社会福祉法人ふれあいコープ

私はふれあいコープに入職する以前は従来型特別養護老人ホームで6年ほど務めていました。
新しい環境、且つ学んでいたことを活かせる職場を探していたところ、自宅近隣でユニットケア型の特別養護老人ホームのふれあいコープがあることを知り、まずは職場見学を申し込ませていただきました。
その際に当時の施設長からふれあいコープでの「10の基本介護」や特養かたやなぎの施設内の説明などいただき、ここでなら今の自分の知識を活かしながら幅広く学ぶことができると感じふれあいコープを選びました。

当時、施設がオープンして間もなかったこともありますし、また、特養かたやなぎは、ユニットケアを推進していることもあり、施設内に手すりやベッドにサイドレールなどがありません。
その為、車いすからベッドに移乗する際にはリハビリダンスというものを使用するのですが、元々従来型に勤務していた自分にとってはこの移乗の仕方を覚えるのがなかなか大変でした。
慣れるまで半年ほどかかった記憶があります。
ですが、今となってはもう現在の方法がいいケアだと思いますし、やりやすいとも感じています。

継続的に学ぶ姿勢を持つことは大事だと思っています。
日々入居者様にとってなにが最良で最善かの勉強をすることで、スキルアップや成長を目指すことが大切です。
介護職は自分の職務に対して専門的であること、責任感を持ち、誠実であることが求められます。
また、時間管理やコミュニケーション能力、問題解決力などのビジネススキルを磨くことも必要です。
仕事は一人ではできないことが多いため、チームで協力し、相手の意見に耳を傾け、協力し合うことが重要ですのでその辺りは常に心がけています。

特養かたやなぎには保育所が併設されていることもあり、常に子供たちの笑い声が聞こえてくるような明るい環境です。もちろん入居者様も職員もよく笑っているような印象です。
ただ明るいだけでなく、失敗したときには互いフォローしあえるような環境にもなっていると思います。

入居者様やそのご家族からの感謝の言葉など、自分とユニットの仕事が認められたときに、とてもうれしく思います。
一度のチャレンジですぐに結果となって返ってくるような仕事ではないし、必ず成功すると決まっているわけでもないですが、それも含めて楽しい仕事だと感じています。