01
NKSOLを選んだ動機や入社後の印象は?
竹内
学生時代はシステム関連という大きな括りで探していました。そのうえで、業務を通じてシステム以外の専門知識も学べるような金融関係や保険関係といったいくつかの業界の中から絞り込みました。
岩田
大学は理系でプログラミングの経験があったので、当初からIT系に定め、特にシステムの上流工程に携われる会社を探していました。NKSOLはSMBC日興証券の元請けとしてシステム開発を担っているので、ここなら私のやりたいことができると思いました。
私は経済学部出身で、金融系の就職先を探す過程でSEという職業を知りました。正社員としてスキルを磨きながら一生働ける仕事がしたかった私には合っているかな、と。金融とSEをキーワードとして探す中でNKSOLに惹かれ、説明会や座談会に参加するうちに社風に共感し入社を決めました。
川波
私も文系の教育学部出身です。教員免許も取得していますが、正直、やりたいことが見つけられず迷っていました。そこで、業界ではなく働き方を基準に絞り込んだときにヒットしたのがNKSOLでした。システムや金融については疎かったのですが、研修制度や福利厚生が手厚いので頑張れるかなと思ったのがきっかけです。
確かに、研修では文系出身でも充分理解できるよう本当に基礎中の基礎から教えてもらえたので、不安に思うことはなかったですよね。
岩田
約3カ月の研修期間の多くはプログラミングに時間が割かれるので、最初は本当に何もわからない文系出身者も、研修が終わる頃にはかなりできるようになりますよね。
竹内
システム関連以外にも証券業務に関する研修もあり、お客さまと会話する時も研修で得た知識を使うことが多いのでとても助かります。
川波
研修中にいくつかの試験があり、分野ごとに講師の方が教えてくださるのが個人的にはとてもわかりやすかったです。「風通しの良い社風」とは聞いていましたが、あまり信じていなかっただけに本当にそのとおりだったのでびっくりしました。笑
研修を通じて同期の絆も深まるし、先輩にも上長にも話しやすい空気がありますよね。困った時にヘルプを求めれば手をさしのべてくれる、みたいなところも好印象でした。
02
現在の仕事内容と、そこで自分が成長できたと感じたことは?
川波
入社2年目までは外国株式取引の担当部署で、株式情報画面の作成やレート計算などに取り組んでいました。現在の開発統括部では、開発そのものは行いませんが、社内ツールや資料の作成、各部署の会議の運営など、主に開発部門のサポートを幅広く行っています。
私は債券システム課ですので、証券の中でも債券に関わるシステムを取り扱っています。SMBC日興証券の営業担当者が債券売買を行う際の画面の構築や、タブレットを用いて販促をするときのツール作成などが主な業務です。内容によっては、PM(プロジェクトマネージャー)として案件を担当することもありますね。
竹内
私は外国株式の発注を受けた際に、取引所に注文を出すフロントシステムの開発や改善対応を主に行っています。少し特殊ですが、私の課にはトレーダーの注文や約定を管理するバックシステムもあって、そこにも携わっています。外国株式ということで、自分の英語力の未熟さを日々痛感しています。
岩田
竹内さんと同じ課ですが、私の場合は外国株式ではなく国内株式の取引システムの担当です。入社当初はSMBC日興証券の自己取引のシステム開発と保守業務に携わっていました。現在はレンディング取引という、株の貸し借りの業務を管理するシステムの開発・保守も担当しています。お客さまとの距離が近いのでスピード重視の現場ですね。
株式ほどのスピード感が求められるわけではありませんが、最近はお客さまとのやり取りや自分が打鍵テストをすることによって債券の商品知識がついてきたなと感じます。商品の特性に応じたプログラムや表示の仕方を考えて、よりわかりやすくしようと心がけるようになりました。
竹内
私はコミュニケーションですね。以前は苦手意識があってなかなかお客さまとうまく話せませんでした。ですが、NKSOLはお客さまと近い距離で関われることもあり、直接電話などでやりとりを重ねるうちに少しずつですが、雑談なども交えて親しく会話できるようになってきたと思います。
岩田
私は入社2年目から、1年目とは全く異なるシステムの担当となり、最初は何もわからずとても雑な要件定義書を書いていたんです。でも、コミットする部署や協力会社が増え、上司の導きもあって、今は基本設計までスムーズに落とし込めるわかりやすい要件定義書や資料を作成できるようになりました。そこが一番成長したところですかね。
川波
岩田さんと近いですが、コードの書き方について、誰が見てもわかるように追加や修正履歴をメモしておくことの大切さに気づきました。ずっと同じ人が一つのシステムを担当するわけではないので、他の人への配慮が行き届いた仕事をすることが、そのシステムの質を向上させることにつながるんだなと理解しました。
03
改めて実感するNKSOLの強みや魅力とは?
