2024年の受注高は約9.2兆円。環境装置の受注高は約7,200億円
経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、24年のエンジニアリング業の受注高は、前年比5.8%増の9兆1,773億円だった。国内は同0.6%増の7兆2,222億円、海外が同30.1%増の1兆9,551億円。海外の場合、エネルギー関連の大型プロジェクトの受注次第で受注額が大きく変動する。同業界は石油や石油化学、製鉄など、大規模施設の設計から資材調達、施工までを一括して請け負う。業界は専業と、機械や化学メーカーの建設部門から派生した企業に分かれるほか、水処理や環境などを得意分野とする企業もある。専業3社は、エネルギーや石油化学などの大規模プラント建設で、海外でも活躍する。
一方、日本産業機械工業会によると、2024年度の環境装置の受注高は、前年度比0.9%増の7,203億円。このうち、ごみ処理装置が同2.5%増の4,394億円と、全体の約6割を占める。家庭や事業所などからの一般廃棄物の排出量は大きく変動しないため、今後も処理装置の需要は堅調と見られる。