「2025年」団塊の世代がすべて
75歳以上の後期高齢者となり、
高齢化が加速していく。
刻々と変化していく時代の中で、単に調剤を行うことを
主要業務としてきた薬局に対しても
「セルフメディケーション」「在宅医療」などの
新たな役割が求められている。
医療の発展により平均寿命が飛躍的に伸びる中、今後の中心課題は「健康寿命の延伸」である。
一般的な薬局は処方せんによる調剤がメインのため、「予防領域」にはほとんど関わることができないが、「ドラッグストア併設薬局」であれば、OTC医薬品やサプリメント・健康食品等を多く取り揃えているため、予防から治療まで幅広くサポートすることができる。
ツルハグループは、全国40都道府県に2,522店舗(2022年5月時点)を展開する、業界トップクラスのドラッグストアチェーンです。グループ全体の売上高は約9,150億円(2022年5月時点)にものぼり、将来的には世界2万店舗、売上高6兆円のグローバルチェーンを目指す安定成長企業です。
「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」という理念のもと、今後も様々なタイプの店舗、在宅医療や介護など多角的に事業を展開し、地域の健やかな毎日を応援していきます。
株式会社ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本は中国地方から九州地方にかけてドラッグストア・調剤薬局を運営する企業です。広島県・山口県では「ウォンツ」、島根県・鳥取県では「ウェルネス」、福岡県、佐賀県では「ツルハドラッグ」というその地域で親しみのある3つの看板を掲げています。調剤薬局に対するニーズが変化していくなかで、薬剤師として様々な領域で活躍できる環境を整えています。
当社が目指すのは、地域の皆さまにとって一番身近なメディカルパートナー。ちょっと体調が悪い時、健康について相談したい時、まず一番に訪れる場所が、私たちのドラッグストアです。ドラッグストア併設の薬局を多く展開する当社なら、OTC医薬品をはじめ健康食品やサプリメントの知識もしっかりと学び、お客様の健康に関する悩みやニーズに合わせて、最適なアドバイスをすることができます。
当社は予防医療でだけでなく、年間20,000件を超える在宅医療にも積極的に取り組んでいます。在宅実績の90%以上は施設調剤ではなく、患者様のご自宅一軒ずつ訪問する「居宅訪問型」。さらに、患者様の症状や生活環境を把握した上で、医師や看護師などメディカルスタッフと連携して、最善の治療につながる提案なども行っています。在宅医療を重点的に実施している薬局には、無菌調剤の設備もあるため、高度な無菌製剤調製にも関わることができます。
当社では、かかりつけ薬剤師・薬局に積極的に取り組むとともに、ドクターの独立開業支援にも取り組んでいます。地域密着型クリニックと当社が連携することにより、地域のプライマリケア機能の向上を目指し、利便性と専門性を兼ね備えた「メディカルリテール」を実現。体調を崩したときだけ来店いただくのではなく、普段から相談しやすい「地域に開かれた薬局」づくりを推進しています。
当社では様々な状況に対応できるジェネラリスト育成のため、入社後から長期にわたる計画的な教育システムを整備。臨床研修には特に力を入れており、入社後2年間で様々な薬局を3~4箇所経験し、様々な処方せんに触れることで総合的な知識を身に付けることができます。調剤スキルの習得だけでなく、OTCや在宅医療に関する研修、マネジメント能力を高める研修や認定取得の支援など、一人ひとりの成長に合わせた研修を用意しています。