(株)昭和システムエンジニアリング【東証スタンダード市場上場】

銀行の輸出入取引や外国への送金業務を中心とした、海外の銀行との直送業務を補助するためのアプリケーションの保守・開発プロジェクトへ参画しています。顧客は地方銀行になり、実際に使用するのは銀行内の国際業務等を行う部門の方になります。プロジェクトは大きく現行保守と次期開発に分かれており、私は主に次期開発のほうを担当しています。自身の役割としては当社内のリーダーとしてお客様と作業調整や、チームメンバーの作業サポート・チェックなどの管理が中心になります。

以前担当していた公共インフラを担うお客様の現場では、定期的に過去の障害事例を共有する機会がありました。窓口へお客様が殺到するようなニュース映像などもあり、ひとつの障害が最終的に一般の利用客へどのように影響が出るかという事を実感することとなりました。日頃業務にあたっていると目の前の作業に集中するような形になり、実際にシステムを使う側のことまでなかなか頭が回らないのが現実かと思いますが、認識を改めさせられる経験になったと感じています。

就職活動を始めた際には他業種の会社も資料を取り寄せたり、説明会に参加したりしましたが、新しい技術に触れ、それらを吸収していくという変化の部分に惹かれました。

プログラマー、SEというと、コツコツと自身に割り当てられた作業に打ち込む・・・というようなイメージをもたれているかもしれませんが、多くの場合チームで作業しますし、お客様もいますので、大切なのはコミュニケーションかと思います。プログラミング等のテクニカルな部分を磨いていくのも勿論大切ですが、コミュニケーションなどのヒューマンスキルは日々の業務や、人と接する上での土台になる部分ですので、そちらも磨いていってください。