最終更新日:2024/9/12

高見(株)【TAKAMI BRIDAL/TAKAMI GROUP】

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 冠婚葬祭
  • 外食・レストラン
  • アパレル(メーカー)
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都、京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ウエディング事業から、ライフスタイル全般を手掛ける企業への転換をめざす

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100年かけて磨き上げた歴史を、次の100年へ

ドレスサロンを運営するマネージャー、お客様へ衣裳を提案するスタイリスト、TAKAMI BRIDAL全体のブランドイメージを構築するブランドマネジメント。それぞれの仕事のやりがいを聞きました。

中尾 浩之(左)
コスチュームDiv. TAKAMI BRIDAL KOBE マネージャー
2012年入社

武鑓 紗代(右)
コスチュームDiv. 販売促進
2010 年入社

手塚 莉生(中)
コスチュームDiv. TAKAMI BRIDAL AOYAMA チーフスタイリスト
2017入社

先輩たちの仕事場拝見

社会人になってスーツの奥深さに魅了されました。キャリア職で入社した頃はテーラー担当の自分を想像できませんでしたが、好きな仕事に携われる喜びを感じています/中尾
TAKAMI BRIDALのラインアップを全国の方々に見ていただくパンフレットなので、決して妥協せず、「これでベスト!」と思えるものを制作するよう心がけています/武鑓
私がデザインしたドレスが今でも人気と聞き、嬉しいの一言です。一生に一度の日に「あなたが担当で良かった」と言われるような接客を日々心掛けています/手塚

【TAKAMI BRIDAL KOBE マネージャー】マネージャーとして、一人ひとりに向き合う姿勢が大切です

若いうちからやりがいある仕事を任せてもらえる会社で働きたいと考え、TAKAMI BRIDALを選びました。TAKAMI BRIDALは男性社員の比率が低いので、幅広い業務を担えるのではと期待したのです。ブライダル業界に強い関心があったわけではありませんが、一生に一度の晴れの日をお手伝いできる仕事には、やりがいを感じていました。
入社後はレンタル衣裳の営業として京都を中心に式場やホテルなど既存のお客様を訪問し、新規開拓も担当しました。TAKAMI BRIDALは京都の呉服店が発祥なので、関西ではどこへ行っても「TAKAMIさん」と親しみを込めて呼ばれ、知名度の高さを実感しました。4年目にはセールスマネージャーとして管理職となり、5年目にはショップマネジメントを経験。6年目には大阪へ異動し、KNOX & TAYLORの新店舗を立ち上げました。すでに東京で成功していたブランドの大阪初出店です。
KNOX & TAYLORはオーダーメイドタキシードの専門店です。お客様の体型に合わせてお仕立てするのはもちろん、その方に合ったデザインのご提案も大切です。提案がぴったりとはまり、喜んでいただけたときは嬉しいですね。私は社会人になってから、毎日着るスーツの魅力に気づき、夢中になってしまいました。その気持ちを生かし、多くの方々のお役に立てる仕事は、本当に楽しかったです。大阪の店舗運営を軌道に乗せた後は再び京都へ戻り、2022年には初めて東京へ異動しました。現在はTAKAMI BRIDAL KOBEでドレスサロンの運営を行っています。
大阪、京都、東京の三都市を異動して感じるのは、土地ごとに異なるお客様のキャラクターです。しかし、私が経験してきた営業職、マネジメント職、そしてスタイリスト職のいずれも、コミュニケーション力が必要な仕事です。一方的に話を伝えるのではなく、お客様の想いに配慮した接し方を心掛けていく姿勢は、どこでも変わらず大切だと感じています。
TAKAMI BRIDALには女性社員が多いためか男性社員は何かと注目されがちですが、私はそこをむしろ前向きにとらえています。職場をまとめるうえでは女性と男性の考え方に相違がある場合もありますが、どんなに忙しくてもまずは話をじっくり聞いて自分なりに考える姿勢を、マネージャーとして心掛けています。
【中尾 浩之】

【ブランドマネジメント】TAKAMI BRIDAL全体のイメージづくりを担います

入社後はTAKAMIブランドのスタイリストとして経験を積み、関西地域の数店舗を異動して店舗運営も経験。その後はインポートブランドの大阪初出店に携わり、ニューヨークへの買い付けも行いました。2022年からはこれらの経験を総合的に生かし、TAKAMI BRIDAL全般のブランドマネジメントを行っています。
私は主に店舗のVMD管理と、衣裳のパンフレット撮影やSNSへの投稿を担当。ドレスのブランドごとのコンセプトに沿った撮影シチュエーションを決めてモデルをセッティングし、TAKAMI BRIDALのイメージづくりをしていきます。TAKAMI BRIDALはひとつの会社ではありますが、ブランドごと、式場ごとに、お客様が求める雰囲気は異なります。伝統的な結婚式場ならかっちりとしたラインのドレスや和装、ガーデンウエディングならカジュアルな雰囲気の衣裳と、幅広いニーズに応えられるようプロデュースをしています。
インポートブランドの買い付けは個人的には楽しい経験でしたが、自分の好みで選ぶのではなく、お客様の好みや傾向を分析して人気が出そうな商品をセレクトするセンスが必要でした。TAKAMI BRIDAL全体のブランドマネジメントを手掛ける今は、世間の流行に合わせてドレスを揃えるのではなく、TAKAMI BRIDALが創り出す「流行」が大切なのだと考えています。良い商品を揃えれば、お客様が喜んでくださり、SNSなどで発信してくださいます。こうした流れの中でTAKAMI BRIDALの知名度がより高まっていく……、そんなブランディングを行いたいと考えています。
学生時代はブライダル業界以外にマーケティングにも興味がありましたが、TAKAMI BRIDALを訪問して社員の方々と話をしたときに人を幸せにできる仕事に惹かれ、「この人たちと働きたい」と感じました。私の性格上、さまざまなタイプの店舗を異動し、地域性や客層、式場や会場の雰囲気に合わせて、ドレスや和装などのスタイリングを常に新鮮な気持ちで勉強できた環境が良かったと思います。こうしたすべての経験がTAKAMI BRIDALのブランディングとマーケティングの業務につながっている今、大きなやりがいを感じています。
【武鑓 紗代】

