、ここが気になるなというところから会話をしていく、糸口をつかんでいくということが企業さん側にも多いです。ですから、まずは何からやろうとなったら、エントリーシートを書くということをぜひ始めていただければと思います。
そして、先ほどもお伝えしましたが、障がい者枠、一般枠という形で応募の窓口が違うことなどもありますので、ぜひエントリーする際は、どちらにしようかな、であったりとか、その企業さんがどちらの枠、どの枠があるのかなということはぜひチェックをしておきましょう。もしかしたらそれによって設問や面接の形というところも違う場合もありますので、ぜひ自分はどのような就職をしたいのかというところ、こちらもうまく使い分けていただければと思います。障がい者枠のほうで面接について気を付けることは、後ほど守屋さんのほうからお伝えさせていただきます。
というわけで、本題の面接です。ここを最初に理解しておきましょうというところなのですが、面接はスピーチの場ではありません。結構、何か話さなくては、とにかく自分について伝えなければといって、わっと一気にお話ししてしまうこともありますが、基本的には、対話、会話になります。先ほども言ったように、企業さん側も皆さんのことを知りたいという意志の下、エントリーシートを見たり、皆さんのお話を聞いたりして、では、このような考えを持っている学生さんなのかな。では、このような質問をしてみようという形で対話をするようにしています。だからこそ、皆さんも、今、このような質問をされたけれども、企業さんはどのような意図があって、その質問をしているのかなというのをぜひ少し頭の隅に置いて返答するというのが、結構大事になってきます。
意外と、あれを話さなければ、これを話さなければという意識に引っ張られてしまうと、そこから違う、想定外の質問が来た時に頭が真っ白になってしまったり、何としてでもこれを言わなければといってお話しすると、会話がかみ合わないぞとなったりすることもあります。企業さんは、面接でいろいろな多くの学生さんと会っていますので、少し詰まったり、少し考えたりなど、そのようなことも時間を取って大丈夫です。何だったら、「少し緊張しています」と最初に宣言しておいても、「分かっていますよ」となるので、特に緊張しがちな方など、面接はどうしても緊張することも多いですし、少し詰まってしまったり、癖として、うっと一呼吸置かないと、どうしても話すのが難しかったりという方もいらっしゃるかなと思います。そのような時は、最初に「緊張してしまって、うまく言葉が出ないことがあります」と言ったり、「少し考えるお時間を頂いてもいいですか」と言ったりする形で、クッション言葉などをそのように伝えるだけでも大丈夫です。そのように気負わなくても、企業さんは慣れているので、どちらかというと、絶対これを話さなければとガチガチになるよりは、そのように少し失敗しても大丈夫ぐらいの気持ちで企業の方と会話をする、対話をするということをぜひ意識してみてください。
そうは言っても、その対話となるのは、基本的に個人面接のことが多いです。面接の形態はいろいろありまして、大きく分けて、この3つになります。1つがグループディスカッション、2つ目が集団面接、そして、最後3つ目が個人面接という形です。
まずグループディスカッションは、企業の方とお話しするというよりは、学生数名で何かテーマに沿ってディスカッションするというものになっています。結構、これも企業によってどのような形でやるかとか、人数というのも異なってきます。中には、1グループ10人でやって、面接官は1人だけのような時もあれば、いくつもテーブルがあって、1つのテーブルあたり3~4人で、そこの中を面接官が複数人、3~4人の方がいくつかテーブルがあるのを回っているという形など、いろいろな形があります。ただ、ここの中で大事なこと、これに関しても基本的にはその対話や、他の学生の方ときちんとコミュニケーションを取るということが重要になってきます。緊張しているのはみんな一緒なので、まずは自己紹介から始めて、少し緊張をほぐしてから始めるということをぜひ意識してみてください。
そして、次が集団面接ということで、集団面接は、イラストにあるように、多くはこのように横並びで面接官の人の質問に1人ずつ答えていったり、「では、○○さんお願いします」と言われて、話していったりするということが多いです。この面接官に関しては、1人や3人という形で、ここもいろいろ形はあります。集団面接において意識するべきことというのは、持ち時間になります。やはり何人もいるということなので、自分1人だけが目立とうとして一気に話したり、時間をいっぱい使ったりしてしまうとなると、他の人のことをあまり気遣えないのかなと思われてしまったり、他の方がそのようなお話をする時間がなくなってしまいます。ですから、集団面接では、大体1分や2分を1つの質問に対して答える時間、1つの目安にしましょうといわれたりします。
だからこそ、きちんと周りも見ているかであったりとか、他の方が話している時に気が抜けていないかのような、何だったら、そこのほうを向くまでいかなくても、その面接官の方を見るでもいいですけれども、少し聞いていますと。もしかしたら、そこから、「では、その方の言葉に対して○○さんはどのように思いますか」と聞かれることもないわけではないので、なるほどな、であったりとか、ここは気になるなという部分をポイントだけでも押さえたりしておくと、次にスムーズにつながります。ですから、集団面接は、まずそのような自分の持ち時間というところの意識ということと、他の人の話も聞いて少し気になったことを覚えておく、ということをぜひ意識してみてください。
あと一つは、周りにいる人と比べないことが大事です。結構聞いていると、留学しました、このようなこともやりました、あのようなこともやりました、のような感じで、すごい人が隣にいることもあります。けれども、基本的に面接官に関しては、やってきたことというより、どのような考えを持ってそれに取り組んだのかだったりとか、その人がどのような人なのかということを深掘りしているので、これをやったからすごいというのはないです。ですから、「すごい」といって委縮をしないように、ぜひ自分は自分だと思って臨むというのも1つ、集団面接のコツかなと思います。
そして、先ほど言った対話という面が一番強い個人面接というところです。ここは、やはりその相対する学生さん、皆さんに対してかなり深掘りをしていくというものになってきます。これが学生1、面接官1という時もあれば、もう自分に対して、面接官が3人のような。私はなかったのですけれども、すごい人だと、前に8人ぐらいいた例などもあって、これも企業によって違いますが、共通していることは本当に深掘りをされます。「君はなぜそのように考えたのですか」であったり、「エントリーシートにこのように書いてあるけれども、もう少し詳しく話してみて」であったり、そのようにしてよりエントリーシートの回答以上に考えることが増えたり、深く掘り下げたりするということが質問としてされます。だからこそ予想外の質問をされることも多いです。ですから、少しうっとなった質問に関しては、「すみません。予想外の質問だったので」や「少しお時間を頂いて考えてもいいですか」など、そのようにクッション言葉を置いて、一呼吸を置いて答える、であったりなど、ぜひ落ち着いて回答をするようにしてみてください。気になることがあれば、チャットなどに書いていただければ、拾います。
このような感じで、多分個人面接が、慣れれば、結構一番落ち着くではないですけれども、会話なのだと気付くと、楽です。しかし、多分1つの部屋で密室ではないですけれども、そこで1対1や、複数人対1というのは、最初はとても緊張するかなと思います。なので例えば、その面接官のほうを向くけれども、目のピントを合わせなかったり、そのように一呼吸を置いたり、そのようなことを意識して、自分なりの緊張感を和らげる方法などを今のうちにマスターしておくといいかなと思います。
学校など、多分キャリアセンターや就職課など、皆さんの就職を支援してくださる部署というところがあると思います。そこで緊張するな、練習したいなという場合は、ぜひお願いしますというと、結構そのような枠や面接練習してもらえたりすることは多いので、ぜひそのようなものも利用しておくのがいいかなと思います。グループディスカッションは、マイナビでも実はそのような枠として設けていることなどもあるので、ぜひそれもチェックしていただけると、うれしいです。
そのような面接なのですが、いろいろな質問がされます。今、ここに一般的なものという形でいろいろと挙げていますが、本当に一番ありがちなのは、「学生の時に打ち込んだことは何ですか」「頑張ってきたことは何ですか」「一番つらかった経験は何ですか」など、あまりないですけれども、トリッキーなものだと「動物に例えると」など、そのようなものがあります。そして「仕事のこと」と下にありますけれども、「志望理由は?」や「実際に入社したらどのようなことをしてみたいですか」など、そのような質問が主に多いです。
質問というのは、大きく分けて、自分のことを聞かれているのか、仕事のことを聞かれているかの、この2つです。ですので、わっとなる前に、まずこの質問はどちらのことを聞いているのかな、ということをぜひ考えてみてください。「学生時代に打ち込んだことは?」と聞かれたら、自分のことだなとなりますし、結構仕事のことや「当社の課題は何ですか」など、「10年後、どのような社会人になっていたいですか」ということは、その企業のことや自分の将来の仕事のことということになってくるので、いろいろな質問をされますが、基本的には、この2つに集約されるというのもぜひ覚えておいてください。
だからこそ、多分やっていると思いますが、ぜひ今のうちに自己分析、仕事研究というものをできるだけしっかりやるようにしてください。自分はどのような人間なのかな、特に個人面接などで深掘りされていくので、どのような考え方をしているのかな、つらかった時に自分はどのようにそれを乗り越えたのかな、その失敗に対して何を学んだのかな、では、なぜ頑張れたのだろうなど、そのようなことを考えてみてください。また仕事研究に関しては、どのような仕事内容なのだろうというところを改めて考えると同時に、できればそこから自己分析も組み合わせて、ではなぜその仕事をしたいのだろう、なぜその仕事に惹かれたのだろう。
もし機会があれば、その企業の方とお話ししてみて、このようなところは自分と共通点だなという部分を見つけるなど、ただマイナビなどのナビ情報だけを見て判断するのではなくて、できるだけなぜ自分はその仕事に惹かれたのだろう、その企業に惹かれたのだろうということを具体化する、言語化するということをやってみてください。意外と難しくて、企業ごとに考えなければならないので、まずそれを考えるのは難しいなという方は、考え方や性格という自己分析のところから始めてみてください。
ただ、本当に面接が進むごとに多くの企業さんは、やはりどれだけ仕事のことやうちの企業のことを分かっているかなということを深掘りしてくることも結構多いです。ですから、ぜひ最初の1次は、そのような自分のことがどれだけ分かっているかなどで判断することも多いのですけれども、そこに進むにつれて、「なぜ当社に入りたいのですか」「では、どのような仕事をしたいですか」と深掘りされることがあるので、やはり特に志望度が高い企業ほど、その仕事はどのような仕事なのだろう、どこに自分は惹かれたのだろう、では入社したらどのようになりたいという、仕事理解と同時に自己分析、どちらも一緒に掘り下げていって、ぜひそれを言語化するようにしていってください。
できるだけ人に話すということもおすすめです。もし機会があれば、特に説明会の時などに実際に直接企業の方とお話しできる機会などがあったら、聞いてみるといいと思います。「このような理由で御社が気になっているのですが、これはありですか」など、意外と、結構答えてくれると思います。「このような理由で入社した人がいました」や、「自分はこのような理由でこの会社を目指しました」という形で結構話してくれるので、ぜひその企業の方や他の学校の人など、親御さんでもいいと思います。なぜ自分がその仕事をしたいのかということを理由付きでお話ししてみて、いろいろな人の意見や「それは、このようなことですか」という、自分が得られなかった言語化というところをぜひ話してみてください。特に仲のいい人などにお話しして上手く通じなかったら、それは初対面でお話しする面接官には基本的に通じないお話になってきます。ですから、まずは仲が良くて、自分が話しやすいなと思う方に話して、きちんとこれは伝わっているかなということを確認して、どんどん知らない人と話す練習をしていくのもおすすめです。
そのように仕事でいろいろとありますので、これはマイナビの宣伝になってしまうのですが、今のうちにぜひ使ってくださいという予約リストという機能です。マイナビでは3月以降からエントリーできるのですが、それを事前にエントリー予約という形でできるようになっています。気になる企業、3月以降、絶対エントリーするな、絶対受けたいな、応募したいなという企業さんは、ぜひ今のうちにこの予約リストというのに入れておいてください。あと2週間でここに入れておいて、マイナビだと、自分がエントリーするリストが、最終的に、いわゆる平均20社ぐらいといわれます。それぐらいリスト化できていると、そこから3月1日、少なくとも企業を選ぶという時間は、面接の対策であったり、エントリーシートを書いたりする時間に使えますので、ぜひこれも今のうちから活用していってください。なおかつ、今3月以降の説明会も実は予約受付を開始していますので、そちらも使っていただいて、効率よく進めていただけるとうれしいです。
「入社したらどのようになりたいか分からなくて、悩んでいます」。それは、なかなか難しいですけれども、いろいろな話を聞いて、自分がこのような人になりたいなと見つけるのが、多分一番早いと思います。この人だという人はなくても、この人のこのような部分はいいなと、いいなと思う部分を挙げていきます。何だかキラキラしているなというのでもいいです。それが言語化できれば、それが、このような人になりたいという理想像だと思うので、まずいろいろな人のお話を聞いてみたり、説明会を聞いたりして、このようになりたいなという人を見つけるというのがいいと思います。
という感じで、ここまでわーっと一気にお話ししましたが、あと皆さん、これもぜひ今のうちから準備しておいてくださいということで、本当にコロナ禍から一般的になった面接方法ですね。ウェブ面接です。本当に私はこの前に就職したので、ウェブ面接は全然やっていなかったのですが、本当にコロナが流行ってから、もう一般化して、結構企業さんによっても、基本は対面だけれどもウェブも対応したり、もう1次面接は全部ウェブだったり、かなり柔軟になってきているなと思います。
その分、皆さん少し準備することが多くはなってしまうので、ぜひ今のうちに通信環境や、自分の部屋の中や家の中でウェブ面接ができる場所はあるかな、というところを確かめておいてください。後ろの背景がガチャガチャしてないか、また静かであるか、などですね。もしご実家に住まわれているのであれば、例えば、ご家族の方に「その時間に掃除機をかけないで」であったり、この時間だけ静かにしてくださいとお願いするであったり、そのようにしてご家族の協力というのも必要になってくることがありますので、こちらも今のうちから準備を始めておきましょう。
それから、やはり光の加減で少し表情が暗く見えてしまったり、前髪が少し目にかかっていて、それが影になって、あまり表情がきちんと見えなかったりということなどもあります。ですから、ぜひ今のうちに自分がカメラにどのように映るのか、どのポジションだったら自分が一番よく見えるのかというところも、ここはチェックをしておいてください。
これもマイナビのこのような機能があるよ、というものなのですが、ぜひこのウェブ選考で失敗しないための対策術ということで、少しお話ししきれなかった部分や、どれぐらいの通信量が必要なのか、回線はどれぐらいあったほうがいいのかというところをページとしてまとめています。ぜひウェブ面接がある方は、今、チャットにも挙がりましたが、こちらも活用していただけるとうれしいです。他にも面接対応しているコンテンツが様々ありますので、ぜひうまく活用してください。というわけで、一気にお話をさせていただきましたが、ここまでが基礎知識となります。
村山:ありがとうございます。就活のスケジュール、そして、面接の基礎的なところを教えていただきました。結構質問スペースには、障がいの特性で、このようなものを抱えているのですけれどもというご相談や、このような時、どのようにすればいいですかという具体的な質問も頂いていますので、このあたりも含めまして、守屋さんにこの後お話しいただこうかなと思います。よろしくお願いします。
守屋:
よろしくお願いします。では、今までが寺塚さんのほうから基礎的な土台となる面接の対策の話があったと思いますけれども、ここからは障がい者手帳をお持ちの方に特化した面接の対策、コツを少しご案内できればいいかなと思います。チャットのほうにも、「入社したらどのようになりたいかが分からなくて、悩んでいます」。先ほど寺塚さんも拾っていただいていますけれども、皆さん、働いたことがないと思いますので、当然不安が多分たくさんあるのではないかなと思います。ぜひ多くの企業の説明を聞いたり、先輩社員に会わせてくださいとお願いをしたり、いろいろな人の話を聞くことで、少しでもイメージが湧けばいいなと思いますので、そのような機会をたくさん得ていただければいいなとまずは思っています。今日、この後の話もそのような観点で聞いてもらえたら、うれしいなと思っています。
私からは、この4点お話をさせていただきます。企業が確認したいことです。これは、結構本音ベースで今日はお話しします。2つ目が、企業が確認したいことを皆さんが説明する上で絶対に大切にしてほしいことです。これをご案内します。その後に、企業が避けたいと思っていることの本音です。最後に、面接で注意をしたいこと、この4点を私のほうから説明させていただきます。
最初に企業が確認したいことです。こちらは、もうずばりなのですけれども、企業が一番皆さんを面接する上で知りたいのが、その人と働くと何が起こるのかというところです。もし入社した場合、その方が働く上でどのような困り事が起こりそうかということを教えてほしいと企業は思っていると思います。具体的には、この3点を求められると思います。1つ目が、働く上で起きそうな困り事は何か、2つ目に、それに対してご自身で対応できること、対処できることは何か、3点目に、職場で配慮してほしいことは何か、この3点を企業としてはぜひ教えてほしいと思っていると思います。困り事が皆さんに発生した時に、ご自身でどのような対応をすることができるのだろうか、また、逆に対応しきれずに職場に配慮を求めたいことは何なのか。このあたりを企業は確認したいと思っていると思います。
では、それを皆さんが説明するにあたって、きっと必要になることを少しお話しさせていただければと思います。企業が確認したいことを説明する上で必要なことは、ずばりどれだけご自身がご自身の障がいを正しく理解しているかということに尽きます。当然ながら、自身の障がいを受け入れて、正しく理解していればいるほど、先ほどの働く上で起こりそうな困り事は何か、それに対して自分で対応できることは何か、職場で配慮してほしいことは何かのような質問に対して上手に説明ができるのではないかなと思います。このような障がい理解を前提として社会で活躍する力のことを総称して、こちらにも書いてありますセルフケア力といいます。この後のスライドで細かく説明するのですけれども、このセルフケア力というのが、この障がい者採用における面接では欠かせないかなと思っています。
また、このような話をする時に相談相手がいるかいないかというのも、非常に大きなテーマになりますので、ぜひ相談相手、学校のキャリアセンター、親御さん、ご友人、先輩、探せば、いろいろな方が周りで支えてくれると思いますので、ぜひそのような相談相手を見つけながら考えていってほしいなと思っています。
先ほどお伝えしたセルフケア力を具体的にご説明させていただくのですけれども、この4つの構成になっているとよくいわれています。1つ目が、状態把握です。良い時も悪い時も自分に出ているサインや癖に客観的に気付くことができる、少し体調悪くなりそうだなという予兆など、そのようなものを自分なりに気付くことができる力のことです。
2つ目が、特徴理解です。それぞれの状態における自分の特徴を客観的に認識できるということです。いろいろな特徴があると思います。それはポジティブに働く時ももちろんあると思いますが、逆にもしかしたら周りに少し負荷や迷惑になってしまうこと、そのようなこともあるのかもしれません。いずれにしても、どんな特徴なのか、誰が見たらどのような特徴なのか、そのようなところまで自己分析いただくとよいかなと思います。
