(株)ケー・エフ・シー【東証スタンダード市場上場】

主に住民税に関する役所との手続きや、住所・通勤経路の管理、その他給与に関する毎月の変更データの入力などを担当しています。
住民税の処理は、5月頃に社員一人ひとりのデータが各自治体から一斉に届きますので、その内容を確認し、毎月の給与から天引するために給与システムに反映させます。入退社があればその都度、各自治体へ異動に関する手続きを行います。
住所・通勤経路の管理は、転勤・転居や交通機関の運賃改定等があった際に行います。規程に則って通勤定期代を支給するために、申請内容の妥当性をチェックします。また、定期代の払い戻し額や追加支給の精算を行い、精算内容がわかるように精算額の内訳書を作成し、社員へ配布します。
その他、諸手当や生命保険料など、その月々で発生する支給・控除（給与天引）の変更内容を給与システムに入力したりと、社員の給与に関する処理を行っています。

社員の方々の給与に直結する仕事や、役所とやり取りする仕事が多く、常に責任が伴う点はプレッシャーでもあり、やりがいでもあります。特に住民税の処理や年末調整など、ほぼ全社員の給与に関係する業務を短期間に行う際は、複数人で何度もチェックを重ね、間違いのないように進めます。また、そういった個人の納税や手続きについて、総務部が国や役所との窓口になっているため、社員の方々から質問をいただくこともあり、日々勉強の必要性を感じます。しかしその分、無事に手続きが完了した時や社員の方からの質問にスムーズに応対できた時は達成感や充実感を感じることができます。

私は、一般の方々が生活をする上であまり目にする機会はないけれど、日本の社会を支えている所謂「縁の下の力持ち」のような企業を中心に就職活動をしていました。ケー・エフ・シーもその１社で、事業の柱がファスナー製品や建築資材、施工管理であるため、自社の商品そのものが一般の方々の目に映ることはあまりありません。ですが、トンネルや高速道路を利用する方々の安全を、「製品」や「工法」で陰から支え、交通インフラにとって必要不可欠な存在であるところに惹かれました。そして、実際に働いている中で、現場での安全管理の徹底や、常時安全意識の向上に取り組む姿勢を拝見し、トンネルや高速道路を利用する方々だけでなく、現場で作業をする方々の安全にとっても同様に必要不可欠な存在だと感じました。

会社の規程や役所との手続き上の規則など、まだまだ調べながら取り掛かる業務が多く、日々の勉強の必要性を感じるます。もうすぐ「一年目」ではなくなるので、一度携わった業務やそれに関連する業務は、適宜周囲の方々の力をお借りしながら、できる限り独力で対応できるよう、少しでも時間がある時に実際の業務と関連付けながら勉強したいと思います。
また、単純に業務を遂行するだけでなく、関わってくださる方々への気配りを普段から心掛け、業務の改善やよりスムーズな業務の遂行に貢献できればと思います。