新しい「ととのい方」を”サウナ嫌い”にプレゼンしてみた

こんにちは!ももちゃんです。

みなさんは、「サウナ」好きですか?数年前には考えられないほどの大ブームが来ている「サウナ」。老若男女問わず、ファンは増える一方です。
かくいう私も、休みの日はサウナ中心にスケジュールを組むくらい、めちゃくちゃ愛好しています。

昨今よく聞くサウナワード、「ととのう」。
どうやったら、ととのえるんだろう。でも水風呂は入りたくないし、サウナは暑いし、なんだかルールも厳しそうだし…。と思っている方、多いのではないでしょうか。

もったいない!!!
サウナはもっと自由に楽しめる場所です。
私はサウナの魅力や楽しみ方を、もっとたくさんの人に知って欲しいのです。

そこで今回は、「サウナが苦手」と公言するクリエーターのTさんに、サウナ嫌い代表として企画に参加していただきました。クリエーターの方ってサウナ好きなイメージなんですが(スマートでおしゃれな大人=サウナ好きという勝手なイメージ)、苦手と聞いて、あえてお話を伺うことにしました。

サウナの魅力と新たなととのい方をプレゼンすることで、クリエーターTさんさんをはじめとするサウナ嫌いのみなさんに、少しでも親しみを持っていただきたいです!

クリエーターTさん(以下Tさん):
広告代理店に勤めるクリエイター。宿泊事業や食品の開発など、事業のデザインにも携わる。家族でいくスーパー銭湯や、出張時のホテルの大浴場などを利用する際にも、いままでサウナを利用したことはほとんどないとか。今回はマイナビの社員の紹介でインタビューに応じてくれた。

なぜ、サウナが苦手なのか

Tさん

「ととのう」感覚が怖いんだよね。
実は私、サウナでととのったことはあります。その時、ちょっとビビっちゃって。
自分の体がコントロール出来なくなる感覚が苦手。自分が自分じゃなくなるようで、何も考えられなくなるあの時間が怖いです。
あとは「水風呂」も好きじゃないかな。心臓が止まりそうでこれも怖い(笑)。
サウナはガチ勢が多すぎるが故の親しみにくさもあるかな。

ももちゃん

なるほど。
数年前のサウナブーム以降、サウナ玄人たちによるマニアックな情報ばかりが話題になっていますよね。
これでは初心者の方が挑戦しにくいだろうと思います。
ちなみに今、Tさんのサウナへの興味を表すとしたら、5点満点中何点ぐらいでしょうか?

Tさん

1.5点かなぁ。
興味はあるけど入らない。
流行っているからどんなものなんだろう?と気になるけれど、普段から利用するにはハードルがあります。

ももちゃん

なるほど、なかなか低い点数ですね(笑)。
でも安心してください。今日はこの点数を少しでもアップさせるためのプレゼンをさせていただきます。
今回はTさんのようなサウナ初心者の方にオススメな入浴法を、私が検証を重ねて持ってきました。
「サウナ室→水風呂→ぶっ飛ぶまでととのう の繰り返しこそ至高のサウナの入り方」というガチ勢たちが作り上げたお作法からあえて外れた、ももちゃん流「ライトなととのい方」を提案します。

サウナの魅力とは?

ももちゃん

少し脱線しますが、まず初めになぜ私がここまでサウナにハマったのか、その魅力について3つのポイントで説明します。


1つ目はデトックスが出来ること。
普段運動を全くしない私が汗をかくことができる貴重な機会がサウナ。老廃物が体から出て、すごくスッキリします。


2つ目はコスパタイパめちゃくちゃいいということ。
東京の銭湯の値段な520円〜。低価格で楽しめる上に、2時間あれば大満足出来ちゃう趣味です。


そして3つ目は1人の時間を持てるということです。1人で考え事をしたり、逆に何にも考えなかったりする時間は私にとってすごく大切です。周囲の人々やインターネットから物理的に距離を取って、自分の電源をOFFする時間なんです。

Tさん

体や心を休めるということが、そのまま趣味になっているのですね。

ももちゃん

そうです!
言ってしまえば、サウナはただの趣味。
お作法に厳しいイメージがありますが、それは誤解です。
サウナはもっと自由に楽しんだって良いのです!もちろん、無理にサウナトランスを体験する必要もありません。

Tさん

(その、そもそもトランスってのがやばい感じするんだよね…求めてないっていうか…。)

ライトなととのい方とは


ももちゃん

通常、サウナでととのっている最中は「ぶわ〜っと」頭が軽くなる感覚や、目の前の景色がぐるぐる回って何も考えられなく感覚があります。まさしく、これがTさんの苦手とするサウナトランスです。
一方、今回ご紹介する「ライトなととのい方」はトランス状態を体験することではなく、リフレッシュをすることが目的です。
空気が美味しく感じたり、軽く運動した後のような爽快感を得たりすることができます。
私はサウナのために遠方まで車で行ったり、朝からサウナに入りに行ったりすることも多いのですが、ガッツリととのってしまうとスケジュールに支障をきたすほど疲れてしまうこともあります。
そこで生まれたのが、「ライトなととのい方」です。

