働く人が気持ちよく
働けるように
地域で愛される“馴染みのお店”になる―――。
その目標に向かって、社員もパートナーも力を合わせて取り組んでいる富士シティオ。
誰もが笑顔で働けるのは、働く環境を一から見直したから。
おかげで、お客様にとってもより快適で利用しやすい店舗を実現しています。

CASE01
改善事例1
キャリアプランをしっかりサポート
今後、自分がどんなキャリアを積んでいきたいのか。自らの希望を伝えることはもちろん、悩んだり迷ったりしている時には相談できるように、評価制度を刷新。5つの項目で自己評価しながら、それをもとに上司と面談します。こうした機会が設けられたことで、将来のキャリアプランが描きやすくなりました。

CASE02
改善事例2
仕事を見える化してチーム力で対応!
曜日、時間帯、部門によって忙しさにばらつきがあり、人によって仕事量が違うという問題を解決するために、1日のうちで必要な作業を時間軸で明確にした上で、その日、誰が、どんな作業をするのかが一目でわかるように見える化。部門の垣根を越えて、何事も全員で行うことで、業務の効率化を図っています。
仕事のつながり
入社すると、最初は全員が店舗に配属されます。
そこには青果、精肉、鮮魚、グロサリーなどいろいろな部門がありますが、
その売場づくりに欠かせないのがバイヤーとSV(スーパーバイザー)の存在です。それぞれどんな役割を担っているのかご紹介します。
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店舗
バイヤーの提案を実現する場
バイヤーが買い付けてきた商品を、いかにお客様にアピールして買っていただくか。
来店客のライフスタイルや地域性などを考慮しながら、バイヤーの提案を効果的に実現。もちろん、接客も大事な仕事です。 -
バイヤー
商品を買い付けて店舗に提案
一年52週のマーチャンダイジングに沿って商品を仕入れ、それを店舗で販売するための計画を立案・作成します。
バイヤーは商品カテゴリーごとに存在し、各店舗の特性を見極めて商品を買い付けます。
お客様の買いもの係として日々アンテナを張って情報収集をしています。 -
SV(スーパーバイザー)
店舗とバイヤーの架け橋
バイヤーの提案をうまく実現できていない店舗に指導する一方、バイヤーにそれを伝えてアドバイス。
中立的な立場で、売場づくりをサポートします。知識や技術に長けたベテラン社員がSVになることが多いです。
また、新入社員やパートナーさんの教育も担当し、商品知識や技術の伝承を行います。
デリドって?

About Delid
利便性・快適さ・美味しさを追求!
総菜に力を入れたユニークな新業態
少子高齢化が進み、働く女性が増えるなか、お客様のニーズも大きく変わりつつあります。富士シティオでは、時代に先駆けて2003年に新たな業態のお店をオープン。それが「デリド」です。共働き夫婦やシニア層、単身者など日々の食事の支度が大変だと感じている人たちをターゲットに、少しでもその負担を軽減したいと誕生しました。温かいものは温かく、冷たいものは冷たくをモットーに、「デリ=総菜」に力を入れたお店です。ユニークな名前や店舗デザイン、お洒落な制服は多摩美術大学の学生によるもの。これまでにないスタイルの食品スーパーとして、現在、5店舗を展開しています。
先輩社員インタビュー
食品スーパーとコンビニエンスストアの長所を掛け合わせた存在のデリド。
お客様から喜ばれるお店をめざし、社員が一丸となって取り組んでいます。
メンバー

メンバー
成功のカギは「何」を置くか?
今までのスーパーにないものを!
1995年入社 生鮮総菜部 総菜課 課長
柴田 直子
デリド1号店の平塚駅店がオープンする2年ほど前、社内公募があり、デリドの立ち上げメンバーに加わりました。主婦でもあった私はまさにメインターゲット。その視点を生かし、デリドの“顔”を何にするか? デパ地下調査や競合他社を視察し、総勢10名のメンバーとともに検討を重ねました。現在では食品スーパーでもおにぎりや弁当を扱っていますが、当時はコンビニエンスストアぐらい。ならば、こうした即食性の高いものを“売り”にしてはどうだろうか?そこで主力商品として販売したところ大成功! 特にごはんもおかずも選べる弁当は女性客に好評で、商品開発の面白さを知りました。
お客様に喜んでもらえる商品を作るには、自分のアイデアや市場調査だけでは限界があります。もっと引き出しを増やしたい。そう考えて、フードコーディネーターとカラーコーディネーター3級の資格を取りました。商品開発に直結するものではないけれど、食に関する全般的な知識を取得できたり、盛り付けのヒントになったり。こうした知識は今、いろいろな面で役立っています。
パートとして入社し、契約社員から社員登用制度で社員になって4年。デリドとともに私自身も成長できたと実感。一人ひとりの頑張りをちゃんと見て評価してくれる。そんなやりがいのある環境が富士シティオにはあると思います。

総菜は手間がかかるからこそ
思いを込めてお客様に届けたい!
2007年入社 生鮮総菜部 総菜課 バイヤー
竹内 匠
現在、総菜部門のバイヤーとして、弁当類と寿司を担当しています。デリドも含めて富士シティオ全体をみていますが、業態やお客様のターゲットが違えば、当然、求められる商品も異なります。また、同じ店舗でも時間帯が違えば、陳列する商品はがらりと変わります。例えば、通勤客をターゲットとする駅前のデリドなら、朝はおにぎりやサンドイッチをたくさん並べますが、夕方以降は一転。一日の終わりに満足できるようなボリュームのある弁当を揃えます。お客様は今、何を求めているのか? ライフスタイルも嗜好も多様化しているだけに、お客様の動きをよく見ることがバイヤーの仕事には欠かせません。
だからこそ、自分の考えた商品が売れたときは達成感が大きい。特に総菜は、商品の仕入れだけでなく、それらを加工・調理するという一手間があってようやく商品として販売できるもの。その分、商品に対しての思い入れが強くなるのです。
当社の総菜は「手作り」を大切にしていますが、「デリドの手作りおにぎり」は特にこだわったおすすめ商品。魚沼産コシヒカリを使い、中に入れる具材も厳選して、一つひとつ店舗で握っています。手間はかかりますが、それ以上にお客様に喜んでもらいたい。そんな思いを込めた商品をこれからも提供していきたいと考えています。