Interview 03

【就活生の目】参加者に聞く「職場密着インターン」の魅力とは? Vol.3

「職場密着インターン」は、142コースの中から専門性や興味に合わせて選択し、実際の職場で社員と同じように業務に取り組みながらフィードバックを受けられる2週間※のプログラムです。過去の参加者からは「自分の知識やスキルがどこまで役に立つか、何が不足しているのかを知ることができ、今後やるべきことが明確になった」という声が寄せられ、毎年高く評価されています。また、今年の「職場密着インターン」は対面での開催を予定しており、よりソニーグループならではの雰囲気を感じ取れるプログラムとなっています。
※期間はコースによって異なる場合があります。詳細はウェブサイトをご確認ください。

今回は、2022年に本プログラムに参加し、2024年4月にソニー・インタラクティブエンタテイメント(以下、SIE)に新卒入社した弘部さんに話を聞きました。弘部さんはインターンシップへの参加を通じて何を感じ取ったのか、参加者ならではの声に迫ります。

弘部 大知

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント NPXゲームエクスペリエンス&サービス部
2022年夏の職場密着インターン参加を経て、2024年に株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントに新卒入社。ゲームのネットワーク機能の基盤となるライブラリ等を開発する部署で、ソフトウェアエンジニアとして開発業務に従事。

<弘部さんが参加したコース>
PlayStationⓇ5のシステムソフトウェア開発【PlayStationⓇ】
※2022年度のプログラム

「とりあえず、行ってみよう」から始まったインターンシップ

弘部さんはSIEに入社し、インターンシップにも参加をした部署で働いていらっしゃると聞きました。現在どのようなお仕事をされているのですか。

私が在籍するSIEは、プレイステーション®のハードウェアとネットワークサービスに加え、数々のゲームタイトルを世界中のゲームファンに届けている会社です。私の業務内容は具体的に、オンラインマルチプレイ等のネットワーク機能を利用する多くのゲームタイトルが共通して使う、プレイステーションネットワーク機能の開発に携わっています。

学生時代から学んでいたことと関係はあるのですか?

大学の時はVRなどの研究をしていたので、現在の業務とはかなり違います。ただ、ゲームの開発やプログラミングの経験があったので、その時に培った基礎的な部分やちょっとしたテクニックは現在の仕事に生かせていると思います。

専攻とは少し違うインターンシップのコースを選んだのは、何か理由があったのでしょうか。

幼少のころからゲームが好きで、将来はゲームに携わる仕事をしたいと考えていました。情報系の勉強をするうちに、ゲームを支えるソフトウェアの開発に携わりたいと思うようになり、このコースに応募しました。

ゲームに携わりたいと思っていたとのことですが、インターンシップに参加しようと思った時点で、ソニーグループで働くことを意識されていたのですか。

その時点では、ソニーグループだけに絞っていたわけではありませんでした。ゲーム関連の他の企業にも興味がありましたし、モバイルゲーム関連の企業でアルバイトもしていました。ソニーのインターンシップに応募したのは、プレイステーションのコンソール機向けのソフトウェア開発に興味があったからで、とりあえず行ってみようという気持ちが大きかったですね。

4週間のインターンシップで体感したソニー

弘部さんが参加されたインターンシップの内容について教えてください。

課題が一つ出て、それに取り組みました。課題の内容は、プレイステーションのコンソール機向けのソフトウェアのある機能を改善する想定で、新しく一つのソフトウェアを作成するものでした。現在担当している仕事とほぼ同じような内容です。

難しそうな課題ですが、苦労されたことはありますか。

ソニーの社内だけで使用されている用語や、プレイステーションの開発ツールの使い方には苦労しました。しかし、分からないところは都度、社員の方に気軽に聞くことができる環境だったので、大変ではありましたが乗り越えることができました。

インターンシップに参加する中で、特に印象に残っていることを教えてください。

社員の方にしっかりと褒めてもらえたことです。ここの考え方がすごい、ちゃんとできているというコメントをいただけて、一層やる気になりました。

二度目の挑戦で、満を持しての参加

弘部さんは、春のインターンシップにも参加する予定だったとお聞きしました。

そうですね。無事に面接を通過し、日程を調整する段階まで進んでいました。しかし、ちょうど大学院への進学を控えた時期で卒業研究が忙しく、日程的に難しいと分かり参加を見送ることになりました。

そうだったのですね。一度参加できなかったインターンシップに再び応募することに、不安などはなかったのですか。

実はその数日後に、夏にもインターンシップがあることを教えてもらいました。春のインターンシップは日程の都合で参加できませんでしたが、再度チャンスがあるならば挑戦しようと思い、夏のインターンシップに応募しました。

足を運んで、自分の肌で感じる

弘部さんが考える、ソニーグループのインターンシップの魅力を教えてください。

ソニーグループのインターンシップは、100以上のコースがあります。その中から自分の行きたいコースを選ぶことができるのが一番の魅力であり、ソニーだからこそ体験できることでもあります。それだけたくさんのコースがあれば、自分に向いているコースがきっと見つかると思います。

最後に、インターンシップ参加を検討している方にメッセージをお願いします。

興味がある企業には、できるだけ足を運んで、自分の肌で環境や人を感じてみることをお勧めします。私自身もソニーのインターンシップだけでなく、さまざまな企業のインターンシップやアルバイトを経験・比較したことで、最終的にソニーに入りたいと感じました。ソニーに興味があるならば、ぜひこの職場密着インターンに挑戦してほしいです。

<編集部のDiscover>
私自身が就活を控えていることもあり、弘部さんのお話はとても勉強になりました。「とりあえず、行ってみよう」という弘部さんのお言葉が印象的でした。私も就活をしていくにあたって、この言葉を念頭に置こうと思います。

TOPに戻る