だれもが知ってる、
「テーマパーク」の知らない仕事

大人から子供まで、みんなを笑顔にするテーマパーク。きっと、皆さんも一つや二つは思い出に残る場所がすぐ頭に浮かぶのではないでしょうか。では、「関連する仕事は?」と聞くとどうですか。今回も、新しい仕事の世界を開いていきます。

たとえば、同じ野球選手でも、投げるのが得意な人、ホームランをよく打つ人、足が速い人など、得意なことは違いますよね。会社だって、同じです。業界としては、同じ建築業界でも、戸建住宅が得意な会社、商業施設が得意な会社、今回登場した会社のように創造性の求められる内装が得意な会社など様々です。だからこそ、皆さんも会社を探す際に「この会社の得意なことは何だろう?」という視点で探してみるのも手です。企業の実績や取引先などを見ていくことでどんな仕事を得意にしているか分かりますし、採用サイトのプロジェクト紹介などを参考にするのも良いと思います。その会社の得意なことに興味が持てれば、将来、自分自身がそこに関わる機会もぐんと広がるはずです。

安心・安全とワクワクを、
設計図に込める。

今回お話を聞いた社員さん

早川 裕司さん
大進精工株式会社

1995年入社。機械設計部MCチームに所属するベテランの機械設計技術者。お客様と直接やりとりし、舞台装置を中心に、テーマパーク設備や生産設備ロボットなどの初期構想・検討を担当。豊富な経験をもとに、お客様のニーズを的確に汲み取り、最適な設計方針を導くプロジェクトの要となる存在。
※取材当時の情報です。

土田 真理さん
大進精工株式会社

2020年入社、7年目の機械設計技術者。大学では人文学を専攻。文系出身ながらも舞台芸術への関心から大進精工に興味を持ち、新卒から設計職に挑戦。MCチームに配属となり、2DCADによる詳細設計・図面化と3次元CADによる解析を担当。正確な図面と、伝わりやすさを大切に手順書などの図面化も手掛けている。
※取材当時の情報です。

テーマパークと
どんな関係?

テーマパークの施設や装置の設計などを担当しています。たとえば、ジェットコースターではアトラクションを盛り上げる空間演出の要となるような装置や周辺機器の設計を手掛けています。テーマパーク側の要望に応えるのはもちろん、幅広い世代の来場者に感動を届け、かつ安心して楽しんでもらえるよう、安全面への配慮も設計者の仕事。不特定多数が訪れる場所だからこそ、危機管理はとくに重要です。また、後々のメンテナンスのしやすさも考えなければなりません。さらに、アトラクションは立体です。ジェットコースターなどは動きも複雑なため、平面図だけではわからない部分もイメージを広げながら設計しています。(早川さん)。

テーマパーク側と合意した内容を受け、実際に装置を製作できるよう、CADを使い詳細設計や図面を作成しています。アトラクションはもちろんオーダーメイドですから、必要な部品をひとつ一つ正確に図面化する必要があるのです。その部品をどう使い、装置を組み立てるかを示す手順書も合わせて作成。早川さんをはじめ他部署とも連携しながら作業を進め、完成度の高いものづくりを心がけています。構想から設計完了までだいたい1年以上。常に作業をしているわけではありませんが、長期に及ぶ案件が多い点も特徴です。(土田さん)。

どんなところが、面白い?

テーマパークのような一般の方の目に触れる機会が多い施設に携われるのはうれしいですね。最近ですとアリーナの装置の設計も手掛けましたが、近年はスポーツや音楽イベントなど多目的な用途で使われるため、装置の機能も複雑です。毎回、様々な装置の情報を集め、設計を依頼してくださったお客様に新しいアイデアを提案しています。お客様に喜んでいただけるのが、やっぱり一番のやりがいです。「(機械の)調子がいいよ」と声をかけていただけると「頑張って良かった」と思いますね。(早川さん)。

私はつい最近、初めてテーマパークの案件に携わったのですが、お話を受けたときはすごくうれしかったです。家族に話したら、とても喜んでくれましたし、完成したら必ず見に行こうと決めています。また、これまでに手掛けた施設も日本全国にあり、なかなか訪れる機会はありませんが、完成後の写真を見せてもらったりすると「自分の設計図から生まれたのか」と達成感も味わえますし、感動しますね。(土田さん)。