3つ目は、回復対処です。これは、良好な時、体調がいい時も悪い時も、これは手帳がある方ない方関係なく、みんな調子のいい時、悪い時はありますよね。その時に、良好な時はそれをいかに維持するために、どのような行動をすればその良好な状態が継続されるのか、逆に少し体調が悪い時にどのようにそれを回復させるのか、良好な状態に戻すのかという方法、これを短期的な対処方法・回復方法と、長期的な方法と2つ持っているといいと思います。例えば、体調が悪くなった時に、少し休憩するのがいいという方もいれば、少し1人になる、あるいは音楽を聴く方もいます。いろいろな対処の方法は、お一人一人違うと思うのですけれども、それを自分で持っておくというのが非常に大事です。あるいは休日にまとめてダッと休みを取る中でも、どのような活動をすると、ご自身が回復して体調がよくなるのかのようなところなども、いろいろと自己分析を進めていただくとよいかなと思います。
最後が配慮相談です。これは、誰かから状態などが大丈夫かどうかと問われる前に、自分から情報を上司や同僚に共有して、必要であれば、配慮の相談をすることができる力です。なかなか配慮相談といっても、簡単にはいかなかったり、自分から言うのに少し勇気が要ったりすることもあると思うのですけれども、これも非常に重要な力なので、主体的に自ら相談できる力も、このセルフケア力の上では非常に重要だと思っています。長くなりましたけれども、非常に大事なお話でしたので、お話をさせていただきました。このセルフケア力を高めていくことが面接で企業にご自身のことを理解してもらう上で非常に大事な要素になるかなと思っています。
では、続いて、ここもかなり本音ベースの話が続くのですけれども、企業が避けたいことです。こちらを2つご紹介したいと思っています。1つ目が、勤怠が不安定になってしまうということです。体調不良による突発的なお休み、早退、遅刻が頻発することを企業は避けたいと思っています。これを避けるために面接で何を確認してくるかというと、例えば、マイナビパートナーズであれば、まず確認したいのは、その方の生活習慣になります。生活習慣を確認すると、その方が健康維持にどの程度の意識を持っているかが分かります。
われわれが面接でよくお尋ねするのは、生活リズムです。これは「休日も含めた起床時間と就寝時間をおおむね一定に保っていますか」や、できれば十分な睡眠時間、運動する習慣があって、食事を3回、きちんと取っているか、このようなところも非常に大事なポイントとして見ています。一定の生活リズムを保った上で、適切な睡眠、運動、食事の習慣は、面接で聞かれるから、そのようにしなければならないというわけではなくて、これから皆さんが社会に出て安定的に働く上で非常に意識してほしいなと思うポイントになります。これは障がいをより悪化させない、そして、予防です。そのようなものにもつながっていきますので、ぜひ意識されるとよいかなと思っています。
勤怠の不安定の話が続くのですけれども、関連して、この健康状態の確認というのも非常に多くされまして、事実ベースで、現在の体調や通院の頻度、あとは服薬の状況です。これも確認されることがあります。具体的には、「最近の体調はいいですか」や「障がいを理由とした大きな体調不良がこの数カ月の間にありましたか」「どれぐらい通院されていますか」「どれぐらいの服薬をされていますか」と、結構細かく体調について聞いてくる企業がありますが、これはより皆さんのことを理解して、一緒に働く上で何ができるかなということを企業が真剣に考えているから聞く質問なので、ぜひ特に怖がらなくて、嘘などをつかなくていいです。事実ベースでご回答いただければいい質問になりますので、ご認識いただけるといいかなと思いました。また、もし主治医が付いている方がいらっしゃれば、主治医からこのように言われていますということも事実ベースとしてお伝えするのが、非常に説得力があっていいかなと思います。
企業が避けたいことの2つ目です。これも非常にこの領域に限らずで、よくある話なのですけれども、働く意識の話になります。「障がいがあるから、これができなくてもいいでしょう」や「配慮していただけますよね」のような、そのような低いマインドで就職活動に臨む方も、中にはいらっしゃいます。多くの企業では、自分の強みが言えるかどうかや、将来の理想やなりたい自分像がよく聞かれるのですけれども、これは面接対策として表面的に言えるようになることが大事なのではなくて、自分の強みを生かして社会の中でどのように活躍していきたいか、どのように成果を出したいかのようなことを聞かれている質問になります。このあたりのところが、障がい者領域であれば、どうしても配慮の話がメインになりがちです。
どちらかというと、順番が逆でして、社会で活躍して、このような成果を出したい、このようなことがやってみたい。だけど、このような障がいにおける特性で、このようなものは、自分は苦手です、あるいは難しいです。だから、このような配慮をしてください。この順番でお話しいただくのが非常に大事なポイントになります。こちらのスライドの下にも書いてあるのですけれども、社会人になるということは、利益貢献をすることで会社をより黒字にしていくという営みになりますので、その代わりにお給料をもらうという仕組みにどうしてもなっています。ですから、何か配慮をしてもらうことが前提というよりは、自分が活躍をする、成果を出すというところが先になります。その点だけ話す順番の注意が必要です。
少し駆け足で企業が避けたいことのお話を申し上げたのですけれども、面接で注意したいことを最後にまとめさせていただきます。1つ目です。面接で注意したいこと、「配慮は要りません」はNGと書かれているのですけれども、これは本当にそう思っています。配慮事項を共有して、その企業に対して、このようなことを配慮してもらえれば、このように活躍できるという話をすることは決して遠慮すべきことではありません。けれども、よく私も学生と話していると、配慮事項を言うことによって、自分が採用されないのではないか。あまり配慮、配慮と言ったことによってマイナスになるのではないかという学生さんがいるのですけれども、実はそのようなことはないです。先ほども少しお話ししましたよね。配慮事項を言うことによって、本気の企業であれば、どのようなことを配慮してほしいか真剣に聞いてきてくれるはずなので、むしろ、しっかり自己分析をして整理をして、お話しいただくことのほうが大事かなと思います。「配慮が要らない」は、その言葉で配慮する気のない企業を呼び寄せてしまって、真剣な企業を遠ざけてしまう可能性がありますので、その点は注意が必要かなと思います。
最後です。面接で注意したいこと、できないこと、苦手なことだけを伝えるのはNGです。配慮相談は、できないことを言うのではなくて、できるための環境を整備することです。先ほどもお伝えしたことと重複するのですけれども、ここについては、とても大事なことなので、改めてお伝えさせていただきます。ポイントとしてなのですけれども、できないことはできなくてよいです。皆さんは働いたことが今までないというのが、逆に強さです。ですから、挑戦してみたいこと、やってみたいこともきっとあるはずだし、やってみなければ分からないことも多いですよね。ただ、その上でここだけは留意してほしいというのが、障がい配慮になりますので、そのようなところをセットでお話しいただくというのは、改めて意識いただくのが大事かなと思います。
少し駆け足気味でしたけれども、私のパートは以上になります。今もたくさんの質問を質問箱に頂いていますし、チャットでもコメントがあるので、後ほど質問コーナーで拾わせていただければと思いました。以上になります。
村山:
守屋さん、ありがとうございます。企業さんは落とすためにいろいろ聞くのではなくて、一緒に働きたくて、活躍してもらえるのかなということを確かめたいだけなのですね。
守屋:
おっしゃるとおりです。何が自分たちにできる配慮なのかというのも、同じ障がい名でも、人によっては全然違いますよね。ですから、あなたのケースの場合は、何を私たち会社は配慮したり検討したりしたらいいのですか、という姿勢で聞いてきていると思いますので、それができないのだったら駄目だ、のような姿勢で面接に臨んではいないと思います。
村山:
ありがとうございます。いろいろと質問を頂いていて、これはどうでしょう。自分から配慮してもらいたいことを言うのでしょうか。言われたら答えればいいのでしょうか。やはりご自身から言ったほうが誠実なのでしょうか。
守屋:
ありがとうございます。基本的には、ご自身で自ら進んで配慮について「ご相談したい配慮があります」と切り出していただいたり、面接であれば、聞かれなかったら一番最後に、自ら「このようなご相談がしたいです」と申し出たりしていただければと思います。
村山:これも本当に面接というのは、働けるのか、活躍できるのかという確認作業ということなのでしょうね。
守屋:
そうですね。
村山:
ありがとうございます。皆さんの質問をまた後ほどピックアップさせていただきます。では、ここから少し寺塚さんにお話しいただきたいのですけれども、今後、いろいろなイベントがあるのですよね。
寺塚:
はい、そうです。少しCMのようなところにもなってしまうので、少し気楽に聞いていただければと思います。まずは、皆さん、おそらくここに来られている、この講座を聞かれているということは、もう使っているかもしれませんが、ぜひこのチャレンジドというサイトを使っていただければと思います。ここに先輩たちの就活体験談や、障がいへの配慮検索という形で本当にかなり細かく配慮事項というところを絞り込んで検索できたり、実際の雇用実績というものも調べられたりします。今ちょうどチャットのほうに流れていますが、ぜひこちらのチャレンジドを活用していただけるとうれしいです。
ここ、実際に3月以降も掲載予定企業さんは、かなりあります。今のところ、このような感じで、いわゆる有名な企業さんが結構出てきています。まだ出ていない企業さんもあるのですが、3月以降必ず出ますので、興味ある方は、ぜひこちらもチェックしていただけるとうれしいです。結構そのような就職活動のコツのようなところ、コンテンツはかなり充実していますので、企業の情報だけではないということで、今のうちからチェックしていただけるとうれしいです。
そして、3月以降なのですが、障がい者のためのチャレンジドセッションウェブということで、ウェブで行う障がい者採用をやっている企業さんだけが集まったウェブの合同企業説明会になっています。これも出展予定企業という形で、実際3月からこのマイナビチャレンジドへ載る企業さん以外にも、別の企業さんのお名前も出ていますが、いろいろな企業さんが出てきます。まずどのような企業のお話を聞けばいいか、障がい者枠で就職したいな、悩んでいるなという方は、ぜひこちらに予約の上、ご参加いただけるとうれしいです。
少し守屋さんに伺いたいのですが、ここに出てくる企業さんは、障がい者枠を分けて採用している企業さんなのですか。それとも、枠としてあるというところで、面接などそのような選考に関しては一緒という企業さんも多いのですか。
守屋:
ありがとうございます。障がい者枠、障がい者コースのような形で選考している企業さんもありますが、逆に、もうそのようなものはなくて、一本でやっている企業さんもあって、この大きく2方向に分かれるかなと思っています。
寺塚:
選考についても、それのご説明もこの中であるという感じですか。
守屋:
そうですね。選考フローの話もあると思いますので、その点についてどのような流れで選考が進んでいくのかなというところをぜひ聞いてもらえたらと思います。
寺塚:
では、ぜひもうこの段階で興味ある企業さんが出るなという場合は、今のうちから企業のどのような情報があるのかというところを、このチャレンジドや、チャレンジドで載っていない場合には、マイナビやネットでぜひ調べてみて、それで臨んでいただけると、より分かりやすく聞けるかなと思います。もう予約したという方も結構いて、本当にありがとうございます。ぜひ予約まだの方も予約していただけると、うれしいです。そして、そこの中でも就活対策講座ということで、本日は1時間で面接についてぎゅっとお話ししましたが、今回のような面接、グループディスカッション対策講座やエントリーシートの講座も行っています。
そして、プレゼントということで、ここでもギフトカード2,000円分お渡ししています。こちらも予約特典もありますので、予約した方も、ぜひこちらの予約特典を受け取っておくのを忘れないようにしていただければと思います。そして、その時にぜひ出席票というものが下のバナーに出てきますので、こちらも忘れず出すようにしておいてください。これは、やった後に応募や実際に選考に進むというフェーズになってきます。また、企業さんからご案内も来たりするので、ぜひギフトカードゲットのためにも、この出席票は提出していただけるとうれしいです。
そして、このように生放送で聞くのは苦手だな、その日に予定があるなという方は、3月2日、3日という形で行いますが、3日のほう、2日目のほうは、これは録画になっています。ですので、1日目、1社聞いて、2日目以降に2社聞いてみる、というように、時間によって参加できたり、できなかったりあると思いますので、ぜひ自分の都合とご相談しながら参加していただけるとうれしいです。気になる企業さんは、ぜひ生放送のところに参加して、実際に質問してみて、生放送だからできることが結構あるので、ぜひ聞いていただけるとうれしいです。ただ、そのように一時停止などをしたいな、巻き戻ししたいなという場合は、2日目も参加していただけるとうれしいです。
ただ、ぜひコツとしては、いろいろな企業さんのお話を聞いていただけると、うれしいです。1社だけ聞いた方の「御社が第一志望です」という言葉や、その志望理由よりも、やはりいろいろな企業のお話を聞いている方の「御社が第一志望なのです」という言葉と、あと、何より理由は説得力があります。だからこそ自分にとって一番いい企業を見つけるためにも、そして企業さんとしても、やはりいろいろな企業の中から選ばれたいという気持ちでPR、アピールをしていますので、ぜひいろいろな企業を聞いて、ここだという、この企業に行きたい、という第一志望や本命企業を見つけていただけるとうれしいです。
このイベントだけではなくても、かなりいろいろな企業さんが皆さんに来てほしいなということで情報をいっぱい出していますので、いろいろな情報を集めるようにしてみてください。意外と興味ない企業というところが、話を聞いたら面白かったということもあります。ですから、分からないな、どうなりたいのかな、仕事って?とか、やりたくない、働きたくないなという方も、それでも楽しそうに働いている方がイベントにはたくさん出ていますので、このような人になりたいなというのも見つけていただけると、うれしいです。
そして、これはまた別の講座のご案内になりますが、3月4日、このチャレンジドウェブセッションの次の日の月曜日の10時、11時などで出られない方もいらっしゃるかもしれませんが、ここではJTB、皆さん、知っていますね。旅行の有名な企業の実際に働いている障がいのある先輩社員の働き方ということで、実際に働いている方のお話を聞ける講座が予定されています。ぜひ興味がある方、JTBに興味ある方、実際に障がいがある方はどのように働いていらっしゃるのかなということに興味がある方は、ぜひこちらも参加していただけるとうれしいです。今、予約を受け付けていますので、こちらもぜひ予約の上、ご参加ください。ということでお話ししていきましたが、いろいろなイベントがありますので、ぜひ皆さん、参加してみてください。
村山:
ありがとうございます。ぜひ活用していってください。では、ここからは質問コーナーとさせていただきます。たくさんチャットにも来ているのですけれども、守屋さんからは質問スペースのものをピックアップしていただきたいなと思いまして、チャットを少し触れさせてもらっていいですか。精神疾患や発達障がいを抱えていらっしゃって、面接がとにかく不安ですという方がいらっしゃるのですけれども、守屋さん、こちらも先ほどお話があったように、精神疾患、発達障がいと一言に言っても、人それぞれ違うので、やはり具体的にお伝えするということがポイントになってきますか。
守屋:
そうですね。なかなか事実としてなのですけれども、どうしても精神障がい、ならびに発達障がいについて100%知識があって理解していますという人事の人は、それほどたくさんいるというわけではありません。やはり非常に難しい知識にもなってきますので、みんながみんな、知見があるわけではありません。ですから、皆さんのほうから、このような障がいです、このような配慮が必要です、このような特徴がありますということをぜひ企業の皆さんに、むしろお伝えしていただくような姿勢がとても大事かなと思います。チャットにも、内部障がいに比べて精神疾患のほうが不安定な感じがして、採用されにくいのではないかというコメントを頂いています。もしかしたら、恐らく昔はそうだったかもしれませんけれども、それはどんどん変わってきていると思っています。それほどネガティブに考えずに、どちらかというと、そのようなことに不安を感じているぐらいであれば、ご自身のセルフケア、先ほどお伝えしたようなところを自己分析する時間をしっかり持っていただくほうに使っていただきたいなと思います。
村山:
ご本人ができないということを意識し過ぎてしまうのかもしれないのですけれども、できるということ、このような配慮があれば、このような活躍ができますよというのをうまく伝えたほうがいいですよね。
守屋:
そうですね。
村山:
それを言語化するという作業は時間がかかると思いますので、ぜひ面接前にまとめていただければなと思います。精神疾患は、10人いれば10の症状があるから説明しなければと書き込みをいただきました。守屋さん、質問スペースにたくさん頂いています。
守屋:
そうですね。
寺塚:
すごいですね。
守屋:
いただいている質問を下から順番に読み上げていきたいと思います。1つ目が、障がいの特性で目線を合わせられない時はどうすればいいでしょうか、という質問です。そうですよね。緊張して、なかなか目を合わせるのも大変だと思います。先ほど寺塚さんもおっしゃっていましたけれども、目線が別にぴったり合っている必要はないです。
寺塚:
ないです。
守屋:
もし少し不安だったら、少しずれた目線、ピントを合わせるようなことでも別に問題ないと思っています。障がいの特性で目線が合わないということであれば、少し面接の練習などをしてもらって、ここを見ると決めてもらって、ネクタイを見るなど、そのようなことを言っている学生も前いました。そのようにしてもらってもいいと思います。
村山:
それはこのような特性がありますというのを伝えたほうがいいのですか。
守屋:
これが人によって程度が違うと思うのですけれども、とても人と目線を合わせるのが、もうとにかく苦手だというか、結構強くその特性が出ている場合は、絶対に言ったほうがいいと思います。「苦手なので、少し目線をずらさせていただきます」と最初に言えば、「そのような特性があるのですね」で終わりなのですけれども、ただそこまででなければ、頑張れそうであれば、なるべく目線を合わせるよりは、少し近くを見るようなことにしてもらえたらいいのかなと思いました。
村山:
ありがとうございます。
寺塚:
確かにウェブ面接だと、むしろ、顔を上げて、カメラに合わせたほうがいいというのもありますし、むしろ、ウェブ面接だと、目線を合わせる必要がない分、少し楽かもしれないですね。
村山:
確かにそうですね。自分が目を合わせられないかどうなのかと気になるぐらいだったら、伝えてしまったほうがいいかもしれないですね。
守屋:
そうですね。
村山:
では、どんどんいきましょう。
守屋:
僕のほうでピックアップしてしまっていいですか。
村山:
お願いします。
守屋:
2つ目に来ているのが、自分の障がいをまとめたプロフィールシートを作ったという先輩を知っているのですが、そのようにしたほうがよいでしょうかという質問です。恐らく私の取説のようなことで、ご自身の障がいのことをまとめている先輩がいらっしゃったのかなと思うのですけれども、もちろん絶対にしたほうがいいというわけではないです。大切なのが、ご自身の障がいのことを正しく理解して、相手に伝わるかどうかが全てなので、ご自身で口頭で全部説明するのが本当に大変、なかなか苦手だということであれば、このようなシートを使うのがいいと思います。でも、基本的には口頭で説明できるようにしておくのがコツというか、大事なポイントかなと思いました。
村山:
ありがとうございます。
守屋:
またたくさん質問が今、追加で、ありがとうございます。
村山:
これはどうでしょうか。いいですか。
守屋:
はい。
村山:
私は病気があり、体力がなかったり、疲れやすかったりします。しかし、症状が軽く、障がい者手帳は取れないため、障がい者雇用は利用できません。就職することに対して不安しかありません。企業の見つけ方などアドバイスいただきたいです。
守屋:
