(株)昭建

新卒で入社した会社が自分に合わず、次の職場を探していたところ、学生時代のバイト先の先輩が当社に勤めていて、「それならうちを受けたら？」と声をかけてもらったことをきっかけに転職を決意。ちょうど会社説明会があったので、それに参加したことから選考に進みました。もともとモノづくりに興味がありましたし、地域密着型の会社で歴史もあり、生まれ育った滋賀の発展に貢献できると思ったのが入社を決めた一番の理由です。
10月に入社したので、最初の半年間は先輩のサポートのもと、現場で少しずつ仕事を覚え、新人研修については翌年の4月から参加しました。

石部アスコン工場で、アスファルト合材の製造と出荷を担当しています。製造といっても現場で機械を動かすのではなく、出荷室からパソコンを使って機械を操作し、材料を供給しています。材料は高温で練り混ぜるため温度管理が重要で、一瞬たりとも目を離せない集中力が必要な仕事。雨の日は現場が止まって材料も必要なくなるので、工場の点検や清掃にあてています。
担当者がいるので毎日ではありませんが、大型ホイールローダーなど、重機を運転して材料を運ぶこともあります。

製造をしているときに現場を意識することはあまりありませんが、出荷をするときにはそれがどの現場で使われるのか大体わかります。ですから、その現場を実際に見たときや車で通ったときに、「自分もここに関わることができたんだな」とやりがいを感じています。
大変なのは、出荷が重なったとき。工場内には合材を貯蔵できるタンクもありますが、基本的に長期保存できるものではないので、出荷が重なると早めに出社して製造作業にかかることもよくあります。ただ、緊急のトラブルでなければ出荷量は前もってわかるので、それに合わせてスケジュールを組んで対応しています。

先輩方はみんな優しく、社内はいつも明るい雰囲気。困ったことやわからないことがあればすぐに相談できるので、とても助かっています。入社のきっかけをくれた先輩とは、所属は違いますが今でも仲良くしていて、一緒に食事をしたり、ゴルフの打ちっぱなしに行くなど、プライベートでもよく会っています。
土日に動く現場があれば出勤になりますが、その分、平日に休むこともできますし、月8日は必ず休みを取っています。毎月の給料はもちろんのこと、ボーナスもきちんと支給されていますし、経営が安定していることも大きな魅力の一つです。

少しでも気になる会社があれば、会社説明会に参加してください。実際に話を聞くことで知らなかった情報に触れたり、良くも悪くも会社の印象が変わるということもあるはずです。
私はこの会社が2つ目で、もう転職したくないと思っていたので、黒字経営を継続しているなど、経営基盤が安定していて長く働ける会社であることも重視しました。会社は人生の大半を過ごす場所ですから、決して妥協せず、自分が本当に納得できるところが見つかるまで頑張ってくださいね。