社会福祉法人いずみ野福祉会

午前は法人内の施設であるウォッシュハウスサンライズでクリーニングした、病院に納品するタオルをきれいにひろげたり２つ折りにたたんだりして納品する作業をしています。作業が忙しい時もありますが、みんなで「給料が出たら買い物に行きたいな」「チャイム鳴るまで頑張ろう」等、会話をしたり声を掛け合ったりして和気あいあいとした雰囲気の中で頑張っています。グループ内には60歳を超えた高齢の障害者もいますので、午後からはのんびりカラオケや散歩、季節に合わせた創作などの楽しい取り組みをしています。

産休・育休に入る前に勤めていた岸和田障害者共同作業所での話になるのですが、私が入職時に所属したグループには２人目の子どもの産休・育休に入られる先輩職員がいました。その時、子どもが生まれるという大きなライフスタイルの変化があってもこの職場なら仕事が続けられるんだなと安心したのをよく覚えています。その後、社会人6年目の時に私にも産休・育休を迎える日がやってきました。しばらく勤務できなくなることを利用者に話した時、そのうちの一人のＳさんに「城川さん（旧姓）に絵本読んでもらえへんの、寂しいわ。赤ちゃん産んだらまた帰ってきてな、待ってるで」と声をかけてもらえたのがとても嬉しかったです。私がみんなに必要とされていること、帰ってきていい場所があるということは、とても幸せだと感じました。

就職活動を通しての実習で、梅の里ホームとつじやま作業所に行きました。この実習以前にも資格取得やボランティアで他府県の事業所へ実習に行った経験があったのですが、それまでに経験したどの事業所よりも施設の雰囲気が明るく和やかでした。利用者も職員も、作業や日中活動に楽しそうに取り組まれていたのが印象的でした。ここなら、私も一緒に楽しく仕事ができるかもしれないと思いました。また、実習を通して利用者との色々な関わり（作業や日中活動、入浴後のドライヤーや食事の介助）に挑戦させてもらえたことも嬉しく、色々な場面で利用者のためにできることがありそうだとも感じられたのも入職したいと思ったきっかけのひとつです。

ご自身が仕事にやりがいを感じられそうであることや、長く、楽しく働き続けられている姿が想像できる職場であることをポイントに就職先を探してみて欲しいなと思います。