ありがとうございます。何も障がい者手帳がないと、配慮事項を言ってはならないかというと、そのようなことはないです。障がい者手帳を取得するまでではないのですけれども、それこそ先ほどの主治医の話です。お医者さんから、プロからこのように言われていますので、このようなところは私は苦手です、なかなか難しいですということは、何も障がい者雇用、手帳があることを前提としたものではなくて、一人一人の個性を尊重するのが、基本的な今の企業の考え方です。また、合理的配慮という言葉が企業には義務付けられています。一人一人の求職者、従業員に配慮しましょうというのが義務付けられていますので、もし手帳がないのであれば、そのない旨、軽いというところも含めて、このとおり伝えていただければよろしいと思います。
村山:
ありがとうございます。同じく配慮事項に関しての質問なのですけれども、配慮事項は何分程度で話すべきですか。どうしても伝えたいものが4点あり、結構長いです。でも、これ以上削れないですと頂きました。
守屋:
ありがとうございます。多分相当練習されたのでしょうね。その中でも、これは逆にご質問になってしまうのですけれども、優先順位や濃淡、優先度が高いものや、このようなケースの場合は、これの緊急度が高いなど、そのようなものがあれば、全部伝えてもらうなら、伝えたほうがいいのですけれども、そのようなところを伝えて、印象を残したほうがいいかなと思っています。4つ全て口頭で言って、記憶できない人もいると思いますので、その中でも特にこれがというのがあれば、そのような表現を使っていただくことで記憶してもらうこともできると思いますし、伝わると思いますので、少しそのような工夫をしてもらうと、よりいいのかなと思いました。
村山:
ありがとうございます。それから、先ほどの回答への返信を頂きまして、先ほどの精神疾患は不安定だからと質問したものです。お世話になっている心理士の方に、実はそのように言われ、精神疾患の人には信用がないとまで言われました。あまりそのような言葉は気にしないようにします。
守屋:
よかったです。
村山:
ありがとうございます。そのようないろいろな噂は、就職活動をしていく中で入ってきますよね。気になってしまいますよね。
守屋:
そうですね。どちらかというと、どうしても主治医の方々に関しては、就職や採用や雇用というよりは、体調やそちらのプロフェッショナルになりますので、もちろんそこでいろいろな主観や個人的な意見としてアドバイスがあったことを全て鵜呑みにしてしまわなくてもいいと思います。今日は、たまたまこのようなマイナビの講座ですけれども、これ以外の講座なども見てもらって、情報収集は常にしてもらって、全て一つのことにとらわれないようにしていただくのがいいのかなと思います。
村山:
ありがとうございます。こちらは、本日、面接についてお話しいただいたので、寺塚さんに質問していいですか。障がいの特性上、緊張しやすく、整理しても、頭の中が真っ白になってしまうのですが、どうすればよろしいでしょうか。
寺塚:
まずは私の場合なのですけれども、私の場合は、まず「緊張しやすいです」など、そのようなことは最初に言います。途中でも言いましたけれども、「私はこのように緊張してしまうタイプです」というところは言った上で「途中で言葉に詰まってしまうことがあるかもしれません」というところを最初に言っておくというのがいいかなと思います。やはり緊張しないようにしなければとなると、余計に緊張してしまうということがとてもあるので、自分が苦手なこと、特にそのように絶対緊張する場には、なってしまうと思うので、そのような場で、「少し自分は緊張しています」ということをまず宣言するというのは、緊張をほぐす1つの方法かなとは思います。
ただ、それでもやはり不安なことというのはあると思いますし、どうしても頭が真っ白になることはあるかなと思います。そうなった時は、例えばウェブ面接の時だったら、もう全部、一言一句読むのは駄目ですけれども、目線の先、カメラのところに、メモでこれだけは話しておこう、緊張した時はこうしよう、のような、大きい文字で本当にここを気を付けようのようなことでもいいですし、深呼吸と書いておくなど、そのようにして自分が落ち着ける言葉であったり、ここだけは押さえておこうというところを少し書いておくとかはどうでしょう。対面の面接で、やはり緊張される学生さんにお会いしたり、頭が真っ白になった学生さんにお会いしたりしたことがあると思うのですけれども、そのような時は「どうしても緊張して、このメモを少し見ていいですか」などは大丈夫ですか。
守屋:
例えば、何かそこで止まってしまって、面接が成り立たないよりは、もちろん何かツールやメモなどを使って、結果的にご自身のことが伝わったというほうが大事だと思うので、そのようなものを持っていると安心しますよね。最悪は、このメモを見ようのような、精神的に安心できる材料になると思うので、そのような意味では非常に有効かなと思います。
村山:
あとは、やはり人と話すことに慣れていないと、緊張してしまうと思うので、大人と話すというのは、やってみたほうがいいかもしれないですね。
寺塚:
やはり慣れですね。
村山:
学校のキャリアセンターなどに行けば、きっとそのような面接の対策などをしてくださる場面もありますものね。
寺塚:
そうですね。今だと、そのような機会という形で、個人面談のようなことで対応してくださったり、集団面接を練習しましょうという会があったりなどもするので、そのような場所で結構慣れておくというのは大事かなと思います。もし聞いている中で、話すのは得意ですという方もいらっしゃると思うのですけれども、そのような方でも意外と話せなかったり、「あれ、どうすれば」のようなことは結構あったりします。それは、やはり場数を踏んだり、私は、学校でそのような練習をした時に、どうしても志望理由であったり、自分の根底にあることがトラウマのことがあったり、悲しいことがその行動の理由にあったりするというので、泣いてしまった子がいました。
やはりどうしても自分にとってつらかったことというのは、うまく言葉にできないけれども、もやもやしているということを言葉にしたことで泣いたり、感情があふれてきたりというのがあります。そのようなことも何回か話すことで、多分つらい作業ではあるのですけれども、話すと、このようなことが自分はつらかったのだ、ここで自分は感情があふれてきてしまうな、ということに気付きます。それに対してどのようにうまく説明できるかなということを、結構苦しい作業ではあったり、本当につらかったりしたら、やらなくていいです。けれども、もし少しでも話せそうだな、話したいなと思うのであれば、何回かそのような信頼できる人など、誰かにそれを伝えてみるという練習をすることでも、慣れであったり、緊張であったり、そのように感情が高ぶったりということが回数としては少なくなったり、自分としてもとても落とし込みができて、言語化できるということが実際にあったな、ということがあります。もしどうしてもつらいけれども、感情があふれるけれども、話したいなと思うことがある方は、何回でもいいので練習して、きちんと自分が落ち着いて、緊張せずに、あふれずに話せるという時間を取って練習したほうがいいかなと思います。
村山:
ありがとうございます。あと、先ほどウェブ面接のお話もありましたので、こちらの質問もピックアップしておきます。ウェブ面接日にたまたま家のWi-Fiの接続状況が悪い場合、会社に断りを入れた上でスマホで面接を受けたとしたら、印象は悪いですか。
寺塚:
別に印象が悪いということはないのですけれども、そうならないためにも事前に確実に繋がるようには準備しておきましょうというのが、まず一番の答えかなとは思います。ただ、その上でどうしても難しいという場合、できれば始まる15分前には準備して、難しいとなった瞬間に連絡を入れてほしいのですが、スマホでも大丈夫ではあります。ただ、どうしても少し画面が小さかったりしてしまうので、そこの映りというところがパソコンよりは、もしかしたら暗く映ってしまったりという面が出てきてしまうかもしれません。ですので、事前にできるだけ使うツールで試してみて、Wi-Fiにもし波があるのであれば、この時間が自分は駄目だというのであれば、その時間に予約しないなど、そのように事前にできる準備はきちんと全部やった上で、駄目だった時はスマホを使ってください。
村山:
ありがとうございます。あとは、これはどうでしょうか。心臓障がい持ちで、西日本在住ですが、東京での就職も考えています。主治医は問題ないと言われましたが、親からは、自分が自立できていない点、何かあった時にすぐ駆け付けられない点から反対されています。どうすればいいですかと。守屋さん、どうでしょう。
守屋:
ありがとうございます。この障がい者領域は、やはり転居のようなところは、どこまでいっても相談事が非常に尽きないテーマかなと思っています。ですから、このご質問いただいた方も、非常にご心配されているのかなと思うのですけれども、主治医が問題ないと言っている点に関して、多分主治医が言っていること以外の点で、もしご両親がご心配なのであれば、よくよくお話をしていただいたほうがいいと思います。
よく私がアドバイスさせていただくのは、このような場合はどうするというのを、具体的に一個一個シミュレーションを、なかなか親御さんとそのようなことを話すのは苦手な人が多いと思います。しかし、そこはぜひこれからキャリアを作っていく上で、ご両親としっかりと、こういう場合はこうするよ、こういう場合はこうしようよということで、一個一個くみ上げて、できない、やらないではなくて、やるとしたら、このような方法がいいよね、というところで建設的な話をする場を設けていただく努力をしていただくのが大事かなと思います。
主治医がOKなのであれば、西日本から東日本に広げることによって、おそらく大変受けられる企業さんや未来の数は増えますよね。ですから、個人的には挑戦してみたい気持ちがあるから、このような質問をしてくれたと思うので、ぜひその気持ちをくんで挑戦してもらいたいなと思っています。
村山:
ありがとうございます。また、できないこと、苦手なことを伝えることに関する質問です。何々の配慮があると、できます。何々だけは少なくともご配慮いただきたいです。あとはできそうですなどの回答であれば、企業側の印象がよくなりますか。
守屋:
ありがとうございます。この質問に答えようと思っていました。おっしゃるとおりです。何々の配慮があると、できます。何々だけは少なくとも配慮いただきたいのですけれども、他のことであればできそうです。このような言い方をしていただく分には、企業さんの印象が下がることはなくて、きちんと事実を伝えられて自分のことを分かっている方なのだな、と企業は受け止めてくれると思いますので、よろしいのではないかなと思います。自己分析を頑張ってください。
村山:
ありがとうございます。チャットに「面接では、なぜ口頭でなければ駄目なのですか。メモの利用を避けなければならないのですか。箇条書きのメモぐらい相手方に見せながら話してもよくない?と前から思っているのですが、なぜ駄目なのですか」。メモを常に持ってお仕事できる状況とは限らないというのもあるのかもしれないですね。
寺塚:
そうですね。あと、何より相手にとってのメモは、それはエントリーシートなのですよね。わざわざ相手にそのメモを渡さなくても、相手はそのメモを持っているというのがあって、何よりそれを書いているということは、それを理解しているよね、という前提というか、書いているということは、自分でそう思って書いています。だからこそ話せるよね、という1つの確認作業ですし、そのメモに書いてあること以上のことを企業さんは聞きたいので、わざわざメモがなくてもよいでしょうというのは一つあるのかなとは思います。
村山:
面接前にしっかりエントリーシートは見返す必要がありそうですね、守屋さん。
守屋:
そうですね。多分、実際お仕事をすることになった時に、メモを渡し合ってコミュニケーションを取る職場がそこまで多くなかったりするからだと思います。しかし配慮事項として、そのほうがよいということであれば、面接が始まる前にメールでお伝えするか、始まった瞬間に「このようなコミュニケーションの方法を希望します」と真摯(しんし)に言っていただければ伝わると思います。
村山:
ありがとうございます。とにかくしっかり準備をして臨んでいただければなと思います。
では、もうあっという間にお時間が来てしまいましたので、最後にメッセージを頂いてもいいですか。では、寺塚さんからお願いします。
寺塚:
あと2週間で3月になるということで、もしかしたら焦っていたり、どうしようとなっていたりするかもしれませんが、まずは自分のことという、いろいろな、なぜその仕事をしたいのだろう、どのような仕事をしたいのだろうということを改めて迷った時は、ぜひ原点に返っていただいて、その上で、その仕事をするにはどうしたらいいのだろう、自分はどのようにそこで活躍できるかなということを言葉にして、いろいろな人に話してみてください。意外なアドバイスを聞けることなどもあるので、周りの方にできるだけ頼って、1人で抱え込み過ぎず、ぜひ頑張っていただければと思います。
村山:
ありがとうございます。守屋さんからもお願いします。
守屋:
本日はありがとうございました。最後、メッセージを求められると、毎回この話をしているのですけれども、よく就職活動をしている学生さんは、みんな少し不安そうな顔をされて、社会に出るのが怖いような、学生のままがいいのようなことをおっしゃる方も多いのですけれども、本当にご安心していただきたいのが、社会人もとても楽しいです。社会人もとても幸せです。私は少なくとも学生時代も楽しかったけれども、今もとても楽しいですし、マイナビパートナーズで働いている、障がい者手帳をお持ちの方々も一緒にいますけれども、とても楽しそうに仕事をしている人たちもたくさんいます。ですから、とても不安な世界に飛び込むための修行なのだということを言う方も多いのですけれども、違います。これから皆さんが幸せになっていくための、今、楽しい時間のはずです。ですから、少しでも笑顔で前向きにいろいろな情報を収集して、自分の知らなかった世界を知って、知らなかった、知れて面白い、みたいなことを感じていただける貴重な時間に就職活動を使っていただければと思いますので、頑張るというよりは、楽しんでやってください。以上です。
村山:
ありがとうございます。できることが増えると、わくわくしますものね。
守屋:
そうですね。
村山:
ありがとうございます。それでは、本日のマイナビTV編集部チャンネルは、以上となります。最後、手を振ってお別れです。さようなら。頑張ってください。
寺塚:
さようなら。
守屋:
さようなら。
- 発達障がいかも!?と思ったあなたへ 学生生活につまづきを感じている人のための講座
- 11/8配信
村山:
皆さん、こんにちは。マイナビTV編集部チャンネルをご視聴いただきありがとうございます。司会の村山です。今回のテーマは「発達障がいかもと思ったあなたへ、学生生活につまずきを感じている人のための講座」となっております。そして、お話しいただくのは3人の皆さんです。皆さん、こんにちは。
藤本:
こんにちは。
M:
こんにちは。
I:
こんにちは。
村山:
よろしくお願いいたします。
藤本:
お願いします。
M:
お願いします。
I:
お願いします。
村山:
今日は障がいの種類について藤本さんにお話いただくのですけれども、藤本さんは採用の現場にもいらした方ですので、就職活動に関しての皆さんのお悩みにも回答いただけるのではないかと思います。よろしくお願いします。
藤本:
お願いします。
村山:
そしてMさん、Iさんは、悩みを抱えて、就活を終えて、今、ばりばり活躍中のお2人ですので、体験談を語っていただきます。どうぞ皆さん、よろしくお願いします。
藤本:
お願いします。
M:
お願いします。
I:
お願いします。
村山:
皆さんにチャットもたくさんいただいていますけれども、この後もぜひコメントをお寄せください。使い方をご紹介します。まずオレンジのバナーから出席表の提出をお願いします。そして、ぜひこの後もチャットには感想などをお寄せください。質問は質問欄にお願いします。そして、マイナビTVではプレゼントキャンペーンを開催していまして、過去には選べるe-GIFTやマイナビオフィシャル就活ブックなど、ご覧のプレゼントを差し上げていましたけれども、現在はこちらです。選べるe-GIFT、500円分を差し上げています。マイナビTV企業セミナーに2件予約をしていただきまして、アンケートに回答してもらう必要がありますので、こちらもぜひご確認ください。
そして、本日の流れです。メニューをご紹介します。まずは障がいの種類について、こちらは藤本さんにお話しいただきます。そして「マイナビパートナーズで働く方に聞く」ということで、MさんとIさんにはたっぷりと体験談を語っていただきます。そして、まとめのお話がありまして、お知らせ、皆さんに活用いただけるような情報をご紹介します。そして、最後に質問コーナーと続きますので、ぜひ皆さん、最後までご視聴ください。それでは最初のメニューになりますが、障がいの種類について、こちらは藤本さんにお話しいただきます。お願いします。
藤本:
皆さん、こんにちは。マイナビパートナーズの藤本と申します。まず最初に私の自己紹介をさせてください。私は、今、皆さんがご利用されているマイナビ2025、就職情報サイトのマイナビを運営している株式会社マイナビで、人事採用の責任者をしていた時期があります。7年間で5,000人を超える社員の方を採用していました。その中に200人を超える障がい者の方が含まれていました。その後、マイナビの特例子会社であるマイナビパートナーズの設立に携わり、現在、代表取締役を務めています。
特例子会社といいますのは、障がい者の雇用を促進するために、主に大手の企業が設立するグループ子会社のことで、障がい者の方が働きやすくなるための、例えば職場環境、仕事内容、就業規則、人事制度、サポート体制、そういったものが一般企業よりも整っている会社のことをいいます。現在、弊社には222名の社員がいるのですけれども、その中に170人の障がいを持った方々がおられます。さらに、その170人のうち100人を超える方が、発達障がいの当事者でいらっしゃいます。
われわれはマイナビパートナーズ紹介という人材紹介業も手掛けていまして、こちらのほうで大学生の就職のサポートも行っているんですね。こちらのほうで支援する学生さんの中にも、発達障がいの方がたくさん含まれています。私はこうしたこれまでの経験の中で、就職活動がものすごくうまくいかない、あるいは、学生生活でものすごくつまずきを感じておられるという方にたくさん接してきました。
実は、その中には、発達障がいが理由であるケースが多く含まれています。皆さん、ご自身に発達障がいがあることに気付かずに苦しんでおられたり、あるいは学生生活でいろいろな困り事がある、ただ、もしかしたら発達障がいかなと思いながらも、どうアクションを起こしていいか分からないみたいなところで、苦しんでおられる方もたくさんおられるのです。
今回、今日ご視聴されている皆さんの中には、タイトルどおり発達障がいを疑っている方、あるいは、学生生活で大きな困り事を抱えている方がおられると思います。先ほどもお話ししたとおり、マイナビパートナーズにはたくさんの発達障がいの方が働いているんですね。
その方々は皆さんと同じように、大学時代に発達障がいを疑っていたりとか、あるいは学生生活につまずきを感じたりしながら生活をされていました。ただ、今は発達障がいであることが分かって、自分の特性、得意なこと、苦手なことをしっかりと把握されて、ご自身で障がいに対する対処をきちんとされて、なおかつ自分の特性を周りの方に、上手に分かりやすく説明することができて、適切なサポートを受けながらしっかり頑張っておられます。皆さん、大事な大事な当社の戦力なのです。
発達障がいを持った弊社の社員は、共通した思いがあります。それは、もっと早く発達障がいだということを知っていれば、しなくていい苦労があったのではないかということです。今日は2人の当社の社員が体験談を語ります。どういう経緯で自分に発達障がいがあるということが分かったのか、その後どう行動したのか、行動した結果、どのようないいことが起きたのかというのを皆さんにお話しします。2人からは就職活動に関するアドバイスもありますので、どうぞ最後までお聞きください。
2人の体験談の前に、そもそも発達障がいというのはどういうもので、どういう種類があるのかということ、それと、もし皆さんが、障がい者手帳を取って障がい者枠で就職活動した場合には、一般の就職活動とは違う準備が必要になりますので、まず私のほうから発達障がいの種類のこと、それから障がい者枠での就職活動のことについて、簡単に説明をしておきます。
まず発達障がいの話です。発達障がいとは、こちらにありますとおり、生まれつき脳機能の発達の凸凹が激しいことで、周囲の環境や人間関係とのミスマッチが起きて、社会生活上に支障が生じる障がいのことです。発達障がいは、その特性や表れる困り事によって、以下の大きく3つのタイプに分けられます。
1つ目が注意欠陥・多動症、注意欠陥・多動性障がい、通称ADHDと呼ばれる障がいです。こちらは年齢に比べて落ち着きがない、多動性・衝動性があって待てない、注意が持続しにくい、作業にミスが多い、不注意が多いといった特性があります。具体的な症状を、少し多いですけれども、羅列してみます。
