
はじめに
近年、新卒の「ジョブ型採用」は増加しています。
学んできた専門性を生かすこと、仕事を通じて専門性に磨きをかけていくことを希望する人が増えていることを反映していて、ある種自然な流れと言えるかも知れません。
日本の新卒採用で長く主流となった「メンバーシップ型採用」と比較される中で、それぞれの理解が深まり、長所や短所を踏まえて「自分には何が合っているのか」を考えやすくなったと捉えることもできます。
株式会社ポケモンでは、メンバーシップ型採用の特徴である、新卒入社からの積極的なジョブローテーションを成長支援の軸に据えています。
自らジョブローテーションを望み、意外なキャリアを通じて生き生きと輝く2人を通して、働く場所としての株式会社ポケモンの魅力に触れてみてください。
社員紹介
2022年入社
商品部
リム・ナタリー
-株式会社ポケモンで働くことに興味を持ったきっかけは何ですか?
きっかけは『Pokémon GO』でした。
幼い頃からポケモンのゲームを楽しんできましたが、位置情報を活用した全く新しい遊びを体験して、「こんな遊び方ができるんだ!」と衝撃を受けました。
現実世界の技術とポケモンの世界の魅力を組み合わせて多くの人に喜びを届ける姿に感銘を受け、「私もこういう仕事をしてみたい」と強く思いました。
その後、就職活動を通じて会った社員の方々の雰囲気がとてもフランクで、若手のうちから大きな裁量を持ち、自分のアイディアを積極的に形にしていける環境だと確信し、入社することを決めました。
-思い出に残っている仕事は何ですか?
入社1年目の時に関わった、新しいポケモンを世の中にお披露目する企画、「世界ポケモン生態学会」です。
「そのポケモンの魅力を世界中の人々に伝えるために最善の方法は何か」、「どうすれば初めて見るポケモンに深く愛着を持ってもらえるか」といった課題に対して、先輩社員と一緒に検討を重ねて生まれた企画です。
当時はコロナ禍の影響もあってオンラインの会議やイベントが広く定着していたため、単にプロモーション映像を見ていただく形式ではなく、学会発表で新しく発見されたポケモンを紹介するライブ感のある映像を作ることにしました。
自分のアイディアが形になり、それを見てくれた方々がSNSで「ウミディグダ」について語り合って、驚きや喜びの声を上げる様子を目にした時の感動は大きかったです。この経験を通じて、ポケモンの持つ魅力をどう引き出し、どう届けるかを深く考える楽しさを実感しました。
入社する前はこれから自分がどういう仕事を担当するのか全くわからなかったですし、現在は2部署目に異動して新しいグッズを企画しています。「ポケモンの魅力を世界中に届ける」という本質的なところは変わらずに、関わるプロダクトや役割が変わることで様々な経験を得ながら思考が深まり、日々楽しさと自分自身の成長を感じています。
社員紹介
2022年入社
アジアセールスデベロップメント部
小林 駿介
-株式会社ポケモンに入社した理由は何ですか?
ベタな回答になってしまいますが、ポケモンが好きだったからです。
就職活動の時には、自分の好きなことに関わる仕事をしたいと考えて応募先を選んでいたので、内定の知らせをいただいた時は本当に嬉しかったです。
入社してみて感じたのは、周りの先輩方が皆、「ポケモンがこれからもずっと愛されていくために何をするのか」ということを真剣に考えて日々の仕事に取り組んでいることです。
エネルギーが満ち溢れている環境だと思います。
-思い出に残っている仕事は何ですか?
昨年、タイで放映するCMの撮影をしたことです。
映像を作る際は、「見る人がどう感じるか」と「ポケモンの魅力を最大限に伝えるにはどうするか」を考えることを大切にしています。
撮影や制作にはタイのプロダクションに関わっていただき、彼らの経験や技術をもとに「見る人がどう感じるか」を突き詰めました。一方、タイでポケモンに親しみを持って育ってきた人々は日本に比べると少なく、これからさらにファンを増やしていくフェーズです。そのため、ポケモンの魅力を最大限に伝えるべくポケモンの社員が現地に足を運び、様々なスタッフとポケモンの魅力について丁寧にコミュニケーションを重ねて映像に落としこんでいくことが必要だと考えています。
タイ最北の街チェンライから自然豊かな山奥の撮影現場へ向かう道中、自分自身の役割についての重圧と、これから作るものが人々の心を動かすものになることへのワクワク感の両方が自分の中で渦巻いていたことを今でも鮮明に覚えています。
学生時代は自分がこういう仕事を担当することになるとは全く想像していませんでしたが、周囲の助けも受けながら、自分をスケールアップしていけるような仕事に取り組めていると思います。