岩田
金融系なので法改正などに伴い制度対応という案件が発生します。例えば去年の10月頃に株式の受渡日が「約定日から3営業日後」だったのが「2営業日後」へ改変されました。その際は株式を扱う全システムで制度対応が必要になるので、何百人という人が動きます。そんなダイナミックな仕事を経験できるのは魅力の一つですね。
竹内
そういう大きな案件に早い段階から携わることができるというのも特徴ですね。大きな案件に携わることで、さまざまな部署や協力会社との関わりができ、どの部署でどのような処理をしているのか、複雑な証券関係のシステムを学ぶきっかけにもなります。
川波
グループ会社がたくさんあるのも強みです。出向で一度外に出る経験をすることで視野が広がり、戻ってきてから大きな案件のPMを任されるようになったり。お客さまの立場や目線がより理解できるようになりますよね。
私の課からSMBC日興証券に出向した方がいますが、実際に自分たちが作ってきたシステムが使われているところを見て、達成感とやりがいを感じていました。お客さまの側に立ってはじめてわかることがあるので出向の経験はプラスになることが大きいと感じます。
川波
それと、今はDX(デジタルトランスフォーメーション)が注目されていますが、NKSOLでも数年前からDX推進部を設立し、グループ内のDXを手がけています。部署の異動は必ずしも希望通りではありませんが、前向きな意志があればチャレンジできる可能性も十分ありますよね。
岩田
学生時代にプログラミング経験があるからといって、すぐ開発業務で使えるわけではありません。日々学びの連続です。「証券×IT」という仕事も知識と仕事の質が直結します。でもその学びが成果や評価、お客さまの喜びにつながっていくのもNKSOLの魅力。無料の研修会もたくさん受講できますしね。
竹内
金融業界の仕事って世界情勢と関連しているので、日々大きな動きがあって飽きないですよね。毎日のように新しいことが発生しているから好奇心旺盛な人にはぴったりじゃないかな。
そうですね。仕事は決して楽ではありませんが、安心してキャリアを築いていけますし、長期休暇も充実しているので、リフレッシュしてまた気持ちも新たに頑張ることができるのも大切なポイントだと思います。
04
最後に、今後の目標を聞かせてください!
川波
上司からは「かゆいところに手が届くような人であってほしい」といわれています。私は開発を2年ほど経験して今の部署にいますので、いろいろな方面にアンテナを張って、システム構築するうえで、どんなところに困っているか、周囲を見ながら進めていける人になりたいです。
竹内
お客さまに近い立場で問い合わせに対応できるようになるために、出向をして広く経験を積みたいです。ITの知識と実践力を強化し、お客さまの要望に即時対応することで「ありがとう」といってもらえるように成長したいです。
岩田
私も竹内さん同様、出向を経験したいです。現在関わっている新しいシステムで要件定義書を書いていますが、最初の要件定義に漏れや曖昧な記述などがあると、その後の工程に混乱を招きます。お客さまの業務を知らないから起きることだと思うので、実際に使う現場の経験を積むことは自分が成長するうえで不可欠だと感じています。
私の課には、債券のスペシャリストと呼ぶべき憧れの先輩がいます。私もその先輩のように「債券といえば森」といわれる人材を目指したいです。そのためには、商品の知識もITの知識も不足しているので、経験の少ない実装にも積極的にチャンレジしていくことが直近の課題ですね。
※社員の所属部署・役職は取材当時のものです。
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