まず落ち着きがない、人の会話に割り込む、学校の勉強でミスが多い、課題や遊びなどに集中し続けることができない、気が散りやすい、自分の話ばかりしてしまって止められない、極端に飽きっぽい、思ったことを口に出し過ぎてしまう、忘れ物やなくし物が多い。計画的に物事を進められない、自分勝手、無遠慮と思われて友達ができない、いつも部屋が汚れていて片付けられない、出かけるまでの準備や服選びに時間がかかって遅刻を繰り返す、こういった症状の特徴があります。もしかしたら皆さん、思い当たる節があるかもしれません。
次に自閉スペクトラム症、自閉症スペクトラム障がい、通称ASDと呼ばれる障がいです。こちらは言葉や視線、表情、身ぶりなどを用いて相互にやりとりをしたり、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちをくみ取ったりすることが苦手です。また、特定のことに強い関心、あるいはこだわりを持っていたりします。
症状としては、物の配置、物事の順番、勝敗、自分のやり方に強く固執する、目を合わせない、人に関心を示さない、集団活動が苦手、かんしゃくを起こす、自分の興味のあることばかり話し、相互に言葉をやりとりすることが難しい。興味のあることには毎日何時間でも集中することがある、熱中することがある、初めてのことで、決まっていたことが変更されるのが苦手といったような特徴があります。
最後に限局性学習症、学習障がい、LDと呼ばれるものです。これは、知的の発達の遅れはないものの、聞く、話す、読む、書く、計算、推論する、これらの能力のうち、どれか一つ以上の習得・活用に極端な困難を示す障がいのことです。例えば「読む」であれば、読む時に行を読み飛ばしてしまう、読み間違いがすごく多い、文末などを適当に自分で変えて読んでしまう、読んでも意味が理解できない。
あるいは「書く」が苦手な人ですと、文字を思い出せない、思い出すのに時間がかかる、書き取りや文章、作文を書くことが苦手、漢字の部首、偏と旁(つくり)を間違う。「計算する」であれば、暗算ができない、計算の時に指を使わないとできない、算数の繰り上がり、繰り下がりが理解できない、九九を暗記しても計算に使えないなどの特徴があります。今のが、まず発達障がいの3種類、概要的な種類の説明です。
次に、皆さん方が今後、仮に障がい者枠で就職活動をすることになった場合、障がい者枠と一般枠はどう違うのかというお話をしていきます。まず障がい者枠です。これは就職活動時点で、受験する企業に対して障がいがあることを伝えて、もしそこに合格した場合、特性や症状に配慮を受けながら働くことができるコースです。これは就職活動時に手帳の提出、もしくは手帳申請中であることが条件になります。一般枠、これは障がい者枠ではない、通常の求人コースです。病気や障がいのない方たちと同じ条件で採用試験を受けます。一般枠のみの企業も多いです。これは応募条件を満たしていれば、誰でも応募ができる枠ということになります。
次に、障がい者枠と一般枠のメリット、デメリットについてお伝えします。まず障がい者枠のメリットです。仮に障がいがあって、障がい者枠で企業に入ったということになりますと、そこには障がい者にとって働きやすい環境や支援体制が整っている場合が多いです。あとは通院など、医療に必要な時間確保への配慮、障がい特性に配慮した作業内容、業務の進め方への配慮、あとは支援スタッフが在籍されていたり、定期的に面談を実施してくださったりといった形のサポートが手厚いということです。あとは、障がい者限定雇用枠であることから、一般的に、一般枠よりは選考倍率が低いので、合格しやすいということになります。
今のは、障がい者枠の中でも一般企業の障がい者枠の話です。さらに、われわれのような、特に障がい者に配慮された特例子会社の、いわゆる障がい者枠ということになると、上記に加えて、一般企業の障がい者枠の場合、支援体制が整っている場合が多いと書きましたけれども、特例子会社の場合ですと、ほぼ100%体制が整っていると思われます。あとは、一般企業の障がい者枠の場合、健常者の方に混じって働くというケースが多いかと思いますけれども、特例子会社の場合の多くは、同じ境遇、同じように障がいを持った人同士で、同じチームで働くというケースが多いと思われますので、働く上での精神的な安心感があると思います。
一方で、障がい者枠のデメリットですけれども、障がいに配慮するがあまり、難易度の高い業務をあまり課されない傾向があります。あとは、一般枠よりも求人数が少ないので、就活時に選択できる幅が非常に狭いです。あとは一般枠よりも給与が低かったり、また、伸び率が小さかったりするケースが多いです。
次に一般枠のメリット、デメリットです。こちらのメリットは、障がい者枠よりも求人数が多いので、就職先の選択肢はものすごく多いです。例えばマイナビなんかにも、ものすごくたくさんの、何十万という求人が載っていると思いますけれども、ものすごく選択肢が広がります。入社した場合、一人の方に任せられる業務範囲が、障がい者枠で入社するよりも広いケースが多くて、さまざまな仕事に取り組むことができます。結果として、障がい者枠よりも給与が高かったり、キャリアアップできる可能性が高かったりします。
デメリットとしては選考倍率が高い、障がい者枠と比較して採用ハードルが高くなります。あとは合理的配慮を受けづらいです。障がいがあっても、そこは伏せて一般枠で就職するとなると、障がいがあったとしても配慮は受けられません。障がい者が障がい者枠で就職した場合に比べると、やはり離職率が高いです。障がい者の方が障がい者枠として入って、配慮を受けながら働くよりは、障がい者の方がこれを伏せて、一般枠で入ってしまって、配慮を受けずに働くとやはり離職率が高い、とこの辺りがデメリットになってきます。
今度は、障がい者枠で就職をしようと思うと、一般枠で就職するのとは別の準備が必要になります。これは配慮事項と呼ばれるものなのですけれども、障がい者枠で就職しようとした場合、そして就職した場合、合理的配慮を受けることができるのです。この合理的配慮をというのはどういうものかといいますと、障がいや病気によってできないことに対して、必要かつ可能な範囲で配慮を企業側が提供するということです。
ですので、入社した場合、どのような配慮を希望されますかというのを、面接で必ず聞かれるのです。これは、きちんとそれを伝えることは、ミスマッチを防ぐ上でとても重要なのですけれども、障がい者枠の面接の場合は、通常の面接とは別にこれをきちんと用意して、正しく伝えることが必要になってきます。この準備が必要になります。
その配慮事項を適切に伝えるには、ご自身の障がい特性に対する理解が必要です。同じ障がいであっても特性の出方は人それぞれで、同じ発達障がいといっても、人によって全然特性の出方が違いますから、特性が異なれば必要な配慮も変わってきます。ですので、企業はより具体的な必要配慮を確認して、その配慮が対応可能かどうかを判断した上で合否を決めたいと思っていますから、ご自身の障がい特性をしっかり理解した上で具体的な配慮を伝えることが、求めている配慮に対応できる企業に入社して、働きやすい環境を手に入れる近道になるのですけれども、これを、一般枠で就職する時とは別に、障がい者枠で就職活動する場合は、きっちりと準備をする必要が出てくるということです。
以上、私のほうから発達障がいの種類、それから、障がい者枠で就職活動する場合の注意事項についてお伝えしました。そのことも踏まえた上で、今、当社で働く2人の社員の経験談を聞いていただきたいと思います。
村山:ありがとうございます。今日も藤本さんのお話にあったような、何らかのお悩みを抱えている方がご覧になっているのかなと思います。今日来ていただいたお2人の先輩社員も、就職活動に際して、また、学生時代、不安を感じながら行動していたと聞いていますので、皆さんのアドバイスになるようなお話になるのかなと思います。ここからはお2人の先輩社員に体験談をそれぞれ語っていただきます。では、まずMさんからお話しいただきましょうか。お願いします。
M:
マイナビパートナーズ社員のMと申します。本日は発達障がい体験談をお話しさせていただきます。よろしくお願いします。本日はこのような流れでお話をさせていただきます。私は大学生の時に障がい者手帳を取得したため、その経緯や、新卒としての就職活動についてお話をしたいと思います。
まずは自己紹介なのですけれども、障がい名はADHD、注意欠陥・多動性障がいの不注意優勢型になります。具体的なものは、課題や作業の段取りを組むのが下手、あとは、忘れ物や紛失が多いというのが具体的なものになります。小さい頃だと、小学生、中学生にある参観授業などのプリントを、親に提出するのを忘れるなどが結構ありました。でも、マイペース、大ざっぱだねと、一つの性格として認識されていたので、障がいの特性というのは、小さい時にあまり感じていませんでした。
次に学生時代の話をしようと思います。障がい者手帳を取るきっかけになったのは、大学2年生の秋ごろでした。大学生活の中では自分の時間も結構取れたので、いろいろなことを経験しました。1つ目は運転免許の取得に挑戦しました。友達とレンタカーで旅行に行くのがいいなと思ったりとか、将来、身分証の代わりにもなるので、教習所に通い始めました。2つ目は飲食店のアルバイトに挑戦しました。家の最寄りのところに飲食店があったので、そこでバイトを始めました。賄いが出るというので、すごく学生時代にありがたいと思って、節約にもなるので、飲食店で働こうと思いました。ホールやキッチンをやりました。3つ目は大学生の本業になるのですが、講義の課題をやりました。
いろいろなものに挑戦していく中で、困った点がそれぞれにありました。まずは教習所なのですが、教習所が混んでいたので、スケジュールを自分で取っていくシステムなのですが、それが結構、調整が難しいと自分で思っていて、1つコマを寝坊したら、次の教習が1カ月後とかになってしまうので、そのままずるずると教習が受けられなくなったりしました。
2つ目のバイトに関しては、マルチタスクというのが自分で苦手だと気付いて、ここに書いているとおりなのですが、お皿洗いなどに集中して、他の料理の配膳が遅れたり、テーブルの片付けを同時進行で行うことができなかったりしました。同年代のバイトの方は、結構それをこなしていたので、自分がうまくできないのが不安で、そこがとてもしんどかったと思います。
あとは講義の課題についてなのですが、数人で資料を作って発表するものがあった時に、連携が取れない、連絡を返すのが遅いせいで、うまく、発表するのに友達に迷惑をかけてしまったなと思いました。課題については、友達が結構優しかったので、大きなトラブルにはならなかったのですが、迷惑をかけてしまったなという罪悪感がありました。
他にもサークルに入ったりとか、一人暮らしだったので家事もいろいろやっていて、マルチタスク、いろいろなものをやっていたという部分で、全てにやる気がなくなって、全部やりたくないなとなってしまいました。全てにやる気がなくなってしまうので、そのまま引きこもりで、大学にも行かず、バイトにも行かず、教習所にも行かずという生活を、1カ月ぐらいしました。
ほとんど外に出ないので、友達とも話すこともないですし、バイトにも行かないですし、一人暮らしなので、親と連絡することもなかったので、親からLINEが来ました。大学2年生の冬から春ぐらいにずっと引きこもっていて、親から連絡が来て相談をしたところ、母が発達障がいに詳しかったということもあって、近くのメンタルクリニックを受診しました。今までの経緯、小学生や中学生から今までどんなことに困っていたか、大学生でマルチタスクが苦手だったなど、そういう部分を話した結果、ADHDと診断を受けました。そして、障がい者手帳を取得することになりました。
取得してよかったことをこの後説明するのですが、2つあります。1つ目はお薬をもらえるということです。ADHDの診断を受けないともらえない薬があって、その部分では、診断を受けてとてもよかったと思います。服薬することで脳の活性化、集中力が上がるという効果があるそうです。このおかげで大学の講義中、すごく集中できなかったり、眠たくなったりというのがあったのですが、このお薬を飲んだおかげで講義中に眠くなくなり、今も毎日このお薬を飲んで出社して、仕事に集中して取り組むことができています。
2つ目です。また、大学ではバリアフリー支援室に相談して利用することになりました。身体障がいがメインなのですが、発達障がいの方も相談できるということで利用しました。大学2年生の秋から引きこもりだったので、春休みまで大学に行けなかったのです。ですので、2年生の後期の単位はほとんど取れていない状態で、やばいという感じです。ですので、講義の履修相談や面談を行いました。
1つ目は履修相談なのですが、あとは大学3年生と4年生なので、何単位取ったらいいか、何が取れて、何が取れていないかも分からない状態だったので、そういう確認の相談や、私の大学では、大学3年生からゼミというのがあって、その希望アンケートを大学2年生の冬に出さないといけなかったのですが、ちょうど引きこもりだったので、それを提出し忘れていて、支援室の人に、代わりにゼミの希望アンケートを出してもらうというのを代行してもらいました。これを出さないとアウトだったので助かりました。
あとは、講義についてなのですが、授業を聞きながらノートを取れない人、同時に行うことが苦手だという人には、ノートテイクの配慮がありました。あとは、週1でカウンセラーの方、バリアフリー支援室の方と面談を行うことができました。私はマルチタスクが苦手で、スケジュール管理も苦手だったので、そういう部分の確認や、課題をきちんと出せているかを確認して、体調面についての相談も乗ってくれました。
結果、単位もきちんと取れて、留年せずに大学を卒業することができました。最初のほうは、本当に卒業できるかがすごく心配だったのですが、親の配慮であったり、大学の配慮であったり、薬をもらったおかげで卒業することができました。不安な部分を一緒に考えてもらえることがすごく助かって、就活面についても相談に乗ってもらえたことは、すごくありがたかったなと思います。
次に就活についてお話しさせていただきます。最初は一般雇用や、一般企業の障がい者雇用で就職しようと考えていました。インターンも行きました。それぞれのメリットについて説明します。一般雇用は、自分の興味がある分野が結構多かったと思います。特に私はライターや編集、制作などのお仕事に興味があって、一般雇用の会社だと、そういう分野がいろいろあると思いました。調べたところ、障がい者枠はあまりなかったかなと思いました。
一般企業の障がい者雇用については、一般雇用と比べて配慮してもらえる点が多いかなと思いました。あとは、身体障がいの雇用の実績はあるのですが、精神障がいの雇用があまり実績がないなど、企業が詳しく配慮してもらえるというのをよく分かっていなかったので、ちょっとそこは不安な部分でもありました。
一般雇用や一般企業の障がい者枠の就活を続けているうちに、ちょっと気になった点がありました。1つ目は転勤の可能性があるというところです。転勤があると、新しい土地になじめるかという部分で不安がありました。あとは残業がある、これは夜遅くまで残っていると、次の日の朝に起きられるか、生活リズムがばらばらになるので心配だなと思いました。あとは、制作の分野で探していたのですが、何日までに提出しなければならないという義務があると、休日も仕事のことを考えてしまうという不安がありました。
この他にもいろいろあったのですが、こういう部分で私には向いていないかもと思いました。転勤があったり、残業があったりというよりかは、自分が長く続けることができる会社がいいと思いました。そういう部分で、長く続けることができる、働きやすさというのを自分は重視して就活をしようかなと思いました。
そこで、障がい者を雇うために特例で設立された子会社、特例子会社をメインに就活を進めることにしました。特例子会社では、設備や職場環境、規則などで、配慮が手厚いことが期待されます。特例子会社専用の求人探しを始めたのですが、求人サイトやキャリアセンターに行ったり、企業のホームページの中で障がい者雇用、特例子会社専用のものはないか調べたりしました。まず大学のキャリアセンターに行って聞いてみたのですが、一般企業の障がい者雇用求人はあるのですが、特例子会社求人はあまりなかったというのが現実でした。最後まで大学のキャリアセンターを利用することはありませんでした。
困っていたのですが、いろいろと探しているうちに、新卒紹介サービスというのを発見しました。紹介サービスというと、ハローワークや転職で使うイメージなのですが、求人サイトで探せなかった企業の紹介や面接の対策など、親身になって就活をサポートしてくれました。特に面接対策は、配慮事項などの対策について、すごく参考になって、これはすごく助かった部分だなと思います。新卒紹介サービスで紹介していただいたマイナビパートナーズに内定をいただき、入社を決めました。
最後に皆さんへのメッセージなのですけれども、障がい者枠で現在、働いています。働いてよかったこととしては、働きやすい環境があることです。具体的には、右に書いているのですが、自分が就活面で不安だった転勤や残業などがなかったり、面談が週1であったり、現在、好きな制作の仕事に携わることができていて、幅広い仕事にも取り組むことができています。
2つ目は、就職活動の面接において、自己理解が大切だということです。面接面で障がい者手帳を取ると、自分の苦手なことを理解できます。今まで生活の一つだと思っていたことも、特性の一つと考えられます。それで、不得意なことが分かっているので、自分の強みや長所を伝えやすいと思います。これは面接ですごく大事なことだと思います。
あとは、説明会で企業の取り組みなどを聞いてみるのもいいと思います。面接などでいろいろと不安な部分もあると思うのですが、支援室、メンタルクリニックなど、私は大学生活でいろいろ利用してみたので、そこも利用しながら、まずは親や友達など、身近な人に相談してみるのもいいと思います。以上で発表を終わりにします。ありがとうございました。
村山:
Mさん、ありがとうございます。実際に、元々興味のあったライターのお仕事をされているのですよね。とあるサイトの記事を書いていらっしゃるということなので、もしかしたら、学生さんも見たことがあるという方がいるかもしれないですね。ばりばり活躍中です。では、続いてはIさんに体験談を語っていただきます。お願いします。
I:
はい。それでは私の発達障がい体験談についてお話しさせていただきます。私、マイナビパートナーズのIと申します。短い時間ではありますが、皆さま、どうぞよろしくお願いします。さて、まず簡単な自己紹介をさせていただきます。私の障がい名ですが、注意欠陥・多動性障がいと呼ばれています。一般的にはADHDと呼ばれていますね。主な症状は3つあります。まず1つ目は忘れ物が多い、すぐ忘れるということです。こちらは、学校で出す提出物をよく忘れてしまったりですとか、口頭で「これをやっておいて」と言われたことを、すぐ忘れてしまったりする症状がありました。
2つ目はじっとできない、気が逸れやすいということです。これは幼少期の頃に強く出た症状なのですが、小学生くらいの頃、授業中にじっと話を聞いていられなかったりですとか、ふとしたきっかけで考え事をしてしまって、気が逸れてしまったりすることがとても多かったです。3つ目なのですけれども、人の話が聞けず、自分の話ばかりしてしまいました。これは大人になって克服できたことではあるのですけれども、人が話している時に、急に自分の話を割って入ってしまったり、あとは、人の話を聞かずに自分の話ばかりしてしまったりすることがありました。
そんな学生時代なのですけれども、特に大変だったエピソードがあるのでご紹介します。まず、大学4年生の頃、最後の試験だったのですが、かなり単位をぎりぎりで取っていまして、前日にしっかりとお勉強をします。ところが、試験当日に別の勉強をしていたことが発覚し、結果、問題が全然解けずに、留年と内定取り消しの危機に直面します。結果、教授にすごく頭を下げたりメールしたりして、何とか事なきを得るのですけれども、これはかなり、一歩間違えればすごく人生が変わっていた、大変なエピソードなのでご紹介しました。
他にもたくさん失敗したエピソードはあるのですが、そのような感じで、どんどん自信を失っていって、実際に就職活動に入った時もかなり消極的になってしまいます。これも今思い返せばですが、障がい者雇用のことをもっと知っていれば、現状はもっと変わっていたのではないかと思います。そんなことを考えながらでも、就活からは逃げることができないので、渋々と就職活動を始めます。
そうはいっても、かなり悪戦苦闘した就職活動となりまして、まず面接で、大体10社くらい受けたのですが、ほぼ全て選考落ちしてしまいます。さらに、こちらは自分の中で大きな失敗なのですが、グループディスカッションという、選考途中の就活生を集めて行う選考があるのですが、自分はたまたま議長になって、たくさん発言しました。他の人の発言を遮って自分の話をしたり、全く議論の流れをくみ取らずに別の話題を出したりして、かなりかき乱してしまいました。
