最終更新日:2024/7/31

公益財団法人新国立劇場運営財団

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 芸術関連
  • 芸能・映画・音楽
  • 公益・特殊・独立行政法人
  • イベント・興行
  • 財団・社団・その他団体

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 5年目以内
  • 法学部
  • 事務・管理系

日常に自然と根付くような劇場にしたい

  • R.O
  • 2017年採用
  • 慶應義塾大学
  • 法学部
  • 広報室

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名広報室

  • 勤務地東京都

新国立劇場運営財団を志望した理由

小さい頃からオペラが好きでしたので、私にとっての最大のご褒美は劇場に連れて行ってもらうことでした。とりわけ新国立劇場は、私の人格形成の基盤となる体験や感動の多くを与えてくれた、今も昔も唯一無二の大切な場所です。そんな劇場で、一生涯舞台芸術にかかわり、その魅力のさらなる振興と普及に寄与するための一翼を担う人材になりたいと思い、財団を志望しました。


今の仕事内容とやりがい。また、これまでで一番印象に残っている仕事上のエピソード

広報係として、記者発表、プレスリリース、ウェブニュース、SNSなど様々な形で、お客様や報道機関に向けて財団全体に関わる情報の発信を行っています。また、最近は国内メディアだけではなく、海外メディアにも視野を広げ、英語サイトの内容拡充や海外記者の招聘にも注力しています。
提供した情報が記事になったり、公演の批評が掲載されていたりするとやりがいを感じます。SNSのフォロワーが増えた時にはデスクでこっそりガッツポーズをしています。

創作委嘱作品『紫苑物語』に、複数の海外メディアを招聘し、劇場の紹介及び公演評を各国の媒体に掲載して頂きました。入職後1年半の総務課での勤務の後、異動した広報室に配属されてまもなく、まだ通常業務にも慣れていないうちから招聘記者の選定や、関係各所との調整などをしたため、何もかもが手探りで苦心しましたが、以前から個人的に購読していたオペラ雑誌に新国立劇場の外観写真が載ったり、中には舞台写真が表紙となった雑誌を目にしたりした時には、格別の感動を覚えました。


職員から見て、運営財団とはどのような職場ですか。また、どんな学生時代でしたか

大企業ではないために、職員間でのコミュニケーションがとりやすい職場だと思います。また、困っていることがある時に相談すると手を差し伸べて下さる先輩職員がいることは、非常にありがたく感じています。そして何より、オペラ・バレエ・ダンス・演劇とジャンルは異なれど「舞台芸術が好き」という共通項がある職場ですので、自分の好きなことが“話せる”という点においては大変恵まれた環境です。

政治学の授業はもちろんのこと、語学勉強も好きで力を入れていたため、気付けば週6で朝から晩まで授業を詰め込む生活を送っていました。また、オペラ・サークルに所属し、声楽の練習にも打ち込んでいました。大学3年時には交換留学でイタリアのナポリに行き、政治思想史を学びました。授業の傍、サン・カルロ劇場に足繁く通い詰めました。オペラが生まれた国の劇場文化に密に触れることができたのは得難い経験でした。


今後の目標や取り組みたい仕事について

芸術鑑賞という営みは、ともすれば贅沢な嗜好品であり、時々の情勢によってはその存在意義が問われるものだと思っています。ただ一方で、これほどまでに人々に強い感動を与え、人生を左右するような感情を持たせる産業はないだろうと、自身の体験から確信しています。
日本国内では、“劇場に行く”ことがまだまだ“ハレの日”のようなイメージが強いかとは思いますが、皆様の日常に自然と根付くような劇場になるよう、マネジメントに携わることが今後の目標です。同時に、これも将来的な展望ですが、世界の一流芸術家からも愛されるよう、彼らの意向や要望にも柔軟に対応できるような組織づくりができればとも思っています。


財団を志望する皆さんへのメッセージ

「趣味を仕事にする」ことには賛否両論あるでしょうが、個人的には「好き」という感情ほど、強い原動力はないと思っています。感情だけで突っ走ることができずに、法律や財団全体の方針に則って慎重になることが求められる場面に、度々直面するのは事実です。
公共の施設として規範や制約があるとはいえど、ひとりひとりの「好き」こそが、舞台芸術の殿堂としての新国立劇場を、より一層発展させる推進力となるのは間違いありません。舞台芸術が「好き」な皆様と共に働くことができる日を、楽しみにしております!


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