インターンシップ&キャリアで、あなたの未来を拓く出会いを作ろう

インターンシップ&キャリアでは未来を拓く出会いが約束されている
「出会い」には、未来を拓く力が秘められています。
その一例として、大学でビジネス企画の大会にチャレンジするグループと出会った、ある学生のエピソードをご紹介しましょう。


この出会いをきっかけに、この学生は優勝メンバーの一員という成功体験を獲得できました。この成功体験は強力な自己PRネタとなるため、ここでの出会いは「未来を拓く力」を秘めていたといっても過言ではないでしょう。
インターンシップ&キャリアにも、同様に出会いがあります。インターンシップ&キャリアでは、「社会人ステージとつながっている出会い」が約束されています。この出会いから獲得できるものは、自己PRネタ程度のものではありません。よりたくさんの「未来を拓く出会い」をするために、応募書類を積極的に提出しましょう。
インターンシップ&キャリアで得られる出会いとメリット①
入社1、2年目の若手社員を中心としたリクルーターチームを編成する会社に応募すれば、リクルーターと出会うチャンスもあるでしょう。リクルーターは、以下のような役割を担います。


もちろん並行して、担当している応募学生たちの志望の強さや仕事ビジョンの有無、人柄などを評価し、逐一、上司に報告もしています。スペシャリスト社員との面会などは、この報告をもとに検討・許可されるため、結果として、リクルーターの推しが強いほど、合格に近づけます。
- インターンシップ&キャリアで
得られる出会いとメリット - リクルーターと出会ってアピールできれば、社内で自分を推してもらえる。
インターンシップ&キャリアで得られる出会いとメリット②
インターンシップ&キャリアのプログラムでは、同じ業界を志望する学生と出会うことができます。そのとき、「志望業界が同じだと、第一志望が被ってライバルになってしまう」といった狭い視野で考えるのではなく、「業界情報を交換したり、志望動機を磨き合ったりできる仲間を得たことで、より上位の志望企業に合格する可能性を高められる」と考えてはどうでしょうか。
また、「この人は頭の回転も人当りもピカイチだ!」と、あなたが圧倒されるような同世代と出会えたなら、本当に幸運です。なぜなら、このような人は間違いなくリクルーターが強力に推す学生だからです。その人の言葉の選び方や表情、立ち居振る舞い、さらには声のトーンや発言のタイミング、主張の押し引きなどを観察し、自分の中に取り込みましょう。


- インターンシップ&キャリアで
得られる出会いとメリット - 同じ業界を志望する優秀な学生と出会えば、自分を高めることができる。
「出会い」は続く、いつまでも。出会いで自分を磨くと同時に、次の出会いに備えよう
インターンシップ&キャリアでリクルーターに出会えたにもかかわらず、推されないままで終わることもあります。実は、出会いの成立には「相手のお眼鏡にかなうか?」というハードルが伴います。価値の高い出会いほど、このハードルは高くなります。
どのくらいの高さを越えられるようになっていればいいかは、わかりません。上には上がいるという謙虚な気持ちで、現在進行形で自分を磨き続けることが大切でしょう。
出会いは、インターンシップ&キャリア以降も何度も訪れます。たとえば、インターンシップ&キャリアプログラムで、「ひとりにつき、発表10分間+質疑応答10分間」のプレゼンテーションを課す会社もあります。インターンシップ&キャリアを「次の出会い」のための自分磨きの場と捉えるならば、手ごわいと感じるこのようなプログラムにチャレンジするのも手です。

未来のあなたから見れば、学生時代のインターンシップ&キャリアでの玉砕など、よい思い出でしかありません。臆せず挑戦してください。
最後に、インターンシップ&キャリアへの参加はゴールではなく、スタートであることを改めて確認しましょう。
- 著者紹介
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岡 茂信
「インターンシップで、みなさんの未来作りの応援者と、たくさん出会ってくださいね」
情報システム開発企業での、延べ10000人以上の面接・採用選考経験をもとに、1999年にジョブ・アナリストとして独立。全国のさまざまな大学及び就職イベントでの講演、キャリア授業、企業に対し採用アドバイスなどを行ってきた。企業の採用手法および意図を知り尽くした存在として、これまで、多くの就職活動生から頼りにされてきた。著書に「大学1・2年生のための就活の教科書」「エントリーシート 実例で分かる書き方」「インターンシップ・仕事体験(共著)」「自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシート」「就職活動がまるごと分かる本 いつ? どこで? なにをする?」などがある。
ウェブサイト
「岡茂信の就活の根っこ」