当時はたくさん発言した、これは手応えがあるなと考えていたのですが、いざ結果を見たら選考落ちということで、選考に落ちて初めて、自分が議論を引っかき回していることに気付きましたし、これはかなりやっぱり自分の中でショックだったのですが、就活の中で一番の失敗だったなと思います。
3つ目は、面接でうまく話せないということです。これは書いてあるとおり、他の就活生に比べて、相手の質問の意図をうまく受け取れなかったり、話す内容を忘れてしまったりといったことで、話せないことが多かったです。4つ目なのですけれども、最終的に自分が選べる立場ではなくて、選ばれる、選んでくれる場所を就職先にするという選択肢しかなくなってしまって、たまたま内定を1社いただいたので、そこにしたのですが、選択肢がそこしかない状態で、正直、いい就活ができたとは思いませんでした。
というわけで、社会人時代についてお話ししようと思います。失敗だらけの就職活動だったのですけれども、何とか内定をいただき、無事就職します。就職先は、接客ができる小売り系の会社に決めました。本当は、大学から趣味で始めたデザインやイラストのお仕事に就きたかったのですけれども、当時、スキルがなかったので、自分の苦手なことを克服するという方向性にシフトして、接客業に勤めることにしました。
そんな形で社会人になったのですけれども、もちろん問題だらけで、いろいろなミスや苦労があります。まず、周囲となじめませんでした。コミュニケーションについて、まだまだ他の方と話していると、世間との感覚のずれのようなものがあって、徐々に距離を感じてしまって、うまくなじむことができませんでした。
2つ目は、これは学生時代から続いているのですが、忘れ物、タスク抜け、ケアレスミスがとても多かったです。家から出て財布などを忘れるのは日常茶飯事で、上司の指示や、部下にこれを伝えておいてと言われたことを忘れてしまって、結構問題になってしまいました。自分の場合は接客業だったので、レジ打ちをすることが多かったのですが、レジのミスも多くて、お客さまによく商品を無料配布してしまうというミスをしていました。
最後なのですけれども、これは本末転倒な話ではあるのですが、そもそも接客に向いていなかったということで、やはり苦手なことを克服して入社したので、元々得意な人に比べて、どうしても差が開いてしまいがちだったのです。ですので、適材適所という言葉の大切さをここで知りました。
そのような感じで、かなり社会人は前途多難な感じで働いていたのですが、就職して3年後、心身が共に疲弊して、適応障がいの診断を受けます。ただ、自分の働いている環境はそんなに悪くなかったのです。残業は繁忙期以外ほぼありませんでしたし、周りのパートさんや部下の方が気を利かせてフォローしていただいたりですとか、体調もまだまだ限界ではなくて頑張れる状態でした。ただ、そのような環境ですと、やっぱり自分よりつらい環境の人がいたり、職場に迷惑をかけてしまうですとか、休むのは甘えではないかなど、自分の中で葛藤が生まれる原因になってしまいました。ただ、そのような思いを振り切って、我が身大事さで休職をしました。
そのような感じで、休職後、すぐに手帳取得に踏み切ります。これに関しての理由なのですけれども、社会人の時に感じていたいろいろなつまずきに、理由が欲しかったのが一番の理由です。漠然と自分ができない人間だと思うより、駄目なところを克服して、そういった部分を努力というか、障がいとして認められてしまったほうが楽だと感じたのもあります。
それで、この話を聞いている方の中には、障がい者手帳を取得していない方も多いと思うので、手帳を持っていなくて、少しでもお医者さんに相談してみようと考えている方は、少し聞いてほしいことがあります。医者ガチャをしましょうということで、とんでもないお話なのですが、こちらは本当に大事ですし、自分の周りでも、実際にいろいろな医者の方にかかった方はいらっしゃいます。
担当するお医者さんも、もちろん人間ですので、人間同士の相性があります。このお医者さんなら何でも、ささいなことでも話せそうだなという方と出会えるような、そういったSSRのお医者さんと1番目に出会えれば、もちろんそれに越したことはないのですけれども、そううまくいかないこともあります。自分も実際、少しお医者さんと話しづらいというのがあって、何回か転院をした経験があります。結局は相性みたいなところはありますので、お医者さんが合わなかったら、主治医の方に、担当を交換していただけませんかと相談したり、いっそのこと転院をしてみるのを自分はお勧めします。
手帳取得について、明確なメリットを感じた点がありましたのでご紹介します。転職の選択肢が増えます。障がい者手帳を持っていると、一般求人に加えて、障がい者求人が2つ見られるようになります。一般企業と特例子会社です。ただ、障がい者手帳を持っていない場合は一般求人しか見られません。ですので、純粋に見られる求人の数に差が開いてくると感じました。
さて、これから手帳を取得しようか悩んでいる方に、先輩からアドバイスをさせていただきます。まず、取得ができない理由があるなら狙ってみる価値があります。それで、家族以外には、基本的にはばれません。ですので、友達などにも普通に今までどおり接することができます。ただ、家族が反対しそうなら慎重に動いたほうがいいと思います。一般企業の方に伏せることができるので、一般企業さんに就職する場合は何の影響もありません。最後に、自分の特性を知るきっかけになります。障がい名が分かれば自分の障がいが分かるので、その特性について調べるきっかけにもなると思います。
いいことばかり言うとあれなので、強いて言うならマイナス面もお伝えします。まず、取得直後の漠然とした不安感や、少し複雑な心境があります。自分も割と進んで手帳を取得したほうではあるのですが、やはり取得直後は、少しマイナスな気持ちになりました。ただ、こちらは時間が解決してくれるので、そんなに気負わなくてもいいかなと思います。
2つ目が、自分の苦手な部分と向き合う時間が増えます。こちらも、自分の特性でできないことが多いので、やはりマイナスな部分が多いです。ただ、一個一個対策を取っていくと徐々に楽になっていくので、そういった部分も安心していただければと思います。そして最後に、家族から理解を得られるのに時間がかかる場合があります。こちらは本当に家族の方によるのですが、家族の方が少し、障がいに対して分からないなという方がいましたら、障がいの話をお茶の間に出してみる、あとは、手帳についてどう思う?という感じで、少しずつ外堀を埋めていって、最終的に取得していただければと思います。
さて、では、自分の転職活動についてお話しいたします。自分は、希望の仕事がデザイン系にチャレンジしたかったので、期間でいうと約3年という、とても長い就職活動をしました。手帳を取ったことによって、そういった制度をフル活用した就活をしました。休職しまして、その後、精神科デイケア、そして就労移行支援事業所、そこから今のマイナビパートナーズさまに就職させていただきました。
耳慣れない言葉が、施設の名前があると思うのでご説明します。まず2つ目の精神科デイケアなのですが、こちらは、障がいのある方や精神的に病気を抱えている方が、社会復帰を目的にトレーニングやコミュニケーションを行う施設で、雰囲気は、割と小学生みたいに楽しくトレーニングできます。自分の場合、切り絵や粘土、折り紙などの手先のトレーニングや、あとは自己理解の学習などを行いました。ここで同じ障がいを持った友人などがたくさんできて、通ってよかったと思っています。
3つ目の就労移行支援事業所なのですが、こちらは、基本はデイケアと同じような施設です。デイケアと異なるのは、より就職活動に近いトレーニングを行えて、面接対策などもしてくれました。自分が現在働いている職場でも、大体、就労移行支援事業所を使って就職された方が非常に多くあります。最近はITやデザインを教えてくれる場所もあって、自分もここでしっかりデザインの勉強をして、今、希望のデザイン系のお仕事に就くことができました。
さて、先ほどから話に出ている、特例子会社という言葉について、軽く触れさせていただきます。まず各雇用の差ということで、一般企業のほうから見ていきましょう。一般企業なのですけれども、基本的には、われわれは障がいを隠して働くことになります。上司はもちろん障がいについて詳しくありません。周りの方はもちろん普通の方なので、健常者の方と混じって働くことになります。
ここまでは皆さんご存じなのですけれども、次に、2番目の一般企業の障がい者雇用です。こちらは障がいを公開して働きます。ただ、上司が障がいに詳しくない場合もあります。一般と同じように、健常者の方と混じって働きます。ですので、割と環境によっては、結構、障がいが全く分からない上司の方に当たってしまう可能性もあります。3つ目が特例子会社です。こちらは、障がいを公開するのは普通の障がい者雇用と変わらないのですけれども、上司も障がいについて一定の理解がある場合が多いです。そして、周りも同じ境遇の方と働けるので、すごく働きやすいと感じています。
実際に、一般枠から障がい者枠に転職してみた個人的な感想になります。まず、自分らしく働けるのがいいと思いました。やはり周りの方が健常者だと、障がいを明かすことに後ろめたさを感じると思うのですが、障がいを周囲に隠す必要がないので、息苦しさがなくて、すごく働きやすいと思います。
2つ目が、お金より環境が大事だと思いました。これは前の項目に少しつながるのですが、苦手な仕事を苦手な環境でするよりも、好きな仕事をいい環境でするほうが、すごく圧倒的に楽だと感じています。最後に、とても学べることが多いと感じました。障がいを持っている方に対する付き合い方や、あとは、他の方が同じ障がいを持っていて、どういった対処をしているのかというのも分かるので、そういった意味ですごく勉強になると感じています。
では最後に、自分が伝えたいことをまとめてお話しさせていただきます。1つ目が、早めの決断が自分への投資になるということです。皆さん、今すぐ行動を起こすことはすごく大変ではないかと思うのですけれども、早めに行動すれば選択肢がたくさん見えてきて、その後、5年後、10年後の人生にも大きく影響をもたらすと自分は考えています。いきなり何をすればいいか分からないという方もいると思うのですけれども、病院に通おうか悩んでいる方は、ネットなどで、発達障がいのセルフチェックというウェブ診断などもありますので、そういったところで診断を受けてからお医者さんに相談するのがいいと思います。
とはいっても、いきなり始めるのは勇気が要ると思います。2つ目は、行き当たりばったりでも大丈夫です。事前に隅々まで調べてから、勉強してから行動しようと思っていると、意外に面倒くさくなって、やらなくなることがあると思います。自分がそのタイプなのですが、そうやって放置して行動するよりは、とりあえず見切り発車で何か行動をして、行動しながら勉強するのも全然いいと思いますし、自分もそれで何とかなったので、それで行動を起こしてみるのもいいと思います。
最後に、しない後悔よりもする後悔をということで、とにかく行動を起こしてから後悔してみることをお勧めします。過去を振り返ってみると、自分の場合、やっておけばよかったということはたくさんあるのですが、やらなければよかったと思うことは意外に少ないと思うのです。ですので、手帳に限った話ではないのですけれども、行動を起こそうか、起こさないか考えているのであれば、取りあえず行動を起こしてから、失敗したなと後悔するのが自分はいいと思います。皆さんもいろいろ悩まれる時期で大変だとは思いますが、行動を起こすきっかけに少しでもなれば幸いです。以上で発表を終わります。ありがとうございました。
村山:
ありがとうございます。実際に今、デザインのお仕事をされているということで、Iさんのスライドを、Mさんもですけれども、デザインされたということで、大変、思いや活動の流れが伝わるようなプレゼンでした。ありがとうございました。お二人のお話をお聞きになって、藤本さん、まとめとなるようなお話をいただいてもよろしいでしょうか。
藤本:
そうですね、皆さん、お二人の話を聞いて、どのような感想だったでしょうか。それぞれ、困った時に例えばお母さまのアドバイスを受けていたとか、あるいは自分で考えて行動を起こしていますよね。行動を起こした上で障がいを受け入れて、自分なりの道をたどって、最終的には自分らしくいられる場所を見つけているというお二人だと思います。ですので、皆さんも、もし今起こそうと思っている行動に対してためらいがあるのであれば、まずは行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
村山:
ありがとうございます。そしてお二人とも、可能性を狭めずに行動することで、後悔はしてほしくないというお話でしたけれども、ここで、少しでも皆さんの活動のお役に立てるような情報をお伝えしていきたいと思います。まず、マイナビパートナーズ紹介です。こちらです。マイナビパートナーズ紹介では、障がいのある大学生や社会人のキャリア支援に特化した人材紹介サービス、転職エージェントとなっています。
Iさんのお話の中にも、障がいがある方を雇用しているかどうかだけではなくて、障がいに対して理解があるかどうかも大切だというお話もありましたね。皆さんの特性、そして、生かせる活躍の場はたくさんあると思いますけれども、障がい当事者と一緒に働く経験をしているマイナビパートナーズだからこそ、カウンセリングの中で、実践的なアドバイスや、本人に寄り添ったサポートが可能となっています。今後のキャリアを考える上で、ぜひ活用いただければと思います。
続いてが、障がいのある学生のためのサイト、チャレンジドです。ご覧のように、左側、コンテンツが充実しておりまして、先輩たちの就活体験談があったり、志望動機の作り方があったり、就活準備講座があったりと、活用いただけるようなコンテンツがあります。そして、皆さんの特性はそれぞれだと思います。配慮が必要なこともそれぞれだと思うのですが、障がいへの配慮の検索をしていただけます。勤務地の配慮がある、通院の配慮がある、車椅子用エレベーターがあるなど、こちらを検索に活用いただけますので、ぜひチェックしてください。
そして、さらに、全く絞り込まずに情報収集をするというのは大変な作業だと思いますので、このような方法もあるということでお伝えしていきます。マイナビ2025のアプリでは、オプションを選択して、会員情報の変更から利用サービス欄で、無料で障がい者のための情報提供の希望や、障がい者手帳のあり・なしにチェックを入れて検索していくこともできます。
さらに、マイナビチャレンジドサイトのウェブセミナーの検索から、過去に配信された就活準備講座や会社説明会の動画を見ることもできますので、こちらもぜひ活用してください。チャットにも質問をいただいていまして、アーカイブを残していただきたいですというコメントをいただいたのですけれども、こちらの動画もアーカイブを残す予定ですので、ぜひ後ほどまた確認してください。
それでは、たくさん質問をいただいていますので、ここからは質問コーナーとさせていただきます。個々のお悩みもたくさん書いていただいたのですけれども、じっくりお話ししてからではないと、なかなか回答が難しいものもあると思いますので、多くの学生の皆さんに関するような質問をピックアップさせていただこうかなと思います。では、まずは「実際に働く中で、成長したと感じる点はありますか。また、仕事が楽しいと感じる時はどのような時ですか」。こちらは先輩社員お二人に聞きましょうか。まずMさん、どうですか。
M:
私は、新卒で入社したのですけれども、社会人としてのマナーを身に付けることができたというのが成長した部分かなと思います。あとは、障がいについてすごく理解が深まったと思います。私は業務スピードは速くないのですけれども、きちんと合っているかという確認が結構多いほうなのです。そういう部分を上司の方が見てくださっていて、正確性がすごく高いという評価を受けて、ダブルチェックの担当に抜擢されることがありました。悪いところ、スピードが遅かったりする部分はあるのですが、それを正確性がすごく高いというふうに、いいところに変換してもらって仕事に生かせるという部分では、すごく成長した点ではないかと思います。
あとは、働いていて楽しいなと思う部分は、今ライティングの仕事をしているのですが、どのようにしたらもっとよくなるか、いろいろな人に見てもらえるか、アレンジを考えて試行錯誤しているところが、すごく楽しいなと思います。あとは上司の方が、自分が制作したものに関してフィードバックしてくれるので、よかったところは褒めていただいて、悪いところは、こうしたらもっとよくなるよと意見をもらえるので、その部分でもっと頑張ろうという気持ちにしてもらえるのが、すごく楽しいですし、やりがいがあるお仕事だと思っています。
村山:
ありがとうございます。そこでまた自分の成長も感じられますしね。Iさんはいかがでしょうか。
I:
私は、自分の症状である、ケアレスミスやタスク抜けが減った時に成長したと感じることが多いです。同じ職場の方でも、やはりケアレスミスやタスク抜けが特性の方がいるのですが、人それぞれ、いろいろなやり方を実践している方がいまして、例えばタスク抜けに関しても、メモを取る、あとはモニターに付箋を貼る、パソコンのスケジュール機能を使って時間になったらお知らせする、あとは、人に直接「何時になったら声を掛けて」という感じでお願いしてしまう方もいます。結構いろいろな対処をされている方がいたので、そういったものを自分の中でも取り入れて、実践してみて、そういったミスが減った時は成長したなと感じます。
仕事がとても楽しい時なのですが、自分は今、デザインをやらせていただいているのですけれども、書店のポップの制作を任せていただく時がありまして、そういったデザインをクライアントの方に出して、「このデザインはいいね」と言われた時にすごくうれしかったですし、実際に店舗で掲載されているのを見ていると、やはりうれしくなります。やっていてよかったと、楽しい気持ちになります。
村山:
ありがとうございます。今日も質問スペースに、忘れ物が多いのですというお悩みをいただきましたけれども、慣れれば大丈夫なのですという方もいらっしゃるので、忘れ物の理由、原因もそれぞれですからね。ありがとうございます。では、続いてですけれども、「障がい者手帳を取得しようと思った決め手は何だったのでしょうか」ということで、Iさんはいかがでしょうか。
I:
自分の中でやっぱりいろいろと状況を整理して、取得したほうが精神的に楽になるという結論が出たのが決め手です。取らないでずっとモヤモヤと生きるよりも、取得して、自分のできないことや苦手なことなどをしっかり認識するほうが、前に進めるのではないかと思ったからです。
村山:
Mさんはいかがでしょう。
M:
私は、大学に通っていた時に単位が心配だったので、そこで大学で配慮を受けられるかもしれないと思ったのが決め手です。あとは就活の時に、一般雇用だけではなくて、障がい者枠での雇用も考えることができるので、選択肢が増えるという部分で、すごくいいなと思って手帳を取得しました。
村山:
ありがとうございます。就活の際の選択肢が増えるというお話がありましたけれども、藤本さん、障がい者手帳の取得には時間がかかるのでしょうか。
藤本:
申請する自治体によっても差があるみたいですけれども、一月から二月、あるいは二月から三月といわれていますので、障がい者枠で就職活動をしようと思いますと、活動時に手帳があるか、もしくは手帳を申請しているかということが求められますので、もし迷っている方がおられれば、早めに一度確認をされたほうがいいのかなと思います。
村山:
取得中ということで活動もできるのでしょうか。
藤本:
できます。
村山:
ありがとうございます。では、お時間的に最後となります。「社会に出ていくことが不安です、働くことが不安です、仕事を選ぶ上でのアドバイスがあれば教えてください」ということなのですけれども、これはお二人に聞きましょうか。最後、Mさん、いかがでしょうか。
M:
私は、自分が働く上で妥協できない部分はどこかというのを探して、考えたらいいなと思います。私のように、お休みが十分に取れるか、残業が少ないほうがいいなと思っている人がいたら、働きやすさを重視したらいいと思いますし、キャリアアップしやすい、もうちょっと頑張って成長したいという会社がいいなと思ったら、一般雇用のほうがもしかしたらいいかもしれないですね。人それぞれ、妥協できない部分というのは、考えるのは人それぞれだと思うので、自分に合った会社を見つけることが大事だと思います。
村山:ありがとうございます。Iさん、いかがですか。
I:
自分もMさんと似たような形にはなるのですけれども、仕事を選ぶ上では、やはり自分の今後のライフスタイルを考えた上で選ぶのがいいかなと思います。例えば「たくさん働いてたくさん稼ぐ」ですとか、「残業が少ないところにして余暇時間を自由に使いたい」ですとか、あとは「転職を見据えてスキルを積むためにそういった環境で働く」など、目的を整理して選ぶのが大事だと思います。