入社のきっかけ

舞台装置に携わりたい!
文系出身から設計者に。

学生時代に演劇やダンスなどが好きで、舞台装置を手がける当社に興味を持ちました。また、ゼロから設計者を目指せる点も魅力でした。CADは入社してから1ヶ月間、基礎的な研修を受け、その後は現場で使いながら覚え、1年くらいでスムーズに設計図を引けるようになりました。文系出身の設計者も多く、未経験でも安心してスキルアップが目指せます。(土田さん)。

会社の好きなところ

ワークライフバランスが良く
ゆとりのある働き方が叶う。

当社は機械、電気、橋梁なども手がける設計会社で、約150名いる社員のほとんどが設計者です。学生時代から専門的に学んできた人はもちろん、土田さんのように文系かつ未経験から設計者になった方も多く、社内は穏やかな人が多い印象です。好きな仕事をしていること、また、休暇も取りやすく福利厚生も充実しているため、働きやすさが気持ちの余裕につながっているのかもしれません。(早川さん)。

笑顔を生み出すスタッフや
企画を組み立てる。

今回お話を聞いた社員さん

川上 佳織さん
株式会社京阪レジャーサービス

2021年入社。総合職採用。数ヶ月の研修を経て、配属早々にパーク内で販売するフードやグッズの企画を担当。キャラクターとコラボしたカフェメニューや、オリジナルグッズの制作を手がける。入社4年目で現在のひらかたパーク事業部 遊戯機施設チームに異動となり、アトラクション運営スタッフの管理をはじめ運営業務を担当。
※取材当時の情報です。

テーマパークと
どんな関係?

当社は、大阪にあるひらかたパークを運営しています。私の所属は、遊戯機施設チームで、スタッフの管理などを任されています。パーク内で自社管理するアトラクションは20機種ほど。約150名のスタッフにシフト制で担当してもらっています。ちなみに、アトラクションを動かすには機種ごとに資格が必要なため、有資格者を把握してローテーションを組む必要があり、パズルを解いているような気持ちになることもありますね(笑)。また、園内で実施する期間限定イベントなどの企画も担当しています。最近ですと「ドクロっちょのお城」という迷路型アトラクションを企画し実施しました。他にも、イルミネーションやBBQなど、様々な企画を提案させてもらえるのですが、その一つひとつがテーマパークを彩る大切な1ピースになると思うとモチベーションも高まります。

どんなところが、面白い?

お客様の笑顔がいちばんです。以前、地元で出店・活動しているお店を集め、パーク内でマルシェを開催しました。お客様をはじめ、出店者さんも「ここでお店を出せるなんて夢みたい!」と喜んでくださって本当にうれしかったです。また、チョークで園内の指定エリアをおえかきできる「らくがき!」を企画した際は「こんなにシンプルで大丈夫?」と我ながら不安もありましたが、想像以上にたくさんの子どもたちが、地面や壁いっぱいに楽しみ絵を描く姿があり、さらにリピートしてくれる方もいて、思わずお礼の声をかけてしまいました(笑)。企画を考えるときに大切にしているのは、自分が楽しいと思えるかどうか。幼い頃の楽しかった記憶をヒントにすることも多いですが、ビジネスなので予算もシビアに、お客様満足など職責も考えて取り組んでいます。

入社のきっかけ

地元ひらかたの地域活性に
遊園地から貢献したい。

旅行好きの家族で、旅先ではよく遊園地に連れて行ってもらっていました。そうした楽しい思い出もあり、遊園地に関わる仕事ができたらと昔から考えていたんです。また、大学で地域活性化などについて学んだこともあり、地元である枚方市にも貢献したいという思いが高まったことも大きかったですね。ちょうど総合職採用も始まるなど、タイミング的にも恵まれました。

会社の好きなところ

アットホームな環境で、
スムーズな運営ができる。

入社後研修の一環で一通りの部署を体験することもあって、社内の誰とでも自然と話せるアットホームな雰囲気があります。とくに現在私が所属している運営チームは、様々な部署とのコミュニケーションが欠かせない部署。メンテナンスチームをはじめ、連携を密にすることで、ひらかたパークの安全・安心でスムーズな運営にも役立っています。

おすすめコンテンツ