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保護者のホンネ座談会

保護者のホンネ座談会

お子さんの成長をどんなところに感じますか?

IさんIさん
自宅での様子を見ていて、うちの子は歌ったり踊ったりしないタイプだと思っていました。しかし、園では一生懸命取り組んでいるそうで、習った歌や踊りを家でも披露してくれるようになりました。「先生やお友達と一緒に取り組む」ことの意義は、やはり大きいのだと実感します。
KさんKさん
インタビューの様子まだ言葉は話せないのですが、いわゆる「赤ちゃん語」がとても豊かになってきました。発語や表情のバリエーションが明らかに増えているし、こちらの言っていることを聞いた上で反応していると分かるんです。きっと、園で先生がたくさん話しかけてくれているおかげですね。インタビューの様子
HさんHさん
異年齢交流の機会が成長につながっていると思います。例えば、年上のクラスの子がお店屋さんごっこをするとき、年下のクラスの子をお客さんとして招くといったことです。一人っ子でも「できないことを手伝う」「相手から学ぶ」といった経験をできるのがいいですね。
SさんSさん
あらゆる面で成長を実感する毎日ですが、とりわけそれを感じるのは「言葉」の面ですね。家で教えていない言葉が出てくることも多く、園でいろいろな人と会話をして、学ぶ機会が多いのだろうと思います。また、自宅ではやりたがらない片付けを、園ではできていると聞いて驚いたこともありました。
AさんAさん
インタビューの様子うちの子も、いつの間にか園で習得したことは多いです。フォークやスプーンを使えるようになっていたり、階段を一人で下りられるようになっていたり…。先生に聞くまで自力でできると知らず、私がそれまで通りサポートしていたので、そうした意味でも園との情報共有は大切ですね。インタビューの様子

保育士のどんな対応に好感が持てますか?
逆に不安に感じる点は?

KさんKさん
細かい出来事まで丁寧に伝えてもらえると、とても安心できます。以前、息子が少し頭をぶつけて、あざができたことがありました。大きなケガではなかったのに、どんな場面で起こったか、どう対応したかを謝罪の言葉と共に伝えてもらい、逆に好感度が上がりました。
AさんAさん
私も同じように感じています。うちの子はちょうど歩き始めの時期で、ちょっとしたケガが多い時期。「たんこぶができた」「足をぶつけた」なんてことは1日に何回も起こるのですが、そのときの時間、状況、対応などを細かく教えてもらえると、本当によく見てくれているなと感心しますね。
IさんIさん
インタビューの様子連絡帳などでの報告が個別性のあるものだと、観察力のある先生だと感じ取れます。誰にでも当てはまるようなことではなく、「うちの子の今日の姿」が具体的にイメージできるような文章だとうれしいですね。インタビューの様子
HさんHさん
確かに、愛情を持って子どもに接していると、それが報連相の内容や伝え方にも表れてくるような気がします。逆に、報告の内容が極端に薄かったり、業務連絡のように冷めた雰囲気で話したりする先生だと、「うちの子と関係性がうまく築けているのかな?」と不安になってしまうこともあります。
SさんSさん
プロ意識を持って、心からの愛情で保育に従事してくれる方なら、保護者からの信頼が厚くなるだけでなく、子ども自身もその先生を好きになりやすい気がします。家に帰ってからも子どもは、大好きな先生の話を親にしてくれるものですよ。

保育士を目指す皆さんへ
メッセージをお願いします!

IさんIさん
資格や経験も大切なことなのでしょうが、ほとんどの保護者は「一生懸命に頑張ってくれる先生」であることの方が大切な要素だと感じているはず。「育児経験がない」「まだ年齢が若い」といったことを気にし過ぎないでください。先生たちが頑張る姿に、保護者も元気をもらっているのです。
KさんKさん
保育は、子どもの命を預かる大切な仕事。しかし、その重荷を一人で背負うわけではありません。多くの園では先生同士が連携して、助け合いながら保育に従事していますし、そうした組織の方が保護者としても信頼できます。保育士さんの力があってこそ、子どもも保護者も笑顔になれることを忘れずにいてください。
HさんHさん
子どもと接する仕事を「楽しい」と感じられるマインドがある方にこそ、ぜひ保育の仕事をめざしていただきたいです。保育士としてベテランかどうかよりも、子どもと一緒に毎日を楽しんでくれることが何よりも大切だし、「良い先生」の条件のような気がします。
SさんSさん
あらためて、保育士は本当に尊い職業だと実感しています。自分が産んだわけでもない子どもを優しく世話して、日々笑顔にするような仕事は、志なくしてはできないでしょう。また、日本の未来を担う人材を育てるという重要な役割を担っているという視点も、忘れてはならないと思います。
AさんAさん
保育士さんがいなければ、わが家の生活は成り立ちません。娘がすくすく元気に育っているのも、園の先生方のおかげ。心から感謝していますし、保育という仕事に誇りを持っていただきたいです。保育学生の皆さんが、いつか素敵な先生として現場に立つことを、私たち保護者も応援しています!