大学生活を彩る、学生スポーツの世界

同じキャンパスに、こんな熱い世界があるなんて

同じ授業に出ている人が、夕方にはユニフォーム姿で歓喜の輪の真ん中にいる。そんなドラマが、意外とすぐ近くで繰り広げられていること、知っていますか?

私は入学当初、正直スポーツに詳しいわけでもなかったし、観戦にも興味はありませんでした。ただ学生新聞に興味があっただけ。蓋を開けてみたらスポーツ新聞だったのがことの始まりでした。
部活、スポーツというテーマに、中高とガチの部活を経験していない自分には関係のない世界だと思っていたのです。でも、新聞制作の部活で取材を始めたとき、大学スポーツの熱量に衝撃を受けました。

「大学の部活って、高校よりすごいかも?」

高校までの部活と違って、大学では活動の幅が一気に広がります。
野球やサッカーなどのメジャー競技はもちろん、ラグビー、フィギュアスケート、バレー…。さらに応援団や山岳部、航空部まであって、聞いただけで「なにそれ!」とツッコミたくなるほど多彩です。

私は初めて、神宮球場で東京6大学野球のリーグ戦を取材したとき、その迫力に心をつかまれました。スタンドから鳴り響く太鼓のリズム、声を張り上げる応援団、眩しい笑顔のチアリーダー。そしてグラウンドで泥にまみれながら全力でプレーする同世代の選手たち。西日に照らされるその姿は、映画のワンシーンのようで、気づいたら手に汗を握っていました。
普段は同じ授業を受け、同じように学校に通っている選手たち。そんな彼らが神宮球場という大きな舞台で、歓声を背に学校を背負って全てを捧げて戦う。自分とは生活や過ごしてきた時間がまるで異なるだろうと思うけど、「あの課題今週締め切りだな」なんて考えは共通していそうで、そんなところに不思議と親近感を感じます。

観戦のハードルは、思ったよりずっと低い

「でも、自分が応援に行ってもいいのかな?」そう思う人もいるかもしれません。大丈夫。大学スポーツはプロの試合のように高いチケット代はかかりません。無料だったり、学生ならワンコインで入れたりすることも珍しくありません。ヤクルトスワローズでお馴染みの神宮球場で行われる東京六大学野球の試合は、学生料金500円で観戦できちゃいます!

他にも会場は大学のグラウンドや体育館が中心で、ふらっと立ち寄れる気軽さも魅力。各部活のインスタグラム を確認すれば、会場や試合開始時間が明記されているので、知り合いの試合を見にいく時もZ世代なら、へっちゃら。
さらに、会場にはちゃんと観戦に集中できる環境が整っています。スコアボード、アナウンス、応援の型。時には応援団が応援に来ていて、メガホンを配布して盛り上げてくれます。メガホン片手にBe.Realを撮れば、間違いなく盛れる。そして最高の思い出に★

応援は、仲間を増やすきっかけになる

授業で試合に行けない日も、野球なんかは教室中で学生たちがライブ配信を見ています。勉強をしなければならない私たちだけど、勉強以外で繋がれるツール。それが大学のスポーツなのだと、自信を持ってオススメしたい。大学が広くても、スポーツがあるだけで学生同士をつなぐ共通の話題ができるのです。

そして一度応援席に行くと、不思議なことが起こります。
隣に座った見知らぬ学生と声を合わせ、点が入った瞬間に自然と肩を組んだり、ハイタッチをしたり。そして、ロゴ入りのタオルを振りながら応援していると「この大学に入ってよかったな」と誇らしい気持ちになります。単に応援したからではなく、同じ大学に集まった仲間と一体感を感じるからです。

未来のスターが、目の前にいるかもしれない

野球を例に挙げてみると、大学生の中から日本代表に選ばれ、世界と戦う選手が数多くいます。数年後にはプロの舞台に立つ選手が、同じキャンパスに通っているんです。「え、あの選手、うちの大学だったの!?」と気づいたときのワクワク。プロを応援していてもそんな発見に出会えます。

さらにプロへ行く前の大学生の段階から知っていれば、あなたはもう完璧な古参を語れるでしょう。

大学生活を、もっと特別にするために

勉強に励む人、サークルで忙しい人、アルバイトに追われる人。みんなそれぞれの大学生活を送っています。でも、その合間にほんの少し時間をつくって仲間の試合を応援してみると、大学生活に新しい色が加わります。
それは「推し活」よりももっと身近でリアルな、学生だけの特権です。

どうですか?少しは心が動きましたか?
私が取材を通して出会った大学スポーツの世界は、想像以上に熱く、そして面白いものでした。もしかしたら次の「胸が熱くなる瞬間」は、あなたの大学のグラウンドや体育館にあるかもしれません。

普段は取材する側の私ですが、現場で感じた熱をこれからも伝え、学生スポーツの輪を広げていきたいと思います。

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