東海塗装(株)

現在は、橋梁補修の施工管理をしています。
老朽化した橋梁のメンテナンスとして、足場工、塗替塗装工、コンクリート補修工をメインに携わっています。

施工管理の業務としては、品質管理、工程管理、安全管理、予算管理を行います。

・品質管理は、発注者が定めた一定の品質基準を確保するために、施工及び、材料の品質管理を行います。
・工程管理は、工期までのスケジュールを組み立て、作業の進捗管理をします。
・安全管理は、工事現場の安全を確保することです。工事現場では、一歩間違えると命に関わるような危険な仕事が多くあるため、特に重要な業務といえます。
・原価管理は、工事にかかる予算の管理を行います。

現場は常に変化するため、お客様、施工を管理する私たち、作業を行っていただく協力会社と三位一体となる事が重要で、常にコミュニケーションを取りながら仕事に取り組んでいます。

施工管理の仕事は、責任も大きく大変なこともたくさんありますが、工事が完成した時の達成感は人一倍感じることができます。

また、完成した構造物も目に見えて残るので、仕事のやりがいや魅力を感じやすいかと思います。

その現場に携わったお客様や協力会社の方々と良い関係ができた時、「一緒にまた仕事がしたい」と言われた時などは、一番の喜びを感じます。

私は、この業種について約15年になりますが、心掛けていることは、「感謝の気持ち」です。

施工管理者は、オーケストラでいう指揮者だと例えられる通り、工事現場のリーダーとなり指揮をとりますが、ただ指示を出したりするだけではなく、皆が作業しやすい環境を作っていくことも重要な務めの一つです。

工事は、当然一人では出来ないので、安全にスムーズに進めるためには、携わる全ての人の協力や助け合いが必要です。
時には、トラブルや無理難題の壁にぶつかることもありますが、そんな時は現場の皆で協力し合って数々の壁を乗り越えてくることができました。

若い時には気付きませんでしたが、15年という年月の中で多くの人と出会い、多くの人に助けられ、「感謝の気持ち」の大切さを学び成長してくることができました。

今後も「感謝の気持ち」を忘れず、また後輩にもその大切さを伝えていければと思います。