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後編では学生時代を振り返って「アルバイトの経験って役に立っている?」「あのときあれをやっておけば……」など、大いに語ってもらいました。
あわせて実施された、若手社会人100人を対象にしたアンケート調査の結果も公開。若手社会人のリアルな本音を感じてみてください!

『就職した先輩が直面した会社の実態とは?』興味津々の前編はこちら

座談会参加者

Aさん:
社会人2年目、外資系総合コンサルタントファームに勤務。学生時代に留学するなど行動派。

Bさん:
社会人3年目、飲料メーカーの営業職。学生時代は運動部で汗を流したバリバリの体育会系。

Cさん:
社会人3年目、広告代理店に勤務。学生時代は勉強よりも遊び優先なムードメーカー。

Dさん:
社会人3年目、システムエンジニアとして活躍中。学生時代から探求心溢れる研究者タイプ。

Eさん:
社会人2年目、編集プロダクションでライターとして勤務。学生時代はマンガ、アニメが大好きなサブカル男子。

学生時代は知らなくて、社会人になってから知った職種ってある?

Dさん

私の会社は海外のクライアントが多くて、海外からの依頼を翻訳しているチームが社内にあるって知って驚きましたね。

Cさん

確かに社内でも「こんな仕事をしている人がいるんだ!」っていう驚きがありますね。
広告業界だと数値の集計をする機会が多く、うちには「エクセル部隊」って呼ばれているエクセル作業の専門の人たちがいて、依頼したらすぐに集計用の仕組みをつくってくれるんです。これがめちゃくちゃありがたくて。エクセルを力にして生きている、すごい仕事をしている人がいるなって思いますね。

Aさん

私の場合けっこう規模の大きい会社にいるので、多数のプロジェクトが同時進行していて、社員数も多いんですよ。そんななかに、誰をどのプロジェクトにアサインするかっていうことだけを考えているチームがあるんです。
誰かがプロジェクトに入っていない状態になったら、その人を必要としているプロジェクトにマッチングさせるっていう、完全に裏方なんですけど、めちゃくちゃ能力が求められるらしいです。

Eさん

おお~、大企業っぽい職種ですね。

Bさん

月並みですけど、いろんな人の仕事で成り立っているんだなってあらためて感じますよね。取引先と会話をするようになって初めて知った職業もたくさんあります。学生時代はざっくりとした職種しか知らなかったけど、実際はかなり細分化されているというか。

Cさん

それはありますね。広告業界だと、媒体ごと専門の広告会社がいっぱいあるんだって驚かされました。職種としてまとめてしまえば一つなんですけど、実際は会社ごとに強みがあって、専門性の高さがありますよね。

Eさん

自分の場合はちょっと違うかもしれないんですが、いまの仕事に疲れて「転職するなら次はどんな仕事を……」とか考えたときがあって。現実逃避もありながら、昔から好きだった動物園で働きたいなと思ったんですよ。
そのときは、「いまさら学校に通って資格を取るのは大変だな」って思ったんですけど、よく考えてみたら動物園にも事務や広報の部署があって、専門の学校を出ていなくても働ける場所があるんですよね。

Bさん

確かに。灯台下暗しというか。

Eさん

学生のころに気づいていたら、人生変わっていたかも(笑)。

学生時代には知らなかった職種に驚かされた人も多いようです。職業・職種は千差万別。もしかしたら自分が知らないだけで、世の中には本当に自分にピッタリな職種が存在するのかも?

アルバイトの経験って、就職してから役に立っている?

Dさん

学生時代にいろんなアルバイトをしてきたなかで、私は人と話すのが好きだし得意なんだなって自覚していたんです。実際にそのあと、プロジェクトマネジメントという、チームのみんなと話し合って方向性をまとめる職についたときに、その経験が活きているなって思った瞬間がありました。スキルとしては直接つながってないけど、役に立ったなって。

Bさん

自分は引っ越し屋で長くアルバイトをしていました。そこでは学生が少なくて、周りに年上の人が多かったんです。そこで年上の人と話すのに慣れたかもしれませんね。

Cさん

コミュニケーションでいうと、私は出版社でアルバイトをしていて電話番もやっていました。電話をかけてくる人は相手が社内の人かアルバイトかなんてわからないから、受話器を取った瞬間にすごい勢いで話してくるんですよ。そんな環境だったので、電話対応のスキルはかなり上がりましたね。
会社に入ってからも社外の人と電話するときに焦らないし、誰よりも早く電話を取る新卒だったので、そこはみんなより一歩先にいった感じでしたね。

