今回お話を聞いた社員さん

東出 夏海さん

ジェイアール東日本企画 総務局 人事部
2018年新卒入社。早稲田大学国際教養学部卒でコミュニケーション学を専攻。大阪府に生まれてから18歳まで、ニュージーランドと大阪を行き来する生活を送っていたこともあり「移動×コミュニケーション」をテーマに就職活動を行うなかでジェイアール東日本企画に出合う。コミュニケーション・プランニング局 兼 Move Design Lab所属を経て、2021年に人事部に異動。和やかで温かい雰囲気をまとう素敵な方です。

※以下は2023年に伺ったお話をもとに当時の様子をまとめたものとなっております。本記事の最後には2024年開催の最新情報も掲載しております。

年間の実施数が桁違い！
充実したラインナップに隠された想い

ジェイアール東日本企画のインターンシップ&キャリアを一言で表すなら「多種多様」です。2022年は年間で約10回ものインターンシップ&キャリアを実施し、それは同社における事業の幅をそのまま表しているようにも感じますが、ただ数が多いだけではなく、どれも中身がしっかりと詰まった充実の内容。そこにはどのような想いが込められているのでしょうか。まずはインターンシップ&キャリアをひとつひとつ、深掘りしていきます。

実際に“Breakthrough”を実感！
消費者インサイトを見つける3日間

「3Days｜jeki Breakthrough Project 2023」

コミュニケーション・プランニング体験型のプログラムです。同社特有の視点である「駅消費」をテーマに、参加者が消費者の本音を見つけるワーク内容。同社独自の機関「駅消費研究センター」やマーケティングの基本的な考え方について講義し参加者にインプットしたうえで、たとえば、今話題の商品●●を、このターゲットに対して売るためにはどうしたらよいか、といった課題に取り組みます。

編集部

実際の参加者の声にはどのようなものがありましたか？

東出さん

「インサイトについて新しい学びがあった」という声は多くいただきます。インサイトとは、消費者自身も気づいていない隠れた心理や本音を指しますが、それをいかに見つけ出すかという、マーケティングの根幹にあたる講義になるので、最終的に広告業界へ行かない方にとっても、大変勉強になるのではないかと思います。

編集部

社会人の私にとっても大変魅力的ですね。叶うなら参加したいです（笑）。

東出さん

ありがとうございます（笑）。これからの時代、マーケティングに携わらない方のほうがむしろ少ないと思いますが、業界を問わずマーケティングの基礎が身に付く濃密な時間になるよう企画しています。

編集部

「ブレイクスルー」というタイトルに込められた想いはありますか？

東出さん

インサイトは、簡単には見つからないものだからこそ面白いと感じています。参加者が意見を出し合い、ぶつけ合って、すり合わせていったところに発見があり、3日間の過程でお互いの思考をめぐらせ、煮詰まったところから、実際にブレイクスルーする経験をしていただけるところから、このタイトルにしました。

オンラインサロン！？選考ではなく、企業理解を促したい

「jekiオンラインサロン～Media Marketing Base～」

オンラインサロンというユニークな形式をとっているプログラムです。1回90分で隔週行ない、計5回にわたり開催。各回にテーマが設けられ、30分でインプット、全体ディスカッションを経て、少人数ディスカッションの流れをとります。参加者同士のディスカッションが主となっていますが、大きな目的として、お互いが“話すこと”にあるのだそう。

東出さん

とてもカジュアルに行なっていることが好評をいただいています。どうしてもインターンシップ&キャリアは、選考の一貫と捉えられ「見られている」という感覚を強く持つ学生が多いですが、その感覚を薄くできるよう企画しました。

編集部

オンラインサロンを実施している企業を初めて知りました。参加者と隔週で継続的に会えるのも、よい関係性がつくれそうですね。

東出さん

ありがたいことに、こんなの初めてです！という声も多くいただきます。オンラインサロンの形式をとることで、自然に会社と学生が素を見せ合うことができます。早い時期に弊社の話をラフに聞いていただくことによって、企業理解が進むことも重要視しております。

