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企業エントリー前に身につけておきたいマナー 電話・メール・手紙 編
企業とのコンタクトをとる際に使用する電話、メール、手紙に関するマナーを、シーンごとに合わせたトーク例や文章例などとともに解説します。わかりやすい再現動画や言葉遣いのチェックシートなども活用し、理解度を深めましょう。
INDEX
電話のマナー
メールのマナー
手紙のマナー
電話をかける前に気を付けておきたいこと
集中できる静かな場所でかけよう
自分の周囲がうるさいために、相手の声が聞き取れなかったり、逆に相手側にも自分の声が聞き取りにくかったりなどということがないようにしましょう。
時間帯には十分注意をしよう
電話をかける際は、休日明けで慌しい月曜日の午前中、平日(月〜金)の昼休み中などは避け、10時~16時頃にしましょう。
ただし、いつかけたとしても、気遣いとして、「ただいまお時間はよろしいでしょうか?」の一言は必ず言うようにしよう。
はきはきと、笑顔で正しい言葉遣いで話そう
姿が見えなくても、相手が目の前にいるつもりで姿勢を正して、笑顔ではきはきと話しましょう。
学生言葉は禁物! 最低限の言葉の使い分けはできるようにしましょう。
メモを取ろう
電話は、音声のみでのコミュニケーションなので記録が残りません。聞き間違いなどのないようにメモを取り、要点の復唱確認を行うようにしましょう。
話す内容はあらかじめまとめておこう
電話は、「電話料金」と「相手の時間」を使います。簡潔に伝えるために、かける前に要点、自分が話す手順、ポイントなどをしっかりと準備しておきましょう(次のトーク例を印刷し、自分自身の言葉を加筆したものでも OK)。
自分からかける時のトーク例
電話のかけ方
電話応対折り返しトーク例
留守番電話などに、企業からのメッセージが入っている場合もある。「またこちらからかけます」というメッセージであっても自分からかけたほうがよい場合もある。
メールの構成
宛先
宛先部分に「○○株式会社 人事部採用課御中」、「○○株式会社 採用ご担当者様」などと宛先が表示されるよう、 あらかじめアドレス帳に登録をしておきましょう(名前を間違えると大変失礼なので、しっかりと確認しましょう)。
件名
採用担当者は、毎日たくさんのEメールを受信します。件名を見れば何についてのメールかがすぐにわかるようにしましょう。件名の文字数は、15文字程度を目安にして、簡潔なものにしましょう。
宛名
宛名には、会社名、部署、もしわかっていれば担当者名もきちんと入れましょう。「○○株式会社」を「○○(株)」などと略すのは失礼にあたります。
本文
手紙などの場合は、段落ごとに1文字空けますが、Eメールの場合は、1文字空ける代わりに、改行し行間(空白)を入れましょう。1行の文字数は30文字程度を目安にすると読みやすくなります。
1名乗り
Eメールには、手紙のような時候の挨拶は不要です。ただし、最初にきちんと名乗り、誰からのメールかがわかるようにしましょう。
2目的
たとえば、資料請求の場合には「貴社の資料のご送付をお願い申し上げます」などと最初に「目的(用件)」を書くとわかりやすい文章になります。
3理由
②の目的の理由を簡潔、明確、誠実な文章で書きましょう。資料請求の場合は、なぜ資料を請求したいのかを簡潔にまとめます。
4最後のお願い
「お忙しいところ、まことに恐縮でございますが〜」、「まことにお手数でございますが〜」などと丁寧な表現で締めくくりましょう(言葉遣いチェックシートを参考にしよう!)。
5差出人名
署名機能に、あらかじめ自分の氏名、大学名、住所、連絡先(電話番号、Eメールアドレス)などを登録しておくと便利です。
メールの文例
上記の構成要素についての注意点と、以下の文例を参考にメールを作成してみましょう。
送信前後に注意しておきたいポイント
送信前に確認すること
送信後に確認すること
- 資料が送られてきたら、必ずお礼のメールを送る
- こまめにメールチェックを行い、タイムリーに情報収集をする
手紙・はがきを書く時のポイント
ポイント
- 手書きの場合は、字の上手、下手ということよりも、「丁寧に」書くことを心がける。
- Eメールとは違い、手紙は書式やルールに沿ってきちんと書く。
- はがきに通信欄などがある場合、自己PRのチャンスと考え、空欄のままにせずに記入する。
(応募書類だけを封筒に入れて送りつけるのは大変失礼)
手紙・宛名書きの文例
上記の構成要素についての注意点と、以下の文例を参考にメールを作成してみましょう。
送付状と宛名書きの文例
確認問題
Q1. 電話応対のマナーについて、不適当と思われるものを一つ選びましょう
A. (3) が不適当
日時や場所、電話番号など、重要なポイントは、必ず復唱確認をし、聞き取りにくかった場合にはそのままにはせず必ず聞き直すこと。
Q2. Eメールの件名について、適当と思われるものを一つ選びましょう。
A. (2) が適当
件名には、用件を簡潔に盛り込むとわかりやすい。ただし文字数は15文字程度を目安に。名前は、本文の最初で名乗るようにする。
Q3. 就活のEメール本文において、宛名表記として適当と思われるものを一つ選びましょう。 ※「○○株式会社 人事部採用課 山田一郎」宛てに送る場合
A. (2) が適当
名前(フルネーム)がわかっているときには、間違えずにきちんと書くこと。また、宛名の最後が部署名か個人名かによって「御中」と「様」を使い分けること。
Q4. 就活のEメール本文について、適当と思われるものを一つ選びましょう。
※宛名の後の本文について
Eメールの場合は、頭語―結語などは使わない。長々とした文書にする必要はないが、「最初の挨拶」、「メールを送る理由」、「相手の立場を思いやる一言」などは盛り込もう。
Q5. はがきや手紙のマナーとして適当と思われるものを一つ選びましょう。
A. (3) が適当
応募書類を郵送する場合は、必ず、手紙(送り状)を同封すること。前略-草々は親しい間柄のみ使用する。