活用NOTE

学生心理を掴め! 企業情報の発信のコツ

Chiaki Tanazawa

作成日2021/06/11

作成者Chiaki Tanazawa

スマホ世代は「下調べ」が当たり前

みなさんは大事な買い物をするとき、どんな手順で買いますか? 通販サイトのレビューを見たり、SNS上で話題になっていないかチェックしたり……誰もがスマートフォンやパソコンを持つ現代では「購入」というアクションを起こす前の過程で「下調べ」をする方が多いでしょう。

そして、それは学生の「エントリー」というアクションでも同じこと。学生はインターネット上で企業を検索し、情報を集めたうえでエントリーするといわれています。言い換えれば、一生懸命調べても情報が集まらない企業は、エントリーされづらいのです。では、どうすれば学生から「下調べ」されやすくなるのでしょうか?

スマートフォン

「比較される」ことは前提! 十分な情報を分かりやすく発信

まずは、マイナビや企業ホームページ、学生向け特設サイトなどの情報をしっかりと充実させることが最も重要です。とくにマイナビの画面は予め項目が決まっていたり、興味のある業種等で検索して閲覧するケースが多いため、“似ている他社と比較されやすい”ということにも十分留意する必要があります。各項目をきちんと記入することはもちろん、他社にはない特徴的なアピールポイントは積極的に記載しましょう。

また、最近は学生がスマホやアプリを使うケースも多いので「読みやすさ」も重要なポイントです。文章は小見出しをつけて端的にまとめたり、画像や動画を活用して魅力を伝えるなど、手軽に情報をインプットできるよう配慮しましょう。

回遊性も大切に

学生が情報収集しやすくなるための施策として、一昔前の言葉でいうところの「ネットサーフィン」がしやすい状態にすることも重要です。マイナビから来た学生を企業ホームページへ、そして企業ホームページから特設サイトや人事担当者SNSに立ち寄り、またマイナビに戻ってエントリーボタンへ――。このように、ストレスなく関連サイトを回遊できる状態にすることで、学生の「下調べ」を手助けすることができます。そのために、企業ホームページには関連サイトへのバナーを貼ることをおすすめしています。マイナビへのリンクを設置するには、企業専用画面「学生向け公開URL」からバナーを作成するか、リンク集「ホームページリンクバナー用ロゴ画像」でも手順をご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。

ホームページバナー作成方法


学生心理を意識した情報戦略は、インターンシップエントリーのための施策としてはもちろん、その後の採用広報でも非常に重要です。
本コラムでお伝えしたポイントがきちんとクリアできているか、自社の情報発信を見直してみませんか?

まとめ

・ 学生はエントリー前に「下調べ」をする
・ 企業情報は常に “似ている他社” と比較されている
・ スマートフォンでも分かりやすい工夫と回遊性に配慮