最終更新日:2024/10/21

社会福祉法人 善光会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 公益・特殊・独立行政法人
  • 医療機関
  • ホテル・旅館
  • 財団・社団・その他団体

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

善光会で活躍する3人の挑戦と成長の軌跡

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~最新ICTを駆使し、「諦めない介護」を実現~

「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」を理念に掲げ、先進的なテクノロジーの導入に力を入れる善光会。フロアリーダー、ユニットリーダーとして活躍中の職員にお話を伺った。

■特別養護老人ホーム フロース東糀谷 フロアリーダー
和田真央さん(2019年入職)
■障害者支援施設 アミークス東糀谷 ユニットリーダー
藤沼ミケーさん(2015年入職)
■特別養護老人ホーム バタフライヒル細田 ユニットリーダー
成瀬駿平さん(2018年入職)

自慢の施設を紹介します!

「職員同士で食事に行ったり同期とよく遊びに出かけたりします。フロースは各フロアで独立している感じがなく、ほかのフロアの職員とも仲がいいと感じます。」(和田さん)
「『アミークス東糀谷』はお客さまの年齢が幅広く20代~70代までの方が生活されています。皆様明るく楽しく生活を送っておりコミュニケーションが盛んです。」(藤沼さん)
「介護ロボットやICT機器は常に最新のものを導入。効率化ができているため、短縮できた時間でお客さまと交流ができています。」(成瀬さん)

入職3年目でユニットリーダー、5年目でフロアリーダーへ(和田さん)

私は2019年に善光会に入職し、約2年間介護職員として経験を積んだ後、3年目の2021年に特別養護老人ホーム「フロース東糀谷」のユニットリーダー※1となりました。そして5年目の2023年からはフロアリーダー※2を務めています。仕事に慣れてきて「自分ならこうしたい」「こんなユニットを創りたい」という思いが強くなっていた時期に、上長から「やってみない?」と勧めてもらいキャリアアップを決意しました。

善光会の最大の強みは介護ロボットやICTを駆使した最先端の介護サービスを提供できることです。例えば、立ち上がりサポートロボットを導入したことで、うまく立ち上がれずトイレに行くことを諦めてしまっていたお客さまが、ロボットのおかげでトイレにまた行くことができるようになりました。介護ロボットを活用することでお客さま自身が持っている力を維持するだけでなく、できることを増やすこともできます。新しい刺激をもたらすことで、お客さまの生活の質を高めることができていると思います。この様な取り組みが法人のビジョン実現につながっていると思います。

現在自分の課題となっているのは、介護職員とのコミュニケーションの取り方です。自分の考えや思いを職員にどうやって伝えるか、職員の意見をどう引き出すかという点は、試行錯誤の連続です。例えば、看取り介護※3のお客さまにどのような食事を提供するかという点では、結構意見が割れるんです。職員一人ひとりに介護に対する信念や姿勢があるからこそ、意見を取りまとめていくことの難しさを実感します。

今後の目標は、まずは一人前のフロアリーダーになることです。フロア全体、施設全体のサービス向上を目指し、施設長や副施設長、専門職とスムーズに連携したりする力を身に付けたいです。中長期的にはケアマネージャーの資格を取得し、多角的な視点から自分が中心となりサービス向上を目指したいと考えています。

※1 10名のお客さまで構成される「ユニット」のリーダー。
※2 1フロア(4ユニット)のリーダー。
※3 余命がわずかなお客さまに対し、本人の希望も踏まえ無理な延命治療をせず、自然で日常的な状態でのケアを行うこと。

障害者支援施設で活躍中。仕事もプライベートも充実!(藤沼さん)

「諦めない介護」という言葉に惹かれ、2015年に善光会に入職しました。現在まで障害者支援施設「アミークス東糀谷」で働いています。当施設には脳性麻痺や脊髄損傷といった重度の障害を負われたお客さま、知的障害や自閉症のお客さまが入所されています。

身体に障害のある方の場合には、身体の自由はきかないものの思考はクリアな方が少なくありませんし、知的障害のお客さまの中にはこだわりが強く、職員を怖がったり、拒否反応を示したりする方もいらっしゃいます。日頃から適度な距離感を保ちながら丁寧にコミュニケーションを取ることで、信頼関係をつくりあげることを大切にしています。

2022年からはユニットリーダーとして、お客さまの介護のほか職員のマネジメント業務にも携わっています。ユニットリーダーとして心掛けているのは優先順位を付けて仕事を進めることです。お客さま一人ひとりのご要望に応えつつ、他の業務をこなしていくのは容易ではありませんが、お客さまのADL(日常生活動作)をしっかりと把握して、優先順位の高い仕事から取り組むようにしています。お客さまから「藤沼さんが夜勤なら安心して寝れるわ」と言っていただけたときはとても嬉しかったです。また、「あいさつをしたときに元気がない」「普段と比べて表情が暗い」など、職員のモチベーションが下がっている様子を見かけたときには、休憩中等に積極的に声を掛けています。若手職員の成長した姿をみると、「ユニットリーダーになって良かった」と思えます。

同年代の若手職員が多くチームワークも取れた職場なので、明るく元気な雰囲気で仕事ができています。お客さまと職員の壁がなく、施設全体で仲が良いのも魅力のひとつです。
サポート面では、スキルアップ研修や年数回のボランティア研修など幅広い研修が用意されているのが非常にありがたかったです。基本的な介護だけでなく社会人としてのスキルを磨くこともでき、介護職員としても社会人としても自信がつきました。仕事で分からないことがあると先輩職員が丁寧に教えてくれるので安心して働くことができます。
研修やイベントを通して他の施設の職員と交流を深められるのも当法人ならではです。今後はケアマネージャーやサービス管理責任者※4などの資格取得に挑戦したいです。

