PowerPointでできる!画像リサイズの仕方
作成日2021/03/22
作成者Mitsuko Yashima
画像リサイズ問題について
「画像のサイズを変更するのが大変です」というご意見を複数の人事ご担当者様よりいただいております。確かに、会社概要画像は「横240px・縦180px」、伝言板は「横80px・縦60px」、会社特徴アピール画像は「横400px・縦400px」、先輩情報は「横320px・縦180px」――と、マイナビに入稿する画像はサイズがまちまち。指定されたサイズでないとアップロードできない場合もあり、大変お手数をお掛けしております。そこで、今回は特別な画像編集ソフトがなくても画像リサイズが簡単にできる方法をご紹介! リサイズ加工業務にかかる時間を少しでも軽減できましたら幸いです。
PowerPointで簡単に画像リサイズ
画像リサイズに使用するソフトは「PowerPoint」です。今回は例として、会社特徴アピール画像用の「横400px・縦400px」へのリサイズの手順をご案内します。
①「ユーザー設定のスライドのサイズ」にて「ユーザー設定」を選択
メニューバー「デザイン」>「スライドのサイズ」>「ユーザー設定のスライドのサイズ」を開きます。「スライドのサイズ指定」で「ユーザー設定」を選択してください。
② ピクセル × 0.02646 でcmに換算した数値を入力
次に「幅」と「高さ」に数値を入力するのですが、単位がcmになっていますので「横400px・縦400px」を設定するにはpx(ピクセル)をcmに換算する必要があります。
ここで覚えていただきたい数値が「0.02646」! 理由の説明は割愛いたしますが、PowerPointでは作成したいピクセル数に「0.02646」をかけることでcmの数値になります。今回作成したいピクセル数は400pxですので、400(px) × 0.02646 = 10.584(cm)。この数値を幅と高さの欄に入力しましょう。
③ スライドに画像を配置
サイズが変更されたスライドに写真を配置します。スライドからはみ出したところは、画像データに保存したときにカットされます。
④ ファイル > 名前をつけて保存 > 画像データ形式で保存
最後に、画像データ形式で保存をして完了です。「名前をつけて保存」にてデータ形式を拡張子「.jpg」もしくは「.png」に指定し保存しましょう。
⑤ 出来上がった画像は右クリック「プロパティ>詳細」でサイズ確認
画像データが正しくリサイズできているかを確認にするには、画像ファイルを右クリックし、「プロパティ>詳細」を開くとサイズが表示されます。
写真は「.jpg」、ロゴ画像は「.png」がおすすめ
基本的な画像ファイルの種類として「.jpg」や「.png」などがあり、どちらで保存したら良いか迷うこともあると思います。一般的には、グラデーションのように色調が連続して変化する画像や、写真など繊細な色合いで構成されている部分が多い場合は「.jpg」、ロゴやイラストのように線や塗りつぶしで構成されている画像は「.png」形式での保存がオススメです。なお、「.png」は透過ができ、「.jpg」はできないといった違いもあります。
なお、マイナビの原稿は入稿箇所によってファイル形式が指定されている場合がありますので、詳しくはヘルプやマニュアルをご確認ください。
以上、PowerPointで画像リサイズをする方法をご紹介しました。画像が与える印象は大きなものです。PowerPointで明るさやコントラストも調整もできます(図の書式設定)ので、貴社の魅力が伝わる綺麗な写真を掲載して、学生へしっかりアピールしてくださいね。
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