それが動き出すとき、ビルが目を覚ます。
人々の活発な移動が始まり、
ビジネスや暮らしが生き生きと動き出す。
街になくてはならない「縦の交通」を担う乗り物。
それが、私たちの仕事が形にする
エレベーター・エスカレーター(昇降機)です。
1935年から始まった三菱昇降機は、
今や日本国内はもちろん世界の建物の中で稼働する、
世界的なブランドへ。
その快適な乗り心地を左右する据付を、
50年以上、担っているのが、
私たち菱電エレベータ施設です。
据付は単なる作業ではなく、高度な技術です。
高い技量と、信頼の連携がなければ
なし得ない仕事です。
営業、設計、工事、リフトの4部門を持つ
プロフェッショナルチームである私たちの仕事が
さらなる高みを目指しながら、
今日もこの街の夢を乗せています。
三菱エレベーター・エスカレーター(昇降機)の
据付協力会社の中でも、
営業・設計・工事・リフトの4部門が社内に揃っているのは菱電エレベータ施設だけ。
昇降機製品の性能に精通し、建物ごとに異なるニーズを理解し、
最適な昇降機をデザイン、工事までを確実に行うプロフェッショナル集団です。
建物の
計画段階から参画し、
昇降機を提案。
営業本部 I.S
2013年度入社 経済学部卒業
お客様の想い、コンセプトを最上流から理解し、設計・工事を担うメンバーに伝え、想いの具現化を目指してプロジェクトをマネジメントするのが営業の仕事です。入社3年目の頃、ある大学の建物にエレベーター十数台を設置するプロジェクトを主担当となってマネジメントし、無事にお引き渡しまでこぎつけたことは大きな自信になりました。その後も難しい環境での設置や、様々な大型案件を経験することで、先を読んだ仕様や費用の見込みが立てられるようになりました。「納まり」などの設計的な技術も身につけて、あなたに任せてよかったと言っていただけるように、お客様の信頼を獲得していきます。
ご要望を
図面に起こし、
構想を具現化する。
設計本部 K.D
2014年度入社 理工学部卒業
CADにより図面を作成しては、お客様と話し合いを重ね、全体デザインや操作パネルのボタンのサイズに至るまで詳細を詰めて、具体化していくのが設計の仕事です。法的に必要な検査機関への確認申請も行います。ある著名な建物の特別展望台へのエレベーター設計では、2方面の扉が開くエレベーターで、セキュリティを確保しながら人をどうスムーズに誘導するか、オペレーション全体を考え、設計したことは大きな経験になりました。建物に深く関わり、運用をイメージして、人の動きや体験を設計していることを実感できました。携わったエレベーターがこれから先の長きにわたって活躍していくことを感じられるのが喜びです。
世界トップレベルの
据付技術で
快適な昇降を実現。
工事本部 T.A
2020年度入社 国際政治経済学部
人が集うところにあたり前にあるエレベーター・エスカレーター。それにとってなくてはならない存在が、据付を担う工事部門の技術者たちです。超高層ビル用のオーダー型機種から規格型機種まで、あらゆるクラスの製品を約400人の技術者たちが担っています。手がけた工事量は世界でもトップクラス。これまで15万台以上の昇降機を据付けながら、よりスピーディで安全な工法開発や据付治工具開発を行い、技術を磨いてきました。
小荷物専用昇降機の
スペシャリスト
チーム。
リフト事業本部 K.K
2020年度入社 社会イノベーション学部卒業
1974年の発売以来、進化を続け、世界各国への輸出も含め累計生産台数は4万5千台を超えている私たち独自の製品が、小荷物専用昇降機「リョーデンリフト」です。環境マネジメントシステムISO14001・品質マネジメントシステムISO9001を取得している名古屋事業所で開発・生産を行い、営業、設計、工事、保守までを全て自社で担っています。現在は、古くなったリフトのリニューアル需要への 対応にも力を入れています。
新しい都市空間、生活空間が広がるなか、
私たちが目指すのは、
昇降機を通じて、
日々の生活におけるあたり前の便利さ、快適さを支えること、
豊かな社会をつくること。
その実現のために、
ものづくりに興味のある若い力が必要です。
自らの仕事に誇りを持ち、周囲と協力しながら
自己と会社の成長のためにチャレンジを続けられる人を求めます。