フレックスタイム制とは？

3カ月以内の一定期間の総労働時間を定めておき、労働者がその範囲内で、日々の始業時間や終業時間を自主的に決定して働く制度です。
「この日は8時から13時までの1日5時間だけ勤務する」「この日は10時から20時までの1日10時間勤務する」といったように、労働者が各日の中で働く時間を自由に調整することができます。

ただし、フレックスタイム制だからといって24時間のうちいつでも勤務時間を設定できるとは限りません。企業によっては、1日のうちに必ず勤務しなければならない時間帯（コアタイム）が設定されている場合があります。例えば10時から13時がコアタイムとして設定されている場合は、その時間は必ず業務を行っている必要があります。
近年フレックスタイム制を採用している企業が増えてきていますが、コアタイムの有無や時間帯は企業によってさまざまです。