【チーフスタイリスト】お客様の1日を一緒に作り上げる喜びを感じています

学生時代にアルバイトをしていたホテルでウエディングを見る機会が多く「おめでとう、があふれている仕事は素晴らしい」と感じました。授業でも染色からの服作りを体験して関心があり、専門職のスタイリストを志望しました。
TAKAMI BRIDALでは年1回、スタイリストがドレスのデザイン画を描いて商品化をめざすコンテストがあり、私のデザインも商品化されました。多くのお客様をスタイリングしてきた経験から「フリルのボリュームがもっと欲しい」「この会場にはこんなデザインが合う」などのアイデアを実現したものです。このドレスをSNSで紹介すると、「イメージ通りのドレス」とすぐに反応してくださったお客様が試着のためご来店されました。このお客様を私が担当することになり、何度も打ち合わせを重ねて挙式当日を迎えました。私はその日に思い切って「実は私がデザインしたドレスなんです」と打ち明けると、花嫁様はとても喜んでくださりました。本当に忘れられない思い出になっています。
ウエディングにはさまざまな準備が必要ですが、最初に始まるのがドレス選びと言えます。情報過多で悩んでしまうお客様も多いので、「この式場ならこの形のトレーンが映えますよ」「このお花を持つならこのドレスが合いますよ」とスタイリストから提案をしていく姿勢も大切です。そしてドレスだけでなく、ときには会場全体のコーディネートを提案するなど、ウエディングプランナーとの連携も必要です。
お客様からは「TAKAMI BRIDALはスタイリストが丁寧に対応してくれる」と評価いただくケースが多いと感じます。TAKAMI BRIDALではお客様が気になったものを実際に着ていただき、お花や髪型のコーディネートを試しながら似合うものを一緒に探し、喜んでいただけるように取り組んでいます。
今後はこれまでの経験を生かして新入社員や若手社員の教育を担当し、ドレス製作なども行いながら、専門職としてのスタイリスト職を極めていくのが目標です。
【手塚 莉生】

学生の方へメッセージ

中尾/私は京都と大阪、東京での勤務を経験し、現在は神戸にて仕事をしています。場所が変わると人の考え方も変わります。多くの人に関わりさまざまな考え方を知ると、人間としての幅が広がります。それは仕事の幅につながっていくので、異動を希望できる環境があるならぜひ経験してほしいです。自分のやりたいことを実現できる道が、TAKAMI BRIDALのキャリア職にはあると思います。

武鑓/ブライダルは華やかな世界ですが、私には専門知識があったわけではありません。TAKAMI BRIDALは呉服店が発祥なので和装も学べますし、万全の研修制度があるので必要な知識は入社後に充分に身に付きます。また私たちは、これまでの経験を余すところなく伝え、皆さんの成長を全力でサポートします。ドレスやインテリア、ショップのVMDに興味があれば楽しく働けると思います。

手塚/ブライダル業界を中心に会社訪問し、インターンシップにも参加しましたが、TAKAMI BRIDALではお話をした社員の方々の姿がキラキラと楽しそうに映りました。学生の私たちに対しても対応がとても丁寧で、ブライダル事業で人気企業になるには、こうした姿勢がとても大切なのだと実感できました。実際に会社を訪問し、社員に接する機会を存分に有効活用してください。

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「人の役に立つ仕事に携われる、それが喜び」と語ってくれた3名。入社後の研修を通じて高い専門性を身に付け、それぞれがプロフェッショナルとして活躍している。

マイナビ編集部から

TAKAMI BRIDAL の発祥は100年前に京都の地で創業した呉服店。昔も今も変わらず、お客様に真摯に向き合い、良い商品をご提案し、喜んでいただくことがTAKAMI BRIDALのクルー全員のやりがいだ。2022年には一人ひとりがこのやりがいをさらに追及できるよう、人事制度を大きく刷新したそうだ。年功序列的な側面が残っていた古い制度を撤廃し、若い人材がより活躍できるよう真の実力を評価する仕組みを構築。昇給は年2回になった。従来多くの職種が含まれていた総合職も廃して、キャリア職、専門職、技術職に区分したため、職種ごとにめざすキャリアや目標がより明確になっている。
店舗マネジメントや経営幹部をめざすキャリア職の選考では、TAKAMI BRIDALで実現したい仕事をプレゼンテーションする必要があるそうだが、本気で経営志向を持つ人にとっては挑戦しがいがあるだろう。専門職にはウエディングプランナー、スタイリスト、営業事務などが含まれ、技術職にはフローリストや調理師などが含まれている。
幾多の変遷を経て100年の歴史を築いてきたTAKAMI BRIDALは今後、ライフスタイル全般を手掛ける企業への転換を図る方針だという。伝統を重んじながら、新しい未来へ歩みを進める。そんな企業の将来を、楽しみにしたい。

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レンタルドレスショップは全国に約80店舗を展開。スタイリストの意見を集約して製作される新商品のほか、インポートブランドから伝統の和装までが豊富に揃う。

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