
概要
タクシー業界へのよくあるイメージが、仕事がきつい、売上重視、すぐに人が辞めてしまう…。そんなイメージと正反対の道を歩んでいるのが帝都自動車交通です。大事にしているのは売上よりも安全。落ち着いて長く働けるための様々な企業努力。京成グループという信頼。そして日本の玄関口・成田空港をハブに持つ洗練された「おもてなし」。利用する人も、運転手として働く人も「こんなタクシー会社があればいいのに」と思える会社を本気で目指しています。
地方出身者が働きやすいよう寮を完備。集客力を高める様々なサポートがあり、運転技術よりも人物にフォーカスした採用を実施。安心・安全なタクシー会社を目指した一つの成果として、エグゼクティブ層が利用するハイヤー事業も大きな収益を得ています。「人を大事にするタクシー会社」が帝都自動車交通。では、どのように社員を大切に育てているのか? その方法からも同社の本気度がわかるはずです
研修・教育
帝都自動車交通の新人育成は「最初は無理をしなくていい」から始まります。入社後は社員一人ひとりに合わせた研修プログラムが組まれます。はやい人なら7月にはドライバーとしてデビューしますが、一方で8カ月間じっくり時間をかける人もおり、主任ドライバーの先輩が継続的にサポートしていきます。
デビューしてから気になるのが給与面ですが、配属後6カ月間は給与保証があります。この6カ月間は「慣れていくための時間」。数字の目標達成よりも安全な運転技術、道を覚えること、お客様へのおもてなしなどを余裕をもって習得していきます。
ペーパードライバーでも、運転に不安を持つ学生でも、同社が受け入れているのは「育てる」ことを前提とした教育・研修制度があるから。この研修制度から生まれる余裕が信頼されるプロフェッショナルドライバーを生み、さらに“その先”のキャリアパスに進んで会社を支えていくモチベーションにもなっていきます。
社員紹介
大森営業所 総合職
瀨戸 一樹
明確にやりたいことが見つからなかった就職活動。そんなとき目に飛び込んできたのが当社の仕事でした。ドライブ好きに加えて、総合職への道が開かれている点が決め手になりました。
入社後4年間はドライバーとして多くのお客様をお乗せしました。タクシーは昔から存在するサード・プレイスのような空間。いつも私を指名する会社経営者のお客様は、余所では語れないお話をよくされました。年齢や立場を超え、深い信頼関係を築ける特別な空間がタクシーです。
途中から新人育成にも関わり、現在は当初の目標だった総合職として働いています。運転手経験によって説得力のある安全へのアドバイスや、街や人の動きを読んだ運行管理ができています。自分のまとまった時間を取ることができ、ワークライフバランスが意外なほど取れるのもこの仕事の良さです。当社は本当に人を大事にする会社。その社風・企業努力を総合職としてマルチに支えていきたいです。