※4 障害のある人の特性に応じた支援を提供できるようサービス品質の管理や支援員へアドバイス等を行う職種。

介護未経験から着実にスキルアップ。お客さまの「ありがとう」は“重み”が違う(成瀬さん)

学生時代は保育の専門学校で、保育士の資格取得に向けた勉強に取り組んでいたのですが、少子高齢化という社会的課題の解決に貢献するためにも、自分の将来のためにも、介護に関する知識や技術を身に付けたいと思い、この業界を志しました。数ある法人の中でも善光会を選んだ理由としては、ICTや介護ロボットを積極的に導入している点に魅力を感じた点が大きかったですね。未経験からの挑戦ということで不安はありましたが、思い切って飛び込んでみようと思ったんです。

2018年に入職後は「特別養護老人ホーム バタフライヒル細田」に配属されました。新入職員研修や職場でのOJT、フォローアップ研修などを通して、仕事の基本を一から学んでいきました。入職4年目の2021年にはユニットリーダーに昇格し、介護職員のマネジメントのほか、事故防止委員会の委員長として、より良い施設づくりに向けた取り組みにも力を入れています。介護職員のマネジメント・育成の部分で心掛けているのは、普段の会話の延長線上で、自分の考えや思いをストレートに伝えること。職員の理解度を確かめながら、必要に応じて説明を加えていくようにしています。

また、介護ロボット、ICTの導入により、業務効率化ができているのも当法人の魅力です。眠りスキャン※5や見守りセンサーなどが取り入れられており、直接お客さまのお部屋に伺わなくとも状況を確認できるため効率化につながっています。その結果お客さまに注力できる時間を多く確保できるようになりました。また、お客さまの情報や全体への共有事項がある時、以前は職員一人ひとりにその日の担当リーダーが連絡をしていましたが、インカムを導入してからは、その日に勤務している職員へ一度に共有ができるようになり、時間短縮に繋がったと感じます。

間違いをしっかり指摘しあえる社風が根付いているため、話しやすいだけではなく、ほどよい緊張感を持って仕事に取り組める環境が魅力的です。また、「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」という理念が示す通り、最新のIoT機器の導入を積極的に進めるなど、介護の未来を見据えて必要なケアを提供できるのは最大の強みです。今後も介護技術に磨きを掛けながら、介護職員をしっかりと育てられるようになりたいと思っています。

※5 体動(寝返り、呼吸、脈拍など)を検出して、睡眠状態を判定する非装着・非侵襲のセンサー。

学生の方へメッセージ

当法人は「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」という理念のもと、目の前のお客さまの笑顔と幸せ、日本の福祉・介護の変革を追求しています。社会福祉法人としての安定的な経営を背景に、革新的なチャレンジを行っているのです。若手職員が大勢活躍しているのも特徴で、入職2年目でユニットリーダーに昇格した職員もいます。若手のうちからキャリアアップし、社会的課題の解決に貢献できるのは当法人の大きな魅力だと思います。

就職活動では、自分がどのような仕事がしたいのか、どのような組織で働きたいのかを明確にすることが大切だと思います。例えば、介護業界では、社会福祉法人と株式会社があります。どちらも特徴がありますので説明会等に参加し、自分にあった所を見つけて下さい。

今年度は、Web説明会の他、施設での説明会を行います。施設での説明会では説明会の後に職場見学を実施する予定です。ホテルのようなエントランスなど、施設の特徴をご自身の“五感”を使って知っていただきたいと思います。

福祉の未来を変える最先端介護に、あなたも参加しませんか。

(特別養護老人ホーム バタフライヒル細田 施設長 鎌形和香奈)

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職員同士の横のつながりを大切にしている同法人。社内SNSや懇親会等を通して、職員同士の幅広いコミュニケーションを促進している。

マイナビ編集部から

「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」を理念に掲げる社会福祉法人善光会。眠りスキャン、見守りセンサーをはじめとするIoT機器や介護ロボット、AIといった新たなテクノロジーを次々と導入することで業務効率化を進めており、社会的課題の解決に真正面から挑戦している社会福祉法人だ。

今回、同法人が運営する特別養護老人ホームおよび障害者支援施設で活躍中の中堅職員にお話を伺って感銘を受けたのは、お三方のコミュニケーション力の高さだった。仕事内容や現在に至るまでのキャリアはもちろん、仕事に掛ける思いや、やりがい、今後の目標についても、実に明快に語ってくれた。こうしたことが普通にできるのは、日頃から多様なバックグラウンドを持った職員とチームワークを発揮しながら仕事に取り組んでいるからこそだろう。職員がそろっている点、そして、彼らが最大限に力を発揮できる環境を整えている点に、2005年の設立以来、挑戦と発展を続ける同法人の底力を垣間見た気がしたのである。

学生時代の専攻分野や、介護経験の有無は一切不問。新たなテクノロジーの活用に興味をお持ちの方、働きやすい環境でキャリアアップを実現したい方、社会的課題を解決し、人の役に立ちたいという志をお持ちの方におすすめしたい法人である。まずは説明会や施設見学参加してみてほしい。

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挑戦と進化を続ける同法人。ビジョンは「諦めない介護」「真の介護DXへの挑戦」「新たな価値を生み出す組織力の強化」「社会変革のための訴求と牽引」だ。

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