グローバルキッズ

座談会 ここでしか聞けない保育士のホンネ

これから保育士を目指す学生の皆さんが知りたいと思うことは、保育という仕事にやりがいを持てることだけでなく、それをどんな環境で取り組んでいるかという現場の生の声。そこで今回、グローバルキッズで理想の保育を楽しく、笑顔で取り組む三人の若手保育士に、仕事や毎日、会社のことまで、思う存分に本音で語り合ってもらいました。

PROFILE

なゆ 先生

なゆ 先生新卒入社3年目(取材当時)

愛知県出身。下に兄弟が3人いたため、物心がつくころから世話が大好き。その思いのまま保育士を目指し、名古屋の短大の保育科を卒業し、同社へ入社。

しおり 先生

しおり 先生中途入社3年目(取材当時)

神奈川県出身。自分が卒園した保育園の保育士にという夢を実現したものの、そこには理想とのギャップが。都内への引っ越しを機に同社へ転職。

ことみ 先生

ことみ 先生新卒入社2年目(取材当時)

滋賀県出身。年下の面倒を見ることが好きで、中学生で保育士を目指すように、京都の大学の教育学部児童学科を卒業し、上京し同社へ入社。

Q.1

グローバルキッズを就職先に選んだ理由は?

グローバルキッズを
就職先に選んだ理由は?

なゆ 先生

地元愛が強く、外に出ないイメージが強い愛知県人ですが、私はとにかく保育士として上京して働きたかったんです。実は卒業した専門学校にある求人票はほとんどが愛知県内のモノだったので、自分で調べ、上京して訪問を繰り返していました。当社を選んだのは住む場所から選択できるほど充実した住宅制度があったからです。

ことみ 先生

なゆ先生と同じで私も上京組。当社の存在を知ったのは、京都で開催された合同説明会がきっかけでしたが、そこで保育方針に感動したことが第一の理由。もちろん上京、初の一人暮らしという不安があって色々と調べたのですが、お給料や住宅制度も整い、さらに見学した際にみんなが楽しそうで笑顔だったことでここしかないと思えました。

しおり 先生

私は2人とはちょっと違って、他の保育園からの転職先に当社を選びました。たまたまパートナーと暮らし始めるタイミングで引っ越しを考えていたことが転職のきっかけ。当社の面接で働く環境が理想に近かったこと、さらに私生活の状況までも親身に聞いてくださった暖かさが当社を選んだ決め手です。

ことみ 先生

本当にびっくりしてしまうほど、一人ひとりの希望にできる限り寄り添ってくれる会社ですよね。周りの友人に聞くと羨ましがられることがしばしばあります。

なゆ 先生

そうそう、私も住む場所一つにしても選ばせてくれたことに感謝。実は他の園も並行して受けていたのですが「住んでもらうのはここ」って、選択肢がある会社はありませんでした。

しおり 先生

働くことだけでなく、生活面まで寄り添って考えてくれたから、楽しく働ける今があるのかもしれませんね。

Q.2

なりたかった保育士の仕事、やりがいは?

なりたかった保育士の仕事、
やりがいは?

ことみ 先生

やっぱり子どもの成長をすぐそばで見られることですね。私は0歳児を担当しているので、その子どもにとっての初めてとたくさん出逢います。言葉を発した、ちょっと歩いたといった瞬間を親御さんに伝えて、一緒に喜ぶ瞬間も大好きです。

しおり 先生

私は入社して3年目になりますが、2歳児を二年連続で、今年は1歳児を担当しています。この年齢になると子どもも園の環境に慣れてきているので、色々とお話ししますし、表情も感情が乗って豊かになってきますね。だから大切にしていることは一緒に楽しんで、一緒に笑顔になること。保育士なので指導する側面はあるものの、やっぱり笑い声にあふれていると嬉しさとやりがいを実感します。

なゆ 先生

入社してから0歳児、1歳児、2歳児と、子どもと一緒に社歴を深めています。2歳児に対する保育は、子どもに色々なことにチャレンジしてもらうことが多く、新しいことができるようになるお手伝いをしていることをやりがいに感じています。色々なことを「嫌だー」と拒絶していた子どもが、連休が明けたらできないことができるようになっていた、嫌いな食べ物を一口食べられるようになったといった瞬間も嬉しいのですが、私個人としては、それまで「せんせー」だけだった呼び方が、「なゆせんせー」と呼ばれるようになった時は本当に感動しましたね。

しおり 先生

保育士として子どもと触れ合う中で、子どもたちも、私たちも常に色々なことを考えています。もちろん成長の過程に立つことが大切ですが、私が子どもの頃に憧れた先生のように、楽しく、安心できて、大好きになってもらえる先生を目指していきたいと思います。

Q.3

働く環境や会社はどんなところですか?

働く環境や会社は
どんなところですか?

