ガラス産業の売上額は約2.3兆円。環境対応の技術開発が進む
ガラスは砂や石灰石などの原料を高温で溶かして製造する。総務省・経済産業省の2024年経済構造実態調査によると、ガラス・同製品製造業の売上額は前年比1.4 % 減の2兆3,003億円。ガラスは重量がかさむため需要地付近での生産が求められ、日本の大手は早くから海外展開を進めている。売上の約8割を占める住宅用では複層ガラスが一般的。複数枚のガラスを合わせるほか、特殊な金属膜を塗布して断熱効果を高め、冷暖房効率を向上させる。板硝子協会によると、23年の新築戸建て住宅の複層ガラスの普及率は96.1%、共同住宅で79.2%。ただし、中国、韓国などの追い上げも急で、差別化技術が必要。