私も、この会社を選んだ理由は、やはり残業が少ないので、自分の時間を自由に使えるという点と、働きながらスキルを身に付けられるという2つがあったからです。自分の場合はもう一つあって、内定先が複数あって選べないというのもあると思うのですが、そういった場合は、会社を選ぶ上で、ポイントを可能な限りたくさん書き出して、例えば給料、社内の雰囲気、立地などを書き出して、5点満点で得点付けしていって比較すると、結構、点数で視覚化されて、分かりやすく比較できると思います。自分も実際にその方法で、今の会社に決めることができました。
村山:
ありがとうございます。障がい者枠でやりたい仕事がない場合、どうしたらいいでしょうかという質問もいただいているのですけれども、配慮と遠慮は違いますからね。遠慮せず任せてもらえて、やりたいこともできるのか、相談できる環境なのかどうなのかというのも大事な気もしますよね。藤本さんも何かアドバイスいただけますか。
藤本:
二人が、仕事を選ぶ上での具体的なアドバイスをくれたので、社会に出ることが不安だというところに対して回答したいのですけれども、どうして不安かというと、たぶん自信がない、今の自分には得意や強みがないと思っているケースが多いのかなと思うのですが、誰にでも必ず強みがあって、けっこう自分で気が付いていないことが多いのです。
ですので、少し恥ずかしいかもしれませんが、仲のいいお友達などに、僕の、私のいいところを一つ教えてくれない?という質問をしてみたらどうかなと思います。そうするときっと、恐らく自分で気が付いていない、いいところを必ず教えてくれます。社会に出ることはみんな不安ですよね。初めてのことはみんな不安です。不安なところに向かう前に、小さな自信を一つ手に入れて、それから社会に出てみてはどうでしょうか。
村山:
ありがとうございます。藤本さんは、現場がお好きな社長と私は伺っていまして、Mさん、Iさんのお仕事ぶりも見る機会があるのかなと思うのですが、藤本さんから見て、Mさん、Iさんの強みはどこだと思いますか。
藤本:
二人とも、強みは、社会に出る前だったり、転職する前だったりに、自分の好きなことをきちんとはっきりさせて、アルバイトで原稿を書くことの経験を積んでいたり、自分で独学でデザインの勉強をしていたり、そこに向かって、そこを手に入れるために動けたのがよかったのかなと思います。
村山:
ありがとうございます。このようにぜひ皆さんも、強み、輝ける場所というのはどこかにあると思いますので、諦めずに頑張っていただければと思います。お時間の関係で、全てのご質問に回答することがかないませんでした。今後もこういったセミナーがありますので、その際に質問していただければと思いますし、皆さんの大学のキャリアセンターなどにも相談していただいて、疑問を疑問のままにせず、次の行動に移していただければと思います。それでは、最後までご参加いただきまして、皆さん、どうもありがとうございました。
藤本:
ありがとうございました。
村山:
最後は手を振ってお別れです。さようなら。
藤本:
ありがとうございました。
- 【保護者向けセミナー】就職を取り巻く環境と保護者の役割
- 10/25配信
こんにちは。
本動画では、現在の就職を取り巻く環境と保護者の役割についてお話をいたします。
本動画を担当いたします、株式会社マイナビのキャリアサポーターです。
株式会社マイナビの特例子会社から参りましたマイナビパートナーズの守屋と申します。よろしくお願いいたします。
本動画では、「現在の就職活動について」「障がいのある学生の活動のポイント」こちらの2点についてお話をいたします。
まず、現在の就職活動についてご説明いたします。
現在の就職活動は保護者の皆様が経験された就職活動とは時期や内容に違いがあります。
大きな違いとしては、インターネットの情報が得やすくなり、多くの情報を自分で取捨選択をする必要性が高くなっていることです。
また、採用手法の多様性や複雑化に伴い、準備しておくべきことも多くなり、準備期間も長くなっています。
次に、現在の就職活動のスケジュールについてご説明いたします。
多くの企業では3月1日に、学部3年生・修士1年生に向けて採用情報の公開、エントリーの受付を開始し、選考を行い、10月に正式内定を出すというスケジュールで採用活動を行っております。
しかし、企業によってスケジュールは異なるため、いつ何があるかという情報を集めることが大事となってきます。
そして、学生は3月に開始する就職活動の準備として、3年生、修士1年生の6月ごろからインターンシップ・仕事体験に参加するといった企業理解や自己分析などに取り組んでいます。
その他の変化として、就職活動のWeb化が挙げられています。
コロナ禍を経て、就職活動ではWeb化が進み、多くの説明会や面接などがWebで実施されています。
コロナ禍のときに比べ、対面での説明会、面接の実施数は増えていますが、Web実施は確実に企業に根付きました。
現在の就活生は、対面だけではなく、Webの選考対策も必要となっています。
このように、現在の就職活動の準備には多くの時間を必要としています。
その中でも自己分析、仕事理解が就職活動の準備においての土台となっております。
自己分析の目的は、自分のことを具体的に説明できることです。
自分のこととは、まず自分の特徴についてです。
何がしたいか、何にどのように関わりたいのかといったような「興味」、自分の能力・特徴をどう活かせそうかという「能力や特徴」、そして仕事で得たいことや大切にしたいことといった「価値観」という三つが挙げられます。
また、障がいのある学生では、自分の特徴と合わせ、障がいの特徴も説明できる必要があります。
障がいの特徴としましては、障がいの特性・症状、対処法、できることなどといった「体調・特性」、必要な配慮・設備などが、何が必要かといった「環境」、困っていることや、どのように人と接しているのかといった「コミュニケーション」が挙げられます。
特に「環境」と「コミュニケーション」においては、ポジティブ面、ネガティブ面な状況で、それぞれどのような対策が必要なのか、どのような場所で力が発揮できるのかといったことを自分の言葉で表現する必要があります。
自分の特徴と障がいの特徴を具体的に自分の言葉にすることが大事になってきます。
こちらができることで、どのような仕事が合っているかということは、自分の仕事を選択できることに繋がってきます。
自己理解と合わせ、大事なこととして、仕事理解が挙げられます。
仕事理解は、業界、企業、職種など、様々な角度で行う必要が出てまいります。
今映っているスライドに、企業選択の際のチェックポイントをまとめておりますので、よろしければご参考にしてください。
これらの項目の多くはマイナビのサイトで、企業ごとに確認することも可能となっております。よろしければ、こちらも企業比較にご利用ください。
また、障がいのある学生のための就職情報をまとめたマイナビチャレンジドでは、障がいへの配慮や雇用実績などから企業を絞り込むことも可能です。こちらもぜひ企業理解にご活用ください。
就職先を選択するためにも、自己理解、仕事理解、こちらを土台としてしっかり時間をかけて行う必要があります。
進路を自己決定するための情報収集、こちらをしっかり行う必要もございます。
そして、情報をしっかり収集した上で、具体的に自分の言葉で話せるようになる、そちらのトレーニングというのも就職活動においてとても大切なこととなっております。
このように、現在は就活準備ということに時間をかけて行う必要が出てまいります。
ぜひ保護者の皆様も、お子様にご質問されたときなど、アドバイスしてあげてください。
それでは次に、障がいのある学生の活動のポイントについてお話をいたします。
ここから私の方から、障がいのある学生に特化した活動のポイント並びに、その周辺の環境の最新の情報をお伝えできればと思っております。
まず大前提となる障がい者の雇用状況から説明させていただきます。
今現在日本には人口の約9%の1160万人の障がい当事者の方がいらっしゃると言われています。
そのうち障がい者手帳の所持者が559万4000人と言われていまして、その中でも、18歳から64歳、つまり労働人口と言われている層が約200万人いると言われています。ただ実際に就労しているのは約70万人で、まだまだ企業としても障がい当事者の方で手帳を持った方の活躍や社会参加を促していくという動きが盛んに行われることになっています。
というのも、法定雇用率の上昇というのがその背景にはございます。
法定雇用率は国が定めている法律で、労働政策で唯一義務化された領域になります。こちらに書かれているように直近では2024年には2.5%、2026年には2.7%、従業員に占める2.7%や2.5%の方々は手帳を持った方々でなければならないという制度になっています。
実はこの数字が世界と比べるとまだまだ上がっていきますというところをお伝えしたかったです。
右に各国々の法定雇用率を掲載していますが、日本は法定雇用率の観点でいうと非常に世界から見ても遅れていまして、どんどん引き上がっていくことが予測されていますので、これからますます企業としては、障がい当事者の雇用、そして活躍を促していく必要があるというところが現状としてあります。
その中で、一般雇用と障がい者雇用の違いについて解説をさせていただきます。
まず、一般雇用と障がい者雇用の大前提となる特徴がこちらの概要、そして障がい開示というところに書いてあるように、一般雇用の場合は、ご自身が障がい者手帳をお持ちのことを特に企業に伝えずに、一般の求人に応募して活動するというものが、一般雇用になります。一方で障がい者雇用に関してはその逆です。障がい者手帳があることを事前に伝えて、必要な配慮事項も伝えた上で選考活動に参加するという方式になっています。
企業の立場になると、一般雇用で来た障がい者手帳をお持ちの方々に関しては、一般雇用と同じ扱いになりますので本人が申告しない限りは障がい者手帳お持ちかどうかわからないというのが、現状としてあります。
一方で企業からすると、障がい者手帳をお持ちの方々が事前に言ってくれると、事前に法定雇用率のカウントとして取れるというところと、具体的な配慮は何が必要かということを確認することができるので、そういった意味でわかれているというのが現状でございます。
またそれに伴って配慮というところですけれども、一般雇用で応募した場合は、合理的配慮が求めづらかったり、ちょっと言い出しづらいところも手帳開示がないことからもあったりするのが実情としてあります。
一方で障がい者手帳を事前に開示している障がい者雇用の場合は、合理的配慮を具体的に企業に伝えることができて、企業は法律的にも合理的配慮を雇用されている従業員の方から申し出があった場合は、それを受け入れて調整をしなければならないというのが実情としてありますので、障がい者雇用で就職活動や雇用していく場合はそういったメリットがあります。
あとは働き方・キャリアのところで言いますと、他の従業員と一般枠の場合は同等の職務内容、働き方になりますけれども、障がい者雇用の場合は、企業によりますが、一部制限や制約があるケースがあります。
例えば転勤がないであるとか、雇用形態が正社員でないところからのスタートなど様々です。
そちらに関しては企業の具体的な事例がそれぞれ異なりますので、確認が必要な要素かなと思います。
簡単にですが一般雇用と障がい者雇用の違いについて説明をさせていただきました。
その延長線に、どれぐらいの学生の方が一般枠と障がい者枠で活動してるかというお話を差し上げたいと思います。こちらは毎年弊社の方で取っているデータですが、一般枠のみで活動するという方がこちらのデータでは35%と記載がありますけれども、大体3割から4割いかないぐらいの方々が一般枠で活動するケースが毎年報告をされています。
一方で、一番右に緑色で19%と書かれていますけれども、大体2割ぐらいの方々が障がい者枠のみで活動するということが行われています。
ただ一番多いのが、約半数の46%を占める両枠を使って活動する学生が多いようです。
こちら当然そうかなと思える方も多いと思いますが、ご自身の可能性を最大化したいというところからも、一般枠でも二、三社受けるし、障がい者枠でも二、三社受けるとそういった形の活動してる方が多いようです。
マイナビはこの一般枠と障がい者枠両方の思考を持った学生のためにマイナビ2025やマイナビチャレンジドなどわかれて媒体を構えてたりしています。
こちらが障がい者採用枠における配慮事項の例です。
具体的にこういった配慮し、配慮してくれる企業がありますというところのご説明になります。
例えば就業時間、残業の有無や時差出勤、フレックスタイム、在宅勤務など、こういった働き方に関する配慮はかなり進んでいる企業が多いという認識をしています。
また、服薬や通院を伴う当事者の方々も多いことからも、時短勤務であるとか、定期的な早退、あるいは大手企業の一部では、こういった障がい者手帳をお持ちの方だけの福利厚生で通院、休暇や通院時間休みたいなものがある企業も多いです。
あとは通勤手段は基本的には公共の交通機関を使ってくださいという企業が多いですが、マイカー通勤を認めるケースなども聞いています。
あるいは車椅子用のエレベーターや多目的トイレの設置がある企業も増えてきている印象です。
また業務の進め方というところで、精神障がいや発達障がいの方々で多い配慮事項かなと思いますが、明確な業務指示の配慮であったり、ルールにのっとった業務フローやマニュアルの準備、こういったものを配慮事項としてお求めになるケースもあります。
またその他で一番下に記載していますが、健康管理室や産業医の設置、こちらも進んでいる企業が非常に多いと認識をしています。
また、障がい者職業生活相談員の面談も配慮として加わっているケースもあります。
ご参考にしていただければと思います。
また、障がい者採用枠の選考でよく聞かれる質問について解説をさせていただきます。
冒頭にも自己分析の話がキャリアサポーターからもありましたけれども、あなたの障がいについて教えてくださいという質問は、まず間違いなく多くの企業が障がい者枠では質問してくるケースが多いです。
同じ障がい診断名でも多様なコンディション、状態にある当事者の方が多いので、日常生活においてあなたの場合はどういうところに苦労しているのか、どういう症状になるのかという点は細かく聞かれることが多いと思います。
こちらの資料でいうと上から4番目の障がい特性上お困りのことが発生した場合の対処方法はという質問も、非常にポピュラーな質問かなと思います。
やはりご自身でどこまで自己対処できるか、これはセルフケアという言い方もしますが、ご自身でどこまで自己対処してパフォーマンスを発揮できるかという点は非常に企業としては聞きたいことになります。
合わせて上から3番目の障がいに関して配慮が必要なことはありますかというのはその自己対処した上でさらにどんな配慮があればパフォーマンスを発揮できるかという点の確認の意図で質問されることが多いと思います。
なかなか各採用担当の方々も個別の障がいの診断名であったり障がいの詳細についてはご存知ない方が多いので、なるべく具体的にご自身の言葉でこの辺りを話せるようになっていくことが非常に重要かなと思います。
ここからは少し保護者の皆さんに向けたメッセージになっていくんですけれども、まず社会人としてのアドバイスというところで、一人の社会人として保護者様が一番、学生本人からすると身近な社会人になりますので、ぜひご自身の経験を良い面悪い面の両軸からお伝えいただくのが大事かなと思います。
世の中の流れや仕組みについて、例えば会社に入るということは、利益や成果を上げることで会社から評価をされて、給与をもらうという仕組みになっているように、福祉とか保育という観点ではなく会社員になるということは、何か成果を上げなければいけないということですよね。
そういった前提をお伝えいただくのはすごく大事だと思いますし、保護者様ご自身の職業観やお仕事の実体験で苦労されたこととか、よかったこと楽しかったこと、そんなこともなかなか機会もないと思いますので、この就職活動の機会にぜひお話いただければいいかなと思います。
また、四つ目もすごく大事ですが、お子様の強みや弱みについてです。就職活動は競争です。
お子様の強み、良いところそして弱み、対処が必要なこともぜひ本人の中ではなかなか気づけないことも多いので、ぜひ保護者の皆様からお伝えいただく機会も持っていただくと良いかなと思います。
また、サポートの話ですが、就職活動は慣れも必要なのですが、併せて自信を失う機会も非常に多いものかなと思います。そのときに活動量が低下しないようにご配慮いただくのが大切かなと思います。
オンラインの面接が多くなったという話もありましたが、それでもまだまだ費用、交通費やPCの機材や色々なところで費用負担が発生します。そういったところでお困りごとが本人達にないかどうかの確認をいただくと良いかなと思います。
またうまくいかないときの拠り所と記載がありますが、不合格になった場合に、その不合格の理由を就職活動の場合は企業が本人に伝えることはほぼありません。
なので、本人がなぜ自分は不合格だったのか、何がいけなかったのか、PDCAが非常に回りにくいのが就職活動の特徴であり苦しいとこでもあります。
必要以上の介入はいらないとは思いますが、本人が話したい誰かに聞いてほしいような様子があればぜひ話を聞いてあげて、ねぎらいの言葉や励ましの言葉を添えていただけるとよろしいかなと思います。
そして最後に、親の自律と子の自立とありますが、就職活動中の保護者様と本人の距離感は非常に大切になってきます。
必要以上に介入したり接近するのも、うまくいかなくなってしまうことのきっかけになるかもしれませんし、逆にあまりにも放置ですと、本人が孤立を感じてしまうかもしれません。
ですので非常にこの距離感が難しいという話です。
その中のヒントになればと思っていたんですけども、ライフプランのヒアリングとありますが「今就職活動どう?内定とか取れてるの?」という質問よりも、どんなふうに本人としてはキャリアを築いていきたいか、どう生きていきたいかというところを焦点にお話を聞いていただけると良いかなと思います。
また二点目ですが、どうしても「私のときはこうだった」「この業界が良い」、もちろん皆様それぞれ主観を持ちだと思いますが、それを決めるのはお子様ご本人ですし、本人の意思を尊重する形で関わりを持っていただくのが大切かなと思います。
また最後三点目四点目はですね、どこまでいってもいろいろ教えたくなってしまったり、いろいろ質問攻めにしたくなってしまうんですが、このティーチングとコーチングの使い分けに関してはぜひ一度立ち止まって考えていただいてから関わっていただくといいかなと思います。
今いろいろと悩んでいて、聞きたいことがあって教えてもらいたい様子なのかな、それとも自分の話を聞いてほしい様子なのかな、多分一番身近で見てきた保護者様が一番学生本人の気持ちがわかるんじゃないかなと思いますので、ぜひ様子を見て、この辺りの教える引き出すというところを調整いただくといいかなと思っております。
以上をもちまして本動画を終了とさせていただければと思います。
本日はありがとうございました。
- 障がいのある学生のための就活準備講座!~エントリーシートの書き方徹底解説~
- 9/27配信
司会者:
皆さん、こんにちは。マイナビTV編集部チャンネルをご視聴いただき、ありがとうございます。障がいのある学生のための就活準備講座、今回はエントリーシートの書き方徹底解説でございます。
では、機能の紹介をさせていただきます。出席票のバナー、オレンジ色のバナーは出ていますでしょうか。出席表明となりますので、バナーから出席票の提出をお願いします。そして、チャットへの書き込みありがとうございます。この後も気になることがあれば、ぜひチャットにコメントをお待ちしております。質問は質問スペースにお願いいたします。
そして、マイナビTVプレゼントキャンペーンがございまして、マイナビTVを視聴、そして出席票の条件提出クリアなどを得ますと、就活準備に役立つ特典をプレゼントさせていただいております。過去のプレゼント例としては、スライドに記載のとおりでございます。そして、9月もこちらのキャンペーンをさせていただいております。マイナビTVの2つのセミナーへの予約、さらにアンケートに回答いただきますと、選べるe-GIFT500円分のプレゼントとなります。ぜひ、こちらも忘れずにお願いいたします。
本日お話しいただくのは、守屋さんと寺塚さんです。こんにちは。
守屋:
こんにちは。
寺塚:
こんにちは。
司会者:
では、自己紹介をしていただきます。最初は寺塚さんです。
寺塚:
はい。ただいまご紹介にあずかりました、株式会社マイナビのキャリアサポーター、寺塚と申します。普段はこのように講師などを務めております。今日はですね、エントリーシートの書き方や基本的なことを、私のほうでお話をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
司会者:
お願いいたします。そしてもうお一方が守屋さんです。
守屋:
