鉱物・金属材料の卸売りは約78兆円。どの業態もM&Aが活発
経済産業省の商業動態統計によると、2024年の卸売業販売額のうち、鉄鋼や燃料などの鉱物・金属材料は78兆4,710億円、発電機や電子部品などの電気機械器具が60兆9,700億円、医薬品・化粧品が35兆2,410億円、化学製品が27兆9,570億円となっている。いずれの業態も国内需要の頭打ち、海外展開の活発化などにより、M&A(合併・買収)による業界再編が目立つ。
このうち、特に業界再編が進んだのが医薬品商社。医療用医薬品は薬価改定が毎年行われ、価格下落傾向にあるため、調剤薬局やヘルスケア事業などに多角化する企業が目立つ。規模の拡大を狙ってM&Aが相次ぎ、日本医薬品卸売業連合会会員企業(本社ベース)は1987年の434社から、2024年には68社に減少したことが再編の活発化を物語っている。