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POINT /
チームで課題に取り組み、議論することで、ファシリテーションや傾聴力、リーダーシップを向上させたい方、公務員志望でない方も歓迎
課題解決に真剣に取り組むことの面白さを感じられる他、多様なステークホルダーと出会うことによって視野を広げたい方
資料やデータを分析し、本質的な課題が何かを自分たちで主体的に考える本格的な内容のインターンシップに参加したい方
PROGRAM /
2つのテーマのどちらかを選択し、戦略的思考に関する講義等からスタート、グループで課題発見から解決策の策定に取り組んでいただきます。各グループに配置された先輩職員が、メンターとして参加者をサポートします。最終日には、神戸市役所の幹部職員に対してプレゼンテーションをしていただきます。
2つのテーマ
北区には、現存する日本最古の民家(箱木千年家)と農村歌舞伎舞台(北僧尾農村歌舞伎舞台)をはじめとした、数多くの茅葺建造物が残っています。
歴史や文化を伝える重要な資源である茅葺建造物を、地域と協働して保存・活用していくための仕組みについて考えます。
小河山林とその周辺棚田等においては多くの放置里山林や耕作放棄地があります。持続可能な里山再生モデルを生み出すため、市民・企業・大学などと連携した社会実験を実施し、成功事例を他の里山にも展開しようとしています。
里山の保全・再生の取り組みを活性化するため、新たな里山活動の担い手と経済的支援の確保に向けた方策を考えます。
VOICE /
元々、神戸市役所は持続可能性を意識しながら、新しい事を取り入れていく自治体という印象がありました。インターンシップに実際に参加してみて、他の自治体や官公庁に先駆けてデジタル化や先進的な取り組みを進めている点や、慣習にとらわれず根本原因を論理的に追求する職員の姿勢に感銘を受けました。 また、そのような人々と働けるという環境は非常に貴重だと感じましたし、職員のメンターからのフィードバックではこれまで自分では意識していなかったことを色々と気づかせてもらえました。
人生初の5daysインターンシップは大変密度の濃いものでした。戦略的思考やクリエイティブシンキングの学びから、フィールドワークでの現状把握。その後は、初日に得たスキルでアイデアを出し合い、最終日に局長にプレゼンテーションができるよう形にしていきました。短い時間の中で、自分たち学生にしか思いつかないようなアイデアを深掘りし、ブラッシュアップするのはとても骨の折れる作業でしたが、成長する良いきっかけになったと思います。特に、このインターンシップを通じて課題解決のスキルを培うことができたと感じました。
私にとって新しい発見は、「戦略的に考える」ということを体験したことです。今回のインターンシップでは、答えのない問題についてグループで考えるものでした。問題に対して解決策を考えるのではなく、そこにある課題は何かを考えて分析を行い、定量的な目標を掲げて戦略を考えるという一連のプロセスを学ぶことが出来ました。 難しいテーマでしたが、5日間全力で取り組んで自信を持った発表をすることができ、達成感と充実感のあるインターンシップだったと感じました。この経験は必ず私自身の人生に活きるものだったと感じられるようなプログラムでした。
公務員の仕事は保守的で定例的な業務が多く、市役所でできることは限られていると考えていました。しかし、このインターンシップを通して多くの職員や様々な取り組みを知ることで、実際の業務内容は幅広いことを知りました。また、政令指定都市である神戸市役所では規模の大きな仕事もでき、何事にもチャレンジできる環境があることを知ることができました。