学生の皆さん、こんにちは。マイナビパートナーズからまいりました守屋と申します。僕はですね、2009年にマイナビに入社をしてからずっとですね、新卒採用のお手伝いをする、法人の営業ですね、企業さまの担当をずっと15年間してきていました。直近2年間は、マイナビパートナーズという特例子会社に出向していまして、こちらで障がい者手帳をお持ちの大学生を対象とした新卒紹介の事業と、中途の人材紹介の事業の責任者をしています。なので、本日は企業の視点から、エントリーシートなどについて、皆さんにアドバイスやコメントができればと思ってまいりましたので、よろしくお願いいたします。
司会者:
よろしくお願いいたします。
守屋:
お願いいたします。
司会者:
お二人にお話しいただく内容なんですが、こちらのメニューをご紹介します。障がいのある学生の就職活動について。エントリーシートの準備ポイント、さらに実践ポイント。そしてお知らせを挟んで、質問コーナーとなります。寺塚さんに全体的な就職に関するお話を頂きまして、学生の皆さんが気になるポイントにつきましては、寺塚さんから守屋さんに質問という形で振っていただきます。皆さんからの質問もお待ちしております。また、字幕表記がありますけれども、読めないなどがありましたら、質問スペースにコメントをお願いします。
では、最初のメニューです。障がいのある学生の就職活動について、寺塚さんから状況を教えていただきます。
寺塚:
はい、よろしくお願いいたします。ここでお話しする就職活動についてですが、皆さんがこれから受ける就職活動において、恐らく障がい者枠・一般枠ということで、2つの枠でどっちのコースにしようかなと迷っていたりとか、多分お悩みとかもあったりするかなと思うんですが、ここでお話しする基本的なスケジュールとしては、全体的な、いわゆる基本的な一般採用の話を基にしたものをここでお伝えさせていただきます。大きくは変わらないんですが、ちょっと違うところに関しては守屋さんのほうからお伝えしたいと思います。
というわけで、まずはスケジュールのほうを改めておさらいします。皆さんも、もう知っているよ、という部分もあるかもしれませんが、改めておさらいということで聞いてください。就職活動においては、一つ山場となるところは3月になっております。3月1日から企業さんの採用というものが本格的に始まりまして、エントリーから始まって、エントリーシート、そして説明会もありますし、その後面接ということで、3月1日になった瞬間にですね、一気にいろいろな選考が始まります。だからこそ、3月1日にちゃんとスタートを切れるように、それまでの準備として、自己分析や仕事研究、あとはですね、インターンシップなどをして、自分のこと、そして企業のことを知るという準備をしておく必要があります。なので皆さん、これから何をしようと迷っている場合は、まず3月1日というのを一つの目安とした上で、ではそこまでに何をすればいいのかということを、ぜひ考えていただきたいなと思います。
今日お話しするエントリーシートということに関していうと、3月1日にきちんとエントリーシートが書けるようになるというのを一つの目安として、それまでに自己分析がどこまでできていればいいかなとか、自己PRがどこまでできていればいいかな、ということをぜひ逆算して取り組んでみてください。一般的な選考のステップ例としては、大体はですね、エントリーをして、そこから今日のテーマとなるエントリーシートの提出、そしてこれはですね、エントリーシートと同時のこともあるんですが、筆記試験、そして面接、大体は複数回行います。そしてその後全部パスした結果「内定」という、大方この流れを企業さんとしては採用していることが多いです。
その、それぞれのステップにおいてエントリーシートはどのような時に使うかというと、まずはエントリーシートにおける選考でいうと、やはり面接にどの人を呼ぼうかなとか、筆記試験にどの人を呼ぼうかな、というところの最初の関門になることが多いです。この他にもですね、実はその後、面接において、面接前にエントリーシートをチェックして、こんな学生さんなのかなとか、このことを少し深掘りしようかな、などの質問を考えるためのですね、目安にしてみたりとか、それを手元に置いて面接をするということも多いです。
そして、意外と学生の皆さんが「えっ」と思うかもしれないんですが、実は内定を取った後にも、そのエントリーシートというのは、どの部署に配属しようかなであったり、配属される部署の方に、このような学生さんがいらっしゃいますということでお見せしたりということで、実は内定後にもこのエントリーシートというのは使われたりするので、実はかなり採用のフェーズにおいて、ずっと使われるものとなっております。それだけ大事なものなので、ぜひしっかりとですね、取り組んでいただきたいなと思います。詳しくは後ほどお話しいたします。
そして、最初ちょっとお話ししましたが、恐らく皆さん、障がい者枠と一般枠ということで、これからどっちを受けようかなっていうこと、迷っているかなと。もしかしたらこっちと決めている方もいるかもしれませんが、どうしようかなと迷っている方もいると思います。まずはですね、どっちにしようと迷う前に、それぞれどんな特徴があるのかということは、きちんと把握しておきましょう。障がい者枠というのは、就職活動の時点で障がいのことを伝えて、特性や症状に配慮を受けながら働くことができるコースになっています。で、この配慮を受けるためにてすね、手帳の提出というものが必須となっておりますので、現時点でどうしようと迷っている場合はですね、手帳の取得というところを前向きに考えていただければと思います。そして一般枠においては、障がい者枠ではない求人コースということで、一般枠、一般の他に受ける方々と一緒の条件で採用選考を受けるというものになっております。ただここでもですね、一般枠のみという企業でも、配慮ということで、事前にお伝えすることで一般枠の採用で配慮もしてくれるということもあったりはするので、ここで受けたいなと思う場合、なおかつ就職した時とか、あと実際に採用選考を受ける時とかに配慮をしてほしいなと思う場合はですね、一般枠だとしても、企業の担当の方に事前にぜひ相談をしてみてください。
今回はですね、選考ということで、特にエントリーシートというテーマなので、守屋さんに実際の企業さんはどうなのかということを伺いたいのですが、障がい者枠と一般枠で、選考フローとか内容に違い、エントリーシートとかでなんか記入することが多いとかってあったりしますかね。
守屋:はい、ありがとうございます。ちょっとスライドをめくらせていただくのですが・・・はい、企業によってまず選考フローは大きくそれぞれ異なるんですが、大きく2方向かと思ってまして、1つが全く通常の枠と変わらない選考フローと流れを構築しているパターンの企業たちです。個人的には、この1のほうが多いような気がしています。2つ目が、独自のフローを構築するパターンです。これはですね、具体的には障がい者枠の場合は、カジュアル面談が別途あります、ですとか、相互理解面談があります、みたいな形で、障がいによって苦手なこととか皆さんのお困りごとみたいなところもあると思うんですが、そちらを確認してですね、必要な合理的配慮を確認するみたいな場が設定されることが障がい者枠の場合はあります。
またですね、他の企業さんの例とかも幾つか紹介させていただくと、職種が障がい者枠の場合は決まっているケースがあるんですね。例えばこの職種で配属が前提です、みたいな形になっている場合はですね、そこの配属予定部署の方々と何回か面談をしたり会ったりですね、あるいはインターンシップとか実習をして実際にやれそうかどうか試すみたいな機会を用意されるケースなんかもあります。今のが障がい者枠なんですけれども、一方で一般枠のほう、通常枠のほうではまだまだですね、総合職という言い方をするケースが多くてですね、みんなと同じように選考を受けるんですけれども、最終的な配属がどこになるかというのは最後まで分からない、こういうケースがまだまだ多いかなと思います。
また、先ほど寺塚さんからもご質問いただいた、エントリーシートの違いってあるの?というところなんですけれども、私のこれは肌感覚ですけど、障がい者枠だから分かれているということはほぼほぼなくて、あるとしたらアンケートみたいな形で配慮事項とか障がいによるお困りごとなんかを追加でお聞かせいただく、記入いただくみたいなケースぐらいかなと思いますので、大きな志望動機とか学生時代に力を入れたことなどは当然、障がい者手帳があろうとなかろうと聞きたいテーマかなと思いました。はい、以上です。
寺塚:ありがとうございます。本当に大きな違いといえば、最初のフローというところが分かれているか一緒なのかぐらいの違いということで、実際にどっちを受けようって、やっぱりそれ聞くとより迷っちゃうかなと思うんですが、どっちともというところもぜひ選択肢の一つとして、分けずに置いといてみてください。実際にマイナビでもですね、先輩方にアンケートを取ってみると、だいたい約半数の先輩が一般枠と障がい者枠というのを併用して就職活動をしているということが多いです。なので、絶対にここを受けたいなと思うところがあったら、障がい者枠がなくても一般枠から受けてみるということも、ぜひチャレンジをしてみてください。ということで、はい、ここまでお話しさせていただきました。
司会者:
はい、ありがとうございます。違いについてもお話しいただきましたけれども、例えば守屋さん、採用担当の方も同じだったりするんですか。障がい枠の方と一般枠の方で違ったりするんでしょうか。
守屋:
ありがとうございます。そうですね、企業にもよるんですけど、まだまだ新卒採用の担当が、同じ担当の方がやっているケースのほうが多いと思います。障がい者専任の採用担当の方がいるという企業のほうが個人的には少ないかな。大きな企業さんとかだと、そのように体制が分かれていることがあるんですけど、なかなかそれが分かれているというケースのほうが少ないように感じますね、はい。
司会者:
そうすると、やはり個々人でできること、また得意なことは違ってくると思うので、具体的に伝えていく必要も出てきますよね。
守屋:
おっしゃるとおりですね。学生さんは、事前にその会社が障がい者専用の人事の人がいるかどうかって分からないと思うので、どんなケース、どちらのケースにおいても、やはりご自身のことをやっぱり正確に伝えられる準備をしておくのが非常に大事かなと思いました。
司会者:
ありがとうございます。さあでは、続いてのテーマに入ります。エントリーシートの準備ポイントです。こちらも寺塚さん、お願いいたします。
寺塚:
はい、よろしくお願いします。先ほど言ったように、選考の全てのフロー、むしろ選考後も使われるということで、エントリーシートはだからこそ準備がすごく大事になってきます。皆さんぜひ、できているかなということを確認しながら、できていないなと思う場合は、ぜひここから取り組んでみてください。
エントリーシートで聞かれることはですね、本当に大きく分けると2つです。自分のことと志望動機。この2つを大きく分けて聞かれます。自分のことに関していうと、自己PRとガクチカに分かれていて、志望動機ということは、どうしてその企業を志望したんですか、という熱意を聞かれること、本当に大きく分けるとこれを聞かれます。あまりこれ以外のことでいうと、先ほど言ったような配慮事項というところが備考欄のところにあったりというぐらいで、本当にいろいろな質問があったとしても、突き詰めるとここに落ち着くという形で、まずはぜひここが書けるか、エントリーシートを書く段階ではここが書けるかということを考えながらぜひやってみてください。
ポイントとして書いてあるんですが、じゃあやってみようということで、いきなり自己PRを書く、いきなり志望動機を書く、これはすごく難しいです。皆さん自分のことを書いてください、300文字ではい、と言われた時に恐らく書けないと思います。これは誰でもそうです。準備しないと書けません。だからこそ準備というものが必要なのですが、そのために何をする?となると、まずは自己PRやガクチカにおいては自己分析をしましょう。皆さんがどんな考え方を持っていたり、どんな性格なのかとか、どんな時に頑張れるのかな、どんな時にちょっとうまくいかないのかな、そういうことをですね、自分であの時どうやったっけ、どんなことを頑張ったっけということを洗い出すことで、いわゆる自己PRやガクチカというものが書けるようになってきます。そして志望動機でいうと、仕事研究ですね。やっぱりここが分かっていないと、だから御社がいいんです、だからこの仕事がしたいんですということは書けません。もう多分ですね、普通に企業の説明を読んで、御社のこの社訓に惹かれましたとか、誰でも書けてしまう内容に落ち着くことが多いです。だからこそ、そういう自己分析をした上で、じゃあそれを仕事に当てはめた時にどんなふうに頑張れるかなとか、自分の性格だからこそ、この仕事で頑張っていけると思ったんですという、仕事だけではなく自分のこともプラスして書くのも大事となってきます。なので、エントリーシートを書く上で、まず何をしようとなったら、自己分析から始めて、その上でどうしてこの仕事じゃなきゃ駄目なのかという仕事研究をした上で志望動機を書くようにしてみてください。
そして、より詳しくお話ししていくのですが、自己分析については、本当に何をしたいのかであったりとか、自分自身にどんな能力があるのかとか、どんな価値観、いわゆる好きなこととか苦手なことだけではなくて、どんな時に私は頑張ろうと思えるんだろうとか、あと、こういうことを働く上で大事にしたいんです、人を助けるとか、人にこういう価値を提供したいとか、そういうことをぜひ突き詰めてみてください。そのためにも、自分自身で振り返るということもいいんですが、他の人、親御さんであったりとかご兄弟とかご友人とかに、自分ってどんな性格かなと聞いてみる。そうすると意外な言葉とかね、「優しいよね、ああいう時」みたいな形で意外な評価とかももらえたりします。なので自分を振り返るのちょっと難しいなという場合は、周りにいる人に自分ってどんな性格かなと聞いてみるのも一つの自己分析のとてもいい方法になっています。
もし聞くのが恥ずかしいという場合は、適性検査、マイナビでもM司会者TCH plusなんていうものがありますが、質問に答えていくと、あなたはこんな性格ですね、であったり、こういう傾向がありますね、という適性検査というものがあります。実際にこれは選考においても使われることとかもありますので、そういうマイナビのM司会者TCH plusのような無料診断ツールもたくさんありますので、もしよろしければ。ちょっと人に聞くのも恥ずかしいし、自分でやるのも難しそうだなという方は、まずここからぜひやってみてください。一応、以前にやった編集部講座でも、自己分析について詳しくお話ししているので、もしよろしければそちらもチェックしてみてください。
じゃあここからですね、一般的な自己分析のお話をしたんですが、守屋さんに伺いたいんですが、障がいのある学生ならではの自己分析のポイントとかって、何かありますでしょうか。
守屋:
はい、ありがとうございます。こちらのスライドに書いてあるとおりなんですけれども、前提として今寺塚さんがおっしゃっていただいたような、興味とか価値観とか能力とか、そういったところを自己分析していただくのが、まず土台になると思ってて、その上で、さらに障がい者手帳をお持ちの方に関しては、この3つを言語化することをお勧めしています。1つが、障がいの特性や症状に対する理解と言語化ですね。2つ目が企業に対する合理的配慮の内容と詳細、こちらを伝えられる準備。そして最後が、ご自身の強みです。まず皆さんは実際に働いてみたことはないと思いますので、実際に職場でどのようなお困りごとがあるのかとか、はっきり断定することって難しいですよね。それでもできないこと、苦手なこと、状況によっては困ること、こういったことを少しでも言語化してみるとよろしいかなと思います。その上で企業に求められる合理的配慮についても、言語化してみると良いかなと思います。
ここで大切なのがですね、ただただ配慮を並べるような、求めるような発言にならないことが大事かなと思います。というのも、義務を果たさないのに権利を主張する、こういうことになるとですね、企業さんはどうしてもそういった人物・人材を敬遠する傾向があります。合理的配慮を得られた場合、どんなふうに自分が活躍できるのか、合理的な配慮をしてもらったらどんな強みを発揮できるのか、その上で、その企業の利益とかにどう貢献するのかみたいなところが伝わるかどうかが、非常に大事かなと思います。ポジティブな意味で、企業ってお金を稼ぐ場所ですよね。なので、世の中の幸せとか価値を提供する代わりにお金をもらうというのが企業になりますので、その中で、プロセスの中で皆さんがどう貢献するのか、どう役に立てそうか、その辺りのところが伝わることが非常に大事なので、自己分析のこの3点はとても重要かなと思います。
ちなみになんですけど、宣伝ぽくなりますが、障がい理解とか合理的配慮とかの分析ツールが、マイナビチャレンジドのお役立ちコンテンツの中に障がいマニュアルというものがありますので、ぜひそちらも活用しながら一回整理してみていただくといいと思います。はい、以上です。
寺塚:
ありがとうございます。ツールとかって、ぜひ積極的に使ってほしいなというのがあって。まず自分でじゃあ何かやってと言われて、自分自身でやるって結構難しかったりとかもするので、マイナビとかコンテンツもたくさんあるので、そういうツールとかどんどん使ってみてください。「そういうものはありますか」みたいなのとか、チャットとかで聞いていただいたら、守屋さんもいらっしゃいますし、私もマイナビのコンテンツとかは分かっているのでご回答できるかなと思いますので、何か気になることがあったら、ぜひ聞いてみてください。
そして皆さん、自己分析と、もう1つやっていてねと言ったことがあるんですが、覚えていますでしょうか。そう、仕事研究ですね。こちらもやらないと、志望動機を書くのは難しいです。じゃあその仕事研究っていうところ、どんなところに注目すればいいのかなというと、まずは基本的なことでいうと、やっぱりその企業が何をやっているのかという事業内容になっています。仕事が分からなきゃ書けないですよね、志望動機。なのでまずは基本的なことですが、マイナビであったりとかイベントとか説明会とかに参加してみて、実際どんな仕事をしているのかな、ということを知ることから始めてみてください。そして、その上で、どんな人がその仕事に関わっているんだろう、お客さんは誰なんだろうとか、それに関わる人や団体、あとじゃあその仕事をする上で必要な力であったりとか、あとは結構、肌感のようなものになったりもするんですが、企業文化というところで、例えば同期同士でみんなで切磋琢磨(せっさたくま)し合ってやるのかとか、みんなでワンチームとしてやるのかとかで、やっぱりそれで働き方って結構変わったりもします。恐らく、どの企業が合うかというのは人によって違います。なのでぜひ、そういうイベントやとか説明会とか、もしね、企業さんに直接聞ける、話を聞けることとかあると、ぜひ聞いてみるといいと思います。その他にもやはり働き方ということで、何時から何時まで働くのかという基本的なことであったりとか、有給休暇どれだけ取れる?みたいな福利厚生的な部分とか、あと実際育休とか産休とかそういうところがどれだけ取れるのかな、みたいなこと、そういう働き方というところ、ぜひここをですね、調べていってほしいなと思います。
個人的には、今スライドに映っている事業内容からまず調べていって、優先度的には最終的に働き方というところを調べてみるとやればいいかと思います。これの方法としても、インターンシップに行ってみるとか、マイナビとか見てみる、といろいろと方法はありますが、やはり一番自分の肌で感じられるものとしては、直接お話を聞く、インターンシップや仕事体験に行ってみるとか、説明会で直接お話を聞くっていうのがね、一番自分自身の言葉でしゃべれたりとか感じることができたりもするので、ぜひ機会があれば直接お話を聞くという機会を逃さないようにしてみてください。
じゃあ、ここは一般的なお話ということでしたので、ここからはまた守屋さんに、障がいがある学生ならではの、ここを見ておいたほうがいいという仕事研究のポイントをお聞かせいただいてもいいでしょうか。
守屋:
はい、かしこまりました。先ほどは自己分析の話で、今度は仕事研究の両輪大事という話が寺塚さんからもありましたよね。仕事研究のほうなんですけれども、前提として、先ほど出ていたような事業内容とかを見ていただくんですけど、そこのちょっと、より踏み込んだポイントをご紹介させていただければと思うのですが。
障がい者雇用における、その会社の仕事の強み、数字、あとはスタンスですね。こちらをですね、見ていただくといいと思うんですけれども、キーワードとなるのが、競合他社との比較だと思います。よく陥りやすいところが、その1社だけをいっぱい調べて、分かった気になっちゃうと思うんですけど、その企業はですね、絶対に競合がいるんですね。ライバルが絶対にいます。企業とは、絶対ライバルが基本的にはいるものですので、その競合と比べると見えてくるものが非常にあります。その話ができればと思うのですが、恐らくですけれども競争しているので、その会社には強みがあります。こだわりがあります。それが何なのかを知ることがすごく大事なんですけど、ここはホームページに書いてある場合もあれば、書いていないケースもあるので、御社のこの事業の強みとかこだわりとか、特出したところは何ですかという質問をぜひ人事の方にしていただくのが、仕事研究する上ではすごく大事かなと思います。似てるんですよね、お仕事が。事務職であるとか営業であるとか、大体ですね、同じようなカテゴリーのお仕事が、どの会社にも似たようなものが競合の中にはあります。ただ、みんなが同じ営みをしているわけではなくて、それはそれで強みとか、数字的な特徴があったりします。