まずは、通常の「ととのう」とライトな「ととのう」を比較してみます。

通常の「ととのう」
・頭がぶわーっと軽くなる
・目の前の景色がぐるぐる回って何も考えられなくなる
・思わず口角が上がるような開放感
・全身がジンジン・ドクドクとする
・フワフワした浮遊感


ライトな「ととのう」
・頭が冴えるような感覚
・全身がじんわりぽかぽか
・空気が美味しく感じる
・老廃物が排出されてリフレッシュ
・スッキリ目覚めた時のような感覚


ももちゃん

こうして比較してみると、「ライトなととのい方」のほうが親しみやすさを感じると思います。

Tさん

なるほど。ライトなととのい方のほうはなんだかすごく魅力的に感じます。特に空気が美味しく感じるというのは、とても良いですね。


サウナは、入るとむしろ疲れるイメージがあったんですよね。マニアックな人達を見ていると、サウナトランスでぶっ飛ぶことこそ至高!という感じがしてハードルがとても高かった。

至高の「ととのい」への道

ももちゃん

ライトにととのうためには「体を冷やしすぎないこと」が最も重要です。
水風呂はサウナの醍醐味で、水風呂がサウナの1番のご褒美だと考えいる人もいます。
しかし、体を急冷することによってサウナトランスが起きやすく、体に負担をかけてしまう側面もあります。
サウナが苦手な人や水風呂が怖いという人にとっては、体を冷やしすぎることはデメリットに繋がる部分が多いのでは?と思いました。そこで、水風呂をあるもので代用することでこのウィークポイントを解消していきます。

Tさん

すごい、早く水風呂の代用法を聞きたいですね。ととのう感覚も水風呂も苦手な私も、既にサウナに入ってみたいと思いはじめました。

ももちゃん

「ライトなととのい方」のコツは、サウナ室で温まった体の熱をじんわりと冷ますことです。私がオススメしているのは、

・サウナ室後、水風呂に入らず外気浴に向かう
・水風呂の代わりにシャワーを浴びる
・クールダウン室付きサウナを利用する

ももちゃん

の3つの方法です。
水風呂よりもゆっくり体が冷えていくので激しいサウナトランスが起きにくく、体に負担もかかりにくいのでサウナ後に疲れる感覚も感じにくいです。

ライトにととのうためには、とにかく無理をしないこと。
じんわり汗をかいたらゆっくりと時間をかけて体を冷やします。
運動後に冷房の効いた部屋に入ると気持ちいいですよね。まずはそのぐらいの感覚で良いのです。
何分サウナに入らなきゃいけない、とかそういったルールは全くありません。

心地いいバランスを見つけてみてください。

Tさん

なるほど。
水風呂に入らなくてもいいんですね。まずそこが1番ありがたいです。きっと読者のみなさんの中にも、「水風呂が怖い」と思っている人は多いでしょうから。
そして、総じて「無理しなくていいんだよ」という感じがとても取っ付きやいです。
特にクールダウン室というのは、初めて知ったので驚きました。
サウナはあまりにビギナー向けの情報が少なすぎるので、こういった情報が広まることでユーザーが増えそうですね。

ももちゃん

実は私も水風呂嫌い側だったんです。幼い頃からサウナに入る習慣はありましたが、水風呂はなんだか怖くて入りませんでした。私が水風呂に入るようになったのは、ここ数年のこと。だからこそ、水風呂に入らなくてもサウナは楽しめるんだぞ!ということを推していきたいです。

プレゼンの効果はいかに

ももちゃん

最初にサウナへの興味を点数化していただきましたが、点数に変化はありましたか?

Tさん

今は2.7点といったところかな。
「ライトなととのい方」なら私も楽しむことが出来そうです。次の出張先のホテルにサウナがあったら試してみよう、と思いました。
サウナに興味はあったからこそ、ビギナー向けコンテンツがもっと充実すればいいのになって思っていたので、「もっと自由に楽しんでいい」という視点はありがたかったです。

今回のプレゼンでは、1.2点の向上に成功!
読者のみなさんのサウナへの関心は、何点ぐらいあがりましたか?
水風呂怖い…ととのうってなに…?と思っていた方は、「ライトなととのい方」をぜひお試しください!


ちなみに、その後、Tさんから連絡が。
京都に出張に行った時に、温泉のついた大浴場で、ももちゃんがおすすめした、水風呂に入らずに外気浴だけでライトにととのう、を実践してくださったそう。
仕事と会食おわりの深夜の京都だったので、外気浴だけで十分ひんやりで、なかなか良かったと感想をいただきました。
ってことは、プレゼンの時から、点数以上に興味あったってことなのかもしれませんね(笑)

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