Aさん

私は正直、アルバイトの経験がいまに役立っているとは思っていないです。いまの職種には全く関係ないので、経験が活きているかっていわれると……。
でも、ちゃんと求められた結果を出さないといけないっていう責任感は、アルバイトの経験をとおしてつくられた気がします。アルバイトやインターンをしていたら言われることだと思うんですけど、お客さんからしたら相手がアルバイトかどうかなんか関係ないんですよね。

Eさん

それはあるかも。「経験」というより「マインド」の話ですよね。確かにスキルとしては役に立っていないけど、社会人としての心構えは学べた気がします。アルバイトが社会に出る一歩手前の準備運動みたいになったのかなって思いますね。

「はい」が100%になるかと思いきや、経験が役に立たなかったと感じる人が30%もいました。しっかりとした目的を持って取り組まないと、意外と役に立たないのかもしれません。

ズバリ「学生時代にやっておけば良かった」ことは?

Cさん

寝てばっかりいないで、遊んどけば良かったなって(笑)。

4人

(笑)。

Aさん

本当にそうですよね。もちろん友だちと飲みに行くのもアリですけど、旅行とかでいろいろなところに行って、新しいことを発見したり、それに挑戦したり、そういうものも全部ひっくるめて“遊び”として、出し惜しみせずに経験しておけば良かったって思います。

Dさん

出かけるだけじゃなくて、もっと映画をたくさん見たり、漫画を読んだりして、自分の好きなものを突き詰めておけばよかったなって感じることもありますね。

Bさん

それもありますよね。社会人になったら自分の時間が増えると思いきや、案外ないんですよ。

Eさん

一人暮らしを始めたら特にそうですよね。家事にけっこう時間使うし、仕事終わって帰ってきたら疲れて寝ちゃうし。

4人

それだね(笑)。

大学1、2年生に向けてメッセージをお願いします!

Dさん:
私はいまの仕事に対して、かなり前向きに頑張れています。それは「就活を頑張ったからじゃないかな」って感じることがあるんです。

就活のとき、希望の業界で働いている人にいろんな話を聞くことを心がけていたので、入社してもあまりギャップがなかったのがいい結果になっていると思います。たくさんの人に話を聞く機会を大事にしてください。

Bさん:
社会人になってみると、やっぱりしんどいことはあります。これはどの業界に行っても同じだと思います。でも、「しんどい」って思いながら働くのは本当にしんどいので、「どこに面白いところがあるんだろう」って、つねに自分で考えながら働くマインドを持つのが重要だと思います。

そういう好奇心って早い段階から培っていくものだと思うので、いまから多くのことに興味を持って取り組んでみてください。

Cさん:
正直、大学1、2年生のころは社会人なんて遠い存在だと思っていました。卒業して4月から急に社会人になって、すごくそわそわしましたね。授業を受けているだけで生きていける世界じゃなくなったんだな、みたいな。

急に切り替えるのはかなり大変だと思うので、いまのうちから徐々に社会人になることを意識して頑張ってください!

Aさん:
私は就活のときに自己分析を頑張りました。就活がうまくいった先輩にやり方を聞いたり、手伝っていただいたり。とにかく自己分析をやってやってやりまくりました。

そのおかげで、自分が求めていること・いないことがはっきりした状態で就活できたので、いまの会社で特に大きな不満もなく働けています。振り返ってみると自己分析はすごく大事だったなって思います。

Eさん:
就活も大事ですけど、まずは充実した学生生活を送るのも大事かなって思います。やっぱりあの時代の経験がいまにつながっていると思うし、活力になっているんじゃないかな。

学生時代にどれだけ遊びつくしたと思っても、社会人になったら「もっと遊んでおけばよかった」って感じると思うので(笑)。コロナもあるのでなかなか難しいと思いますけど、充実した学生生活を送ってください。

若手社会人が実際に直面した会社でのアレコレが
率直に語られた前編はこちら

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