(株)エネサンス東北（エネルギー部門）

大学時代に総合政策学部の環境コースを専攻していた私は、地球の環境問題や自然エネルギーについて学んでいました。そのような経緯から、電気やガスという生活を支える業界に興味を抱き、就職活動中はインフラ企業の個別会社説明会に多く参加していました。そのなかで当社に惹かれたのは、「ワークライフバランス」が整っていたからです。業界についてイチから学べる研修制度や設備が整っている点、家賃を8割負担してもらえる福利厚生など、長く勤められる環境に魅力を感じました。 また、当社の説明会で「自分の長所を他人に聞いてみよう」というワークシートを受け取り、大学の先生や友人に普段は聞きにくい自分の長所を他人から聞くことで、自分の良さや適性を考えるきっかけとなりました。小さなことかもしれませんが、このように企業と就活生のミスマッチを減らす取り組みから、人を大切にしている企業という印象を受けたことも当社を選んだ理由の一つです。

企画部に所属し、入社時や退職時の社会保険手続き、そのほか人事労務に関わる業務を担当しています。1年目の現在は社会保険関係や社宅の手続きがメイン業務ですが、手続き方法や社則について、社内・社外問わず多くの問い合わせがあるため、勉強をしながら取り組む毎日です。自分で調べて分からないことがあれば、先輩や上司がすぐに相談に乗ってくれるので、とても働きやすい環境です。また、最初は緊張続きだった電話応対も、毎日多くの電話を受けることで慣れてきました。今後は一層重要な給与や勤怠を管理するステップに進むので、一つひとつしっかりと学んでいきたいと考えています。

最近は社会保険や人事社則等の問い合わせが徐々に増えて、人事担当者としての責任を感じています。問い合わせをいただいた方から「ありがとう」や「助かりました」といったお言葉をいただくと、やりがいを感じます。しかし、まだまだ分からないことが多いため、先輩や上司へ相談したり、調べてお電話を折り返したりすることも。スムーズな対応ができないときや、時間がかかり迷惑をかけてしまったときは、力になれずに申し訳なく悔しい気持ちになります。そのときの悔しさをバネに、次は答えられるように頑張ろうという気持ちが、モチベーションに繋がっています。また、企画部で担当する人事労務の業務は、これからの人生に役立つ一生ものの知識です。一人の社会人としても成長できる職種ではないでしょうか。

早く業務に関する知識を深めて、問い合わせに素早く正確に対応できるようになることが当面の目標です。社会保険や人事関係の内容はもちろんのこと、社員の皆さんに「何か分からないことがあったら聞いてみよう」と思ってもらえる、相談窓口のような存在になれるように努めていきます。次のステップである給与の管理は、特に知識や細心の注意が必要な部分なので、気を引き締めて臨みたいと思っています。学生時代と比較すると、優先順位を考えてスケジュールを組み立てる方法が身につき、時間の使い方が上手になったと実感しています。また、初めての業務ばかりで、自信が持てない部分があるので、仕事を覚えることで自信を持って皆さんのサポートができるようになりたいですね。

就職活動は自分と向き合う、良い機会だと思います。私も就職活動をするまで、自分の長所や短所を考えたり、経験を振り返ったりする機会は多くありませんでした。自分は何がしたいのか、譲れない条件は何かよく考えて、納得ができる選択をしていただけたらと思います。自分には無理だと決めつけず、興味があったら積極的に説明会に行ったり、エントリーしてどんどんチャレンジしてください。面接も経験すればするほど、上手になりますよ。また、私は大学3年生の夏ごろからインターンシップにも参加しました。企業で働くイメージをつかむうえでも、大切な経験だったと思うので、ぜひインターンシップなども活用してください。ほかにも、学生時代に環境活動の一環でバリ島へ行き、現地の大学生と一緒にゴミの分別を広める活動をした経験も、社会人になった現在、新入社員プレゼンテーションの際に役立ちました。学生時代の幅広い経験が社会人になって役立つので、どんなことでも積極的にチャレンジしてください！