特に2つ目で書いている数字は、とてつもなく大事でして、はっきりしますよね。やりがいとか働きやすさって比べにくくないですか。どっちのほうがこの司会者社とB社で働きやすそうですかってなかなか難しいんですけど、そこに数字というものを加えていただくと、例えばですけど、有給休暇が取りやすいとか、障がいにおける通院の休暇があるとか、絶対そういった制度とか数字で表せる差別化のポイントがきっとあるはずなので、競合同士で企業同士の比較をしてみていただくと、非常にいいと思います。
そして最後にですね、障がい者雇用のスタンスということを3番目ではお伝えしたくてですね。企業はですね今、ダイバーシティー・アンド・インクルージョンという言葉を掲げてですね。多様性ですね、いろいろな方々を力に変えたいと思っている企業がすごく増えています。これは社会的にすごくいいことですよね。なんですけど、企業によってはその進み具合であるとか考え方や態度が結構違います。これは競合でも違います。なので、その会社がコーポレートとして、うちはこんなふうに多様性を力に変えたいと思っているんだっていうページが、恐らく多くの企業にありますので、その辺りのチェックもしてみていただくと、いい仕事研究に、ゆくゆくはつながるかなと思いました。以上です。
司会者:
はい、ありがとうございます。先ほどは守屋さんから、採用担当も障がい者枠と一般枠で別ではない場合があるという話でした。となると、やはり障がいに対する理解度も企業によってはまちまちかなと思いますので、やはり自分の特性を知って、さらに企業のビジネスモデルを知った上で自分が活躍できるのかどうなのかという結び付けが非常に大事になりますし、伝えることが必要ですよね。
守屋:
すごく今のポイントは大事かなと思っていまして。というのも人事の方々も、入社してから10年間ずっと人事ですって人ってすごく少ないんですよね。ジョブローテーションがありますので、人事になってまだ2年目ですという方々もたくさんいますよね。そうなってくると、障がいについて全て知っています、専門家ですという方って、いっぱいいるかというと実はそうでもないです。なので、企業なのに何で分からないんだろうと思わないでいただきたくて、むしろ自分、皆さんを通じて、その企業の一つ多様性が広がるくらいの気持ちで、自分のお困りごととか障がい特性、ならびに配慮事項をご説明いただけると良いのかなと思いました。
司会者:はい。自己分析って非常に苦しい作業なんですけれども、自分に何ができるのかな、どう活躍できるのかなと考えると、ちょっとわくわくしてくる部分もあるのかなという気もしますけどね。はい、ぜひ取り組んでいただければと思います。
では、続いてのメニューは、エントリーシートの実践ポイントです。引き続き寺塚さん、よろしくお願いします。
寺塚:はい、よろしくお願いします。ここは準備ができたという前提で、じゃあ実践的にどうやってエントリーシートを書いていけばいいのかというお話をしていきたいと思います。まずですね、自己分析、仕事研究をしましたという前提で、その後何をするかというところなんですが、ここができてやっと文章化というところに取り組めます。やはりここができていなくて、いきなり文章化しろと言ったら、先ほど言ったようになかなかするのは難しいです。まずはやってみたいという方は、ぜひ書いてみてください。書いて、そこから自己分析、仕事研究をやってみるという方法もあるんですが、まずはまだ時間もありますし、自己分析、仕事研究からぜひやってみてください。
その文章化をした上で、じゃあまずは自分で添削してみましょう。どれだけ書けているかなとか、うまく伝わるかなとか、そういうところをチェックして、その後ですね、絶対他の人に見てもらってください。できれば、これは皆さんのことをよく知らない他人に見てもらいましょう。例えば、学校のキャリアセンターの方であったりとか、自分のことを成績上は知ってくれている先生であったりとか、そういう他者視点というところを入れるようにしてください。何でかっていうと、このエントリーシートを誰が見るかというところを改めて考えてみてください。皆さんのことを全く知らない、エントリーシートで初めましての採用担当の方や面接担当の方になります。なので全く知らない、自分のことを知らない他人の方に、自分ってこんな人ですよと伝える必要が出てきます。だからこそ文章化したら絶対、まあできるだけ自分のことを知らない人に見てもらうということがとても大事になってきます。やはりこれを入れるか入れないかでですね、エントリーシートとか自己PRとかの文章の分かりやすさって全然違います。その上で添削をしてもらって、またそれをブラッシュアップして文章化してみるというのを繰り返す、何回も繰り返すことで、より良い文章というのはできてくるので、まずは文章化してみる、添削してもらう、で書き直してみる、もう1回、何だったら自己分析、仕事研究をやり直してみるという、このサイクルを繰り返すようにしてみてください。恐らく恥ずかしいと思いますが、エントリーシートを出すことになったら絶対に自分のことを知らない人に読まれますので、恥ずかしいという気持ちはいったん置いて、ぜひこれに取り組んでみてください。
ただ、そうはいってもやっぱり文章化するって難しいかなと思うので、ちょっとコツというところを1項目ごとにお伝えをしていきます。
まず、全体的な文章の書き方なんですが、結論から書きましょう。なんでかっていうと、分かりやすいからです。結論というのはそれぞれ、自己PRや志望動機によって違いますが、まず、例えば「私のPRポイントは、ほにゃららです」や「御社を志望した理由はこれです」といったように、まず結論から書く。その上でなぜかというと、という裏付ける行動であったり、経験や思いっていうものを書く、という文章の組み立て方っていうものを意識してみてください。で、自己PRにおいての結論でいうと、アピールポイントや長所や強みになっています。その辺の理由というところは、行動とか経験、大学時代にこんなことを頑張りました、こんなエピソードがありましたといったようなことです。
そしてガクチカにおいての結論は、ぶっちゃけ自己PRとそこまで大きくは変わらないんですが、学生の時力を入れたことなので、実際に取り組んだことですね。「私が学生の時に力を入れたことは、ほにゃららです」「大学の勉強です」であったりとか「アルバイトです」といったような取り組み自体のことが結論になります。その上で、取り組んだことの理由や詳細、力を入れたことっていうのを具体的に書く。これがガクチカの大きな書き方になります。
そして志望動機は、結論はその「志望動機」ですね。御社に入社したい理由、エントリーシート上は貴社、ですね。という書き方なので、ちょっとそこは気をつけてください。応募したい、入社したい理由というものを結論として書いた上で、なぜそう思ったのか、どういうきっかけがあったのか、自分のどういう思いとその志望動機がつながっているのかという理由を書く必要が出てきます。
こんなふうにどの文章でも基本的に、まずは結論を書く。その上で何でかという理由を書く、という文章の組み立て方、ここの中でいろいろな工夫の仕方はあるんですが、まず書き方が分からないよ、という方はその書き方をぜひ意識してみてください。
けっこう自己PRとかガクチカで、エピソードって留学とか、これの1位を取ったみたいな経験ではないと駄目ですよね・・・みたいな質問を結構されるんですが、別に自己PRやガクチカは、すごいことをしたということを示すわけではなくて、みんながどんな人なのかっていうことをその文章から知りたいので、別にぶっちゃけ最下位を取りましたという経験でもいいんです。皆さんのことがそのエピソードによって分かればいいので、「最下位を取りました。でもそれが悔しかったのでその後こんなふうに頑張りました」だったら、たとえ逆境でも頑張れる人なんだなっていう性格が分かったりするので、別にすごいことを探して書かなくても大丈夫です。同じアルバイトのエピソードでも大丈夫です。実際にですね、エントリーシートに記載したことのあるエピソードのトップスリーは、やっぱりアルバイトとか学業とか趣味についてということで、やっぱり一緒です。皆さん書くことは一緒ですし、言うことも大体一緒です。なので、差を付けることとしては、じゃあどんなふうに頑張ったのか、どうしてそれを頑張ったのかという理由のところにあるので、ぜひすごいことをやったというより、時間をかけて頑張ったこと、多分学業とかだったら絶対皆さんは時間をかけて取り組んでいるはずなので、そういう性格が表れるエピソードは幾つもあると思います。浮かばないなという方は、まずは自分の生活の中で、どんなことが大きな時間を占めているのかなとか、特に力を入れてやっていることは何だっけ、ということを考えてエピソードを探すというのが一つの手かと思います。別にすごいことじゃなくていいんです、本当に。
それと、もう1つ。ここまでで自己PR、ガクチカの話をしたんですが、志望動機もぜひ書く時にまず気を付けてほしいことが幾つかあります。よく志望動機は、「御社に本当に入りたくて、御社のこの商品が大好きです。私は小さいころから、これをよく食べていて」というなんでしょうね、ファンの視点というところで、そのようなファン視点となると「じゃあこれからもいいお客さんでいてね」で終わってしまうことが多いです。そうですよね、企業はお金を稼ぐ場所なので、入ってほしい人はファンというよりは、そこで一緒にファンを作ってくれる人になってくるので、ただただファンです、好きというアピールをするだけでは駄目です。だから次の会社を褒めている、もそうです。ただ「御社ってとてもすごいですよね」というスタンスでは駄目です。それに、本当に入社案内などからそのまま引用して書きましたというような誰でも書ける内容は、書かれていることは企業さんは基本的に分かっていることです。「御社のこの事業に関して、僕はこう思うのです」、僕はこう思うのですがあったらいいのですが、「こういうことでやっていますよね」というようなスタンスだと、企業さんは「知っているよ」で終わってしまいます。なので、ぜひ自分はこう思う、自分はその仕事の中でこのように役に立てるという、仕事研究をしながらも、じゃあ自分がどのように活躍できるのかということを、志望動機ではきちんと伝えられるようにしてみてください。あとはファンの視点も、きっかけとしては別にいいです。それをきっかけとしてこの企業に興味が湧いて調べているうちに、ここが自分としてすごくいいと思った、なぜかというと、自分の経験のここと共通しているからです、といったように、きっかけとしてファンであったり、会社を褒めるということは悪いことではないです。ただ、それがメインにならないように気を付けましょう。
そして何度も言いますが、ぜひ書いたらまず、自分のことを全く知らない人に見てもらってください。何だったら、インターンシップや仕事体験に行った時に、企業の人に「これを見てもらえますか」というようにチャレンジするのも一つの手ではあります。もちろん時間があればですが。そのようにして「いいよ」と言ってくれる企業さんなどもあったりはするので、いろいろな人に自分の、これは伝わりますか、自己PRは伝わりますか、志望動機で熱意はここから感じますかといったことを、ぜひいろいろな人に聞いてみてください。やはり見てもらうことで気付くことはたくさんあります。
というわけで、ここが基本的な志望動機やエントリーシート、自己PRの書き方になっています。ここからは守屋さんにご質問なんですが、最初にもお伝えいただきましたが、障がいがある学生ならではエントリーシートの書き方のポイントを改めてお聞かせください。
守屋:
はい、ありがとうこざいます。こちらのスライドにまとめているのですが、エントリーシートの書き方のポイントです。主に志望動機や自己PRを書く時の参考にしていただければと思います。大前提として、企業目線で考えるのがとても大事かと思っています。自己分析で言語化した障がい特性や症状、合理的配慮をなるべく中心に書きたくなる方が多いように思いますが、それは最後に伝えられるといいと思います。やはり、1番、2番、3番に書いてあるように、自分から見た企業の強みや仕事の魅力、こちらは先ほども申し上げましたように、数字を織り交ぜたり、他社と比較して書くと良いと思います。あとは自分の強みは何か、自分が貢献できそうなことは何か、これは働いたことがないので、できますというような断定表現は当然できませんよね。なので、できそう、挑戦してみたいで十分です。そういった熱意も非常に伝わるのがとても大事だと思いますので、書いていただければと思いました。その上で3番です。必要な配慮と自分の障がい特性を書くという、この順番で自己PRや志望動機を考えていただくと良いと思います。
繰り返しになりますが、企業は利益を上げることで社会に貢献する組織になります。お金をより稼ぐことで、より多くの人の役に立つというのがミッションになっています。なので、皆さんがその企業の営業活動や営みの中で、どう貢献できるかということが伝わると、この人は仲間に入れたいなと思ってもらえますよね。なので、そこが非常にポイントなので、覚えておいていただければと思いました。以上です。
寺塚:
ありがとうございます。やはり自己分析、業界研究ということが本当に前提の上で考える必要が出てくるということですね。そして、エントリーシートの注意点というところで、こちらはどちらかというと事務的な注意点のところなんですが、結構エントリーシートを書いて、書き終わったということで、終わって出すとなると、後で「あ、まずい」と思うことが結構あったりします。なのでその注意点をまとめました。全部は読みませんが、これはマイナビ上などでもエントリーシートの書き方というところで載っていたりします。何だったら、これをスクリーンショットしていただいて、最後にチェック項目として使っていただいても大丈夫です。
基本的に、まずは誤字や脱字、何かミスがないかということを確認してください。貴社や御社というところの間違いがないかなどです。あとは気を付けていただきたいのは、紙もデータも一緒なのですが、絶対にコピーを残すようにしておいてください。なぜかというと、エントリーシートを基に面接などで質問されることなどもありますし、人間は書いたものを、やはり結構月日がたってしまうと何を書いたか忘れます。だからこそ、こういうことを書いたなと細かいニュアンスを思い出すためにも、手元にデータやコピーを残すようにしてください。私の昔の就活の思い出なのですが、ぎりぎりに出したせいでコピーを取り忘れてしまって出して、うっかりそれが通ってしまいました。そうしたら面接の時に、私、何を書いたかなと、しかも4枚ぐらいあるエントリーシートだったので全く思い出せず、最終的に落ちたという経験もあったりしました。そういう後悔などもあります。なので、ぜひコピーやデータは必ず残すようにしてください。そのためにも、余裕を持って早めに取り組んでください。あと1カ月ある、あと何日あるから余裕でしょうではなく、早めにやって、早めに誤字、脱字なども見つけて、提出するというところに気を付けるようにしてください。
他にも、手書き指定があるところでは、より汚さではありませんが、誤字、脱字や、別にめちゃくちゃ美しい字で書けではないです。頑張って自分ができる最大限のきれいな字で丁寧に書くようにしてください。企業さん側もそこは、何となく見た時にこの子は頑張って書いているな、字を書くのが苦手なのかなというところは分かったりもしますので、手書きの時はできる範囲できれいに書くようにしてください。もし、自分の手で書くのが難しいという場合は、そういう時には相談をすればウェブで提出であったり、手書きの上にパソコンで書いたものを貼ってもいいよ、とか、あとは代筆でもいいよ、などという場合もありますので、不安な場合は企業さんに相談をしてみてください。
そして作成のポイントを最後にまとめますが、まずは最初に自己分析と仕事研究、これがないとエントリーシートは書けません。まずはここからやってみるようにしましょう。まずはチャレンジしてみたいという方は、書いてみるところからやってみるのも一つの手です。多分、一発で全部完璧に書ける人は基本的にはいません。なので、まずはここからやってみてください。そして早めに作りましょう。特に自己PRやガクチカに関しては、別に企業ごとにエピソードを変えなくても大丈夫です。なので、早めに作っておくことをお勧めします。今のうちから、どんなエピソードがあったか、いつ何を頑張ったかと書いておくと、実際に書く時にそれを写すだけでいいので、とても楽になります。なので、特に自己PRとガクチカにおいては早めに文章を作成してみましょう。その上で、他人から見てもその自己PRがきちんと伝わるのか、熱意などが分かるのかをチェックしてもらいましょう。そして早めに書いた上で、エントリーシートは提出前の最終チェック、意外な誤字、脱字、間違いなどがあるので、こちらのチェックも忘れずに行うようにしてみてください。
エントリーシートを書くのは、多分、結構大変です。実際にそれが3月になると、いきなり幾つも締め切りが共通していて、1カ月で3本書かなければいけないというように、怒濤(どとう)で来たりもします。だからこそ最初に準備しておくということが大事なので、ぜひ今のうちから、自己分析、仕事研究、できれば自己PRを書いてみるということからやるようにしてみてください。
司会者:
ありがとうございます。ということは、いいエントリーシートかどうか気になる学生さんもいるかと思いますが、優秀な素晴らしいエピソードが並んでいるエントリーシートというわけでもなく、エントリーシートを誰が見ても、その学生がどういう方なのかというのを分かるものということなんですかね。
寺塚:
そうです。よくありがちなのですが、こんなことをやりました、あんなことをやりましたとたくさん書いてある、すごい学生さんは確かにいたりします。でも、例えば100文字の短い自己PRで、あれもやった、これもやったと3つや4つのエピソードを書くと、実際にやったことや成し遂げたことしか分からなくて、その人の性格などが分かりません。
司会者:
なるほど。
寺塚:
それよりは、1つのエピソードで100文字きっちりと、こんなことを考えて、このように頑張りましたと書いてあったほうが、うちだったらこんなところで活躍してくれそうかなということが分かりやすいです。
司会者:なるほど。学生時代にやったことを、必ずしもそのまま仕事に生かすわけでもないですものね。再現できるかどうかというのは、きちんとエピソードを伝えるというのは大事かもしれないですね。ありがとうございます。
そして、たくさん質問を頂いていますので、この後に質疑応答のお時間を取らせていただきたいのですが、たくさん情報もありますので、まずは、こちらのお知らせです。寺塚さんから伝えていただきます。お願いします。
寺塚:
お願いします。もし良かったら、耳で聞きながら、質問したいことがあったら質問のところに書いていってください。お知らせということで、皆さん、恐らくここに来ている方は使っていただいているかなと思うのですが、このマイナビチャレンジドは情報がたくさんあります。先輩たちの実際の就活体験談や志望動機のつくり方、今日のような講座のアーカイブというものもたくさんあります。あとですね、これは選考が始まってからも、きちんとこのサイトはありますので、今のうちから練習として、どのように使うのだろう、どんなコンテンツがあるのだろうというものをチェックしてみてください。結構ありがちなのですが、3月までは使っていなくて、3月になった瞬間に、では企業を探そうとなった時に、どうやるのか、うまく探せないということもあったりしますので、ぜひ今のうちからできることをやるようにしてみてください。
そして、私が最初のほうで、ぜひ企業さんに直接お話を聞く機会というものをたくさん取ってくださいと言いましたが、ちょうど10月28日、29日に、マイナビチャレンジドセッション、WEBセッションというものがあります。こちらはウェブで視聴できるもので、顔出しなし、声出しもなしということで、かなり参加しやすいものとなっています。出展予定企業を見ていただくと、かなり豪華な、なかなかこれはそろわないところです。実際にここの企業さんたちは障がい者枠があったり、なくても採用にかなり積極的という企業さんが集まっています。ぜひ、ここで、どんな仕事があるのだろう、自分が働くとしたら、実際に障がいをお持ちの先輩などは社員さんで働いていたりしますか。守屋さん、どうでしょう。働いている方は出られたりしますか。
守屋:
実際の社員の方の登壇する企業さんもありますし、過去にも、そういった実績が結構ありますので、ぜひ楽しみに、複数の企業さんを見て、それこそ先ほどの比較の話ではな