(株)昭建

出身が滋賀ということもあり、地元に根ざした会社で働きたいと考えていました。そうした中、大学で行われた企業説明会に参加し、当社が、公共工事をはじめとするインフラ事業を長きにわたって地元を中心に展開してきたことを知り、志望しました。厳しいイメージのある建設業界なので不安はありましたが、休みの取りやすさや残業については面接で自分が納得できるまで確認しましたし、転居を伴うような転勤もないということで入社を決めました。

舗装道路に使用されているアスファルト混合物の品質管理が主な業務。具体的には、工場で生産されるアスファルトが、あらかじめ決められた品質を満たしているかを確かめるための試験や目視での確認を担当しています。試験項目は決まっており、各種の試験機器を使って試験を行います。毎日行うものもあれば、週1回、月1回のものもあり、スケジュールは各試験の締切に合わせて自己判断で決められます。
ほかにも、他社からの業務委託を受け、アスファルトサンプルの試験と結果報告も行っています。

当然のことですが、試験をしていると良くない結果が出ることもあります。そういったとき、原因を追求し、対策を考える必要があり、その結果を現場にフィードバックして対策がうまく進んだときにやりがいを感じます。もちろん、それには知識と経験が必要ですから、難しいことではありますが……。
仕事をする上で心がけているのは、その日のことだけでなく、先のことも考えて、今やるべきことを判断すること。また、急な依頼など、イレギュラーな試験も入ってくるので、日頃から余裕を持ってスケジュールを組むようにしています。

年に一度、社内に20種類ほどあるアスファルト混合物の設計書を更新するのですが、その設計書の作成に携われるようになりたいと思っています。そのためには、使用材料や試験業務、工場設備や構造についても熟知している必要があり、私はまだ一人で担当したことがありません。設計書を作成できるようになって一人前だと言われているので、そろそろ担当できるよう先輩や他部署の人たちにも協力してもらいながら努力していくつもりです。

まずは自分の軸を決めて業界研究を進めていくことが大切だと思います。その中で、インターンシップにも参加すると思いますが、1日のものより長期間のものに参加するほうが当然理解は深まります。私が2週間のインターンシップに参加したとき、仕事の楽しさややりがいは理解できたものの、先輩方の働き方を見て「自分には合わないかもしれないな」と思ったことがあるので、社内の雰囲気や働き方の実態を知るためにも、インターンシップにはぜひ参加するようにしてください。
当社の魅力は、世代や部署に関わらずコミュニケーションが取りやすく、風通しが良いこと。福利厚生も充実していて、誕生日には会社からプレゼントが届きますよ！