知恵と協力で試験を進め、
自社の品質を守り抜く
外観構造の確認や動作確認など
幅広い知識が求められる品質管理
Uターン就職を希望していたので、地元の企業を中心に就職活動をスタート。当時はコロナ禍で説明会も面接もオンラインという会社が多かったのですが、当社の説明会は対面で行われており、先輩たちの優しい人柄や社内のあたたかい雰囲気を実際に体感できたことが入社の決め手になりました。
入社後は、製造・設計・品質管理を1か月ずつ回るローテーション研修が行われ、その後、品質管理課に配属。現在は、製造された配電盤がお客さまの要望通りに仕上がっているかを確かめるための外観構造の確認や動作確認の試験などを主な業務としています。1週間くらいかけて試験を行うものもあれば、1〜2日で終わるものもあるなど、試験にかかる期間や項目は対象物によってさまざまですが、いずれも2〜3人でチームを組み、互いに知恵を出し合い、協力しながら各種の試験を進めていきます。
設計や製造のように何かに特化した深い知識はそこまで必要ありませんが、その分、広い知識が求められるため、学ばなければならないことはたくさんあります。私は文系の出身で、オームの法則も記憶にあるような、ないような…という程度だったので最初は苦労しましたが、先輩に勉強会を開いてもらったり、毎月テーマを決めて資料を作成し、部署内でプレゼンテーションをするなど、さまざまな方法で学びを進め、一つずつ知識を積み上げていきました。
周囲のサポートで順調に成長
2023年からはメイン担当も
入社2年目となった2023年からは、試験のメイン担当も任されるようになりました。メイン担当者は、サブ担当者に指示を出したり、社内の各部署やお客さまとの連絡窓口にもなるため、当然のことながら責任は重大。とはいえ、私自身まだまだわからないことが多いので、今はメンバーそれぞれの得意分野に合わせて業務を任せるなど、周囲の力を借りながら進めていくことを強く意識しています。
自分の手には負えない難しい問題が起こったり、忙しくていっぱいいっぱいになってしまうこともありますが、いざとなれば周囲に助けを求めることができますし、先輩たちも快くサポートしてくれるので、一人で抱え込むようなことはありません。社内検査終了後の「御立会い試験」では、お客さまが現場に来られ、試験のプロセスやその結果を厳しい目で確認されるのでとても緊張しますが、納得して帰られる様子を見るとホッとしますし、今はその瞬間に最もやりがいを感じています。
1日のスケジュール
8:20 | 出社メールチェック |
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8:30 | 朝礼その日の業務の確認、担当試験の進捗報告など |
8:40 | 外観確認仕様書通りに完成しているか外観を確認 |
12:15 | 昼休憩 |
13:00 | 耐圧試験電流を流して十分な絶縁耐力があるかを確認 |
15:10 | 書類確認試験の結果をまとめた成績書など、各種書類の確認 |
17:15 | 退社翌日の業務を確認し、退社 |
オフタイム
世の中の状況も落ち着き、ようやく遠出ができるようになったので、先日は友人と一緒に伊豆まで行っておいしい鰻を食べてきました。これからはどんどん出かけていきたいですね。