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そうだ!北九州で働こう

“新しいこと”に挑戦できる活気ある地域性も刺激的です!
北九州にUターンして快適★

高木 勘生さん

ヤフー株式会社 システム統括本部 CS本部 北九州サポート部
ビジネスサポート リーダー

2012年入社

PROFILE

北九州市生まれ。市内の高校を卒業後、上京。22歳で未経験ながら、携帯電話(当時のガラケー)のサイト運営会社に就職。約7年の勤務を経てヤフー株式会社に転職。現在、同社北九州オフィスで対法人のビジネスサポート業務を担う約20名のチームリーダー。

北九州にUターンをしようと思われたきっかけ、決め手となった理由を教えてください。

2011年3月に発生した東日本大震災の影響が大きかったですね。震災当時、(東京の)オフィス内で働いていたんですが、部屋のあらゆるところが滅茶苦茶になり、テレビを付けるとまるで映画の1シーンのような光景が映し出されていて、言葉を失いました。このまま東京で働き続けるのが果たして最良の選択なのか。また、北九州の家に一人で暮らす母のことも心配になりました。地震から約一年の間、帰省するか否かで随分と悩んでいたんですが、縁あって当社の北九州での採用情報を目にする機会があり、東京本社で行われた試験で採用通知を得ることができ、30歳を目前に、Uターンが実現しました。新しいステージでの挑戦とあり多少の不安はありましたが、これまでにない規模感(大手)での仕事を、自分の故郷で担えるという期待感の方が強かったですね。18歳で半ば一人よがりで上京した自分に、あの震災は、まるで自分を導くように、地元で働くという道に舞い戻るためのきっかけを与えてくれたような気がします。

北九州で働いてみての感想は?また、Uターン前と比べてよくなったところもあれば教えてください。

18歳で上京するまでは、年齢の若さや社会未経験という立場もあり、正直なところ刺激が少ない街というイメージがありました。しかし、東京での暮らしが長くなるにつれ、移動環境しかり、物価の安さしかり、生活のしやすさという点で故郷の魅力を再認識することが増えました。実際、帰郷し勤めをもつ今、不便どころか働きやすさを感じています。当社の本社は東京ですが、現在私が在籍する部署では、北九州オフィスが管轄するプロジェクトも多くあります。例えば、全国の飲食店情報を網羅する《ヤフー飲食店》もそう。あまねく店のサービスを消費者に発信する他、経営をサポートするといった業務を実は北九州オフィスで担っています。また他部署では、お馴染みの《ヤフーニュース》を配信。少なからず当社の業務の面で、北九州という地域的なハンディは、感じません。働く環境という側面で東京との大きな違いを挙げるならば、通勤の快適さにつきます。長い時間、超満員の電車に乗らなくて済むことだけでも朝のストレスがまったく異なりますね。

北九州に住んでみて感じる良いところを教えてください。

東京で一人暮らしの生活が長かったので、地元(北九州)の食料品の鮮度や価格の安さには驚きました。ある時、東京だと1500円ほどはする太刀魚の値段が、特売品で300円で売っていて思わず足が止まりました。それはスーパーや鮮魚店といった小売店だけに限らず、お店で食べる料理の値段も同じことが言えます。年齢を重ね、自分で生活品をまかなうようになるにつれ、物価の安さにありがたみを感じます。海のもの、山のもの問わず、何を食べても美味い!と思えるのは、地元だから贔屓しているのではなく、この地域が、つくづく自然環境に恵まれているということです。また、繰り返しになりますが、目的地までの移動がスムーズに行えることや、東京都心と遜色なく都市交通網が発達している点も魅力です。電車やバスはもちろん、モノレールまで開通しているのは、北九州らしい生活上の利便性の高さですよね。

北九州市民の平均的な通勤時間は24.4分

休みの日は何をしますか。北九州のどんなスポットが好きですか。

休日はオンとのメリハリをつけるために、車で近くの海や山に出かけることが多いです。時には、いい波を求めてサーフィンをすることも。また、高校までの友人が北九州に多いので、彼らとともに音楽のライブを見に行くことも楽しみのひとつですね。もちろん一人で過ごす日も、気分や目的に合わせて、市内の各スポットをフレキシブルに楽しみます。また、個人的に地元で好きな場所といえば手向(たむけ)山(小倉北区と門司区の間にそびえる山)です。山の頂上には展望台があり、そこから関門海峡の先にある下関まで一望できる風景が気に入っています。夜景もきれいですが、昼の澄み切った海峡もまたオススメです。地元でも意外と知らない人も多く、日ごろの慌ただしさから解放されて、リラックスしたい時などはよく利用しています。

就職活動生にメッセージをひとこと!

北九州には新しいものを積極的に吸収したり、挑戦したりする企業がたくさんあるということ。その環境はどんな仕事に就くうえでも自分を高めるいい刺激になると思います。また私生活においても、北九州は物価も安く、自然も身近に感じられるうえ、いろんな趣味を肩肘張らずに楽しむことができます。プライベートを充実させることは、生活にハリをもたらします。北九州はそういう意味で、“遊び場”も充実したバランスを取りやすい街です。