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インターンシップに、
ただ参加するだけじゃもったいない!

インターンシップは「事前学習」で差がつく!

人気企業のインターンシップには、選考が伴うことをご存じの方も多いでしょう。エントリーのタイミングでは、志望動機が求められるため、業界や応募する会社の事業について調べる必要があります。
また、「メタバースが生む新たな社会像を描こう」「決算書をもとに来期の営業利益を予測しよう」「アイドルを売り出す方法を企画しよう」といったテーマでディスカッションやグループワークが予定されているインターンシップには、前もってそれらに関する知識を習得したうえで参加したいもの。
そう、つまり

インターンシップには事前学習が必要

なのです。

そして、インターンシップは学ぶ場であると同時に、事前学習で磨き上げた自分をアピールする絶好の機会です。「意欲的に業務や課題に取り組み、高く評価されたい」という気持ちで入念に準備して臨む人も多いので、そうしたライバルたちに負けないよう、しっかり事前学習しておきましょう。

知らないことを学習する癖をつける!

インターンシップをきっかけに、業界、会社、経済、仕事などへ学習対象を広げてみましょう。そうした学習を進めれば、将来性のある企業を自分で見つけ、質の高い志望動機を作成できるようになります。

たとえば会社研究の過程で、
「地政学リスクを踏まえたグローバルサプライチェーンの見直し」
「世界人口の増加がもたらす食糧事情の悪化を見据え、サーモンの陸上養殖施設を開発する」
「知能化によりクルマはもっと進化できる」
といったトピックに触れた際、それについて知らないことを自然と学習することになります。

その結果、
「今後、経済発展しそうな国や地域と、そこへいち早く進出している企業」
「次の時代の主役となりそうな製品やサービスをもっている企業」
「イノベーション実現のキーとなる技術を開発しているベンチャー企業」
など、将来性のある企業を見つけることができます。

また、このような学習をしながら作成した志望動機は、会社案内だけを読んで作成した志望動機とは質が違います。質が高ければ、当然、選考の合格率も高まるというもの。

「それはわかるけれど、学習って大変そう•••」と思われるかもしれません。確かに、興味をもった情報一つひとつに対して書籍を購入して読むとなると大変です。

そこでオススメしたいのが、通学時間や、遊び・バイトへ向かう電車の中などの空き時間の活用です。調べたい情報について検索し、ヒットした記事を5分間だけ読むという学習方法です。一夜漬けの詰め込みよりも、ストレスなく継続できるこうした学習を積み重ねることで、立派な成果が得られます。

  • 調べたい情報について検索
  • ヒットした記事を5分間読む

学習をお金を稼ぐスキルにする!

5分間の学習を継続すれば、学習スキルが身に付きます。この学習スキルは、試験の得点を伸ばすだけのものではなく、プログラミングスキル、営業スキル、マネジメントスキルなどと同様にお金も稼げるスキルです。

たとえば、定期的に社内試験を実施する会社に入社すれば、合格することで等級や基本給を上げることができます。あるいは、「国を挙げての半導体工場の誘致」「ゼロ金利の解除」など、メディアを賑わせているトピックについて学習して投資すれば、学習スキルが高い人ほど成功する確率が高まります。

今後は国内外で、短いサイクルで多くの変化が起こるでしょう。変化に伴って淘汰される企業や陳腐化するスキルがある一方で、チャンスも生まれます。実際、学習スキルの高い人は、これらの変化にうまく乗って、地位や財産を手にしています。

ただし残念ながら、そもそも情報をキャッチするアンテナを張っていない人や、キャッチしたのに「ふ~ん」で終わってしまう人に対しては、可能性を秘めたチャンスもただ前を通り過ぎてゆくだけです。ぜひインターンシップを、「社会に出てから真価を発揮する学習スキル」を磨くきっかけとし、その後も継続して磨き続けることで、豊かな未来を手にしてください。

PLUS
1POINT

インターンシップで成功した先輩たちが
大学生活で学習してきたこと

インターンシップで成功した先輩たちは、大学生活で次のようなことも学習しています。

  • 初対面の人との
    コミュニケーション方法
  • サークル活動の会議の進め方
  • 先生や先輩に対する
    言葉遣い・接し方
  • 計画立て・期限までに
    段取りよく進める方法
  • 実習準備を
    他のメンバーも巻き込みながら手際よく進める方法
  • 自分の考えを上手に
    プレゼンテーションする方法

みなさんも先輩を見習い、大学生活の様々なシーンに対して学習意識を少し強くすれば、強みといえるものが増えるはず。そのうえで志望動機や自己PRの作成、初対面の学生と行うグループワーク、先輩社員との交流などをインターンシップを通じて挑戦すれば、より高い成果を上げられるでしょう。