ロジカルスピーチで
「説明力」に
差をつけよう!

ちゃんと説明したはずなのに、「どういうこと?」と
聞き返されてしまったことはないだろうか。
物事を正確に伝えるためには、
熱意だけでなく技術が必要だ。
ロジカルスピーチを学んでおけば、
就職活動はもちろん、
社会人になってからもきっと役立つ。
LOGICAL SPEECH



ロジカルスピーチって
どんなもの?
ロジカルスピーチとは、物事を体系立てて伝えるための手法のこと。ビジネスの現場でも活用されており、プレゼンテーションに備えて学ぶ人も多い。「ロジカル(=論理的)」といっても、事務的に話すという意味ではない。本当に伝えたいことを所定の時間内で過不足なく伝えられるようにするもので、練習すれば誰でも習得できるスキルだ。


「考える流れ」と
「伝える流れ」
自分が何かを考えるときと、それを誰かに伝えるときでは、逆の「流れ」が生じている。考えるときには「詳細から結論」へとピラミッドを登っていき、伝えるときは「結論から詳細」へと下りていくイメージだ。自分が思考したプロセスをそのまま口に出すと、結論が最後まで分からず、聞き手としては理解しづらいことを心得ておこう。

印象に残る
志望理由の組み立て方
では、「志望理由」をテーマに組み立てられた、ロジカルスピーチのピラミッドを見てみよう。「御社で働きたい」という結論を導き出すために、2つの根拠とそれを支える詳細があることが分かる。なお、志望理由を構築する場合、複数の視点が含まれるようにしたい。

ロジカルスピーチの
練習方法
ピラミッドを見ながら、口に出して内容を説明してみよう。練習のたびに選ぶ言葉が違うはずだが、それでOK。構成を把握した上で、その場で言葉を組み立てるトレーニングを重ねることが大切だ。「原稿を丸暗記したら緊張で内容が飛んでしまった」という事態も防ぐことができる。


自己PRの
構築ポイント
単純に「協調性があります」とだけアピールしても、納得感は得られない。裏付けとなる根拠と詳細をセットにして説明することは、自己PRにおいても重要だ。具体的なエピソードを選ぶときは、結論にしっかり結び付くものかどうか確認しておこう。


「学生時代に力を入れたこと」の
構築ポイント
「学生時代に力を
入れたこと」の
構築ポイント
その活動のどんなことから何を学んだかを伝えるため、最初の結論と根拠はできるだけ簡潔に述べ、詳細と締めの結論のボリュームを厚くしよう。これは、エントリーシート作成時でも面接でも同じことがいえる。