クライアントの前で課題解決をプレゼン！？
本格ビジネスコンテスト

「ビジネスプランコンテスト CAMPUS」

他の企業とタッグを組んで行なうビジネスコンテストです。2022年はシヤチハタ株式会社、過去にはキヤノンマーケティングジャパン株式会社、アンカー・ジャパン株式会社、クラシエホールディングス株式会社、キリンビバレッジ株式会社と実施し、今年で６回目となります。対象の企業における課題に対して、アイデアを出しプレゼンします。

編集部

これは実際に御社の社員さんが、企業に対してプレゼンするのと同じですよね。かなり本格的！

東出さん

そうなんです。流れとしては、参加者自身で友人などとチームを組んでいただき、オンラインで配信されているオリエンテーションを見て締め切りまでに企画書を提出します。それ自体が選考となり、ファイナリストに選ばれたら一度プレゼンをしていただき、フィードバックを行ないます。そこから各チームで再度ブラッシュアップをし、決勝戦で最終プレゼンを行なうかたちです。

編集部

選考の時点でアイデアをたくさん練ることができるので、それだけでも大きな価値がありますね。

東出さん

はい。事業会社と広告会社の両視点で見られるのも、学生にとっては貴重な体験だと思います。去年のシヤチハタさんの最終プレゼンには社長にもご参加いただき、大変豪華なコンテストとなりました。

ひとりひとりの“人”を大切にする
温かい社風が魅力

これだけ多くのインターンシップ&キャリアを実施するのは、それだけ採用に重きを置いているということ。そこに、“人”を重要視して、同社ではたらくひとりひとりを大切にする姿勢を感じました。東出さんに伺うと、「広告会社は人材から出てくるアイデアが商品となるので、人材が財産です」とのこと。最後に、東出さんが考える同社で働く魅力についても伺いました。

東出さん

まず、数ある広告会社のなかで弊社がいいと思う部分は「コンパクトさ」ですね。大規模な企業が多いなか、弊社は1,000人程度。様々な案件に携われたり、商材を絞らず幅広い知見を得ることができ、社内のコミュニケーションも大変取りやすいです。
また、社風の面でよいと感じる部分は、柔らかい人がとても多いことです。いい意味で世話好きな人が多く、この点は実際にOB・OG訪問していただくと実感できると思います。後輩の面倒見がよい人ばかりで、自分が先輩にしてきてもらったから、自分の後輩にもそうしたい！というよい循環が根付いているように感じます。

2024年インターンシップ＆キャリア最新情報！
（※2024年6月追記）

ジェイアール東日本企画さんは、2024年もオンラインサロンやインターンシップを実施予定です。
最後に、2024年開催の夏インターンシップを2種とビジネスプランコンテストのご紹介をさせていただきます。

「jeki Breakthrough Project 2024」

Breakthrough、それはチームで考え、悩み、間違えながらも
「これだ！」という突破口を見つける感動の体験。
広告会社の型にはまらない、心を動かす企画を、仲間と共に創ろう。
エントリー締切：2024年6月24日（月）23:59

「jeki Next Momentum Project」

jekiは今年４月より山手線などJR東日本主要路線の車内サイネージを刷新し、“電車の中のテレビ局”TRAIN TVを始動しております。
この新しいプロジェクトをテーマに、マーケティングマインドやアイデア発想を体験いただきます。
エントリー締切：2024年6月24日（月）23:59

「第7回ビジネスプランコンテストCAMPUS」

今年は、生活家電メーカーのAQUAの課題にチャレンジいただきます。
（詳細は後日発表予定）

目的は、企業理解。
そのうえで“学び”を持ち帰ることができる

人材を大切にする姿勢のもと、多様なインターンシップ&キャリアを実施し、そのどれもが学生に何かしらの“学び”を与えていました。あくまで企業理解を深めて、学生自身との相性をはかってもらうことが目的。インターンシップ&キャリアの選考が通らなかったからといって、本選考には影響がないため、諦めずに挑戦する姿勢が大切です。同社の想いは、参加者の声にもあった「こんなに寄り添ってもらえる企業は他にはない」の言葉からも垣間見ることができました。

ジェイアール東日本企画

1988年創業。JR関連会社に限らず、広告、メディア、イベント、商業施設、官公庁、地方自治体など、多種多様なフィールドを舞台に、広告会社の枠を超えたコミュニケーション事業を展開。

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