西垣林業(株)

「山林施業の潤滑剤」
山での仕事は一言で括りきれない様々な業務があります。例えばですが、山を調査する、山を仕入れる、山で使用する重機・資材を調達する、山で実際に木を切る、切った木を運搬する、といったように市場に木を流通させるまでの道のりは簡単ではありません。現在私は営業だけでなく、これら全ての業務に取り組み現場の理解に努めている最中です。山の仕事に精通し、営業マンと現場作業者の双方が円滑に効率よく仕事が行える様、業務のマネジメントを行うことにより、山主さんへ少しでも多くの利益を還元することを目指しています。

「仕事を本当の意味で理解でき始めた瞬間」
木は植えて直ぐに価値は出ません。長い年月をかけて成長していくことにより、家などの建造物に使用できる材木として価値が高まります。山の所有者様はこの事を十分に理解されていますので、私の様な若輩者に対してもしっかりとした山の施業・段取りを求められます。また、木の価値を理解するには様々な観点から考えを巡らせる必要があります。木の単価の変動、山での作業のし易さ、どんな方法が出材に適しているのかなど、これら様々な条件を理解した上で山の価値を正確に把握し、山の所有者様や現場作業者と話を進めていく必要があります。最初はなかなか思うように出来ていなかった山の施業段取りに関しても先輩社員の支えもあって、山の所有者様と上手く話を進めていくことが出来る様になりました。

「日本の様々な林業を体験できる」
当社へ入社した5年間で奈良県、栃木県、高知県と勤務地の異動がありました。これは私の希望で転勤させていただいており、関西、関東、四国それぞれの林業の実態を肌身で体験してみたいと考えていたからです。地域によって林業の内容には大きな違いがあり、それを若い内から経験できる事は、全国各地で林業に従事している西垣林業ならではだと思います。

1年はあっという間に過ぎます。計画を立てましょう。計画の通りにならないことの方が多いですが、計画を立てるということに意味があると私は思います。無計画ほど後になって後悔する事もありません。就活や卒論、はたまた卒業旅行等様々な事がある大切な1年です。1度自身の中でしっかりとした計画を立てその上で有意義な1年間を過ごして下さい。