しおり 先生

園が変わると、働く環境はもちろん、取り組み方がここまで変わるのかと正直驚きました。最初に務めた園は歴の長い先生方が多かったこともあるかもしれませんが、自分のやり方を見せながら「こういう時はこうしなさい」というスタイル。一方、この園では3名がタッグを組んで担当となり、近い歴の先生と一緒に考えて取り組むことが基本です。

ことみ 先生

学校で学んだ知識は持っていても、最初は何もわからないことだらけ。ただ、一人で全てをやるのではなく、一緒に組む先生から実践的に一つひとつ教わりながら成長してきました。それも押し付けではなく、保育士が持つべき「考え方」から教われたことで、私自身が考えながら保育に取り組むことを当たり前のこととしてできるようになりました。

なゆ 先生

2人が話してくれたことも確かにそうですが、加えて持ち帰り仕事も残業も発生させないスタイルということにビックリ。入社の段階で「ないよ」とは言われていたものの、その時は正直信じていませんでした。学生時代の友人に、近況報告で連絡をとった際にこの話をすると「良いなー、私も転職したい」と羨ましがられることも多いですね。

しおり 先生

こうした風土が根付いているから、色々な笑顔にあふれている園だと思いますね。希望休を取ることは当たり前、長期休暇も取得できてプライベートも充実できるから、ずっと働いていたいと思えます。

ことみ 先生

それと、私のように地方出身で上京して働く先輩も多いのですが、みんなそれぞれ個性的。そうした一人ひとりにしっかりと寄り添い、色々な考えを吸い上げながら良い園づくりに取り組んでいる会社なので、総合的に満足できています。

Q.4

どんな保育士を目指していきたいですか?

どんな保育士を
目指していきたいですか?

しおり 先生

今、クラスリーダーを任されているのですが、初めての経験だったこともあってパターンを持っていなくて。ノウハウを教わり、経験を重ねていくためにもこれまで以上に色々な先生と関わることが当面の目標です。

なゆ 先生

私も去年から、チームは先輩2人と組んでいるのでやっぱり色々と頼ってしまっていて。まずは一人でもしっかり対応できるように、さらにそれでも子どもにちゃんと信頼されるように、もっと成長していかなきゃと思っています。また1日ガッツリ保育と向き合うことも叶えたいと思っているので、早く幼児担当を任せてもらいたいですね。

ことみ 先生

一昨年も、昨年も0歳児担当だったので、乳児を勉強するという意味で1歳児、2歳児の担当を任されることが目下叶えたい夢です。また、よく先輩に「子どもができて、子育てした後に園に戻ると全く違うよ」と言われます。私も結婚して、子どもを産んで、子育てしてという未来をいつか掴むと思っているので、その先で先輩の言葉を実際に体験しながら将来を歩んでいきたいと思っています。

しおり 先生

私もことみ先生と同じ夢を持っています。一生関わっていきたいと思える保育の仕事だけに、私自身がこれから歩む人生経験からも子どもに大きな影響を与えられるんじゃないでしょうか。また子育てを経て、保育士として復職した先輩がたくさん活躍しています。ちょっとブランクがあっても戻ることを歓迎してもらえることも、ここで長く働いていたいと思えるポイントです。

message 理想の園と出会うために
大切なことは?

しおり 先生

新卒で就職した園では考えることや不満が多く、転職してそれが解消できた私。好きな仕事を好きなままで過ごすためには、やっぱりプライベートをしっかり守れることが重要です。お休みがどれくらいあるのか、希望休は取れるのかなど、直接働いている先生から声を聞くくらいにしっかり調べて、納得の働き方ができる園を探すようにしてください。

なゆ 先生

持ち帰り仕事も、残業も本当にない。まさかこんな園があるなんて想像していませんでした。また、内定をいただいてからこまめにフォローいただく中で「みんないい人」という実感は抱いていたのですが、就職してからも印象が変わっていないことも雰囲気が良い証拠です。いくら良いことをたくさんアピールされても、それだけを単純に信じることなく、実際に自分で感じ取ることが重要。それができればミスマッチの可能性は格段に減ると思います。

ことみ 先生

今はコロナ禍という状況なので、私が就職活動をしていた頃と同じようにはいかないかもしれませんが、チャンスがあればできる限り色々な園を訪問して、色々なことを感じ取ることが重要だと思います。文章や写真から感じ取れることはもちろんありますが、その全てが本当とは限りません。それをしっかり落とし込むためにも、自分の足を動かすことを大切にしてほしいですね。

なゆ 先生

愛知県出身で同級生がみんな地元で就職を決める中、一人上京してきました。将来への不安、初めての一人暮らしへの不安など色々抱えていましたが、それを解消できたのはこの園に就職できたから。私自身、軸を定めて妥協しない就職活動をしていたので、惑わされることなく貫き通す意志を固めることもおすすめです。