22卒
2020年10月30日
2020年9月調査
<調査概要>
■調査目的:2022年卒大学生・大学院生のインターンシップおよび就職活動準備の状況を明らかにする
■調査対象:2022年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生
■調査期間:2020年9月21日~9月30日
■調査方法:マイナビ2022の会員に対するWEBアンケート
■有効回答:5,886名
※なお、本誌「インターンシップ」には「ワンデー仕事体験」を含む。
9月までにインターンシップまたはワンデー仕事体験に参加したことがある学生は76.7%と前月より15.3pt増加。夏までに応募したプログラムの開催が多かったのか、9月の平均参加社数は2.7社と前月までよりも増加しました。
今月行った就活準備として、「インターンシップ*に参加した」と回答した学生は41.1%(前月比11.5pt)となり、前月と比較して、今月の平均応募社数は減っていましたが、平均参加社数は増加しており、夏以降もインターンシップへの参加が引き続き積極的に行われているようです。
参加経験推移
平均応募者数推移
平均参加者数推移
今月参加したインターンシップの開催形式(複数回答)
9月にインターンシップへ参加したみなさんに、形式別で満足度を伺ってみました。まずWEB開催のインターンシップに参加した学生は「満足できた」35.2%、「どちらかというと満足できた」53.5%となっており、合わせると88.7%が満足できたと回答してくれました。一方、対面型のインターンシップに参加した学生では、「満足できた」72.3%、「どちらかというと満足できた」24.3%となっており、こちらは合わせると96.6%が満足できたという結果となりました。
WEB開催のインターンシップに参加した学生の満足度
対面のインターンシップに参加した学生の満足度
WEB、対面問わず、どちらのインターンシップも総じて高い満足度となっていますが、オンライン授業の普及など多くの場面でWEB化が進んだ今年は、WEBでは感じづらい現場の空気感に触れられる対面型が、新鮮に感じられ、高い満足度に影響しているのではないでしょうか。
9月末時点で、現在の就活準備状況として当てはまるものを聞いてみたところ、既に就職活動の方向性を固めた学生が28%いる一方、7割以上の学生は、就活の方向性を模索中もしくはまだ未定と回答しました。夏のインターンシップを経て気持ちが固まった学生も増えてきてはいますが、視野が広がったことで多くの選択肢の中から何を基準に選んでいこうかまだ悩んでいる方も多いということでしょうか。
現在の状況として当てはまるもの
秋冬にもインターンシップ・ワンデー仕事体験を開催している企業は多くありますので、ご自身のシゴト観を整理するためにも、ぜひ気軽に参加してみてください。