講師インタビュー

INTERVIEW

仲間たちとの絆で支える、
子どもたちの未来

SCROLL

入社後、小中学部を経て、
ESC難関高校受験科へとキャリアチェンジした先輩が、
自身の転機や「共演授業」について語ってくれました。

PROFILE

大野 浩嗣

大野 浩嗣

ESC難関高校受験科 湘南ブロック ブロック長
2015年入社
社会科学部 社会科学科卒

大学受験の経験が
いまの自分の原点に

中学まで野球に力を入れていた私は、高校へ進学するときに“勉強で頑張るか”それとも“野球のスカウトを受けるか”という二択で悩み、最終的に勉強の道を選びました。高校入学後は、ひたすら勉強に打ち込む日々。その結果、学校の先生や友人からも無理だと言われていた希望の大学に合格できました。「受験で人生は変えられる」と自らの経験を通して実感したことが、現在の仕事の原点になっています。
大学2年の頃、就職活動に向けてプレゼンテーション能力を高めようと考えて臨海で講師のアルバイトを始めました。当初は卒業後に塾講師として働くことは考えていなかったのですが、生徒たちが学校の定期テストに向けて真剣に私を頼ってきてくれたことが意識を変えるきっかけになりました。「絶対にこの気持ちに応えなければ」と全力でテスト対策に取り組んだ結果、後日テストを終えた生徒たちが「先生ありがとう!」と口々にお礼を言いにきてくれたのです。そのとき、自分の中に衝撃が走り、「塾講師として生きていこう」と心に決めました。また、当時お世話になった先生たちと一緒に働きたいと考えたことも、就職先として迷わず臨海を選んだ理由です。

大学受験の成功体験がいまの自分の原点に

未来を担う子どもたちに、
勉強の本質を伝えたい

入社後は、小中学部で講師や教室長を務め、現在はESC難関高校受験科でブロック長として3教室を管轄しながら、講師として授業も担当しています。臨海の基本的な授業スタイルは、講師が一方通行で進める「講義」ではなく、生徒に多くの質問を投げかけながら展開する「共演授業」。生徒が集中して授業に参加できる環境をつくることで、教室に一体感が生まれるのも「共演授業」の魅力です。授業中に“ほめて、認めて、励ます”ことにより生徒のモチベーションを高めるとともに、活発なコミュニケーションが信頼関係の構築にもつながっていると感じています。
「共演授業」を通して私が目指しているのは、生徒が自ら学べるようになること。勉強する意味を本人がしっかりと理解し、私たちが指導しなくても勉強できる生徒を育てることが理想です。自分が何のために勉強するのか、勉強の本質を理解できたときに自ら学ぼうとする子どもたちのエネルギーは、こちらが驚くほど。そのような成長の瞬間に出会えると、私自身も感化されて授業や授業準備に一層力が入ります。生徒たちの成長を支えることが、自分もさらに成長したいと思う原動力になっているのだと感じます。
だからこそ、生徒たちには勉強を教えるだけでなく、社会の仕組みやその前提となる高校選び、大学受験の厳しさなど、できるだけリアルに伝えるようにしています。実際そのような話をした後は、授業に対する生徒の姿勢や顔つきがガラッと変化するんですよね。学校の中だけでは気づけないけれど豊かな人生を送るために大切なことを、塾講師として、大人として、伝える使命があると考えています。

自分ひとりではなく
仲間たちや組織のために

そんな私も、仕事を頑張る意義を見失いかけて環境を変えたいと思ったことがあります。入社3年目に教室長に就任し、生徒・保護者様からの信頼も得て、生徒の在籍数も順調に増えていったものの、自分の中で理想とする教室像とのギャップに苦しんでいました。さまざまな選択肢がある中、仕事の原点に戻ろうと考え、より授業力が求められるESC難関高校受験科へ異動することにしました。転機となったのは、同じESC難関高校受験科の講師仲間が食事に誘ってくれたことでした。ESC難関高校受験科の将来像について熱く語る姿に心を打たれ、これからは自分のためではなく、仲間や会社のために力を尽くそうと意識が変化したのです。
目標は、県内トップレベルの超難関校で合格者数No.1を獲得すること。その実現を目指し、仲間とともにこれまでの体制を徹底的に見直して走り続けました。3年後、ついにNo.1を達成できた瞬間は、多くの人の想いと努力が実ったことに思わず涙がこぼれたのを覚えています。さらに、臨海の全講師が参加する授業力コンテスト、「J-1グランプリ」で優勝したことも大きな励みになりました。仲間や組織全体のことを想って仕事に取り組んだ姿勢が、結果として自分自身の成長にもつながったと感じています。今後は、ブロック長として、スタッフ育成とチームビルディングの手法をさらに追求していきたいですね。そして、将来的に誰もが成果を出せるような「成功の方程式」を見つけることが目標です。

自分ひとりではなく仲間たちや組織のために

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