商品が売れる仕組みを実践形式で体験できる!広告業界の仕事に触れるインターンシップ・仕事体験

私がレポートします!

田渕智(フリーライター)

世の中の物やサービスはどうやったら売れるのか?あらためて考えてみると、シンプルだけど深い質問だと思います。そんな売れるための仕組みづくりを実践的に体験してみよう、というインターンシッププログラムを行っているのが広告会社である東急エージェンシー。華やかに見える広告業界の実態はどのようなものなのか、過去のインターンシップに参加し、その後入社された現役社員3名の方にお話をうかがいました!

今回お話を聞いた社員さん

23年入社の丸山さん、柳さん、岸さん

23年入社の3名はいずれもインターンシップ(2021年12月実施分)の参加者。

インターンシップについて

実際に入社後に関わることになる、商品PRの課題についてグループで企画を考えて発表をします。

参加された3名の感想としては、『かなり実践的な内容』『入社後も本当にインターンシップでやった流れで仕事している』と、単なるイベントではなく入社後を想定したプログラムとして組まれていることがうかがえました。

コースの概要

全体で4日間(1週目2週目共に月曜日と金曜日)開催されます。

4~5人のグループに分かれて、与えられたテーマについて発表案をまとめます。
1週目と2週目でグループのメンバーは変わります。

初日 オリエンテーション(対面)
広告やマーケティングに関する基礎知識についての座学。学部や学科でマーケティングを学んでいない方でもしっかり頭に入る内容との参加者の感想です。

座学の後は、就活トレーニングプログラム。収集した情報を整理し、どのようにして相手にわかりやすく伝えるか、ワークをおこないます。

最後に、1つ目の課題オリエンとグループごとの作戦会議で1日目は終了となります。

2日目(対面)は課題発表。グループで考えた企画を発表します。発表後は、それぞれのグループに対して社員よりフィードバックがあります。

3日目(オンライン)は2つ目の課題オリエンと作戦会議、4日目(対面)課題発表と社員からのフィードバックで終了となります。

参加者の声・良かった点としんどかった点

インターンシップにご参加された3名の方に少しリアルなご意見をうかがいました。

田渕

内容をうかがうと、結構実践的なマーケティングの内容だと思うのですが、皆さんは大学などでマーケティングの勉強や準備はされていたのですか?

柳さん

全くしてませんでした(笑)

岸さん

柳さんと同じく、全く準備や対策はせずでした。

丸山さん

大学でマーケティングのゼミには所属していましたが、そこまでまじめには取り組んでいなかったですね。

田渕

ええ、その状況からわずか1週間で発表まで出来てしまうのはすごいですね!

柳さん

初日の研修というかオリエンテーションで、基本知識やどう取り組んだらいいかというやり方は説明してくれるので、それに従ってどうにかこなせました。

田渕

さすが大企業さんは研修の仕組み、内容がしっかりしているなと思いますね。
実際、インターンシップに参加してみて良かった点やしんどかった点をおうかがいしたいのですが、まずは良かった点からお話しいただけますか?

丸山さん

広告業界のインターンシップ参加は東急エージェンシーが初だったのですが、大学のゼミで学んでいたことよりも実践的なことが出来たと感じました。それによって実際に働くイメージが明確に湧いたのが良かった点だと思います。

もちろん、インターンシップでやることと実際の仕事では仕事の方が難しい部分はありますが、土台の部分を築けました。

柳さん

なんとなく広告業界に行きたい、ぐらいのぼんやりした気持ちというか迷いがあったのですが、迷いが消えたのがインターンシップに参加して良かった点ですね。
何をやるのか、どうやるのかというモヤっと分かっていなかった部分が明確になりました。

岸さん

インターンシップに参加した時に、実際のオフィスの中に入ることで働く環境を間近に見ることが出来たので、実際に働くイメージも湧きました。
もともと広告業界志望で、東急エージェンシーは志望度が高めだったのですが、さらにグッと志望度が上がりました。

田渕

ありがとうございます。
続いては人事の方もいらっしゃる中で少しお話ししづらいかもしれませんが、インターンシップに参加してしんどかった点についてお話をいただければと思います。

岸さん

特にこれが嫌だった、しんどかったというのはないのですが、グループワーク中にアイデアが出てこずに停滞してしまう時は少ししんどいなと感じました。
でも、それも今となってはいい経験だと思っています。

柳さん

参加者のみで自主的にオンラインで準備を進める火曜から木曜がしんどかったですね。方向性が合っているのかという不安、いいアイデアが出てこない時の焦りにしんどさを感じました。
でも、そこを自分たちだけで考え抜いて進めることが出来たのはいい経験、思い出になりました。

丸山さん

柳さんと同じく、参加者だけで進める時は方向性の不安がありました。それ以外には、自分がインターンシップに参加するのが初なのでオンラインでの会議に不便さを感じました。また、2週目の発表の商品が個人的に好きなものではなく、売り込みをどうするか苦労しました。
ただ、商品の売上を伸ばすために好きでない商品も好きになることが重要、と考え方を変えるいい機会になりました。

参加者の声・これからインターンシップに参加される方へ

田渕

皆さん、貴重なお話ありがとうございました。
最後に、今年2023年のインターンシップに応募される方へ向けて、このプログラムのココがおススメ!というのをお話いただけますか?

柳さん

何社か広告業界のインターンシップに参加したのですが、今思い返してみるとその中で一番現実(入社後)とのギャップが小さかったと感じています。
特に参加者だけで自主的に準備を進めていた火曜から木曜は自分で考えぬかなくてはいけない状況に置かれるのですが、そこは入社後にも活きてきます。
個人的には一番社会人の現実を体験させてくれたという点がおススメです。

岸さん

東急エージェンシーのインターンシップについては柳さんにほぼ同意します。
応募の時期(10-11月)から開催時期(12月)は就活や大学生活で忙しい時期だとは思いますが、そういった忙しい時期にこれまで接点がなかった人との出会いや課題に真剣に取り組むことで得られるものは多いので、是非多くの方に経験してほしいと思います。

丸山さん

課題発表は発表して終わりではなく、社員の方から直接フィードバックもいただけるので、実際に入社後の仕事の進め方にも活きてくると感じました。
インターンシップとはいえリアルな仕事の進め方を経験できるのが良かった点になります。

田渕

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
参加された方の生の声が聞けて大変有意義な時間となりました!

今回は人事の方ではなく、実際にインターンシップに参加された後に入社された方々からお話をうかがうことができました。

3名の方が皆さん口をそろえて『入社後の仕事とほぼ同じ流れでインターンシップの内容が組まれていた』とおっしゃっていたこともあり、とてもリアルな入社体験ができるプログラムであることが感じられました。

4日間という時間を多忙な就活のタイミングで挟むことには不安がある方もいらっしゃるとは思いますが、実際に入社後をイメージできる経験ができるのは貴重な機会だと思います。
ご協力いただいた人事企画部・梶さん、インターンシップにご参加された柳さん、岸さん、丸山さん、貴重なお話をありがとうございました!

株式会社東急エージェンシー

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