最終更新日:2024/7/19

(株)栗林商会

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 海運
  • 商社(建材)
  • 損害保険

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

チームやグループのつながりが強く、20代や30代の先輩がいつもそばにいてくれます。

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貿易や建設業を支える安定企業でキャリアアップを実現。

港湾運送、通関、商事、保険、旅行など、栗林商会では各部門の社員が専門性を発揮して働いています。ここでは各部署の先輩社員に、仕事の大変さややりがい、キャリアの歩みなどをうかがいました。

【写真右から2人目】
苫小牧支社 運輸営業部営業課
係長 土井大樹さん(2010年入社)

【写真左】
本社 保険部
尾野裕磨さん(2019年入社)

【写真右】
本社 総務部人事課
菅田弥玲さん(2022年入社)

【写真左から2人目】
本社 総務部人事課
千葉紀佳さん(2021年入社)

仕事のやりがいやこだわりは?

プライベートで買い物をしていると、自分が輸入を担当した商品をお店で見つけることがあります。日本の物流や産業に貢献している実感がありますね。(土井さん)
保険の仕組みや今後の動向について日々勉強を行い、お客様に最新の情報をお届けできるように、様々なニュースをチェックしています。(尾野さん)
オフィスに貨物船の入出港のスケジュールが出ていたり、英語を使って仕事をしている社員がいたり、職場の環境から世界を身近に感じています。(菅田さん)

刻々と変わる状況に臨機応変に対応しながら、暮らしに欠かせない物流を支えています。

島国の日本では、海外との貿易は船による海上物流が大きなウエイトを占めています。当社の運輸営業部は、港湾運送、通関、船舶代理店、トラック運送などの業務で、海の物流をトータルにサポートしています。

このうち私は、苫小牧港を拠点に乙仲(おつなか)と呼ばれる業務を担当。荷主、船会社、船舶代理店といったお客様との窓口になり、輸出入の手続き、荷物の保管、配送の手配といった幅広い仕事をしています。過去には中古船を1隻丸ごと輸出したり、海外の高級車をコンテナで輸入したこともありました。スムーズな輸出入ができるように、隣の部署の通関課と常に情報を共有しながら仕事をしています。

輸入した荷物はトラックを手配して、道内各地の目的地まで配送します。悪天候でコンテナの積み下ろしができなかったり、ドライバーや荷役スタッフの人手不足で作業が遅れたりといった問題で頭を悩ませることもありますが、お客様の希望に合わせて荷物をお届けできたときは喜びを感じますね。

私のキャリアは、室蘭本社の運輸営業部からスタートしました。製鉄所で使われる鉄鉱石や石炭の輸入など実務を通じて業務を学んでいきました。5年目に現在の苫小牧支社に異動してからはコンテナ貨物が中心となり、通関業務も経験しました。通関では、ちょっとした品目の違いで関税の金額が大きく変わるので責任を感じましたね。通関の書類は英語で書かれているので、意味の分からない単語はネットで調べたりしながら知識を増やしていきました。

この仕事は、船やトラック、荷物の状況が日々刻々と変わり、同じ業務の繰り返しというわけにはいきません。しかし、1つ1つの経験を知恵にして成長することができました。職場では係長として部下や後輩のサポートにも力を入れています。自分のアドバイスで「問題が解決した」「仕事がやりやすくなった」と言ってもらうとうれしいので、もっと頼られるようにさらに成長していきたいです。

(土井さん)

万が一のリスクを予測して提案ができるように、お客様のビジネスの理解を深めていきたいです。

私が所属する保険部では、自動車保険、火災保険、賠償責任保険など、企業向けの損害保険や、がん保険などの生命保険をメインに扱っています。お客様は建設業、運送業、観光業、小売業など幅広く、契約更新や新しい保険の紹介といったルート訪問をベースに営業活動をしています。

また、グループ会社の保険も私たち保険部がカバーしています。グループには運送業の会社が多く、トラックもたくさん所有しているので、自動車保険や貨物賠責保険などを提案しています。社員向けに事故防止の勉強会を開くこともあります。

先輩や上司には、「保険を売るのではなく、リスクのコンサルティングをするのが保険営業の仕事だよ」と教えてもらっています。商談のときには「こうした事故が起きたときは、どのような対策をしていますか?」とお客様にヒアリングをして、心配な部分をカバーする保険を提案しています。

いい提案をするためには、保険のことはもちろんですが、お客様の事業内容や仕事内容を深く理解することが欠かせません。
目に見えないものを提供するのでお客様がイメージしやすいよう具体的に話すことを心掛けています。

保険部のメンバーは総勢15人です。室蘭の本社のほか、苫小牧、札幌、東京の各支店にもメンバーがいて、テレビ会議をつないで勉強会などもしています。保険会社や保険代理店で働いていた経験者の方も多く、業界の詳しい話が聞けて刺激的な日々を過ごしています。
私が栗林商会に入社した理由の1つが、事業内容が多岐にわたり、さまざまな業種の方と触れ合うことが出来ると思ったからです。実際にグループ会社や社外のお客様と接する機会も多く、自分がイメージしていたような働き方ができています。

