この夏、仕事体験&オープン・カンパニーは行ったほうがいい?
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就活準備を検討しはじめた1・2年生のみなさん、こんにちは。
仕事体験やオープン・カンパニーが気になりつつも、体験先の選び方がわからなかったり、参加する勇気が湧かなかったり、あるいはちょっと腰が重たいな…暑いから外出たくないな…なんて思ったり。
でも、仕事体験&オープン・カンパニーに参加するなら、この夏がとてもおすすめなんです。
せっかくこの記事にたどり着いた皆さんに、暑くてもこの夏に参加した方が良い理由をお話します。
仕事体験&オープン・カンパニーってそもそも何?
仕事体験やオープン・カンパニーと聞いても、まだピンと来ない方も多いかもしれません。
じつは、従来「インターンシップ」と一括りだったものが細分化され、「インターンシップ」「仕事体験」「オープン・カンパニー&キャリア教育等」に分かれました。
マイナビではこれらを「インターンシップ&キャリア」と呼びます。
これによって、みなさんが一番聞き馴染みのある「インターンシップ」は、原則3年生以上が、夏休みや冬休みなどの長期休暇期間にのみ参加できるものとなりました。
対して、1・2年生から参加できるものに「仕事体験」と「オープン・カンパニー&キャリア教育等」の2つがあります。
![仕事体験とオープン・カンパニーの違い](/start/assets/images/internship/summeris_whats/img01.png)
「仕事体験」と「オープン・カンパニー&キャリア教育等」はプログラムが短いからこそ、インターンシップよりも気軽に参加でき、手軽に企業や仕事を知ることができます。
気になったプログラムには積極的に行ってみるのがおすすめです。
![インターンシップ&キャリアの基本知識](/start/assets/images/thumb/internship-basics01.png)
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仕事体験&オープン・カンパニーに行くメリットは?
![仕事体験&オープン・カンパニーに行くメリットは?](/start/assets/images/internship/summeris_whats/img04.png)
仕事体験&オープン・カンパニーに行くメリットは、ずばり、仕事における自分の興味関心が知れることです。
身の回りの「好きなもの」「得意なこと」を聞かれると、大抵の人は何かしら答えられるのに、将来の仕事となると、何に興味があるのか、何に向いているのか分からなくなりがち。その状態で志望企業探しは難しいですよね。
でもそれは、世の中にどんな仕事や企業があるのかをまだ知らないだけなんじゃないでしょうか。
仕事や企業をたくさん知っていくことで、なんだか興味あるぞ、ここなら向いてそうだ、といった興味関心の種が芽生えるはずです。
仕事を知り、それに対する自身の興味関心の有無を知るという点で、仕事体験やオープン・カンパニーは絶好の機会。
生の情報を得られると同時に、自分が楽しいのか、興味がないのか、向いていそうなのか、はたまたやりたくないのか等々を実感することができます。
今は、このプログラム面白そう!なんか興味ある!くらいでもOK。
まずは、企業がどんな場所なのか、どんな仕事があるのかを体験し、自分は何に惹かれるのかを実感して、ネットには書かれていない自分だけの充実した情報収集を行ってみてください。
なんで「この夏」に行った方が良いの?
この夏に仕事体験&オープン・カンパニーへ行ってほしい理由は、3つあります。
1.興味関心を深く知るには時間がかかる
2.インターンシップは、たくさんは行けないかも
3.じつは先輩たちは「3年生になる前に始めておけば…」と実感している!?
興味関心を深く知るには時間がかかる
![興味から理解までの流れ](/start/assets/images/internship/summeris_whats/img02.png)
仕事体験に参加して、とある仕事に興味が湧いたとしましょう。
そうすると、次にその仕事はどんな業界業種でできるのか、他にどんな企業なら携われるのかをきっと調べます。
また、本当に私に合っているだろうか、そもそも私はなんでこれに興味を持ったんだろう…なんて広がってもいくと思います。
これが業界研究だったり、自己分析と呼ばれるものですね。
これらを繰り返し行うことで、仕事への理解、そして自分への理解がどんどん深まります。興味が湧いてから理解するまでのプロセスには非常に時間がかかるので、十分な時間がとれないと、理解が浅いまま就活本番を迎えることになるかもしれません。
そうならないように、自分の興味関心がどこにあるのかをハッキリさせ、理解していく作業は、1・2年生の今すぐにでもはじめて、時間をかけてじっくりと行ってほしいのです。
「この夏」仕事体験&オープン・カンパニーへの参加をおすすめする理由の一つは、その時間を少しでも増やすチャンスということにあります。
インターンシップは、たくさんは行けないかも
インターンシップは、実務型の就業体験が5日以上経験できるプログラムで、より具体的な仕事理解や企業理解に繋がります。
仕事体験やオープン・カンパニーが、興味を”広げる”機会だとしたら、インターンシップはそれを”深め絞って行く”機会。
そのため、就活本番前となる3年生の夏休みや冬休みは、インターンシッププログラムに参加し、エントリーする企業を徐々に絞っていくタイミングにするのがおすすめです。
そんなインターンシップは、選考があったり、1つのプログラムが長期間だったりと、現実的にたくさん参加するのは難しいかもしれません。
そのため、この夏さまざまな仕事体験やオープン・カンパニーに参加しておくことは、より厳選されたインターンシップ先探しにも繋がるのではないでしょうか。
これが、2つ目の理由です。
じつは先輩たちは「3年生になる前に始めておけば…」と実感している!?
3つ目の理由は、先輩たちの実体験に基づくものです。
マイナビキャリアリサーチLabの調査では、25卒の先輩の76.5%が、「インターンシップ等が本格化する3年生より前にキャリア形成活動を開始しておいた方が良い」と答えています。
![低学年時のキャリア形成活動を開始する時期についての考え](/start/assets/images/internship/summeris_whats/img03.png)
低学年時のキャリア形成活動を開始する時期についての考え/マイナビ2025年卒インターンシップ・就職活動準備実態調査(5月)
実際、3年生になったら就活本番に向けてエントリーシートを書いたり、選考対策をしたりなど、やらなくてはいけないことが多くなります。学業も、ゼミや研究室などきっと忙しくなるでしょう。
キャリア形成活動とは、なにも就活準備だけを指しません。今しかできない遊びや経験もたくさんしてほしいです。
ただ、将来を少し考えはじめたなら、まずは自分の興味関心をハッキリさせてほしい。そのための機会として、仕事体験&オープン・カンパニーは絶好の場だと思うのです。
まとめ
この夏、仕事体験&オープン・カンパニーには行ったほうがいいです。大変おすすめです。
でも、ただ行くのではもったいない。
本記事で何度もお伝えしたように、自分自身の興味関心探しという目的を忘れずに、取り組んでみてくださいね。
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