
ABOUT US
ディフェンステクノロジー
自衛隊発足時から技術サービスを提供。
独自技術で日本の安心・安全を支えていく。

整備
海上自衛隊の艦艇、潜水艦、航空機に搭載される電子機器や武器関連システムをメンテナンス。射撃指揮装置やイージスシステムなど、多様な機器の整備・修理に対応できるのが三波工業の強み。緊急の修理要請に応じられる即応体制も整えています。

製造
艦艇や潜水艦、航空機に搭載される電子機器を製造。特に、複数の送受信機をひとつのアンテナに接続する空中線共用器では高いシェアを誇ります。新型通信空中線の製造支援なども担い、防衛テクノロジーの進化を支えています。

システムエンジニアリング
艦艇に搭載されるシステム・通信機器のオペレーションや整備に関する情報をまとめた総合説明書を作成。航海中の艦艇に向けた遠隔技術支援なども実施し、故障復旧の迅速化や乗員の整備能力向上にも貢献しています。
スケール感
艦艇や航空機の
全能発揮を支援し、
日本の防衛力強化の
一端を担う。

専門性
学生時代の学びを活かし、
スペシャリストへ。
エンジニアとして独自性の
高いスキルを磨ける。
活かせる専攻
- 電気・電子
- 機械工学
- 情報工学
- 電波通信
- 航空整備
- 国際政治学

DATA
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従業員数532 名(2023年8月時点)
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拠点数7 拠点※社内喫煙所あり(屋外)
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平均勤続年数15.9 年
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有給消化率74 %(2022年度)
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有給休暇初年度 20 日(毎年20日付与、最高40日)
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休暇完全週休2日
年間休日124日 -
休暇制度GW休暇、夏季休暇、
年末年始休暇、慶弔休暇、
育児休暇、介護休暇
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育児休業取得率男性 40 %女性 100 %
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住宅新入社員向け
住宅補助制度あり -
資格取得奨励制度受験費の補助、学生時代に対象資格所持の場合
対象資格取得の場合報奨金
入社時に報奨金支給
INTERVIEW

元井 恒太朗
艦艇第1技術部機工課
2019年入社
入社のきっかけは?
学生時代は設計職に就きたいと考えていた時期もありました。しかし、インターンシップで設計業務を経験したところ、自分はデスクワークよりも機械を触っているほうが好きなことに気づきました。
そして、整備の仕事に携われる企業を調べているうちに、三波工業を知りました。自衛隊の機器の整備は限られた技術者しか携われない世界であり、最新のテクノロジーに関わっていけることにも魅力を感じ、三波工業への入社を決めました。


所属事業部での担当業務は?
艦艇第1技術部は、艦艇の上に搭載される電子機器の整備を行っています。具体的な機器としては、射撃指揮装置やイージスシステム、無線通信機器などです。そのなかで私は、射撃指揮装置の方位盤の整備を担当しています。自社工場での定期検査や整備が主な業務ですが、造船所で艦艇に搭乗し、方位盤の検査をすることもあります。
方位盤の整備は、マイクロメートル単位で精度を調整しなくてはなりません。緊張感のある作業の連続ですが、無事に整備を終えたときの達成感は非常に大きいですね。
電子機器の整備・製造を担ってきた三波工業ですが、近年は護衛艦に搭載する大砲の整備なども任されるようになっています。今後は機械整備の領域が広がっていくと思うので、知識を増やし、さまざまな機器の整備に柔軟に対応していきたいです。
学生に向けてのメッセージを
三波工業の技術者は、他社では学べない特殊技術を身につけられます。自衛隊の艦艇に搭乗する機会も多いので、他ではなかなかできない特殊な経験を積むこともできます。地方出張が多いので、観光やご当地グルメが好きな人にもおすすめの仕事です!
キャリアステップ
三波工業に入社し、艦艇第1技術部機工課に配属。
当時の印象深い仕事は、入社2年目のときに、自分が中心となって初めて方位盤の整備を行ったこと。先輩たちが出張に出ていて不安も大きいなかで無事に整備をやり遂げ、自分に自信がつきました。
レーダーを製造するメーカーに派遣
製品の検査やスケジュール管理、手順書の作成など、幅広い業務に携わって貴重な経験ができました。
派遣先から三波工業に戻り、艦艇第1技術部機工課に復帰
社内の多くの課と連携し、明るく働きやすい環境のなかで整備業務に取り組んでいます。
1日の流れ
出社。通勤中は小説を読んだり、機械関係の知識や英語の勉強をしたりしています。
始業開始後は、まずは課の朝礼に参加します。
射撃指揮装置の方位盤の整備。取り外した部品の寸法測定や方位盤の調整を行います。
社内の食堂でランチ。会社でまとめて仕入れるお弁当を食べます。
食後は仮眠を取り、リフレッシュします。
造船所まで出張整備に。艦艇に乗艦し方位盤の検査を行います。
帰社し、メールのチェックと返信。最後に業務日報を作成します。
定時で退社。定期整備などが重ならなければ、定時で帰れる日が多いです。
なにも予定がなけばまっすぐ帰宅し、テレビやゲームを楽しんでくつろぎます。外食したり料理をしたりするのも好きです。