(尾野さん)

栗林商会の魅力は、温かくて個性的な「人」。仕事体験や説明会で確かめてください。

私は室蘭出身で札幌の大学で英語を学び、就活では航空業界をめざしていたのですが、コロナ禍の影響もあって思うような就活ができない状況でした。海外と関わる仕事ができる会社を探していたところ、物流業界に携わっている栗林商会と出会いました。130年も続く伝統のある会社ということで、最初はお堅いイメージがあったのですが、説明会や選考に参加してみると、親しみやすく温かい社員さんばかり。自分の性格にも社風が合っていると感じて就職を決断しました。

入社後は人事課に配属になり、来客対応、電話対応、採用活動、社内報の記事作成、社内行事の企画と、いろいろな仕事を経験し、メインで担当しているのは従業員の勤怠管理や交通費の計算です。約300人の従業員がいますが、毎月の大切なお給料に関わってくるので間違いのないように計算をすることがいまのやりがいです。

2年目からは1日仕事体験や企業説明会で学生のみなさんと接する行事に参加する予定なので、会社概要などをわかりやすく説明できるようプレゼンスキルも磨いていこうと思っています。誰かに説明するためには、自分がよく理解していなければいけないので、さまざまな部署の社員とコミュニケーションも取って、仕事の大変なことや面白いところを聞いてみたいと思っています。

また当社の人事課は6人で仕事をしています。社会人野球と両立している先輩や、何でも知っている物知りな先輩など、個性的で会話の絶えない和気あいあいとした職場です。1人1人が担当業務を持っていますが、ミスのないようお互いに確認をするなど、一つのチームとして仕事と向き合っています。

そして、栗林商会で働いてみると賞与や燃料手当の他、福利厚生も想像以上に充実していて、社員を大切にしてくれることに驚きました。有給休暇もしっかり取得できる体制が整っており、とても働きやすい環境だと感じています。仕事とプライベートのメリハリをつけて働けるところも当社の魅力の一つだと思います。

(菅田さん)

学生の方へメッセージ

私が感じる栗林商会の魅力は、老舗企業でありながら若い社員が多いところです。職場には年齢の近い先輩が多く、なんでも話し合えるような風土があります。分からないことがあればその都度アドバイスをしてくれる環境なので安心して仕事に取り組めると思います。

1日仕事体験や企業説明会も、私たち若手の採用チームが担当しているので、学生の方と同じ視点で話をできると思います。その1日仕事体験では当社の様々な部門の仕事を体験してもらっています。各部門の先輩社員が仕事の説明をしてくれて、予備知識がなくても面白さや大変さを知ることができます。また企業説明会も各部門の先輩社員がリアルな話を伝えています。

「貿易に関する仕事は、英語ができなくてはだめなのでは」という先入観を持っている方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。実際に入社してから実務を通して英語を学び、数年後には貨物船の外国人の船長とやりとりをすることがよくあります。先輩たちがしっかりサポートするので、前向きな姿勢や好奇心を大切に成長してください。

本社総務部人事課
千葉紀佳さん(2021年入社)

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多角的な事業が補い合って、コロナ禍でも安定経営を続けているところも強みです。室蘭の港まつりに参加するなど、地域の活性化にも貢献しています。(千葉さん)

マイナビ編集部から

130年の歴史があり、「マルシチ」の屋号で有名な栗林商会。社内には、海や陸上の物流を手がける運輸営業部門、ゼネコンなどに建設資材を販売する商事部門、室蘭の製造業を支える現業部門などがあり、専門的な知識や技術を発揮して社員が働いていた。

室蘭洋上風力関連事業推進協議会(MOPA)で進めている洋上風力発電プロジェクトにも、グループを挙げて取り組んでいる。「実際にプロジェクトが動き出せば大規模な事業になります。これから入社する方も貴重な経験ができるでしょう」と総務部副部長の安藤仁さんはやりがいの大きさをアピールしていた。

入社後は30歳前後で主任、40代中盤で課長と昇進していくのが一般的なキャリアステップ。部署によっては通関士や建築士、施工管理技士などの資格を取って仕事の幅を広げていくこともできる。異動の希望も含め、自分の意見を会社に伝えることができる自己申告制度があったり、産休育休からの復帰後も、働きやすい職場環境が整備されているなど、将来のビジョンに合わせてキャリアパスを描ける環境だ。

どの部署にも年齢の近い先輩がいることや、会社の事業が安定していることも大きな安心材料だ。グループ合同の研修があったり、子育てサークルなどで交流ができたり、グループのつながりも強い。社会人として働き出すといろいろな心配や不安があるかもしれないが、この会社なら自分のペースで無理なく成長できるはずだ。

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職場の世代ギャップが生まれないように新卒採用に力を入れていて、各部門で20代や30代の若手が働いている。年齢の近い先輩はキャリアアップのモデルにもなる。

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