2025年万博でも活用。企業向け利用の期待大
AIエージェントは個人向けのパーソナルエージェントと、企業向けエージェントがある。パーソナルエージェントは、個人のスケジュール管理や情報収集、ライフスタイルの最適化などに利用される。2025年に開催された大阪・関西万博でも会場・ルート案内、おすすめ施設の紹介などに使用された。
利用機会の飛躍的拡大が期待されているのが企業向けだ。業務プロセスの最適化や生産性向上、コスト削減、企業価値の向上など、さまざまな効果が見込まれている。例えば製造業であれば、AIやIoTを活用して在庫を削減したり、設備の異常を事前に検知すると同時に、原因を特定して適切な対応策を実行したりすることが可能だ。小売業ではユーザーの行動分析、購買履歴、季節変動や売れ筋比較などを行って最適な発注量を自動算出する。サービス業であれば、ユーザーの要望に基づいて新サービスの開発が自動的にできる。物流業の場合、交通や気候データをリアルタイムで監視し、配送ルートを最適化できる。
金融業でも、ニュースや市場データなどを組み合わせた投資判断、リスク分析、顧客対応などへの活用が見込まれている。この他にも、医療では個人に合わせた治療方法の選択、教育では個人に最適化した問題の提供。旅行業であれば、予算や好みに合わせたプランの自動作成が可能になるなど、さまざまな利用シーンが想定されている。