宮本 雅朗
艦艇第2技術部第2課
2003年入社
入社のきっかけは?
実家が自動車整備工場だったのもあり、整備の仕事に携わりたいと思っていました。そして、さまざまな業界の整備業務について調べているときに、三波工業を知りました。海上自衛隊の機器の整備を任されている希少性に魅力を感じたこともあり、入社を決めました。
入社後に強く感じたのは、社長や役員とも距離感が近く、風通しの良い社風であること。先輩社員になんでも気軽に相談できるので、安心して業務に取り組めました。


所属事業部での担当業務は?
艦艇第2技術部の業務は、ソーナーシステムや対潜情報処理装置、艦内機器の整備などです。第1技術部が艦艇の上に出ている機器を担当しているのに対し、第2技術部は艦内や水中にある機器を担当しています。
私が課長を務める第2課は、潜水艦の電気制御機器の整備を行っています。電気制御機器とは、操船の情報を電気信号に変換し、舵などへ伝送する装置。今は課長になったので自分で整備する機会はほとんどありませんが、以前は現場で整備を担当し、緊急対応で遠方に停泊中の艦艇まで出張することもありました。「早急に修理してくれてありがとうございます。宮本さんが来てくれて良かったです!」と海上自衛隊の乗員の方から感謝されることも多く、すごく嬉しかったですね。
今後はマネジメントスキルを磨きながら、いろんなプロジェクトに参加して幅広い経験を積んでいきたいと思っています。そして、部署をリードし、事業を発展させていくための戦略立案なども担っていきたいです。
学生に向けてのメッセージを
三波工業の社内は明るく楽しい雰囲気です。ときにはくだらない話をして和気あいあいと業務に取り組んでいるので、きっとみなさんも働きやすいと思います。海上試験のために艦艇や潜水艦に乗せてもらう業務もあり、この仕事ならではの楽しい経験もできますよ。
キャリアステップ
三波工業に入社し、艦艇第2技術部第2課に配属。
電気制御機器の組み立てに携わりました。
電気制御機器のメーカーに派遣され、設計業務を担当
メーカーでの業務に携わったことで制御機器に関する知識が深まり、それが整備業務にも活きています。
艦艇第2技術部第2課に復帰し、電気制御機器の整備の担当に
新設された事業部へ配属
5年後、10年後を見据えて新たな事業を確立するために、技術営業のような事業を行っていました。さまざまな方とお話をしたので、初対面の方との会話にも慣れました。
艦艇第2技術部第2課に戻り、グループリーダーに
整備を担当する8名のグループのマネジメントを行いました。
課長に昇進
課長になったことで現場に出る機会が少なくなり、自分で整備を担当していたころが懐かしいです。
1日の流れ
早めに出社し、メールやスケジュールのチェック。
通勤中は読書をしたりラジオを聴いたりしてリラックスしています。
課員の業務日報を確認したり、さまざまな書類の承認をしたりしています。
部の会議に出席。課長になってから会議の数が増えました。
妻につくってもらったお弁当を食べながら、食堂で隣に座った人と雑談を楽しみます。
電気制御機器のメーカーを訪問し、現在進行中の業務の調整や今後の方針を検討します。
終業。この日は外出先から直帰するので、部下と一緒にお酒を飲みました。
飲みに行かない日は帰宅し、ランニングなどをします。今年は横浜マラソンを完走しました!
FAQ
新入社員として入社している先輩たちも最初は知らない方がほとんどです。
なかなかできない体験を仕事で行えるのも当社の魅力です。
慶弔時に付与される特別休暇は、多くの社員がすべての日数を使い切っています!