先輩社員インタビュー

世界のどこかにある「不可能」を、
ヘイシンのポンプでひっくり返す

技術部 部長
杉野 祥弘

滋賀にある私たちのショールームには、40台を超える自社製品が並んでいます。その最後にあるのが、「宇宙空間で使えるディスペンサー」というコンセプトの試作機。ディスペンサーとはポンプの先端を針のような形状にしたもので、接着剤の塗布や食品の充填などに使われています。宇宙空間であれば、国際宇宙ステーションの修理に使用できるかもしれません。実はこれ、どこからか頼まれて開発した製品ではないんです。開発のきっかけは「修正テープをディスペンサーで代替できるか?」という発想でした。100万円の機械を作って、それで文字を修正するのはあり得ない話ですが(笑)電気がなくても定量で吐出できる構造があれば、宇宙で活きると考え試作しました。

杉野 祥弘

こういう技術やモノありきの開発を、シーズ型開発といいます。そもそもモーノディスペンサーという製品自体も、当社の技術者の発想がきっかけで生まれたもの。お客様のニーズに応える形での開発が大前提ではありますが、「作れるのなら製品にする」というシーズ型の姿勢も非常に重要だと考えています。
自動車も電池も食品も、全てのお客様には密かに実現したいものづくりがあります。ですが実現する手立てがないから「どうせ無理」だと思っている。だからまずは私たちが、解決の糸口になるかもしれないモーノポンプやモーノディスペンサーによって実現できる「コト」を提案していきます。そのアイディアが私たちとお客様をつなぎ、新たなものづくりの可能性を広げていくのです。

兵神's SPOT

工場内の休憩スペース

工場内の休憩スペース

組立工場の一角に、カラフルな休憩スペースを設置。仕事の合間にくつろいだり、社員同士のコミュニケーションにも一役買っています。